JP2019030364A - 体位変換装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 被介護者の体位変換を容易且つ確実に行うことができ、介護者の作業負担を軽減することができる体位変換装置を提供する。
【解決手段】 被介護者Pの臥位スペースSの幅方向一方側及び他方側にそれぞれ設けられた第1支持体10及び第2支持体15と、第1支持体10及び第2支持体15にそれぞれ昇降可能に支持された第1昇降体20及び第2昇降体25と、第1昇降体20及び第2昇降体25をそれぞれ昇降させる第1昇降機構30及び第2昇降機構35と、被介護者Pを載せるシート状体40と、第1昇降体20に支持されシート状体40の幅方向一方側を巻き取り及び巻き戻し可能な第1巻き取り機構50と、第2昇降体25に支持されシート状体40の幅方向他方側を巻き取り及び巻き戻し可能な第2巻き取り機構55とを備える体位変換装置1。
【選択図】図5

Description

本発明は、被介護者の体位を変換させる体位変換装置に関する。
被介護者の体位を変換させる装置として、ベッドの両側部に着脱自在に取付可能な一対の基部と、一方の基部からベッド上方を跨いで他方の基部までアーチ状に架設された走行案内レールと、前記走行案内レールに走行自在に設けられた走行体と、前記走行体に連結され、ベッド上に横臥する被介護者の身体の一部に被着される被着具と、前記少なくとも一方の基部に設けられ、前記走行体を前記走行案内レール上の所望の位置に走行駆動する駆動機構とを備え、ベッドに着脱自在とされた介護支援アタッチメントが提案されている(下記特許文献1参照)。
特開2002−355275号公報
前記特許文献1に記載の介護支援アタッチメントは、前記走行体を前記走行案内レール上で移動させることにより、前記走行体に連結された被着具を介して被介護者の体位変換を支援することができる一方、前記走行体の移動のみで被介護者の体位を自動的に変換することは困難であった。
そこで、本発明は、被介護者の体位変換を容易且つ確実に行うことができ、介護者の作業負担を軽減することができる体位変換装置の提供を目的とする。
本発明の前記目的は、被介護者の臥位スペースの幅方向一方側及び他方側にそれぞれ設けられた第1支持体及び第2支持体と、前記第1支持体及び第2支持体にそれぞれ昇降可能に支持された第1昇降体及び第2昇降体と、前記第1昇降体及び第2昇降体をそれぞれ昇降させる第1昇降機構及び第2昇降機構と、被介護者を載せるシート状体と、前記第1昇降体に支持され前記シート状体の幅方向一方側を巻き取り及び巻き戻し可能な第1巻き取り機構と、前記第2昇降体に支持され前記シート状体の幅方向他方側を巻き取り及び巻き戻し可能な第2巻き取り機構とを備える体位変換装置により達成される。
この体位変換装置において、前記第1支持体は、臥位スペースの長手方向一方側及び他方側にそれぞれ配置された第1前支持体及び第1後支持体を有し、前記第2支持体は、臥位スペースの長手方向一方側及び他方側にそれぞれ配置された第2前支持体及び第2後支持体を有し、前記第1昇降体は、前記第1前支持体及び第1後支持体にそれぞれ昇降可能に支持された第1前昇降アーム及び第1後昇降アームを有し、前記第2昇降体は、前記第2前支持体及び第2後支持体にそれぞれ昇降可能に支持された第2前昇降アーム及び第2後昇降アームを有し、前記第1巻き取り機構は、第1前昇降アーム及び第1後昇降アームの間に回動可能に支持された第1巻き取り軸と、前記第1巻き取り軸を回転させる第1回転駆動部材とを有し、前記第2巻き取り機構は、第2前昇降アーム及び第2後昇降アームの間に回動可能に支持された第2巻き取り軸と、前記第2巻き取り軸を回転させる第2回転駆動部材とを有し、前記第1昇降機構は、第1前昇降アーム及び第1後昇降アームを昇降するように構成され、前記第2昇降機構は、第2前昇降アーム及び第2後昇降アームを昇降するように構成されることが好ましい。
また、この体位変換装置において、前記第1昇降機構は、出力回転方向が正逆切換可能とされた第1昇降駆動部材と、前記第1昇降駆動部材の出力軸に支持された第1ピニオンと、前記第1ピニオンが噛合する第1ラックを基端側に有する第1係合部材とを有し、前記第1昇降体は、前記第1係合部材の先端側が連結されて、前記第1昇降駆動部材の作動により前記第1支持体に沿って昇降するように構成されていることが好ましく、前記第2昇降機構は、出力回転方向が正逆切換可能とされた第2昇降駆動部材と、前記第2昇降駆動部材の出力軸に支持された第2ピニオンと、前記第2ピニオンが噛合する第2ラックを基端側に有する第2係合部材とを有し、前記第2昇降体は、前記第2係合部材の先端側が連結されて、前記第2昇降駆動部材の作動により前記第2支持体に沿って昇降するように構成されていることが好ましい。
前記第1支持体及び第2支持体は、円弧状に形成されていることが好ましい。
本発明にによれば、被介護者の体位変換を容易且つ確実に行うことができ、介護者の作業負担を軽減することができる体位変換装置を提供することができる。
本発明の一実施形態に係る体位変換装置の初期状態(平時状態)の斜視図である。 図1に示す前記体位変換装置の平面図である。 図1に示す前記体位変換装置の背面図である。 図1におけるIV部拡大図である。 前記体位変換装置の体位変換前の斜視図である。 図5に示す前記体位変換装置の平面図である。 図5に示す前記体位変換装置の背面図である。 前記体位変換装置の体位変換後の斜視図である。 図8に示す前記体位変換装置の平面図である。 図8に示す前記体位変換装置の背面図である。 前記体位変換装置の片側上昇状態の斜視図である。 図11に示す前記体位変換装置の平面図である。 図11に示す前記体位変換装置の背面図である。
以下、本発明に係る体位変換装置の一実施の形態について、添付図面を参照しつつ説明する。図1から図3は、それぞれ、本発明の一実施形態に係る体位変換装置の斜視図、平面図及び背面図であり、図4は、図1におけるIV部拡大図である。
本実施形態に係る体位変換装置1は、被介護者Pが横たわる臥位スペースSの幅方向一方側及び他方側にそれぞれ設けられた筒状の第1支持体10及び第2支持体15と、第1支持体10及び第2支持体15にそれぞれ昇降可能に支持された第1昇降体20及び第2昇降体25と、第1昇降体20及び第2昇降体25をそれぞれ昇降する第1昇降機構30及び第2昇降機構35と、被介護者Pを載せるシート状体40と、第1昇降体20に支持されシート状体40の幅方向一方側を巻き取り及び巻き戻し可能な第1巻き取り機構50と、第2昇降体25に支持されシート状体40の幅方向他方側を巻き取り及び巻き戻し可能な第2巻き取り機構55とを備えている。
図1から図3に示すように、本実施の形態に係る体位変換装置1はベッド100に適用されている。ベッド100は、臥位スペースSの長手方向一方側及び他方側にそれぞれ位置する前フレーム110F及び後フレーム110Rと、前フレーム110F及び後フレーム110Rに支持され臥位スペースSを形成する床板120とを備えている。床板120にはマット130が載置されている。
第1支持体10は、臥位スペースSの長手方向一方側及び他方側に互いに対向するようにそれぞれ配置された円弧状の第1前支持体10F及び第1後支持体10Rを有している。同様に、第2支持体15は、臥位スペースSの長手方向一方側及び他方側に互いに対向するようにそれぞれ配置された円弧状の第2前支持体15F及び第2後支持体15Rを有している。
図1及び図3に示すように、第1前支持体10F及び第2前支持体15Fの上端部同士は、上方に凸状とされた円弧状連結アーム19Fで連結され、第1後支持体10R及び第2後支持体15Rの上端部同士は、上方に凸状とされた円弧状連結アーム19Rで連結されており、強度の向上が図られている。
本実施の形態においては、第1前支持体10F、第1後支持体10R、第2前支持体15F及び第2後支持体15Rがいずれも円弧状とされているが、これらの支持体を垂直方向に延びる直線状の部材とすることも可能であり、これに沿って昇降可能となるように、第1前昇降アーム20F、第1後昇降アーム20R、第2前昇降アーム25F及び第2後昇降アーム25Rを直線状に形成してもよい。
図1から図3に示すように、本実施の形態に係る体位変換装置1は、さらに、臥位スペースSより当該臥位スペースSの長手方向一方側において設置面に設置される基部フレーム60Fと、臥位スペースSより当該臥位スペースSの長手方向他方側において設置面に設置される後側基部フレーム60Rと、前側基部フレーム60F及び後側基部フレーム60Rを連結する連結フレーム65とを有している。
そして、第1前支持体10F及び第2前支持体15Fは、ベッド100の前フレーム110Fより長手方向一方側において前側基部フレーム60Fに支持され、第1後支持体10R及び第2後支持体15Rは、ベッド100の後フレーム110Rより長手方向他方側において後側基部フレーム60Rに支持されている。
第1昇降体20は、第1前支持体10F及び第1後支持体10Rにそれぞれ昇降可能に支持された円弧状の第1前昇降アーム20F及び第1後昇降アーム20Rを有している。同様に、第2昇降体25は、第2前支持体15F及び第2後支持体15Rにそれぞれ昇降可能に支持された円弧状の第2前昇降アーム25F及び第2後昇降アーム25Rを有している。
図4に示すように、第1昇降機構30は、出力回転方向が正逆切換可能とされた電動モータ等の第1昇降駆動部材31と、第1昇降駆動部材31の出力軸に設けられた第1ピニオン32と、第1ピニオン32が噛合する第1ラックを有する第1係合部材33とを有している。第1前支持体10F及び第2前支持体15Fは、例えば鉄製の角パイプを円弧状に湾曲させて形成されており、アルミニウム等からなる角パイプを円弧状に湾曲させた2つのガイド部材13F,18Fが、第1前支持体10F及び第2前支持体15Fの内部に挿通されて固定されている。第1係合部材33は、可撓性を有する硬質の樹脂や金属等から構成され、第1前支持体10Fの内部に設けられた一方のガイド部材13Fの内部に摺動可能に挿通されている。第1係合部材33が、ガイド部材13Fの内部で湾曲等の変形を生じないように、第1係合部材33の断面は、ガイド部材13Fの開口断面と略同じ大きさである。第1係合部材33の先端側は、第1前昇降アーム20Fに連結されており、第1昇降駆動部材31の作動によって、第1前昇降アーム20Fが、第1前支持体10Fに沿って昇降する。
同様に、第2昇降機構35は、出力回転方向が正逆切換可能とされた電動モータ等の第2昇降駆動部材36と、第2昇降駆動部材36の出力軸に設けられた第2ピニオン37と、第2ピニオン37が噛合する第2ラックを有する第2係合部材38とを有している。第2係合部材38は、可撓性を有する硬質の樹脂や金属等から構成され、第2前支持体15Fの内部に設けられた他方のガイド部材18Fの内部に摺動可能に挿通されている。第2係合部材38が、ガイド部材18Fの内部で湾曲等の変形を生じないように、第2係合部材38の断面は、ガイド部材18Fの開口断面と略同じ大きさである。第2係合部材38の先端側は第2前昇降アーム25Fに連結されており、第2昇降駆動部材36の作動によって、第2前昇降アーム25Fが、第2前支持体15Fに沿って昇降する。
シート状体40は、被介護者Pを吊り下げることが可能な強度を有し、且つ、第1巻き取り機構50及び第2巻き取り機構55によって巻き取り及び巻き戻しが可能な可撓性を有する部材であり、材質は特に限定されない。例えば、シート状体40は布で形成することができ、この場合には、被介護者Pの蒸れを防止する為に良通気性のメッシュ状の布を用いることが好ましい。また、シート状体40をすだれ状に形成することも可能であり、この場合には、型崩れを有効に防止することができる。本実施形態のシート状体40は、被介護者Pの全身を支持する長さを有しているが、必ずしも被介護者Pの全身を支持する必要は無く、例えば、被介護者Pの膝から先がはみ出す長さであってもよい。
図1及び図3に示すように、第1巻き取り機構50は、シート状体40の幅方向一方側が巻き取り及び巻き戻し可能に連結された第1巻き取り軸51と、第1巻き取り軸51を正逆回転可能な電動モータ等の第1回転駆動部材52とを有している。第1巻き取り軸51は、第1前昇降アーム20F及び第1後昇降アーム20Rの間に回動可能に支持されており、第1昇降機構30による第1前昇降アーム20Fの昇降動作に第1後昇降アーム20Rを追従させる連結部材としても機能する。第1回転駆動部材52は、第1前昇降アーム20Fに支持されている。なお、第1昇降機構30は、第1後昇降アーム20Rを昇降させるように構成することも可能であり、第1回転駆動部材52は、第1後昇降アーム20Rに設けてもよい。
同様に、第2巻き取り機構55は、シート状体40の幅方向他方側が巻き取り及び巻き戻し可能に連結された第2巻き取り軸56と、第2巻き取り軸56を正逆回転可能な電動モータ等の第2回転駆動部材57とを有している。第2巻き取り軸56は、第2前昇降アーム25F及び第2後昇降アーム25Rの間に回動可能に支持されており、第2昇降機構35による第2前昇降アーム25Fの昇降動作に第2後昇降アーム25Rを追従させる連結部材としても機能する。第2回転駆動部材57は、第2前昇降アーム25Fに支持されている。なお、第2昇降機構35は、第2後昇降アーム25Rを昇降させるように構成することも可能であり、第2回転駆動部材57は、第2後昇降アーム25Rに設けてもよい。
体位変換装置1は、さらに、第1昇降機構30及び第2昇降機構35の作動や、第1巻き取り機構50及び第2巻き取り機構55の作動を制御する制御装置(図示せず)を備えており、操作パネル(図示せず)からの入力により、被介護者の姿勢変換を手動または自動で行うことができる。
次に、上記の体位変換装置1の作動を説明する。体位変換装置1の主電源ON操作、又は、体位変換装置1の作動中におけるリセット操作に応じて、制御装置は、体位変換装置1が図1〜図3に示す初期状態(平時状態)となるように、第1昇降機構30及び第2昇降機構35、並びに、第1巻き取り機構50及び第2巻き取り機構55を作動させる。初期状態においては、第1昇降体20(第1前昇降アーム20F、第1後昇降アーム20R)及び第2昇降体25(第2前昇降アーム25F、第2後昇降アーム25R)の位置は、下降位置となり、被介護者Pは、シート状体40に載せられた状態になる。
図1及び図3に示すように、初期状態では、第1巻き取り軸51及び第2巻き取り軸52は、臥位スペースSの上方に配置されることが好ましく、第1巻き取り軸51及び第2巻き取り軸52を手すりとしても機能させることができる。ベッド100が、リクライニングベッド等のように背起こし機能を有する場合には、この機能を阻害しないように、初期状態において、シート状体40を十分に弛ませた状態にすることが好ましい。
被介護者Pの体位を変換する場合には、操作パネルからの手動入力、又はタイマ等による自動入力を受けて、制御装置は、被介護者Pがシート状体40によって臥位スペースSから上方へ持ち上げられるように、第1昇降機構30及び第2昇降機構35を上昇動作させると共に、第1巻き取り機構50及び第2巻き取り機構55を巻き取り動作させる。この状態を図5から図7に示す。
ついで、制御装置は、第1巻き取り機構50及び第2巻き取り機構55の一方を巻き取り動作させ、且つ、他方を巻き戻し動作させると、図8から図10に示すように、被介護者Pは、仰向けの状態から、シート状体40を巻き戻した側を向くように、姿勢が変化する。
このように、本実施の形態に係る体位変換装置1は、被介護者Pを臥位スペースSから上方に持ち上げた状態で、第1巻き取り機構50及び第2巻き取り機構55の一方を巻き取り動作させ且つ他方を巻き戻し動作させて前記シート状体40を移動させることにより、被介護者Pの体位を変換することができる。従って、被介護者の体位変換を容易且つ確実に行うことができ、介護者の作業負担を軽減することができる。被介護者の体位変換は、巻き戻し動作を行う第1巻き取り機構50及び第2巻き取り機構55をいずれか選択することで、左右のいずれの方向にも行うことができ、巻き取り量及び巻き戻し量を増加させることにより、うつ伏せ状態まで体位変換を行うことができる。
被介護者Pの体位変換は、床ずれ防止を目的とするだけでなく、被介護者Pの着替えを補助する目的にも好適に利用することができ、さらには、臥位スペースSに載置されるマットや敷き布団の交換作業にも利用することができる。
また、仰向け状態の被介護者Pとシート状体40との間に敷布が介挿されている場合において、敷布を被介護者Pと共にうつ伏せ状態に回転させて背中の上方に移動させた後、使用中の敷布を取り去り、新たな敷布を背中に乗せ換えて、再び仰向け状態まで回転させることにより、敷布の交換作業を迅速容易に行うことができる。
被介護者Pの体位変換を行った後は、制御装置が第1昇降機構30及び第2昇降機構35を下降動作させることにより、初期状態に戻すことができる。被介護者Pの体位に関する「クセ」等によって、被介護者Pの体位がもとの状態に戻り易い場合には、第1昇降体20及び第2昇降体25の一方のみを上昇させる片側上昇状態とすることにより、被介護者Pの体位を所望の状態に保持することができる。例えば、図11から図13は、第1昇降体20のみを上昇させた片側上昇状態を示している。
制御装置には、自動体位変更プログラムを記憶させることが可能であり、この自動体位変更プログラムに従って、所定時間経過毎(例えば、2時間毎)に第1昇降機構30及び第2昇降機構35、並びに、第1巻き取り機構50及び第2巻き取り機構55の作動制御を自動的に行うことができる。これにより、介護者が夜間に起きて体位変換作業を行う必要がないため、作業負担を大幅に軽減することができる。
1 体位変換装置
10 第1支持体
10F 第1前支持体
10R 第1後支持体
13F ガイド部材
15 第2支持体
15F 第2前支持体
15R 第2後支持体
18F ガイド部材
20 第1昇降体
20F 第1前昇降アーム
20R 第1後昇降アーム
25 第2昇降体
25F 第2前昇降アーム
25R 第2後昇降アーム
30 第1昇降機構
31 第1昇降駆動部材
32 第1ピニオン
33 第1係合部材
35 第2昇降機構
36 第2昇降駆動部材
37 第2ピニオン
38 第2係合部材
40 シート状体
50 第1巻き取り機構
51 第1巻き取り軸
52 第1回転駆動部材
55 第2巻き取り機構
56 第2巻き取り軸
57 第2回転駆動部材
P 被介護者
S 臥位スペース

Claims (4)

  1. 被介護者の臥位スペースの幅方向一方側及び他方側にそれぞれ設けられた第1支持体及び第2支持体と、
    前記第1支持体及び第2支持体にそれぞれ昇降可能に支持された第1昇降体及び第2昇降体と、
    前記第1昇降体及び第2昇降体をそれぞれ昇降させる第1昇降機構及び第2昇降機構と、
    被介護者を載せるシート状体と、
    前記第1昇降体に支持され前記シート状体の幅方向一方側を巻き取り及び巻き戻し可能な第1巻き取り機構と、
    前記第2昇降体に支持され前記シート状体の幅方向他方側を巻き取り及び巻き戻し可能な第2巻き取り機構とを備える体位変換装置。
  2. 前記第1支持体は、臥位スペースの長手方向一方側及び他方側にそれぞれ配置された第1前支持体及び第1後支持体を有し、
    前記第2支持体は、臥位スペースの長手方向一方側及び他方側にそれぞれ配置された第2前支持体及び第2後支持体を有し、
    前記第1昇降体は、前記第1前支持体及び第1後支持体にそれぞれ昇降可能に支持された第1前昇降アーム及び第1後昇降アームを有し、
    前記第2昇降体は、前記第2前支持体及び第2後支持体にそれぞれ昇降可能に支持された第2前昇降アーム及び第2後昇降アームを有し、
    前記第1巻き取り機構は、第1前昇降アーム及び第1後昇降アームの間に回動可能に支持された第1巻き取り軸と、前記第1巻き取り軸を回転させる第1回転駆動部材とを有し、
    前記第2巻き取り機構は、第2前昇降アーム及び第2後昇降アームの間に回動可能に支持された第2巻き取り軸と、前記第2巻き取り軸を回転させる第2回転駆動部材とを有し、
    前記第1昇降機構は、第1前昇降アーム及び第1後昇降アームを昇降するように構成され、
    前記第2昇降機構は、第2前昇降アーム及び第2後昇降アームを昇降するように構成された請求項1に記載の体位変換装置。
  3. 前記第1昇降機構は、出力回転方向が正逆切換可能とされた第1昇降駆動部材と、前記第1昇降駆動部材の出力軸に支持された第1ピニオンと、前記第1ピニオンが噛合する第1ラックを基端側に有する第1係合部材とを有し、
    前記第1昇降体は、前記第1係合部材の先端側が連結されて、前記第1昇降駆動部材の作動により前記第1支持体に沿って昇降するように構成されており、
    前記第2昇降機構は、出力回転方向が正逆切換可能とされた第2昇降駆動部材と、前記第2昇降駆動部材の出力軸に支持された第2ピニオンと、前記第2ピニオンが噛合する第2ラックを基端側に有する第2係合部材とを有し、
    前記第2昇降体は、前記第2係合部材の先端側が連結されて、前記第2昇降駆動部材の作動により前記第2支持体に沿って昇降するように構成されている請求項1または2に記載の体位変換装置。
  4. 前記第1支持体及び第2支持体は、円弧状に形成されている請求項1から3のいずれかに記載の体位変換装置。
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