JP2019040514A - 通信中継方法、中継飛行体、プログラム及び記録媒体 - Google Patents

通信中継方法、中継飛行体、プログラム及び記録媒体 Download PDF

Info

Publication number
JP2019040514A
JP2019040514A JP2017163455A JP2017163455A JP2019040514A JP 2019040514 A JP2019040514 A JP 2019040514A JP 2017163455 A JP2017163455 A JP 2017163455A JP 2017163455 A JP2017163455 A JP 2017163455A JP 2019040514 A JP2019040514 A JP 2019040514A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
relay
distance
aircraft
vehicle
drone
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2017163455A
Other languages
English (en)
Other versions
JP6943684B2 (ja
Inventor
磊 顧
Lei Gu
磊 顧
宗耀 瞿
Zongyao Qu
宗耀 瞿
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
SZ DJI Technology Co Ltd
Original Assignee
SZ DJI Technology Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by SZ DJI Technology Co Ltd filed Critical SZ DJI Technology Co Ltd
Priority to JP2017163455A priority Critical patent/JP6943684B2/ja
Priority to PCT/CN2017/115892 priority patent/WO2019041633A1/zh
Priority to CN201780087934.5A priority patent/CN110383712B/zh
Publication of JP2019040514A publication Critical patent/JP2019040514A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6943684B2 publication Critical patent/JP6943684B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • GPHYSICS
    • G05CONTROLLING; REGULATING
    • G05DSYSTEMS FOR CONTROLLING OR REGULATING NON-ELECTRIC VARIABLES
    • G05D1/00Control of position, course or altitude of land, water, air, or space vehicles, e.g. automatic pilot
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04BTRANSMISSION
    • H04B7/00Radio transmission systems, i.e. using radiation field
    • H04B7/14Relay systems
    • H04B7/15Active relay systems
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04BTRANSMISSION
    • H04B7/00Radio transmission systems, i.e. using radiation field
    • H04B7/14Relay systems
    • H04B7/15Active relay systems
    • H04B7/185Space-based or airborne stations; Stations for satellite systems
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04WWIRELESS COMMUNICATION NETWORKS
    • H04W16/00Network planning, e.g. coverage or traffic planning tools; Network deployment, e.g. resource partitioning or cells structures
    • H04W16/18Network planning tools
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B64AIRCRAFT; AVIATION; COSMONAUTICS
    • B64UUNMANNED AERIAL VEHICLES [UAV]; EQUIPMENT THEREFOR
    • B64U10/00Type of UAV
    • B64U10/10Rotorcrafts
    • B64U10/13Flying platforms
    • B64U10/14Flying platforms with four distinct rotor axes, e.g. quadcopters
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B64AIRCRAFT; AVIATION; COSMONAUTICS
    • B64UUNMANNED AERIAL VEHICLES [UAV]; EQUIPMENT THEREFOR
    • B64U10/00Type of UAV
    • B64U10/10Rotorcrafts
    • B64U10/13Flying platforms
    • B64U10/16Flying platforms with five or more distinct rotor axes, e.g. octocopters

Abstract

【課題】調査作業を行う無人飛行体と操作端末との間の通信の遮断を低減し、操作端末からの無人飛行体の遠隔操作の範囲を広げる。
【解決手段】操作端末と所定の作業を行う作業飛行体との間の通信を中継する通信中継方法は、作業飛行体の状態を取得するステップと、作業飛行体の状態に応じて、操作端末と作業飛行体との間で通信を中継する中継飛行体の状態を制御するステップと、を有する。
【選択図】図4

Description

本開示は、無人飛行体と操作端末との間の通信を中継する通信中継方法、中継飛行体、プログラム及び記録媒体に関する。
近年、例えば災害が発生した際に利用が困難となった携帯電話サービスの利便性を早期に救済することを目的として、無人飛行体(例えば、ドローンなどのUAV(Unmanned Aerial Vehicle))を通信の中継局として活用するドローン中継局の導入及び検討が進められている(例えば、非特許文献1参照)。
非特許文献1のドローン中継局は、ドローンでの利用を想定した専用の小型中継局を搭載し、周辺の運用基地局からの電波を上空で受信して中継することで、臨時の携帯電話サービスのエリアを形成する。従来の移動基地局車などと比較して、ドローン中継局は可搬性に優れるため、例えば被災時に地盤の影響などに左右されず、迅速な救済が可能として期待されている。
"ドローンで携帯電話の電波を"中継"、ドコモが成功 災害時に活用"、[online]、平成29年5月18日、ITmedia NEWS、[平成29年8月15日検索]、インターネット<URL:http:/www.itmedia.co.jp/news/articles/1705/18/news117.html>
災害が発生した時の現地調査、又は事件もしくは事故が発生した時の現場調査のために、ドローンなどの無人飛行体を遠隔で制御するというニースが増している。しかし、非特許文献1のドローン中継局を用いても、例えば都市部のような建物が多いエリアを調査対象とする場合、調査作業を行う無人飛行体とユーザにより操作される操作端末との間の通信が建物によって遮断されることがあり、操作端末から遠く離れた位置に対する無人飛行体への遠隔制御が困難となる。また、操作端末から無人飛行体へ送信する操作信号の電波強度を上げることも対策として考えられるが、周囲の携帯電話に妨害を与えることがあり、電波法との関係上好ましくもない。
一態様において、操作端末と所定の作業を行う作業飛行体との間の通信を中継する通信中継方法であって、作業飛行体の状態を取得するステップと、作業飛行体の状態に応じて、操作端末と作業飛行体との間で通信を中継する中継飛行体の状態を制御するステップと、を有する。
作業飛行体の状態を取得するステップは、作業飛行体の位置情報を取得するステップを含んでよい。中継飛行体の状態を制御するステップは、作業飛行体の位置情報に応じて、中継飛行体の飛行高度を制御するステップを含んでよい。
作業飛行体の状態を取得するステップは、作業飛行体と中継飛行体との間の第1距離を算出するステップを含んでよい。中継飛行体の状態を制御するステップは、第1距離が所定の追跡距離以上である場合に、第1距離が追跡距離となるように移動するステップを含んでよい。
作業飛行体の状態を取得するステップは、作業飛行体と中継飛行体との間の第1距離を算出するステップを含んでよい。中継飛行体の状態を制御するステップは、第1距離が所定の追跡距離未満である場合に、現在の飛行位置の飛行を継続するステップを含んでよい。
作業飛行体の状態を取得するステップは、操作端末と中継飛行体との間の第2距離を算出するステップを含んでよい。中継飛行体の状態を制御するステップは、第2距離が所定の安全制御距離以上である場合に、操作端末と中継飛行体との通信に支障が生じる旨の警報を操作端末に指示するステップを含んでよい。
作業飛行体の状態を取得するステップは、作業飛行体と操作端末との間の第3距離を算出するステップを含んでよい。中継飛行体の状態を制御するステップは、第3距離が所定の直接制御距離以下である場合に、中継飛行体の立上モードを実行するステップを含んでよい。
中継飛行体の立上モードを実行するステップは、作業飛行体と中継飛行体との間の飛行高度差を算出するステップと、飛行高度差が所定の追跡高度差以上である場合に、作業飛行体の飛行高度と同一の飛行高度とする飛行を実行するステップと、を含んでよい。
作業飛行体の状態を取得するステップは、作業飛行体と中継飛行体との間の第1距離を算出するステップを含んでよい。中継飛行体の立上モードを実行するステップは、作業飛行体と中継飛行体との間の飛行高度差を算出するステップと、飛行高度差が所定の追跡高度差未満で、かつ、第1距離が所定の追跡距離以上である場合に、第1距離が追跡距離となるように移動するステップと、を含んでよい。
作業飛行体の状態を取得するステップは、作業飛行体と中継飛行体との間の第1距離を算出するステップを含んでよい。中継飛行体の立上モードを実行するステップは、作業飛行体と中継飛行体との間の飛行高度差を算出するステップと、飛行高度差が所定の追跡高度差未満で、かつ、第1距離が所定の追跡距離未満である場合に、現在の飛行位置の飛行を継続するステップと、を含んでよい。
作業飛行体の状態を取得するステップは、作業飛行体と操作端末との間の第3距離を算出するステップを含んでよい。中継飛行体の状態を制御するステップは、第3距離が所定の直接制御距離以下である場合に、中継飛行体の中継モードを実行するステップを含んでよい。
中継飛行体の立上モードを実行するステップは、中継飛行体の飛行高度を所定の追跡高度とする飛行を実行するステップを含んでよい。
作業飛行体の状態を取得するステップは、操作端末と中継飛行体との間の第2距離を算出するステップを含んでよい。中継飛行体の中継モードを実行するステップは、第2距離が所定の安全制御距離以上である場合に、操作端末と中継飛行体との通信に支障が生じる旨の警報を操作端末に指示するステップを含んでよい。
作業飛行体の状態を取得するステップは、作業飛行体と中継飛行体との間の第1距離を算出するステップと、操作端末と中継飛行体との間の第2距離を算出するステップと、を含んでよい。中継飛行体の立上モードを実行するステップは、第2距離が所定の安全制御距離未満で、かつ、第1距離が所定の追跡距離以上である場合に、第1距離が追跡距離となるように移動するステップを含んでよい。
作業飛行体の状態を取得するステップは、作業飛行体と中継飛行体との間の第1距離を算出するステップと、操作端末と中継飛行体との間の第2距離を算出するステップと、を含んでよい。中継飛行体の立上モードを実行するステップは、第2距離が所定の安全制御距離未満で、かつ、第1距離が所定の追跡距離未満である場合に、現在の飛行位置の飛行を継続するステップを含んでよい。
作業飛行体の状態を取得するステップは、作業飛行体の飛行高度を取得するステップを含んでよい。中継飛行体の中継モードを実行するステップは、作業飛行体の飛行高度が所定の追跡高度範囲内である場合に、作業飛行体の飛行高度と同一の飛行高度とする飛行を実行するステップを含んでよい。
作業飛行体の状態を取得するステップは、作業飛行体の飛行高度を取得するステップを含んでよい。中継飛行体の中継モードを実行するステップは、作業飛行体の飛行高度が所定の追跡高度範囲外である場合に、作業飛行体に近づくように追跡高度範囲の上限又は下限の飛行高度に移動するステップを含んでよい。
作業飛行体の状態を取得するステップは、操作端末と中継飛行体との間の第2距離を算出するステップを含んでよい。中継飛行体の中継モードを実行するステップは、第2距離が所定の安全制御距離以上である場合に、操作端末と中継飛行体との通信に支障が生じる旨の警報を操作端末に指示するステップを含んでよい。
作業飛行体の状態を取得するステップは、作業飛行体と中継飛行体との間の第1距離を算出するステップと、操作端末と中継飛行体との間の第2距離を算出するステップと、を含んでよい。中継飛行体の立上モードを実行するステップは、第2距離が所定の安全制御距離未満で、かつ、第1距離が所定の追跡距離以上である場合に、第1距離が追跡距離となるように移動するステップを含んでよい。
作業飛行体の状態を取得するステップは、作業飛行体と中継飛行体との間の第1距離を算出するステップと、操作端末と中継飛行体との間の第2距離を算出するステップと、を含んでよい。中継飛行体の立上モードを実行するステップは、第2距離が所定の安全制御距離未満で、かつ、第1距離が所定の追跡距離未満である場合に、現在の飛行位置の飛行を継続するステップを含んでよい。
一態様において、操作端末と所定の作業を行う作業飛行体との間の通信を中継する中継飛行体であって、通信の中継に関する処理を実行する制御部を有し、制御部は、作業飛行体の状態を取得し、作業飛行体の状態に応じて、中継飛行体の状態を制御する、中継飛行体である。
制御部は、作業飛行体の状態の取得において、作業飛行体の位置情報を取得し、中継飛行体の状態の制御において、作業飛行体の位置情報に応じて、中継飛行体の飛行高度を制御してよい。
制御部は、作業飛行体の状態の取得において、作業飛行体と中継飛行体との間の第1距離を算出し、中継飛行体の状態の制御において、第1距離が所定の追跡距離以上である場合に、第1距離が追跡距離となるように移動してよい。
制御部は、作業飛行体の状態の取得において、作業飛行体と中継飛行体との間の第1距離を算出し、中継飛行体の状態の制御において、第1距離が所定の追跡距離未満である場合に、現在の飛行位置の飛行を継続してよい。
制御部は、作業飛行体の状態の取得において、操作端末と中継飛行体との間の第2距離を算出し、中継飛行体の状態の制御において、第2距離が所定の安全制御距離以上である場合に、操作端末と中継飛行体との通信に支障が生じる旨の警報を操作端末に指示してよい。
制御部は、作業飛行体の状態の取得において、作業飛行体と操作端末との間の第3距離を算出し、中継飛行体の状態の制御において、第3距離が所定の直接制御距離以下である場合に、中継飛行体の立上モードを実行してよい。
制御部は、中継飛行体の立上モードの実行において、作業飛行体と中継飛行体との間の飛行高度差を算出し、飛行高度差が所定の追跡高度差以上である場合に、作業飛行体の飛行高度と同一の飛行高度とする飛行を実行してよい。
制御部は、作業飛行体の状態の取得において、作業飛行体と中継飛行体との間の第1距離を算出し、中継飛行体の立上モードの実行において、作業飛行体と中継飛行体との間の飛行高度差を算出し、飛行高度差が所定の追跡高度差未満で、かつ、第1距離が所定の追跡距離以上である場合に、第1距離が追跡距離となるように移動してよい。
制御部は、作業飛行体の状態の取得において、作業飛行体と中継飛行体との間の第1距離を算出し、中継飛行体の立上モードの実行において、作業飛行体と中継飛行体との間の飛行高度差を算出し、飛行高度差が所定の追跡高度差未満で、かつ、第1距離が所定の追跡距離未満である場合に、現在の飛行位置の飛行を継続してよい。
制御部は、作業飛行体の状態の取得において、作業飛行体と操作端末との間の第3距離を算出し、中継飛行体の状態の制御において、第3距離が所定の直接制御距離以下である場合に、中継飛行体の中継モードを実行してよい。
制御部は、中継飛行体の立上モードの実行において、中継飛行体の飛行高度を所定の追跡高度とする飛行を実行してよい。
制御部は、作業飛行体の状態の取得において、操作端末と中継飛行体との間の第2距離を算出し、中継飛行体の中継モードの実行において、第2距離が所定の安全制御距離以上である場合に、操作端末と中継飛行体との通信に支障が生じる旨の警報を操作端末に指示してよい。
制御部は、作業飛行体の状態の取得において、作業飛行体と中継飛行体との間の第1距離を算出し、操作端末と中継飛行体との間の第2距離を算出し、中継飛行体の立上モードの実行において、第2距離が所定の安全制御距離未満で、かつ、第1距離が所定の追跡距離以上である場合に、第1距離が追跡距離となるように移動してよい。
制御部は、作業飛行体の状態の取得において、作業飛行体と中継飛行体との間の第1距離を算出し、操作端末と中継飛行体との間の第2距離を算出し、中継飛行体の立上モードの実行において、第2距離が所定の安全制御距離未満で、かつ、第1距離が所定の追跡距離未満である場合に、現在の飛行位置の飛行を継続してよい。
制御部は、作業飛行体の状態の取得において、作業飛行体の飛行高度を取得し、中継飛行体の中継モードの実行において、作業飛行体の飛行高度が所定の追跡高度範囲内である場合に、作業飛行体の飛行高度と同一の飛行高度とする飛行を実行してよい。
制御部は、作業飛行体の状態の取得において、作業飛行体の飛行高度を取得し、中継飛行体の中継モードの実行において、作業飛行体の飛行高度が所定の追跡高度範囲外である場合に、作業飛行体に近づくように追跡高度範囲の上限又は下限の飛行高度に移動してよい。
制御部は、作業飛行体の状態の取得において、操作端末と中継飛行体との間の第2距離を算出し、中継飛行体の中継モードの実行において、第2距離が所定の安全制御距離以上である場合に、操作端末と中継飛行体との通信に支障が生じる旨の警報を操作端末に指示してよい。
制御部は、作業飛行体の状態の取得において、作業飛行体と中継飛行体との間の第1距離を算出し、操作端末と中継飛行体との間の第2距離を算出し、中継飛行体の立上モードの実行において、第2距離が所定の安全制御距離未満で、かつ、第1距離が所定の追跡距離以上である場合に、第1距離が追跡距離となるように移動してよい。
制御部は、作業飛行体の状態の取得において、作業飛行体と中継飛行体との間の第1距離を算出し、操作端末と中継飛行体との間の第2距離を算出し、中継飛行体の立上モードの実行において、第2距離が所定の安全制御距離未満で、かつ、第1距離が所定の追跡距離未満である場合に、現在の飛行位置の飛行を継続してよい。
一態様において、操作端末と所定の作業を行う作業飛行体との間の通信を中継するコンピュータである中継飛行体に、作業飛行体の状態を取得するステップと、作業飛行体の状態に応じて、操作端末と作業飛行体との間で通信を中継する中継飛行体の状態を制御するステップと、を実行させるための、プログラムである。
一態様において、操作端末と所定の作業を行う作業飛行体との間の通信を中継するコンピュータである中継飛行体に、作業飛行体の状態を取得するステップと、作業飛行体の状態に応じて、操作端末と作業飛行体との間で通信を中継する中継飛行体の状態を制御するステップと、を実行させるための、プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な、記録媒体である。
なお、上記の発明の概要は、本開示の特徴の全てを列挙したものではない。また、これらの特徴群のサブコンビネーションもまた、発明となりうる。
本実施の形態に係る通信中継システムの構成例を示す模式図である。 作業ドローン、中継ドローンのハードウェア構成の一例を示すブロック図である。 操作端末のハードウェア構成の一例を示すブロック図である。 作業ドローン、中継ドローン、操作端末の主要な機能構成例を示すブロック図である。 中継ドローンによる通信の中継の際に設定される設定パラメータの説明図である。 実施例1に係る通信中継時の操作端末、中継ドローン、作業ドローンの位置を示す説明図である。 実施例1に係る中継ドローンにおける通信中継の動作手順の一例を示すフローチャートである。 実施例2に係る立上モード中の通信中継時の操作端末、中継ドローン、作業ドローンの位置を示す説明図である。 実施例2に係る中継モード中の通信中継時の操作端末、中継ドローン、作業ドローンの位置を示す説明図である。 実施例2に係る中継ドローンにおける通信中継の動作手順の一例を示すフローチャートである。 実施例3に係る中継モード中の通信中継時の操作端末、中継ドローン、作業ドローンの位置を示す説明図である。 実施例3に係る中継ドローンにおける中継モード中の通信中継の動作手順の一例を示すフローチャートである。
以下、発明の実施の形態を通じて本開示を説明するが、以下の実施の形態は特許請求の範囲に係る発明を限定するものではない。実施の形態の中で説明されている特徴の組み合わせの全てが発明の解決手段に必須とは限らない。
特許請求の範囲、明細書、図面、及び要約書には、著作権による保護の対象となる事項が含まれる。著作権者は、これらの書類の何人による複製に対しても、特許庁のファイル又はレコードに表示される通りであれば異議を唱えない。但し、それ以外の場合、一切の著作権を留保する。
本開示に係る通信中継方法は、操作端末と所定の作業を行う作業飛行体との間の通信を中継する中継飛行体において実行される各種の処理(ステップ)が規定されたものである。操作端末は、作業飛行体もしくは中継飛行体の移動を含む各種処理の遠隔制御を指示するための送信機、又はその送信機との間で情報やデータの入出力が可能に接続された端末装置を含む。端末装置は、例えばPC(Personal Computer)、タブレット端末、スマートフォン、携帯端末などでよい。作業飛行体及び中継飛行体は、ともに空中を移動する航空機(例えばドローン、ヘリコプター)、又は無人飛行体(UAV:Unmanned Aerial Vehicle)でよい。
本開示に係る中継飛行体は、コンピュータであって、例えば操作端末と所定の作業を行う作業飛行体との間の通信を中継する。
本開示に係るプログラムは、コンピュータである中継飛行体に各種の処理(ステップ)を実行させるためのプログラムである。
本開示に係る記録媒体は、プログラム(つまり、コンピュータである中継飛行体に各種の処理(ステップ)を実行させるためのプログラム)が記録されたものである。
以下の本開示に係る通信中継方法を具体的に開示した実施の形態(以下、「本実施の形態」という)において、作業飛行体及び中継飛行体として、無人飛行体としてのドローンを例示し、それぞれ作業ドローン及び中継ドローンと称する。本実施の形態では、作業ドローンは、例えば災害が発生した現地の調査、又は事件もしくは事故が発生した現場の調査のために、その現地又は現場に飛行して移動し、現地又は現場で所定の作業を行う。中継ドローンは、ユーザにより使用される操作端末からの遠隔制御に従って飛行して移動し、操作端末と作業ドローンとの間の通信を中継する。ここにいう「通信」とは、データ通信全般を含む広い概念であり、ケーブルなどにより有線接続する場合だけでなく、無線通信によって接続する場合も含まれる。
先ず、本実施の形態に係る通信中継システム10の構成例について説明する。
図1は、本実施の形態に係る通信中継システム10の構成例を示す模式図である。通信中継システム10は、作業ドローン100、中継ドローン30及び操作端末50を含む。作業ドローン100と操作端末50との間、中継ドローン30と操作端末50との間、並びに作業ドローン100と中継ドローン30との間は、それぞれ有線通信又は無線通信(例えば無線LAN(Local Area Network)、又はBluetooth(登録商標))を用いて、互いに通信することが可能である。操作端末50は、操作端末50を使用する人物(以下「ユーザ」と称する)の両手で把持された状態で使用される。操作端末50は、例えば送信機、タブレット端末、スマートフォン、携帯端末、PCなどであってよい。操作端末50は、送信機にタブレット端末、スマートフォン又は携帯端末が装着され互いに通信可能に設けられた構成であってよい。
図2は、作業ドローン100、中継ドローン30のハードウェア構成の一例を示すブロック図である。作業ドローン100と中継ドローン30との内部構成は同一でもよいし(図2参照)、中継ドローン30の内部構成は作業ドローン100の内部構成のうち一部が省略された構成でもよい。図2では、先ず作業ドローン100を例示して説明し、作業ドローン100と中継ドローン30との間で構成が相違する場合には、その相違する構成について説明する。作業ドローン100は、UAV制御部110と、メモリ120と、ジンバルGIMと、回転翼機構130と、撮像装置CAM1,CAM2と、GPS受信機140と、慣性計測装置150と、磁気コンパス160と、気圧高度計170と、ミリ波レーダ180と、風速風向計190と、噴射ノズル200と、タンク210と、圧力センサ220と、流量センサ230と、ストレージ240と、通信インターフェース250と、バッテリ260とを含む構成である。
UAV制御部110は、プロセッサ(例えばCPU(Central Processing Unit)、MPU(Micro Processing Unit)又はDSP(Digital Signal Processor))を用いて構成される。UAV制御部110は、作業ドローン100もしくは中継ドローン30の各部の動作を統括して制御するための信号処理、他の各部との間のデータの入出力処理、データの演算処理及びデータの記憶処理を行う。UAV制御部110は、作業ドローン100もしくは中継ドローン30において飛行の制御に関する処理を実行する機能を有する。
UAV制御部110は、メモリ120又はストレージ240に格納されたプログラム及び飛行経路に関する情報に従って作業ドローン100もしくは中継ドローン30の飛行を制御する。また、UAV制御部110は、通信インターフェース250を介して遠隔の操作端末50から受信した命令に従って、作業ドローン100もしくは中継ドローン30の移動(つまり、飛行)を制御する。
UAV制御部110(制御部の一例)は、回転翼機構130を制御することで、作業ドローン100もしくは中継ドローン30の飛行を制御する。つまり、UAV制御部110は、回転翼機構130を制御することにより、作業ドローン100もしくは中継ドローン30の緯度、経度、及び高度を含む位置を制御する。UAV制御部110は、GPS受信機140、慣性計測装置150、磁気コンパス160、気圧高度計170、ミリ波レーダ180のうちの少なくとも一つにより取得される位置情報に基づき、回転翼機構130を制御する。
メモリ120は、記憶部の一例である。メモリ120は、UAV制御部110が回転翼機構130、GPS受信機140、慣性計測装置150、磁気コンパス160、気圧高度計170、ミリ波レーダ180、風速風向計190、噴射ノズル200、タンク210、圧力センサ220、流量センサ230、ストレージ240、及び通信インターフェース250を制御するのに必要なプログラム等を格納する。メモリ120は、UAV制御部110の処理時に使用される各種の情報やデータを保存する。メモリ120は、コンピュータ読み取り可能な記録媒体でよく、SRAM(Static Random Access Memory)、DRAM(Dynamic Random Access Memory)、EPROM(Erasable Programmable Read Only Memory)、EEPROM(Electrically Erasable Programmable Read-Only Memory)、及びUSBメモリ等のフラッシュメモリの少なくとも1つを含んでよい。メモリ120は、作業ドローン100もしくは中継ドローン30の内部に設けられてよいし、作業ドローン100もしくは中継ドローン30から取り外し可能に設けられてよい。
ジンバルGIMは、少なくとも1つの軸を中心に撮像装置CAM1を回転可能に支持する。ジンバルGIMは、ヨー軸、ピッチ軸、及びロール軸を中心に撮像装置CAM1を回転可能に支持してよい。ジンバルGIMは、ヨー軸、ピッチ軸、及びロール軸の少なくとも1つを中心に撮像装置CAM1を回転させることで、撮像装置CAM1の撮像方向を変更してよい。なお、ジンバルGIMは、中継ドローン30の内部構成から省略されてよい。
回転翼機構130は、複数の回転翼131と、複数の回転翼131を回転させる複数の駆動モータとを有する。回転翼機構130は、回転翼131を回転させることにより、特定の方向の気流を生じさせ、作業ドローン100もしくは中継ドローン30の飛行(上昇、下降、水平移動、旋回、傾斜等)を制御する。
撮像装置CAM1は、ジンバルGIMにより回転可能に支持され、所望の撮像範囲の被写体(例えば、災害発生箇所、又は事件もしくは事故の発生箇所)を撮像して撮像画像のデータを生成する。撮像装置CAM1の撮像により得られた画像データは、撮像装置CAM1が有するメモリ、又はメモリ120に格納される。なお、撮像装置CAM1は、中継ドローン30の内部構成から省略されてよい。
撮像装置CAM2は、作業ドローン100もしくは中継ドローン30の筐体から露出可能に複数設けられ、作業ドローン100もしくは中継ドローン30の周囲を撮像して撮像画像のデータを生成する。撮像装置CAM2の画像データは、メモリ120に格納される。なお、撮像装置CAM2は、中継ドローン30の内部構成から省略されてよい。
GPS受信機140は、複数の航法衛星(つまり、GPS衛星)から発信された時刻及び各GPS衛星の位置(座標)を示す複数の信号を受信する。GPS受信機140は、受信された複数の信号に基づいて、GPS受信機140の位置(つまり、作業ドローン100もしくは中継ドローン30の位置)を算出する。GPS受信機140は、作業ドローン100もしくは中継ドローン30の位置情報をUAV制御部110に出力する。なお、GPS受信機140の位置情報の算出は、GPS受信機140の代わりにUAV制御部110により行われてよい。この場合、UAV制御部110には、GPS受信機140が受信した複数の信号に含まれる時刻及び各GPS衛星の位置を示す情報が入力される。
慣性計測装置(IMU:Inertial Measurement Unit)150は、作業ドローン100もしくは中継ドローン30の姿勢を検出し、検出結果をUAV制御部110に出力する。慣性計測装置150は、作業ドローン100もしくは中継ドローン30の姿勢として、作業ドローン100もしくは中継ドローン30の前後、左右、及び上下の3軸方向の加速度と、ピッチ軸、ロール軸、及びヨー軸の3軸方向の角速度とを検出する。
磁気コンパス160は、作業ドローン100もしくは中継ドローン30の機首の方位を検出し、検出結果をUAV制御部110に出力する。
気圧高度計170は、作業ドローン100もしくは中継ドローン30が飛行する高度を検出し、検出結果をUAV制御部110に出力する。
ミリ波レーダ180は、ミリ波帯の高周波の電波を送信し、地面や物体により反射された反射波を測定することにより、地面や物体の位置を検出し、検出結果をUAV制御部110に出力する。検出結果は、例えば作業ドローン100もしくは中継ドローン30から地面までの距離(つまり、高度)を示してよい。検出結果は、例えば作業ドローン100もしくは中継ドローン30から物体までの距離を示してよい。検出結果は、例えば作業ドローン100が上空を飛行しながら周回する災害発生箇所の作業領域の地形を示してよい。
風速風向計190は、作業ドローン100もしくは中継ドローン30の周囲の風速、風向を検出し、検出結果をUAV制御部110に出力する。検出結果は、作業ドローン100もしくは中継ドローン30が飛行する作業領域における風速、風向を示してよい。
ストレージ240は、記憶部の一例である。ストレージ240は、各種データ、情報を蓄積し、保持する。ストレージ240は、HDD(Hard Disk Drive)、SSD(Solid State Drive)、メモリカード、USBメモリ、等でよい。ストレージ240は、作業ドローン100もしくは中継ドローン30の内部にそれぞれ設けられてよいし、作業ドローン100もしくは中継ドローン30からそれぞれ取り外し可能に設けられてよい。
通信インターフェース250は、操作端末50との間で通信するとともに、作業ドローン100もしくは中継ドローン30との間で通信する。通信インターフェース250は、操作端末50からの飛行経路に関する各種の情報(例えば飛行に関する制御コマンド)を受信する。通信インターフェース250は、操作端末50からのUAV制御部110に対する各種のコマンド(命令)を受信する。通信インターフェース250は、作業ドローン100もしくは中継ドローン30の状態に関する情報、又は作業ドローン100もしくは中継ドローン30が収集した情報を操作端末50に送信する。なお、収集した情報には、作業ドローン100もしくは中継ドローン30により空撮された撮像画像のデータも含まれてよい。
バッテリ260は、作業ドローン100もしくは中継ドローン30の各部の駆動源としての機能を有し、作業ドローン100もしくは中継ドローン30の各部に必要な電源を供給する。
次に、作業ドローン100もしくは中継ドローン30のUAV制御部110の機能の一例について説明する。
UAV制御部110は、作業ドローン100もしくは中継ドローン30の位置を示す位置情報を取得する。この位置情報には、GPS受信機140により算出された緯度、経度、高度の情報でもよいし、気圧高度計170もしくはミリ波レーダ180により検出された高度の情報が更に含まれた情報でもよい。UAV制御部110は、GPS受信機140から、作業ドローン100もしくは中継ドローン30が存在する緯度、経度及び高度を示す位置情報を取得してよい。UAV制御部110は、GPS受信機140から作業ドローン100もしくは中継ドローン30が存在する緯度及び経度を示す緯度経度情報、並びに気圧高度計170又はミリ波レーダ180から作業ドローン100もしくは中継ドローン30が存在する高度を示す高度情報をそれぞれ位置情報として取得してよい。
UAV制御部110は、磁気コンパス160から作業ドローン100もしくは中継ドローン30の向きを示す向き情報を取得してよい。向き情報は、例えば作業ドローン100もしくは中継ドローン30の機首の向きに対応する方位を示してよい。
UAV制御部110は、作業ドローン100もしくは中継ドローン30が存在すべき位置を示す位置情報をメモリ120又はストレージ240から取得してよい。UAV制御部110は、作業ドローン100もしくは中継ドローン30が存在すべき位置を示す位置情報を、通信インターフェース250を介して操作端末50の他の装置から取得してよい。
UAV制御部110は、風速風向計190から作業ドローン100もしくは中継ドローン30の周囲の風速情報、風向情報を取得してよい。UAV制御部110は、作業ドローン100もしくは中継ドローン30の周囲の風速情報、風向情報、又は作業ドローン100もしくは中継ドローン30が飛行する作業領域における風速情報、風向情報を、通信インターフェース250を介して操作端末50等の他の装置から取得してよい。
UAV制御部110は、メモリ120又はストレージ240に記憶されている飛行領域に関する情報に基づき、災害発生箇所もしくは事件、事故の発生箇所の調査時に飛行して周回する飛行領域への飛行、作業ドローン100もしくは中継ドローン30の高度、飛行開始、飛行終了、飛行中の飛行経路のうち、少なくとも一つを制御してよい。
次に、操作端末50の構成例について説明する。
図3は、操作端末50のハードウェア構成の一例を示すブロック図である。操作端末50は、処理部51と、メモリ52と、無線通信部53と、表示部54と、操作部55と、入出力インターフェース56と、ストレージ57と、バッテリ58とを含む構成である。操作端末50は、作業ドローン100もしくは中継ドローン30を遠隔制御するための制御コマンド(命令)を送信する機能を有する。操作端末50は、作業ドローン100もしくは中継ドローン30の飛行に関する各種の情報やデータの入出力を行う機能を有する。なお、操作端末50は、送信機とタブレット端末、スマートフォン又は携帯端末とが互いに接続された別体の構成でよいし、送信機、タブレット端末、スマートフォン又は携帯端末のいずれかからなる単一の装置構成でもよい。
処理部51は、プロセッサ(例えばCPU、MPU又はDSP)を用いて構成される。処理部51は、操作端末50の各部の動作を統括して制御するための信号処理、他の各部との間のデータの入出力処理、データの演算処理及びデータの記憶処理を行う。
処理部51は、無線通信部53を介して、作業ドローン100もしくは中継ドローン30からのデータや情報を取得してよい。処理部51は、入出力インターフェース56を介して、他の装置からのデータや情報を取得してよい。処理部51は、操作部55を介して入力されたデータや情報を取得してよい。処理部51は、メモリ52に保持されたデータや情報を取得してよい。処理部51は、データや情報を表示部54に送り、このデータや情報に基づく表示情報を表示部54に表示させてよい。処理部51は、データや情報をストレージ57に送り、このデータや情報を格納してよい。処理部51は、ストレージ57に格納されたデータや情報を取得してよい。
処理部51は、操作部55の操作入力に基づき、災害発生箇所もしくは事件、事故の発生箇所の調査時に飛行して周回する飛行領域の設定、飛行領域での作業内容の設定、飛行領域における飛行経路の設定、飛行経路への飛行開始位置及び飛行終了位置の設定のうち、少なくとも一つの設定入力を行ってよい。
処理部51は、操作部55の操作入力に基づき、作業ドローン100もしくは中継ドローン30の移動を遠隔制御するための操作信号を生成してよい。処理部51は、生成した操作信号を移動制御用の命令として、無線通信部53を介して作業ドローン100もしくは中継ドローン30に送信し、作業ドローン100もしくは中継ドローン30を遠隔制御してよい。
処理部51は、表示部54に表示する設定画面、操作画面のうちの少なくとも一つの表示画面を生成してよい。
メモリ52は、記憶部の一例である。メモリ52は、例えば、処理部51の動作を規定するプログラムや設定値のデータが格納されたROM(Read Only Memory)と、処理部51の処理時に使用される各種の情報やデータを一時的に保存するRAM(Random Access Memory)とを有する。メモリ52のROMに格納されたプログラムや設定値のデータは、所定の記録媒体(例えばCD−ROM、DVD−ROM)にコピーされてよい。メモリ52のRAMには、例えば作業ドローン100もしくは中継ドローン30の飛行領域、飛行経路、飛行高度、各種の設定距離(後述する図5参照)などを含む飛行情報を保存してよい。
無線通信部53は、アンテナを介して、各種の無線通信方式により、作業ドローン100もしくは中継ドローン30との間で通信し、情報やデータの送受信を行う。無線通信方式は、例えば、無線LAN、Bluetooth(登録商標)、近距離無線通信、又は公衆無線回線を介した通信を含んでよい。無線通信部53は、他の装置との間で通信を行って情報やデータを送受信してよい。
表示部54は、例えばLCD(Liquid Crystal Display)又は有機EL(Electroluminescence)ディスプレイを用いて構成され、処理部51から出力された各種の情報やデータを表示する。表示部54は、例えばLED(Light Emission Diode)を用いた表示ランプを有してよい。表示ランプは、例えば、作業ドローン100もしくは中継ドローン30と操作端末50との無線の接続状態、作業ドローン100もしくは中継ドローン30の起動状態、作業ドローン100もしくは中継ドローン30又は操作端末50のバッテリの容量の残量のうち、少なくとも一つを表示する。
操作部55は、操作端末50を保持するユーザにより入力される操作指示、又はデータや情報を受け付ける。操作部55は、ジョイスティック、ボタン、キー、タッチパネル、マイクロホン、等を含んでよい。操作部55は、例えば、ユーザによる作業ドローン100もしくは中継ドローン30の移動を遠隔で制御(例えば、作業ドローン100もしくは中継ドローン30の前後移動、左右移動、上下移動、向き変更)するための操作において使用される。操作部55は、例えば、飛行領域(上述参照)に関する各種設定を入力する操作において使用される。操作部55は、例えば、飛行領域への作業ドローン100もしくは中継ドローン30の飛行の開始もしくは終了を指示する操作において使用される。
入出力インターフェース56は、操作端末50と他の装置との間の情報やデータの入出力を行う。入出力インターフェース56は、例えば操作端末50に設けられたUSBポート(不図示)でよい。入出力インターフェース56は、USBポート以外のインターフェースでもよい。
ストレージ57は、記憶部の一例である。ストレージ57は、各種データ、情報を蓄積し、保持する。ストレージ57は、フラッシュメモリ、SSD(Solid State Drive)、メモリカード、USBメモリ、等でよい。ストレージ57は、操作端末50の本体から取り外し可能に設けられてよい。
バッテリ58は、操作端末50の各部の駆動源としての機能を有し、操作端末50の各部に必要な電源を供給する。
次に、作業ドローン100、中継ドローン30、操作端末50の主要な機能構成例について説明する。
図4は、作業ドローン100、中継ドローン30、操作端末50の主要な機能構成例を示すブロック図である。図4では、図2や図3に示した作業ドローン100、中継ドローン30、操作端末50のハードウェア構成のうち主要な機能構成例が記載されている。
操作端末50は、送信部53Tと、受信部53Rとを主に含む構成である。送信部53Tと受信部53Rとは無線通信部53(図3参照)に対応する。
送信部53Tは、ユーザの操作に基づく操作信号に従って、例えば作業ドローン100もしくは中継ドローン30の飛行あるいは情報収集に関する各種の制御コマンド(命令)を中継ドローン30に送信する。なお、図4では図示が省略されているが、操作端末50が作業ドローン100との間で直接に制御が可能な位置に存在する場合には、作業ドローン100の飛行あるいは情報収集に関する各種の制御コマンド(命令)を作業ドローン100に直接に送信してよい。また、送信部53Tは、操作端末50が存在する現在の位置情報を中継ドローン30及び作業ドローン100に送信してよい。
受信部53Rは、中継ドローン30から送信された、作業ドローン100の現在の状態に関する情報あるいは作業ドローン100により収集された情報を受信する。この受信された情報は、例えば操作端末50の表示部54(図3参照)において表示される。
中継ドローン30は、端末データ受信部31と、作業ドローンデータ送信部32と、作業ドローンデータ受信部33と、端末データ送信部34と、作業ドローン追跡部35と、中継ドローン制御部36とを主に含む構成である。端末データ受信部31と、作業ドローンデータ送信部32と、作業ドローンデータ受信部33と、端末データ送信部34とは通信インターフェース250(図2参照)に対応する。作業ドローン追跡部35と、中継ドローン制御部36とはUAV制御部110(図2参照)に対応する。
端末データ受信部31は、操作端末50から送信された、作業ドローン100もしくは中継ドローン30の飛行あるいは情報収集に関する各種の制御コマンド(命令)を受信する。端末データ受信部31は、作業ドローン100の飛行あるいは情報収集に関する各種の制御コマンド(命令)を作業ドローンデータ送信部32に送る。また、端末データ受信部31は、操作端末50から送信された操作端末50の位置情報を受信してよい。端末データ受信部31は、操作端末50の位置情報を作業ドローン追跡部35に送ってよい。
作業ドローンデータ送信部32は、端末データ受信部31から送られた、作業ドローン100の飛行あるいは情報収集に関する各種の制御コマンド(命令)を取得する。作業ドローンデータ送信部32は、作業ドローン100の飛行あるいは情報収集に関する各種の制御コマンド(命令)を作業ドローン100に送信する。
作業ドローンデータ受信部33は、作業ドローン100から送信された、作業ドローン100の現在の状態に関する情報あるいは作業ドローン100により収集された情報を受信する。作業ドローンデータ受信部33は、作業ドローン100の現在の状態に関する情報あるいは作業ドローン100により収集された情報を端末データ送信部34に送る。また、作業ドローンデータ受信部33は、作業ドローン100から送信された、作業ドローン100が存在する現在の位置情報を受信してよい。作業ドローンデータ受信部33は、作業ドローン100の位置情報を作業ドローン追跡部35に送ってよい。
端末データ送信部34は、作業ドローンデータ受信部33から送られた、作業ドローン100の現在の状態に関する情報あるいは作業ドローン100により収集された情報を操作端末50に送信する。
作業ドローン追跡部35は、端末データ受信部31から送られた操作端末50の位置情報、作業ドローンデータ受信部33から送られた作業ドローン100の位置情報、中継ドローン30により算出された中継ドローン30の位置情報をそれぞれ取得する。作業ドローン追跡部35は、作業ドローン100,中継ドローン30,操作端末50のそれぞれの位置情報を用いて、作業ドローン100の追跡に関する各種の処理を実行する。
例えば、作業ドローン追跡部35は、作業ドローン100,中継ドローン30,操作端末50のそれぞれの位置情報を用いて、作業ドローン100と操作端末50との間の相対距離L0(図9参照)、作業ドローン100と中継ドローン30との間の相対距離L1(図9参照)、中継ドローン30と操作端末50との間の相対距離L2(図9参照)をそれぞれ算出する。作業ドローン追跡部35は、それぞれの相対距離L0,L1,L2の算出結果、並びに作業ドローン100,中継ドローン30,操作端末50のそれぞれの位置情報を中継ドローン制御部36に送る。
中継ドローン制御部36は、作業ドローン追跡部35から送られた相対距離L0,L1,L2の算出結果、並びに作業ドローン100,中継ドローン30,操作端末50のそれぞれの位置情報を取得する。中継ドローン制御部36は、中継ドローン30が操作端末50と作業ドローン100との間の通信を中継するために、作業ドローン100,中継ドローン30,操作端末50のそれぞれの位置情報を用いて、中継ドローン30の飛行開始前、飛行中、飛行終了時におけるそれぞれの位置情報を制御する。言い換えると、中継ドローン制御部36は、作業ドローン100の状態に応じて、操作端末50と作業ドローン100との間の通信を中継する中継ドローン30の状態を制御する。
これにより、中継ドローン30は、ユーザにより操作される操作端末50からの操作信号の電波強度を特段上げる必要も無く、操作端末50と作業ドローン100との間の通信を中継できるので、調査作業を行う作業ドローン100と操作端末50との間の通信の遮断を低減できる。従って、通信中継システム10によれば、中継ドローン30が操作端末50と作業ドローン100との間で相互の通信を中継可能となるので、操作端末50からの作業ドローン100の遠隔操作の範囲を実質的に広げることが可能となる。
また、中継ドローン30は、作業ドローン100の状態として、作業ドローン100の位置情報をUAV制御部110において取得する。中継ドローン30は、中継ドローン30の状態として、作業ドローン100の位置情報に応じて、中継ドローン30の飛行高度を制御する。これにより、中継ドローン30は、作業ドローン100の位置情報に合わせて自らの飛行中の飛行高度(言い換えると、自らの位置情報)を制御でき、操作端末50と作業ドローン100との間の通信を効果的に中継できる。
作業ドローン100は、作業ドローン受信部101と、作業ドローン送信部103と、作業ドローン処理部105と、作業ドローン制御部107とを主に含む構成である。作業ドローン受信部101と、作業ドローン送信部103とは通信インターフェース250(図2参照)に対応する。作業ドローン制御部107はUAV制御部110(図2参照)に対応する。
作業ドローン受信部101は、作業ドローンデータ送信部32から送信された、作業ドローン100の飛行あるいは情報収集に関する各種の制御コマンド(命令)を受信する。作業ドローン受信部101は、作業ドローン100の飛行あるいは情報収集に関する各種の制御コマンド(命令)を作業ドローン制御部107に送る。
作業ドローン送信部103は、作業ドローン処理部105から送られた、作業ドローン100の現在の状態に関する情報あるいは作業ドローン100により収集された情報を中継ドローン30に送信する。
作業ドローン処理部105は、作業ドローン100自体の状態(例えば位置、飛行速度、飛行高度、飛行中の加速度)に関する情報、もしくは作業ドローン100の周囲の状態(例えば風速、風向、湿度)を算出又は計測して取得する。また、作業ドローン処理部105は、撮像装置CAM1,CAM2により撮像(つまり、空撮)された撮像画像(撮像映像を含む。以下同様。)のデータを取得する。作業ドローン処理部105は、作業ドローン100自体の状態もしくは作業ドローン100の周囲の状態に関する情報、並びに撮像画像のデータを、作業ドローン100の現在の状態に関する情報あるいは作業ドローン100により収集された情報として作業ドローン送信部103に送る。
作業ドローン制御部107は、飛行領域となる災害発生箇所もしくは事件、事故の発生箇所において行う所定の作業の実行を制御する。作業ドローン制御部107は、例えば作業ドローン100にロボットアーム(図示略)が搭載されている場合には、ロボットアームの動作を制御して、飛行領域の飛行中において物資などの運搬を行う。これにより、作業ドローン100は、飛行領域となる災害発生箇所もしくは事件、事故の発生箇所において、物資運搬などにより救援対策を行うことができる。
また、作業ドローン制御部107は、例えば作業ドローン100に少なくとも1つの噴射ノズル(図示略)及びタンク(図示略)が搭載されている場合には、タンクと噴射ノズルとを繋ぐ弁(図示略)の開閉を制御して、飛行領域の飛行中においてタンク内の水を流出して噴射ノズルから散水する。これにより、作業ドローン100は、例えば飛行領域となる災害発生箇所において、消防車が到着する前などに応急処置的な火災の鎮火を支援できる。
次に、中継ドローン30による通信の中継の際に設定される設定パラメータについて説明する。
図5は、中継ドローン30による通信の中継の際に設定される設定パラメータの説明図である。図5では、操作端末50を使用するユーザが地上の地点(つまり、地面GND)である位置Ps1に存在しており、中継ドローン30及び作業ドローン100がともに位置Ps1から離れて上空を飛行中である状態が示されている。図5では、操作端末50が存在する位置Ps1は、操作端末50の位置からの安全制御距離Sf1を半円で示した場合の半円中心位置に対応する。
設定パラメータは、直接制御距離Cnt1と、追跡距離Tr1と、追跡高度Hg1と、安全制御距離Sf1と、追跡高度範囲RNG1とが少なくとも含まれる。
直接制御距離Cnt1は、建物などの通信障害物の有無に拘わらず、操作端末50が直接に作業ドローン100もしくは中継ドローン30との間で通信の制御が可能な距離である。従って、操作端末50から直接制御距離Cnt1の範囲内に作業ドローン100もしくは中継ドローン30が存在する場合には、操作端末50と作業ドローン100もしくは中継ドローン30との間に建物が存在しても、その間の通信の遮断は発生しない。直接制御距離Cnt1は、例えば30mとするが、30mに限定されるものではない。
追跡距離Tr1は、中継ドローン30が操作端末50と作業ドローン100との間で通信を安定的に中継するために、作業ドローン100と中継ドローン30とがともに飛行中に中継ドローン30と作業ドローン100との間で維持される飛行中の間隔を示す距離である。追跡距離Tr1は、例えば10mとするが、10mに限定されるものではない。
追跡高度Hg1は、中継ドローン30が操作端末50と作業ドローン100との間で通信を中継するために、中継ドローン30が飛行中に維持される飛行中の飛行高度を示す。追跡高度Hg1は、例えば200mとするが、200mに限定されるものではない。
安全制御距離Sf1は、建物などの通信障害物が存在すると通信の遮断が発生する可能性はあるが、建物などの通信障害物の影響を受けない限り、操作端末50が中継ドローン30との間で通信の制御が可能な最も遠く離れた位置までの距離である。従って、操作端末50から安全制御距離Sf1の範囲内に中継ドローン30が存在する場合には、建物などの通信障害物により操作端末50と中継ドローン30との間の通信が遮断される可能性はあるものの、操作端末50と中継ドローン30との間の通信は可能である。安全制御距離Sf1は、例えば3000mとするが、3000mに限定されるものではない。
追跡高度範囲RNG1は、中継ドローン30が操作端末50と作業ドローン100との間で通信を中継するために、中継ドローン30が飛行中に維持される飛行中の飛行高度の範囲を示す。追跡高度範囲RNG1は、例えば100m〜500mとするが、100m〜500mに限定されるものではない。
次に、本実施の形態の通信中継システム10において、中継ドローン30が操作端末50と作業ドローン100との間の通信を中継する3種類の実施例について順に説明する。
(実施例1)
図6は、実施例1に係る通信中継時の操作端末50、中継ドローン30、作業ドローン100の位置を示す説明図である。図6では、操作端末50が存在する位置Ps1は、操作端末50の位置からの安全制御距離Sf1を半円で示した場合の半円中心位置に対応する。
図6に示すように、中継ドローン30は上空の位置Ps2を飛行中である場合、操作端末50と中継ドローン30との間の距離は前述した安全制御距離Sf1を超えていない。このため、建物などの通信障害物によって操作端末50と中継ドローン30との間の通信が遮断される可能性はあるものの、操作端末50と作業ドローン100との間の通信は、中継ドローン30によって中継が可能である。
一方、中継ドローン30が上空の位置Ps3を飛行中である場合、操作端末50と中継ドローン30との間の距離は前述した安全制御距離Sf1を超えている。このため、操作端末50と中継ドローン30との間の通信は建物などの通信障害物によって遮断される確率が高く、中継ドローン30は、操作端末50に対し、所定の警報(図7参照)を指示する。これにより、ユーザは、操作端末50を持ち抱えたまま、操作端末50と中継ドローン30との間の距離が安全制御距離Sf1以内となる位置まで移動することで、中継ドローン30を介した作業ドローン100と操作端末50との間の通信の中継を可能とできる。
図7は、実施例1に係る中継ドローン30における通信中継の動作手順の一例を示すフローチャートである。図7の説明では、適宜、図6を参照する。
図7において、中継ドローン30の作業ドローン追跡部35は、作業ドローン100の追跡に関する各種の処理を実行する(S1)。
具体的には、作業ドローン追跡部35は、作業ドローンデータ受信部33から送られた作業ドローン100の位置情報を抽出し(S11)、中継ドローン30により算出された中継ドローン30の位置情報を抽出し(S12)、端末データ受信部31から送られた操作端末50の位置情報を抽出する(S13)。ステップS11〜S13の処理の実行順序は問わない。
また、作業ドローン追跡部35は、ステップS11,S12で抽出された作業ドローン100,中継ドローン30のそれぞれの位置情報を用いて、作業ドローン100と中継ドローン30との間の水平方向の相対距離D1(図6参照、第1距離の一例)を算出する(S14)。作業ドローン追跡部35は、ステップS12,S13で抽出された中継ドローン30,操作端末50のそれぞれの位置情報を用いて、中継ドローン30と操作端末50との間の水平方向の相対距離D3(図6参照、第2距離の一例)を算出する(S15)。
中継ドローン30の中継ドローン制御部36は、ステップS1の処理結果を用いて、操作端末50と作業ドローン100との間の通信の中継に関する処理を実行する(S2)。
具体的には、中継ドローン制御部36は、ステップS15で算出された相対距離D3が前述した安全制御距離Sf1(例えば3000m)以下であるかどうかを判断する(S21)。
中継ドローン制御部36は、相対距離D3が安全制御距離Sf1以下であると判断した場合には(S21、YES)、ステップS14で算出された相対距離D1が前述した追跡距離Tr1(例えば10m)以上であるかどうかを判断する(S22)。
中継ドローン制御部36は、相対距離D1が追跡距離Tr1以上であると判断した場合には(S22、YES)、作業ドローン100との間の相対距離D1が追跡距離Tr1となるように飛行して移動するように中継ドローン30の飛行を制御する(S23)。これにより、中継ドローン30は、作業ドローン100との間が追跡距離Tr1を超えた場合でも作業ドローン100の移動に追従して移動できるので、操作端末50と作業ドローン100との間の通信を安定的に中継できる。
一方、中継ドローン制御部36は、相対距離D1が追跡距離Tr1未満であると判断した場合には(S22、NO)、ホバリング(つまり、現在の飛行位置を維持して飛行を継続する)ように中継ドローン30の飛行を制御する(S24)。これにより、中継ドローン30は、作業ドローン100との間の相対距離D1が追跡距離Tr1以内であるため、積極的に移動する必要無くホバリングした状態で、操作端末50と作業ドローン100との間の通信を安定的に中継できる。
一方、中継ドローン制御部36は、相対距離D3が安全制御距離Sf1を超えていると判断した場合には(S21、NO)、操作端末50に対し、中継ドローン30と操作端末50との間の通信に支障が生じる旨の警報を所定の警報として指示(送信)する(S25)。これにより、ユーザは、操作端末50を持ち抱えたまま、操作端末50と中継ドローン30との間の距離が安全制御距離Sf1以内となる位置まで移動することで、中継ドローン30を介した作業ドローン100と操作端末50との間の通信の中継を可能とできる。
ステップS2の後、例えば操作端末50から中継ドローン30の飛行の終了を指示する旨の制御コマンド(命令)が送信された場合には(S3、YES)、中継ドローン30は飛行を終了する。一方、ステップS2の後、例えば操作端末50から中継ドローン30の飛行の終了を指示する旨の制御コマンド(命令)が送信されない場合には(S3、NO)、中継ドローン30の飛行は継続されるため、中継ドローン30の処理はステップS1に戻り、中継ドローン30の飛行が終了するまでステップS1,S2の処理がそれぞれ繰り返される。
(実施例2)
図8は、実施例2に係る立上モード中の通信中継時の操作端末50、中継ドローン30、作業ドローン100の位置を示す説明図である。図9は、実施例2に係る中継モード中の通信中継時の操作端末50、中継ドローン30、作業ドローン100の位置を示す説明図である。図8,図9では、操作端末50が存在する位置Ps1は、操作端末50の位置からの安全制御距離Sf1を半円で示した場合の半円中心位置に対応する。
立上モードとは、例えば中継ドローン30が操作端末50と作業ドローン100との間の通信を安定的に中継できる程の十分な飛行高度までに上昇しておらず、作業ドローン100と同等の飛行高度まで中継ドローン30が上昇する時の飛行モードである。一方、中継モードとは、例えば中継ドローン30が操作端末50と作業ドローン100との間の通信を安定的に中継できる程の十分な飛行高度までに上昇した後に、作業ドローン100の移動に追従して中継ドローン30も移動して中継する時の飛行モードである。
図8に示すように、中継ドローン30は上空の位置Ps4に存在している場合、操作端末50と作業ドローン100との間の通信を安定的に中継できる程の十分な飛行高度までに上昇していない。つまり、図8に示す中継ドローン30は、作業ドローン100と同等の飛行高度までに上昇中の状態(言い換えると、立上モード中)である。
図9に示すように、中継ドローン30は上空の位置Ps5に存在している場合、操作端末50と作業ドローン100との間の通信を安定的に中継できる程の十分な飛行高度まで上昇した状態である。つまり、図9に示す中継ドローン30は、作業ドローン100と同等の飛行高度までに上昇した後の状態(言い換えると、中継モード中)である。
図10は、実施例2に係る中継ドローン30における通信中継の動作手順の一例を示すフローチャートである。図10の説明では、適宜、図8もしくは図9を参照する。また、図10の説明において、図7で説明した処理と同一の処理については同一のステップ番号を付与して説明を簡略化又は省略する。
図10において、中継ドローン30の作業ドローン追跡部35は、作業ドローン100の追跡に関する各種の処理を実行する(S1A)。
作業ドローン追跡部35は、ステップS11,S12で抽出された作業ドローン100,中継ドローン30のそれぞれの位置情報を用いて、作業ドローン100と中継ドローン30との間の水平方向の相対距離L1(図8,図9参照、第1距離の一例)を算出する(S16)。作業ドローン追跡部35は、ステップS11,S13で抽出された作業ドローン100,操作端末50のそれぞれの位置情報を用いて、作業ドローン100と操作端末50との間の水平方向の相対距離L0(図8,図9参照、第3距離の一例)を算出する(S17)。作業ドローン追跡部35は、ステップS12,S13で抽出された中継ドローン30,操作端末50のそれぞれの位置情報を用いて、中継ドローン30と操作端末50との間の水平方向の相対距離L2(図6参照、第2距離の一例)を算出する(S18)。
中継ドローン30の中継ドローン制御部36は、ステップS1Aの処理結果を用いて、操作端末50と作業ドローン100との間の通信の中継に関して、立上モード又は中継モードに応じた処理を実行する(S2A)。
中継ドローン制御部36は、ステップ17で算出された相対距離L0が前述した直接制御距離Cnt1(例えば30m)以下であるかどうかを判断する(S26)。
中継ドローン制御部36は、相対距離L0が直接制御距離Cnt1以下であると判断した場合には(S26、YES)、操作端末50と作業ドローン100との間の通信を安定的に中継できる程の十分な飛行高度までに上昇していないので、中継ドローン30の飛行モードとして立上モードを設定し、立上モードに応じた各種の処理を実行する。これにより、中継ドローン30は、操作端末50と作業ドローン100との間の通信を安定的に中継可能となるように自らの飛行高度を効率的に制御でき、作業ドローン100との追跡距離も維持可能に飛行できる。
具体的には、中継ドローン制御部36は、ステップS11,S12で抽出された作業ドローン100,中継ドローン30のそれぞれの位置情報を用いて、作業ドローン100と中継ドローン30との間の飛行高度差K1(図8,図9参照)を算出する。中継ドローン制御部36は、飛行高度差K1が所定の追跡高度差(例えば20m)以上であるかどうかを判断する(S27)。
中継ドローン制御部36は、飛行高度差K1が所定の追跡高度差以上であると判断した場合には(S27、YES)、作業ドローン100の飛行高度と同一の飛行高度とする飛行を実行するために、飛行高度を上げて上昇する(S28)。これにより、中継ドローン30は、操作端末50と作業ドローン100との間の通信を安定的に中継できる程の十分な飛行高度までに上昇できる。
一方、中継ドローン制御部36は、飛行高度差K1が所定の追跡高度差未満であると判断した場合には(S27、NO)、ステップS16で算出された相対距離L1が前述した追跡距離Tr1(例えば10m)以上であるかどうかを判断する(S22)。
中継ドローン制御部36は、相対距離L1が追跡距離Tr1以上であると判断した場合には(S22、YES)、作業ドローン100との間の相対距離L1が追跡距離Tr1となるように飛行して移動するように中継ドローン30の飛行を制御する(S23)。これにより、中継ドローン30は、作業ドローン100との間が追跡距離Tr1を超えた場合でも作業ドローン100の移動に追従して移動できるので、操作端末50と作業ドローン100との間の通信を安定的に中継できる。
一方、中継ドローン制御部36は、相対距離L1が追跡距離Tr1未満であると判断した場合には(S22、NO)、ホバリング(つまり、現在の飛行位置を維持して飛行を継続する)ように中継ドローン30の飛行を制御する(S24)。これにより、中継ドローン30は、作業ドローン100との間の相対距離L1が追跡距離Tr1以内であるため、積極的に移動する必要無くホバリングした状態で、操作端末50と作業ドローン100との間の通信を安定的に中継できる。
一方、中継ドローン制御部36は、相対距離L0が直接制御距離Cnt1を超えると判断した場合には(S26、NO)、操作端末50と作業ドローン100との間の通信を安定的に中継できる程の十分な飛行高度までに上昇したので、中継ドローン30の飛行モードとして中継モードを設定し、中継モードに応じた各種の処理を実行する。これにより、中継ドローン30は、操作端末50と作業ドローン100との間の通信を安定的に中継可能となるように自らの飛行位置を効率的に制御でき、作業ドローン100との追跡距離も維持可能に飛行できる。
具体的には、中継ドローン制御部36は、現在の飛行高度を前述した追跡高度Hg1(例えば200m)となるように飛行高度を一定に制御して、中継ドローン30の上昇又は降下の制御を実行する(S29)。これにより、中継ドローン30は、例えば追跡高度Hg1程度に上昇した作業ドローン100と同等の飛行高度を維持した状態で、作業ドローン100と操作端末50との間の通信を安定的に中継することができる。
中継ドローン制御部29は、ステップS29の後、ステップS18で算出された相対距離L2が前述した安全制御距離Sf1(例えば3000m)以上であるかどうかを判断する(S30)。
中継ドローン制御部36は、相対距離L2が安全制御距離Sf1未満であると判断した場合には(S30、NO)、ステップS16で算出された相対距離L1が前述した追跡距離Tr1(例えば10m)以上であるかどうかを判断する(S22)。
中継ドローン制御部36は、相対距離L1が追跡距離Tr1以上であると判断した場合には(S22、YES)、作業ドローン100との間の相対距離L1が追跡距離Tr1となるように飛行して移動するように中継ドローン30の飛行を制御する(S23)。これにより、中継ドローン30は、作業ドローン100との間が追跡距離Tr1を超えた場合でも作業ドローン100の移動に追従して移動できるので、操作端末50と作業ドローン100との間の通信を安定的に中継できる。
一方、中継ドローン制御部36は、相対距離L1が追跡距離Tr1未満であると判断した場合には(S22、NO)、ホバリング(つまり、現在の飛行位置を維持して飛行を継続する)ように中継ドローン30の飛行を制御する(S24)。これにより、中継ドローン30は、作業ドローン100との間の相対距離L1が追跡距離Tr1以内であるため、積極的に移動する必要無くホバリングした状態で、操作端末50と作業ドローン100との間の通信を安定的に中継できる。
一方、中継ドローン制御部36は、相対距離L2が安全制御距離Sf1を超えていると判断した場合には(S30、NO)、操作端末50に対し、中継ドローン30と操作端末50との間の通信に支障が生じる旨の警報を所定の警報として指示(送信)する(S25)。これにより、ユーザは、操作端末50を持ち抱えたまま、操作端末50と中継ドローン30との間の距離が安全制御距離Sf1以内となる位置まで移動することで、中継ドローン30を介した作業ドローン100と操作端末50との間の通信の中継を可能とできる。
ステップS2Aの後、例えば操作端末50から中継ドローン30の飛行の終了を指示する旨の制御コマンド(命令)が送信された場合には(S3、YES)、中継ドローン30は飛行を終了する。一方、ステップS2Aの後、例えば操作端末50から中継ドローン30の飛行の終了を指示する旨の制御コマンド(命令)が送信されない場合には(S3、NO)、中継ドローン30の飛行は継続されるため、中継ドローン30の処理はステップS1Aに戻り、中継ドローン30の飛行が終了するまでステップS1A,S2Aの処理がそれぞれ繰り返される。
(実施例3)
図11は、実施例3に係る中継モード中の通信中継時の操作端末50、中継ドローン30、作業ドローン100の位置を示す説明図である。実施例3では、中継ドローン30は、実施例1,2とは異なり、作業ドローン100の飛行高度に応じて、自らの飛行中の飛行高度を追跡高度範囲RNG1内で制御して飛行することで、作業ドローン100と操作端末50との間の通信を中継する。
図11に示すように、作業ドローン100が追跡高度範囲RNG1内で飛行している場合には、中継ドローン30は、作業ドローン100と同一の飛行高度を維持した上で、上空を飛行する(例えば位置Ps6参照)。
また、作業ドローン100が追跡高度範囲RNG1を超えてさらに上空を飛行している場合には、中継ドローン30は、追跡高度範囲RNG1の上限となる飛行高度まで上昇した上で飛行する(例えば位置Ps7参照)。
また、作業ドローン100が追跡高度範囲RNG1を超えてさらに低空を飛行している場合には、中継ドローン30は、追跡高度範囲RNG1の下限となる飛行高度まで降下した上で飛行する(例えば位置Ps8参照)。
図12は、実施例3に係る中継ドローン30における中継モード中の通信中継の動作手順の一例を示すフローチャートである。実施例3と実施例2とでは、作業ドローン追跡部35の処理の実行内容は同一であり、同一の内容の説明は省略する。また、実施例3と実施例2とでは、中継ドローン制御部36の処理は、中継モード時の処理が異なるだけであり、立上モード時の処理は同一であるため、立上モード時の処理の説明は図9を参照して説明したので、実施例3では改めて説明を省略する。従って、図12では、図9の中継ドローン制御部36の中継モード時の処理と異なる中継モード時の処理のみ示されているが、実施例3では中継モード時以外の処理は実施例2と同一であるため、同一の内容の説明は省略する。
実施例3において、中継ドローン制御部36は、相対距離L0が直接制御距離Cnt1を超えると判断した場合には(S26、NO)、操作端末50と作業ドローン100との間の通信を安定的に中継できる程の十分な飛行高度までに上昇したので、中継ドローン30の飛行モードとして中継モードを設定し、中継モードに応じた各種の処理を実行する。これにより、中継ドローン30は、操作端末50と作業ドローン100との間の通信を安定的に中継可能となるように自らの飛行位置を効率的に制御でき、作業ドローン100との追跡距離も維持可能に飛行できる。
図12において、中継ドローン制御部36は、ステップS11で抽出された作業ドローン100の位置情報(高度情報を含む)を用いて、作業ドローン100の飛行高度が追跡高度範囲RNG1の下限から上限までの範囲内であるかどうかを判断する(S31)。
中継ドローン制御部36は、作業ドローン100の飛行高度が追跡高度範囲RNG1の下限から上限までの範囲内であると判断した場合には(S31、YES)、中継ドローン30の飛行高度を作業ドローン100の飛行高度と同一となるように中継ドローン30の飛行を制御して移動する(S32)。これにより、中継ドローン30は、所定の追跡高度範囲RNG1内で飛行している作業ドローン100と同一の飛行高度で飛行できるので、操作端末50と作業ドローン100との間の通信を安定的に中継できる。
中継ドローン制御部36は、ステップS32の後、ステップS18で算出された相対距離L2が前述した安全制御距離Sf1(例えば3000m)以上であるかどうかを判断する(S30)。
中継ドローン制御部36は、相対距離L2が安全制御距離Sf1未満であると判断した場合には(S30、NO)、ステップS16で算出された相対距離L1が前述した追跡距離Tr1(例えば10m)以上であるかどうかを判断する(S22)。
中継ドローン制御部36は、相対距離L1が追跡距離Tr1以上であると判断した場合には(S22、YES)、作業ドローン100との間の相対距離L1が追跡距離Tr1となるように飛行して移動するように中継ドローン30の飛行を制御する(S23)。これにより、中継ドローン30は、作業ドローン100との間が追跡距離Tr1を超えた場合でも作業ドローン100の移動に追従して作業ドローン100の飛行高度と同一の飛行高度を維持しながら移動できるので、操作端末50と作業ドローン100との間の通信を安定的に中継できる。
一方、中継ドローン制御部36は、相対距離L1が追跡距離Tr1未満であると判断した場合には(S22、NO)、ホバリング(つまり、現在の飛行位置を維持して飛行を継続する)ように中継ドローン30の飛行を制御する(S24)。これにより、中継ドローン30は、作業ドローン100との間の相対距離L1が飛行高度を同一にしながら追跡距離Tr1以内であるため、積極的に移動する必要無くホバリングした状態で、操作端末50と作業ドローン100との間の通信を安定的に中継できる。
一方、中継ドローン制御部36は、相対距離L2が安全制御距離Sf1を超えていると判断した場合には(S30、NO)、操作端末50に対し、中継ドローン30と操作端末50との間の通信に支障が生じる旨の警報を所定の警報として指示(送信)する(S25)。これにより、ユーザは、操作端末50を持ち抱えたまま、操作端末50と中継ドローン30との間の距離が安全制御距離Sf1以内となる位置まで移動することで、中継ドローン30を介した作業ドローン100と操作端末50との間の通信の中継を可能とできる。
一方、中継ドローン制御部36は、作業ドローン100の飛行高度が追跡高度範囲RNG1の下限から上限までの範囲内ではないと判断した場合には(S31、NO)、中継ドローン30の飛行高度を作業ドローン100の飛行高度に近づく方向に追跡高度範囲RNG1の上限又は下限に飛行高度を合わせて移動する(S33)。これにより、中継ドローン30は、所定の追跡高度範囲RNG1内でかつ作業ドローン100に近づく方向に飛行できるので、操作端末50と作業ドローン100との間の通信を安定的に中継できる。
中継ドローン制御部36は、ステップS33の後、ステップS18で算出された相対距離L2が前述した安全制御距離Sf1(例えば3000m)以上であるかどうかを判断する(S30)。
中継ドローン制御部36は、相対距離L2が安全制御距離Sf1未満であると判断した場合には(S30、NO)、ステップS16で算出された相対距離L1が前述した追跡距離Tr1(例えば10m)以上であるかどうかを判断する(S22)。
中継ドローン制御部36は、相対距離L1が追跡距離Tr1以上であると判断した場合には(S22、YES)、作業ドローン100との間の相対距離L1が追跡距離Tr1となるように飛行して移動するように中継ドローン30の飛行を制御する(S23)。これにより、中継ドローン30は、作業ドローン100との間が追跡距離Tr1を超えた場合でも作業ドローン100の移動に追従して追跡高度範囲RNG1内の飛行高度を維持しながら作業ドローン100に近づく方向に移動できるので、操作端末50と作業ドローン100との間の通信を安定的に中継できる。
一方、中継ドローン制御部36は、相対距離L1が追跡距離Tr1未満であると判断した場合には(S22、NO)、ホバリング(つまり、現在の飛行位置を維持して飛行を継続する)ように中継ドローン30の飛行を制御する(S24)。これにより、中継ドローン30は、追跡高度範囲RNG1内の飛行高度を維持しながら作業ドローン100に近づく方向に移動できるため、作業ドローン100との間の相対距離L1が追跡距離Tr1以内であるため、積極的に移動する必要無くホバリングした状態で、操作端末50と作業ドローン100との間の通信を安定的に中継できる。
一方、中継ドローン制御部36は、相対距離L2が安全制御距離Sf1を超えていると判断した場合には(S30、NO)、操作端末50に対し、中継ドローン30と操作端末50との間の通信に支障が生じる旨の警報を所定の警報として指示(送信)する(S25)。これにより、ユーザは、操作端末50を持ち抱えたまま、操作端末50と中継ドローン30との間の距離が安全制御距離Sf1以内となる位置まで移動することで、中継ドローン30を介した作業ドローン100と操作端末50との間の通信の中継を可能とできる。
以上、本開示について実施の形態を用いて説明したが、本開示に係る発明の技術的範囲は上述した実施の形態に記載の範囲には限定されない。上述した実施の形態に、多様な変更又は改良を加えることが当業者に明らかである。その様な変更又は改良を加えた形態も本発明の技術的範囲に含まれ得ることが、特許請求の範囲の記載からも明らかである。
特許請求の範囲、明細書、及び図面中において示した装置、システム、プログラム、及び方法における動作、手順、ステップ、及び段階等の各処理の実行順序は、特段「より前に」、「先立って」等と明示しておらず、前の処理の出力を後の処理で用いるのでない限り、任意の順序で実現可能である。特許請求の範囲、明細書、及び図面中の動作フローに関して、便宜上「先ず」、「次に」等を用いて説明したとしても、この順で実施することが必須であることを意味するものではない。
10 通信中継システム
30 中継ドローン
31 端末データ受信部
32 作業ドローンデータ送信部
33 作業ドローンデータ受信部
34 端末データ送信部
35 作業ドローン追跡部
36 中継ドローン制御部
50 操作端末
51 処理部
52 メモリ
53 無線通信部
53R 受信部
53T 送信部
54 表示部
55 操作部
56 入出力インターフェース
57 ストレージ
58 バッテリ
100 作業ドローン
101 作業ドローン受信部
103 作業ドローン送信部
105 作業ドローン処理部
107 作業ドローン制御部
110 UAV制御部
120 メモリ
130 回転翼機構
140 GPS受信機
150 慣性計測装置
160 磁気コンパス
170 気圧高度計
180 ミリ波レーダ
190 風速風向計
240 ストレージ
250 通信インターフェース
260 バッテリ
CAM1、CAM2 撮像装置
GIM ジンバル

Claims (40)

  1. 操作端末と所定の作業を行う作業飛行体との間の通信を中継する通信中継方法であって、
    前記作業飛行体の状態を取得するステップと、
    前記作業飛行体の状態に応じて、前記操作端末と前記作業飛行体との間で前記通信を中継する中継飛行体の状態を制御するステップと、を有する、
    通信中継方法。
  2. 前記作業飛行体の状態を取得するステップは、
    前記作業飛行体の位置情報を取得するステップを含み、
    前記中継飛行体の状態を制御するステップは、
    前記作業飛行体の位置情報に応じて、前記中継飛行体の飛行高度を制御するステップを含む、
    請求項1に記載の通信中継方法。
  3. 前記作業飛行体の状態を取得するステップは、
    前記作業飛行体と前記中継飛行体との間の第1距離を算出するステップを含み、
    前記中継飛行体の状態を制御するステップは、
    前記第1距離が所定の追跡距離以上である場合に、前記第1距離が前記追跡距離となるように移動するステップを含む、
    請求項1又は2に記載の通信中継方法。
  4. 前記作業飛行体の状態を取得するステップは、
    前記作業飛行体と前記中継飛行体との間の第1距離を算出するステップを含み、
    前記中継飛行体の状態を制御するステップは、
    前記第1距離が所定の追跡距離未満である場合に、現在の飛行位置の飛行を継続するステップを含む、
    請求項1又は2に記載の通信中継方法。
  5. 前記作業飛行体の状態を取得するステップは、
    前記操作端末と前記中継飛行体との間の第2距離を算出するステップを含み、
    前記中継飛行体の状態を制御するステップは、
    前記第2距離が所定の安全制御距離以上である場合に、前記操作端末と前記中継飛行体との通信に支障が生じる旨の警報を前記操作端末に指示するステップを含む、
    請求項1又は2に記載の通信中継方法。
  6. 前記作業飛行体の状態を取得するステップは、
    前記作業飛行体と前記操作端末との間の第3距離を算出するステップを含み、
    前記中継飛行体の状態を制御するステップは、
    前記第3距離が所定の直接制御距離以下である場合に、前記中継飛行体の立上モードを実行するステップを含む、
    請求項1又は2に記載の通信中継方法。
  7. 前記中継飛行体の立上モードを実行するステップは、
    前記作業飛行体と前記中継飛行体との間の飛行高度差を算出するステップと、
    前記飛行高度差が所定の追跡高度差以上である場合に、前記作業飛行体の飛行高度と同一の飛行高度とする飛行を実行するステップと、を含む、
    請求項6に記載の通信中継方法。
  8. 前記作業飛行体の状態を取得するステップは、
    前記作業飛行体と前記中継飛行体との間の第1距離を算出するステップを含み、
    前記中継飛行体の立上モードを実行するステップは、
    前記作業飛行体と前記中継飛行体との間の飛行高度差を算出するステップと、
    前記飛行高度差が所定の追跡高度差未満で、かつ、前記第1距離が所定の追跡距離以上である場合に、前記第1距離が前記追跡距離となるように移動するステップと、を含む、
    請求項6に記載の通信中継方法。
  9. 前記作業飛行体の状態を取得するステップは、
    前記作業飛行体と前記中継飛行体との間の第1距離を算出するステップを含み、
    前記中継飛行体の立上モードを実行するステップは、
    前記作業飛行体と前記中継飛行体との間の飛行高度差を算出するステップと、
    前記飛行高度差が所定の追跡高度差未満で、かつ、前記第1距離が所定の追跡距離未満である場合に、現在の飛行位置の飛行を継続するステップと、を含む、
    請求項6に記載の通信中継方法。
  10. 前記作業飛行体の状態を取得するステップは、
    前記作業飛行体と前記操作端末との間の第3距離を算出するステップを含み、
    前記中継飛行体の状態を制御するステップは、
    前記第3距離が所定の直接制御距離以下である場合に、前記中継飛行体の中継モードを実行するステップを含む、
    請求項1又は2に記載の通信中継方法。
  11. 前記中継飛行体の立上モードを実行するステップは、
    前記中継飛行体の飛行高度を所定の追跡高度とする飛行を実行するステップを含む、
    請求項10に記載の通信中継方法。
  12. 前記作業飛行体の状態を取得するステップは、
    前記操作端末と前記中継飛行体との間の第2距離を算出するステップを含み、
    前記中継飛行体の中継モードを実行するステップは、
    前記第2距離が所定の安全制御距離以上である場合に、前記操作端末と前記中継飛行体との通信に支障が生じる旨の警報を前記操作端末に指示するステップを含む、
    請求項11に記載の通信中継方法。
  13. 前記作業飛行体の状態を取得するステップは、
    前記作業飛行体と前記中継飛行体との間の第1距離を算出するステップと、
    前記操作端末と前記中継飛行体との間の第2距離を算出するステップと、を含み、
    前記中継飛行体の立上モードを実行するステップは、
    前記第2距離が所定の安全制御距離未満で、かつ、前記第1距離が所定の追跡距離以上である場合に、前記第1距離が前記追跡距離となるように移動するステップを含む、
    請求項11に記載の通信中継方法。
  14. 前記作業飛行体の状態を取得するステップは、
    前記作業飛行体と前記中継飛行体との間の第1距離を算出するステップと、
    前記操作端末と前記中継飛行体との間の第2距離を算出するステップと、を含み、
    前記中継飛行体の立上モードを実行するステップは、
    前記第2距離が所定の安全制御距離未満で、かつ、前記第1距離が所定の追跡距離未満である場合に、現在の飛行位置の飛行を継続するステップを含む、
    請求項11に記載の通信中継方法。
  15. 前記作業飛行体の状態を取得するステップは、
    前記作業飛行体の飛行高度を取得するステップを含み、
    前記中継飛行体の中継モードを実行するステップは、
    前記作業飛行体の飛行高度が所定の追跡高度範囲内である場合に、前記作業飛行体の飛行高度と同一の飛行高度とする飛行を実行するステップを含む、
    請求項11に記載の通信中継方法。
  16. 前記作業飛行体の状態を取得するステップは、
    前記作業飛行体の飛行高度を取得するステップを含み、
    前記中継飛行体の中継モードを実行するステップは、
    前記作業飛行体の飛行高度が所定の追跡高度範囲外である場合に、前記作業飛行体に近づくように前記追跡高度範囲の上限又は下限の飛行高度に移動するステップを含む、
    請求項11に記載の通信中継方法。
  17. 前記作業飛行体の状態を取得するステップは、
    前記操作端末と前記中継飛行体との間の第2距離を算出するステップを含み、
    前記中継飛行体の中継モードを実行するステップは、
    前記第2距離が所定の安全制御距離以上である場合に、前記操作端末と前記中継飛行体との通信に支障が生じる旨の警報を前記操作端末に指示するステップを含む、
    請求項15又は16に記載の通信中継方法。
  18. 前記作業飛行体の状態を取得するステップは、
    前記作業飛行体と前記中継飛行体との間の第1距離を算出するステップと、
    前記操作端末と前記中継飛行体との間の第2距離を算出するステップと、を含み、
    前記中継飛行体の立上モードを実行するステップは、
    前記第2距離が所定の安全制御距離未満で、かつ、前記第1距離が所定の追跡距離以上である場合に、前記第1距離が前記追跡距離となるように移動するステップを含む、
    請求項15又は16に記載の通信中継方法。
  19. 前記作業飛行体の状態を取得するステップは、
    前記作業飛行体と前記中継飛行体との間の第1距離を算出するステップと、
    前記操作端末と前記中継飛行体との間の第2距離を算出するステップと、を含み、
    前記中継飛行体の立上モードを実行するステップは、
    前記第2距離が所定の安全制御距離未満で、かつ、前記第1距離が所定の追跡距離未満である場合に、現在の飛行位置の飛行を継続するステップを含む、
    請求項15又は16に記載の通信中継方法。
  20. 操作端末と所定の作業を行う作業飛行体との間の通信を中継する中継飛行体であって、
    前記通信の中継に関する処理を実行する制御部を有し、
    前記制御部は、
    前記作業飛行体の状態を取得し、
    前記作業飛行体の状態に応じて、前記中継飛行体の状態を制御する、
    中継飛行体。
  21. 前記制御部は、
    前記作業飛行体の状態の取得において、
    前記作業飛行体の位置情報を取得し、
    前記中継飛行体の状態の制御において、
    前記作業飛行体の位置情報に応じて、前記中継飛行体の飛行高度を制御する、
    請求項20に記載の中継飛行体。
  22. 前記制御部は、
    前記作業飛行体の状態の取得において、
    前記作業飛行体と前記中継飛行体との間の第1距離を算出し、
    前記中継飛行体の状態の制御において、
    前記第1距離が所定の追跡距離以上である場合に、前記第1距離が前記追跡距離となるように移動する、
    請求項20又は21に記載の中継飛行体。
  23. 前記制御部は、
    前記作業飛行体の状態の取得において、
    前記作業飛行体と前記中継飛行体との間の第1距離を算出し、
    前記中継飛行体の状態の制御において、
    前記第1距離が所定の追跡距離未満である場合に、現在の飛行位置の飛行を継続する、
    請求項20又は21に記載の中継飛行体。
  24. 前記制御部は、
    前記作業飛行体の状態の取得において、
    前記操作端末と前記中継飛行体との間の第2距離を算出し、
    前記中継飛行体の状態の制御において、
    前記第2距離が所定の安全制御距離以上である場合に、前記操作端末と前記中継飛行体との通信に支障が生じる旨の警報を前記操作端末に指示する、
    請求項20又は21に記載の中継飛行体。
  25. 前記制御部は、
    前記作業飛行体の状態の取得において、
    前記作業飛行体と前記操作端末との間の第3距離を算出し、
    前記中継飛行体の状態の制御において、
    前記第3距離が所定の直接制御距離以下である場合に、前記中継飛行体の立上モードを実行する、
    請求項20又は21に記載の中継飛行体。
  26. 前記制御部は、
    前記中継飛行体の立上モードの実行において、
    前記作業飛行体と前記中継飛行体との間の飛行高度差を算出し、
    前記飛行高度差が所定の追跡高度差以上である場合に、前記作業飛行体の飛行高度と同一の飛行高度とする飛行を実行する、
    請求項25に記載の中継飛行体。
  27. 前記制御部は、
    前記作業飛行体の状態の取得において、
    前記作業飛行体と前記中継飛行体との間の第1距離を算出し、
    前記中継飛行体の立上モードの実行において、
    前記作業飛行体と前記中継飛行体との間の飛行高度差を算出し、
    前記飛行高度差が所定の追跡高度差未満で、かつ、前記第1距離が所定の追跡距離以上である場合に、前記第1距離が前記追跡距離となるように移動する、
    請求項25に記載の中継飛行体。
  28. 前記制御部は、
    前記作業飛行体の状態の取得において、
    前記作業飛行体と前記中継飛行体との間の第1距離を算出し、
    前記中継飛行体の立上モードの実行において、
    前記作業飛行体と前記中継飛行体との間の飛行高度差を算出し、
    前記飛行高度差が所定の追跡高度差未満で、かつ、前記第1距離が所定の追跡距離未満である場合に、現在の飛行位置の飛行を継続する、
    請求項25に記載の中継飛行体。
  29. 前記制御部は、
    前記作業飛行体の状態の取得において、
    前記作業飛行体と前記操作端末との間の第3距離を算出し、
    前記中継飛行体の状態の制御において、
    前記第3距離が所定の直接制御距離以下である場合に、前記中継飛行体の中継モードを実行する、
    請求項20又は21に記載の中継飛行体。
  30. 前記制御部は、
    前記中継飛行体の立上モードの実行において、
    前記中継飛行体の飛行高度を所定の追跡高度とする飛行を実行する、
    請求項29に記載の中継飛行体。
  31. 前記制御部は、
    前記作業飛行体の状態の取得において、
    前記操作端末と前記中継飛行体との間の第2距離を算出し、
    前記中継飛行体の中継モードの実行において、
    前記第2距離が所定の安全制御距離以上である場合に、前記操作端末と前記中継飛行体との通信に支障が生じる旨の警報を前記操作端末に指示する、
    請求項30に記載の中継飛行体。
  32. 前記制御部は、
    前記作業飛行体の状態の取得において、
    前記作業飛行体と前記中継飛行体との間の第1距離を算出し、
    前記操作端末と前記中継飛行体との間の第2距離を算出し、
    前記中継飛行体の立上モードの実行において、
    前記第2距離が所定の安全制御距離未満で、かつ、前記第1距離が所定の追跡距離以上である場合に、前記第1距離が前記追跡距離となるように移動する、
    請求項30に記載の中継飛行体。
  33. 前記制御部は、
    前記作業飛行体の状態の取得において、
    前記作業飛行体と前記中継飛行体との間の第1距離を算出し、
    前記操作端末と前記中継飛行体との間の第2距離を算出し、
    前記中継飛行体の立上モードの実行において、
    前記第2距離が所定の安全制御距離未満で、かつ、前記第1距離が所定の追跡距離未満である場合に、現在の飛行位置の飛行を継続する、
    請求項30に記載の中継飛行体。
  34. 前記制御部は、
    前記作業飛行体の状態の取得において、
    前記作業飛行体の飛行高度を取得し、
    前記中継飛行体の中継モードの実行において、
    前記作業飛行体の飛行高度が所定の追跡高度範囲内である場合に、前記作業飛行体の飛行高度と同一の飛行高度とする飛行を実行する、
    請求項30に記載の中継飛行体。
  35. 前記制御部は、
    前記作業飛行体の状態の取得において、
    前記作業飛行体の飛行高度を取得し、
    前記中継飛行体の中継モードの実行において、
    前記作業飛行体の飛行高度が所定の追跡高度範囲外である場合に、前記作業飛行体に近づくように前記追跡高度範囲の上限又は下限の飛行高度に移動する、
    請求項30に記載の中継飛行体。
  36. 前記制御部は、
    前記作業飛行体の状態の取得において、
    前記操作端末と前記中継飛行体との間の第2距離を算出し、
    前記中継飛行体の中継モードの実行において、
    前記第2距離が所定の安全制御距離以上である場合に、前記操作端末と前記中継飛行体との通信に支障が生じる旨の警報を前記操作端末に指示する、
    請求項34又は35に記載の中継飛行体。
  37. 前記制御部は、
    前記作業飛行体の状態の取得において、
    前記作業飛行体と前記中継飛行体との間の第1距離を算出し、
    前記操作端末と前記中継飛行体との間の第2距離を算出し、
    前記中継飛行体の立上モードの実行において、
    前記第2距離が所定の安全制御距離未満で、かつ、前記第1距離が所定の追跡距離以上である場合に、前記第1距離が前記追跡距離となるように移動する、
    請求項34又は35に記載の中継飛行体。
  38. 前記制御部は、
    前記作業飛行体の状態の取得において、
    前記作業飛行体と前記中継飛行体との間の第1距離を算出し、
    前記操作端末と前記中継飛行体との間の第2距離を算出し、
    前記中継飛行体の立上モードの実行において、
    前記第2距離が所定の安全制御距離未満で、かつ、前記第1距離が所定の追跡距離未満である場合に、現在の飛行位置の飛行を継続する、
    請求項34又は35に記載の中継飛行体。
  39. 操作端末と所定の作業を行う作業飛行体との間の通信を中継するコンピュータである中継飛行体に、
    前記作業飛行体の状態を取得するステップと、
    前記作業飛行体の状態に応じて、前記操作端末と前記作業飛行体との間で前記通信を中継する中継飛行体の状態を制御するステップと、を実行させるための、
    プログラム。
  40. 操作端末と所定の作業を行う作業飛行体との間の通信を中継するコンピュータである中継飛行体に、
    前記作業飛行体の状態を取得するステップと、
    前記作業飛行体の状態に応じて、前記操作端末と前記作業飛行体との間で前記通信を中継する中継飛行体の状態を制御するステップと、を実行させるための、プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な、
    記録媒体。
JP2017163455A 2017-08-28 2017-08-28 通信中継方法、中継飛行体、プログラム及び記録媒体 Active JP6943684B2 (ja)

Priority Applications (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2017163455A JP6943684B2 (ja) 2017-08-28 2017-08-28 通信中継方法、中継飛行体、プログラム及び記録媒体
PCT/CN2017/115892 WO2019041633A1 (zh) 2017-08-28 2017-12-13 通信中继方法、中继飞行体、程序以及记录介质
CN201780087934.5A CN110383712B (zh) 2017-08-28 2017-12-13 通信中继方法、中继飞行体、程序以及记录介质

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2017163455A JP6943684B2 (ja) 2017-08-28 2017-08-28 通信中継方法、中継飛行体、プログラム及び記録媒体

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2019040514A true JP2019040514A (ja) 2019-03-14
JP6943684B2 JP6943684B2 (ja) 2021-10-06

Family

ID=65524820

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2017163455A Active JP6943684B2 (ja) 2017-08-28 2017-08-28 通信中継方法、中継飛行体、プログラム及び記録媒体

Country Status (3)

Country Link
JP (1) JP6943684B2 (ja)
CN (1) CN110383712B (ja)
WO (1) WO2019041633A1 (ja)

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR102038471B1 (ko) * 2019-06-20 2019-11-26 한화시스템(주) 공중 무인 중계 시스템의 위치 최적화 장치 및 그 방법
WO2021039135A1 (ja) * 2019-08-29 2021-03-04 本田技研工業株式会社 制御装置、制御方法、およびプログラム
JP2021039440A (ja) * 2019-08-30 2021-03-11 株式会社東芝 道路管制システム
KR20210115253A (ko) 2020-03-12 2021-09-27 한화디펜스 주식회사 로봇 임무-수행 시스템
WO2022145358A1 (ja) * 2020-12-29 2022-07-07 株式会社クボタ 農業機械の通信システム
WO2023079755A1 (ja) * 2021-11-08 2023-05-11 株式会社Fuji 管理システム及び管理方法

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN110723289B (zh) * 2019-11-14 2021-07-20 浙江威力克通信股份有限公司 一种多旋翼低空飞行人防警报信号中继装置
CN113552896B (zh) * 2021-06-02 2024-02-27 中国人民解放军军事科学院国防科技创新研究院 一种基于无人机中继通信的无人平台远程遥控系统及方法

Citations (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN105071852A (zh) * 2015-08-27 2015-11-18 杨珊珊 一种利用无人机实现的智能中继系统及方法
US20170012697A1 (en) * 2015-04-10 2017-01-12 SZ DJI Technology Co., Ltd Method, apparatus and system of providing communication coverage to an unmanned aerial vehicle
JP2017050797A (ja) * 2015-09-04 2017-03-09 Kddi株式会社 移動装置、通信システム及び通信制御方法
JP2017087916A (ja) * 2015-11-09 2017-05-25 株式会社プロドローン 無人移動体の操縦方法および無人移動体監視装置
WO2017099070A1 (ja) * 2015-12-08 2017-06-15 住友重機械工業株式会社 ショベルの通信システム、マルチコプタ、及びショベル
JP2017130135A (ja) * 2016-01-22 2017-07-27 ミネベアミツミ株式会社 移動体

Family Cites Families (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4989745B2 (ja) * 2010-03-29 2012-08-01 株式会社バッファロー 通信を中継するための装置、方法、およびプログラム
CN205039452U (zh) * 2015-09-22 2016-02-17 国网山西省电力公司检修分公司 电力巡检系统
CN205221112U (zh) * 2015-10-27 2016-05-11 四川测绘地理信息局测绘技术服务中心 一种无人机系统

Patent Citations (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US20170012697A1 (en) * 2015-04-10 2017-01-12 SZ DJI Technology Co., Ltd Method, apparatus and system of providing communication coverage to an unmanned aerial vehicle
CN105071852A (zh) * 2015-08-27 2015-11-18 杨珊珊 一种利用无人机实现的智能中继系统及方法
JP2017050797A (ja) * 2015-09-04 2017-03-09 Kddi株式会社 移動装置、通信システム及び通信制御方法
JP2017087916A (ja) * 2015-11-09 2017-05-25 株式会社プロドローン 無人移動体の操縦方法および無人移動体監視装置
WO2017099070A1 (ja) * 2015-12-08 2017-06-15 住友重機械工業株式会社 ショベルの通信システム、マルチコプタ、及びショベル
JP2017130135A (ja) * 2016-01-22 2017-07-27 ミネベアミツミ株式会社 移動体

Cited By (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR102038471B1 (ko) * 2019-06-20 2019-11-26 한화시스템(주) 공중 무인 중계 시스템의 위치 최적화 장치 및 그 방법
WO2021039135A1 (ja) * 2019-08-29 2021-03-04 本田技研工業株式会社 制御装置、制御方法、およびプログラム
JPWO2021039135A1 (ja) * 2019-08-29 2021-03-04
JP7195448B2 (ja) 2019-08-29 2022-12-23 本田技研工業株式会社 制御装置、制御方法、およびプログラム
JP2021039440A (ja) * 2019-08-30 2021-03-11 株式会社東芝 道路管制システム
KR20210115253A (ko) 2020-03-12 2021-09-27 한화디펜스 주식회사 로봇 임무-수행 시스템
WO2022145358A1 (ja) * 2020-12-29 2022-07-07 株式会社クボタ 農業機械の通信システム
WO2023079755A1 (ja) * 2021-11-08 2023-05-11 株式会社Fuji 管理システム及び管理方法

Also Published As

Publication number Publication date
WO2019041633A1 (zh) 2019-03-07
JP6943684B2 (ja) 2021-10-06
CN110383712A (zh) 2019-10-25
CN110383712B (zh) 2022-04-12

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP6943684B2 (ja) 通信中継方法、中継飛行体、プログラム及び記録媒体
US11810465B2 (en) Flight control for flight-restricted regions
JP6899846B2 (ja) 飛行経路表示方法、モバイルプラットフォーム、飛行システム、記録媒体及びプログラム
JP6835871B2 (ja) 飛行制御方法、無人航空機、飛行システム、プログラム、及び記録媒体
US20180046177A1 (en) Motion Sensing Flight Control System Based on Smart Terminal and Terminal Equipment
WO2016192249A1 (zh) 一种飞行器的操控方法和装置
JP2018504690A (ja) 無人機の飛行補助方法およびシステム、無人機、ならびに携帯端末
JP6859241B2 (ja) 飛行体、生体探索システム、生体探索方法、プログラム、及び記録媒体
US20200064133A1 (en) Information processing device, aerial photography route generation method, aerial photography route generation system, program, and storage medium
JP2017117018A (ja) 無人小型航空機飛行ルート設定・登録システム及び方法
JP6912281B2 (ja) 飛行体、飛行制御システム、飛行制御方法、プログラム及び記録媒体
US20210034052A1 (en) Information processing device, instruction method for prompting information, program, and recording medium
JP6671078B2 (ja) 移動体
JP6560479B1 (ja) 無人航空機制御システム、無人航空機制御方法、及びプログラム
JP6385512B2 (ja) 飛行制限区域に対する飛行制御
GB2559185A (en) Surveillance apparatus
WO2017221867A1 (ja) 移動体、プログラム、およびコンピュータ読み取り可能な記憶媒体
JP2023076166A (ja) 探索装置、自律探索システム、監視装置、探索方法、およびプログラム

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20191111

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20201222

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20210319

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20210824

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20210909

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6943684

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150