JP2019029231A - 電気コネクタ、防水コネクタ、電気コネクタに同軸ケーブルを取り付ける方法 - Google Patents

電気コネクタ、防水コネクタ、電気コネクタに同軸ケーブルを取り付ける方法 Download PDF

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Abstract

【課題】封止材の流通を止める部材を容易に取り付け可能な電気コネクタ、防水コネクタ、電気コネクタに同軸ケーブルを取り付ける方法を提供する。【解決手段】電気コネクタ100は、中心端子110と筒状体120と隔離板130とを備える。中心端子110は、同軸ケーブルCの中心導体Eに接続される接続部112と、相手側端子に接触する接点部111と、を有する。筒状体120は、中心端子の接点部111を収容する接点収容空間121と、接点収容空間に連通し、接続部112を収容し、接点収容空間よりも大径の封止空間122と、が形成され、接点収容空間と封止空間との間に連通する第1の開口部と、封止空間に封止材を注入する第2の開口部と、が側壁に形成され、誘電体から構成される。隔離板130は、第1の開口部に挿入されることで接点収容空間121と封止空間122との間に配置され、接点収容空間と封止空間とを隔離し、両空間の流通を止める。【選択図】図4

Description

本発明は、電気コネクタ、防水コネクタ、電気コネクタに同軸ケーブルを取り付ける方法に関する。
複数の素線を撚った導体を被覆で覆った被覆電線では、素線の隙間で水が結露する虞がある。被覆電線の素線の隙間で結露した水が、被覆電線を取り付けたコネクタの内部に浸入しないために、被覆電線の導体と端子との接続部分を封止できるコネクタが知られている。
特許文献1は、筒状の本体部と被覆電線の導体に圧着される圧着部と本体部と圧着部との間に配置された連結部とを有する端子金具と、連結部に装着され、本体部と圧着部との間の流通を止めることが可能な止め部と、端子金具を収容するキャビティを有するコネクタハウジングと、を備えるコネクタを開示する。コネクタハウジングには、封止材を注入するための注入孔が形成される。注入孔の入り口はコネクタハウジングの外面に開口する。注入孔の出口がキャビティの内面における圧着部と対向する位置に開口する。
特許第5601107号公報
特許文献1が開示する構造を有するコネクタでは、組み立ての際、被覆電線の導体と端子との接続部分を封止する際に封止材を止める止め部をコネクタに組み込む必要がある。この止め部には、予め端子が取り付けられている。よって、止め部をコネクタに組み込む際に、端子がコネクタに当接して端子に変形が生じないよう、注意が必要となる。従って、上述のコネクタでは、封止材の流通を止める部材である止め部をコネクタに組み込む作業が煩雑であるという問題がある。
本発明は、上述の事情の下になされたものであり、封止材の流通を止める部材を容易に取り付け可能な電気コネクタ、防水コネクタ、電気コネクタに同軸ケーブルを取り付ける方法を提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、本発明の第1の観点に係る電気コネクタは、
同軸ケーブルの中心導体に接続される接続部と、相手側端子に接触する接点部と、を有する中心端子と、
前記中心端子の前記接点部を収容する接点収容空間と、前記接点収容空間に連通し、前記接続部を収容し、前記接点収容空間よりも大径の封止空間と、が形成され、前記接点収容空間と前記封止空間との間に連通する第1の開口部と、前記封止空間に封止材を注入する第2の開口部と、が側壁に形成され、誘電体から構成される筒状体と、
前記第1の開口部に挿入されることで前記接点収容空間と前記封止空間との間に配置され、前記接点収容空間と前記封止空間とを隔離し、両空間の流通を止める隔離板と、を備える。
前記封止空間は、前記接続部と同軸ケーブルの中心導体との接続部分を収容し、前記接続部分を封止する前記封止材が配置されるとよい。
前記封止空間は、前記中心導体を被覆し、誘電体から構成される被覆部と、前記同軸ケーブルの外部導体と、をさらに収容し、該被覆部と該外部導体と前記接続部分とを封止する封止材が配置されるとよい。
前記接点収容空間の側面の一部は、前記封止空間の側面の一部に接続され、前記中心端子は、前記接点収容空間の側面の一部と前記封止空間の側面の一部とに接触して配置され、前記第1の開口部は、前記接点収容空間と前記封止空間の側面の一部に対向する面に形成されるとよい。
前記隔離板は、前記中心端子の一部が入る凹部を有するとよい。
前記隔離板は、前記中心端子の前記接続部と前記接点部の間の部分に当接するとよい。
前記接続部に前記同軸ケーブルの中心導体が接続され、
前記封止空間に前記封止材が配置されるとよい。
前記封止材は、アクリル系接着剤から構成されるとよい。
前記筒状体を収容する筒状の形状を有し、前記同軸ケーブルの外部導体に接続されたグランド端子と、
前記隔離板を有し、前記グランド端子の外を覆って配置される、誘電体から構成される固定部材と、を備え、
前記グランド端子は、前記第1の開口部に連通する第3の開口部を有し、
前記隔離板は、前記第3の開口部を介して、前記筒状体の前記第1の開口部に配置され、
前記グランド端子は、前記第2の開口部に連通する第4の開口部を有し、
前記固定部材は、前記第2の開口部および前記第4の開口部に連通する第5の開口部を有するとよい。
上記目的を達成するため、本発明の第2の観点に係る防水コネクタは、
前記電気コネクタと、
前記電気コネクタを収容するコネクタ収容空間が形成されたハウジングと、
前記電気コネクタと前記コネクタ収容空間との隙間に配置された防水材と、
を備える。
上記目的を達成するため、本発明の第3の観点に係る電気コネクタに同軸ケーブルを取り付ける方法は、
同軸ケーブルの中心導体に接続される接続部と、相手側端子に接触する接点部と、を有する中心端子の接続部に、前記同軸ケーブルの中心導体を接続する接続工程と、
前記中心導体が接続された前記中心端子の前記接点部を、誘電体から構成される筒状体に設けられた接点収容空間に収容し、前記接続部を、前記接点収容空間に連通し、前記接点収容空間よりも大径の封止空間に収容する収容工程と、
前記中心端子が配置された前記筒状体の前記接点収容空間と前記封止空間との間に連通する第1の開口部から隔離板を挿入し、前記接点収容空間と前記封止空間とを隔離し、両空間の流通を止める隔離板挿入工程と、
前記隔離板が挿入された前記筒状体の前記封止空間に連通する第2の開口部から封止材を前記封止空間に充填し、前記接続部と前記同軸ケーブルの中心導体との接続部分を封止する封止工程と、を備える。
本発明によれば、筒状体は、接点部を収容する接点収容空間と、接続部を収容し、接点収容空間よりも大径の封止空間と、を有する。隔離板が、接点収容空間と封止空間との間に配置されると、接点収容空間と封止空間とが隔離され、封止材の流通を止める部材として機能し、両空間の流通が止まる。このため、本発明によれば、封止材の流通を止める部材を容易に取り付け可能な電気コネクタ、防水コネクタ、電気コネクタに同軸ケーブルを取り付ける方法を提供できる。
(A)および(B)は、本発明の実施の形態に係る防水コネクタが取り付けられた車載カメラの前方斜視図と後方斜視図である。 (A)は、本実施の形態に係る防水コネクタが取り付けられた車載カメラの背面を示す図であり、(B)は、図2(A)のA−A断面図である。 (A)は、本発明の実施の形態に係る防水コネクタの背面を示す図であり、(B)は、図3(A)のB−B断面図である。 (A)は、本発明の実施の形態に係る電気コネクタに封止材を注入する前の正面図であり、(B)は、図4(A)のC−C断面図であり、(C)は、本発明の実施の形態に係る電気コネクタに封止材を注入した後の正面図であり、(D)は、図4(C)のD−D断面図である。 (A)は、本発明の実施の形態に係る中心端子と同軸ケーブルの中心導体を接続する前の図であり、(B)は、本発明の実施の形態に係る中心端子と同軸ケーブルの中心導体を接続した後の図である。 (A)は、本発明の実施の形態に係る筒状体の上面図であり、(B)は、本発明の実施の形態に係る筒状体を示す図であり、(C)は、本発明の実施の形態に係る筒状体の正面図であり、(D)は、図6(C)のE−E断面図であり、(E)は、図6(A)のF−F断面図であり、(F)は、図6(A)のG−G断面図である。 本発明の実施の形態に係る筒状体とグランド端子を示す図である。 (A)は、本発明の実施の形態に係る固定部材の上面図であり、(B)は、本発明の実施の形態に係る固定部材を示す図であり、(C)は、本発明の実施の形態に係る固定部材の正面図であり、(D)は、本発明の実施の形態に係る固定部材の側面図であり、(E)は、本発明の実施の形態に係る固定部材の底面図であり、(F)は、本発明の実施の形態に係る固定部材を示す図である。 (A)から(C)は、本発明の実施の形態に係る同軸ケーブルをグランド端子に取り付ける方法を説明する図である。 (A)および(B)は、本発明の実施の形態に係る固定部材をグランド端子および筒状体に取り付ける方法を説明する図である。 (A)は、本発明の実施の形態に係る電気コネクタを示す図であり、(B)は、図11(A)のH−H断面図であり、(C)は、図11(A)のI−I断面図であり、(D)は、図11(A)のJ−J断面図である。 (A)から(C)は、本発明の実施の形態に係る電気コネクタをハウジングに取り付ける方法を説明する図である。
以下、本発明を実施するための形態に係る電気コネクタおよび防水コネクタを図面を参照しながら説明する。
本実施の形態に係る防水コネクタ10は、図1(A)および図1(B)に示すように、車載カメラ1と同軸ケーブルCとを接続するものである。車載カメラ1の背面(同軸ケーブルC側)には、図2(A)に示すように、防水コネクタ10が取り付けられている。車載カメラ1は、図2(B)に示すように、レンズ2と、レンズ2により撮像面に被写体像が結像される撮像素子3と、撮像素子3に電気的に接続された回路基板4と、回路基板4に接続される内部コネクタ5と、防水コネクタ10に接続される相手側コネクタ6と、内部コネクタ5と相手側コネクタ6とを接続する同軸ケーブル7と、これらの構成を収容するカメラ筐体8と、を備える。撮像素子3は、結像された被写体像を電気信号に変換し回路基板4に出力する。回路基板4は、同軸ケーブル7を介して、撮像素子3から出力された電気信号を防水コネクタ10に接続された同軸ケーブルCに出力する。
防水コネクタ10は、図3(A)に示すように、カメラ筐体8の背面(同軸ケーブルC側)に取り付けられる。防水コネクタ10は、図3(B)に示すように、電気コネクタ100と、電気コネクタ100を収容するハウジング11と、電気コネクタ100および同軸ケーブルCをハウジング11に封止して防水する防水材13と、を備える。防水材13は、ポリアミド系ホットメルト接着剤、またはポリウレタン系ホットメルト接着剤から構成され、ホットメルトモールディングにより形成される。ハウジング11には、カメラ筐体8に当接する当接面にOリング14を配置する溝15が形成される。防水コネクタ10は、溝15にOリング14が配置され、カメラ筐体8にネジ16でネジ止めされる。これにより、電気コネクタ100と相手側コネクタ6との接続部分は、防水コネクタ10とOリング14とで密封される。
電気コネクタ100は、図4(A)から図4(D)に示すように、中心端子110と、中心端子110を収容する筒状体120と、筒状体120を収容する筒状のグランド端子140と、グランド端子140の外を覆って配置される固定部材150と、を備える。中心端子110は、相手側コネクタ6と接触する接点部111と同軸ケーブルCの中心導体Eに接続する接続部112とを有する。筒状体120は、接点部111を収容する接点収容空間121と接続部112を収容する封止空間122とが形成されている。接点収容空間121と封止空間122との間には、固定部材150に取り付けられた隔離板130が配置される。図4(B)に示すように、接点収容空間121と封止空間122との間に隔離板130を配置し、封止空間122に封止材160を注入すると、図4(D)に示すように、封止材160が配置された電気コネクタ100が得られる。封止材160は、アクリル系接着剤から構成される。
中心端子110は、図5(A)および図5(B)に示すように、カメラ筐体8に配置された相手側コネクタ6のオス端子に接触する接点部111と、同軸ケーブルCの中心導体Eに接続される接続部112と、を有し、銅板、アルミニウム板などの金属板から構成される。接点部111と接続部112との間には、接点部111および接続部112より細いくびれ部113が設けられている。接点部111は、くびれ部113に接続される基部114とオス端子を挟持する一対の挟持片115とを有する。接続部112は、同軸ケーブルCの中心導体Eに接続される部分であり、くびれ部113に接続される基部116と中心導体Eを圧着する一対の金属片117とを有する。くびれ部113と基部114、116とは、平板状に接続される。図5(A)に示す中心端子110の接続部112に中心導体Eを配置し、金属片117をカシメて中心導体Eを圧着すると、中心導体Eが中心端子110に接続され、図5(B)に示すように、同軸ケーブルCの中心導体Eが接続された中心端子110が得られる。この中心端子110は、図4(B)に示す筒状体120に収容される。
図4(B)に示す筒状体120は、図6(A)から図6(F)に示すように、中心端子110を収容する筒状の形状を有するものであり、樹脂などの誘電体から構成される。筒状体120には、図6(D)に示すように、接点収容空間121と、接点収容空間121に連通し、接続部112を収容し、接点収容空間121よりも大径の封止空間122と、が形成される。筒状体120には、接点収容空間121と封止空間122との間に配置される隔離板130が挿入される第1の開口部123と、封止材160が注入される第2の開口部124と、が形成されている。第1の開口部123と第2の開口部124とは、並んで形成され一つの開口部を構成する。図4(B)に示す封止空間122は、中心端子110の接続部112と同軸ケーブルCの中心導体Eとの接続部分と、中心導体Eを被覆し、誘電体から構成される被覆部Hの端部と、同軸ケーブルCの外部導体Gの端部と、を収容する。図4(D)に示す封止空間122には、接続部分と被覆部Hと外部導体Gとを封止する封止材160が配置される。接点収容空間121に配置された中心導体110の基部114の底面が接触する接触面125は、封止空間122に配置された中心導体110の基部116の底面が接触する接触面126に接続される。接点収容空間121の接触面125と封止空間122の接触面126とには、中心端子110のくびれ部113の底面と基部114、116の底面とが接触して配置される。第1の開口部123は、中心端子110のくびれ部113が配置される部分に対向する位置に設けられている。第2の開口部124は、封止空間122の接触面126に対向して形成される。図6(E)に示すように、中心端子110のくびれ部113が配置される接触面126には、後述する隔離板130に設けられた突起部132が挿入される一対の孔127が設けられている。図6(A)から図6(C)に示す筒状体120の側壁には、グランド端子140に係り止めする係止部128が設けられている。
図7に示すように、グランド端子140は、同軸ケーブルCの外部導体Gと相手側コネクタ6とを接続するものであり、銅板、アルミニウム板などの金属板から構成される。グランド端子140は、筒状体120を収容する筒状部141と、外部導体Gと接続する接続部142と、相手側端子と接触する接触部143と、グランド端子140と連結して搬送を行うためのキャリア部144と、を有する。筒状部141には、筒状体120の第1の開口部123に連通する第3の開口部145と、第2の開口部124に連通する第4の開口部146と、筒状体120の係止部128が嵌まる係止孔147と、を有する。
図8(A)から図8(F)に示すように、固定部材150は、ハウジング11に電気コネクタ100を挿入したときに、ハウジング11から抜けないように固定するものであり、隔離板130と、第5の開口部151と、グランド端子140を挟む一対のアーム152と、凸部153と、ハウジング11のコネクタ収容空間12の内部に設けられた係止部に係止されるストッパ部154と、を備える。隔離板130は、接点収容空間121と封止空間122との間に配置され、接点収容空間121と封止空間122とを隔離し、両空間の流通を止める。図8(C)に示すように、隔離板130は、中心端子110の一部が入る凹部131と、筒状体120に設けられた孔127に嵌まる一対の突起部132と、を有する。凹部131は、中心端子110の接続部112と接点部111の間のくびれ部113に嵌合する形状に成形されている。第5の開口部151は、第2の開口部124および第4の開口部146に連通する。凸部153は、アーム152に設けられ、電気コネクタ100をハウジング11に挿入したときに、ハウジング11のコネクタ収容空間12の内壁と固定部材150との間隔を一定に保つものである。ストッパ部154は、電気コネクタ100をハウジング11に挿入したときに、電気コネクタ100がハウジング11から抜けないようにするものである。隔離板130は、グランド端子140の第3の開口部145を介して、筒状体120の第1の開口部123に配置される。
つぎに、電気コネクタ100に同軸ケーブルCを取り付ける方法について図面を参照しながら説明する。
電気コネクタ100に同軸ケーブルCを取り付ける方法は、接続工程と、筒状体挿入工程と、収容工程と、隔離板挿入工程と、封止工程と、を備える。
まず、同軸ケーブルCの中心導体Eを中心端子110に接続する接続工程を実施する。図5(A)に示すように、同軸ケーブルCの中心導体Eを中心端子110の接続部112に配置する。つぎに、接続部112に設けられた1対の金属片117を圧着する。一対の金属片117が圧着されると、図5(B)に示すように、中心導体Eが中心端子110の接続部112接続される。
つぎに、筒状体120をグランド端子140に挿入する筒状体挿入工程を実施する。図7に示す筒状体120をグランド端子140の筒状部141に挿入する。このとき、筒状体120の第1の開口部123がグランド端子140の第3の開口部145に連通し、筒状体120の第2の開口部124がグランド端子140の第4の開口部146に連通するように、筒状体120の位置を調整する。筒状体120をグランド端子140の筒状部141に挿入すると、筒状体120の係止部128がグランド端子140の係止孔147に嵌まり、筒状体120がグランド端子140に係り止めされる。
つぎに、中心端子110を筒状体120に収容する収容工程を実施する。図9(A)に示すグランド端子140に挿入された筒状体120に、同軸ケーブルCの中心導体Eが接続された中心端子110を収容する。このとき、後で挿入される隔離板130が中心端子110を押さえるように、中心端子110の基部114の底面が接点収容空間121の接触面125に接し、基部116の底面が封止空間122の接触面126に接するように配置する。
つぎに、同軸ケーブルCの外部導体Gをグランド端子140に接続するグランド端子接続工程を実施する。図9(B)に示すように、グランド端子140の接続部142を外部導体Gに巻き付ける。これにより、外部導体Gがグランド端子140に接続される。つぎに、グランド端子140とキャリア部144との連結部分が切断され、キャリア部144は廃棄される。これにより、図9(C)に示すように、同軸ケーブルCがグランド端子140に固定される。
つぎに、固定部材150を取り付けると共に、隔離板130を挿入し、接点収容空間121と封止空間122とを隔離する隔離板挿入工程を実施する。図10(A)に示す固定部材150をグランド端子140および筒状体120に取り付けると共に、隔離板130をグランド端子140の第3の開口部145から挿入し、接点収容空間121と封止空間122と隔離する。隔離板130が挿入されると、凹部131は、図5(B)に示す中心端子110のくびれ部113に嵌合し、図8(C)に示す隔離板130の突起部132は、図6(E)に示す孔127に挿入される。固定部材150を筒状部141に押し込むと、アーム152が開き、さらに押し込むとアーム152が戻る。これにより、アーム152がグランド端子140の筒状部141を挟み、図10(B)に示すように、固定部材150がグランド端子140に取り付けられる。
つぎに、中心端子110の接続部112と同軸ケーブルCの中心導体Eとの接続部分を封止する封止工程を実施する。図4(D)に示す固定部材150の第5の開口部151から封止材160を注入する。封止材160が注入されると、中心端子110の接続部112と同軸ケーブルCの中心導体Eとの接続部分と、被覆部Hの端部と、外部導体Gの端部と、が封止される。これにより、同軸ケーブルCが取り付けられた電気コネクタ100が得られる。
つぎに、防水コネクタ10に同軸ケーブルCを取り付ける方法について図面を参照しながら説明する。
防水コネクタ10に同軸ケーブルCを取り付ける方法は、同軸ケーブルCが取り付けられた電気コネクタ100をハウジング11に挿入する電気コネクタ挿入工程と、電気コネクタ100とハウジング11との隙間に防水材13を配置する防水加工工程と、を備える。
図12(A)に示すように、電気コネクタ100をハウジング11のコネクタ収容空間12に挿入する。図12(B)に示すように、電気コネクタ100がハウジング11のコネクタ収容空間12に挿入されると、図12(A)に示すストッパ部154が、ハウジング11のコネクタ収容空間12の内部に設けられた係止部に係止され、電気コネクタ100がハウジング11から抜けないように固定される。つぎに、電気コネクタ100とハウジング11のコネクタ収容空間12との隙間に防水材13をホットメルトモールディングにより配置する。これにより、図12(C)に示すように、同軸ケーブルCが取り付けられた防水コネクタ10が得られる。図3(B)に示すように、同軸ケーブルCが取り付けられた防水コネクタ10の溝15にOリング14を配置し、防水コネクタ10をカメラ筐体8に取り付ける。防水コネクタ10をカメラ筐体8に取り付けると、電気コネクタ100の中心端子110が相手側コネクタ6の中心端子と接触し、グランド端子140が相手側コネクタ6のグランド端子と接触し、防水コネクタ10が車載カメラ1に接続される。これにより、図1(A)および図1(B)に示すように、防水コネクタ10を取り付けた車載カメラ1が得られる。
以上に説明したように、本実施の形態の電気コネクタ100では、筒状体120に、接点部111を収容する接点収容空間121と、接続部112を収容する封止空間122と、が形成されており、隔離板130が、接点収容空間121と封止空間122との間に配置されると、接点収容空間121と封止空間122とが隔離される。隔離板130は、固定部材150に設けられており、固定部材150を筒状体120に取り付ける際、第1の開口部123から挿入され、容易に筒状体120に配置することができる。封止空間122に封止材160が注入されると、接続部112と中心導体Eとの接続部分が封止される。
詳細には、隔離板130が第1の開口部123から挿入されると、図11(B)に示すように、隔離板130の凹部131が中心端子110のくびれ部113に嵌合し、中心端子110のくびれ部113は、隔離板130の凹部131と筒状体120の封止空間122の接触面126とに挟まれる。このとき、隔離板130の突起部132は、筒状体120に設けられた孔127に挿入される。これにより、接点収容空間121と封止空間122とが隔離され、封止材160が中心端子110の接点部111に流れ込むことを防止でき、接点部111と相手側端子との接触不良を防止できる。図11(C)に示すように、第5の開口部151、第4の開口部146および第2の開口部124から封止材160が、注入されると、中心端子110の接続部112と中心導体Eの接続部分を封止できる。これにより、図11(C)に示すように、複数の素線を撚った中心導体Eを被覆で覆った同軸ケーブルCにおいて、素線の隙間で水などが結露したとしても、電気コネクタ100の接点部111に侵入しない。
また、上記構成を有する防水コネクタ10は、電気コネクタ100とハウジング11のコネクタ収容空間12との隙間に防水材13が配置される。これにより、ハウジング11と電気コネクタ100の隙間が防水される。従って、導体と端子との接続部分を封止でき、導体に容易に取り付け可能な電気コネクタ100、防水コネクタ10、電気コネクタ100に同軸ケーブルCを取り付ける方法を提供できる。
(変形例)
上述の実施の形態においては、第1の開口部123と第2の開口部124とが、並んで形成され一つの開口部を構成する例について説明した。第1の開口部123と第2の開口部124とは、それぞれ独立した開口部から構成されてもよい。また、上述の実施の形態においては、第2の開口部124が、封止空間122の接触面126に対向する面に形成される例について説明した。第2の開口部124は、封止空間122に封止材160を注入することができれば、何れの位置に設けられてもよい。
上述の実施の形態においては、隔離板130が固定部材150に取り付けられている例について説明した。隔離板130は、接点収容空間121と封止空間122との間に配置され、接点収容空間121と封止空間122とを隔離し、両空間の流通を止めることができればよく、隔離板130は、単独の部材から構成されてもよく、固定部材150以外の部材に取り付けられていてもよい。
上述の実施の形態において、同軸ケーブルCの中心導体Eが、電気コネクタ100の中心端子110に設けられた金属片117により圧着される例について説明した。同軸ケーブルCの中心導体Eと中心端子110は、圧着以外の方法で接続されてもよく、例えばハンダにより接続されてもよい。
上述の実施の形態において、電気コネクタ100の接点部111が、オス端子に接触する例について説明した。接点部111は、オス端子に接触する場合に限定されず、接点部111は、メス端子に接触するオス端子を備えてもよく、丸形端子、クワ形端子などのその他の端子を備えてもよい。また、接点部111は、回路基板などに直接電気的に接続されてもよい。なお、中心導体Eは多くの素線による撚り線である例について説明したが、単線の導体でも同様に中心導体Eと中心端子110との接続部分を封止できる。
上述の実施の形態において、封止材160がアクリル系接着剤から構成される例について説明した。封止材160は、中心導体Eと中心端子110との接続部分を封止できればよく、例えばポリアミド系ホットメルト接着剤、またはポリウレタン系ホットメルト接着剤から構成されてもよい。また、上述の実施の形態において、防水コネクタ10の防水材13が、ポリアミド系ホットメルト接着剤、またはポリウレタン系ホットメルト接着剤から構成される例について説明した。防水材13は、電気コネクタ100とハウジング11のコネクタ収容空間12との隙間を防水できればよく、例えば、アクリル系接着剤を用いてもよい。
上述の実施の形態では、電気コネクタ100が、車載カメラ1に同軸ケーブルCを取り付ける例について説明した。電気コネクタ100は、車載カメラ1以外の電子機器または電気機器に同軸ケーブルCを取り付けるために用いられてもよい。
この発明は、この発明の広義の精神と範囲を逸脱することなく、様々な実施の形態及び変形が可能とされるものである。また、上述した実施の形態は、この発明を説明するためのものであり、この発明の範囲を限定するものではない。すなわち、この発明の範囲は、実施の形態ではなく、特許請求の範囲によって示される。そして、特許請求の範囲内及びそれと同等の発明の意義の範囲内で施される様々な変形が、この発明の範囲内とみなされる。
本発明は、電子機器または電子機器の部品として用いられる電気コネクタ、防水コネクタに適用することができる。
1…車載カメラ、2…レンズ、3…撮像素子、4…回路基板、5…内部コネクタ、6…相手側コネクタ、7…同軸ケーブル、8…カメラ筐体、10…防水コネクタ、11…ハウジング、12…コネクタ収容空間、13…防水材、14…Oリング、15…溝、16…ネジ、100…電気コネクタ、110…中心端子、111…接点部、112…接続部、113…くびれ部、114、116…基部、115…挟持片、117…金属片、120…筒状体、121…接点収容空間、122…封止空間、123…第1の開口部、124…第2の開口部、125、126…接触面、127…孔、128…係止部、130…隔離板、131…凹部、132…突起部、140…グランド端子、141…筒状部、142…接続部、143…接触部、144…キャリア部、145…第3の開口部、146…第4の開口部、147…係止孔、150…固定部材、151…第5の開口部、152…アーム、153…凸部、154…ストッパ部、160…封止材

Claims (11)

  1. 同軸ケーブルの中心導体に接続される接続部と、相手側端子に接触する接点部と、を有する中心端子と、
    前記中心端子の前記接点部を収容する接点収容空間と、前記接点収容空間に連通し、前記接続部を収容し、前記接点収容空間よりも大径の封止空間と、が形成され、前記接点収容空間と前記封止空間との間に連通する第1の開口部と、前記封止空間に封止材を注入する第2の開口部と、が側壁に形成され、誘電体から構成される筒状体と、
    前記第1の開口部に挿入されることで前記接点収容空間と前記封止空間との間に配置され、前記接点収容空間と前記封止空間とを隔離し、両空間の流通を止める隔離板と、を備える、
    電気コネクタ。
  2. 前記封止空間は、前記接続部と同軸ケーブルの中心導体との接続部分を収容し、前記接続部分を封止する前記封止材が配置される、
    請求項1に記載の電気コネクタ。
  3. 前記封止空間は、前記中心導体を被覆し、誘電体から構成される被覆部と、前記同軸ケーブルの外部導体と、をさらに収容し、該被覆部と該外部導体と前記接続部分とを封止する封止材が配置される、
    請求項2に記載の電気コネクタ。
  4. 前記接点収容空間の側面の一部は、前記封止空間の側面の一部に接続され、前記中心端子は、前記接点収容空間の側面の一部と前記封止空間の側面の一部とに接触して配置され、前記第1の開口部は、前記接点収容空間と前記封止空間の側面の一部に対向する面に形成された、
    請求項1から3の何れか1項に記載の電気コネクタ。
  5. 前記隔離板は、前記中心端子の一部が入る凹部を有する、
    請求項1から4の何れか1項に記載の電気コネクタ。
  6. 前記隔離板は、前記中心端子の前記接続部と前記接点部の間の部分に当接する、
    請求項1から5の何れか1項に記載の電気コネクタ。
  7. 前記接続部に前記同軸ケーブルの中心導体が接続され、
    前記封止空間に前記封止材が配置された、
    請求項1から6の何れか1項に記載の電気コネクタ。
  8. 前記封止材は、アクリル系接着剤から構成される、
    請求項7に記載の電気コネクタ。
  9. 前記筒状体を収容する筒状の形状を有し、前記同軸ケーブルの外部導体に接続されたグランド端子と、
    前記隔離板を有し、前記グランド端子の外を覆って配置される、誘電体から構成される固定部材と、を備え、
    前記グランド端子は、前記第1の開口部に連通する第3の開口部を有し、
    前記隔離板は、前記第3の開口部を介して、前記筒状体の前記第1の開口部に配置され、
    前記グランド端子は、前記第2の開口部に連通する第4の開口部を有し、
    前記固定部材は、前記第2の開口部および前記第4の開口部に連通する第5の開口部を有する、
    請求項1から8の何れか1項に記載の電気コネクタ。
  10. 請求項1から9の何れか1項に記載の電気コネクタと、
    前記電気コネクタを収容するコネクタ収容空間が形成されたハウジングと、
    前記電気コネクタと前記コネクタ収容空間との隙間に配置された防水材と、
    を備える防水コネクタ。
  11. 同軸ケーブルの中心導体に接続される接続部と、相手側端子に接触する接点部と、を有する中心端子の接続部に、前記同軸ケーブルの中心導体を接続する接続工程と、
    前記中心導体が接続された前記中心端子の前記接点部を、誘電体から構成される筒状体に設けられた接点収容空間に収容し、前記接続部を、前記接点収容空間に連通し、前記接点収容空間よりも大径の封止空間に収容する収容工程と、
    前記中心端子が配置された前記筒状体の前記接点収容空間と前記封止空間との間に連通する第1の開口部から隔離板を挿入し、前記接点収容空間と前記封止空間とを隔離し、両空間の流通を止める隔離板挿入工程と、
    前記隔離板が挿入された前記筒状体の前記封止空間に連通する第2の開口部から封止材を前記封止空間に充填し、前記接続部と前記同軸ケーブルの中心導体との接続部分を封止する封止工程と、を備える、
    電気コネクタに同軸ケーブルを取り付ける方法。
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