JP2019028334A - 光ファイバケーブル - Google Patents

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恭史 小池
Yasushi Koike
恭史 小池
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Abstract

【課題】外被の内側に進入する冷媒に対する止液性を確保できる光ファイバケーブルを提供する。【解決手段】光ファイバ10と、その外周を覆う外被12とを備え、X方向中間部分に止液構造7を有する光ファイバケーブル5であって、光ファイバケーブル5は、外被12を剥いた露出部21を有し、止液構造7は、光ファイバケーブル5における露出部21近傍を挿通し、挿通された露出部21近傍との間に隙間を有する筒状体31と、筒状体31における隙間に充填されて硬化された、光ファイバケーブル5に沿った冷媒の移動を止める止液剤32と、を備えている。【選択図】図3

Description

本発明は、光ファイバケーブルに関する。
近年、省エネルギー化や省スペース化等を目的として、液浸冷却方式による通信システムの採用が検討されている。液浸冷却方式の通信システムは、例えば冷媒が収容された冷却槽内に浸漬された液浸通信機器と、冷却槽の外部に設置された外部通信機器と、の間を光ファイバケーブルで接続して構成されている。
ところで、液浸冷却方式の通信システムに用いられる光ファイバケーブルは、一部が冷媒に浸漬された状態で使用される。そのため、冷却槽内の冷媒が、毛細管現象等によって光ファイバケーブル内(外被と光ファイバとの間)に進入する可能性がある。光ファイバケーブル内に冷媒が進入すると、冷却槽内の冷媒量が減少して、液浸通信機器の冷却効率が低下するおそれがある。また、光ファイバケーブル内に進入した冷媒が、光ファイバケーブルにおける外部通信機器側の端部から外部通信機器内に進入すると、外部通信機器の不具合に繋がるおそれもある。
ここで、例えば下記特許文献1には、多心の光ファイバコードと、単心の光ファイバコードと、の結合部分での止液構造が開示されている。特許文献1に記載された構成では、多心の光ファイバコードから剥ぎ出された光ファイバと、単心の光ファイバコードから剥ぎ出された光ファイバと、の結合部を筒状の保護スリーブで覆っている。保護スリーブの両端部において、保護スリーブと多心の光ファイバコードの外被との間、及び保護スリーブと単心の光ファイバコードの外被との間には、それぞれ充填材が充填されている。
特開昭60−153005号公報
しかしながら、仮に上述した引用文献1に記載された止液構造を、液浸冷却方式の通信システムに採用したとしても、光ファイバケーブル内に進入する冷媒に対する止液性を確保することが難しい。具体的に、上述した引用文献1に記載された止液構造にあっては、充填材が外被と保護スリーブとの間に充填されている。そのため、外被の外周面と保護スリーブとの間を通した保護スリーブ内への冷媒の進入は抑制できるものの、外被の内側に進入した冷媒の止液性を確保することができない。
そこで、本発明は、上述した事情に鑑みてなされたものであって、外被の内側に進入する冷媒に対する止液性を確保できる光ファイバケーブルを提供することを目的とする。
上記課題を解決するために、本発明は以下の態様を採用した。
本発明の一態様に係る光ファイバケーブルは、光ファイバと、その外周を覆う外被とを備え、前記外被を剥いた露出部に止液構造を有する止液構造付き光ファイバケーブルであって、前記止液構造は、前記光ファイバケーブルにおける前記露出部近傍を挿通し、挿通された前記露出部近傍との間に隙間を有する筒状体と、前記筒状体における前記隙間に充填されて硬化された、前記光ファイバケーブルに沿った液体の移動を止める止液剤と、を備えている。
本態様によれば、止液剤が筒状体における隙間に充填されているため、筒状体内に挿通された露出部近傍を封止できる。そのため、光ファイバケーブルの長手方向端部において、仮に外被内に冷媒が進入したとしても、液体の移動を止液剤によって塞き止めることができる。その結果、外被の内側に進入する液体に対する止液性を確保できる。
これにより、例えば光ファイバケーブルを液浸冷却方式の通信システムに用いた場合に、冷却槽内の冷媒量が減少するのを抑制し、液浸通信機器の冷却効率を長期に亘って維持できる。また、光ファイバケーブルが液浸冷却装置と、冷却槽の外部に設置された外部通信機器と、の間を接続する場合には、冷媒が光ファイバケーブルを通じて外部通信機器に到達するのを抑制できる。そのため、冷媒が光ファイバケーブルにおける外部通信機器側の端部を通じて外部通信機器に進入するのを抑制し、冷媒によって外部通信機器の不具合が引き起こされるのを抑制できる。
特に、本態様では、止液剤が筒状体内に取り囲まれる構成になるので、止液剤を筒状体によって保護することが可能である。そのため、止液剤の劣化を抑制できるとともに、止液構造(筒状体及び止液剤)の強度を向上させることができる。
上記態様に係る光ファイバケーブルにおいて、前記外被に覆われ、前記光ファイバに沿って配置された抗張力体を備え、前記抗張力体は、前記露出部で分断されていてもよい。
本態様によれば、筒状体により光ファイバを保護した上で、抗張力体を伝って液体が流れるのを抑制できる。
上記態様に係る光ファイバケーブルにおいて、前記露出部は、前記光ファイバケーブルの前記外被を全周に亘って剥いて構成されていてもよい。
本態様によれば、外被の全周に亘って剥かれて露出部が構成されているため、筒状体内への止液剤の充填時において、露出部近傍を封止し易い。これにより、止液性を確保できる。
上記態様に係る光ファイバケーブルにおいて、前記筒状体は、前記筒状体の長手方向の第1端部での前記露出部近傍との間の第1隙間が、前記長手方向の第2端部での前記露出部近傍と間の第2隙間に比べて大きくなっていてもよい。
本態様によれば、筒状体内への止液剤の充填に伴い、筒状体内の空気が第1隙間を通じて筒状体の外部に排出される。これにより、止液剤が筒状体内にスムーズに充填される。
また、止液剤が少なくとも第1隙間を通して外部に露出するので、止液剤における大気との界面には、大気圧が作用している。そのため、止液剤の硬化時において、仮に止液剤が収縮する場合には、止液剤の界面が凹むように収縮することで、筒状体の内部での気泡(ボイド)の発生を抑制できる。
上記態様に係る光ファイバケーブルにおいて、前記筒状体は、一対の半割体が組み合わされて構成されていてもよい。
本態様によれば、筒状体が一対の半割体を組み合わせて構成されているため、筒状体の装着が容易になる。そのため、例えば通信システムが設置される現地で止液構造を組み付ける場合等において、止液構造の組付性を向上させることができる。
本発明の一態様に係る光ファイバケーブルによれば、外被の内側に進入する冷媒に対する止液性を確保できる。
実施形態に係る通信システムの概略構成図である。 第1実施形態に係る光ファイバケーブルの部分斜視図である。 図2のIII−III線に沿う断面図である。 図3のIV−IV線に沿う断面図である。 第1実施形態に係る光ファイバケーブルの製造方法を説明するための工程図である。 第2実施形態に係る光ファイバケーブルの部分斜視図である。 第2実施形態に係る光ファイバケーブルの分解斜視図である。 図6のVIII−VIII線に沿う断面図である。 第2実施形態に係る光ファイバケーブルの製造方法を説明するための工程図である。
以下、図面を参照し、本発明の実施形態を説明する。
(第1実施形態)
[通信システム]
図1は、通信システム1の概略構成図である。
図1に示す通信システム1は、液浸冷却方式の通信システム1である。具体的に、通信システム1は、冷却槽2と、液浸通信機器3と、外部通信機器4と、光ファイバケーブル5と、を主に有している。
冷却槽2は、例えば上方に開口する箱型に形成されている。冷却槽2には、冷媒(液体)Cが収容されている。冷却槽2に収容される冷媒Cとしては、熱輸送効率が高く、かつ絶縁性を有するものが好ましい。本実施形態では、フッ素系不活性液体(例えば、パーフルオロカーボン)等が冷媒Cに好適に用いられている。冷却槽2は、冷却槽2の外部に設置された熱交換ユニット(不図示)に接続されている。冷媒Cは、冷却槽2と熱交換ユニットとの間を循環可能に構成されている。
液浸通信機器3は、冷却槽2内において冷媒C中に浸漬されている。液浸通信機器3は、例えばスーパーコンピュータや各種サーバ等である。図1の例では、複数の液浸通信機器3が冷媒C中に浸漬されている。但し、冷却槽2内に浸漬する液浸通信機器3の種類や数等は、適宜変更が可能である。液浸通信機器3は、冷却槽2内において冷媒Cとの間で熱交換を行うことで、冷却される。一方、冷媒Cは、上述した熱交換ユニットにおいて熱交換器(不図示)との間で熱交換を行うことで、冷却された後、再び冷却槽2内に供給される。これにより、冷却槽2内において、液浸通信機器3及び冷媒Cが所望の温度に維持されている。
外部通信機器4は、冷却槽2の外部に設置されている。外部通信機器4は、例えばスーパーコンピュータや各種サーバ等である。外部通信機器4は、光ファイバケーブル5を介して対応する液浸通信機器3に接続されている。
<光ファイバケーブル>
光ファイバケーブル5の第1端部は、冷却槽2の外部において外部通信機器4に接続されている。光ファイバケーブル5の第2端部は、冷却槽2の内部において液浸通信機器3に接続されている。なお、本実施形態では、液浸通信機器3と外部通信機器4とを接続する光ファイバケーブル5に対して本発明を採用した場合について説明するが、この構成のみに限られない。すなわち、光ファイバケーブル5は、少なくとも一方の端部が液浸通信機器3に接続されていれば構わない。この場合、例えば複数の冷却槽2を有する通信システム1において、各冷却槽2に浸漬された液浸通信機器3同士を接続する光ファイバケーブル5に対して本発明を採用しても構わない。また、同一冷却槽2内に浸漬された液浸通信機器3同士を接続する光ファイバケーブルに対して本発明を採用しても構わない。
図2は、光ファイバケーブル5の部分斜視図である。図3は、図2のIII−III線に沿う断面図である。なお、以下の説明では、光ファイバケーブル5の延在方向(長手方向)を便宜上X方向という。また、X方向において、外部通信機器4から液浸通信機器3に向かう方向を−X方向といい、液浸通信機器3から外部通信機器4に向かう方向を+X方向という場合がある。
図2、図3に示すように、本実施形態の光ファイバケーブル5は、多心の光ファイバケーブル5である。なお、光ファイバケーブル5は、単心であっても構わない。
光ファイバケーブル5は、ケーブル本体6と、止液構造7と、を有している。
ケーブル本体6は、複数の光ファイバ10と、抗張力体11と、外被12と、を有している。
光ファイバ10は、例えば光ファイバコードが好適に用いられている。すなわち、本実施形態の光ファイバ10は、光ファイバ心線が樹脂材料等からなるコード外被に覆われて構成されている。但し、光ファイバ10は、光ファイバ心線等であっても構わない。
抗張力体11は、ケブラー(登録商標)等のアラミド繊維により形成されている。抗張力体11は、複数本が束になって複数の光ファイバ10をまとめて被覆している。なお、抗張力体11は、各光ファイバ10を別々に覆っていても構わない。
外被12は、抗張力体11の周囲を被覆している。外被12は、耐冷媒性を有する材料であることが好ましい。このような材料としては、例えばLSZH(Low Smoke Zero Halogen)等が挙げられる。図3に示すように、外被12の一部には、光ファイバ10を外被12の外部に露出させる露出部21が形成されている。本実施形態の露出部21は、X方向において、外被12の一部が全周に亘って剥かれることで形成されている。また、抗張力体11のうち、露出部21を通して露出した部分は、少なくとも一部がX方向で分断されている(図3における分断部20参照)。分断部20は、光ファイバ10を抗張力体11の外部に露出させている。なお、分断部20のX方向での長さは、露出部21のX方向での長さ以下であれば適宜変更可能である。露出部21は、ケーブル本体6のうち外被12内の少なくとも一部が露出する構成であれば、外被12の全周を切除しなくても構わない。すなわち、露出部21は、外被12の周方向における少なくとも一部に形成されていても構わない。
露出部21は、光ファイバケーブル5のうち、冷却槽2の外部で延在する部分であって、液浸通信機器3寄りに位置する部分に形成されている。但し、露出部21は、光ファイバケーブル5のうち、冷却槽2の外部で延在する部分(長手方向中間部分)であれば、任意の位置に形成することが可能である。なお、以下の説明では、外被12のうち、露出部21に対して−X方向に位置する部分を液浸側領域22といい、露出部21に対して+X方向に位置する部分を外部側領域23という。
止液構造7は、上述したケーブル本体6のうち、露出部21近傍をまとめて被覆している。具体的に、本実施形態の止液構造7は、ケーブル本体6のうち、露出部21(分断部20)、外被12の液浸側領域22及び外部側領域23の一部(外被端末部)をまとめて被覆している。止液構造7は、筒状体31と、止液剤32と、第1接着剤33と、第2接着剤34と、を有している。
筒状体31は、X方向に延びる筒状に形成されている。筒状体31におけるX方向の長さは、露出部21よりも長くなっている。本実施形態において、筒状体31は、外被12の液浸側領域22及び外部側領域23を跨り、かつ露出部21の全体を覆うようにケーブル本体6に装着されている。なお、筒状体31におけるX方向の両端部は、外径が漸次縮径するテーパ状に形成されている。
図4は、図3のIV−IV線に沿う断面図である。
図2〜図4に示すように、筒状体31の内側は、筒状体31をX方向に貫通する貫通穴35を構成している。貫通穴35内には、ケーブル本体6が挿通されている。図3に示すように、貫通穴35の内径は、−X方向から+X方向に向かうに従い段々と拡径されている。具体的に、貫通穴35は、筒状体31における−X方向の端部に位置する小径部35aと、筒状体31のX方向における中央部及び+X方向の端部に位置する大径部35bと、を有している。
図3に示すように、小径部35a内には、液浸側領域22における+X方向の端部が嵌合されている。
大径部35bは、小径部35aにおける+X方向の端縁に段差部35cを介して連なっている。図3の例において、貫通穴35の段差部35cは、液浸側領域22における+X方向の端面と面一に配置されている。但し、段差部35cと、液浸側領域22における+X方向の端面と、のX方向における位置は適宜変更が可能である。また、小径部35aと大径部35bとは、テーパ部を介して連なっていても構わない。
大径部35b内には、上述した露出部21(分断部20)及び外部側領域23における−X方向の端部が遊挿されている。すなわち、大径部35bの内径は、外被12の外径よりも大きくなっている。したがって、大径部35bの内周面と、外被12の外周面と、の間には全周に亘って間隔(第1隙間)S1が形成されている。
筒状体31において、X方向の中央部には、貫通穴35(大径部35b)の内外を連通させる充填口41が形成されている。充填口41は、筒状体31における周方向の一部に形成されている。なお、充填口41は、大径部35b内に連通する構成であれば、位置や数、形状等を適宜変更することが可能である。また、筒状体31は、止液剤32の充填後、熱収縮チューブ(不図示)等により被覆しても構わない。
第1接着剤33は、液浸側領域22における+X方向開口部を隙間なく封止している。具体的に、第1接着剤33は、各抗張力体11間の隙間を通して液浸側領域22における+X方向開口縁の全周に亘って付着しているとともに、各光ファイバ10間の隙間に充填されている。
第2接着剤34は、外部側領域23における−X方向開口部を隙間なく封止している。具体的に、第2接着剤34は、各抗張力体11間の隙間を通して外部側領域23における−X方向開口縁の全周に亘って付着しているとともに、各光ファイバ10間の隙間に充填されている。なお、各接着剤33,34には、速乾性接着剤等が好適に用いられている。
図3、図4に示すように、止液剤32は、ケーブル本体6のうち筒状体31内に挿通された部分と、筒状体31の内周面と、の間の隙間に充填されるとともに、充填口41内にも充填されている。止液剤32は、筒状体31とケーブル本体6とを接着して、ケーブル本体6に対して筒状体31を固定している。なお、本実施形態において、止液剤32には、例えばエポキシ系やアクリル系の樹脂材料が好適に用いられている。
ここで、止液剤32は、貫通穴35の大径部35b内において、露出部21を通してケーブル本体6内に進入している。ケーブル本体6内に進入した止液剤32は、毛細管現象によって各抗張力体11間の隙間に行き渡るとともに、各光ファイバ10同士の間に充填されている。また、止液剤32は、液浸側領域22における+X方向開口部において、第1接着剤33により液浸側領域22内への進入が規制されている。同様に、止液剤32は、外部側領域23における−X方向開口部において、第2接着剤34により外部側領域23内への進入が規制されている。これにより、液浸側領域22内と外部側領域23内との連通が止液剤32及び接着剤33,34により遮断され、外被12内が封止されている。
なお、本実施形態では、液浸側領域22の+方向開口部及び外部側領域23の−X方向開口部がそれぞれ接着剤33,34内に封止されている構成について説明したが、この構成のみに限られない。例えば、止液剤32が液浸側領域22内及び外部側領域23内を通じて筒状体31に対してX方向の外側にはみ出さない構成であれば、接着剤33,34を有さない構成(止液剤32のみによって液浸側領域22内と外部側領域23内との連通を遮断する構成)であっても構わない。止液剤32を筒状体31に対してX方向の内側に収めておくことで、筒状体31のX方向の外側において、外被12における止液剤32の充填部分と非充填部分を起点とした屈曲により外被12が破断等するのを未然に防止できる。また、接着剤33,34のうち、何れかの接着剤33,34のみを有する構成であっても構わない。
本実施形態において、止液剤32は、大径部35b内において、外部側領域23の外周面と、筒状体31の内周面と、の間の間隔S1にも充填されている。また、止液剤32は、小径部35a内において、液浸側領域22の外周面と筒状体31の内周面との間の隙間(第2隙間)に充填されていても構わない。
<止液構造の組付方法>
次に、上述した止液構造7の組付方法について説明する。
本実施形態の止液構造7の組付方法は、露出部形成工程と、分断部形成工程と、封止工程と、筒状体セット工程と、止液剤充填工程と、を主に有している。
露出部形成工程では、ケーブル本体6のうち、露出部21の形成領域に位置する外被12を全周に亘って除去する。これにより、露出部21を通して抗張力体11が露出する。
続いて、分断部形成工程では、抗張力体11のうち、露出部21を通して露出している部分をX方向に分断する。これにより、分断部20を通して光ファイバ10が露出する。
その後、封止工程では、液浸側領域22における+X方向開口部を第1接着剤33により封止するとともに、外部側領域23における−X方向開口部を第2接着剤34により封止する。
筒状体セット工程では、各接着剤33,34の硬化後、筒状体31をケーブル本体6に装着する。具体的には、小径部35aを通してケーブル本体6を貫通穴35内に進入させる。本実施形態では、筒状体31が、外被12の液浸側領域22及び外部側領域23を跨り、かつ露出部21の全体を覆う位置まで、ケーブル本体6を貫通穴35内に進入にさせる。
図5は、止液構造7の組付方法を説明するための工程図であって、図3に対応する断面図である。
図5に示すように、止液剤充填口では、大径部35b(+X方向)が上方を向くように、光ファイバケーブル5をセットした状態で、充填口41を通して筒状体31内に止液剤32を充填する(図5における矢印参照)。本実施形態では、筒状体31内に進入した止液剤32が各抗張力体11間の隙間に行き渡るような充填圧で止液剤32を充填する。これにより、止液剤32が、筒状体31内に隙間なく充填される。
ここで、本実施形態では、大径部35bの内周面と、外被12(外部側領域23)の外周面と、の間には全周に亘って間隔S1が形成されている。そのため、筒状体31内の空気が間隔S1を通って大径部35bから排出されながら、止液剤32が筒状体31内に充填される。これにより、止液剤32が筒状体31内にスムーズに充填される。
止液剤32の充填後、止液剤32を硬化させる。これにより、上述した止液構造7が完成する。ここで、本実施形態では、止液剤32が少なくとも大径部35bを通して外部に露出している。すなわち、止液剤32における大気との界面には、大気圧が作用している。そのため、止液剤32の硬化時において、仮に止液剤32が収縮する場合には、止液剤32の界面が凹むように収縮することで、筒状体31の内部での気泡(ボイド)の発生を抑制できる。
このように、本実施形態では、筒状体31内において、露出部21を通して外被12内に止液剤32が充填されている構成とした。
この構成によれば、止液剤32が外被12内に充填されているため、仮にケーブル本体6内に冷媒Cが進入したとしても、液浸側領域22の+X方向端面(液浸側領域22と露出部21との境界部分)において、冷媒Cの流れを止液剤32(第1接着剤33)によって塞き止めることができる。その結果、外被12の内側に進入する冷媒Cに対する止液性を確保できる。これにより、冷却槽2内の冷媒量が減少するのを抑制し、液浸通信機器3の冷却効率を長期に亘って維持できる。しかも、本実施形態では、止液構造7が、ケーブル本体6のうち、冷却槽2の外部で延在する部分であって、液浸通信機器3寄りに位置する部分に組み付けられているため、ケーブル本体6内への冷媒Cの進入量を抑えることができる。そのため、冷却槽2内の冷媒量が減少するのを確実に抑制できる。
また、冷媒Cが光ファイバケーブル5を通じて外部通信機器4に到達するのを抑制できる。そのため、冷媒Cが光ファイバケーブル5における第1端部を通じて外部通信機器4に進入するのを抑制し、冷媒Cによって外部通信機器4の不具合が引き起こされるのを抑制できる。
特に、本実施形態では、止液剤32が筒状体31内に取り囲まれる構成であるため、止液剤32を筒状体31によって保護することが可能である。そのため、止液剤32の劣化を抑制できるとともに、止液構造7の強度を向上させることができる。
本実施形態では、露出部21が外被12におけるX方向の一部が全周に亘って剥かれて構成されているため、止液剤32の充填時において、止液剤32がケーブル本体6内に充填され易い。そのため、外被12内に止液剤32を隙間なく充填でき、止液性を確保できる。
本実施形態では、大径部35b内において、外部側領域23の外周面と、筒状体31の内周面と、の間に止液剤32が介在している構成とした。
この構成によれば、外部側領域23の外周面と、筒状体31の内周面と、の間の間隔S1を長期に亘って一定に保つことができる。そのため、例えば大径部35bを通して止液構造7の外側から水分等が進入するのを抑制できる。
本実施形態では、抗張力体11のうち、筒状体31内に位置する部分が分断されているため、筒状体31によりケーブル本体6を保護した上で、抗張力体11を伝って冷媒が流れるのを抑制できる。
なお、上述した第1実施形態において、小径部35aが−X方向を向く構成について説明したが、この構成のみに限らず、小径部35aが+X方向を向く構成であっても構わない。
(第2実施形態)
次に、本発明の第2実施形態について説明する。本実施形態では、筒状体231が分割構成されている点で、上述した実施形態と相違している。以下の説明では、上述した実施形態と同等の構成については同一の符号を付して説明を省略する。
図6は、第2実施形態に係る光ファイバケーブル205の斜視図である。図7は、第2実施形態に係る光ファイバケーブル205の分解斜視図である。
図6、図7に示す止液構造207において、筒状体231は、一対の半割体(第1半割体201及び第2半割体202)が組み合わされて全体で筒状に形成されている。
第1半割体201は、半円筒状に形成されている。図7に示すように、第1半割体201における周方向を向く両端面201a,201bには、第1嵌合凸部210及び第1嵌合凹部211が形成されている。第1嵌合凸部210は、一方の端面201aにおける−X方向の端部、及び他方の端面201bにおける+X方向の端部からそれぞれ突出している。第1嵌合凹部211は、一方の端面201aにおける+X方向の端部、及び他方の端面201bにおける−X方向の端部に対してそれぞれ窪んでいる。すなわち、第1嵌合凸部210同士及び第1嵌合凹部211同士は、両端面201a,201bにおいて、互いに対角の位置に形成されている。なお、第1嵌合凸部210及び第1嵌合凹部211の位置や数等は、適宜変更が可能である。
第2半割体202は、半円筒状に形成されている。第2半割体202における周方向を向く両端面202a,202bには、第2嵌合凸部213及び第2嵌合凹部(不図示)が形成されている。第2嵌合凸部213は、上述した第1嵌合凹部211内に嵌合可能に形成されている。第2嵌合凹部内には、上述した第1嵌合凸部210が嵌合可能に構成されている。
各半割体201,202は、ケーブル本体6を間に挟んだ状態で、対応する端面201a,201b,202a,202b同士が突き合わされている。これにより、第1嵌合凸部210及び第2嵌合凹部同士、並びに第1嵌合凹部211及び第2嵌合凸部213同士がそれぞれ嵌合した状態で、各半割体201,202が組み合わされる。
図8は、図6のVIII−VIII線に沿う断面図である。
図8に示すように、筒状体231は、上述した第1実施形態と同様に、外被12の液浸側領域22及び外部側領域23を跨り、かつ露出部21の全体を覆うようにケーブル本体6に装着されている。
筒状体231において、各半割体201,202で囲まれた部分は、ケーブル本体6が保持される貫通穴235を構成している。本実施形態の貫通穴235は、筒状体231におけるX方向の両端部に位置する小径部235a,235bと、小径部235a,235b間に位置する大径部235cと、を有している。
小径部235a,235bのうち、+X方向に位置する小径部235a内には、外部側領域23における−X方向の端部が嵌合されている。
小径部235a,235bのうち、−X方向に位置する小径部235b内には、液浸側領域22における+X方向の端部が嵌合されている。
大径部235c内には、ケーブル本体6のうち露出部21の位置する部分が収容されている。本実施形態において、大径部235cの内径は、外被12の外径よりも大きくなっている。したがって、大径部235cの内周面と、抗張力体11における露出部21を通して露出している部分と、の間には、全周に亘って間隔S2が形成されている。
筒状体231において、第1半割体201の周壁部201cには、大径部235c内に連通する第1連通口241が形成されている。一方、第2半割体202の周壁部202cには、大径部235c内に連通する第2連通口242が形成されている。各連通口241,242は、筒状体231における周方向で例えば180°離れた位置であって、X方向で互いに異なる位置に形成されている。
止液剤232は、筒状体231内に隙間なく充填されている。具体的に、止液剤232は、貫通穴235の大径部235c内において、露出部21を通してケーブル本体6内に進入している。ケーブル本体6内に進入した止液剤232は、各抗張力体11間の隙間に行き渡るとともに、各光ファイバ10同士の間に充填されている。これにより、液浸側領域22内と外部側領域23内との連通が止液剤32により遮断されている。なお、止液剤32は、小径部235a,235b内において、外被12(液浸側領域22及び外部側領域23)の外周面と筒状体231の内周面との間に充填されていても構わない。
次に、本実施形態の止液構造207の組付方法について説明する。以下の説明では、第1実施形態と異なる工程(筒状体セット工程以降の工程)について説明する。
本実施形態の筒状体セット工程では、ケーブル本体6を間に挟んだ状態で、各半割体201,202を組み合わせる。
図9は、止液構造207の組付方法を説明するための工程図であって、図8に対応する断面図である。
次に、止液剤充填工程では、例えば+X方向が上方を向くように、光ファイバケーブル205をセットした状態で、例えば第1連通口241を通して筒状体231内に止液剤32を充填する(図9における矢印参照)。ここで、本実施形態では、連通口241,242を通じて筒状体231の内外が連通している。そのため、第1連通口241を通して止液剤232を充填する際には、第2連通口242を通じて筒状体231内の空気が排出されながら、止液剤232が筒状体231内に充填される。これにより、止液剤232が筒状体31内にスムーズに充填される。
その後、止液剤232が硬化することで、上述した光ファイバケーブル205が完成する。
このように、本実施形態では、上述した実施形態と同様の作用効果を奏することに加え、筒状体231が一対の半割体201,202を組み合わせて構成されているため、ケーブル本体6への筒状体231の装着が容易になる。そのため、例えば通信システム1が設置される現地で止液構造207を組み付ける場合等において、止液構造207の組付性を向上させることができる。
以上、本発明の実施形態について図面を参照して詳述したが、具体的な構成はこの実施形態に限られるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲の設計変更等も含まれる。
上述した実施形態では、筒状体の内側に隙間なく止液剤が充填された構成について説明したが、この構成のみに限られない。すなわち、止液構造において、冷媒Cの流れを塞き止めることができればよい。この場合には、貫通穴35内に充填された止液剤が例えば外被12内に止液剤が隙間なく充填されていれば構わない。
また、上述した第1実施形態と第2実施形態とを適宜組み合わせても構わない。例えば、第1実施形態の筒状体31を半割形状にしてもよく、第2実施形態の筒状体231におけるX方向の端面で大径部235cが開口していてもよい。
上述した実施形態では、抗張力体11のうち、露出部21を通して露出した部分がX方向に分断している構成について説明したが、この構成のみに限られない。すなわち、抗張力体11は、全長に亘って連続的に連なっていても構わない。この場合には、筒状体内において、各抗張力体11間の隙間に止液剤32が行き渡っていることが好ましい。
このように、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で、上述した実施形態における構成要素を周知の構成要素に置き換えることは適宜可能である。
2…冷却槽、3…液浸通信機器、5…光ファイバケーブル、7…止液構造、10…光ファイバ、11…抗張力体、12…外被、21…露出部、31…筒状体、32…止液剤、35…貫通穴、201…第1半割体、202…第2半割体、205…光ファイバケーブル、207…止液構造、231…筒状体、232…止液剤

Claims (5)

  1. 光ファイバと、その外周を覆う外被とを備え、前記外被を剥いた露出部に止液構造を有する止液構造付き光ファイバケーブルであって、
    前記止液構造は、
    前記光ファイバケーブルにおける前記露出部近傍を挿通し、挿通された前記露出部近傍との間に隙間を有する筒状体と、
    前記筒状体における前記隙間に充填されて硬化された、前記光ファイバケーブルに沿った液体の移動を止める止液剤と、を備えていることを特徴とする光ファイバケーブル。
  2. 前記外被に覆われ、前記光ファイバに沿って配置された抗張力体を備え、
    前記抗張力体は、前記露出部で分断されていることを特徴とする請求項1に記載の光ファイバケーブル。
  3. 前記露出部は、前記光ファイバケーブルの前記外被を全周に亘って剥いて構成されていることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の光ファイバケーブル。
  4. 前記筒状体は、前記筒状体の長手方向の第1端部での前記露出部近傍との間の第1隙間が、前記長手方向の第2端部での前記露出部近傍と間の第2隙間に比べて大きくなっていることを特徴とする請求項1から請求項3の何れか1項に記載の光ファイバケーブル。
  5. 前記筒状体は、一対の半割体が組み合わされて構成されていることを特徴とする請求項1から請求項4の何れか1項に記載の光ファイバケーブル。
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