JP2019029459A - 発光装置、及びその製造方法 - Google Patents

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Atsushi Kumo
純史 雲
林 健人
Taketo Hayashi
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Abstract

【課題】配線基板と発光素子の間の空間におけるアンダーフィルへのボイドの混入が抑えられた発光装置、及びその製造方法を提供する。【解決手段】本発明の一態様として、基板11の表面にn電極12n及びp電極12pが配線された配線基板10と、配線基板10上に、電極間溝30を跨いで設置された発光素子20と、発光素子20とn電極12nとを電気的に接続するバンプ14nと、発光素子20とp電極12pとを電気的に接続するバンプ14pと、配線基板10と発光素子20の間の空間を充填するアンダーフィル16と、電極間溝30とバンプ14nを挟むn電極12n上の位置、及び電極間溝30とバンプ14pを挟むp電極12p上の位置に設けられ、アンダーフィル16に接触する、硬化前のアンダーフィル16の流れを阻害するための孔15と、を備えた、発光装置1を提供する。【選択図】図3

Description

本発明は、発光装置、及びその製造方法に関する。
従来、ヘッドライト用の発光装置等の、特に高い信頼性が要求される発光装置においては、フェイスダウン実装された発光素子と基板の間の空間に充填されるアンダーフィルと呼ばれる封止樹脂が用いられている(例えば、特許文献1参照)。
アンダーフィルは、発光素子の電極を覆い、電極が水分や空気に触れることによる損傷(腐食損傷等)を防ぐことができる。また、アンダーフィルは、白色のフィラー等を含むことにより反射材として機能し、発光素子の光取出効率を向上させることができる。
通常、アンダーフィルは、発光素子の近傍に滴下され、毛細管現象を利用して発光素子と基板の間の空間に充填される。具体的には、滴下されたアンダーフィルは、発光素子が接続されたp電極とn電極の間の溝を毛細管現象によって発光素子に向かって進み、発光素子下に達すると発光素子と基板との間の空間を毛細管現象によって広がり、埋める。
特許文献1に記載の発光装置の製造方法によれば、p電極とn電極の間隔が広いアンダーフィル配置部を設けて、そのアンダーフィル配置部にアンダーフィルを滴下する。アンダーフィル配置部は発光素子から離れているため、アンダーフィルを滴下するためのディスペンサーを発光素子の側面ぎりぎりまで接近させる必要がなく、誤ってアンダーフィルが発光素子の側面を覆ったり、上面に付着したりすることによる光取出効率の低下を抑えることができる。また、アンダーフィルの余剰分をアンダーフィル配置部に滞留させることができるため、アンダーフィルの滴下量が多すぎた場合であっても、アンダーフィルが発光素子の側面を覆ったり、上面に付着したりするおそれが少なくなる。
また、従来、基板上の導電部に接続された光素子と、基板上において光素子の下から延びる、光素子から発せられた光を光ファイバに伝送するための伝送部とを備えた光モジュールが知られている(例えば、特許文献2参照)。
特許文献2に記載の光モジュールによれば、基板の表面の導電部は、光素子と電装部との間の空間を充填するためのアンダーフィルから突出した隆起部(バンプ)を有する。この隆起部を有するため、導電部は、その全体がアンダーフィルに被覆されることを回避できる。
特許第5962285号公報 特開2015−222742号公報
アンダーフィルが用いられた発光装置の製造工程においては、アンダーフィルを発光素子から離れた位置から流動させて発光素子と配線基板との間の空間に充填する際に、アンダーフィルは、発光素子と配線基板との間の空間だけでなく、その外側の領域も流れる。
この外側の領域を通過したアンダーフィルが、発光素子と配線基板との間の空間がアンダーフィルに充填される前に、その空間に反対側から達してしまうと、空間内のアンダーフィルにボイドが混入してしまう。アンダーフィルにボイドが混入すると、アンダーフィルを透過して浸入した水分がボイドに溜まり、発光素子の電極に損傷(腐食損傷等)を与える等の問題が生じる。
本発明の目的は、配線基板と発光素子の間の空間におけるアンダーフィルへのボイドの混入が抑えられた発光装置、及びその製造方法を提供することにある。
本発明の一態様は、上記目的を達成するために、下記[1]〜[4]の発光装置、及び下記[5]〜[8]の発光装置の製造方法を提供する。
[1]基板の表面にn電極及びp電極が配線された配線基板と、前記配線基板上に、前記n電極と前記p電極の間の電極間溝を跨いで設置された発光素子と、前記発光素子と前記n電極とを電気的に接続する第1の導電部材と、前記発光素子と前記p電極とを電気的に接続する第2の導電部材と、前記配線基板と前記発光素子の間の空間を充填するアンダーフィルと、前記電極間溝と前記第1の導電部材を挟む前記n電極上の位置、及び前記電極間溝と前記第2の導電部材を挟む前記p電極上の位置に設けられ、前記アンダーフィルに接触する、硬化前の前記アンダーフィルの流れを阻害するための流動阻害部と、を備えた、発光装置。
[2]前記流動阻害部が、前記n電極及び前記p電極に設けられた孔である、上記[1]に記載の発光装置。
[3]前記流動阻害部が、前記n電極及び前記p電極に設けられた突起部である、上記[1]に記載の発光装置。
[4]前記流動阻害部が、前記アンダーフィルに覆われた、上記[3]に記載の発光装置。
[5]基板の表面にn電極及びp電極が配線された配線基板と、前記配線基板上に、前記n電極と前記p電極の間の電極間溝を跨いで設置された発光素子と、前記発光素子と前記n電極とを電気的に接続する第1の導電部材と、前記発光素子と前記p電極とを電気的に接続する第2の導電部材と、を備えた発光装置の製造方法であって、前記配線基板上にアンダーフィルを滴下し、前記電極間溝において生じる毛細管現象を利用して、滴下した前記アンダーフィルを前記発光素子に向かって流動させ、前記配線基板と前記発光素子の間の空間に充填する工程、を含み、前記電極間溝と前記第1の導電部材を挟む前記n電極上の領域を通る第1の経路、及び前記電極間溝と前記第2の導電部材を挟む前記p電極上の領域を通る第2の経路上の前記アンダーフィルの流れを流動阻害部により阻害し、前記空間が前記アンダーフィルで充填される前に前記第1の経路又は前記第2の経路を通った前記アンダーフィルが前記空間に到達することによる、前記空間における前記アンダーフィルへのボイドの混入を抑える、発光装置の製造方法。
[6]前記流動阻害部が、前記n電極及び前記p電極に設けられた孔である、上記[5]に記載の発光装置の製造方法。
[7]前記流動阻害部が、前記n電極及び前記p電極に設けられた突起部である、上記[5]に記載の発光装置の製造方法。
[8]前記流動阻害部が、前記アンダーフィルに覆われる、上記[7]に記載の発光装置の製造方法。
本発明によれば、配線基板と発光素子の間の空間におけるアンダーフィルへのボイドの混入が抑えられた発光装置、及びその製造方法を提供することができる。
図1は、実施の形態に係る発光装置の上面図である。 図2(a)、(b)は、それぞれ図1の切断線A−A、切断線B−Bにおいて切断された発光装置1の垂直断面図である。 図3は、図1の1つの発光素子の周辺を拡大した上面図であり、アンダーフィルを充填する前の状態を示す。 図4(a)、(b)は、図3の切断線C−Cにおいて切断された発光装置の垂直断面図であり、図4(a)はアンダーフィルを充填する前の状態を示し、図4(b)はアンダーフィルを充填した後の状態を示す。 図5(a)、(b)は、図3の切断線D−Dにおいて切断された発光装置の垂直断面図であり、図5(a)はアンダーフィルを充填する前の状態を示し、図5(b)はアンダーフィルを充填した後の状態を示す。 図6(a)、(b)は、実施の形態に係る発光装置の変形例の垂直断面図である。
〔実施の形態〕
図1は、実施の形態に係る発光装置1の上面図である。図2(a)、(b)は、それぞれ図1の切断線A−A、切断線B−Bにおいて切断された発光装置1の垂直断面図である。図1は、アンダーフィル16及び封止樹脂17を充填する前の状態を示し、図2(a)、(b)は、アンダーフィル16及び封止樹脂17が充填された後の状態を示している。
発光装置1は、基板11の表面にp電極及びn電極が配線された配線基板10と、配線基板10のp電極及びn電極に導電部材を介して接続された発光素子20とを有する。
配線基板10は、基板11と、基板10の表面に配線された電極12を有する。
基板10は、例えば、Al23基板、AlN基板等のセラミック基板、表面が絶縁膜で覆われたAl基板やCu基板等の金属基板、又はガラスエポキシ基板であり、電極12は、銅等の導電材料からなる。
電極12は、発光素子20に電流を供給するn電極又はp電極として機能する。すなわち、各々の発光素子20に接続される2つの電極12のうち、一方がn電極となり、他方がp電極となる。
各々の発光素子20は、配線基板10上の隣接する電極12の間の溝、すなわちp電極とn電極の間の溝である電極間溝30を跨いで設置されている。このため、各々の発光素子20の下には電極間溝30が走っている。電極間溝30は、隣接する電極12の側面を内側側面とする溝、すなわち、p電極とn電極の側面を内側側面とする溝である。
なお、発光装置1の電極パターンは、図1、図2(a)、(b)に示される電極12で構成されるパターンに限定されず、また、発光素子の個数や配置も図1、2に示される発光素子20のものに限定されない。
発光素子20は、例えば、チップ基板と、発光層及びそれを挟むクラッド層を含む結晶層とを有するLEDチップである。発光素子20は、配線基板10側に結晶層を向けた状態で実装、すなわちフェイスダウン実装されている。チップ基板はサファイア等からなる透明基板であり、チップ基板側から光を取り出す。
図2(a)、(b)に示される例では、発光素子20が、バンプ14を介して電極12に接続されている(フリップチップ実装)。また、発光素子20は、レーザーダイオード等のLEDチップ以外の発光素子であってもよい。
バンプ14は、はんだ、Au、Ag、Cu等の導電材料からなる。また、バンプ14の代わりに導電ペースト等の他の形態の導電部材を用いてもよい。
アンダーフィル16は、配線基板10と発光素子20の間の空間に充填され、発光素子20の電極を覆い、発光素子20の電極が水分や空気に触れることによる損傷(腐食損傷等)を防ぐことができる。また、アンダーフィル16は、配線基板10と発光素子20の接合強度を向上させることもできる。アンダーフィル16は、流動性を有する状態で配線基板10と発光素子20の間の空間に充填された後、硬化する。
アンダーフィル16は、例えば、シリコーン系樹脂やエポキシ系樹脂等の樹脂からなる。また、アンダーフィル16は、白色のフィラー等を含むことにより反射材として機能し、発光素子の光取出効率を向上させることができる。
電極12は、配線基板10と発光素子20の間の空間の外側の領域における、硬化前のアンダーフィル16の流動を阻害するための、流動阻害部としての孔15を有する。孔15は、電極12を貫通する貫通孔であってもよいし、貫通しない電極12の窪みであってもよい。孔15の具体的な位置や機能については後述する。
発光素子20上には、蛍光体板21が設置されている。蛍光体板21は、平板状の蛍光体含有部材又は蛍光体、例えば、蛍光体粒子が分散した平板状の樹脂等の透明部材、平板状の蛍光体の焼結体、平板状の単結晶蛍光体からなる。蛍光体板21に含まれる、又は蛍光体板21を構成する蛍光体の蛍光色は特に限定されない。
発光素子20は、蛍光体板21に含まれる、又は蛍光体板21を構成する蛍光体の励起光源として機能し、発光素子20の発光色と蛍光体板21の発光色の混色が発光装置1の発光色になる。例えば、発光素子20の発光色が青色であり、蛍光体板21の発光色が黄色である場合、発光装置1の発光色は白色になる。
発光装置1は、図1に示されるように、発光素子20に電気的に接続された、サージ電圧を吸収するためのツェナーダイオード22を有してもよい。この場合、ツェナーダイオード22がアンダーフィル16の滴下の邪魔になることや、滴下されたアンダーフィル16がツェナーダイオード22側に引き寄せられることを防ぐため、ツェナーダイオード22の設置位置が電極間溝30の延長線上から外れていることが好ましい。
また、発光装置1は、図1、図2(a)、(b)に示されるように、発光素子20の設置領域を取り囲むように形成された環状のダム13を有してもよい。ダム13は、例えば、シリコーン系樹脂やエポキシ系樹脂等の樹脂からなり、酸化チタン等の白色染料を含んでもよい。
ダム13の内側の領域には、発光素子20を封止する封止樹脂17が充填される。封止樹脂17は、例えば、シリコーン系樹脂やエポキシ系樹脂等の透明樹脂からなる。また、封止樹脂17は蛍光体を含んでもよい。
図3は、図1の1つの発光素子20の周辺を拡大した上面図であり、アンダーフィル16を充填する前の状態を示している。
図3においては、発光素子20が接続された2つの電極をそれぞれn電極12n、p電極12pとし、発光素子20とn電極12nとを電気的に接続するバンプ14、発光素子20とp電極12pとを電気的に接続するバンプ14をそれぞれバンプ14n、バンプ14pとする。
また、図3においては、発光素子20は点線で示し、隣接する他の発光素子20、n電極12n及びp電極12p以外の電極12、並びに蛍光体板21の図示は省略する。
孔15は、配線基板10と発光素子20の間の空間の外側の位置、すなわち、電極間溝30とバンプ14nを挟むn電極12n上の位置、及び電極間溝30とバンプ14pを挟むp電極12p上の位置に設けられている。
図4(a)、(b)は、図3の切断線C−Cにおいて切断された発光装置1の垂直断面図であり、図4(a)はアンダーフィル16を充填する前の状態を示し、図4(b)はアンダーフィル16を充填した後の状態を示す。
図5(a)、(b)は、図3の切断線D−Dにおいて切断された発光装置1の垂直断面図であり、図5(a)はアンダーフィル16を充填する前の状態を示し、図5(b)はアンダーフィル16を充填した後の状態を示す。
アンダーフィル16は、流動性を有する状態でディスペンサー等により配線基板10上に滴下され、配線基板10の電極間溝30の端部に接触すると、電極間溝30において生じる毛細管現象により、発光素子20に向かって流動する。アンダーフィル16の滴下位置は、典型的には、図3に示される滴下位置31である。
滴下されたアンダーフィル16は、滴下位置31から、主に図3に矢印で示される3つの経路に沿って流れる。経路P1は、バンプ14nとバンプ14pの内側の配線基板10と発光素子20の間の空間を通る経路である。経路P2は、電極間溝30とバンプ14nを挟むn電極12n上の領域を通る経路である。経路P3は、電極間溝30とバンプ14pを挟むp電極12p上の領域を通る経路である。すなわち、経路P2及び経路P3は、配線基板10と発光素子20の間の空間の外側を通る経路である。
ここで、通常、経路P1を通るアンダーフィル16の流速が経路P2又は経路P3を通るアンダーフィル16の流速よりも十分に大きければ、アンダーフィル16は配線基板10と発光素子20の間の空間に問題なく充填される。
しかしながら、経路P1を通るアンダーフィル16が配線基板10と発光素子20の間の空間を充填する前に、経路P2又は経路P3を通過したアンダーフィル16が配線基板10と発光素子20の間の空間に(図3の上側から)到達すると、経路P1を通るアンダーフィル16にとっての配線基板10と発光素子20の間の空間の出口の一部又は全部を経路P2又は経路P3を通過したアンダーフィル16が塞ぐことになり、配線基板10と発光素子20の間の空間においてアンダーフィル16へボイドが混入するおそれがある。
本実施の形態に係る発光装置1においては、電極12に設けられた流動阻害部としての孔15により、経路P2及び経路P3上のアンダーフィル16の流れを阻害し、上述の配線基板10と発光素子20の間の空間におけるアンダーフィル16へのボイドの混入を抑えている。これにより、アンダーフィル16へのボイドの混入に起因する、発光素子の電極が水分に触れることによる損傷(腐食損傷等)の発生や、配線基板10と発光素子20の接合強度の低下を抑えている。
図6(a)、(b)は、発光装置1の変形例である発光装置2の垂直断面図である。図6(a)、(b)の発光装置2の断面の切断位置は、図5(a)、(b)の発光装置1の断面の切断位置に対応し、図6(a)はアンダーフィル16を充填する前の状態を示し、図6(b)はアンダーフィル16を充填した後の状態を示す。
発光装置2は、流動阻害部として、発光装置1の孔15の代わりに突起部18を備えている。突起部18は、電極12上の孔15と同じ位置に設けることができる。
突起部18は、電極12の一部であってもよいし、別体として電極12の表面上に設置されるものであってもよい。また、突起部18は、図6(b)に示されるように、アンダーフィル16により覆われてもよいし、覆われずに露出していてもよい。
(実施の形態の効果)
上記実施の形態によれば、配線基板と発光素子の間の空間におけるアンダーフィルへのボイドの混入が抑えられた発光装置、及びその製造方法を提供することができる。
以上、本発明の実施の形態を説明したが、本発明は、上記の実施の形態に限定されず、発明の主旨を逸脱しない範囲内において種々変形実施が可能である。
また、上記の実施の形態は特許請求の範囲に係る発明を限定するものではない。また、実施の形態の中で説明した特徴の組合せの全てが発明の課題を解決するための手段に必須であるとは限らない点に留意すべきである。
1、2 発光装置
10 配線基板
11 基板
12、12n、12p 電極
13 ダム
14 バンプ
15 孔
16 アンダーフィル
17 封止樹脂
18 突起部
20 発光素子
21 蛍光体板
30 電極間溝

Claims (8)

  1. 基板の表面にn電極及びp電極が配線された配線基板と、
    前記配線基板上に、前記n電極と前記p電極の間の電極間溝を跨いで設置された発光素子と、
    前記発光素子と前記n電極とを電気的に接続する第1の導電部材と、
    前記発光素子と前記p電極とを電気的に接続する第2の導電部材と、
    前記配線基板と前記発光素子の間の空間を充填するアンダーフィルと、
    前記電極間溝と前記第1の導電部材を挟む前記n電極上の位置、及び前記電極間溝と前記第2の導電部材を挟む前記p電極上の位置に設けられ、前記アンダーフィルに接触する、硬化前の前記アンダーフィルの流れを阻害するための流動阻害部と、
    を備えた、
    発光装置。
  2. 前記流動阻害部が、前記n電極及び前記p電極に設けられた孔である、
    請求項1に記載の発光装置。
  3. 前記流動阻害部が、前記n電極及び前記p電極に設けられた突起部である、
    請求項1に記載の発光装置。
  4. 前記流動阻害部が、前記アンダーフィルに覆われた、
    請求項3に記載の発光装置。
  5. 基板の表面にn電極及びp電極が配線された配線基板と、前記配線基板上に、前記n電極と前記p電極の間の電極間溝を跨いで設置された発光素子と、前記発光素子と前記n電極とを電気的に接続する第1の導電部材と、前記発光素子と前記p電極とを電気的に接続する第2の導電部材と、を備えた発光装置の製造方法であって、
    前記配線基板上にアンダーフィルを滴下し、前記電極間溝において生じる毛細管現象を利用して、滴下した前記アンダーフィルを前記発光素子に向かって流動させ、前記配線基板と前記発光素子の間の空間に充填する工程、
    を含み、
    前記電極間溝と前記第1の導電部材を挟む前記n電極上の領域を通る第1の経路、及び前記電極間溝と前記第2の導電部材を挟む前記p電極上の領域を通る第2の経路上の前記アンダーフィルの流れを流動阻害部により阻害し、前記空間が前記アンダーフィルで充填される前に前記第1の経路又は前記第2の経路を通った前記アンダーフィルが前記空間に到達することによる、前記空間における前記アンダーフィルへのボイドの混入を抑える、
    発光装置の製造方法。
  6. 前記流動阻害部が、前記n電極及び前記p電極に設けられた孔である、
    請求項5に記載の発光装置の製造方法。
  7. 前記流動阻害部が、前記n電極及び前記p電極に設けられた突起部である、
    請求項5に記載の発光装置の製造方法。
  8. 前記流動阻害部が、前記アンダーフィルに覆われる、
    請求項7に記載の発光装置の製造方法。
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