JPH06233882A - 刺繍下絵読取り装置 - Google Patents
刺繍下絵読取り装置Info
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- JPH06233882A JPH06233882A JP5019998A JP1999893A JPH06233882A JP H06233882 A JPH06233882 A JP H06233882A JP 5019998 A JP5019998 A JP 5019998A JP 1999893 A JP1999893 A JP 1999893A JP H06233882 A JPH06233882 A JP H06233882A
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- JP
- Japan
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- color
- embroidery
- dimensional image
- sketch
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- Sewing Machines And Sewing (AREA)
- Automatic Embroidering For Embroidered Or Tufted Products (AREA)
- Image Input (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 複数色の刺繍糸による刺繍に用いる、より良
質な刺繍絵柄縫製データを、複数色にて描かれた刺繍下
絵の読み取りにより、より能率良く生成する。 【構成】 カラー画像読込み装置12は、カラー・ハン
ディスキャナ等であり、刺繍下絵をカラー2次元画像と
して読み込む。下絵色判定部14は、予め設定されてい
る下絵色判定閾値を用いて、前記カラー2次元画像から
特定下絵色による2次元画像を生成する。刺繍絵柄縫製
データ生成部18は、刺繍糸色選択テーブルメモリに記
憶される、前記特定下絵色と用いる刺繍糸との対応のデ
ータを用いて、刺繍絵柄縫製データを生成する。前記カ
ラー2次元画像のハーフトーンや中間色の問題もなく、
前記下絵色判定閾値の管理も良好である。
質な刺繍絵柄縫製データを、複数色にて描かれた刺繍下
絵の読み取りにより、より能率良く生成する。 【構成】 カラー画像読込み装置12は、カラー・ハン
ディスキャナ等であり、刺繍下絵をカラー2次元画像と
して読み込む。下絵色判定部14は、予め設定されてい
る下絵色判定閾値を用いて、前記カラー2次元画像から
特定下絵色による2次元画像を生成する。刺繍絵柄縫製
データ生成部18は、刺繍糸色選択テーブルメモリに記
憶される、前記特定下絵色と用いる刺繍糸との対応のデ
ータを用いて、刺繍絵柄縫製データを生成する。前記カ
ラー2次元画像のハーフトーンや中間色の問題もなく、
前記下絵色判定閾値の管理も良好である。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、刺繍機能を有するミシ
ン(sewing machine)に用いる刺繍絵柄縫製データを生
成する刺繍下絵読取り装置に係り、特に、複数色の刺繍
糸による刺繍に用いる、より良質な刺繍絵柄縫製データ
を、複数色にて描かれた刺繍下絵の読取りにより、より
能率良く生成することができる刺繍下絵読取り装置に関
する。
ン(sewing machine)に用いる刺繍絵柄縫製データを生
成する刺繍下絵読取り装置に係り、特に、複数色の刺繍
糸による刺繍に用いる、より良質な刺繍絵柄縫製データ
を、複数色にて描かれた刺繍下絵の読取りにより、より
能率良く生成することができる刺繍下絵読取り装置に関
する。
【0002】
【従来の技術】LSI(large scale integrated circu
it)の設計技術や製造技術等、様々なデジタル技術の進
歩には目覚ましいものがある。例えば、近年において
は、非常に高性能なCPU(central processing unit
)がワンチップ化されている。電子機器の集積回路化
は、その全体の小型化や、信頼性の向上、消費電力の低
減等の多くの利点を有している。又、電子機器の集積回
路化をより容易に図るため、近年、CPUや、該CPU
にてアクセスされるRAM(random access memory)
や、ROM(read only memory)等のメモリや、I/O
(input output)等の周辺回路をワンチップに搭載した
集積回路も広く用いられている。なお、このようにCP
Uや該CPUにてアクセスされるものを1つに搭載した
ものを、以降、ワンチップマイコンと称する。
it)の設計技術や製造技術等、様々なデジタル技術の進
歩には目覚ましいものがある。例えば、近年において
は、非常に高性能なCPU(central processing unit
)がワンチップ化されている。電子機器の集積回路化
は、その全体の小型化や、信頼性の向上、消費電力の低
減等の多くの利点を有している。又、電子機器の集積回
路化をより容易に図るため、近年、CPUや、該CPU
にてアクセスされるRAM(random access memory)
や、ROM(read only memory)等のメモリや、I/O
(input output)等の周辺回路をワンチップに搭載した
集積回路も広く用いられている。なお、このようにCP
Uや該CPUにてアクセスされるものを1つに搭載した
ものを、以降、ワンチップマイコンと称する。
【0003】工業用ミシンでは、様々な形態の縫製や、
糸切り等、縫製に関する様々な自動化が図られ、より多
機能なものとなっている。例えば、予め記憶されている
刺繍データに従った刺繍を行うものもある。又、家庭用
ミシンについても、前述のようなワンチップマイコンを
搭載することで、比較的コンパクトな中に、様々な機能
が実現されている。
糸切り等、縫製に関する様々な自動化が図られ、より多
機能なものとなっている。例えば、予め記憶されている
刺繍データに従った刺繍を行うものもある。又、家庭用
ミシンについても、前述のようなワンチップマイコンを
搭載することで、比較的コンパクトな中に、様々な機能
が実現されている。
【0004】例えば、家庭用ミシンにおいても、比較的
複雑な刺繍をも行うことができるものがある。又、この
ような刺繍機能を有するミシンに用いる刺繍絵柄縫製デ
ータを生成するものとして、例えば、サインペン等で紙
上に描かれた刺繍下絵を、ハンディスキャナ等で2次元
画像として読み取り、これに基づいて、所望のものに刺
繍を行うことができるという刺繍下絵読取り装置も提供
されている。このようなミシンや刺繍下絵読取り装置に
よれば、刺繍する絵柄は、紙上への筆記にて、容易にデ
ザインすることができる。
複雑な刺繍をも行うことができるものがある。又、この
ような刺繍機能を有するミシンに用いる刺繍絵柄縫製デ
ータを生成するものとして、例えば、サインペン等で紙
上に描かれた刺繍下絵を、ハンディスキャナ等で2次元
画像として読み取り、これに基づいて、所望のものに刺
繍を行うことができるという刺繍下絵読取り装置も提供
されている。このようなミシンや刺繍下絵読取り装置に
よれば、刺繍する絵柄は、紙上への筆記にて、容易にデ
ザインすることができる。
【0005】又、前述のような従来の刺繍下絵読取り装
置によって、例えば、4色縫いの刺繍を行いたい場合
は、一般的には、前述のようにハンディスキャナ等にて
前記刺繍下絵を読み取ることを、各色毎に、合計4回行
うようにする。例えば、まず、各色毎に、合計4枚の前
記刺繍下絵をサインペン等で紙上に描く。この後、この
ように描かれた刺繍下絵それぞれを、個別に、前述のよ
うにハンディスキャナ等にて読み取るようにしている。
又、このように各色毎に前記ハンディスキャナ等で読み
取る際には、それぞれ得られた2次元画像が、どの刺繍
糸の色にて刺繍されるものであるか指定入力する。
置によって、例えば、4色縫いの刺繍を行いたい場合
は、一般的には、前述のようにハンディスキャナ等にて
前記刺繍下絵を読み取ることを、各色毎に、合計4回行
うようにする。例えば、まず、各色毎に、合計4枚の前
記刺繍下絵をサインペン等で紙上に描く。この後、この
ように描かれた刺繍下絵それぞれを、個別に、前述のよ
うにハンディスキャナ等にて読み取るようにしている。
又、このように各色毎に前記ハンディスキャナ等で読み
取る際には、それぞれ得られた2次元画像が、どの刺繍
糸の色にて刺繍されるものであるか指定入力する。
【0006】このように、複数色の刺繍糸による刺繍に
用いる刺繍絵柄縫製データは、必要な色の数の回数だけ
前述の如く刺繍下絵を読み取ることにより、理論的に
は、何色の刺繍糸を用いる刺繍であっても、対応するこ
とが可能である。即ち、必要とされる色数だけ、その刺
繍下絵を作成し、それぞれを、前述の如くハンディスキ
ャナ等でモノクローム2次元画像として読み取ることに
より、複数色の刺繍糸による刺繍に用いる刺繍絵柄縫製
データを生成することが可能である。
用いる刺繍絵柄縫製データは、必要な色の数の回数だけ
前述の如く刺繍下絵を読み取ることにより、理論的に
は、何色の刺繍糸を用いる刺繍であっても、対応するこ
とが可能である。即ち、必要とされる色数だけ、その刺
繍下絵を作成し、それぞれを、前述の如くハンディスキ
ャナ等でモノクローム2次元画像として読み取ることに
より、複数色の刺繍糸による刺繍に用いる刺繍絵柄縫製
データを生成することが可能である。
【0007】
【発明が達成しようとする課題】しかしながら、前述の
ような従来の刺繍絵柄縫製データの生成においては、得
られる該刺繍絵柄縫製データの品質上に問題があった
り、該刺繍絵柄縫製データを得る過程での作業の能率が
よくないという問題等があった。
ような従来の刺繍絵柄縫製データの生成においては、得
られる該刺繍絵柄縫製データの品質上に問題があった
り、該刺繍絵柄縫製データを得る過程での作業の能率が
よくないという問題等があった。
【0008】例えば、前述の従来の刺繍絵柄縫製データ
の生成の際には、刺繍糸毎の絵柄間でズレ等が発生し、
全体的品位を低下させてしまう原因となっていた。例え
ば、従来の刺繍絵柄縫製データ生成の際には、用いる刺
繍糸の色の数だけ刺繍下絵を作成する必要があり、この
際に、刺繍下絵間でズレが発生してしまう恐れがあっ
た。又、このような刺繍糸の色毎の刺繍下絵を、個別に
ハンディスキャナ等で読み取る際に、各刺繍糸毎の絵柄
間でズレが発生してしまうことがあった。
の生成の際には、刺繍糸毎の絵柄間でズレ等が発生し、
全体的品位を低下させてしまう原因となっていた。例え
ば、従来の刺繍絵柄縫製データ生成の際には、用いる刺
繍糸の色の数だけ刺繍下絵を作成する必要があり、この
際に、刺繍下絵間でズレが発生してしまう恐れがあっ
た。又、このような刺繍糸の色毎の刺繍下絵を、個別に
ハンディスキャナ等で読み取る際に、各刺繍糸毎の絵柄
間でズレが発生してしまうことがあった。
【0009】又、前述のような従来の刺繍絵柄縫製デー
タ生成においては、複数色の刺繍糸による刺繍を行う際
に、用いる刺繍糸の色毎に、多数、刺繍下絵を描く必要
があり、非常に手間がかかるものであった。又、前述の
ような刺繍下絵間でのズレを防ぐためには、ある程度の
熟練を要するものとなっていた。又、このように多数の
刺繍下絵を描いた後に、これらをハンディスキャナ等で
読み取る際にも、前述のようなズレが生じないようにす
るためには、熟練を要するものとなっていた。
タ生成においては、複数色の刺繍糸による刺繍を行う際
に、用いる刺繍糸の色毎に、多数、刺繍下絵を描く必要
があり、非常に手間がかかるものであった。又、前述の
ような刺繍下絵間でのズレを防ぐためには、ある程度の
熟練を要するものとなっていた。又、このように多数の
刺繍下絵を描いた後に、これらをハンディスキャナ等で
読み取る際にも、前述のようなズレが生じないようにす
るためには、熟練を要するものとなっていた。
【0010】特に、用いる刺繍糸の色数が多くなると、
これに従ってハンディスキャナ等で読み取る回数も増大
し、ズレ等の問題も増大してしまう。又、特に、一定方
向及び一定速度となるように、手動にてスキャンするハ
ンディスキャナにおいては、読取り開始時だけでなく、
読取り中ずっとこのようなズレを防ぐように注意しなけ
ればならず、このため、このような刺繍糸毎の絵柄間で
のズレの問題はより大きかった。
これに従ってハンディスキャナ等で読み取る回数も増大
し、ズレ等の問題も増大してしまう。又、特に、一定方
向及び一定速度となるように、手動にてスキャンするハ
ンディスキャナにおいては、読取り開始時だけでなく、
読取り中ずっとこのようなズレを防ぐように注意しなけ
ればならず、このため、このような刺繍糸毎の絵柄間で
のズレの問題はより大きかった。
【0011】本発明は、前記従来の問題点を解決するべ
く成されたもので、複数色の刺繍糸による刺繍に用い
る、より良質な刺繍絵柄縫製データを、複数色にて描か
れた刺繍下絵の読取りにより、より能率良く生成するこ
とができる刺繍下絵読取り装置を提供することを目的と
する。
く成されたもので、複数色の刺繍糸による刺繍に用い
る、より良質な刺繍絵柄縫製データを、複数色にて描か
れた刺繍下絵の読取りにより、より能率良く生成するこ
とができる刺繍下絵読取り装置を提供することを目的と
する。
【0012】
【課題を達成するための手段】本発明は、単一スキャン
にて、刺繍下絵をカラー2次元画像として読み込むカラ
ー画像読込み装置と、予め設定されている下絵色判定閾
値を用いて、前記カラー2次元画像を特定下絵色による
2次元画像に変換する下絵色判定部と、前記特定下絵色
と、用いる刺繍糸色番号との対応設定を記憶する刺繍糸
色選択テーブルメモリと、前記特定下絵色と、用いる刺
繍糸色番号との対応設定を入力し、前記刺繍糸色選択テ
ーブルメモリへとデータを書き込む刺繍糸色選択入力器
と、前記刺繍糸色選択テーブルメモリのデータを用い
て、前記特定下絵色による前記2次元画像を、用いる刺
繍糸を識別する前記刺繍糸色番号を含む2次元画像へと
変換する刺繍絵柄縫製データ生成部とを備えたことによ
り、前記課題を達成したものである。
にて、刺繍下絵をカラー2次元画像として読み込むカラ
ー画像読込み装置と、予め設定されている下絵色判定閾
値を用いて、前記カラー2次元画像を特定下絵色による
2次元画像に変換する下絵色判定部と、前記特定下絵色
と、用いる刺繍糸色番号との対応設定を記憶する刺繍糸
色選択テーブルメモリと、前記特定下絵色と、用いる刺
繍糸色番号との対応設定を入力し、前記刺繍糸色選択テ
ーブルメモリへとデータを書き込む刺繍糸色選択入力器
と、前記刺繍糸色選択テーブルメモリのデータを用い
て、前記特定下絵色による前記2次元画像を、用いる刺
繍糸を識別する前記刺繍糸色番号を含む2次元画像へと
変換する刺繍絵柄縫製データ生成部とを備えたことによ
り、前記課題を達成したものである。
【0013】
【作用】本願発明が対象とする刺繍下絵読取り装置にお
いても、又、一般的なものにおいても、その装置の購入
及び利用の可否の判断にあたっては、その性能のみなら
ず、その価格やその操作性等も重要な判断要素となるも
のである。従来、複数色にて描かれた刺繍下絵等を一度
に読み取ることができる、例えばカラー・ハンディスキ
ャナは、黒白のみの読取りが可能なものに比べ、高価な
ものであった。従って、刺繍下絵読取り装置、特に、家
庭での利用を対象としたものについては、このようなカ
ラー・ハンディスキャナを用いることは、その価格等の
面で困難であった。
いても、又、一般的なものにおいても、その装置の購入
及び利用の可否の判断にあたっては、その性能のみなら
ず、その価格やその操作性等も重要な判断要素となるも
のである。従来、複数色にて描かれた刺繍下絵等を一度
に読み取ることができる、例えばカラー・ハンディスキ
ャナは、黒白のみの読取りが可能なものに比べ、高価な
ものであった。従って、刺繍下絵読取り装置、特に、家
庭での利用を対象としたものについては、このようなカ
ラー・ハンディスキャナを用いることは、その価格等の
面で困難であった。
【0014】しかしながら、近年においては、このよう
なカラー・ハンディスキャナ等のカラー画像読込み装置
の価格はより低くなっている。本発明は、このような近
年の状況を鑑み、このようなカラー・ハンディスキャナ
等、複数色にて描かれた刺繍下絵の読み取りが可能なも
のを用いる、より効果的な構成を見出して成されたもの
である。即ち、本発明は、このようなカラー・ハンディ
スキャナ等を用いるにあたって、より良質な刺繍絵柄縫
製データを、より能率良く生成することができる構成を
見出して成されたものである。
なカラー・ハンディスキャナ等のカラー画像読込み装置
の価格はより低くなっている。本発明は、このような近
年の状況を鑑み、このようなカラー・ハンディスキャナ
等、複数色にて描かれた刺繍下絵の読み取りが可能なも
のを用いる、より効果的な構成を見出して成されたもの
である。即ち、本発明は、このようなカラー・ハンディ
スキャナ等を用いるにあたって、より良質な刺繍絵柄縫
製データを、より能率良く生成することができる構成を
見出して成されたものである。
【0015】図1は、本発明の要旨を示すブロック図で
ある。
ある。
【0016】この図1に示される如く、本発明の刺繍下
絵読取り装置は、主として、カラー画像読取り装置12
と、下絵色判定部14と、刺繍糸色選択テーブルメモリ
15と、刺繍糸色選択入力器16と、刺繍絵柄縫製デー
タ生成部18とにより構成されている。
絵読取り装置は、主として、カラー画像読取り装置12
と、下絵色判定部14と、刺繍糸色選択テーブルメモリ
15と、刺繍糸色選択入力器16と、刺繍絵柄縫製デー
タ生成部18とにより構成されている。
【0017】前記カラー画像読取り装置12は、刺繍下
絵をカラー2次元画像12a として読み込むものであ
る。特に、該カラー画像読取り装置12は、例えば複数
色にて描かれた刺繍下絵であっても、これを、カラー2
次元画像12a として、単一スキャンにて読み取ること
が可能なものである。
絵をカラー2次元画像12a として読み込むものであ
る。特に、該カラー画像読取り装置12は、例えば複数
色にて描かれた刺繍下絵であっても、これを、カラー2
次元画像12a として、単一スキャンにて読み取ること
が可能なものである。
【0018】この単一スキャンとは、例えば該カラー画
像読取り装置12が、カラー・ハンディスキャナの場
合、一定方向への手動による1回のスキャンにて、刺繍
下絵をカラー2次元画像12a として読み込むことがで
きるものである。又、該カラー画像読取り装置12が据
置型カラー・スキャナである場合には、1回だけ刺繍下
絵をこれにセットすることで、該刺繍下絵をカラー2次
元画像12a として読み込むことができるものである。
従って、このような据置型カラー・スキャナにおいて
は、該据置型カラー・スキャナ内で行われる前記刺繍下
絵のスキャンが、複数回によって為されるものであって
もよい。
像読取り装置12が、カラー・ハンディスキャナの場
合、一定方向への手動による1回のスキャンにて、刺繍
下絵をカラー2次元画像12a として読み込むことがで
きるものである。又、該カラー画像読取り装置12が据
置型カラー・スキャナである場合には、1回だけ刺繍下
絵をこれにセットすることで、該刺繍下絵をカラー2次
元画像12a として読み込むことができるものである。
従って、このような据置型カラー・スキャナにおいて
は、該据置型カラー・スキャナ内で行われる前記刺繍下
絵のスキャンが、複数回によって為されるものであって
もよい。
【0019】なお、本発明が対象とする刺繍下絵は、特
に限定されるものではないが、例えば、紙上へと、種々
の色彩のサインペン等によって描かれたものであっても
よい。あるいは、何等かの印刷物の切り抜き等を用いた
ものであってもよい。
に限定されるものではないが、例えば、紙上へと、種々
の色彩のサインペン等によって描かれたものであっても
よい。あるいは、何等かの印刷物の切り抜き等を用いた
ものであってもよい。
【0020】なお、前記カラー画像読取り装置12につ
いては、これを本発明は具体的に限定するものではない
が、しかしながら、発明者による検討によれば、本発明
の刺繍下絵読取り装置を家庭用として用いる場合には、
前述のようなカラー・ハンディスキャナを用いる方が好
適であることが判明している。これは、一般的に、光学
的に読み取る下絵をスキャンする機構を備えた前述のよ
うな据置型カラー・スキャナに比べ、カラー・ハンディ
スキャナの方が小型であり、又、一般的に安価であるた
めである。又、一般家庭で用いる程度の刺繍下絵につい
ては、前述のようなカラー・ハンディスキャナ程度の性
能で十分であり、その取り扱いも比較的簡便であるため
である。
いては、これを本発明は具体的に限定するものではない
が、しかしながら、発明者による検討によれば、本発明
の刺繍下絵読取り装置を家庭用として用いる場合には、
前述のようなカラー・ハンディスキャナを用いる方が好
適であることが判明している。これは、一般的に、光学
的に読み取る下絵をスキャンする機構を備えた前述のよ
うな据置型カラー・スキャナに比べ、カラー・ハンディ
スキャナの方が小型であり、又、一般的に安価であるた
めである。又、一般家庭で用いる程度の刺繍下絵につい
ては、前述のようなカラー・ハンディスキャナ程度の性
能で十分であり、その取り扱いも比較的簡便であるため
である。
【0021】前記下絵色判定部14は、予め設定されて
いる下絵色判定閾値を用いて、前記カラー2次元画像1
2a を、特定下絵色による2次元画像に変換するもので
ある。
いる下絵色判定閾値を用いて、前記カラー2次元画像1
2a を、特定下絵色による2次元画像に変換するもので
ある。
【0022】前記カラー画像読込み装置12にて読み込
む前述のような刺繍下絵は、ハーフトーンや中間色にて
描かれてしまっている可能性がある。又、サインペン
等、比較的均一な色彩や濃度のものにて描いたとして
も、描画上の色むらや、読み取りの際の照明むら、ある
いは何等かの読み取りむらが生じてしまう可能性があ
る。従って、前記カラー画像読取り装置12から出力さ
れるカラー2次元画像12aにおいて、ハーフトーンや
中間色が発生してしまう恐れがある。
む前述のような刺繍下絵は、ハーフトーンや中間色にて
描かれてしまっている可能性がある。又、サインペン
等、比較的均一な色彩や濃度のものにて描いたとして
も、描画上の色むらや、読み取りの際の照明むら、ある
いは何等かの読み取りむらが生じてしまう可能性があ
る。従って、前記カラー画像読取り装置12から出力さ
れるカラー2次元画像12aにおいて、ハーフトーンや
中間色が発生してしまう恐れがある。
【0023】このようなハーフトーンや中間色について
も、刺繍絵柄縫製データを生成する際には、特定の色彩
の刺繍糸へと割り付ける必要がある。このため、本発明
においては、前記下絵色判定部14によって、各色彩の
刺繍糸に効果的に対応できる、ハーフトーンや中間色の
ない、特定のいくつかの色彩、即ち特定下絵色による2
次元画像14a に変換する様にしている。
も、刺繍絵柄縫製データを生成する際には、特定の色彩
の刺繍糸へと割り付ける必要がある。このため、本発明
においては、前記下絵色判定部14によって、各色彩の
刺繍糸に効果的に対応できる、ハーフトーンや中間色の
ない、特定のいくつかの色彩、即ち特定下絵色による2
次元画像14a に変換する様にしている。
【0024】該特定下絵色は、例えば、多く用いられる
色彩の刺繍糸を、特定数選択したものである。例えば、
該特定下絵色は、刺繍糸の色彩を、その用いる頻度や、
3原色上でのバランス等、全体的選択のバランス等を配
慮して、十数色選択したものである。又、該特定下絵色
は、多くても数十色程度である。
色彩の刺繍糸を、特定数選択したものである。例えば、
該特定下絵色は、刺繍糸の色彩を、その用いる頻度や、
3原色上でのバランス等、全体的選択のバランス等を配
慮して、十数色選択したものである。又、該特定下絵色
は、多くても数十色程度である。
【0025】又、前記刺繍糸色選択テーブルメモリ15
は、前記特定下絵色と、用いる刺繍糸色番号との対応設
定を記憶するものである。又、前記刺繍絵柄縫製データ
生成部18は、前記刺繍糸色選択テーブルメモリ15の
データを用いて、前記下絵色判定部14から出力される
前記特定下絵色による前記2次元画像を、用いる刺繍糸
を識別する前記刺繍糸色番号を含む2次元画像18a
(刺繍絵柄縫製データ又は該刺繍絵柄縫製データの作成
に用いられるもの)へと変換するものである。
は、前記特定下絵色と、用いる刺繍糸色番号との対応設
定を記憶するものである。又、前記刺繍絵柄縫製データ
生成部18は、前記刺繍糸色選択テーブルメモリ15の
データを用いて、前記下絵色判定部14から出力される
前記特定下絵色による前記2次元画像を、用いる刺繍糸
を識別する前記刺繍糸色番号を含む2次元画像18a
(刺繍絵柄縫製データ又は該刺繍絵柄縫製データの作成
に用いられるもの)へと変換するものである。
【0026】該刺繍糸色番号は、ミシンにて刺繍する際
に用いる刺繍糸を識別(特定)するものである。従っ
て、該刺繍糸色番号は、文字通りの数値に限られるもの
ではなく、名称等の文字列であってもよい。
に用いる刺繍糸を識別(特定)するものである。従っ
て、該刺繍糸色番号は、文字通りの数値に限られるもの
ではなく、名称等の文字列であってもよい。
【0027】このように、本発明においては、前記下絵
色判定部14及び前記刺繍糸色選択テーブルメモリ15
及び前記刺繍絵柄縫製データ生成部18を用いて、ま
ず、前記カラー2次元画像12a を前記特定下絵色によ
る2次元画像14a に変換した後、これを、用いる刺繍
糸を識別する上記刺繍糸色番号を含む2次元画像18a
へと変換するというものである。
色判定部14及び前記刺繍糸色選択テーブルメモリ15
及び前記刺繍絵柄縫製データ生成部18を用いて、ま
ず、前記カラー2次元画像12a を前記特定下絵色によ
る2次元画像14a に変換した後、これを、用いる刺繍
糸を識別する上記刺繍糸色番号を含む2次元画像18a
へと変換するというものである。
【0028】本発明においては、前述のようにハーフト
ーンや中間色等の含まれる可能性のある前記カラー2次
元画像12a を、前述のように予め選択された前記特定
下絵色による2次元画像14a に変換するようにしてい
る。従って、予め定められた前記特定下絵色に対して
は、前記下絵色判定閾値を予め定めておくことができ、
より最適の前記下絵色判定閾値を用いることが可能とな
っている。又、該特定下絵色は、前述の如く、例えば、
実際に用いる刺繍糸の色彩について配慮するようにすれ
ば、これが予め定められていたとしても、その刺繍絵柄
のデザイン等に、大きな支障とはならない。
ーンや中間色等の含まれる可能性のある前記カラー2次
元画像12a を、前述のように予め選択された前記特定
下絵色による2次元画像14a に変換するようにしてい
る。従って、予め定められた前記特定下絵色に対して
は、前記下絵色判定閾値を予め定めておくことができ、
より最適の前記下絵色判定閾値を用いることが可能とな
っている。又、該特定下絵色は、前述の如く、例えば、
実際に用いる刺繍糸の色彩について配慮するようにすれ
ば、これが予め定められていたとしても、その刺繍絵柄
のデザイン等に、大きな支障とはならない。
【0029】又、該特定下絵色を、例えば、実際に用い
る刺繍糸の色彩に対応した前記刺繍下絵の読み取るべき
色彩や、前記カラー画像読取り装置12の色特性等も配
慮して決定すれば、前記カラー2次元画像12a に含ま
れるハーフトーンや中間色は、効果的に前記特定下絵色
による2次元画像14a へと変換することができる。例
えば、このような変換の際の、誤った色への変換を低減
することができ、得られる前記特定下絵色による2次元
画像14a の品位をより向上させることが可能となって
いる。
る刺繍糸の色彩に対応した前記刺繍下絵の読み取るべき
色彩や、前記カラー画像読取り装置12の色特性等も配
慮して決定すれば、前記カラー2次元画像12a に含ま
れるハーフトーンや中間色は、効果的に前記特定下絵色
による2次元画像14a へと変換することができる。例
えば、このような変換の際の、誤った色への変換を低減
することができ、得られる前記特定下絵色による2次元
画像14a の品位をより向上させることが可能となって
いる。
【0030】又、前述のように得られた前記特定下絵色
による2次元画像14a は、前記刺繍糸色選択テーブル
メモリ15を用いて、用いる刺繍糸を識別する前記刺繍
糸色番号を含む2次元画像18a へと変換するようにし
ているため、該刺繍糸色選択テーブルメモリ15へのデ
ータ設定にて、刺繍糸の実際に用いる色数や、刺繍糸の
実際に用いる色彩を適宜設定することが可能である。例
えば、前記特定下絵色の色数よりも少ない色数の刺繍糸
にて刺繍を行う際、複数の前記特定下絵色を、1つの色
彩の刺繍糸へと割り付けることも可能である。又、読み
取った前記刺繍下絵の色彩とは異なる色彩の刺繍糸とな
るように割り付けることも可能である。
による2次元画像14a は、前記刺繍糸色選択テーブル
メモリ15を用いて、用いる刺繍糸を識別する前記刺繍
糸色番号を含む2次元画像18a へと変換するようにし
ているため、該刺繍糸色選択テーブルメモリ15へのデ
ータ設定にて、刺繍糸の実際に用いる色数や、刺繍糸の
実際に用いる色彩を適宜設定することが可能である。例
えば、前記特定下絵色の色数よりも少ない色数の刺繍糸
にて刺繍を行う際、複数の前記特定下絵色を、1つの色
彩の刺繍糸へと割り付けることも可能である。又、読み
取った前記刺繍下絵の色彩とは異なる色彩の刺繍糸とな
るように割り付けることも可能である。
【0031】又、本発明においては、このように実際に
用いる刺繍糸の色数や色彩が様々であっても、前記下絵
色判定部14で用いる前記下絵色判定閾値は同一のもの
を用いることができる。このため、該下絵色判定閾値の
管理の簡便化を図ることができ、又、その記憶容量の低
減をも図ることが可能である。
用いる刺繍糸の色数や色彩が様々であっても、前記下絵
色判定部14で用いる前記下絵色判定閾値は同一のもの
を用いることができる。このため、該下絵色判定閾値の
管理の簡便化を図ることができ、又、その記憶容量の低
減をも図ることが可能である。
【0032】このように、本発明においては、近年安価
になってきている前記カラー画像読込み装置12を用い
て、複数色にて描かれた刺繍下絵を読み取り、用いる刺
繍糸を識別する前記刺繍糸色番号を含む2次元画像を得
ることができる。従って、複数色の刺繍糸による刺繍に
用いる、より良質な刺繍絵柄縫製データを、複数色にて
描かれた刺繍下絵の読み取りにより、より能率良く生成
することができる。
になってきている前記カラー画像読込み装置12を用い
て、複数色にて描かれた刺繍下絵を読み取り、用いる刺
繍糸を識別する前記刺繍糸色番号を含む2次元画像を得
ることができる。従って、複数色の刺繍糸による刺繍に
用いる、より良質な刺繍絵柄縫製データを、複数色にて
描かれた刺繍下絵の読み取りにより、より能率良く生成
することができる。
【0033】
【実施例】以下、図を用いて本発明の実施例を詳細に説
明する。
明する。
【0034】図2は、本発明が適用された刺繍下絵読取
り装置の第1実施例の構成を示すブロック図である。
り装置の第1実施例の構成を示すブロック図である。
【0035】この図2において、本第1実施例の刺繍下
絵読取り装置20は、刺繍下絵72を読み込み、一連の
内部処理等を行い、刺繍機能を有するミシン44にて用
いられる刺繍絵柄縫製データを生成するものである。生
成された該刺繍絵柄縫製データは、メモリカード40へ
と書き込まれる。又、該メモリカード40に書き込まれ
たデータは、前記ミシン44内の、図示されないメモリ
カードI/F(interface )にて読み出される。更に、
本実施例の前記刺繍下絵読取り装置20は、ビデオタイ
トル作成機能をも備える。即ち、該刺繍下絵読取り装置
20は、前記刺繍下絵72を、ビデオタイトル下絵とし
て読み込み、後述する表示確認装置34にて、所定のマ
スタビデオ画像へのタイトルの挿入を行うものである。
絵読取り装置20は、刺繍下絵72を読み込み、一連の
内部処理等を行い、刺繍機能を有するミシン44にて用
いられる刺繍絵柄縫製データを生成するものである。生
成された該刺繍絵柄縫製データは、メモリカード40へ
と書き込まれる。又、該メモリカード40に書き込まれ
たデータは、前記ミシン44内の、図示されないメモリ
カードI/F(interface )にて読み出される。更に、
本実施例の前記刺繍下絵読取り装置20は、ビデオタイ
トル作成機能をも備える。即ち、該刺繍下絵読取り装置
20は、前記刺繍下絵72を、ビデオタイトル下絵とし
て読み込み、後述する表示確認装置34にて、所定のマ
スタビデオ画像へのタイトルの挿入を行うものである。
【0036】前記刺繍下絵読取り装置20は、主とし
て、カラー・ハンディスキャナ22と、スキャナ制御回
路24と、CPU26と、ROM28と、RAM32
と、表示確認装置34と、メモリカードI/F36と、
キーボード38と、システムバス42とにより構成され
ている。該システムバス42は、前記スキャナ制御回路
24、前記CPU26、前記ROM28、前記RAM3
2、前記表示確認装置34、前記メモリカードI/F3
6及び前記キーボード38の間での、データ等の受け渡
しの際に用いられる。
て、カラー・ハンディスキャナ22と、スキャナ制御回
路24と、CPU26と、ROM28と、RAM32
と、表示確認装置34と、メモリカードI/F36と、
キーボード38と、システムバス42とにより構成され
ている。該システムバス42は、前記スキャナ制御回路
24、前記CPU26、前記ROM28、前記RAM3
2、前記表示確認装置34、前記メモリカードI/F3
6及び前記キーボード38の間での、データ等の受け渡
しの際に用いられる。
【0037】前記カラー・ハンディスキャナ22は、前
記スキャナ制御回路24にて制御され、前記刺繍下絵7
2を、手動にて、一定方向及び一定速度にて走査するこ
とで、該刺繍下絵72の絵柄76を読み込むものであ
る。該カラー・ハンディスキャナ22は、単一スキャン
にて、刺繍下絵をカラー2次元画像として読み込むもの
である。又、読み込まれた該カラー2次元画像は、本実
施例では、各画素が4ビットで16階調の赤成分による
カラーR画像と、各画素が4ビットで同じく16階調の
緑成分のカラーG画像と、各画素が4ビットで同じく1
6階調の青成分のカラーB画像とによるものである。
又、このように読み込まれた前記カラー2次元画像は、
図5を用いて詳しく後述する通り、まず、前記RAM3
2へと記憶される。
記スキャナ制御回路24にて制御され、前記刺繍下絵7
2を、手動にて、一定方向及び一定速度にて走査するこ
とで、該刺繍下絵72の絵柄76を読み込むものであ
る。該カラー・ハンディスキャナ22は、単一スキャン
にて、刺繍下絵をカラー2次元画像として読み込むもの
である。又、読み込まれた該カラー2次元画像は、本実
施例では、各画素が4ビットで16階調の赤成分による
カラーR画像と、各画素が4ビットで同じく16階調の
緑成分のカラーG画像と、各画素が4ビットで同じく1
6階調の青成分のカラーB画像とによるものである。
又、このように読み込まれた前記カラー2次元画像は、
図5を用いて詳しく後述する通り、まず、前記RAM3
2へと記憶される。
【0038】又、このように前記RAM32へと書き込
まれた前記カラー2次元画像は、前記ROM28に予め
設定されている下絵色判定閾値を用いて、前記特定下絵
色による2次元画像に変換される。本実施例において
は、前記特定下絵色の色数は、合計12色となってい
る。又、前記下絵色判定閾値は、このような合計12色
の前記特定下絵色毎に、赤成分の上限値及び下限値と、
緑成分の上限値及び下限値と、青成分の上限値及び下限
値とが記憶されている。従って、該下絵色判定閾値の個
数は、合計(2×3×12=72)色となっている。
又、このようにして得られた前記特定下絵色による2次
元画像は、図6を用いて後述するように、前記RAM3
2の所定エリアに記憶される。
まれた前記カラー2次元画像は、前記ROM28に予め
設定されている下絵色判定閾値を用いて、前記特定下絵
色による2次元画像に変換される。本実施例において
は、前記特定下絵色の色数は、合計12色となってい
る。又、前記下絵色判定閾値は、このような合計12色
の前記特定下絵色毎に、赤成分の上限値及び下限値と、
緑成分の上限値及び下限値と、青成分の上限値及び下限
値とが記憶されている。従って、該下絵色判定閾値の個
数は、合計(2×3×12=72)色となっている。
又、このようにして得られた前記特定下絵色による2次
元画像は、図6を用いて後述するように、前記RAM3
2の所定エリアに記憶される。
【0039】又、本実施例の前記RAM32において
は、本発明の前記刺繍糸色選択テーブルメモリも構成さ
れている。前述の通り、前記特定下絵色の色数は合計1
2色であるので、これと対応される、本実施例の刺繍下
絵読取り装置20にて生成される刺繍絵柄縫製データで
の用いられる刺繍糸の色数も、最大合計12色となる。
従って、前記RAM32中で構成される前記刺繍糸色選
択テーブルメモリは、合計12色の前記特定下絵色と、
最大合計12色までの任意の色数の刺繍糸との対応を設
定するものとなっている。なお、本実施例では、該刺繍
糸色選択テーブルメモリにおいて、前記特定下絵色につ
いても、又、これと対応される刺繍糸の色についても、
それぞれについて、数値1〜12のデータにて設定され
ている。なお、本実施例においては、複数色の前記特定
下絵色に対して、同一の刺繍糸色番号を設定することも
可能である。この場合、前記刺繍下絵72の異なる前記
特定下絵色に対して、同一の色彩の刺繍糸が割り付けら
れる。
は、本発明の前記刺繍糸色選択テーブルメモリも構成さ
れている。前述の通り、前記特定下絵色の色数は合計1
2色であるので、これと対応される、本実施例の刺繍下
絵読取り装置20にて生成される刺繍絵柄縫製データで
の用いられる刺繍糸の色数も、最大合計12色となる。
従って、前記RAM32中で構成される前記刺繍糸色選
択テーブルメモリは、合計12色の前記特定下絵色と、
最大合計12色までの任意の色数の刺繍糸との対応を設
定するものとなっている。なお、本実施例では、該刺繍
糸色選択テーブルメモリにおいて、前記特定下絵色につ
いても、又、これと対応される刺繍糸の色についても、
それぞれについて、数値1〜12のデータにて設定され
ている。なお、本実施例においては、複数色の前記特定
下絵色に対して、同一の刺繍糸色番号を設定することも
可能である。この場合、前記刺繍下絵72の異なる前記
特定下絵色に対して、同一の色彩の刺繍糸が割り付けら
れる。
【0040】なお、前記RAM32中に設けられている
前記刺繍糸色選択テーブルメモリの設定は、前記キーボ
ード38を用いて行われる。この設定は、前記キーボー
ド38の7セグメント表示器38a にて確認しながら、
「選択」ボタン及び「0」〜「9」の数値ボタン等を用
いながら行う。該キーボード38においては、刺繍に用
いる刺繍糸の色数の選択及び、前記特定下絵色と用いる
刺繍糸色番号との対応設定が可能である。色数の設定を
行うことで、前記特定下絵色と、前記刺繍糸色番号との
対応の、入力すべき対応関係の個数が得られる。又、該
個数だけ、前記対応関係を入力する。
前記刺繍糸色選択テーブルメモリの設定は、前記キーボ
ード38を用いて行われる。この設定は、前記キーボー
ド38の7セグメント表示器38a にて確認しながら、
「選択」ボタン及び「0」〜「9」の数値ボタン等を用
いながら行う。該キーボード38においては、刺繍に用
いる刺繍糸の色数の選択及び、前記特定下絵色と用いる
刺繍糸色番号との対応設定が可能である。色数の設定を
行うことで、前記特定下絵色と、前記刺繍糸色番号との
対応の、入力すべき対応関係の個数が得られる。又、該
個数だけ、前記対応関係を入力する。
【0041】又、該キーボード38によって、その「M
OD」ボタンを用いながら、本実施例の刺繍下絵読取り
装置20を、刺繍絵柄縫製データの生成に用いるか、あ
るいは、ビデオタイトルの作成に用いるかを選択できる
ようになっている。即ち、前記カラー・ハンディスキャ
ナ22及び前記スキャナ制御回路24により読み込んだ
前記刺繍下絵72について、これに関する画像を前記表
示確認装置34へ表示するように指示したり、これに基
づいた前記刺繍絵柄縫製データの生成を指示することが
できる。又、本実施例をビデオタイトル作成に用いる際
に、前記刺繍下絵72として読み込んだものをタイトル
として、タイトル挿入を行うように指示することができ
る。
OD」ボタンを用いながら、本実施例の刺繍下絵読取り
装置20を、刺繍絵柄縫製データの生成に用いるか、あ
るいは、ビデオタイトルの作成に用いるかを選択できる
ようになっている。即ち、前記カラー・ハンディスキャ
ナ22及び前記スキャナ制御回路24により読み込んだ
前記刺繍下絵72について、これに関する画像を前記表
示確認装置34へ表示するように指示したり、これに基
づいた前記刺繍絵柄縫製データの生成を指示することが
できる。又、本実施例をビデオタイトル作成に用いる際
に、前記刺繍下絵72として読み込んだものをタイトル
として、タイトル挿入を行うように指示することができ
る。
【0042】又、本実施例においては、前記RAM32
に設けられている前記刺繍糸色選択テーブルメモリを用
いて、前記特定下絵色による前記2次元画像を、用いる
刺繍糸を識別する前記刺繍糸色番号を含む2次元画像の
データへと変換するようにしている。このようにして変
換して得たデータは、刺繍絵柄縫製データとして、前記
メモリカードI/F36を経て、前記メモリカード40
に書き込まれる。このように、該メモリカード40に書
き込まれたデータは、刺繍絵柄縫製データとして、刺繍
機能を有する前記ミシン44にて、実際の刺繍を行う際
に用いられる。
に設けられている前記刺繍糸色選択テーブルメモリを用
いて、前記特定下絵色による前記2次元画像を、用いる
刺繍糸を識別する前記刺繍糸色番号を含む2次元画像の
データへと変換するようにしている。このようにして変
換して得たデータは、刺繍絵柄縫製データとして、前記
メモリカードI/F36を経て、前記メモリカード40
に書き込まれる。このように、該メモリカード40に書
き込まれたデータは、刺繍絵柄縫製データとして、刺繍
機能を有する前記ミシン44にて、実際の刺繍を行う際
に用いられる。
【0043】なお、前記カラー・ハンディスキャナ22
及び前記スキャナ制御回路24にて読み込まれたカラー
2次元画像を前記RAM32へと書き込むこと、又、該
カラー2次元画像を前記特定下絵色による2次元画像に
変換すること、又、該特定下絵色による2次元画像から
前記刺繍絵柄縫製データを生成すること等、本実施例の
刺繍下絵読取り装置20で行われる処理は、前記CPU
26が、前記ROM28に予め書き込まれているプログ
ラムを実行することによって行われている。又、このよ
うに前記刺繍絵柄縫製データを生成する過程で、その刺
繍絵柄を前記表示確認装置34にて確認すること、又、
本実施例をビデオタイトル作成に用いる際、得られた2
次元画像を前記表示確認装置34へと転送することも、
同様に、前記CPU26が前記ROM28に予め書き込
まれているプログラムを実行することによって行われ
る。
及び前記スキャナ制御回路24にて読み込まれたカラー
2次元画像を前記RAM32へと書き込むこと、又、該
カラー2次元画像を前記特定下絵色による2次元画像に
変換すること、又、該特定下絵色による2次元画像から
前記刺繍絵柄縫製データを生成すること等、本実施例の
刺繍下絵読取り装置20で行われる処理は、前記CPU
26が、前記ROM28に予め書き込まれているプログ
ラムを実行することによって行われている。又、このよ
うに前記刺繍絵柄縫製データを生成する過程で、その刺
繍絵柄を前記表示確認装置34にて確認すること、又、
本実施例をビデオタイトル作成に用いる際、得られた2
次元画像を前記表示確認装置34へと転送することも、
同様に、前記CPU26が前記ROM28に予め書き込
まれているプログラムを実行することによって行われ
る。
【0044】図3は、本実施例に用いられる表示確認装
置の構成を示すブロック図である。
置の構成を示すブロック図である。
【0045】この図3に示される表示確認装置34は、
前記図2にも示されたものである。又、該表示確認装置
34の出力は、最近の家庭用テレビ受像器にも多く見ら
れるビデオ信号入力端子へと接続される、ビデオ信号出
力端子Vout を備えている。該ビデオ信号出力端子Vou
t から出力されるビデオ信号は、家庭用テレビ受像器
や、録画機能を有するビデオデッキへと入力可能な、コ
ンポジット信号出力となっている。一般に、本刺繍下絵
読取り装置20を、前述の如く、刺繍データの生成に用
いる場合には、該ビデオ信号出力端子Vout には、家庭
用テレビ受像器を接続する。一方、本刺繍下絵読取り装
置20をビデオタイトルの作成に用いる場合には、該ビ
デオ信号出力端子Vout には、例えば録画機能を備えた
ビデオデッキを接続する。
前記図2にも示されたものである。又、該表示確認装置
34の出力は、最近の家庭用テレビ受像器にも多く見ら
れるビデオ信号入力端子へと接続される、ビデオ信号出
力端子Vout を備えている。該ビデオ信号出力端子Vou
t から出力されるビデオ信号は、家庭用テレビ受像器
や、録画機能を有するビデオデッキへと入力可能な、コ
ンポジット信号出力となっている。一般に、本刺繍下絵
読取り装置20を、前述の如く、刺繍データの生成に用
いる場合には、該ビデオ信号出力端子Vout には、家庭
用テレビ受像器を接続する。一方、本刺繍下絵読取り装
置20をビデオタイトルの作成に用いる場合には、該ビ
デオ信号出力端子Vout には、例えば録画機能を備えた
ビデオデッキを接続する。
【0046】この図3に示される前記表示確認装置34
は、主として、RAM52と、ビデオ信号変換回路54
と、ビデオ信号切替回路56とを備える。又、ビデオ信
号入力端子Vinと、前述のビデオ信号出力端子Vout を
備える。
は、主として、RAM52と、ビデオ信号変換回路54
と、ビデオ信号切替回路56とを備える。又、ビデオ信
号入力端子Vinと、前述のビデオ信号出力端子Vout を
備える。
【0047】前記RAM52は、前記ビデオ信号出力端
子Vout からのビデオ信号にて表示される画面の各ビッ
トの濃度を、ビットマップ方式にて記憶するものであ
る。該RAM52へのデータの書き込みは、前記システ
ムバス42を経由して、前述の如く、前記CPU26が
行う。又、該RAM52に記憶されるデータは、前記R
AM32へと書き込まれた前記下絵72の2次元画像に
従ったものである。
子Vout からのビデオ信号にて表示される画面の各ビッ
トの濃度を、ビットマップ方式にて記憶するものであ
る。該RAM52へのデータの書き込みは、前記システ
ムバス42を経由して、前述の如く、前記CPU26が
行う。又、該RAM52に記憶されるデータは、前記R
AM32へと書き込まれた前記下絵72の2次元画像に
従ったものである。
【0048】前記ビデオ信号変換回路54は、前記RA
M52へと、ビットマップ方式にて記憶された各ビット
の濃度データによる画像を、コンポジット信号のビデオ
信号へと変換するものである。本実施例では、該ビデオ
信号変換回路54が出力するビデオ信号は、前記ビデオ
信号入力端子Vinから入力されるビデオ信号と同じ仕様
のものである。
M52へと、ビットマップ方式にて記憶された各ビット
の濃度データによる画像を、コンポジット信号のビデオ
信号へと変換するものである。本実施例では、該ビデオ
信号変換回路54が出力するビデオ信号は、前記ビデオ
信号入力端子Vinから入力されるビデオ信号と同じ仕様
のものである。
【0049】前記ビデオ信号切替回路56は、前記RA
M52のビットマップ方式の各ビットのデータを読み出
しながら、前記ビデオ信号変換回路54の出力のビデオ
信号と、前記ビデオ信号入力端子Vinのビデオ信号と
を、適宜高速に切り替える。
M52のビットマップ方式の各ビットのデータを読み出
しながら、前記ビデオ信号変換回路54の出力のビデオ
信号と、前記ビデオ信号入力端子Vinのビデオ信号と
を、適宜高速に切り替える。
【0050】即ち、該ビデオ信号切替回路56は、前記
RAM52のビットマップ方式のデータを読み出すこと
で、該RAM52による画像の各画素について、文字や
イラスト等の画素となっているものか判定する。即ち、
例えば前記下絵72において、前記絵柄76が描かれて
いる部分か、これ以外の部分(白紙上に描いた下絵72
の場合、白地の部分)であるかを判定する。
RAM52のビットマップ方式のデータを読み出すこと
で、該RAM52による画像の各画素について、文字や
イラスト等の画素となっているものか判定する。即ち、
例えば前記下絵72において、前記絵柄76が描かれて
いる部分か、これ以外の部分(白紙上に描いた下絵72
の場合、白地の部分)であるかを判定する。
【0051】文字やイラスト等が書かれた部分の画素で
あると判定された場合、該ビデオ信号切替回路56は、
前記ビデオ信号変換回路54の出力のビデオ信号を選択
する。一方、これ以外の画素、即ち文字やイラスト等が
書かれてはいない部分の画素であると判定された場合、
前記ビデオ信号切替回路56は、前記ビデオ信号入力端
子Vinへと入力されるビデオ信号を選択し、これを前記
ビデオ信号出力端子Vout へと出力する。
あると判定された場合、該ビデオ信号切替回路56は、
前記ビデオ信号変換回路54の出力のビデオ信号を選択
する。一方、これ以外の画素、即ち文字やイラスト等が
書かれてはいない部分の画素であると判定された場合、
前記ビデオ信号切替回路56は、前記ビデオ信号入力端
子Vinへと入力されるビデオ信号を選択し、これを前記
ビデオ信号出力端子Vout へと出力する。
【0052】図4は、本実施例での刺繍下絵読取りを行
う際のその手順についてのフローチャートである。
う際のその手順についてのフローチャートである。
【0053】まず、この図4のフローチャートのステッ
プ102において、前記カラー・ハンディスキャナ22
及び前記スキャナ制御回路24を用いて、前記刺繍下絵
72をカラー2次元画像として前記RAM32の所定エ
リアへと読み込む。又、このようにして読み込まれたカ
ラー2次元画像は、前記ROM28に予め設定されてい
る前記下絵色判定閾値を用いながら、前述のように、前
記特定下絵色による2次元画像に変換され、前記RAM
32の所定エリアに書き込まれる。次に、ステップ10
4にて、前記キーボード38から、前記RAM32の所
定エリアに構成されている前記刺繍糸色選択テーブルメ
モリの設定を、必要に応じて行う。即ち、今回生成する
前記刺繍絵柄縫製データに係る、前記特定下絵色と、用
いる刺繍糸色番号との対応設定を、必要に応じて行う。
プ102において、前記カラー・ハンディスキャナ22
及び前記スキャナ制御回路24を用いて、前記刺繍下絵
72をカラー2次元画像として前記RAM32の所定エ
リアへと読み込む。又、このようにして読み込まれたカ
ラー2次元画像は、前記ROM28に予め設定されてい
る前記下絵色判定閾値を用いながら、前述のように、前
記特定下絵色による2次元画像に変換され、前記RAM
32の所定エリアに書き込まれる。次に、ステップ10
4にて、前記キーボード38から、前記RAM32の所
定エリアに構成されている前記刺繍糸色選択テーブルメ
モリの設定を、必要に応じて行う。即ち、今回生成する
前記刺繍絵柄縫製データに係る、前記特定下絵色と、用
いる刺繍糸色番号との対応設定を、必要に応じて行う。
【0054】なお、前記ステップ102と前記ステップ
104との手順は、この図4のフローチャートに示され
る順序に限定されるものではなく、先に前記ステップ1
04の刺繍糸対応設定を行った後、前記ステップ102
の2次元画像読み込みを行うようにしてもよい。又、前
記カラー・ハンディスキャナ22及び前記スキャナ制御
回路24にて読み込まれたカラー2次元画像を、前記R
AM32へとは書き込まず、該カラー2次元画像を前記
下絵色判定閾値を用いて直接前記特定下絵色による2次
元画像に変換し、この後前記RAM32の特定エリアへ
と書き込むようにしてもよい。
104との手順は、この図4のフローチャートに示され
る順序に限定されるものではなく、先に前記ステップ1
04の刺繍糸対応設定を行った後、前記ステップ102
の2次元画像読み込みを行うようにしてもよい。又、前
記カラー・ハンディスキャナ22及び前記スキャナ制御
回路24にて読み込まれたカラー2次元画像を、前記R
AM32へとは書き込まず、該カラー2次元画像を前記
下絵色判定閾値を用いて直接前記特定下絵色による2次
元画像に変換し、この後前記RAM32の特定エリアへ
と書き込むようにしてもよい。
【0055】次に、ステップ106では、前記ステップ
102にて得られた前記特定下絵色による2次元画像か
ら、前記ステップ104にて設定された前記刺繍糸色選
択テーブルメモリを用いながら、前記刺繍絵柄縫製デー
タの生成を行う。このようにして生成されたデータは、
前記メモリカード40へと書き込まれる。
102にて得られた前記特定下絵色による2次元画像か
ら、前記ステップ104にて設定された前記刺繍糸色選
択テーブルメモリを用いながら、前記刺繍絵柄縫製デー
タの生成を行う。このようにして生成されたデータは、
前記メモリカード40へと書き込まれる。
【0056】図5は、本実施例での前記カラー2次元画
像のデータのメモリマップ図である。
像のデータのメモリマップ図である。
【0057】この図5においては、前記カラー・ハンデ
ィスキャナ22及び前記スキャナ制御回路24にて読み
込まれた前述のカラー2次元画像のデータが書き込まれ
る、前記RAM32の所定エリアのメモリマップが示さ
れている。前述の通り、前記カラー2次元画像の各画素
は、前記カラーR画像について4ビット、前記カラーG
画像について4ビット、又、前記カラーB画像について
4ビットとなっている。従って、この図5に示されるよ
うに、合計n 画素の前記カラーR画像の記憶に用いられ
るデータメモリの記憶容量は4n ビットとなっている。
又、カラーG画像データメモリ及びカラーB画像データ
メモリについても、合計n 画素の、それぞれの記憶容量
は4n ビットとなっている。従って、前記カラー2次元
画像は、総記憶容量12n ビットにて記憶されている。
又、該カラー2次元画像に用いられる総色数は、((2
4 )3 =4096)色となっている。
ィスキャナ22及び前記スキャナ制御回路24にて読み
込まれた前述のカラー2次元画像のデータが書き込まれ
る、前記RAM32の所定エリアのメモリマップが示さ
れている。前述の通り、前記カラー2次元画像の各画素
は、前記カラーR画像について4ビット、前記カラーG
画像について4ビット、又、前記カラーB画像について
4ビットとなっている。従って、この図5に示されるよ
うに、合計n 画素の前記カラーR画像の記憶に用いられ
るデータメモリの記憶容量は4n ビットとなっている。
又、カラーG画像データメモリ及びカラーB画像データ
メモリについても、合計n 画素の、それぞれの記憶容量
は4n ビットとなっている。従って、前記カラー2次元
画像は、総記憶容量12n ビットにて記憶されている。
又、該カラー2次元画像に用いられる総色数は、((2
4 )3 =4096)色となっている。
【0058】図6は、本実施例の前記特定下絵色による
2次元画像のデータのメモリマップ図である。
2次元画像のデータのメモリマップ図である。
【0059】この図6においては、前記下絵色判定閾値
を用いて前記カラー2次元画像を変換して得た、前記特
定下絵色による2次元画像が記憶される、前記RAM3
2の所定エリアでのメモリマップが示されている。前述
の通り、本実施例においては、前記特定下絵色の総色数
は12色となっている。又、このような12色毎に、前
記特定下絵色による2次元画像が記憶されている。この
ように記憶されているものは、それぞれ、第1色刺繍糸
色データメモリ〜第12色刺繍糸色データメモリとなっ
ている。又、これら第1色刺繍糸色データメモリ〜第1
2色刺繍糸色データメモリは、それぞれ、各画素が1ビ
ットで表わされ、従ってn ビットの記憶容量となってい
る。従って、前記特定下絵色による2次元画像は、総記
憶容量12n ビットにて記憶されている。
を用いて前記カラー2次元画像を変換して得た、前記特
定下絵色による2次元画像が記憶される、前記RAM3
2の所定エリアでのメモリマップが示されている。前述
の通り、本実施例においては、前記特定下絵色の総色数
は12色となっている。又、このような12色毎に、前
記特定下絵色による2次元画像が記憶されている。この
ように記憶されているものは、それぞれ、第1色刺繍糸
色データメモリ〜第12色刺繍糸色データメモリとなっ
ている。又、これら第1色刺繍糸色データメモリ〜第1
2色刺繍糸色データメモリは、それぞれ、各画素が1ビ
ットで表わされ、従ってn ビットの記憶容量となってい
る。従って、前記特定下絵色による2次元画像は、総記
憶容量12n ビットにて記憶されている。
【0060】図7は、本実施例で行われる2次元画像読
込みの手順を示すフローチャートである。
込みの手順を示すフローチャートである。
【0061】この図7に示す2次元画像読込みの手順
は、前記図4のフローチャートのステップ102に相当
するものである。まず、この図7のステップ122に
て、前記カラー・ハンディスキャナ22に取り付けられ
たスタートボタンにて、読込み開始を入力する。
は、前記図4のフローチャートのステップ102に相当
するものである。まず、この図7のステップ122に
て、前記カラー・ハンディスキャナ22に取り付けられ
たスタートボタンにて、読込み開始を入力する。
【0062】この後、ステップ124において、前記カ
ラー・ハンディスキャナ22を、手動にて、一定方向に
又一定速度にて前記刺繍下絵72をスキャンすること
で、該刺繍下絵72をカラー2次元画像として読み込
む。読み込んだ該カラー2次元画像は、前記図5に示さ
れるような前記RAM32の所定エリアへと書き込まれ
る。次に、ステップ126において、該カラー2次元画
像は、前記下絵色判定閾値を用いながら前記特定下絵色
による2次元画像に変換され、前記図6に示されるよう
な前記RAM32の所定エリアへと書き込まれる。
ラー・ハンディスキャナ22を、手動にて、一定方向に
又一定速度にて前記刺繍下絵72をスキャンすること
で、該刺繍下絵72をカラー2次元画像として読み込
む。読み込んだ該カラー2次元画像は、前記図5に示さ
れるような前記RAM32の所定エリアへと書き込まれ
る。次に、ステップ126において、該カラー2次元画
像は、前記下絵色判定閾値を用いながら前記特定下絵色
による2次元画像に変換され、前記図6に示されるよう
な前記RAM32の所定エリアへと書き込まれる。
【0063】図8は、本実施例で行われる刺繍糸対応設
定の手順を示すフローチャートである。
定の手順を示すフローチャートである。
【0064】この図8に示される刺繍糸対応設定の手順
は、前記図4のステップ104に対応するものである。
まず、この図8のステップ142にて、前記キーボード
38から、今回の刺繍絵柄縫製データの生成に用いる刺
繍糸の色数を入力する。続いてステップ144では、前
記特定下絵色と今回用いる刺繍糸の各色との対応を入力
する。これらステップ142及び144で行われる入力
は、前記キーボード38にて行われる。又、これらステ
ップ142及び144の入力結果に基づいて、前記RA
M32内に構成される前記刺繍糸色選択テーブルメモリ
のデータが更新される。
は、前記図4のステップ104に対応するものである。
まず、この図8のステップ142にて、前記キーボード
38から、今回の刺繍絵柄縫製データの生成に用いる刺
繍糸の色数を入力する。続いてステップ144では、前
記特定下絵色と今回用いる刺繍糸の各色との対応を入力
する。これらステップ142及び144で行われる入力
は、前記キーボード38にて行われる。又、これらステ
ップ142及び144の入力結果に基づいて、前記RA
M32内に構成される前記刺繍糸色選択テーブルメモリ
のデータが更新される。
【0065】図9は、本実施例で行われる前記特定下絵
色による2次元画像への変換の手順を示すフローチャー
トである。
色による2次元画像への変換の手順を示すフローチャー
トである。
【0066】この図9に示される一連の手順は、前記図
7のステップ126に相当するものである。又、この図
9に示される2次元画像のデータの生成は、前記図5に
示されるように記憶されている、前記カラー2次元画像
から、前記図6に示されるように記憶されている、前記
特定下絵色による2次元画像への変換の一連の手順であ
る。
7のステップ126に相当するものである。又、この図
9に示される2次元画像のデータの生成は、前記図5に
示されるように記憶されている、前記カラー2次元画像
から、前記図6に示されるように記憶されている、前記
特定下絵色による2次元画像への変換の一連の手順であ
る。
【0067】まず、この図9のステップ162におい
て、前記図6に示されるようなエリアを、前記RAM3
2に設定する。次に、ステップ163にて、前記図5に
示されるような、赤成分、緑成分及び青成分でなる、前
記カラー2次元画像の1画素のデータを読み込む。ここ
で読み込まれるデータは、赤成分、緑成分及び青成分そ
れぞれが4ビットで16階調となった、即ち4096色
にて表わされる1画素を読み込む。
て、前記図6に示されるようなエリアを、前記RAM3
2に設定する。次に、ステップ163にて、前記図5に
示されるような、赤成分、緑成分及び青成分でなる、前
記カラー2次元画像の1画素のデータを読み込む。ここ
で読み込まれるデータは、赤成分、緑成分及び青成分そ
れぞれが4ビットで16階調となった、即ち4096色
にて表わされる1画素を読み込む。
【0068】ステップ164では、変数i に“1”を代
入する。ステップ166では、前記ステップ163で読
み込んだ1画素に対して、前記下絵色判定閾値を用い
て、該1画素が前記特定下絵色の12色中の第i 番目の
色に相当するか判定する。該ステップ166にて“N”
と判定された場合、ステップ167にて、前記変数i が
インクリメント(その値を“1”だけ増加)される。
又、該ステップ167の後に、前記変数i の値が“1
2”より大きいか判定される。“12”より大きいと判
定された場合、次にステップ174へと進む。一方、該
ステップ168にて“12”以下と判定された場合、前
記ステップ166の前方へと分岐する。
入する。ステップ166では、前記ステップ163で読
み込んだ1画素に対して、前記下絵色判定閾値を用い
て、該1画素が前記特定下絵色の12色中の第i 番目の
色に相当するか判定する。該ステップ166にて“N”
と判定された場合、ステップ167にて、前記変数i が
インクリメント(その値を“1”だけ増加)される。
又、該ステップ167の後に、前記変数i の値が“1
2”より大きいか判定される。“12”より大きいと判
定された場合、次にステップ174へと進む。一方、該
ステップ168にて“12”以下と判定された場合、前
記ステップ166の前方へと分岐する。
【0069】一方、前記ステップ166にて“Y”と判
定された場合、即ち前記ステップ163で読み込んだ1
画素が、この第i 番目の前記特定下絵色に該当すると判
定された場合、前記図6に示される第i 色刺繍糸色デー
タメモリの対応する画素のビットをセット(その値を
“1”とする)した後、前記ステップ174へと進む。
定された場合、即ち前記ステップ163で読み込んだ1
画素が、この第i 番目の前記特定下絵色に該当すると判
定された場合、前記図6に示される第i 色刺繍糸色デー
タメモリの対応する画素のビットをセット(その値を
“1”とする)した後、前記ステップ174へと進む。
【0070】前記ステップ174では、前記カラー2次
元画像の全画素に対する処理が終了したか否かを判定す
る。終了したと判定された場合、この図9に示される一
連の処理を終了し、前記図7に示される処理へ復帰す
る。一方、該ステップ174にて終了していないと判定
された場合、前記ステップ163の前方へと分岐し、該
ステップ163にて、次の1画素の読み込みを行った
後、再び、一連の処理を実行する。
元画像の全画素に対する処理が終了したか否かを判定す
る。終了したと判定された場合、この図9に示される一
連の処理を終了し、前記図7に示される処理へ復帰す
る。一方、該ステップ174にて終了していないと判定
された場合、前記ステップ163の前方へと分岐し、該
ステップ163にて、次の1画素の読み込みを行った
後、再び、一連の処理を実行する。
【0071】なお、本第1実施例での前記刺繍絵柄縫製
データの生成手順をまとめると、次の通りである。
データの生成手順をまとめると、次の通りである。
【0072】(1)前記刺繍下絵72を、例えば、紙上
へとサインペンやカラーマジック等によって描く。ある
いは、前記刺繍下絵72とされる、雑誌等の適当な挿絵
等を用意する。 (2)前記カラー・ハンディスキャナ22にて、作成し
た前記刺繍下絵72を、前記カラー2次元画像として読
み込む。該カラー2次元画像は、前記図5に示されるよ
うに、前記RAM32内の所定エリアに書き込まれる。 (3)前記カラー2次元画像は、前記下絵色判定閾値を
用いて、前記特定下絵色による2次元画像に変換され、
前記図6に示されるように前記RAM32の所定エリア
に書き込まれる。 (4)このような前記特定下絵による2次元画像は、前
記刺繍糸色選択テーブルメモリを用いて、前記刺繍絵柄
縫製データに変換され、前記メモリカード40に書き込
まれる。 (5)前記刺繍絵柄縫製データが書き込まれた前記メモ
リカード40を、前記ミシン44にセットする。 (6)前記ミシン44にて、前記メモリカード40に記
憶される前記刺繍絵柄縫製データを用いながら、実際に
刺繍を行う。この際、刺繍は、各刺繍糸毎に行われる。
各刺繍糸による刺繍が終了する毎に、刺繍糸の段取り替
えを行い、次の刺繍糸にて再び刺繍を開始する。
へとサインペンやカラーマジック等によって描く。ある
いは、前記刺繍下絵72とされる、雑誌等の適当な挿絵
等を用意する。 (2)前記カラー・ハンディスキャナ22にて、作成し
た前記刺繍下絵72を、前記カラー2次元画像として読
み込む。該カラー2次元画像は、前記図5に示されるよ
うに、前記RAM32内の所定エリアに書き込まれる。 (3)前記カラー2次元画像は、前記下絵色判定閾値を
用いて、前記特定下絵色による2次元画像に変換され、
前記図6に示されるように前記RAM32の所定エリア
に書き込まれる。 (4)このような前記特定下絵による2次元画像は、前
記刺繍糸色選択テーブルメモリを用いて、前記刺繍絵柄
縫製データに変換され、前記メモリカード40に書き込
まれる。 (5)前記刺繍絵柄縫製データが書き込まれた前記メモ
リカード40を、前記ミシン44にセットする。 (6)前記ミシン44にて、前記メモリカード40に記
憶される前記刺繍絵柄縫製データを用いながら、実際に
刺繍を行う。この際、刺繍は、各刺繍糸毎に行われる。
各刺繍糸による刺繍が終了する毎に、刺繍糸の段取り替
えを行い、次の刺繍糸にて再び刺繍を開始する。
【0073】以上説明した通り、本第1実施例によれ
ば、前記カラー・ハンディスキャナ22にて読み込んだ
前記カラー2次元画像、及び該カラー2次元画像から変
換された前記特定下絵色による2次元画像は、それぞれ
前記RAM32の所定エリアへと記憶しながら、本発明
を適用し、前記刺繍絵柄縫製データを生成することがで
きる。この際、前記刺繍下絵72の読み込みは、前記カ
ラー・ハンディスキャナ22の1回のスキャンにて行う
ことができるため、例えば用いる刺繍糸間でのズレ等の
問題が生ずることがなく、より良質な前記刺繍絵柄縫製
データを得ることができる。又、本実施例においては、
前記特定下絵色による2次元画像は、前記RAM32内
の所定エリアに記憶されているので、例えば刺繍に用い
る色数を変更したり、刺繍糸を変更(刺繍糸の色彩を変
更)等したとしても、前記刺繍下絵72を再び読み取る
必要がないという利点もある。
ば、前記カラー・ハンディスキャナ22にて読み込んだ
前記カラー2次元画像、及び該カラー2次元画像から変
換された前記特定下絵色による2次元画像は、それぞれ
前記RAM32の所定エリアへと記憶しながら、本発明
を適用し、前記刺繍絵柄縫製データを生成することがで
きる。この際、前記刺繍下絵72の読み込みは、前記カ
ラー・ハンディスキャナ22の1回のスキャンにて行う
ことができるため、例えば用いる刺繍糸間でのズレ等の
問題が生ずることがなく、より良質な前記刺繍絵柄縫製
データを得ることができる。又、本実施例においては、
前記特定下絵色による2次元画像は、前記RAM32内
の所定エリアに記憶されているので、例えば刺繍に用い
る色数を変更したり、刺繍糸を変更(刺繍糸の色彩を変
更)等したとしても、前記刺繍下絵72を再び読み取る
必要がないという利点もある。
【0074】図10は、本発明が適用された第2実施例
の刺繍下絵読取り装置の一連の処理を示すフローチャー
トである。
の刺繍下絵読取り装置の一連の処理を示すフローチャー
トである。
【0075】この図10に示される一連の処理を行う刺
繍下絵読取り装置は、前記第1実施例と同様に、前記図
2や前記図3のブロック図で示されるハードウェア構成
となっている。
繍下絵読取り装置は、前記第1実施例と同様に、前記図
2や前記図3のブロック図で示されるハードウェア構成
となっている。
【0076】本第2実施例では、前記カラー・ハンディ
スキャナ22にて読み込んだカラー2次元画像及び該カ
ラー2次元画像による前記特定下絵色による2次元画像
を、前記RAM32等に記憶することなく、直ちに前記
刺繍絵柄縫製データを生成するようにしている点で、前
記第1実施例と異なる。即ち、本第2実施例では、スキ
ャン中に前記カラー・ハンディスキャナ22及び前記ス
キャナ制御回路24から順次出力される各画素の前記カ
ラー2次元画像を、直接、前記下絵色判定閾値を用いて
前記特定下絵色による2次元画像の画素に変換すると共
に、更に、前記刺繍糸色選択テーブルメモリを用いなが
ら、直接、前記刺繍絵柄縫製データへと変換するように
している。
スキャナ22にて読み込んだカラー2次元画像及び該カ
ラー2次元画像による前記特定下絵色による2次元画像
を、前記RAM32等に記憶することなく、直ちに前記
刺繍絵柄縫製データを生成するようにしている点で、前
記第1実施例と異なる。即ち、本第2実施例では、スキ
ャン中に前記カラー・ハンディスキャナ22及び前記ス
キャナ制御回路24から順次出力される各画素の前記カ
ラー2次元画像を、直接、前記下絵色判定閾値を用いて
前記特定下絵色による2次元画像の画素に変換すると共
に、更に、前記刺繍糸色選択テーブルメモリを用いなが
ら、直接、前記刺繍絵柄縫製データへと変換するように
している。
【0077】まず、ステップ202では、諸設定、即ち
刺繍に用いる色数や刺繍糸の設定を行う。続いてステッ
プ204では、前記カラー・ハンディスキャナ22に取
り付けられたスタートボタンにて、スキャンの開始を入
力する。これに伴って、次のステップ206にて、前記
刺繍下絵72の読み込みが開始される。即ち、前記カラ
ー・ハンディスキャナ22のスキャンに従って、前記刺
繍下絵72のカラー2次元画像が1画素ずつ読み込まれ
る。
刺繍に用いる色数や刺繍糸の設定を行う。続いてステッ
プ204では、前記カラー・ハンディスキャナ22に取
り付けられたスタートボタンにて、スキャンの開始を入
力する。これに伴って、次のステップ206にて、前記
刺繍下絵72の読み込みが開始される。即ち、前記カラ
ー・ハンディスキャナ22のスキャンに従って、前記刺
繍下絵72のカラー2次元画像が1画素ずつ読み込まれ
る。
【0078】この後、ステップ214にて、前記カラー
・ハンディスキャナ22による読み込みが終了したと判
定されるまで、ステップ208及びステップ212によ
って、各画素に対する処理が行われる。
・ハンディスキャナ22による読み込みが終了したと判
定されるまで、ステップ208及びステップ212によ
って、各画素に対する処理が行われる。
【0079】前記ステップ208では、入力された前記
カラー2次元画像の1画素を、前記下絵色判定閾値を用
いて、前記特定下絵色による2次元画像の画素に変換す
る。又、前記ステップ212では、該特定下絵色による
2次元画像の画素を、前記刺繍糸色選択テーブルメモリ
のデータを用いて、前記刺繍絵柄縫製データに変換す
る。該ステップ212で生成された該刺繍絵柄縫製デー
タは、前記メモリカード40へと書き込まれる。
カラー2次元画像の1画素を、前記下絵色判定閾値を用
いて、前記特定下絵色による2次元画像の画素に変換す
る。又、前記ステップ212では、該特定下絵色による
2次元画像の画素を、前記刺繍糸色選択テーブルメモリ
のデータを用いて、前記刺繍絵柄縫製データに変換す
る。該ステップ212で生成された該刺繍絵柄縫製デー
タは、前記メモリカード40へと書き込まれる。
【0080】本第2実施例においては、本発明を適用し
て、前記カラー・ハンディスキャナ22のスキャンにて
得られた前記カラー2次元画像から、直接、前記刺繍絵
柄縫製データを得ることができる。従って、本第2実施
例によれば、前記第1実施例に比べ、異なる絵柄76の
多数の前記刺繍下絵72を読み込みながら、異なった多
数の前記刺繍絵柄縫製データを生成する際、能率良く作
業を行うことができる。
て、前記カラー・ハンディスキャナ22のスキャンにて
得られた前記カラー2次元画像から、直接、前記刺繍絵
柄縫製データを得ることができる。従って、本第2実施
例によれば、前記第1実施例に比べ、異なる絵柄76の
多数の前記刺繍下絵72を読み込みながら、異なった多
数の前記刺繍絵柄縫製データを生成する際、能率良く作
業を行うことができる。
【0081】
【発明の効果】以上説明した通り、本発明によれば、複
数色の刺繍糸による刺繍に用いる、より良質な刺繍絵柄
縫製データを、複数色にて描かれた刺繍下絵の読み取り
により、より能率良く生成することができるという優れ
た効果を得ることができる。
数色の刺繍糸による刺繍に用いる、より良質な刺繍絵柄
縫製データを、複数色にて描かれた刺繍下絵の読み取り
により、より能率良く生成することができるという優れ
た効果を得ることができる。
【図1】本発明の要旨を示すブロック図
【図2】本発明が適用された刺繍下絵読取り装置の第1
実施例及び第2実施例に用いられるハードウェアの構成
を示すブロック図
実施例及び第2実施例に用いられるハードウェアの構成
を示すブロック図
【図3】前記第1実施例及び前記第2実施例に用いられ
る表示確認装置の構成を示すブロック図
る表示確認装置の構成を示すブロック図
【図4】前記第1実施例の刺繍下絵読取りの一連の手順
を示すフローチャート
を示すフローチャート
【図5】前記第1実施例のカラー2次元画像のデータの
メモリマップ図
メモリマップ図
【図6】前記第1実施例の特定下絵色による2次元画像
のデータのメモリマップ図
のデータのメモリマップ図
【図7】前記第1実施例の前記刺繍下絵読み取りにて行
われる2次元画像読み込みの一連の手順を示すフローチ
ャート
われる2次元画像読み込みの一連の手順を示すフローチ
ャート
【図8】前記第1実施例の前記刺繍下絵読み取りにて行
われる刺繍糸対応設定の一連の手順を示すフローチャー
ト
われる刺繍糸対応設定の一連の手順を示すフローチャー
ト
【図9】前記第1実施例の前記2次元画像読み込みにて
行われる2次元画像データ生成の一連の手順を示すフロ
ーチャート
行われる2次元画像データ生成の一連の手順を示すフロ
ーチャート
【図10】前記第2実施例で行われる刺繍下絵読み取り
の一連の手順を示すフローチャート
の一連の手順を示すフローチャート
12…カラー画像読込み装置 12a …カラー2次元画像 14…下絵色判定部 14a …特定下絵色による2次元画像 15…刺繍糸色選択テーブルメモリ 16…刺繍糸色選択入力器 18…刺繍絵柄縫製データ生成部 18a …刺繍糸色番号を含む2次元画像(刺繍絵柄縫製
データ又はこれに変換されるもの) 20…刺繍下絵読取り装置 22…カラー・ハンディスキャナ 24…スキャナ制御回路 26…CPU 28…ROM 32…RAM 34…表示確認装置 36…メモリカードI/F 38…キーボード 38a …7セグメント表示器 40…メモリカード 42…システムバス 44…ミシン 52…RAM 54…ビデオ信号変換回路 56…ビデオ信号切替回路
データ又はこれに変換されるもの) 20…刺繍下絵読取り装置 22…カラー・ハンディスキャナ 24…スキャナ制御回路 26…CPU 28…ROM 32…RAM 34…表示確認装置 36…メモリカードI/F 38…キーボード 38a …7セグメント表示器 40…メモリカード 42…システムバス 44…ミシン 52…RAM 54…ビデオ信号変換回路 56…ビデオ信号切替回路
Claims (1)
- 【請求項1】単一スキャンにて、刺繍下絵をカラー2次
元画像として読み込むカラー画像読込み装置と、 予め設定されている下絵色判定閾値を用いて、前記カラ
ー2次元画像を特定下絵色による2次元画像に変換する
下絵色判定部と、 前記特定下絵色と、用いる刺繍糸色番号との対応設定を
記憶する刺繍糸色選択テーブルメモリと、 前記特定下絵色と、用いる刺繍糸色番号との対応設定を
入力し、前記刺繍糸色選択テーブルメモリへとデータを
書き込む刺繍糸色選択入力器と、 前記刺繍糸色選択テーブルメモリのデータを用いて、前
記特定下絵色による前記2次元画像を、用いる刺繍糸を
識別する前記刺繍糸色番号を含む2次元画像へと変換す
る刺繍絵柄縫製データ生成部とを備えたことを特徴とす
る刺繍下絵読取り装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5019998A JPH06233882A (ja) | 1993-02-08 | 1993-02-08 | 刺繍下絵読取り装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5019998A JPH06233882A (ja) | 1993-02-08 | 1993-02-08 | 刺繍下絵読取り装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH06233882A true JPH06233882A (ja) | 1994-08-23 |
Family
ID=12014834
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP5019998A Pending JPH06233882A (ja) | 1993-02-08 | 1993-02-08 | 刺繍下絵読取り装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH06233882A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US4916779A (en) * | 1988-05-31 | 1990-04-17 | Yoshida Kogyo K. K. | Adjustable fastener |
US5794553A (en) * | 1995-12-20 | 1998-08-18 | Brother Kogyo Kabushiki Kaisha | Embroidery data processing apparatus |
CN113373607A (zh) * | 2021-06-30 | 2021-09-10 | 珠海必要工业科技股份有限公司 | 刺绣针路生成方法、装置及存储介质 |
CN113379856A (zh) * | 2021-06-30 | 2021-09-10 | 珠海必要工业科技股份有限公司 | 刺绣效果图生成方法、装置及存储介质 |
-
1993
- 1993-02-08 JP JP5019998A patent/JPH06233882A/ja active Pending
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
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