JP2019041171A - 車両の制御装置 - Google Patents

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【課題】信号を送受信する1つのラインに異常が発生しても、CANバスと信号を継続して送受信できるようにする。【解決手段】車両のCANバス200に接続される制御装置100は、第1トランシーバー110、第1マイクロプロセッサ120、第2トランシーバー130及び第2マイクロプロセッサ140を備え、アクチュエータ300の動作を制御する。第2マイクロプロセッサ140に備えられた第2CAN通信切換部は、第1トランシーバー110を介して第1マイクロプロセッサ120がCANバス200と信号を送受信する第1CAN通信状態と、第2トランシーバー130を介して第2マイクロプロセッサ140がCANバス200と信号を送受信する第2CAN通信状態と、を切換える。【選択図】図1

Description

本発明は、車両に搭載されたCAN(Controller Area Network)バスに接続される制御装置に関する。
自動車などの車両には、エンジン、ビークルダイナミクスコントロール(VDC)、アンチロックブレーキシステム(ABS)及び電動パワーステアリング(EPS)などを制御する、複数の制御装置が搭載されている。これらの制御装置は、耐ノイズ性に優れるCANバスを介して、相互に通信可能に接続されている。車両の制御装置は、特開2016−48958号公報(特許文献1)に記載されるように、1つのトランシーバーのみを介して、CANバスに接続されていた。
特開2016−48958号公報
しかしながら、従来の制御装置は1つのトランシーバーのみを介してCANバスに接続されていたため、CANパケットなどの信号を送受信するラインに異常が発生すると、CANバスと信号を送受信することができなくなってしまう。そして、CANバスと信号を送受信できなくなると、例えば、他の制御装置と協働して制御対象機器を適切に制御できなくなってしまう。
そこで、本発明は、信号を送受信する1つのラインに異常が発生しても、CANバスと信号を継続して送受信することができる、車両の制御装置を提供することを目的とする。
このため、CANバス及びアクチュエータを備えた車両の制御装置は、第1トランシーバーと、第1マイクロプロセッサと、第2トランシーバーと、第2マイクロプロセッサと、を有している。第1トランシーバーは、CANバスと接続されており、CANバスとの間で信号を送受信する。第1マイクロプロセッサは、第1CANコントローラと、第1アクチュエータ駆動制御部と、第1マイコン間通信部と、を備えている。第1CANコントローラは、第1トランシーバーとの間で信号を送受信する。第1アクチュエータ駆動制御部は、アクチュエータを駆動制御する。第2トランシーバーは、CANバスと接続されており、CANバスとの間で信号を送受信する。第2マイクロプロセッサは、第2CANコントローラと、第2アクチュエータ駆動制御部と、第2マイコン間通信部と、第2CAN通信切換部と、を備えている。第2CANコントローラは、第2トランシーバーとの間で信号を送受信する。第2アクチュエータ駆動制御部は、アクチュエータを駆動制御する。第2マイコン間通信部は、第1マイコン間通信部との間で信号を送受信する。第2CAN通信切換部は、第1トランシーバーを介して第1CANコントローラがCANバスと信号を送受信する第1CAN通信状態と、第2トランシーバーを介して第2CANコントローラがCANバスと信号を送受信する第2CAN通信状態と、を切換える。
なお、CAN、CANバス及びトランシーバーは、ISO11898に記載又は定義がある。また、トランシーバーは、バスコンパレータ及びバスドライバを含んでいる。さらに、第1マイクロプロセッサ及び第2マイクロプロセッサは、ノードの一部を構成する。
本発明によれば、信号を送受信する1つのラインに異常が発生しても、CANバスと信号を継続して送受信することができる。
車両の制御装置の一例を示す概要図である。 第1マイクロプロセッサ及び第2マイクロプロセッサの詳細を示すブロック図である。 CAN通信切換処理の一例を示すフローチャートである。 ライン1に異常が発生した場合におけるCAN通信切換処理の概要を示す説明図である。 第1マイクロプロセッサ及び第2マイクロプロセッサが診断結果を相互通信する説明図である。 CAN通信切換処理の他の例を示すフローチャートである。 第1CAN通信状態と第2CAN通信状態を切換えるときにデッドタイムを設けることを示す説明図である。 制御装置の適用対象の一例であるEPSの概要図である。 CANバスに接続された各種の制御装置の説明図である。 EPS制御装置の一例を示すブロック図である。
以下、添付された図面を参照し、本発明を実施するための実施形態について詳述する。
図1は、車両の制御装置100の一例を示す。
図示しない車両は、CANバス200及びアクチュエータ300を備えている。
CANバス200は、複数の制御装置100を相互に通信可能に接続する、耐ノイズ性に優れた車載ネットワークである。ここで、複数の制御装置100としては、例えば、エンジン、VDC、ABS及びEPSなどを制御する制御装置などがある。また、アクチュエータ300としては、例えば、電動モータ、電磁弁、ライト及び電動コンプレッサなどがある。
制御装置100は、第1トランシーバー110、第1マイクロプロセッサ120、第2トランシーバー130及び第2マイクロプロセッサ140を有している。第1トランシーバー110、第1マイクロプロセッサ120、第2トランシーバー130及び第2マイクロプロセッサ140は、例えば、複数の半導体素子を内蔵した集積回路によって構成されている。
第1トランシーバー110は、CANバス200との間で信号(具体的には、CANパケット)を送受信可能とすべく、CANバス200に接続されている。また、第2トランシーバー130は、第1トランシーバー110と同様に、CANバス200との間で信号を送受信可能とすべく、CANバス200に接続されている。ここで、制御装置100は、車両に搭載された他の制御装置との互換性を確保すべく、図示するように、1本のCANケーブル(具体的には、2本の線からなるCANケーブル)を介して、CANバス200に接続されている。従って、制御装置100においては、その内部においてCANバス200に接続されたラインが分岐して、第1トランシーバー110及び第2トランシーバー130に接続されている。
第1マイクロプロセッサ120は、図2に示すように、第1CANコントローラ120Aと、第1アクチュエータ駆動制御部120Bと、第1トランシーバー診断部120Cと、第1マイコン間通信部120Dと、を備えている。ここで、第1CANコントローラ120A、第1アクチュエータ駆動制御部120B、第1トランシーバー診断部120C及び第1マイコン間通信部120Dは、例えば、集積回路の一部、又は、制御プログラムにより実装されている。
第1CANコントローラ120Aは、第1トランシーバー110との間で信号を送受信可能とすべく、第1トランシーバー110に接続されている。第1アクチュエータ駆動制御部120Bは、アクチュエータ300を駆動制御可能とすべく、アクチュエータ300に接続されている。ここで、第1アクチュエータ駆動制御部120Bは、例えば、PWM(Pulse Wide Modulation)によってアクチュエータ300の動作を制御する。第1トランシーバー診断部120Cは、例えば、バスオフや信号の未受信などによって、第1トランシーバー110の故障の有無を診断する。また、第1マイコン間通信部120Dは、第2マイクロプロセッサ140との間で各種情報を送受信可能とすべく、第2マイクロプロセッサ140に接続されている。
第2マイクロプロセッサ140は、図2に示すように、第2CANコントローラ140Aと、第2アクチュエータ駆動制御部140Bと、第2トランシーバー診断部140Cと、第2マイコン状態判断部140Dと、第2マイコン間通信部140Eと、第2CAN通信切換部140Fと、を備えている。ここで、第2CANコントローラ140A、第2アクチュエータ駆動制御部140B、第2トランシーバー診断部140C、第2マイコン状態判断部140D、第2マイコン間通信部140E及び第2CAN通信切換部140Fは、例えば、集積回路の一部、又は、制御プログラムにより実装されている。
第2CANコントローラ140Aは、第2トランシーバー130との間で信号を送受信可能とすべく、第2トランシーバー130に接続されている。第2アクチュエータ駆動制御部140Bは、アクチュエータ300を駆動制御可能とすべく、アクチュエータ300に接続されている。ここで、第2アクチュエータ駆動制御部140Bは、例えば、第1アクチュエータ駆動制御部120Bと同一のPWMによってアクチュエータ300の動作を制御する。第2トランシーバー診断部140Cは、例えば、バスオフや信号の未受信などによって、第2トランシーバー130の故障の有無を診断する。第2マイコン状態判断部140Dは、例えば、チェックサムなどを利用して、第1マイクロプロセッサ120における異常の有無を判断する。第2マイコン間通信部140Eは、第1マイクロプロセッサ120との間で各種情報を送受信可能とすべく、第1マイクロプロセッサ120の第1マイコン間通信部120Dに接続されている。また、第2CAN通信切換部140Fは、第1トランシーバー110を介して第1CANコントローラ120AがCANバス200と信号を送受信する第1CAN通信状態と、第2トランシーバー130を介して第2CANコントローラ140AがCANバス200と信号を送受信する第2CAN通信状態と、を適宜切換える。ここで、第2CAN通信切換部140Fは、第1トランシーバー診断部120C及び第2トランシーバー診断部140Cの診断結果、並びに、第2マイコン状態判断部140Dの判断結果に応じて、第1CAN通信状態と第2CAN通信状態とを切換える。
従って、制御装置100は、第1トランシーバー110及び第1マイクロプロセッサ120を含む第1ライン、第2トランシーバー130及び第2マイクロプロセッサ140を含む第2ラインのいずれか一方によって、CANバス200との間で信号を送受信することができる。このため、制御装置100は、例えば、第1ライン及び第2ラインの一方が失陥したとき、その他方を使用してCAN通信を継続して行うことができる。その結果、制御装置100は、他の制御装置などと協働してアクチュエータ300を継続して制御することができ、車両の安全性を確保することができる。
図3は、イグニッションスイッチがOFFからONに変化して制御装置100が起動したことを契機として、制御装置100が所定時間ごとに繰り返し実行する、CAN通信切換処理の一例を示す。なお、CAN通信切換処理は、制御装置100の第1マイクロプロセッサ120及び第2マイクロプロセッサ140のうち、少なくとも第2マイクロプロセッサ140が実行する(以下同様)。
ステップ1(図では「S1」と略記する。以下同様。)では、制御装置100が、第1ラインが正常であるか否かを判断する。具体的には、第1マイクロプロセッサ120の第1トランシーバー診断部120Cが、第1トランシーバー110の故障の有無を診断すると共に、第2マイクロプロセッサ140の第2マイコン状態判断部140Dが、第1マイクロプロセッサ120における異常の有無を判断する。そして、制御装置100は、第1トランシーバー110及び第1マイクロプロセッサ120の両方が正常であると判断すれば、処理をステップ2へと進める(Yes)。一方、制御装置100は、第1トランシーバー110及び第1マイクロプロセッサ120の少なくとも一方が正常でない、即ち、故障又は異常であると判断すれば、処理をステップ3へと進める(No)。
ステップ2では、制御装置100が、第1トランシーバー110及び第1マイクロプロセッサ120を含む第1ラインを使用して、CANバス200と通信する。具体的には、第2マイクロプロセッサ140の第2CAN通信切換部140Fが、第1トランシーバー110を介して第1CANコントローラ120AがCANバス200との間で信号を送受信する第1CAN通信状態に切換える。このとき、第2CAN通信切換部140Fは、第2トランシーバー130を介して第2CANコントローラ140AがCANバス200との間で信号を送受信することを停止してもよい。なお、この状態が、第1ラインに異常などが発生していない正常状態である。
ステップ3では、制御装置100が、第2ラインが正常であるか否かを判断する。具体的には、第2マイクロプロセッサ140の第2トランシーバー診断部140Cが、第2トランシーバー130の故障の有無を診断する。そして、制御装置100は、第2トランシーバー130が正常であると判断すれば、処理をステップ4へと進める(Yes)。一方、制御装置100は、第2トランシーバー130が正常でない、即ち、異常であると判断すれば、処理をステップ5へと進める(No)。
ステップ4では、制御装置100が、第2トランシーバー130及び第2マイクロプロセッサ140を含む第2ラインを使用して、CANバス200と通信する。具体的には、第2マイクロプロセッサ140の第2CAN通信切換部140Fが、第2トランシーバー130を介して第2CANコントローラ140AがCANバス200との間で信号を送受信する第2CAN通信状態に切換える。このとき、第2CAN通信切換部140Fは、第1トランシーバー110を介して第1CANコントローラ120AがCANバス200との間で信号を送受信することを停止してもよい。なお、この状態が、第1ラインに異常などが発生している異常状態である。
ステップ5では、制御装置100が、他の制御装置などと信号を送受信できないと判断し、例えば、第1マイクロプロセッサ120のフラッシュROM(Read Only Memory)などに故障情報を書き込む。このとき、制御装置100は、他の制御装置などと協働してアクチュエータ300を制御できないため、例えば、その制御をフェイルセーフモードへと移行するようにしてもよい。
かかる制御装置100によれば、第2CAN通信切換部140Fは、第1トランシーバー診断部120C、第2トランシーバー診断部140C及び第2マイコン状態判断部140Dの診断結果及び判断結果に応じて、第1CAN通信状態と第2CAN通信状態とを切換えることができる。即ち、第1トランシーバー110及び第1マイクロプロセッサ120を含む第1ラインに異常が発生すると、図4に示すように、第2トランシーバー130及び第2マイクロプロセッサ140を含む第2ラインを使用してCANバス200との間で信号が送受信される。従って、制御装置100は、正常に動作する第1ライン又は第2ラインを使用してCANバス200と信号を継続して送受信することで、他の制御装置などと協働して継続してアクチュエータ300を適切に制御することができ、車両の安全性を確保することができる。
なお、第2CAN通信切換部140Fは、第1トランシーバー診断部120C又は第2トランシーバー診断部140Cの診断結果に応じて、第1CAN通信状態と第2CAN通信状態とを切換えるようにしてもよい。このようにすれば、第1トランシーバー110及び第2トランシーバー130のうち正常なトランシーバーでCAN通信を継続することで、制御装置100の安全性を確保しつつ、アクチュエータ300を継続して制御することができる。
また、第2CAN通信切換部140Fは、第2マイコン状態判断部140Dの判断結果に応じて、第1CAN通信状態と第2CAN通信状態とを切換えるようにしてもよい。このようにすれば、第1マイクロプロセッサ120に異常が発生したときには、第1トランシーバー110が正常であってもアクチュエータ300を適切に制御できないため、第2ラインを使用してCAN通信を行うことで、アクチュエータ300を継続して適切に制御することができる。
制御装置100において、図5に示すように、第1マイクロプロセッサ120の第1マイコン間通信部120Dは、第1トランシーバー診断部120Cの診断結果を第2マイクロプロセッサ140の第2マイコン間通信部140Eに送信してもよい。また、第2マイクロプロセッサ140の第2マイコン間通信部140Eは、第2トランシーバー診断部140Cの診断結果を第1マイクロプロセッサ120の第1マイコン間通信部120Dに送信してもよい。このようにすれば、制御装置100の第1マイクロプロセッサ120及び第2マイクロプロセッサ140は、第1トランシーバー110及び第2トランシーバー130の診断結果を共有することとなり、アクチュエータ300の制御に係る安全性及び制御性を向上させることができる。
第1マイクロプロセッサ120の第1トランシーバー診断部120Cは、第1トランシーバー110に異常有りと診断するとき、第1トランシーバー異常確定フラグを出力してもよい。また、第2マイクロプロセッサ140の第2トランシーバー診断部140Cは、第2トランシーバー130に異常有りと診断するとき、第2トランシーバー異常確定フラグを出力してもよい。そして、第2マイクロプロセッサ140の第2CAN通信切換部140Fは、第1CAN通信状態において、第2マイコン間通信部140Eが第1マイコン間通信部120Dを介して第1トランシーバー異常確定フラグを受信すると、第2CAN通信状態に切換える。このようにすれば、第2CAN通信切換部140Fは、第1トランシーバー異常確定フラグの受信を契機として、第1CAN通信状態から第2CAN通信状態へと切換えることで、不要な切換えを回避し、演算負荷の増大を抑制することができる。なお、フラグは、FI:G11C11/34,363@Jの補足説明に記載がある。
図6は、イグニッションスイッチがOFFからONに変化して制御装置100が起動したことを契機として、制御装置100が所定時間ごとに繰り返し実行する、CAN通信切換処理の他の例を示す。
ステップ11では、制御装置100が、マイコン間通信を使用して、第1マイクロプロセッサ120から第2マイクロプロセッサ140へと、第1トランシーバー診断部120Cの診断結果を送信する。
ステップ12では、制御装置100が、第1トランシーバー診断部120Cの診断結果に基づいて、第1トランシーバー110及び第1マイクロプロセッサ120を含む第1ラインが正常であるか否かを判断する。そして、制御装置100は、第1ラインが正常であると判断すれば、処理をステップ13へと進める(Yes)。一方、制御装置100は、第1ラインが正常でない、即ち、第1ラインに異常が発生していると判断すれば、処理をステップ14へと進める(No)。
ステップ13では、制御装置100が、第1トランシーバー110及び第1マイクロプロセッサ120を含む第1ラインを使用して、CANバス200と通信する。
ステップ14では、制御装置100が、第2トランシーバー130及び第2マイクロプロセッサ140を含む第2ラインを使用して、CANバス200と通信する。
かかる制御装置100によれば、第2マイクロプロセッサ140の第2CAN通信切換部140Fは、第1トランシーバー診断部120Cの診断結果に応じて、第1トランシーバー110が正常であるか否かを判断する。そして、第2CAN通信切換部140Fは、第1トランシーバー110が正常であれば、第1ラインを使用してCANバス200と送信し、第1トランシーバー110に異常が発生していれば、第2ラインを使用してCANバス200と送信する。従って、先の実施形態と同様に、車両の安全性を確保することができる。
第2マイクロプロセッサ140の第2CAN通信切換部140Fは、第1CAN通信状態と第2CAN通信状態とを切換えるとき、図7に示すように、第1ラインによる通信を停止してから第2ラインによる通信を開始するまでの間に、所定のデッドタイムを設けることもできる。この場合、所定のデッドタイムは、例えば、制御対象機器であるアクチュエータ300の作動特性などを考慮し、その制御への支障が少ない又はない時間とすることができる。このようにすれば、第1マイクロプロセッサ120から出力された信号と第2マイクロプロセッサ140から出力された信号がCANバス200に混在することが回避され、通信信号の混信を抑制することができる。なお、デッドタイムは、FI:H02M1/38の補足説明に記載がある。
第1トランシーバー110は、第2CAN通信状態に切換えられた結果、第2トランシーバー130がCANバス200との間で信号を送受信しているとき、CANバス200との間での信号の送受信を停止してもよい。また、第2トランシーバー130は、第1CAN通信状態に切換えられた結果、第1トランシーバー110がCANバス200との間で信号を送受信しているとき、CANバス200との間での信号の送受信を停止してもよい。このようにすれば、混信など、通信中の信号に異常が発生することを抑制することができる。
車両は、第1マイクロプロセッサ120及び第2マイクロプロセッサ140以外のノードとなる、例えば、他の制御装置に該当する第3マイクロプロセッサ(図示せず)を更に備えてもよい。そして、第1マイクロプロセッサ120は、第1トランシーバー110からCANバス200に出力された信号が第1マイクロプロセッサ120の信号であることを第3マイクロプロセッサが認識するための情報であるアービトレーションIDを有してもよい。また、第2マイクロプロセッサ140は、第2トランシーバー130からCANバス200に出力された信号が第2マイクロプロセッサ140の信号であることを第3マイクロプロセッサが認識するための情報であって、第1マイクロプロセッサ120と同じアービトレーションIDを有してもよい。このようにすれば、第3マイクロプロセッサは、第1マイクロプロセッサ120から出力された信号か第2マイクロプロセッサ140から出力された信号かを区別することなく、信号を受信することができる。
なお、CANバス200においては、アービトレーションIDの番号が小さい、優先順位の高いノードからの信号が優先的に送信される。この優先順位は、信号に付与されたアービトレーションIDによって識別される。
第1マイコン間通信部120D及び第2マイコン間通信部140Eは、単位時間当たりにCANバス200に信号が送信される回数であるCAN通信の頻度よりも高い頻度で、第1マイコン間通信部120Dと第2マイコン間通信部140Eとの間で信号を送受信することができる。この場合、CAN通信の通信頻度は、20〜100msに1回、マイコン間通信の通信頻度は、LFASTであれば1msに3回、SPIであれば2msに1回とすることができる。このようにすれば、第1マイクロプロセッサ120の異常ではなく、アクチュエータ300、アクチュエータ駆動用のプリドライバ、インバータなどが異常である場合、トランシーバーを切換えることなく、マイコン間通信を使用しながら、継続して制御を行うことができる。
第2マイクロプロセッサ140の第2マイコン状態判断部140Dは、第1マイクロプロセッサ120の異常の有無の判断に加え/代えて、第1マイクロプロセッサ120がリセット中であるか否かを判断してもよい。ここで、第1マイクロプロセッサ120がリセット中であるか否かは、例えば、マイコン間通信を使用して判断することができる。そして、第2マイクロプロセッサ140の第2CAN通信切換部140Fは、第1CAN通信状態において、第1マイクロプロセッサ120がリセット中であると判断すると、第1CAN通信状態から第2CAN通信状態へと切換える。このようにすれば、第1マイクロプロセッサ120がリセット中であるときにはCAN通信及び制御を行うことができないため、第2トランシーバー130及び第2マイクロプロセッサ140を含む第2ラインによりCAN通信及び制御を行うことで、CAN通信を使用した適切な制御を継続することができる。
上記実施形態について、様々な変形例を説明したが、これらを任意に組み合わせ、又は、その一部を組み替えることで、新たな変形例を生み出すことができる。従って、本発明は、上記実施形態に記載された内容に限らず、当業者であればこれらから容易に想起し得る技術的思想を含んだものであることを理解すべきである。
次に、制御装置100の適用例について説明する。
図8は、EPSの一例を示す。なお、先の実施形態と共通する構成については、重複説明を排除するために、その説明を省略又は簡単にする。
ステアリングホイール400に連結されるステアリングシャフト410の下端部は、車両横方向に延びるステアリングギヤボックス420に連結されている。ステアリングギヤボックス420の両端部から車幅外方へと延びるタイロッド430は、ステアリングナックル440を介して、操舵輪となる前輪450に連結されている。また、ステアリングギヤボックス420の所定箇所には、ステアリングホイール400の操舵トルクをアシストすべく、電動モータ460(アクチュエータ)及び制御装置100が取り付けられている。さらに、ステアリングシャフト410の所定箇所には、ステアリングホイール400の操舵トルクを検出するトルクセンサ470が取り付けられている。トルクセンサ470の出力信号は、センサハーネス480を介して、制御装置100に入力可能となっている。そして、制御装置100は、CANケーブル490を介して、例えば、図9に示すように、エンジン制御装置500、VDC制御装置510及びABS制御装置520などが接続されたCANバス200に接続されている。
制御装置100は、図10に示すように、第1トランシーバー110、第1マイクロプロセッサ120、第2トランシーバー130及び第2マイクロプロセッサ140に加え、第1電源回路160、第1プリドライバ162、第1インバータ回路164、第1リレー回路166、第1電流センサ168、第1モータ回転センサ170、第2電源回路172、第2プリドライバ174、第2インバータ回路176、第2リレー回路178、第2電流センサ180及び第2モータ回転センサ182を備えている。
車両に搭載されたバッテリから供給されるバッテリ電圧は、第1電源回路160、第1リレー回路166、第2電源回路172及び第2リレー回路178に供給されている。また、イグニッションスイッチから供給されるイグニッション電圧は、第1電源回路160及び第2電源回路172に供給されている。
第1電源回路160は、イグニッション電圧がOFFからONに変化したことを契機として、バッテリ電圧を安定化しつつ、第1マイクロプロセッサ120、第1プリドライバ162及び第1モータ回転センサ170に供給する。第1マイクロプロセッサ120は、第1プリドライバ162及び第1インバータ回路164を介して、電動モータ460の動作を制御する。第1リレー回路166は、例えば、第1マイクロプロセッサ120により制御され、第1インバータ回路164に供給されるバッテリ電圧を断接する。第1電流センサ168は、第1インバータ回路164とグラウンドGNDとの間に配設され、電動モータ460の駆動電流を検知して第1マイクロプロセッサ120へと出力する。第1モータ回転センサ170は、電動モータ460の回転数(1分間当たりの回転数)を検知して第1マイクロプロセッサ120へと出力する。第1マイクロプロセッサ120には、トルクセンサ470の出力信号が入力されている。
そして、第1マイクロプロセッサ120は、第1CAN通信状態において、第1電流センサ168、第1モータ回転センサ170、トルクセンサ470及び第1トランシーバー110を介してCANバス200から受信した各種信号に応じて、操舵トルクのアシスト量を決定する。また、第1マイクロプロセッサ120は、第1プリドライバ162及び第1インバータ回路164を介して、操舵トルクのアシスト量に見合った制御量を電動モータ460に出力する。
また、第2電源回路172は、イグニッション電圧がOFFからONに変化したことを契機として、バッテリ電圧を安定化しつつ、第2マイクロプロセッサ140、第2プリドライバ174及び第2モータ回転センサ182に供給する。第2マイクロプロセッサ140は、第2プリドライバ174及び第2インバータ回路176を介して、電動モータ460の動作を制御する。第2リレー回路178は、例えば、第2マイクロプロセッサ140により制御され、第2インバータ回路176に供給されるバッテリ電圧を断接する。第2電流センサ180は、第2インバータ回路176とグラウンドGNDとの間に配設され、電動モータ460の駆動電流を検知して第2マイクロプロセッサ140へと出力する。第2モータ回転センサ182は、電動モータ460の回転数を検知して第2マイクロプロセッサ140へと出力する。第2マイクロプロセッサ140には、トルクセンサ470の出力信号が入力されている。
そして、第2マイクロプロセッサ140は、第2CAN通信状態において、第2電流センサ180、第2モータ回転センサ182、トルクセンサ470及び第2トランシーバー130を介してCANバス200から受信した各種信号に応じて、操舵トルクのアシスト量を決定する。また、第2マイクロプロセッサ140は、第2プリドライバ174及び第2インバータ回路176を介して、操舵トルクのアシスト量に見合った制御量を電動モータ460に出力する。
従って、かかるEPSは、ステアリングホイール400の操舵トルクをアシストし、車両の運転者が少ない力で操舵できるようにする。また、制御装置100には、第1マイクロプロセッサ120及び第2マイクロプロセッサ140が搭載されているので、第1トランシーバー110及び第1マイクロプロセッサ120を含む第1ラインと、第2トランシーバー130及び第2マイクロプロセッサ140を含む第2ラインと、を適宜切換えることで、CAN通信が途絶えることを抑制できる。このため、第1ラインが失陥しても、第2ラインを使用して、EPSの電動モータ460を継続して制御することができる。
100 制御装置
110 第1トランシーバー
120 第1マイクロプロセッサ
120A 第1CANコントローラ
120B 第1アクチュエータ駆動制御部
120C 第1トランシーバー診断部
120D 第1マイコン間通信部
130 第2トランシーバー
140 第2マイクロプロセッサ
140A 第2CANコントローラ
140B 第2アクチュエータ駆動制御部
140C 第2トランシーバー診断部
140D 第2マイコン状態判断部
140E 第2マイコン間通信部
140F 第2CAN通信切換部
200 CANバス
300 アクチュエータ

Claims (10)

  1. 車両の制御装置において、前記車両は、CANバス及びアクチュエータを備えており、
    第1トランシーバーであって、前記CANバスと接続されており、前記CANバスとの間で信号を送受信する第1トランシーバーと、
    第1マイクロプロセッサであって、第1CANコントローラと、第1アクチュエータ駆動制御部と、第1マイコン間通信部を備え、
    前記第1CANコントローラは、前記第1トランシーバーとの間で信号を送受信するものであり、
    前記第1アクチュエータ駆動制御部は、前記アクチュエータを駆動制御するものである、
    第1マイクロプロセッサと、
    第2トランシーバーであって、前記CANバスと接続されており、前記CANバスとの間で信号を送受信する第2トランシーバーと、
    第2マイクロプロセッサであって、第2CANコントローラと、第2アクチュエータ駆動制御部と、第2マイコン間通信部と、第2CAN通信切換部を備え、
    前記第2CANコントローラは、前記第2トランシーバーとの間で信号を送受信するものであり、
    前記第2アクチュエータ駆動制御部は、前記アクチュエータを駆動制御するものであり、
    前記第2マイコン間通信部は、前記第1マイコン間通信部との間で信号を送受信するものであり、
    前記第2CAN通信切換部は、前記第1トランシーバーを介して前記第1CANコントローラが前記CANバスと信号を送受信する第1CAN通信状態と、前記第2トランシーバーを介して前記第2CANコントローラが前記CANバスと信号を送受信する第2CAN通信状態と、を切換えるものである、
    第2マイクロプロセッサと、
    を有することを特徴とする車両の制御装置。
  2. 請求項1に記載の車両の制御装置において、
    前記第1マイクロプロセッサは、前記第1トランシーバーを診断する第1トランシーバー診断部を備え、
    前記第2マイクロプロセッサは、前記第2トランシーバーを診断する第2トランシーバー診断部を備え、
    前記第2CAN通信切換部は、前記第1トランシーバー診断部又は前記第2トランシーバー診断部の診断結果に基づき、前記第1CAN通信状態と前記第2CAN通信状態とを切換える、
    ことを特徴とする車両の制御装置。
  3. 請求項2に記載の車両の制御装置において、
    前記第1マイコン間通信部は、前記第1トランシーバー診断部の診断結果を前記第2マイコン間通信部に送信し、
    前記第2マイコン間通信部は、前記第2トランシーバー診断部の診断結果を前記第1マイコン間通信部に送信する、
    ことを特徴とする車両の制御装置。
  4. 請求項3に記載の車両の制御装置において、
    前記第1トランシーバー診断部は、前記第1トランシーバーの診断の結果、前記第1トランシーバーに異常有りと判断するとき、第1トランシーバー異常確定フラグを出力し、
    前記第2トランシーバー診断部は、前記第2トランシーバーの診断の結果、前記第2トランシーバーに異常有りと判断するとき、第2トランシーバー異常確定フラグを出力し、
    前記第2CAN通信切換部は、前記第1CAN通信状態において、前記第2マイコン間通信部が前記第1マイコン間通信部を介して前記第2トランシーバー診断部の診断結果である前記第1トランシーバー異常確定フラグを受信するとき、前記第2CAN通信状態に切換える、
    ことを特徴とする車両の制御装置。
  5. 請求項2に記載の車両の制御装置において、
    前記第2CAN通信切換部は、前記第1CAN通信状態と前記第2CAN通信状態とを切換えるとき、前記第1CAN通信状態と前記第2CAN通信状態との間にデッドタイムを設ける、
    ことを特徴とする車両の制御装置。
  6. 請求項1に記載の車両の制御装置において、
    前記第1トランシーバーは、前記第2トランシーバーが前記CANバスとの間で信号を送受信しているとき、前記CANバスとの間で信号を送受信せず、
    前記第2トランシーバーは、前記第1トランシーバーが前記CANバスとの間で信号を送受信しているとき、前記CANバスとの間で信号を送受信しない、
    ことを特徴とする車両の制御装置。
  7. 請求項1に記載の車両の制御装置において、
    前記第2マイクロプロセッサは、第2マイコン状態判断部を備え、
    前記第2マイコン状態判断部は、前記第1マイクロプロセッサにおける異常の有無を判断するものであり、
    前記第2CAN通信切換部は、前記第1CAN通信状態において、前記第2マイコン状態判断部が前記第1マイクロプロセッサに異常有りと判断するとき、前記第2CAN通信状態に切換える、
    ことを特徴とする車両の制御装置。
  8. 請求項1に記載の車両の制御装置において、
    前記車両は、前記第1マイクロプロセッサ及び前記第2マイクロプロセッサ以外のノードとなる第3マイクロプロセッサを有し、
    前記第1マイクロプロセッサは、前記第1トランシーバーから前記CANバスに出力された信号が前記第1マイクロプロセッサの信号であることを前記第3マイクロプロセッサが認識するための情報であるアービトレーションIDを有し、
    前記第2マイクロプロセッサは、前記第2トランシーバーから前記CANバスに出力された信号が前記第2マイクロプロセッサの信号であることを前記第3マイクロプロセッサが認識するための情報であって、前記第1マイクロプロセッサと同じアービトレーションIDを有する、
    ことを特徴とする車両の制御装置。
  9. 請求項1に記載の車両の制御装置において、
    前記第1マイコン間通信部及び前記第2マイコン間通信部は、単位時間当たりに前記CANバスに信号が送信される回数であるCAN通信の頻度よりも高い頻度で、前記第1マイコン間通信部と前記第2マイコン間通信部との間で信号を送受信する、
    ことを特徴とする車両の制御装置。
  10. 請求項1に記載の車両の制御装置において、
    前記第2マイクロプロセッサは、第2マイコン状態判断部を備え、
    前記第2マイコン状態判断部は、前記第1マイクロプロセッサがリセット中であるか否かを判断するものであり、
    前記第2CAN通信切換部は、前記第1CAN通信状態において、前記第2マイコン状態判断部が、前記第1マイクロプロセッサがリセット中であると判断するとき、前記第2CAN通信状態に切換える、
    ことを特徴とする車両の制御装置。
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