JP2019039190A - ニューマチックケーソンにおける掘削機走行装置および掘削方法、掘削機回収方法 - Google Patents
ニューマチックケーソンにおける掘削機走行装置および掘削方法、掘削機回収方法 Download PDFInfo
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Description
請求項2に係る発明は、請求項1記載の掘削機走行装置において、前記直線部分と曲線分とを組み合わせたレールは1条からなることを特徴とする。
請求項3に係る発明は、請求項1記載の掘削機走行装置において、前記レールは閉ループからなることを特徴とする。
請求項4に係る発明は、請求項1記載の掘削機走行装置において、直線部分と曲線部分とを組み合わせた略W字状のレール部と、略U字状のレール部とを対向配置し、かつ両者間に掘削機回収装置を設けて連結したことを特徴とする。
請求項5に係る発明は、請求項1記載の掘削機走行装置において、直線部分と曲線部分からなる略S字状のレール部と、逆S字状のレール部とを隣接して配置し、またはそれぞれ略S字状となっているレール部を隣接して配置し、両者間に掘削機回収装置を設けて連結したことを特徴とする。
請求項6に係る発明は、請求項1記載の掘削機走行装置において、直線部分と曲線部からなる略S字状のレールと、これと離間して配設された直線状のレール間に掘削機回収装置を設けたことを特徴とする。
請求項7に係る発明は、ケーソン本体の下部にスラブが形成され、このスラブ下面と前記ケーソン本体の側壁とによって作業室が区画形成され、前記スラブ下面にレールが配置され、このレールに走行自在な掘削機が吊り下げられたニューマチックケーソンであって、前記スラブ下面は円形をなし、かつ前記レールは中央部に配置された一部が切り欠かれた小円形の第1のレール部と、その外周部に離間して設置され、同じく一部が切り欠かれた大円形の第2のレール部とを備え、前記第1、第2のレール部の切り欠き部は前記掘削機が相互乗り入れ可能に直線部分と曲線部分との組み合わせまたは曲線部分からなることを特徴としている。
請求項8に係る発明は、ケーソン本体の下部にスラブが形成され、このスラブ下面と前記ケーソン本体の側壁とによって作業室が区画形成され、前記スラブ下面にレールが設置され、このレールに走行自在な掘削機が吊り下げられたニューマチックケーソンであって、前記作業室内の部分的な掘削範囲に直線部分と曲線部分とからなる蛇行状の1条のレールに分散してそれぞれ吊り下げられた掘削機を前記掘削範囲に移動させ掘削することを特徴とする。
請求項9に係る発明は、ケーソン本体の下部にスラブが形成され、このスラブ下面と前記ケーソン本体の側壁とによって作業室が区画形成され、前記スラブ下面にレールが設置され、このレールに走行自在な掘削機が吊り下げられたニューマチックケーソンであって、隣り合う蛇行状のレール部間に設けた掘削機回収装置により、前記各レール部に分散してそれぞれ吊り下げられた前記掘削機を前記掘削機回収装置に移動させ、順次回収することを特徴とする。
請求項8に係る本発明によれば、初期沈下などにおいて地盤の支持力が小さいような場合、必要な箇所に掘削機を集めて効率良く掘削することができる。
請求項9に係る本発明によれば、大深度ケーソンなどにおいて掘削機回収装置を設置する場合、通常1か所の回収装置で最大二条のレールにしか対応できないために大型のケーソンとなると回収装置が多数必要となり設置場所やコストの問題が発生していたが、本発明では回収装置のあるところまで掘削機を移動させて回収できるため、回収装置を削減でき、設置の手間が省け、かつコストも削減し得る。
1a 短辺
1b、1b´ 長辺
2 スラブ下面
3 レール
3A 蛇行部
3a、3c 直線状レール部
3b 曲線部
3d、3e 直線部
10 ケーソン本体
10a 側壁
10b スラブ下面
11 第1のレール
11a 切り欠き部
12 第2のレール
12a 切り欠き部
13 連結部
K 掘削機
K1 バケット装着掘削機
K2 ブレーカー装着掘削機
105 掘削機回収装置
Claims (9)
- ケーソン本体の下部にスラブが形成され、このスラブ下面と前記ケーソン本体の側壁とによって作業室が区画形成され、前記スラブ下面にレールが設置され、このレールに走行自在な掘削機が吊り下げられたニューマチックケーソンであって、前記スラブ下面のレールは、3条以上のレールを直線部分と曲線部分の組み合わせで構成することにより蛇行状とし、前記掘削機を介し前記作業室内をくまなく掘削できるようにしたことを特徴とするニューマチックケーソンにおける掘削機走行装置。
- 請求項1記載のニューマチックケーソンにおける掘削機走行装置において、前記直線部分と曲線部分とを組み合わせたレールは1条からなることを特徴とするニューマチックケーソンにおける掘削機走行装置。
- 請求項1記載の掘削機走行装置において、前記レールは閉ループからなることを特徴とする。
- 請求項1記載の掘削機走行装置において、直線部分と曲線部分とを組み合わせた略W字状のレール部と、略U字状のレール部とを対向配置し、かつ両者間に掘削機回収装置を設けて連結したことを特徴とするニューマチックケーソンにおける掘削機走行装置。
- 請求項1記載の掘削機走行装置において、直線部分と曲線部分からなる略S字状のレール部と、逆S字状のレール部とを隣接して配置し、またはそれぞれ略S字状となっているレール部を隣接して配置し、両者間に掘削機回収装置を設けて連結したことを特徴とするニューマチックケーソンにおける掘削機走行装置。
- 請求項1記載の掘削機走行装置において、直線部分と曲線部分からなる略S字状のレールと、これと離間して配設された直線状のレール間に掘削機回収装置を設けたことを特徴とするニューマチックケーソンにおける掘削機走行装置。
- ケーソン本体の下部にスラブが形成され、このスラブ下面と前記ケーソン本体の側壁とによって作業室が区画形成され、前記スラブ下面にレールが配置され、このレールに走行自在な掘削機が吊り下げられたニューマチックケーソンであって、前記スラブ下面は円形をなし、かつ前記レールは中央部に配置された一部が切り欠かれた小円形の第1のレール部と、その外周部に離間して設置され、同じく一部が切り欠かれた大円形の第2のレール部とを備え、前記第1、第2のレール部の切り欠き部は前記掘削機が相互乗り入れ可能に直線部分と曲線部分との組み合わせまたは曲線部分からなることを特徴とするニューマチックケーソンにおける掘削機走行装置。
- ケーソン本体の下部にスラブが形成され、このスラブ下面と前記ケーソン本体の側壁とによって作業室が区画形成され、前記スラブ下面にレールが設置され、このレールに走行自在な掘削機が吊り下げられたニューマチックケーソンであって、前記作業室内の部分的な掘削範囲に直線部分と曲線部分とからなる蛇行状の1条のレールに分散してそれぞれ吊り下げられた掘削機を前記掘削範囲に移動させ掘削することを特徴とするニューマチックケーソンにおける掘削機走行装置を用いた掘削方法。
- ケーソン本体の下部にスラブが形成され、このスラブ下面と前記ケーソン本体の側壁とによって作業室が区画形成され、前記スラブ下面にレールが設置され、このレールに走行自在な掘削機が吊り下げられたニューマチックケーソンであって、隣り合う蛇行状のレール部間に設けた掘削機回収装置により、前記各レール部に分散してそれぞれ吊り下げられた前記掘削機を前記掘削機回収装置に移動させ、順次回収することを特徴とするニューマチックケーソンにおける掘削機走行装置を用いた掘削機回収方法。
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