JP2019028684A - 真贋判定システム、サーバーとその動作方法、端末とその動作方法、及び、プログラム - Google Patents

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Abstract

【課題】新たな真贋判定技術を提供する。【解決手段】真贋判定システム1は、消費者端末3と、サーバー2と、を備える。消費者端末3は、商品に関連付けられた唯一無二の識別情報21を取得する識別情報取得部46と、識別情報21をサーバー2に送信する識別情報送信部47と、サーバー2から真贋判定情報を受信する真贋判定情報受信部48と、を備える。サーバー2は、識別情報21と、識別情報21に関連付けられた商品が最終消費者に売却前であるか又は売却済みであるかを示す売却情報28と、を関連付ける商品管理データ20を記憶する商品管理データ記憶部12と、消費者端末3から識別情報21を受信する識別情報受信部14と、受信した識別情報21に関連付けられた売却情報28に基づいて真贋判定情報を生成する真贋判定情報生成部15と、真贋判定情報を消費者端末3に送信する真贋判定情報送信部16と、を備える。【選択図】図6

Description

本発明は、真贋判定システム、サーバーとその動作方法、端末とその動作方法、及び、プログラムに関する。
近年、模造品の流通は世界的に拡大しており、その被害額は然ることながら、その内容も多様化している。模造品が流通し続けることで真正品の売上減少やブランド価値の低下を招く虞があり、企業の模造品対策は喫緊の課題となっている。
特許文献1は、上記のニーズに応えるべく、ホログラムと呼ばれる光の屈折を利用した真贋判定用のラベルを開示している。
特開2017−21235号公報
しかしながら、上記特許文献1の技術では、真正品に貼られたラベルと同一のラベルがひとたび製造されると、その真正品に対する模造品の流通を阻止することができなくなる。
そこで、本発明の目的は、新たな真贋判定技術を提供することにある。
本願発明の第1の観点によれば、端末と、サーバーと、を備え、商品の真贋を判定するための真贋判定システムであって、前記端末は、前記商品に関連付けられた唯一無二の識別情報を取得する識別情報取得部と、前記識別情報を前記サーバーに送信する識別情報送信部と、前記サーバーから真贋判定情報を受信する真贋判定情報受信部と、を備え、前記サーバーは、前記識別情報と、前記識別情報に関連付けられた前記商品が最終消費者に売却前であるか又は売却済みであるかを示す売却情報と、を関連付ける商品管理データを記憶する商品管理データ記憶部と、前記端末から前記識別情報を受信する識別情報受信部と、受信した前記識別情報に関連付けられた前記売却情報に基づいて前記真贋判定情報を生成する真贋判定情報生成部と、前記真贋判定情報を前記端末に送信する真贋判定情報送信部と、を備えた、真贋判定システムが提供される。
本願発明の第2の観点によれば、商品の真贋を判定するためのサーバーであって、前記商品に関連付けられた唯一無二の識別情報と、前記識別情報に関連付けられた前記商品が最終消費者に売却前であるか又は売却済みであるかを示す売却情報と、を関連付ける商品管理データを記憶する商品管理データ記憶部と、端末から前記識別情報を受信する識別情報受信部と、受信した前記識別情報に関連付けられた前記売却情報に基づいて真贋判定情報を生成する真贋判定情報生成部と、前記真贋判定情報を前記端末に送信する真贋判定情報送信部と、を備えたサーバーが提供される。
本願発明の第3の観点によれば、商品の真贋を判定するためのサーバーの動作方法であって、前記商品に関連付けられた唯一無二の識別情報と、前記識別情報に関連付けられた前記商品が最終消費者に売却前であるか又は売却済みであるかを示す売却情報と、を関連付ける商品管理データを記憶する商品管理データ記憶ステップと、端末から前記識別情報を受信する識別情報受信ステップと、受信した前記識別情報に関連付けられた前記売却情報に基づいて真贋判定情報を生成する真贋判定情報生成ステップと、前記真贋判定情報を前記端末に送信する真贋判定情報送信ステップと、を備えた動作方法が提供される。
本願発明の第4の観点によれば、商品の真贋を判定するための端末であって、前記商品に関連付けられた唯一無二の識別情報を取得する識別情報取得部と、前記識別情報と、前記識別情報に関連付けられた前記商品が最終消費者に売却前であるか又は売却済みであるかを示す売却情報と、を関連付ける商品管理データを記憶する商品管理データ記憶部を備えたサーバーに前記識別情報を送信する識別情報送信部と、前記サーバーに送信された前記識別情報に関連付けられた前記売却情報に基づいて真贋判定情報を生成する前記サーバーから、前記真贋判定情報を受信する真贋判定情報受信部と、を備えた端末が提供される。
本願発明の第5の観点によれば、商品の真贋を判定するための端末の動作方法であって、商品に関連付けられた唯一無二の識別情報を取得する識別情報取得ステップと、前記識別情報と、前記識別情報に関連付けられた前記商品が最終消費者に売却前であるか又は売却済みであるかを示す売却情報と、を関連付ける商品管理データを記憶する商品管理データ記憶部を備えたサーバーに前記識別情報を送信する識別情報送信ステップと、前記サーバーに送信された前記識別情報に関連付けられた前記売却情報に基づいて真贋判定情報を生成する前記サーバーから、前記真贋判定情報を受信する真贋判定情報受信ステップと、を備えた動作方法が提供される。
本発明によれば、新たな真贋判定技術を提供することができる。
真贋判定システムの概略図である。 サーバーの機能ブロック図である。 商品管理データのデータ構成図である。 消費者端末の機能ブロック図である。 店頭端末の機能ブロック図である。 真贋判定システムにおけるシーケンス図である。 真贋判定システムにおけるシーケンス図である。 真贋判定情報の生成に関するフローチャートである。
以下、図面を参照して、本発明の一実施形態を説明する。
図1には、真贋判定システム1の概略図を示している。図1に示すように、真贋判定システム1は、サーバー2と、消費者が所有する端末としての消費者端末3と、小売店の店頭に設置された端末としての店頭端末4と、を含んで構成されている。ただし、真贋判定システム1は、サーバー2を複数含むことで1つ又は複数の処理を2つ以上のサーバー2で分散して実行するようにしてもよい。真贋判定システム1は、消費者端末3を複数含んでもよいし、1つのみ含んでもよいし、含まなくてもよい。真贋判定システム1は、店頭端末4を複数含んでもよいし、1つのみ含んでもよいし、含まなくてもよい。
図1に示すように、サーバー2と消費者端末3と店頭端末4は、例えば、インターネットなどのネットワーク5により双方向通信可能に構成されている。
(サーバー2)
次に、図2及び図3を参照して、サーバー2について説明する。
図2に示すように、サーバー2は、プロセッサー10及びメモリ11から成るコンピュータを有している。メモリ11は、不揮発性メモリ(Non-volatile memory)、揮発性メモリ(volatile memory)、HDD(Hard Disk Drive)などにより構成されている。メモリ11には、サーバー2を制御するサーバー制御プログラムが記憶されている。サーバー制御プログラムがプロセッサー10に読み込まれ、プロセッサー10で実行されることで、サーバー制御プログラムは、プロセッサー10及びメモリ11から成るコンピュータを、商品管理データ記憶部12、消費者ID認識部13、識別情報受信部14、真贋判定情報生成部15、真贋判定情報送信部16、決済制御部17、商品管理データ更新部18、購買等分析部19、として機能させる。なお、商品管理データ記憶部12は、出願時の技術水準では、主としてHDDにより実現される。
商品管理データ記憶部12は、図3に示す商品管理データ20を記憶する。図3に示すように、商品管理データ20は、識別情報21と、原産地情報22と、メーカー名情報23と、型番情報24と、スペック情報25と、生産日付情報26と、価格情報27と、売却情報28と、所有者情報29と、を関連付けて記憶する。即ち、識別情報21に対して、原産地情報22と、メーカー名情報23と、型番情報24と、スペック情報25と、生産日付情報26と、価格情報27と、売却情報28と、所有者情報29と、が一対一で関連付けられている。
識別情報21は、世界中で一切重複することのない唯一無二の識別情報である。従って、図3に示すように、複数の相互に異なる識別情報21に関連付けられた原産地やメーカー名、型番、スペック、生産日付、価格が同一となる場合があり得る。識別情報21は、一例として、10キロビット程度の情報量を有し得る。識別情報21は、出願時の技術水準では、例えばQRコードラベル(登録商標)やRFタグを用いて、商品そのもの又は商品の付帯物に配置されることで、その商品と関連付けられる。ここで、「商品の付帯物」とは、商品に対して一対一で存在し、商品に伴って流通する物品である。「商品の付帯物」は、例えば、商品を梱包する包装、商品又はその包装に取り付けられた値札、商品又はその包装に貼られたラベルなどを意味する。「配置」とは、取り付け、貼り付け、印刷、その他の手段を含む。
原産地情報22は、商品の原産地を示す。メーカー名情報23は、商品のメーカー名を示す。型番情報24は、商品の型番を示す。スペック情報25は、商品のスペックを示す。生産日付情報26は、商品の生産日付を示す。価格情報27は、商品の価格を示す。ここで、価格情報27が示す商品の価格とは、メーカーが設定したメーカー希望小売価格、店頭における実際の小売価格、その他の価格を意味する。
売却情報28は、識別情報21に関連付けられた商品が最終消費者に売却前であるか又は売却済みであるかを示す情報である。図3において、「SOLD」は識別情報21に関連付けられた商品が最終消費者に売却済みであることを示し、「NOT SOLD」は識別情報21に関連付けられた商品が最終消費者に売却前であることを示す。ただし、売却前であるか売却済みであるかは、「SOLD」及び「NOT SOLD」に代えて、ブーリアン型を用いて単純に「TRUE」及び「FALSE」で表現してもよいし、整数型を用いて単純に「1」及び「0」で表現してもよい。
所有者情報29は、識別情報21に関連付けられた商品の現在の正規の所有者を示す情報である。ただし、所有者情報29は、識別情報21に関連付けられた商品の現在の正規の所有者に加えて、その商品の流通経路におけるすべての所有者を時系列順に示す情報であってもよい。
ただし、商品管理データ20は、原産地情報22及びメーカー名情報23、型番情報24、スペック情報25、生産日付情報26、価格情報27、所有者情報29を省略してもよい。即ち、商品管理データ20は、識別情報21と売却情報28のみから構成されていてもよいし、識別情報21と売却情報28、所有者情報29のみから構成されていてもよい。
消費者ID認識部13は、消費者端末3から送信された消費者IDを受信することで、消費者端末3にログインしている消費者を認識する。
識別情報受信部14は、消費者端末3から識別情報21を受信する。
真贋判定情報生成部15は、受信した識別情報21に関連付けられた売却情報28に基づいて真贋判定情報を生成する。
真贋判定情報送信部16は、真贋判定情報生成部15が生成した真贋判定情報を消費者端末3に送信する。
決済制御部17は、商品の売買に伴う決済を制御する。
商品管理データ更新部18は、商品管理データ20を更新する。
購買等分析部19は、商取引全般を分析する。
(消費者端末3)
次に、図4を参照して、消費者端末3について説明する。
図4に示すように、消費者端末3は、プロセッサー40及びメモリ41から成るコンピュータと、カメラ42と、ディスプレイ43と、スピーカー44と、を有している。メモリ41は、不揮発性メモリ(Non-volatile memory)、揮発性メモリ(volatile memory)、HDD(Hard Disk Drive)などにより構成されている。出願時の技術水準では、消費者端末3の小型軽量化のため、メモリ41は、不揮発性メモリ(Non-volatile memory)及び揮発性メモリ(volatile memory)によって構成されている。メモリ41には、消費者端末3を制御する消費者端末プログラムが記憶されている。消費者端末プログラムがプロセッサー40に読み込まれ、プロセッサー40で実行されることで、消費者端末プログラムは、プロセッサー40及びメモリ41から成るコンピュータを、ログイン制御部45、識別情報取得部46、識別情報送信部47、真贋判定情報受信部48、真贋判定情報出力部49、決済制御部50、として機能させる。
ログイン制御部45は、消費者の消費者端末3に対するログインを制御する。
識別情報取得部46は、商品そのもの又は商品の付帯物に配置された識別情報を取得する。識別情報がQRコードラベルを用いて商品そのもの又は商品の付帯物に配置されている場合、識別情報取得部46は、カメラ42を介して識別情報を取得する。識別情報がRFタグを用いて商品そのもの又は商品の付帯物に配置されている場合、識別情報取得部46は、図示しない近距離無線通信手段を介して識別情報を取得する。
識別情報送信部47は、識別情報をサーバー2に送信する。
真贋判定情報受信部48は、サーバー2から真贋判定情報を受信する。
真贋判定情報出力部49は、真贋判定情報を、例えばディスプレイ43やスピーカー44などの出力手段を介して出力する。なお、真贋判定情報出力部49は、ディスプレイ43やスピーカー44に代えて、消費者端末3を振動させる振動モータ等を介して真贋判定情報を出力するようにしてもよい。
決済制御部50は、商品の売買に伴う決済を制御する。
(店頭端末4)
次に、図5を参照して、店頭端末4について説明する。
図5に示すように、店頭端末4は、プロセッサー60及びメモリ61から成るコンピュータと、カメラ62と、ディスプレイ63と、スピーカー64と、を有している。メモリ61は、不揮発性メモリ(Non-volatile memory)、揮発性メモリ(volatile memory)、HDD(Hard Disk Drive)などにより構成されている。メモリ61には、店頭端末4を制御する店頭端末プログラムが記憶されている。店頭端末プログラムがプロセッサー60に読み込まれ、プロセッサー60で実行されることで、店頭端末プログラムは、プロセッサー60及びメモリ61から成るコンピュータを、ログイン制御部65、消費者ID取得部66、識別情報取得部67、識別情報送信部68、真贋判定情報受信部69、真贋判定情報出力部70、決済制御部71、として機能させる。
ログイン制御部65は、店員の店頭端末4に対するログインを制御する。
消費者ID取得部66は、消費者の消費者IDを取得する。
識別情報取得部67は、商品そのもの又は商品の付帯物に配置された識別情報を取得する。識別情報がQRコードラベルを用いて商品そのもの又は商品の付帯物に配置されている場合、識別情報取得部67は、カメラ62を介して識別情報を取得する。識別情報がRFタグを用いて商品そのもの又は商品の付帯物に配置されている場合、識別情報取得部67は、図示しない近距離無線通信手段を介して識別情報を取得する。
識別情報送信部68は、識別情報をサーバー2に送信する。
真贋判定情報受信部69は、サーバー2から真贋判定情報を受信する。
真贋判定情報出力部70は、真贋判定情報を、例えばディスプレイ63やスピーカー64などの出力手段を介して出力する。
決済制御部71は、商品の売買に伴う決済を制御する。
(真贋判定システム1のシーケンス)
次に、図6から図8を参照して、真贋判定システム1のシーケンスを説明する。
S1:商品管理データ記憶ステップ
先ず、サーバー2の商品管理データ記憶部12が商品管理データ20を記憶する。具体的には、サーバー2のオペレータによる操作により商品管理データ20がサーバー2に入力されることで、商品管理データ記憶部12が商品管理データ20を記憶する。
なお、商品管理データ20の入力は、模造品の流通を阻止したいメーカーからの依頼によるものである。即ち、模造品の流通を阻止したいメーカーは、自社商品そのもの又は自社商品の付帯物に識別情報を配置すると共に、サーバー2の管理会社に対し、商品管理データ20の入力又は更新を都度依頼することになる。
また、商品の流通段階で商品の現在の正規の所有者が変わることがあり得る。従って、模造品の流通を阻止したいメーカーは、自社商品の流通を適切に把握すると共に、自社商品の現在の正規の所有者が変更される度に、サーバー2の管理会社に対し、商品管理データ20の入力又は更新を都度依頼することになる。
S2-S3:
次に、消費者端末3において消費者が例えば微信(WeChat)などのアプリケーションを起動し、所定のログイン操作をする。すると、ログイン制御部45が消費者IDを取得すると共に、ログイン制御部45が消費者IDをサーバー2に送信する。
S4:
サーバー2の消費者ID認識部13は、消費者端末3から消費者IDを受信することにより、消費者端末3にログインしている消費者を認識する。
S5:識別情報取得ステップ
次に、消費者が、購入を検討している商品(以下、購入検討商品と称する。)の真贋を確かめるべく、消費者が消費者端末3のカメラ42を操作して、購入検討商品そのもの又は購入検討商品の付帯物に配置されているQRコードラベルを撮像する。これにより、消費者端末3の識別情報取得部46は、撮像されたQRコードラベルを解読することで、購入検討商品の識別情報を取得する。
S6:識別情報送信ステップ、識別情報受信ステップ
次に、消費者端末3の識別情報送信部47は、識別情報取得部46が取得した識別情報をサーバー2に送信する。サーバー2の識別情報受信部14は、消費者端末3から識別情報を受信する。以下、サーバー2の識別情報受信部14が消費者端末3から受信した識別情報を受信識別情報と称する。
S7:真贋判定情報生成ステップの概略
次に、サーバー2の真贋判定情報生成部15は、受信識別情報に関連付けられた売却情報に基づいて真贋判定情報を生成する。
S71-S76:真贋判定情報生成ステップの詳細
図8は、真贋判定情報生成部15が実行する真贋判定情報生成ステップを詳細に示している。図8に示すように、先ず、真贋判定情報生成部15は、受信識別情報が商品管理データ20に存在しているか判定する(S71)。
S71において、受信識別情報が商品管理データ20に存在していると判定した場合は(S71:YES)、真贋判定情報生成部15は、商品管理データ20を参照して、受信識別情報に関連付けられた売却情報及び所有者情報を取得する(S72)。そして、真贋判定情報生成部15は、取得した売却情報及び所有者情報に基づいて真贋判定情報を生成し(S73)、図6に戻る(S74)。ここで、真贋判定情報は、売却情報及び所有者情報をそのまま含む情報であってもよいし、売却情報及び所有者情報を加工した情報であってもよい。また、真贋判定情報生成部15は、売却情報及び所有者情報に基づいて真贋判定情報を生成することに代えて、売却情報のみに基づいて真贋判定情報を生成してもよい。
S71において、受信識別情報が商品管理データ20に存在していないと判定した場合は(S71:NO)、真贋判定情報生成部15は、受信識別情報が商品管理データ20に存在していないことに基づいて真贋判定情報を生成し(S75)、図6に戻る(S76)。この場合、真贋判定情報は、例えばブーリアン型の”FALSE”など、受信識別情報が商品管理データ20に存在していないことを直接的に又は間接的に示す情報であることが好ましい。
S8:真贋判定情報送信ステップ、真贋判定情報受信ステップ
次に、サーバー2の真贋判定情報送信部16は、真贋判定情報生成部15が生成した真贋判定情報を消費者端末3に送信する。消費者端末3の真贋判定情報受信部48は、サーバー2から真贋判定情報を受信する。
S9:真贋判定情報出力ステップ
そして、消費者端末3の真贋判定情報出力部49は、受信した真贋判定情報をディスプレイ43に出力する。具体的には、真贋判定情報出力部49は、真贋判定情報に基づいて、購入検討商品が最終消費者に売却前であるか又は売却済みであるかを、文字、記号、図形等を用いてディスプレイ43に出力する。これにより、消費者は、購入検討商品が最終消費者に売却前であるか又は売却済みであるかを判断することができる。即ち、購入検討商品が最終消費者に売却済みであるのに店頭に陳列されている場合、購入検討商品が模造品である可能性が高いので、消費者は、購入検討商品の真贋について疑問を持つことができ、購入検討商品の購入を避けることができるようになる。結果として、模造品の流通を阻止することができる。
また、真贋判定情報出力部49は、真贋判定情報に基づいて、購入検討商品の現在の正規の所有者を、文字、記号、図形等を用いてディスプレイ43に出力する。これにより、消費者は、購入検討商品の現在の正規の所有者が、購入検討商品を陳列している小売店であるか否かを判断することができる。購入検討商品の現在の正規の所有者が購入検討商品を陳列している小売店と一致しない場合、購入検討商品が模造品である可能性が高いので、消費者は、購入検討商品の真贋について疑問を持つことができ、購入検討商品の購入を避けることができるようになる。結果として、模造品の流通を阻止することができる。
また、真贋判定情報出力部49は、真贋判定情報に基づいて、購入検討商品に関連付けられた識別情報が商品管理データ20内に存在しているか否かを、文字、記号、図形等を用いてディスプレイ43に出力する。購入検討商品に関連付けられた識別情報が商品管理データ20内に存在していない場合、購入検討商品が模造品である可能性が高いので、消費者は、購入検討商品の真贋について疑問を持つことができ、購入検討商品の購入を避けることができるようになる。結果として、模造品の流通を阻止することができる。
次に、店頭端末4におけるシーケンスを説明する。
S10:
まず、店頭端末4において店員が所定のログイン操作をすると、ログイン制御部65が店員IDを取得する。
S11:
次に、店頭端末4において店員が消費者端末3に対して所定の読み取り操作をすると、消費者ID取得部66が消費者IDを取得する。
S12:識別情報取得ステップ
次に、消費者又は店員が、購入検討商品の真贋を確かめるべく、消費者又は店員が店頭端末4のカメラ62を操作して、購入検討商品そのもの又は購入検討商品の付帯物に配置されているQRコードラベルを撮像する。これにより、店頭端末4の識別情報取得部67は、撮像されたQRコードラベルを解読することで、購入検討商品の識別情報を取得する。なお、QRコードラベルに代えてRFタグが採用される場合は、消費者又は店員が、購入検討商品の真贋を確かめるべく、消費者又は店員が店頭端末4のRF通信機器等を操作して、購入検討商品そのもの又は購入検討商品の付帯物に配置されているRFタグの記録情報を読み取る。これにより、店頭端末4の識別情報取得部67は、購入検討商品の識別情報を取得する。
S13:識別情報送信ステップ、識別情報受信ステップ
次に、店頭端末4の識別情報送信部68は、識別情報取得部67が取得した識別情報をサーバー2に送信する。サーバー2の識別情報受信部14は、店頭端末4から識別情報を受信する。以下、サーバー2の識別情報受信部14が店頭端末4から受信した識別情報を受信識別情報と称する。
S14:真贋判定情報生成ステップ
次に、サーバー2の真贋判定情報生成部15は、受信識別情報に関連付けられた売却情報に基づいて真贋判定情報を生成する。真贋判定情報生成部15の詳細な動作は、図8に示すS71-S76のステップと同様であるから、その説明を省略する。
S15:真贋判定情報送信ステップ、真贋判定情報受信ステップ
次に、サーバー2の真贋判定情報送信部16は、真贋判定情報生成部15が生成した真贋判定情報を店頭端末4に送信する。店頭端末4の真贋判定情報受信部69は、サーバー2から真贋判定情報を受信する。
S16:真贋判定情報出力ステップ
そして、店頭端末4の真贋判定情報出力部70は、受信した真贋判定情報をディスプレイ63に出力する。具体的には、真贋判定情報出力部70は、真贋判定情報に基づいて、購入検討商品が最終消費者に売却前であるか又は売却済みであるかを、文字、記号、図形等を用いてディスプレイ63に出力する。これにより、消費者は、購入検討商品が最終消費者に売却前であるか又は売却済みであるかを判断することができる。即ち、購入検討商品が最終消費者に売却済みであるのに店頭に陳列されている場合、購入検討商品が模造品である可能性が高いので、消費者は、購入検討商品の真贋について疑問を持つことができ、購入検討商品の購入を避けることができるようになる。結果として、模造品の流通を阻止することができる。
また、真贋判定情報出力部70は、真贋判定情報に基づいて、購入検討商品の現在の正規の所有者を、文字、記号、図形等を用いてディスプレイ63に出力する。これにより、消費者は、購入検討商品の現在の正規の所有者が、購入検討商品を陳列している小売店であるか否かを判断することができる。購入検討商品の現在の正規の所有者が購入検討商品を陳列している小売店と一致しない場合、購入検討商品が模造品である可能性が高いので、消費者は、購入検討商品の真贋について疑問を持つことができ、購入検討商品の購入を避けることができるようになる。結果として、模造品の流通を阻止することができる。
以下、消費者が購入検討商品の購入を決断した以降における真贋判定システム1のシーケンスを説明する。
S17:支払方法受付ステップ
先ず、決済制御部50が消費者端末3のディスプレイ43に、複数の支払方法を選択可能に表示する。消費者は、複数の支払方法から1つの支払方法を選択し、所定の操作をすることで、その選択を消費者端末3に入力する。
支払方法としては、例えば、微信支付(WeChatペイメント)、支払宝(アリペイ/Alipay)、百度銭包、銀聯カード(ぎんれんカード)、Line Pay、一般的なクレジットカードが挙げられる。
S18-S19:決済指令ステップ
次に、消費者端末3の決済制御部50は、決済ボタンを消費者端末3のディスプレイ43に表示する。これに対し、消費者が決済ボタンを操作すると(S18)、決済制御部50は、決済指令をサーバー2に送信する(S19)。なお、決済制御部50がサーバー2に送信する決済指令には、購入検討商品の識別情報、消費者IDを含む。
S20-S21:決済指令ステップ
同時に、店員が店頭端末4の決済ボタンを操作すると(S20)、決済制御部71は、決済指令をサーバー2に送信する(S21)。なお、決済制御部71がサーバー2に送信する決済指令には、購入検討商品の識別情報、消費者ID、店員ID、小売店IDを含む。
S22:決済実行ステップ
サーバー2の決済制御部17は、消費者端末3から決済指令を受信し(S19)、店頭端末4から決済指令を受信すると(S21)、消費者の口座から直接的に小売店の口座へ、または消費者の口座から決済業者口座経由で小売店の口座へ、所定の金額を送金する決済処理を実行する(S22)。これにより、消費者と小売店との間において購入検討商品の売買が成立し、決済が完了となる。
S23:商品管理データ更新ステップ
次に、サーバー2の商品管理データ更新部18は、上記決済処理の対象である購入検討商品の売却情報及び所有者情報を更新する。即ち、上記決済処理により、購入検討商品は最終消費者に売却済みとなったことから、商品管理データ更新部18は、購入検討商品の売却情報が「NOT SOLD」から「SOLD」に切り替わるように、商品管理データ20を更新する。これにより、購入検討商品に関連した識別情報が商取引上で言わば無効なものとなり、識別情報が備えていた正規の商取引を保証する機能が消失することになる。また、上記決済処理により、購入検討商品が最終消費者に譲渡されたことから、商品管理データ更新部18は、購入検討商品の現在の正規の所有者を示す所有者情報が「XYZ Mart LTD」から「CONSUMER」又は「NULL」に切り替わるように、商品管理データ20を更新する。
S24:購買等分析ステップ
最後に、サーバー2の購買等分析部19は、一連の売買を通じて得られた情報を収集及び分析する。例えば、購買等分析部19は、各消費者毎に購買傾向を分析したり、各店員毎の販売実績を集計したりする。また、購買等分析部19は、消費者に購入ポイントを付与する。
以上に、本願発明の好適な実施形態を説明したが、上記実施形態は、以下の特徴を有する。
商品の真贋を判定するための真贋判定システム1は、消費者端末3(又は店頭端末4)と、サーバー2と、を備える。消費者端末3(又は店頭端末4)は、商品に関連付けられた唯一無二の識別情報21を取得する識別情報取得部46(識別情報取得部67)と、識別情報21をサーバー2に送信する識別情報送信部47(識別情報送信部68)と、サーバー2から真贋判定情報を受信する真贋判定情報受信部48(真贋判定情報受信部69)と、を備える。サーバー2は、識別情報21と、識別情報21に関連付けられた商品が最終消費者に売却前であるか又は売却済みであるかを示す売却情報28と、を関連付ける商品管理データ20を記憶する商品管理データ記憶部12と、消費者端末3(又は店頭端末4)から識別情報21を受信する識別情報受信部14と、受信した識別情報21に関連付けられた売却情報28に基づいて真贋判定情報を生成する真贋判定情報生成部15と、真贋判定情報を消費者端末3(又は店頭端末4)に送信する真贋判定情報送信部16と、を備える。以上の構成によれば、消費者は、消費者端末3(又は店頭端末4)を介して真贋判定情報に基づいて商品の真贋を判断できるようになる。具体的には、商品が既に最終消費者に売却済みである場合、消費者は、その商品が模造品であると判断することができる。
なお、真贋判定システム1を構成する端末としては、消費者端末3のみであってもよいし、店頭端末4のみであってもよいし、消費者端末3及び店頭端末4の双方を含むものであってもよい。
真贋判定情報生成部15は、受信した識別情報21が商品管理データ20に存在しない場合、受信した識別情報21が商品管理データ20に存在しないことに基づいて真贋判定情報を生成する。以上の構成によれば、消費者は、消費者端末3(又は店頭端末4)を介して真贋判定情報に基づいて商品の真贋を判断できるようになる。具体的には、商品の識別情報21が商品管理データ20に存在しない場合、消費者は、その商品が模造品であると判断することができる。
商品管理データ20は、識別情報21と、識別情報21に関連付けられた商品の現在の正規の所有者である所有者情報29と、の関連性を含む。真贋判定情報生成部15は、受信した識別情報21に関連付けられた売却情報28及び所有者情報29に基づいて真贋判定情報を生成する。以上の構成によれば、消費者は、消費者端末3(又は店頭端末4)を介して真贋判定情報に基づいて商品の真贋を判断できるようになる。具体的には、商品の現在の正規の所有者がその商品を陳列している小売店と一致しない場合、消費者は、その商品が模造品であると判断することができる。
商品の真贋を判定するためのサーバー2は、商品に関連付けられた唯一無二の識別情報21と、識別情報21に関連付けられた商品が最終消費者に売却前であるか又は売却済みであるかを示す売却情報28と、を関連付ける商品管理データ20を記憶する商品管理データ記憶部12と、消費者端末3(又は店頭端末4)から識別情報21を受信する識別情報受信部14と、受信した識別情報21に関連付けられた売却情報28に基づいて真贋判定情報を生成する真贋判定情報生成部15と、真贋判定情報を消費者端末3(又は店頭端末4)に送信する真贋判定情報送信部16と、を備える。以上の構成によれば、消費者は、消費者端末3(又は店頭端末4)を介して真贋判定情報に基づいて商品の真贋を判断できるようになる。具体的には、商品が既に最終消費者に売却済みである場合、消費者は、その商品が模造品であると判断することができる。
商品の真贋を判定するためのサーバー2の動作方法は、商品に関連付けられた唯一無二の識別情報21と、識別情報21に関連付けられた商品が最終消費者に売却前であるか又は売却済みであるかを示す売却情報28と、を関連付ける商品管理データ20を記憶する商品管理データ記憶ステップ(S1)と、消費者端末3(店頭端末4)から識別情報21を受信する識別情報受信ステップ(S6,S13)と、受信した識別情報21に関連付けられた売却情報28に基づいて真贋判定情報を生成する真贋判定情報生成ステップ(S7,S14)と、真贋判定情報を消費者端末3(店頭端末4)に送信する真贋判定情報送信ステップ(S8,S15)と、を備える。以上の方法によれば、消費者は、消費者端末3(店頭端末4)を介して真贋判定情報に基づいて商品の真贋を判断できるようになる。具体的には、商品が既に最終消費者に売却済みである場合、消費者は、その商品が模造品であると判断することができる。
商品の真贋を判定するための消費者端末3(店頭端末4)は、商品に関連付けられた唯一無二の識別情報21を取得する識別情報取得部46(識別情報取得部67)と、識別情報21と、識別情報21に関連付けられた商品が最終消費者に売却前であるか又は売却済みであるかを示す売却情報28と、を関連付ける商品管理データ20を記憶する商品管理データ記憶部12を備えたサーバー2に識別情報21を送信する識別情報送信部47(識別情報送信部68)と、サーバー2に送信された識別情報21に関連付けられた売却情報28に基づいて真贋判定情報を生成するサーバー2から、真贋判定情報を受信する真贋判定情報受信部48(真贋判定情報受信部69)と、を備える。以上の構成によれば、消費者は、消費者端末3(又は店頭端末4)を介して真贋判定情報に基づいて商品の真贋を判断できるようになる。具体的には、商品が既に最終消費者に売却済みである場合、消費者は、その商品が模造品であると判断することができる。
商品の真贋を判定するための消費者端末3(店頭端末4)の動作方法は、商品に関連付けられた唯一無二の識別情報21を取得する識別情報取得ステップ(S5、S12)と、識別情報21と、識別情報21に関連付けられた商品が最終消費者に売却前であるか又は売却済みであるかを示す売却情報28と、を関連付ける商品管理データ20を記憶する商品管理データ記憶部12を備えたサーバー2に識別情報21を送信する識別情報送信ステップ(S6,S13)と、サーバー2に送信された識別情報21に関連付けられた売却情報28に基づいて真贋判定情報を生成するサーバー2から、真贋判定情報を受信する真贋判定情報受信ステップ(S8,S15)と、を備える。以上の方法によれば、消費者は、消費者端末3(又は店頭端末4)を介して真贋判定情報に基づいて商品の真贋を判断できるようになる。具体的には、商品が既に最終消費者に売却済みである場合、消費者は、その商品が模造品であると判断することができる。
1 真贋判定システム
2 サーバー
3 消費者端末
4 店頭端末
5 ネットワーク
10 プロセッサー
11 メモリ
12 商品管理データ記憶部
13 消費者ID認識部
14 識別情報受信部
15 真贋判定情報生成部
16 真贋判定情報送信部
17 決済制御部
18 商品管理データ更新部
19 購買等分析部
20 商品管理データ
21 識別情報
22 原産地情報
23 メーカー名情報
24 型番情報
25 スペック情報
26 生産日付情報
27 価格情報
28 売却情報
29 所有者情報
40 プロセッサー
41 メモリ
42 カメラ
43 ディスプレイ
44 スピーカー
45 ログイン制御部
46 識別情報取得部
47 識別情報送信部
48 真贋判定情報受信部
49 真贋判定情報出力部
50 決済制御部
60 プロセッサー
61 メモリ
62 カメラ
63 ディスプレイ
64 スピーカー
65 ログイン制御部
66 消費者ID取得部
67 識別情報取得部
68 識別情報送信部
69 真贋判定情報受信部
70 真贋判定情報出力部
71 決済制御部

Claims (11)

  1. 端末と、サーバーと、を備え、商品の真贋を判定するための真贋判定システムであって、
    前記端末は、
    前記商品に関連付けられた唯一無二の識別情報を取得する識別情報取得部と、
    前記識別情報を前記サーバーに送信する識別情報送信部と、
    前記サーバーから真贋判定情報を受信する真贋判定情報受信部と、
    を備え、
    前記サーバーは、
    前記識別情報と、前記識別情報に関連付けられた前記商品が最終消費者に売却前であるか又は売却済みであるかを示す売却情報と、を関連付ける商品管理データを記憶する商品管理データ記憶部と、
    前記端末から前記識別情報を受信する識別情報受信部と、
    受信した前記識別情報に関連付けられた前記売却情報に基づいて前記真贋判定情報を生成する真贋判定情報生成部と、
    前記真贋判定情報を前記端末に送信する真贋判定情報送信部と、
    を備えた、
    真贋判定システム。
  2. 前記真贋判定情報生成部は、受信した前記識別情報が前記商品管理データに存在しない場合、受信した前記識別情報が前記商品管理データに存在しないことに基づいて前記真贋判定情報を生成する、
    請求項1に記載の真贋判定システム。
  3. 前記商品管理データは、前記識別情報と、前記識別情報に関連付けられた前記商品の現在の正規の所有者である所有者情報と、の関連性を含み、
    前記真贋判定情報生成部は、受信した前記識別情報に関連付けられた前記売却情報及び前記所有者情報に基づいて前記真贋判定情報を生成する、
    請求項1又は2に記載の真贋判定システム。
  4. 商品の真贋を判定するためのサーバーであって、
    前記商品に関連付けられた唯一無二の識別情報と、前記識別情報に関連付けられた前記商品が最終消費者に売却前であるか又は売却済みであるかを示す売却情報と、を関連付ける商品管理データを記憶する商品管理データ記憶部と、
    端末から前記識別情報を受信する識別情報受信部と、
    受信した前記識別情報に関連付けられた前記売却情報に基づいて真贋判定情報を生成する真贋判定情報生成部と、
    前記真贋判定情報を前記端末に送信する真贋判定情報送信部と、
    を備えたサーバー。
  5. 前記真贋判定情報生成部は、受信した前記識別情報が前記商品管理データに存在しない場合、受信した前記識別情報が前記商品管理データに存在しないことに基づいて前記真贋判定情報を生成する、
    請求項4に記載のサーバー。
  6. 前記商品管理データは、前記識別情報と、前記識別情報に関連付けられた前記商品の現在の正規の所有者である所有者情報と、の関連性を含み、
    前記真贋判定情報生成部は、受信した前記識別情報に関連付けられた前記売却情報及び前記所有者情報に基づいて前記真贋判定情報を生成する、
    請求項4又は5に記載のサーバー。
  7. 商品の真贋を判定するためのサーバーの動作方法であって、
    前記商品に関連付けられた唯一無二の識別情報と、前記識別情報に関連付けられた前記商品が最終消費者に売却前であるか又は売却済みであるかを示す売却情報と、を関連付ける商品管理データを記憶する商品管理データ記憶ステップと、
    端末から前記識別情報を受信する識別情報受信ステップと、
    受信した前記識別情報に関連付けられた前記売却情報に基づいて真贋判定情報を生成する真贋判定情報生成ステップと、
    前記真贋判定情報を前記端末に送信する真贋判定情報送信ステップと、
    を備えた動作方法。
  8. コンピュータを、請求項4から6までの何れかに記載のサーバーとして機能させるためのプログラム、
    又は、
    コンピュータに、請求項7に記載の動作方法を実行させるためのプログラム。
  9. 商品の真贋を判定するための端末であって、
    前記商品に関連付けられた唯一無二の識別情報を取得する識別情報取得部と、
    前記識別情報と、前記識別情報に関連付けられた前記商品が最終消費者に売却前であるか又は売却済みであるかを示す売却情報と、を関連付ける商品管理データを記憶する商品管理データ記憶部を備えたサーバーに前記識別情報を送信する識別情報送信部と、
    前記サーバーに送信された前記識別情報に関連付けられた前記売却情報に基づいて真贋判定情報を生成する前記サーバーから、前記真贋判定情報を受信する真贋判定情報受信部と、
    を備えた端末。
  10. 商品の真贋を判定するための端末の動作方法であって、
    商品に関連付けられた唯一無二の識別情報を取得する識別情報取得ステップと、
    前記識別情報と、前記識別情報に関連付けられた前記商品が最終消費者に売却前であるか又は売却済みであるかを示す売却情報と、を関連付ける商品管理データを記憶する商品管理データ記憶部を備えたサーバーに前記識別情報を送信する識別情報送信ステップと、
    前記サーバーに送信された前記識別情報に関連付けられた前記売却情報に基づいて真贋判定情報を生成する前記サーバーから、前記真贋判定情報を受信する真贋判定情報受信ステップと、
    を備えた動作方法。
  11. コンピュータを、請求項9に記載の端末として機能させるためのプログラム、
    又は、
    コンピュータに、請求項10に記載の動作方法を実行させるためのプログラム。
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