JP2019036082A - ビル管理システム、ビル管理方法、エンジニアリング装置、および、エンジニアリング用プログラム - Google Patents

ビル管理システム、ビル管理方法、エンジニアリング装置、および、エンジニアリング用プログラム Download PDF

Info

Publication number
JP2019036082A
JP2019036082A JP2017156377A JP2017156377A JP2019036082A JP 2019036082 A JP2019036082 A JP 2019036082A JP 2017156377 A JP2017156377 A JP 2017156377A JP 2017156377 A JP2017156377 A JP 2017156377A JP 2019036082 A JP2019036082 A JP 2019036082A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
engineering
engineering device
unit
execution
controller
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2017156377A
Other languages
English (en)
Inventor
貴義 小柳
Takayoshi Koyanagi
貴義 小柳
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Azbil Corp
Original Assignee
Azbil Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Azbil Corp filed Critical Azbil Corp
Priority to JP2017156377A priority Critical patent/JP2019036082A/ja
Publication of JP2019036082A publication Critical patent/JP2019036082A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Abstract

【課題】第1のエンジニアリング装置が遠隔地における第2のエンジニアリング装置を介して、当該施設監視システムの立ち上げ、または、変更等の作業を実行可能とする。【解決手段】エンジニアリングデータの設定を受け付ける第1の受付部12と、第2のエンジニアリング装置2に対してエンジニアリングデータを反映させるとともに、実行結果情報を取得する第1の同期部13と、第2のエンジニアリング装置2に対して、コントローラ3の制御を実行させる実行指示を行う第1の実行部14とを有する第1のエンジニアリング装置1と、第1のエンジニアリング装置1から送信されたエンジニアリングデータを反映し、コントローラ3の制御を実行した結果に関する実行結果情報を第1のエンジニアリング装置1に送信する第2の同期部23と、実行指示に基づきコントローラ3の制御を実行する第2の実行部24とを有する第2のエンジニアリング装置2とを備えた。【選択図】図3

Description

この発明は、ビル内に設置された設備機器を監視するためのビル管理システム、ビル管理方法、当該ビル管理システムを構築するエンジニアリング装置、および、エンジニアリング用プログラムに関するものである。
従来、例えば、施設監視システムで、エンジニアリング装置が、各種プログラムおよび設定データ等(以下、エンジニアリングデータとする)を、施設に設置されている各種設備機器を制御するコントローラにダウンロードさせることで、当該施設監視システムの構築を行う技術が知られている(例えば、特許文献1)。
ビル管理システムにおいては、離れた場所(遠隔地)で、ビル管理システムの立ち上げ、または、システム変更等が発生し、エンジニアリングデータの追加または変更が必要な場合には、例えば、ユーザは、近くのオフィス等に存在するエンジニアリング装置(第1のエンジニアリング装置とする)から、遠隔地に設置されるエンジニアリング装置(第2のエンジニアリング装置とする)を遠隔操作することで、当該追加または変更の作業を行い、コントローラに対して、追加または変更が発生したエンジニアリングデータのダウンロードを実行させる。
この場合、ユーザは、例えば、「リモートデスクトップ接続」を利用していた。つまり、第1のエンジニアリング装置から第2のエンジニアリング装置に接続し、第1のエンジニアリング装置が第2のエンジニアリング装置における画面操作を乗っ取ることで、エンジニアリングデータの追加または変更等の作業を行っていた。
特開2015−125746号公報
しかし、リモートデスクトップ接続にて第1のエンジニアリング装置から第2のエンジニアリング装置の画面操作を乗っ取って、エンジニアリングデータの追加または変更等の作業を行うのでは、当該作業中、第2のエンジニアリング装置が使用できなくなるという課題があった。
また、第2のエンジニアリング装置から第1のエンジニアリング装置へ画面データを転送するという、リモートデスクトップ接続の仕様のため、通信するデータが多くなり、通信に必要なデータが多くなると、通信コストの増大が発生したり、限られた通信帯域の場合の操作性が悪化するという課題があった。
この発明は、上記のような課題を解決するためになされたもので、第1のエンジニアリング装置が、遠隔地に設置された第2のエンジニアリング装置における、ビル管理システムの立ち上げ、または、変更等の発生時の作業を行う場合に、第2のエンジニアリング装置の使用を止めることなく、限られた通信帯域でも当該ビル管理システムの立ち上げ、または、変更等の発生時の作業を実行可能とすることができるビル管理システムを提供することを目的とする。
この発明に係るビル管理システムは、第2のエンジニアリング装置におけるエンジニアリングデータの設定を受け付ける第1の受付部と、第2のエンジニアリング装置に対して第1の受付部が受け付けたエンジニアリングデータを反映させるとともに、第2のエンジニアリング装置がコントローラの制御を実行した場合に、当該第2のエンジニアリング装置から、当該制御を実行させた結果に関する実行結果情報を取得する第1の同期部と、第2のエンジニアリング装置に対して、コントローラの制御を実行させる実行指示を行う第1の実行部とを有する第1のエンジニアリング装置と、第1のエンジニアリング装置から送信されたエンジニアリングデータの反映を行うとともに、コントローラの制御を実行した結果に関する実行結果情報を取得した場合に、当該実行結果情報を第1のエンジニアリング装置に送信する第2の同期部と、実行指示に基づきコントローラの制御を実行する第2の実行部とを有する第2のエンジニアリング装置とを備えたものである。
この発明によれば、第1のエンジニアリング装置が、遠隔地に設置された第2のエンジニアリング装置における、ビル管理システムの立ち上げ、または、変更等の発生時の作業を行う場合に、第2のエンジニアリング装置の使用を止めることなく、限られた通信帯域でも当該ビル管理システムの立ち上げ、または、変更等の発生時の作業を実行可能とすることができる。
実施の形態1に係るビル管理システムの構成例を示す図である。 実施の形態1のエンジニアリング装置の構成例を示す図である。 図1で示した実施の形態1のビル管理システムの構成例について、第1のエンジニアリング装置および第2のエンジニアリング装置の各機能部も示した図である。 実施の形態1のビル管理システムにおいて、第1のエンジニアリング装置、第2のエンジニアリング装置、および、コントローラの動作を説明するためのシーケンス図である。
以下、この発明の実施の形態について図面を参照しながら詳細に説明する。
実施の形態1.
図1は、実施の形態1に係るビル管理システムの構成例を示す図である。
実施の形態1のビル管理システムは、ビル内に設置された空調設備、電気設備、防犯設備、照明設備、または、防災設備等の設備機器の状態を監視または制御するものである。
なお、図1で示すビル管理システムの構成は、エンジニアリング(エンジニアリングについては後述する)作業実施時の構成を示している。以下の説明においても、ビル管理システムは、エンジニアリング作業実施時であるものとしている。
ビル管理システムは、第1のエンジニアリング装置1と、第2のエンジニアリング装置2と、コントローラ3とを備える。
第1のエンジニアリング装置1と、第2のエンジニアリング装置2は、基本的に同様の構成を有しており、第1のエンジニアリング装置1と第2のエンジニアリング装置2とは、設置される場所が異なる。
第2のエンジニアリング装置2は、第1のエンジニアリング装置1の遠隔地に設置され、第1のエンジニアリング装置1と第2のエンジニアリング装置2とはネットワークを介して接続される。
第1のエンジニアリング装置、および、第2のエンジニアリング装置は、ソフトウェアに基づくCPUを用いたプログラム処理によって実行される。
コントローラ3は、第2のエンジニアリング装置2とネットワークを介して接続され、遠隔地において、ビルまたは設備等に設置されている各種設備機器(図示省略)の制御を行う。なお、図1では、説明の簡単のためコントローラ3は1台のみとしているが、第2のエンジニアリング装置2には1台以上のコントローラ3が接続される。
上述のとおり、図1は、エンジニアリング作業実施時のビル管理システムを示しているので、図1においては、第1のエンジニアリング装置1および第2のエンジニアリング装置2がネットワークに接続されるようになっているが、当該第1のエンジニアリング装置1および第2のエンジニアリング装置2は、エンジニアリング作業実施時のみビル管理システムに接続されるものである。
第1のエンジニアリング装置1は、第2のエンジニアリング装置2における、コントローラ3に対するエンジニアリングを行う。
実施の形態1において、ビル管理システムの立ち上げ、または、ビル管理システムの変更等の発生時に、ユーザが、エンジニアリング装置(第1のエンジニアリング装置1,第2のエンジニアリング装置2)からコントローラ3にダウンロードさせるためのエンジニアリングデータの追加または変更を行い、エンジニアリング装置が、ユーザが追加または変更を行なったエンジニアリングデータを、各種設備機器を制御するコントローラ3にダウンロードさせる一連の動作を、エンジニアリングという。
なお、第2のエンジニアリング装置2が、単独でエンジニアリングを行うこともできる。具体的には、例えば、遠隔地にいるユーザが、遠隔地において、第2のエンジニアリング装置2から、エンジニアリングデータの追加または変更等を行い、コントローラ3にダウンロードさせることもできる。
図2は、実施の形態1のエンジニアリング装置10の構成例を示す図である。
第1のエンジニアリング装置1と、第2のエンジニアリング装置2とは、ともに、図2に示すような構成を有する。
エンジニアリング装置10は、接続管理部101と、受付部102と、同期部103と、実行部104と、記憶部105と、表示部106とを備える。
接続管理部101は、ネットワークを介して接続される他のエンジニアリング装置10との接続を管理する。
具体的には、他のエンジニアリング装置10に対して、接続要求または切断要求の送信を行う。また、他のエンジニアリング装置10から接続要求または切断要求を受信した場合、接続管理部101は、当該接続要求または切断要求の送信元である他のエンジニアリング装置10に対して、接続完了または切断完了の返答を送信する。
受付部102は、ユーザが設定、または、指示した情報を受け付ける。
例えば、受付部102は、ユーザによって設定されたエンジニアリングデータを受け付ける。例えば、制御部(図示省略)が、表示部106(後述する)にエンジニアリングデータの設定画面を表示させると、ユーザは、マウス、または、キーボード等の入力装置(図示省略)を操作し、エンジニアリングデータの設定を行う。受付部102は、ユーザが設定したエンジニアリングデータを受け付ける。なお、ユーザが行うエンジニアリングデータの設定とは、エンジニアリングデータの追加、または、変更をいう。
また、例えば、受付部102は、ユーザが入力した、コントローラ3の制御を実行する実行指示を受け付ける。ユーザは、例えば、入力装置を操作し、コントローラ3に対してデータ収集を開始させる等の制御を実行させる実行指示を入力する。受付部102は、当該実行指示を受け付ける。
受付部102は、ユーザによるエンジニアリングデータの設定を受け付けた場合、設定されたエンジニアリングデータの情報を、同期部103に出力する。また、受付部102は、ユーザから、コントローラ3の制御を実行させる実行指示を受け付けた場合、当該実行指示を、実行部104に出力する。
同期部103は、受付部102が受け付けたエンジニアリングデータを、記憶部105に記憶されているエンジニアリングデータに反映する。すなわち、記憶部105に記憶されているエンジニアリングデータを、ユーザから追加、または、変更等された内容が反映されたものとする。
実行部104は、ユーザから受け付けた実行指示に基づき、コントローラ3の制御を実行する。具体的には、実行部104は、実行指示に基づき、該当のエンジニアリングデータをコントローラ3にダウンロードさせる。
記憶部105は、ハードディスクまたは半導体メモリ等の記憶装置からなり、エンジニアリングデータを記憶する。
また、記憶部105は、各機能部での処理に用いる各種データまたはプログラムを記憶する。
なお、実施の形態1では、図2に示すように、記憶部105は、エンジニアリング装置10に備えられるものとしたが、これに限らず、記憶部105は、エンジニアリング装置10の外部の、エンジニアリング装置10が参照可能な場所に備えられるようにしてもよい。
表示部106は、液晶表示ディスプレイ等の表示装置からなり、各種情報を表示する。
なお、実施の形態1では、図2に示すように、表示部106は、エンジニアリング装置10に備えられるものとしたが、これに限らず、表示部106は、エンジニアリング装置10の外部の、エンジニアリング装置10が参照可能な場所に備えられるようにしてもよい。
なお、図2では図示を省略しているが、エンジニアリング装置10は、他のエンジニアリング装置10、または、コントローラ3等の外部機器との通信を行う通信インタフェース部を備える。
実施の形態1のビル管理システムでは、図2を用いて説明したようなエンジニアリング装置が、ネットワークを介して2台(第1のエンジニアリング装置1,第2のエンジニアリング装置2)設けられ、第2のエンジニアリング装置2が、コントローラ3と、ネットワークを介して接続される。
図3は、図1で示した実施の形態1のビル管理システムの構成例について、第1のエンジニアリング装置1および第2のエンジニアリング装置2の各機能部も示した図である。
以下、図3に示すように、接続管理部101、受付部102、同期部103、実行部104、記憶部105、および、表示部106について、第1のエンジニアリング装置1が備えるものは、それぞれ、第1の接続管理部11、第1の受付部12、第1の同期部13、第1の実行部14、第1の記憶部15、および、第1の表示部16とする。また、第2のエンジニアリング装置2が備えるものは、それぞれ、第2の接続管理部21、第2の受付部22、第2の同期部23、第2の実行部24、第2の記憶部25、および、第2の表示部26とする。
上述のとおり、実施の形態1のビル管理システムでは、コントローラ3は第2のエンジニアリング装置2に接続されており、第1のエンジニアリング装置1は、第2のエンジニアリング装置2における、コントローラ3に対するエンジニアリングを行う。具体的には、第1のエンジニアリング装置1は、通信インタフェース部を介したデータのやり取りによって、第2のエンジニアリング装置2における、コントローラ3に対するエンジニアリングを行う。
第1の同期部13は、第1の受付部12が受け付けたエンジニアリングデータを第1の記憶部15に反映するとともに第2の同期部23に送信する。第2の同期部23は、第1の受付部12が受け付けたエンジニアリングデータを第1の同期部13から受信し、第2の記憶部25に記憶されているエンジニアリングデータに反映する。すなわち、第1の同期部13が、第2の同期部23に対して、第2の記憶部25に記憶されているエンジニアリングデータの反映を行わせることで、第2の同期部23に代わって、エンジニアリングデータの反映を行う。
また、第1の実行部14は、第2の実行部24に対して、ユーザからの実行指示を送信し、第2の実行部24は、第1の実行部14から受信した実行指示に基づき、コントローラ3の制御を実行する。すなわち、第1の実行部14が、第2の実行部24に対して、コントローラ3の制御を実行させることで、第2の実行部24に代わって、コントローラ3の制御を実行する。
また、第2の同期部23は、コントローラ3の制御を実行させると、当該実行結果に関する実行結果情報を取得するとともに、第1の同期部13に送信する。第1の同期部13は、第2の同期部23がコントローラ3の制御を実行させた実行結果に関する情報を、当該第2の同期部23から受信する。すなわち、第1の同期部13は、第2の同期部23を介して、コントローラ3から、実行結果に関する情報を取得する。
実施の形態1のビル管理システムにおける一連のエンジニアリング動作の流れについて説明する。
図4は、実施の形態1のビル管理システムにおいて、第1のエンジニアリング装置1、第2のエンジニアリング装置2、および、コントローラ3の動作を説明するためのシーケンス図である。
図4を用いて説明する動作は、例えば、第1のエンジニアリング装置1の第1の受付部12が、エンジニアリング開始指示を受け付けると開始される。具体的には、例えば、ユーザが、入力装置を操作して、第1の表示部16に表示された開始ボタンをクリックする等して、エンジニアリング開始指示を入力する。第1の受付部12は、当該入力を受け付ける。
まず、第1のエンジニアリング装置1の第1の接続管理部11は、第2のエンジニアリング装置2に対して、接続要求を送信する(ST1)。
第2のエンジニアリング装置2の第2の接続管理部21は、接続要求を受信すると、接続処理を行い、当該接続要求に対する接続完了の返答を送信する。第1の接続管理部11は、当該返答を受信する(ST2)。
これにより、第1のエンジニアリング装置1と第2のエンジニアリング装置2のネットワーク接続が確立する。
第1の接続管理部11は、第2の接続管理部21から返答を受信すると、例えば、第1の表示部16に、ネットワーク接続が確立した旨のメッセージを表示させる。ユーザは、第1の表示部16に表示されたメッセージを確認することで、ネットワーク接続が確立したことを把握し、エンジニアリングデータの設定を行う。
第1の受付部12は、ユーザが設定したエンジニアリングデータを受け付け、受け付けたエンジニアリングデータを、第1の同期部13に出力する。
第1の同期部13は、第1の受付部12が受け付けたエンジニアリングデータを、第1の記憶部15に記憶されているエンジニアリングデータに反映する。
また、第1の同期部13は、第1の受付部12が受け付けたエンジニアリングデータを、第2のエンジニアリング装置2に送信し、第1の受付部12が受け付けたエンジニアリングデータを第2のエンジニアリング装置2に反映させる(ST3)。つまり、第1の同期部13は、第2のエンジニアリング装置2に対して、第2のエンジニアリング装置2が記憶しているエンジニアリングデータを、第1のエンジニアリング装置1が記憶しているエンジニアリングデータと同期させる。
第2のエンジニアリング装置2の第2の同期部23は、第1の同期部13から送信されたエンジニアリングデータの反映を行う。第2の同期部23は、エンジニアリングデータの反映を完了すると、同期完了のメッセージを第1のエンジニアリング装置1に送信し、第1の同期部13が、当該同期完了のメッセージを受信する(ST4)。
これにより、第1のエンジニアリング装置1が記憶しているエンジニアリングデータと、第2のエンジニアリング装置2が記憶しているエンジニアリングデータの同期が完了する。
第1の同期部13は、第2の同期部23から同期完了のメッセージを受信すると、例えば、第1の表示部16に、同期が完了した旨のメッセージを表示させる。ユーザは、第1の表示部16に表示されたメッセージを確認することで、エンジニアリングデータの同期が完了したことを把握し、例えば、データ収集の開始指示等、コントローラ3の制御を実行させる実行指示を行う。
第1の受付部12は、ユーザが入力した実行指示を受け付け、受け付けた実行指示を、第1の実行部14に出力する。
第1の実行部14は、第2のエンジニアリング装置2に対して、第1の受付部12が受け付けた実行指示を送信する(ST5)。
第2のエンジニアリング装置2の第2の実行部24は、第1の実行部14から実行指示を受信すると、第1のエンジニアリング装置1に対して、当該実行指示を受信した旨の返答を送信する(ST6)。
そして、第2の実行部24は、第1の実行部14から受信した実行指示に基づき、コントローラ3の制御を実行する(ST7)。例えば、実行指示としてデータ収集の開始指示を受信した場合、第2の実行部24は、コントローラ3にデータ収集を開始させる。具体的には、第2の実行部24は、対象となるエンジニアリングデータをコントローラ3にダウンロードし、コントローラ3で実行させる。
コントローラ3は、実行指示に基づき、各種設備機器を制御する。例えば、コントローラ3は、データ収集の開始指示に基づき、該当の設備機器からデータ収集を行う。そして、コントローラ3は、該当の設備機器の制御が完了した旨の通知、および、設備機器から収集したデータを、第2のエンジニアリング装置2に送信する(ST8)。
第2のエンジニアリング装置2の第2の同期部23は、コントローラ3から、設備機器の制御が完了した旨の通知、および、設備機器から収集したデータを受信し、受信した情報を、コントローラ3の制御を実行した結果に関する実行結果情報として、第1のエンジニアリング装置1に送信する(ST9)。
このとき、第2の同期部23は、第2の記憶部25に記憶させているエンジニアリングデータを第1のエンジニアリング装置1に送信し、第1の記憶部15に記憶させているエンジニアリングデータを、第2の記憶部25に記憶させているエンジニアリングデータと同期させる同期要求を行うようにしてもよい。当該同期要求が行われると、第1の同期部13は、第1の記憶部15に記憶させているエンジニアリングデータを、第2の同期部23から送信されたエンジニアリングデータに同期させる。
第2の同期部23から実行結果情報が送信されると、第1のエンジニアリング装置1の第1の接続管理部11は、第2のエンジニアリング装置2に対して、切断要求を送信する(ST10)。
第2のエンジニアリング装置2の第2の接続管理部21は、切断要求を受信すると、切断処理を行い、当該切断要求に対する切断完了の返答を送信する。第1の接続管理部11は、当該返答を受信する(ST11)。
これにより、第1のエンジニアリング装置1と第2のエンジニアリング装置2のネットワーク接続が切断される。
なお、第1の受付部12が、ユーザから切断指示を受け付けるようにし、第1の接続管理部11は、第1の受付部12が切断指示を受け付けた場合に、第2の接続管理部21に対して切断要求を送信するようにしてもよい。
第1の接続管理部11は、第2の接続管理部21から返答を受信すると、例えば、第1の表示部16に、ネットワーク接続が切断された旨のメッセージを表示させる。ユーザは、第1の表示部16に表示されたメッセージを確認することで、ネットワーク接続が切断されたことを把握し、エンジニアリングを終了する。
以上のように、実施の形態1のビル管理システムでは、第1のエンジニアリング装置1が、通信インタフェース部を介したデータのやり取りによって、第2のエンジニアリング装置2における、コントローラ3に対するエンジニアリングを行う。
従来の技術では、上述したように、第1のエンジニアリング装置1が、第2のエンジニアリング装置2の画面操作を乗っ取る形でエンジニアリングを行っていた。そのため、エンジニアリング作業中は、第2のエンジニアリング装置2が使用できなくなる。
また、画面データを転送する必要があるため、第1のエンジニアリング装置1と第2のエンジニアリング装置2間で通信するデータ量が多くなる。通信するデータ量が多くなることは、通信コストの上昇にも繋がる。
また、第1のエンジニアリング装置1と第2のエンジニアリング装置2間の通信帯域等によっては、反応が遅くなり、ユーザにとっては操作性が悪いという問題もある。
これに対し、実施の形態1のビル管理システムでは、第1のエンジニアリング装置1は、第2のエンジニアリング装置2の画面を乗っ取ることなく、データのやり取りによって、エンジニアリングを行う。
その結果、エンジニアリング作業中であっても、第2のエンジニアリング装置2を使用することができる。
また、第1のエンジニアリング装置1と第2のエンジニアリング装置2間で画面データを転送する必要がないため、通信するデータ量を少なくすることができる。これにより、通信コストの上昇を抑制することが可能となる。
また、限られた通信帯域等であっても、反応が遅くなるといった問題が逓減する。
以上のように、実施の形態1によれば、第1のエンジニアリング装置1と、当該第1のエンジニアリング装置1とネットワークを介して接続される第2のエンジニアリング装置2と、当該第2のエンジニアリング装置2とネットワークを介して接続され、設備機器の制御を行うコントローラ3とを備えるビル管理システムにおいて、第2のエンジニアリング装置2におけるエンジニアリングデータの設定を受け付ける第1の受付部12と、第2のエンジニアリング装置2に対して第1の受付部12が受け付けたエンジニアリングデータを反映させるとともに、第2のエンジニアリング装置2がコントローラ3の制御を実行した場合に、当該第2のエンジニアリング装置2から、当該制御を実行させた結果に関する実行結果情報を取得する第1の同期部13と、第2のエンジニアリング装置2に対して、コントローラ3の制御を実行させる実行指示を行う第1の実行部14とを有する第1のエンジニアリング装置1と、第1のエンジニアリング装置1から送信されたエンジニアリングデータの反映を行うとともに、コントローラ3の制御を実行した結果に関する実行結果情報を取得した場合に、当該実行結果情報を第1のエンジニアリング装置1に送信する第2の同期部23と、実行指示に基づきコントローラ3の制御を実行する第2の実行部24とを有する第2のエンジニアリング装置2とを備えた。そのため、第1のエンジニアリング装置が、遠隔地に設置された第2のエンジニアリング装置における、ビル管理システムの立ち上げ、または、変更等の発生時の作業を行う場合に、第2のエンジニアリング装置の使用を止めることなく、限られた通信帯域でも当該ビル管理システムの立ち上げ、または、変更等の発生時の作業を実行可能とすることができる。
1 第1のエンジニアリング装置
2 第2のエンジニアリング装置
3 コントローラ
10 エンジニアリング装置
11 第1の接続管理部
12 第1の受付部
13 第1の同期部
14 第1の実行部
15 第1の記憶部
16 第1の表示部
21 第2の接続管理部
22 第2の受付部
23 第2の同期部
24 第2の実行部
25 第2の記憶部
26 第2の表示部
101 接続管理部
102 受付部
103 同期部
104 実行部
105 記憶部
106 表示部

Claims (4)

  1. 第1のエンジニアリング装置と、当該第1のエンジニアリング装置とネットワークを介して接続される第2のエンジニアリング装置と、当該第2のエンジニアリング装置とネットワークを介して接続され、設備機器の制御を行うコントローラとを備えるビル管理システムであって、
    前記第2のエンジニアリング装置におけるエンジニアリングデータの設定を受け付ける第1の受付部と、
    前記第2のエンジニアリング装置に対して前記第1の受付部が受け付けたエンジニアリングデータを反映させるとともに、前記第2のエンジニアリング装置が前記コントローラの制御を実行した場合に、当該第2のエンジニアリング装置から、当該制御を実行させた結果に関する実行結果情報を取得する第1の同期部と、
    前記第2のエンジニアリング装置に対して、前記コントローラの制御を実行させる実行指示を行う第1の実行部
    とを有する第1のエンジニアリング装置と、
    前記第1のエンジニアリング装置から送信されたエンジニアリングデータの反映を行うとともに、前記コントローラの制御を実行した結果に関する実行結果情報を取得した場合に、当該実行結果情報を前記第1のエンジニアリング装置に送信する第2の同期部と、
    前記実行指示に基づき前記コントローラの制御を実行する第2の実行部
    とを有する第2のエンジニアリング装置
    を備えたビル管理システム。
  2. 第1のエンジニアリング装置と、当該第1のエンジニアリング装置とネットワークを介して接続される第2のエンジニアリング装置と、当該第2のエンジニアリング装置とネットワークを介して接続され、設備機器の制御を行うコントローラとを備えるビル管理システムのビル管理方法であって、
    前記第1のエンジニアリング装置は、
    第1の受付部が、前記第2のエンジニアリング装置におけるエンジニアリングデータの設定を受け付けるステップと、
    第1の同期部が、前記第2のエンジニアリング装置に対して、前記第1の受付部が受け付けたエンジニアリングデータを反映させるステップと、
    第1の実行部が、前記第2のエンジニアリング装置に対して、前記コントローラの制御を実行させる実行指示を行うステップと、
    前記第1の同期部が、前記第1の実行部が前記コントローラの制御を実行させた結果に関する実行結果情報を前記第2のエンジニアリング装置から取得するステップ
    とを有し、
    前記第2のエンジニアリング装置は、
    第2の同期部が、前記第1のエンジニアリング装置から送信されたエンジニアリングデータの反映を行うステップと、
    第2の実行部が、前記実行指示に基づき前記コントローラの制御を実行するステップと、
    前記第2の同期部が、前記第2の実行部が前記コントローラの制御を実行した結果に関する実行結果情報を取得した場合に、前記第1のエンジニアリング装置に送信するステップ
    とを有する
    ことを特徴とするビル管理方法。
  3. エンジニアリングデータの設定を受け付ける受付部と、
    前記受付部が受け付けたエンジニアリングデータの反映、および、ビル内の設備機器を制御するコントローラの制御を実行させた結果に関する実行結果情報の取得を行う同期部と、
    前記コントローラの制御を実行する実行部
    とを備えたエンジニアリング装置。
  4. コンピュータを、
    エンジニアリングデータの設定を受け付ける受付部と、
    前記受付部が受け付けたエンジニアリングデータの反映、および、ビル内の設備機器を制御するコントローラの制御を実行させた結果に関する実行結果情報の取得を行う同期部と、
    前記コントローラの制御を実行する実行部
    として機能させるためのエンジニアリング用プログラム。
JP2017156377A 2017-08-14 2017-08-14 ビル管理システム、ビル管理方法、エンジニアリング装置、および、エンジニアリング用プログラム Pending JP2019036082A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2017156377A JP2019036082A (ja) 2017-08-14 2017-08-14 ビル管理システム、ビル管理方法、エンジニアリング装置、および、エンジニアリング用プログラム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2017156377A JP2019036082A (ja) 2017-08-14 2017-08-14 ビル管理システム、ビル管理方法、エンジニアリング装置、および、エンジニアリング用プログラム

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2019036082A true JP2019036082A (ja) 2019-03-07

Family

ID=65637625

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2017156377A Pending JP2019036082A (ja) 2017-08-14 2017-08-14 ビル管理システム、ビル管理方法、エンジニアリング装置、および、エンジニアリング用プログラム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2019036082A (ja)

Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE10242919A1 (de) * 2002-09-16 2004-03-25 Siemens Ag System zur virtuellen Prozessanbindung über Remote Desktop Protocol (RDP)
JP2004234258A (ja) * 2003-01-29 2004-08-19 Matsushita Electric Works Ltd 設備監視制御装置、設備監視制御システム、プログラム及び記録媒体
US20150160628A1 (en) * 2013-12-06 2015-06-11 Siemens Aktiengesellschaft Web-based interaction with building automation
JP2015125746A (ja) * 2013-12-27 2015-07-06 アズビル株式会社 施設管理システムおよび履歴記録方法
JP2017016874A (ja) * 2015-06-30 2017-01-19 東芝ライテック株式会社 制御装置および制御システム

Patent Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE10242919A1 (de) * 2002-09-16 2004-03-25 Siemens Ag System zur virtuellen Prozessanbindung über Remote Desktop Protocol (RDP)
JP2004234258A (ja) * 2003-01-29 2004-08-19 Matsushita Electric Works Ltd 設備監視制御装置、設備監視制御システム、プログラム及び記録媒体
US20150160628A1 (en) * 2013-12-06 2015-06-11 Siemens Aktiengesellschaft Web-based interaction with building automation
JP2015125746A (ja) * 2013-12-27 2015-07-06 アズビル株式会社 施設管理システムおよび履歴記録方法
JP2017016874A (ja) * 2015-06-30 2017-01-19 東芝ライテック株式会社 制御装置および制御システム

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US20130138818A1 (en) Method for accessing an automation system and system operating according to the method
JP4943916B2 (ja) ロボット制御システム
EP3570123A1 (en) Electronic tool and method for copying a plurality of settings from a mechanical tool to another mechanical tool
EP4120631A1 (en) Network connection method and device for training participant end of common training model
WO2016169375A1 (zh) 一种包括本地组件的代理框架服务系统及方法
JP2019036082A (ja) ビル管理システム、ビル管理方法、エンジニアリング装置、および、エンジニアリング用プログラム
CN109814904B (zh) 一种hmi组态同步系统和方法
CN108134827A (zh) 一种远程控制方法及电子设备
JP5461646B2 (ja) 遠隔接続過程モニタリング方法及び遠隔接続モニタリングシステム
CN104503777A (zh) 瘦客户端的操作系统集中管理系统及其方法
WO2020217441A1 (ja) データ処理装置、データ処理方法およびプログラム
JP2021157412A (ja) エンジニアリング装置及びエンジニアリング方法
WO2020217434A1 (ja) データ収集装置、データ収集方法及びプログラム
JP4792361B2 (ja) 応答装置、応答方法及び応答プログラム
JP5546930B2 (ja) シャットダウン制御システム
JP7091034B2 (ja) 監視制御システムの試験支援システム、監視制御システムの試験支援方法及び端末装置
WO2016169374A1 (zh) 一种代理框架服务系统及方法
JP2005149336A (ja) ストレージ管理方法及びその装置
JP2008027144A (ja) ゲートウェイ装置及び被制御機器
JP7454919B2 (ja) 情報記憶装置、ソフトウェア更新方法、および、冗長化システム
JP2019067167A (ja) プラント機器監視制御装置のファイル更新システム
JP6163042B2 (ja) 回線切替装置及びそれを有する回線切替撮影システム
JP6742597B2 (ja) 端末装置、制御装置及びプログラム
KR100724830B1 (ko) 원격 제어시스템에서의 원격 화면제어 방법
JP2007072980A (ja) 計算機制御システム

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20200311

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20210226

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20210309

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20210921