JP2019039226A - 伸縮継手及びサイフォン雨樋システム - Google Patents

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隆明 元
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Shinji Terachi
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将成 田中
Masanari Tanaka
将成 田中
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Shoichi Nagahashi
祥一 永橋
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Abstract

【課題】雨水等の水の漏れを容易且つ低コストに防止可能な伸縮継手を提供する。【解決手段】本発明に係る伸縮継手30は、雨樋にサイフォン現象を発生させるためのサイフォン発生部の下流側に設置される管材同士を接続する伸縮継手であって、筒状体37を有し、筒状体37の上流側の端部には前記管材をスライド可能に嵌合するスライド受け口32Aが設けられ、スライド受け口32Aの内周面34には複数の凸条41が形成されている。【選択図】図3

Description

本発明は、伸縮継手及びサイフォン雨樋システムに関する。
一般に、建築物には、屋根から流れ落ちる雨水を受け止め、地上へと流し込むための雨樋が設けられている。雨樋は、軒樋、集水器、竪樋、直管、エルボ等の部材が複数組みあわされて構成されている。近年、雨樋の排水能力を高めるために、竪樋の内部を満水状態にすることで、水の吸引作用(所謂、サイフォン現象)を発生させ、排水量を飛躍的に増大させるサイフォン雨樋システムが提案されている。
例えば、特許文献1には、軒先に取り付けられた軒樋の底部に、家屋の外壁材に沿って縦方向に配設した3〜13cmの開口面積を有するサイフォン管の上端が接続されたサイフォン式雨水排水装置が開示されている。
特許第4130616号公報
サイフォン雨樋システムでは、雨水は、軒樋の底部に設けられた集水口に集められた後、ほぼ満水状態で呼び樋に流入し、呼び樋を介して所定の位置(即ち、雨水をマスに流下させるために都合の良い位置)に導かれ、マスに向かって竪樋を流下する。竪樋は建築物の壁や柱に沿ってほぼ垂直に設けられているので、竪樋の長さは建築物の大きさに合わせて設定されている。
竪樋の長さを所望の長さに調節する場合、複数の管材のうち少なくとも一以上の管材の長さを適宜調節し、管材同士を伸縮継手によって接続することがある。例えば、特開2004−183395号公報には、上下の管材同士を伸縮継手で接続する際に伸縮ストロークの調整を簡単に行う目的で、図6及び図7に示すように、受け口132Aの内周面134に挿込代の目印Mが設けられている伸縮継手100が開示されている。伸縮継手100は、上下方向の両端部に接続部135,135を有する短管137を備えている。上側の接続部135の内周面134には、テーパー状に先拡がりの受け口132Aが形成されると共に、目印Mが設けられている。
しかしながら、サイフォン雨樋システム(図1参照)において竪樋に伸縮継手100を用いた場合、竪樋の上端から満水状態で雨水が伸縮継手100に流入した際に、受け口132Aより下側の伸縮継手100の内部に突起136や段差等があると、突起136や段差で雨水が跳ね上がることがあった。そうすると、図6に示すように、突起136や段差で跳ね上がった雨水が伸縮継手100と伸縮継手100の上側に接続された直管22との間から漏れるという問題があった。雨水の漏れを防止するために、伸縮継手100と直管22との間にシール材や止水テープ等を設けるという場合もあるが、手間とコストがかかるという問題があった。
本発明は、上述の事情を鑑みてなされたものであり、雨水等の水の漏れを容易且つ低コストに防止可能な伸縮継手、及び該伸縮継手を備えたサイフォン雨樋システムを提供する。
本発明に係る伸縮継手は、雨樋にサイフォン現象を発生させるためのサイフォン発生部の下流側に設置される管材同士を接続する伸縮継手であって、筒状体を有し、前記筒状体の少なくとも一端部には前記管材をスライド可能に嵌合するスライド受け口が設けられ、前記スライド受け口の内周面には複数の凹凸が形成されていることを特徴とする。
上述の構成では、スライド受け口の内周面に複数の凹凸が形成されていることによって、スライド受け口の内周面の水に対する抵抗が発揮されている。そのため、管材同士を接続する伸縮継手において、スライド受け口から流入した水(雨水)が筒状体の内側の突出部等によって跳ね返ったとしても、抵抗の高い内周面で水が戻り難くなり、水が伸縮継手とスライド受け口に接続された管材との間から漏れない。また、伸縮継手とスライド受け口に接続された管材との間にシール材や止水テープ等を設ける必要がなく、水の漏れが容易且つ低コストに防がれる。
また、本発明に係る伸縮継手においては、前記複数の凹凸は前記筒状体の周方向に沿って形成された複数の凹条又は凸条によって構成されていてもよい。前記凹条又は前記凸条は、前記筒状体の軸線方向に沿って平行に延びていてもよい。また、前記凹条又は前記凸条は、前記筒状体の軸線方向に対して交差していてもよい。
上述の構成によれば、複数の凹条又は凸条が形成されていることで、スライド受け口の内周面の水に対する抵抗を効率よく発揮させることができる。
本発明に係るサイフォン雨樋システムは、上述の伸縮継手を備えたサイフォン雨樋システムであって、前記サイフォン発生部を有する雨樋上流部の下流側に前記伸縮継手の一端の前記スライド受け口が接続され、前記伸縮継手の他端が雨樋下流部に接続されていることを特徴とする。
上述の構成によれば、サイフォン発生部で発生したサイフォン現象によって水が満水状態で管材から伸縮継手に流入した際に、伸縮継手の筒状体の内側に設けられた突出部等によって跳ね返ったとしても、抵抗の高い内周面で水が戻り難くなり、水が伸縮継手とスライド受け口に接続された管材との間から漏れない。また、伸縮継手とスライド受け口に接続された管材との間にシール材や止水テープ等を設ける必要がなく、水の漏れが容易且つ低コストに防がれる。
本発明に係る伸縮継手及びサイフォン雨樋システムによれば、雨水等の排水の漏れを容易且つ低コストに防止することができる。
本発明に係る実施形態のサイフォン雨樋システムの側面図である。 図1に示すサイフォン雨樋システムにおける伸縮継手と該伸縮継手によって接続された管材を示す断面図である。 図1及び図2に示す伸縮継手の筒状体の軸線に沿った方向の断面図である。 図1及び図2に示す伸縮継手の筒状体の軸線に沿った方向の別の断面図(変形例)である。 図1及び図2に示す伸縮継手の筒状体の軸線に沿った方向のさらに別の断面図(変形例)ある。 従来の伸縮継手と該伸縮継手によって接続された管材の各軸線に沿った方向の断面図である。 図6に示す伸縮継手の筒状体の軸線に沿った方向の断面図である。
以下、本発明に係るサイフォン雨樋システム用エルボ及びサイフォン雨樋システムの実施形態について、図面を参照して説明する。なお、以下の説明で用いる図面は模式的なものであり、長さ、幅、及び厚みの比率等は実際のものと同一とは限らず、適宜変更することができる。
図1に示すように、本発明を適用した一実施形態のサイフォン雨樋システム(雨樋)1は、軒樋2、直管12、エルボ14、直管16、エルボ18、直管(管材)22、伸縮継手30、直管(管材)24、固定継手25、直管26、及び養生管27と、を備えている。以下、サイフォン雨樋システム1の軒樋2を上流側とし、サイフォン雨樋システム1の養生管27側を下流側とする。ここで、軒樋2、直管12、エルボ14、直管16、エルボ18、及び直管22が本発明の雨樋上流部に相当し、直管24、固定継手25、直管26、及び養生管27が本発明の雨樋下流部に相当する。なお、サイフォン雨樋システム1は軒樋2、直管22、伸縮継手30、及び直管24を備えていればよく、これらの構成要素以外の構成要素はサイフォン雨樋システム1の設置環境等に応じて適宜変更可能とされている。
軒樋2は、不図示の建築物の軒下に設けられている。軒樋2は、図1に示すD1方向に直交する断面視において底面2bと底面2bの両側から上方に立ち上がる側面2sとを有し、D1方向に延在している。軒樋2には、上方から側面2sに着脱可能な蓋6が設けられている。蓋6は、不図示の建築物の屋根の底面等に接続され、蓋6及び軒樋2を支持している。
軒樋2の底面2bには、集水口10が形成されている。軒樋2の底面2bの内側は、D1方向に沿って集水口10が最低部となるように、傾斜している。なお、軒樋2の底面2bの外側は略水平に形成され、かつ底面2bの内側のみが前述のように傾斜していてもよく、軒樋2自体が集水口10を最低部として傾斜するように設置されていてもよい。
集水口10には、サイフォン雨樋システム1にサイフォン現象を発生させるためのサイフォン発生部8が設けられている。サイフォン発生部8は、例えば、集水口10の開口を覆うように軒樋2の底面2bの上方に配置された蓋部材である。なお、サイフォン発生部8の構成は、前述のようにサイフォン現象を発生させることができれば特に限定されない。集水口10には、集められた雨水を縦引きするために直管12が接続されている。
直管12の下流側端部には、エルボ14、直管16、及びエルボ18が順に接続されている。エルボ14,18はそれぞれ、両端に設けられた受け口と、該受け口同士を連結すると共に側面視でほぼ90°屈折又は屈曲した接続部と、を備えている。エルボ14は、直管12の内部を流下した雨水を横引きするためのものである。エルボ18は、横引き用の直管16の内部を流下した雨水を再び縦引きするためのものである。
エルボ18の下流側の受け口には、直管22、伸縮継手30、直管24、固定継手25、直管26、及び養生管27からなる竪樋20が接続されている。なお、竪樋20は、直管22、伸縮継手30、及び直管24を備えていればよい。固定継手25、直管26、及び養生管27は省略可能であり、竪樋20が不図示の管材や継手をさらに備えていてもよい。養生管27の下流側は、地面Gの下に埋設された公知の集水マス80に接続されている。集水マス80は、直管82を介して下水管84等の排水構造に接続されている。
上述したように、伸縮継手30は、サイフォン発生部8の下流側に設置される直管22,24同士を接続する継手である。サイフォン発生部8が設けられた軒樋2の下流側の集水口10には、伸縮継手30のスライド受け口(一端)32Aが接続されている。伸縮継手30の固定受け口(他端)32Bは雨樋下流部に接続されている(図1参照)。
図2に示すように、伸縮継手30は、D2方向に沿って一定の外径を有する筒状体37を備えている。筒状体37の上流側の端部(一端部)には直管22をD2方向に沿ってスライド可能に嵌合するスライド受け口32Aが設けられている。筒状体37の下流側の端部には直管22を嵌合すると共に固定する固定受け口32Bが設けられている。
図3に示すように、スライド受け口32Aの内周面34は、筒状体37の軸線Jに沿った断面視において、下流側から上流側に進むに従って僅かに拡がるようにテーパー状に形成されている。即ち、スライド受け口32Aの直径は、下流側から上流側に進むに従って拡がっている。下流側のスライド受け口32Aの直径はスライド受け口32Aに嵌合される直管22の外径より大きく、上流側のスライド受け口32Aの直径は直管22の外径より小さい。このような構成によって、スライド受け口32Aに嵌合された直管22の下流側の端部は、スライド受け口32Aの直径が直管22の外径と等しくなる位置Sで係止される。言い換えれば、直管22の外径が適宜調節されることで、スライド受け口32Aにおける直管22の相対的な位置Sが変更可能とされている。
スライド受け口32Aの内周面34には、複数の凹凸が形成されていることによって、水に対する抵抗が高い高抵抗領域が形成されている。本実施形態では、図3に示すように、複数の凹凸が筒状体37のR方向(周方向)に沿って形成された複数の凸条41によって構成されている。つまり、複数の凹凸の凸部が複数の凸条41であり、複数の凹凸の凹部が複数の凸条41同士の間の凹みである。凸条41は、筒状体37の軸線Jに沿った方向(軸線方向)に対して平行に形成されている。水に対する抵抗を適度に高める観点から、凸条41のR方向における幅p41は、0.1μm以上3000μm以下であることが好ましい。
固定受け口32Bの内周面は、筒状体37の軸線Jに平行するように形成されている。即ち、固定受け口32Bの直径は、下流側から上流側に沿って一定であり、固定受け口32Bに嵌合される直管24の外径とほぼ同一である。
筒状体37において、スライド受け口32Aと固定受け口32Bとの境界部分には、筒状体37の内周面から径方向内側に突出する突起36がR方向の全体に形成されている。突起36の上流側には、雨水を下流側へと円滑に流下させるために、径方向内側に進むに従って下降する傾斜面が形成されている。一方、突起36の上流側には、固定受け口32Bに嵌合される直管24の上流側端面が当接することで直管24を係止する平滑面が形成されている。
図3に示す複数の凹凸の変形例として、図4に示すように、複数の凹凸が筒状体37のR方向(周方向)に沿って形成された複数の凸条43によって構成されていてもよい。但し、凸条43は、筒状体37の軸線Jに沿った方向に対して交差している。このような変形例においても、複数の凹凸の凸部が複数の凸条43であり、複数の凹凸の凹部が複数の凸条43同士の間の凹みである。凸条43のR方向における幅p43は、幅p41と同様に、0.1μm以上3000μm以下であることが好ましい。
図3に示す複数の凹凸の別の変形例として、図5に示すように、複数の凹凸が筒状体37のR方向(周方向)に沿って形成された複数の凹条42によって構成されていてもよい。このような変形例では、複数の凹凸の凸部が複数の凹条42同士の間の突出部分であり、複数の凹凸の凹部が複数の凹条42である。また、凹条42は筒状体37の軸線Jに沿った方向に対して平行に形成されていてもよく、前述の変形例を適用して筒状体37の軸線Jに沿った方向に対して交差していてもよい。
複数の凹凸を構成する複数の凸条41,43や凹条42は、スライド受け口32Aの内周面34のD2方向(即ち、軸線Jに沿った方向)の全体にわたって形成されていることが好ましい。しかしながら、凸条41,43や凹条42は、スライド受け口32Aの内周面34において、少なくとも突起36で跳ねる雨水に対して抵抗を高めるのが望ましい部分に形成されていればよい。例えば、図5に示すように、複数の凹条42は、スライド受け口32Aの内周面34においてD2方向に沿った下流側のみに形成されていてもよい。D2方向におけるスライド受け口32Aの全長に対して複数の凹条42(又は、複数の凸条41,43)が形成されている長さh42の割合は、20%以上100%以下であることが好ましい。
以上説明した本実施形態の伸縮継手30では、スライド受け口32Aの内周面34に複数の凸条41,43(複数の凹凸)又は凹条42(複数の凹凸)が形成されているので、内周面34の水に対する抵抗を高く発揮させることができる。そのため、図2に示すように、直管22,24同士を接続する伸縮継手30において、スライド受け口32Aから流入した雨水が筒状体37の内側の突起36によって跳ね返ったとしても、抵抗の高い内周面34で水の進行速度が遅くなり、上流側へ戻り難くなる。従って、雨水が伸縮継手30のスライド受け口32Aと直管22の下流側の端部との間から漏れ出すのを防止することができる。このように、本実施形態の伸縮継手30及び伸縮継手30を備えたサイフォン雨樋システム1によれば、伸縮継手30のスライド受け口32Aと直管22の下流側の端部との間にシール材や止水テープ等を設けなくても、雨水が伸縮継手30のスライド受け口32Aと直管22の下流側の端部との間から漏れ出すのを容易且つ低コストに防ぐことができる。
また、本実施形態の伸縮継手30によれば、内周面34に、複数の凹凸として複数の凹条42又は凸条41,43が形成されていることで、スライド受け口32Aの内周面34の水に対する抵抗を効率よく発揮させることができる。
以上、本発明の好ましい実施形態について詳述したが、本発明は係る特定の実施形態に限定されるものではなく、特許請求の範囲内に記載された本発明の要旨の範囲内において、種々の変形・変更が可能である。
例えば、本発明に係る伸縮継手30のスライド受け口32Aの内周面34に形成される複数の凹凸は、複数の凸条41,43や凹条42によって構成されるものに限定されず、内周面34に散在する複数の凸部や凹部であってもよく、シボ加工等によって形成されるものであっても構わない。前述の複数の凸部や凹部の形状は、例えば円形、三角形や六角形等の多角形であってもよく、水に対する内周面34の抵抗を効率よく発揮させることができれば特に制限されない。
また、伸縮継手30のスライド受け口32Aの内周面34には、複数の凹凸として部分的に複数の凸条41が形成されると共に、残りの部分に複数の凹条42が形成されていてもよい。同様に、複数の凹凸は、内周面34の区分毎に互いに異なる凹凸形状によって構成されていてもよい。さらに、図3から図5に例示した伸縮継手30のスライド受け口32Aの内周面34に形成された複数の凸条41,43及び凹条42の幅は、R方向において不均一であってもよい。即ち、内周面34に形成される複数の凹凸の凹部及び凸部の大きさは、不均一であっても構わない。
また、伸縮継手30の上流側に加えて、下流側にもスライド受け口が設けられていてもよく、下流側のスライド受け口の内周面に複数の凹凸が形成されていてもよい。
さらに、伸縮継手30及び伸縮継手30に嵌合される管材は、竪樋20を構成するものに限定されず、伸縮継手30のスライド受け口と管材の端部との間から水が漏れ出すのを防止することが有効な配管構造に対して有効である。
1…サイフォン雨樋システム(雨樋)
8…サイフォン発生部
22,24…直管(管材)
30…伸縮継手
32A…スライド受け口
34…内周面
37…筒状体
41,43…凸条
42…凹条
J…軸線
R…方向(周方向)

Claims (4)

  1. 雨樋にサイフォン現象を発生させるためのサイフォン発生部の下流側に設置される管材同士を接続する伸縮継手であって、
    筒状体を有し、
    前記筒状体の少なくとも一端部には前記管材をスライド可能に嵌合するスライド受け口が設けられ、
    前記スライド受け口の内周面には複数の凹凸が形成されていることを特徴とする伸縮継手。
  2. 前記複数の凹凸は前記筒状体の周方向に沿って形成された複数の凹条又は凸条によって構成され、
    前記凹条又は前記凸条は前記筒状体の軸線方向に沿って平行に延びていることを特徴とする請求項1に記載の伸縮継手。
  3. 前記複数の凹凸は前記筒状体の周方向に沿って形成された複数の凹条又は凸条によって構成され、
    前記凹条又は前記凸条は前記筒状体の軸線方向に対して交差していることを特徴とする請求項1に記載の伸縮継手。
  4. 請求項1から3の何れか一項に記載の伸縮継手を備えたサイフォン雨樋システムであって、
    前記サイフォン発生部を有する雨樋上流部の下流側に前記伸縮継手の一端の前記スライド受け口が接続され、
    前記伸縮継手の他端が雨樋下流部に接続されていることを特徴とするサイフォン雨樋システム。
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