JP2019034828A - エレベーターの釣合おもり - Google Patents

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Abstract

【課題】エレベーターの釣合おもりにおける釣合質量の増減作業において、保守作業員の負担を軽減することである。【解決手段】釣合おもり30は、釣合おもり枠32と、釣合おもり枠32に積み重ねて保持された所定数の加減おもり板42で構成されるおもり板部40を備える。さらに、所定数の鋼球80を内部に収容した鋼球タンク部50であって、釣合おもり枠32の2つの縦枠のそれぞれに保持された2つの縦保持端部を有し、おもり板部40よりも上方側に積み重ねられた鋼球タンク部50を備える。おもり板部40を用いず、大型の鋼球タンク部の質量のみで釣合質量とする釣合おもりを用いることもできる。【選択図】図1

Description

本開示は、エレベーターの釣合おもりに関する。
エレベーターは、乗場からの利用客を乗りかごに乗せ、利用客の要求に応じて昇降路の中を昇降させて、利用客の所望の乗場に着床して利用客を降ろす利用客運搬装置である。エレベーターにおいては、例えば、建物の昇降路の上部の機械室に設けられる巻上機によって、昇降ロープが巻き上げまたは繰り出されて、昇降ロープの一方端に接続される乗りかごを昇降させる。昇降ロープの他方端には、乗りかごの質量に対応する釣合質量を有する釣合おもりが接続され、これによって巻上機に懸る負荷を軽くし、乗りかごの昇降時のバランスをとることが行われる。
乗りかごの質量に対応する釣合質量は、エレベーターの仕様によって異なるため、釣合おもりは、釣合おもり枠に、加減おもり板と呼ばれる平板状で1枚の質量が約20〜30kg程度の鋳物板を釣合質量に相当する枚数で積み重ねて構成される。加減おもり板の枚数を増減しない限り、釣合質量は一定である。
特許文献1では、利用客の変動による乗りかごの質量の変動に対応させるため、継続的に釣合質量を自動調整するエレベーター装置が述べられている。ここでは、質量調整用の液体を入れるタンク、タンク内の液体量を調整するピストン、及び、タンクに連通する第1接合手段を有する釣合おもりを用いる。さらに、昇降路の高さ方向に沿って設けられ質量調整用の液体を貯留する貯留パイプと、乗りかごが停止階に位置するときの釣合おもりの位置において第1接合手段に対向する位置に設けられ貯留パイプに連通する第2接合手段とが設けられる。これによって、乗りかごが停止階に位置するときに、乗りかごと釣合おもりとの質量差を検知し、第1接合手段と第2接合手段とを接続し、その質量差に相当する液体量を得るようにピストンの変位量を制御することが述べられている。
特開2014−122102号公報
建物にエレベーターが設置された後に、エレベーターの部分リニューアルが行われ、あるいは、新型の乗りかごの総取替等に伴う全面リニューアルが行われることがある。この場合、乗りかごの質量が変化するので、釣合おもりの釣合質量を増減するため、加減おもり板の取外しまたは増設が行われる。加減おもり板を増減させる作業は、乗りかごと釣合おもり枠とが接続された状態で行われる場合は、乗りかごと釣合おもり枠の昇降路内の高さを合わせ、乗りかごの天井側の上部に保守作業員が乗り込んで行われる。加減おもり板は1枚が約20〜30kgの質量を有するので、複数枚の加減おもり板を増減させる作業は、高所における力作業になり、細心の注意を払う必要があり、保守作業員の負担が大きい。
そこで、釣合おもりにおける釣合質量の増減作業において、保守作業員の負担を軽減できるエレベーターの釣合おもりが要望される。
本開示に係るエレベーターの釣合おもりは、建物の上方側から下方側に貫通して設けられた昇降路に配置された状態で昇降方向に平行な2つの縦枠、2つの縦枠の上方側端部を接続する上枠、及び2つの縦枠の下方側端部を接続する下枠を組み合わせて形成された釣合おもり枠と、釣合おもり枠に積み重ねて保持された所定数の加減おもり板で構成されるおもり板部と、所定数の鋼球を内部に収容した鋼球タンク部であって、釣合おもり枠の2つの縦枠のそれぞれに保持された2つの縦保持端部を有し、おもり板部よりも上方側に積み重ねられた鋼球タンク部と、を備える。
上記構成によれば、1つの鋼球の質量を適当に小さい質量とすることで、1枚当たり約20〜30kgの質量のある加減おもり板を増減するに比べて、はるかに軽減された負担で釣合質量の増減作業を行える。
本開示に係るエレベーターの釣合おもりは、建物の上方側から下方側に貫通して設けられた昇降路に配置され昇降方向に延伸する2つのおもりガイドレールに案内されて移動する釣合おもりであって、釣合質量に対応する質量を有する所定数の鋼球を内部に収容した鋼球タンク部と、鋼球タンク部の側面に設けられ、2つのおもりガイドレールのそれぞれに案内される複数のガイド部材と、を備える。
上記構成によれば、釣合おもりに必要な釣合質量の全部を鋼球でまかなうことができる。1つの鋼球の質量を適当に小さい質量とすることで、1枚当たり約20〜30kgの質量のある加減おもり板を増減するに比べて、はるかに軽減された負担で釣合質量の増減作業を行える。
本開示に係るエレベーターの釣合おもりにおいて、 鋼球タンク部は、内部に鋼球収容空間を有するタンクケースと、タンクケースの内部に収容され、所定の釣合質量に対応する質量を形成する所定数の鋼球とを含み、タンクケースは、上面に設けられた鋼球供給口と、正面側面に設けられた鋼球排出部と、を有することが好ましい。
上記構成によれば、保守作業員は、釣合質量を増加させる場合にタンクケースの上方側から鋼球を供給でき、釣合質量を減少させるときは、タンクケースの正面側から鋼球を排出できる。例えば、鋼球排出部を乗りかご側に来るようにタンクケースを配置することで、乗りかごの天井側の上部からの作業で、釣合質量の増減を容易に行える。
本開示に係るエレベーターの釣合おもりにおいて、タンクケースは、複数の鋼球を収容する内部空間において、上方の鋼球供給口側から下方の鋼球排出部へ鋼球が折り返し階段状に流れるように配置された複数の鋼球配置板を含むことが好ましい。
上記構成によれば、タンクケース内に鋼球配置板が設けられるので、釣合おもりが昇降する際に鋼球が跳ねて釣合おもりが振動することを抑制することができる。
本開示に係るエレベーターの釣合おもりにおいて、鋼球排出部は、少なくとも2枚の出口扉板が重ねられて開口部が覆われた鋼球排出口を有することが好ましい。
上記構成によれば、2枚の出口扉板で鋼球排出口が二重に塞がれるので、鋼球が予期せずに排出されることを十分に防止できる。
本開示に係るエレベーターの釣合おもりにおいて、タンクケースは、正面側面に設けられ、タンクケース内に収容された複数の鋼球の最上面位置を視認可能な鋼球量視認窓を有することが好ましい。
上記構成によれば、タンクケースが金属製の場合に、タンクケースの内部が直接的に視認できないとしても、鋼球量視認窓からタンク内の鋼球の総量が容易に確認でき、タンクケースの釣合質量が容易に確認できる。
上記構成のエレベーターの釣合おもりによれば、釣合質量の増減作業において、保守作業員の負担を軽減できる。
実施の形態に係るエレベーターの釣合おもりの釣合質量の調整作業が行われている状態を示す図である。 実施の形態に係るエレベーターの釣合おもりの構成図である。 図2において、タンクケースを釣合おもり枠に設置する方法を示す図である。 図2のタンクケースの詳細図である。 別の実施の形態におけるエレベーターの釣合おもりの構成図である。
以下に図面を用いて本開示に係る実施の形態につき、詳細に説明する。以下では、釣合おもりについて釣合質量の増減作業をエレベーターの天井側の上部に保守作業員が上って行うものとするが、エレベーターの仕様等によっては、昇降路の最下部のピットにおいて行ってもよい。また、昇降路内において、乗りかごの乗降口側とは反対側の裏面側に釣合おもりが配置されるものとするが、エレベーターの仕様によっては、乗りかごの乗降口の横側面側に釣合おもりが配置されてもよい。以下で述べる形状、加減おもり板の枚数、釣合質量の値等は、説明のための例示であって、エレベーターの仕様等に合わせ、適宜変更が可能である。以下では、全ての図面において同様の要素には同一の符号を付し、重複する説明を省略する。
図1は、エレベーター10において、エレベーターの釣合おもり30の釣合質量の調整作業が行われている状態を示す図である。以下では、特に断らない限り、エレベーターの釣合おもり30を、釣合おもり30と呼ぶ。エレベーター10は、建物を縦方向に縦貫する昇降路12内を昇降して、乗場13からの利用客を乗りかご14に乗せ、利用客の所望の乗場13に着床して利用客を降ろす利用客運搬装置である。図1において、直交する上下方向と奥行方向と幅方向とを示す。上下方向は、昇降路12が延びる方向であり、乗りかご14の昇降方向である。建物の上層階に向かう方向が上方側で、下層階に向かう方向が下方側である。奥行方向は、乗場13から昇降路12へ向かう方向に平行な方向であり、釣合おもり30が配置される方向を釣合おもり側として示す。釣合おもり側の方向は、乗場側と反対方向である。幅方向は、乗場13における乗降口の幅方向に対応する方向で、乗場13から乗りかご14側を見て、左方が左側で、右方が右側である。以下の図においても同様である。
エレベーター10は、建物の昇降路12の上部の図示しない機械室に設けられる巻上機によって、昇降ロープ16が巻き上げまたは繰り出されて、昇降ロープ16の一方端に接続される乗りかご14を昇降させる。釣合おもり30は、昇降ロープ16の他方端に接続され、乗りかご14の質量に対応する釣合質量を有するおもりで、これによって巻上機に懸る負荷を軽くし、乗りかご14の昇降時のバランスをとる。昇降路内において、乗りかご14が上昇するときは釣合おもり30は下降し、乗りかご14が下降するときは釣合おもり30は上昇する。おもりガイドレール20,22は、釣合おもり30が昇降路12内を上下方向に移動するときの案内レールである。ガイド部材24,25,26,27(ガイド部材27は図2参照)は、釣合おもり30に設けられ、釣合おもり30がおもりガイドレール20,22に沿って移動するときにおもりガイドレール20,22から外れないようにする案内部材である。ガイド部材24,25,26,27のそれぞれは、内部におもりガイドレール20,22に接触する案内コロ等が配置される。なお、乗りかご14についても、昇降路12内を昇降するときの案内レールである乗りかごガイドレールが設けられるが、図1では図示を省略した。
釣合おもり30の釣合質量としては、おもり板部40と鋼球タンク部50の2つの部分を有する。おもり板部40は、複数枚の加減おもり板42を所定数積み重ねたものである。加減おもり板42は、従来技術において用いられているもので、1枚が約20〜30kgの質量を有する鋳物板である。釣合おもり30においては、おもり板部40の加減おもり板42の枚数は一定枚数で、釣合質量の調整の場合に加減おもり板42の枚数を増減することはしない。図1の例では、加減おもり板42の枚数は30枚で、おもり板部40の質量は、約600〜900kgである。
鋼球タンク部50は、鋼球80を内部に収容可能なタンク容器であって、釣合おもり30において釣合質量の調整が必要な場合に、鋼球80を用いて鋼球タンク部50の質量を調整する。鋼球80を用いるのは、鋼球80の1つ当りの質量が加減おもり板42の1枚の質量に比べてはるかに小さいので、釣合質量の増減作業の負担が格段に軽減されるためである。かかる鋼球80としては、「パチンコ」と一般的に呼ばれる遊技機に用いられる鋼球と同等のものを用いることができる。遊技機に用いられる鋼球は、規格により、直径が11mm、質量が5.4〜5.7gと定められる。鋼球80として、この仕様のものを用いる場合、釣合質量を約100kg調整するには、鋼球80を、約17,500〜18,500個用意すればよい。
釣合質量として、おもり板部40の他に鋼球タンク部50を設けるのは、建物にエレベーター10が設置された後に、エレベーター10の部分リニューアルが行われる場合において、釣合質量の調整は、質量を増加させることが多いためである。釣合質量を増加させる場合は、今までの加減おもり板42による釣合質量の部分はおもり板部40としてそのままとし、中間板44をおもり板部40の上に配置し、その上方側に鋼球タンク部50を追加配置する。このようにして、釣合質量の内で増加させる質量の分を鋼球タンク部50に供給する鋼球80の質量とすれば、部分リニューアルに伴う釣合質量の調整を保守作業員8にとって軽い負担で行うことが可能になる。かかる部分リニューアルの例としては、乗りかご14の内部における傷付防止板の設置、手摺の増設、車椅子用操作盤の新設、バリアフリー設備の導入等がある。これは説明のための例示であり、エレベーター10のリニューアル仕様によって異なる内容となる。
図1では、釣合おもり30における釣合質量の調整作業のために、エレベーター10の乗りかご14の天井側の上部に設けられた作業スペース15に上った保守作業員8が示される。保守作業員8は、図示しない保守作業用端末を用いて、エレベーター10の機械室に配置される制御装置に対し、動作モードを保守作業モードとする設定を行う。保守作業モードでは、保守作業員8は保守作業用端末を用いて乗りかご14を移動できるので、昇降路12内において、乗りかご14の天井と釣合おもり30とがほぼ同じ高さ位置に並ぶように乗りかご14の停止位置を設定する。そして、保守作業員8は、作業スペース15に運び込んだ鋼球ボックス4から供給バケツ6に複数の鋼球80を入れる。そして、供給バケツ6を手に持って、鋼球タンク部50の鋼球供給口60の蓋部62を外し、供給バケツ6から鋼球供給口60を介して鋼球80を鋼球タンク部50の内部空間に供給する。鋼球供給口60、蓋部62等の詳細は後述する。
図2は、釣合おもり30の構成図である。図2(a)は、図1における釣合おもり30を乗場側から見た正面図であり、(b)は、(a)を右側から見た側面図である。釣合おもり30は、おもり板部40と鋼球タンク部50とを保持するための釣合おもり枠32を備える。
釣合おもり枠32は、2つの縦枠34,35、上枠36、及び下枠38を組み合わせて形成された枠体である。釣合おもり30が建物の昇降路12内に配置された状態において、2つの縦枠34,35は、昇降方向である上下方向に平行に延伸する部材である。上枠36は、2つの縦枠34,35の上方側端部を接続する部材であり、下枠38は、2つの縦枠34,35の下方側端部を接続する部材である。釣合おもり30がおもりガイドレール20,22に沿って移動するときに用いられるガイド部材24,25,26,27は、上枠36と下枠38の左右の両端部にそれぞれ固定して取付けられる。
2つの縦枠34,35、上枠36、及び下枠38のそれぞれは、十分な強度を有する金属材料を所定の形状に成形したものが用いられる。例えば、縦枠34,35は、加減おもり板42を積み重ねる場合や、鋼球タンク部50を保持する場合の案内溝33を兼ねて、コの字の断面形状を有する柱材を所定の長さに加工して用いられる(図3(b)参照)。
釣合おもり枠32は、これらを溶接またはボルト・ナットの締結等によって強固に結合したものが用いられる。十分な強度、強固に結合とは、釣合おもり枠32に保持されるおもり板部40と鋼球タンク部50の釣合質量に十分耐えること、及び、釣合おもり30がエレベーター10の運行によって受ける加速度や衝撃による外力に十分耐えることを意味する。
おもり板部40を構成する加減おもり板42は、所定の平面形状と厚さとを有する平板状質量体である。所定の平面形状は略矩形である。略矩形とは、長辺と短辺とで構成される矩形を基本とし、長辺が延伸する方向の両端部にそれぞれ張出部を有する形状である。両端部の張出部は、釣合おもり枠32に加減おもり板42を積み重ねて配置する際に、整列された積み重ねとなるように、縦枠34,35の案内溝33に嵌め込まれる部分である。
鋼球タンク部50は、釣合おもり枠32において、おもり板部40よりも上方側に配置される。中間板44は、30枚の加減おもり板42を積み重ねた最上面に配置され、複数の加減おもり板42を積み重ねた状態で、釣合おもり枠32にしっかりと固定する固定板である。中間板44と釣合おもり枠32との間の固定は、図示しないボルト等の固定手段によって行われる。鋼球タンク部50は、中間板44の上面に底面を置くようにして、釣合おもり枠32に保持されて配置される。
タンクケース52は、鋼球タンク部50において、釣合質量に相当する質量の数の鋼球80を内部に収容する容器部である。かかるタンクケース52は、内部に収容する鋼球80の全質量に耐える材質を用い、所定の形状に成形したものが用いられる。材質としては、金属材料が用いられ、例えば、鋼材を用いて所定の容器形状に成形したものを用いる。
タンクケース52の左右の両端の縦保持端部54,56は、縦枠34,35の案内溝33に嵌め込まれる形状の張出部である。建物にエレベーター10が設置された後に、エレベーター10の部分リニューアルが行われる場合には、釣合おもり枠32は設置済みである。既設の釣合おもり枠32の縦枠34,35の案内溝33に、縦保持端部54,56を嵌め込むためには、タンクケース52の形状を矩形でなく、縦保持端部54,56を斜辺に有する平行四辺形とすることがよい。
図3を用いて、縦保持端部54,56を斜辺に有する平行四辺形の形状のタンクケース52を縦枠34,35の案内溝33に嵌め込んで固定する方法を示す。図3(a)は、釣合おもり枠32において、中間板44の上方側を示す正面図で、(b)は、(a)を上方側から見た上面図である。図3(a),(b)においてタンクケース52の上面側から上方に突き出す部分は、鋼球供給口60である。
タンクケース52の厚さAは縦枠34,35の厚さBとほぼ同じに設定される。厚さA、Bは、タンクケース52が縦枠34,35に保持された状態で、エレベーター10の奥行方向に沿った寸法である。タンクケース52の平行四辺形の形状は、タンクケース52が縦枠34,35に保持された状態で、釣合おもり枠32の正面図における形状である。タンクケース52の左右両端の縦保持端部54,56を縦枠34,35の案内溝33に嵌め込むには、図3(a)に示すように、縦保持端部54,56の延伸する方向を縦枠34,35の延伸する方向に対し平行にする。この状態において、タンクケース52の縦保持端部54,56を含んだ幅方向に沿った寸法Cは、互いに向かい合う縦枠34と縦枠35の間隔寸法Dより、やや小さめとなるようにタンクケース52の形状を設定する。この設定によって、既設の釣合おもり枠32の中間板44の上方側空間に、タンクケース52を斜め配置できる。この状態において、図3(b)に示すように、縦保持端部54,56は、縦枠34の案内溝33と縦枠35の案内溝33と向かい合う位置関係となる。
図3(a)の状態から、タンクケース52の底面における縦保持端部56の右側の端部Eの位置を、縦枠35の案内溝33に突き当たるE’まで、中間板44の上面上で矢印に示すように右側に滑らせる。同時に、タンクケース52の底面の左側の端部Fの位置を中間板44に当接するF’まで、タンクケース52を矢印で示す方向に回す。このとき、タンクケース52の上面における縦保持端部54の左側の端部Gの位置は、縦枠34の案内溝33に突き当たるG’まで回る。これにより、互いに向かい合う縦枠34と縦枠35の間隔寸法Dの範囲で斜め配置されていたタンクケース52は、底面における縦保持端部56の右側の端部E’は、縦枠35の案内溝33に嵌りこみ、上面における縦保持端部54の左側の端部G’は、縦枠34の案内溝33に嵌りこむ。タンクケース52は、縦保持端部56の右側の端部E’と、縦保持端部54の左側の端部G’とが、それぞれ、縦枠35,34の案内溝33に嵌め込まれた状態となるので、ボルト等の適当な固定部材で、端部E’と縦枠35、端部G’と縦枠34とを固定する。
図4は、タンクケース52が中間板44の上面において、端部E’と縦枠35、端部G’と縦枠34とが固定された状態を示す図である。押え板46は、中間板44とほぼ同じ外形を有する部材で、鋼球供給口60を通す貫通穴を有する。押え板46は、タンクケース52が縦枠34,35に固定された状態で、鋼球供給口60を貫通穴に通してタンクケース52の上面を押え、縦枠34,35にボルト等の適当な固定手段で固定される。これによって、タンクケース52は、鋼球供給口60が押え板46の上面から突き出した状態で、釣合おもり枠32にしっかりと固定されて保持される。
上記では、鋼球タンク部50のタンクケース52の外形について斜辺を有する平行四辺形とし、縦保持端部54,56を釣合おもり枠32の縦枠34,35の案内溝33に嵌め込んで固定するものとした。これに代えて、タンクケース52の外形形状を単純な矩形として、その幅方向の寸法を縦枠34,35の向かい合う間隔寸法Dより小さめのタンクケースとしてもよい。この場合には、小さめのタンクケースを釣合おもり枠32に固定するために、小さめのタンクケースの底面と中間板54との間、小さめのタンクケースの上面と押え板46との間を、それぞれボルト等の適当な固定手段で固定することがよい。
図4を用いて、鋼球タンク部50の詳細な構成を説明する。鋼球タンク部50は、タンクケース52と、その内部空間53に収容される所定数の鋼球80とを含む。鋼球80の所定数は、鋼球タンク部50における釣合質量に相当する質量を、1つの鋼球80の質量で除した数に対応する。
鋼球供給口60は、タンクケース52の上面から上方に突き出して設けられ、内部空間53に連通する供給穴を有する筒部である。供給穴の内径は、鋼球80の外径の数倍の大きさに設定される。蓋部62は、タンクケース52が釣合おもり枠32に固定保持された状態で押え板46の上面から突き出る鋼球供給口60を塞ぐ蓋部材である。蓋部62の内面には、めねじ部が刻まれ、これに対応して鋼球供給口60の筒部外周におねじ部が刻まれる。鋼球供給口60のおねじ部に蓋部62のめねじ部を合わせて締め付けることで、鋼球供給口60はしっかりとタンクケース52に固定される。図1に示すように、蓋部62が紛失しないように、適当な鎖等で、蓋部62を押え板46と接続することが好ましい。
鋼球排出部63は、タンクケース52の正面側面に設けられ、鋼球80をタンクケース52の内部空間53から排出する場合に用いられる排出機構である。タンクケース52の正面側面とは、釣合おもり30が昇降路12内に配置された場合に、タンクケース52が乗りかご14に向い合う面で、図1において、保守作業員8に向か合う面である。
鋼球排出部63は、タンクケース52の正面側面に設けられた開口部である鋼球排出口64と、鋼球排出口64を塞ぐための2枚の出口扉板66,68とを有する。2枚の出口扉板66,68は、適当なスライド溝に沿って、タンクケース52の正面側面上をスライド移動可能に配置され、鋼球排出口64の位置で互いに重ね合わせられる。図4は、2枚の出口扉板66,68が重ねられた状態で鋼球排出口64を塞いでいる状態である。止めボルト70は、2枚の出口扉板66,68について、鋼球排出口64を二重に塞いでいる状態でタンクケース52に固定する固定手段である。鋼球排出口64を2枚の出口扉板66,68で塞いでタンクケース52に固定することで、釣合おもり30が昇降路12内を上下移動したときに受ける振動や衝撃に対し、鋼球排出口64から鋼球80が漏れ出ることを確実に防止できる。出口扉板の枚数は、少なくとも2枚であればよく、例えば3枚としてもよい。
鋼球量視認窓72,74は、タンクケース52の正面側面に設けられ、上下方向に延びる覗き穴である。タンクケース52が金属製の場合に、その内部空間53の状態が直接的に視認できないので、タンクケース52の内部空間53に収容された複数の鋼球80の最上面位置を保守作業員8が視認するために、鋼球量視認窓72,74が設けられる。複数の鋼球80の最上面位置から、タンクケース52内に収容されている複数の鋼球80の総数が推定でき、鋼球タンク部50における釣合質量の推定が可能になる。鋼球量視認窓72,74に沿って、鋼球80の最上面位置を収容質量に換算した目盛を設けることが好ましい。鋼球量視認窓72,74としては、鋼球80の直径よりも細い幅の貫通長穴としてよい。これに代えて、適当な強度を有する透明材料の板を貫通長穴に嵌め込んでもよい。この場合には、鋼球量視認窓72,74の幅を鋼球80の直径よりも大きくでき、視認が容易になる。透明材料の板が貫通長穴から外れないように、適当な固定部材でタンクケース52に固定することが必要である。図4では、2つの鋼球量視認窓72,74を示したが、2つは、説明のための例示であって、場合によっては1つでも3つでもよい。
図4において、タンクケース52を一部破断して、内部空間53を示す。内部空間53に配置される複数の鋼球配置板76は、タンクケース52の内部空間53において、上方側の鋼球供給口60から下方側の鋼球排出部63の鋼球排出口64へ、鋼球80が重力に従って、折り返し階段状に流れるように傾斜して配置される。複数の鋼球配置板76を設けることで、複数の鋼球80の間が上下方向について適当に仕切られるので、昇降路12内で釣合おもり30が昇降する際に、タンクケース52内で鋼球80が跳ねて、釣合おもり30が振動することを抑制することができる。
上記のように、加減おもり板42や鋼球タンク部50は、中間板44、押え板46、縦枠34,35の案内溝33、複数のボルト等の固定部材によって、釣合おもり枠32に固定される。必要があれば、さらに、適当な補強板を用いて、加減おもり板42や鋼球タンク部50を、釣合おもり枠32に固定することができる。
上記では、建物にエレベーター10が設置された後に、エレベーター10の部分リニューアルが行われる場合に、既設の釣合おもり枠32に鋼球タンク部50を配置することを述べた。その他に、建物にエレベーター10が設置された後に、エレベーター10について、例えば、新型の乗りかごの総取替等に伴う全面リニューアルが行われる場合や、建物にエレベーターを新設する場合がある。そのような場合には、エレベーターの釣合おもり90の釣合質量を、鋼球タンク部のみの質量とすることができる。以下では、特に断らない限り、エレベーターの釣合おもり90を、釣合おもり90と呼ぶ。
図5に示す釣合おもり90は、図1で述べたおもり板部40を全く用いずに、大型の鋼球タンク部92の質量のみで、エレベーター10に必要な釣合質量をまかなう例である。鋼球タンク部92は、タンクケース94と、ガイド部材24,25,26,27とを含んで構成される。タンクケース94は、エレベーター10に必要な釣合質量に対し十分な強度を有する材料を用い、一体型で成形される大型の鋼球収容容器である。タンクケース94には、図4で述べた鋼球供給口60、蓋部62、鋼球排出部63、鋼球量視認窓72,74、及び図5では図示しないが、タンクケース94の内部に設けられる複数の鋼球配置板76が備えられる。これらの内容は図4で述べた内容と同じであるので、詳細な説明を省略する。おもりガイドレール20,22に対する案内部材であるガイド部材24,25は、タンクケース94の底面側に固定して取付けられ、ガイド部材26,27は、タンクケース94の上面側に固定して取付けられる。タンクケース94は図4で述べたタンクケース52に比べ大型であるので、タンクケース94に供給される鋼球80はかなりの数量となるので、適当な鋼球フィーダ等を用いて鋼球80を供給することが好ましい。
上記構成の釣合おもり30,90によれば、鋼球80の単位質量を適当に小さい質量とすることで、1枚当たり約20〜30kgの質量のある加減おもり板42を増減するよりはるかに軽減された負担で、釣合質量の増減作業を行える。これによって、釣合質量の増減作業において、保守作業員8の負担を軽減できる。
4 鋼球ボックス、6 供給バケツ、8 保守作業員、10 エレベーター、12 昇降路、13 乗場、14 乗りかご、15 作業スペース、16 昇降ロープ、20,22 おもりガイドレール、24,25,26,27 ガイド部材、30,90 釣合おもり、32 釣合おもり枠、33 案内溝、34,35 縦枠、36 上枠、38 下枠、40 おもり板部、42 加減おもり板、44 中間板、46 押え板、50,92 鋼球タンク部、52,94 タンクケース、53 内部空間、54,56 縦保持端部、60 鋼球供給口、62 蓋部、63 鋼球排出部、64 鋼球排出口、66,68 出口扉板、70 止めボルト、72,74 鋼球量視認窓、76 鋼球配置板、80 鋼球。

Claims (6)

  1. 建物の上方側から下方側に貫通して設けられた昇降路に配置された状態で昇降方向に平行な2つの縦枠、2つの前記縦枠の上方側端部を接続する上枠、及び2つの前記縦枠の下方側端部を接続する下枠を組み合わせて形成された釣合おもり枠と、
    前記釣合おもり枠に積み重ねて保持された所定数の加減おもり板で構成されるおもり板部と、
    所定数の鋼球を内部に収容した鋼球タンク部であって、前記釣合おもり枠の2つの前記縦枠のそれぞれに保持された2つの縦保持端部を有し、前記おもり板部よりも上方側に積み重ねられた鋼球タンク部と、
    を備える、エレベーターの釣合おもり。
  2. 建物の上方側から下方側に貫通して設けられた昇降路に配置され昇降方向に延伸する2つのおもりガイドレールに案内されて移動する釣合おもりであって、
    釣合質量に対応する質量を有する所定数の鋼球を内部に収容した鋼球タンク部と、
    前記鋼球タンク部の側面に設けられ、2つの前記おもりガイドレールのそれぞれに案内される複数のガイド部材と、
    を備える、エレベーターの釣合おもり。
  3. 前記鋼球タンク部は、内部に鋼球収容空間を有するタンクケースと、前記タンクケースの内部に収容され、所定の釣合質量に対応する質量を形成する所定数の前記鋼球とを含み、
    前記タンクケースは、
    上面に設けられた鋼球供給口と、
    正面側面に設けられた鋼球排出部と、
    を有する、請求項1または2に記載のエレベーターの釣合おもり。
  4. タンクケースは、
    複数の前記鋼球を収容する内部空間において、上方の前記鋼球供給口側から下方の前記鋼球排出部へ前記鋼球が折り返し階段状に流れるように配置された複数の鋼球配置板を含む、請求項3に記載のエレベーターの釣合おもり。
  5. 前記鋼球排出部は、
    少なくとも2枚の出口扉板が重ねられて開口部が覆われた鋼球排出口を有する、請求項3に記載のエレベーターの釣合おもり。
  6. 前記タンクケースは、
    前記正面側面に設けられ、前記タンクケース内に収容された複数の前記鋼球の最上面位置を視認可能な鋼球量視認窓を有する、請求項3に記載のエレベーターの釣合おもり。
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