JP2019027158A - 舗装版取り壊し用バケット並びにそのバケットを用いた建設機械および舗装版取り壊し方法 - Google Patents

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【課題】建設機械用のバケット並びにそのバケットを用いた建設機械およびその使用方法であって、特に舗装体を取り壊して撤去するのに用いるバケット、建設機械、舗装体を取り壊して撤去する方法を提供する。【解決手段】C字形状に曲げられた底板22と、この底板22の曲げ方向に直交する幅方向の両側部に溶接された一対の側板18a、18bと、底板22の曲げ方向の一端部に端部を重ね溶接された補強部材26a、26bと、底板22の曲げ方向に延びて底板22の外面側に位置し補強部材26a、26bに溶接された、建設機械に連結される一個以上の連結板28と、C字形状の曲げられた面上であって両側板18a、18bの間の中央部に舗装体粉砕部38を突設させたことを特徴とする。【選択図】図1

Description

建設機械用のバケット並びにそのバケットを用いた建設機械およびその使用方法であって、特に舗装体を取り壊して撤去するのに用いる。
2012年の日本の道路総延長は、120万7867kmのうち、その舗装率は、80.11%であるが、そのうち、高速道路を含む主要幹線道路は、6万2432kmであり、都道府県道路は12万9377kmであり、残りはそれらより道幅が6m未満の狭い市町村道を含む道の総延長が101万6058kmであるので、実に84%が道幅の狭い道路となる。すなわち、舗装率は高いものの極めて狭い道路が舗装されていることとなる。一方で、上下水道の整備、ガス管の整備、昨今の電線地中化など、舗装体を撤去する需要は高い。このため、極めて細い道路における舗装体の撤去の需要は高いこととなる。
極めて細い道路においての作業に、必要な油圧ショベルを図3に示す。車両重量にして3トン未満の油圧ショベル1を用いることが好ましい。クローラ式の下部走行体2が備えられ、その上に上部旋回体4が旋回自在に搭載されている。上部旋回体4には、運転者が操作を行う運転席6や、運転者の操作によって自在に動かすことのできるブーム8、アーム10、バケット12、ブレード14が備えられ、通常バケット12の先端の爪部で、アスファルトなどの舗装体を割って、舗装体破片をバケット12で掬うこととなる。
しかしながら、図4に示すように3トン未満の油圧ショベル1は通常、幅狭の道路工事に用いられる幅狭のバケット12を備えている。つまり、ガス管工事などの狭くて深い溝を掘る必要があり、その際のバケットの幅は40cm程度であった。また、バケット12先端に設けられる爪部16は、爪部16の幅と同等の間隔で並列して設けられている。
さらに、バケット12は、側板18の爪部16付近にサイドカッター20も設けられている。
爪部16は、平爪で構成することも普通爪で構成することができる。このようなバケット12を用いた場合に、舗装体を取り壊す従来の第一方法の工程について図6A〜図6Bを用いて説明する。
まず、第一の工程は、ブレード14で舗装体の一部を上から固定し、アーム10とブーム8を伸長させ、舗装体の他端をバケット12の爪部で掬い、ブレード14で固定している端部を支点にして、舗装体の他端を持ち上げることで、ブレード14で固定した端部下の舗装体に舗装体下側から割れ目を発生させる(図6A)。
次に、第二の工程は一旦バケット12の爪部16での掬いを停止して、油圧ショベル1をバケット12側に移動させる。また、ブレード14も舗装体から端部を上げる。ブレード14の位置が先ほど形成した割れ目と、バケット12の爪部16の中間点となるまで移動する。移動した位置で、再び、ブレード14で舗装体の一部を上から固定し、アーム10とブーム8を伸長させ、舗装体の他端をバケット12の爪部16で掬い、ブレード14で固定している端部を支点にして、舗装体の他端を持ち上げることで、ブレード14で固定した端部下の舗装体に舗装体下側から割れ目を発生させる(図6B)。このようにすることで、舗装体に小割りにより二か所目の割れ目を作成することができる。横断方向が長尺に割れた場合は、舗装ガラの方向をバケット12で変更させて再度繰り返せばさらに小割りできる。小割り作業後に舗装ガラを予め用意した運搬車に積み込むこととなる。
舗装体を取り壊す従来の第二方法の工程について図6C〜図6Dを用いて説明する。
第一の工程は、舗装体を取り壊す第一方法と同一(図6C)であり、第二の工程が第一方法と異なる。第二の工程は、油圧ショベル1を移動させることなく、バケット12の爪部16で、割れた舗装体を打撃する。この時、バケット12の爪部16で割れるまで複数回の打撃が必要となる(図6D)。小割り作業後に舗装ガラを予め用意した運搬車に積み込むこととなる。
他方、特許文献1では、その図4に示されるように、油圧ショベルには従来からアタッチメントとしてバケットの刃先に振動を加え、その衝撃により大きな岩石等を破砕する衝撃破砕装置が用いられていることが示されている。
特開平9−71964
しかし、従来の3トン未満の油圧ショベル1に備えられたバケット12では、その幅が幅狭のため、一度に取り壊して舗装体の幅がバケット12の幅に限定されて、十分な幅の舗装体を取り壊すことが難しいと言う課題を有していた。
続いて、取り壊して掬う際にも、爪部16同士の間隔があいているため、爪部16同士の隙間から破砕後の舗装体がこぼれてしまうという課題も生じている。
加えて、側板18の爪部16付近にサイドカッター20が、舗装体を掬う際に妨げとなる課題も有している。
そして、さらにバケット12で舗装体を掬って道路から舗装体を取り壊した後に舗装体はバケット12でトラック等まで運搬するが、その取り壊したままの舗装体の大きさでは、バケット12又はトラックで運搬できないことがままある。このような場合、前記のような舗装体を取り壊す第一方法や第二の方法が採用されている。第一の方法では、舗装体の取り壊す工程に油圧ショベルの移動を伴うと共に同一行程を繰り返すため、移動時の騒音と振動が大きく、舗装体を小割りする際に油圧ショベルの反動による振動が発生している。また、第二の方法では通常、爪部16で衝撃を与えて舗装体を割ることとなる。しかしながら、図示の通り爪部16は複数存在して線状に配列されており、バケット12の重量が各爪部16に分散し、一度や二度の衝撃では破砕せず、爪部16部の衝撃を相当数与えて初めて舗装体が割れるという極めて効率の悪い状態となっていた。また、爪部16部で衝撃を与える場合、その騒音と振動が大きく、工事の際に近隣への騒音被害が深刻でもあった。
外にも、舗装体の片側の端をブレードで抑え、多端をバケットで掬い、ブレード下部で割る方法で舗装体を破砕することができる。但し、この場合、工程として、ブレードで抑える工程と、バケットですくう工程の二工程となるため、手間や時間がかかるという課題を有していた。
このことは、特許文献1における図1や図2のように爪部の位置をバケットの別の箇所に備えただけでは解決しなかった。
また、爪部については、平爪で構成すると一部を破損しても全体交換しなければならなくなるという課題が生じていた。
そこで、本発明の目的は、小型の油圧ショベルであっても効率的に舗装版取り壊すことができるように、舗装版取り壊しに適したバケットと、そのバケットを用いた建設機械および舗装版取り壊し方法を提供することにある。
本発明に係るバケットは、C字形状に曲げられた底板と、この底板の曲げ方向に直交する幅方向の両側部に溶接された一対の側板と、底板の曲げ方向の一端部に端部を重ね溶接された補強部材と、底板曲げ方向に延びて底板の外面側に位置し補強部材に溶接された、建設機械に連結される一個以上の連結板と、C字形状の曲げられた面上であって両側板の間の中央部に舗装体粉砕部を突設させたことを特徴とする。
前記バケットは、底板の連結板とは反対側に複数個を隣接して設ける爪部をさらに備えることを特徴とする。
前記爪部は互いにその間隔が爪部の横幅より短いことを特徴とする。
前記爪部は普通爪であることを特徴とする。
前記底板の投げ方向の長さよりも、側板同士の間隔が長いことを特徴とする。
前記バケットは、前記底板の突接部両端に補強板が溶接されることを特徴とする。
前記側板は、複数の補強板が用いられていることを特徴とする。
前記バケットは、底板の連結板とは反対側の底板の形成する底面より、舗装体粉砕部の先端が突出していることを特徴とする。
前記バケットは、底板の連結板とは反対側の底板の形成する底面より、舗装体粉砕部の先端が突出しないことを特徴とする。
本発明に係る建設機械は、C字形状に曲げられた底板と、この底板の曲げ方向に直交する幅方向の両側部に溶接された一対の側板と、底板の曲げ方向の一端部に端部を重ね溶接された補強部材と、底板曲げ方向に延びて底板の外面側に位置し補強部材に溶接された、建設機械に連結される一個以上の連結板と、C字形状の曲げられた面上であって両側板の間の中央部に舗装体粉砕部を突設させたバケットを搭載する。
本発明に係る舗装版取り壊し方法は、C字形状に曲げられた底板と、この底板の曲げ方向に直交する幅方向の両側部に溶接された一対の側板と、底板の曲げ方向の一端部に端部を重ね溶接された補強部材と、底板曲げ方向に延びて底板の外面側に位置し補強部材に溶接された、建設機械に連結される一個以上の連結板と、C字形状の曲げられた面上であって両側板の間の中央部に舗装体粉砕部を突設させたバケットを搭載する建設機械を用いて、このバケットで舗装体を取り壊す工程と、取り壊した舗装体を舗装体粉砕部で打撃することで割る工程とからなる。
本発明のバケットは、C字形状に曲げられた底板と、この底板の曲げ方向に直交する幅方向の両側部に溶接された一対の側板と、底板の曲げ方向の一端部に端部を重ね溶接された補強部材と、底板曲げ方向に延びて底板の外面側に位置し補強部材に溶接された、建設機械に連結される一個以上の連結板と、C字形状の曲げられた面上であって両側板の間の中央部に舗装体粉砕部を突設させたことで、バケットの全重量が舗装体粉砕部の先端に集中するために容易に舗装体を割ることができるようになった。このため、舗装体粉砕に係る時間が削減され、粉砕時の騒音も低減させることができる。
前記バケットは、底板の連結板とは反対側に複数個を隣接して設ける爪部をさらに備え、前記爪部は互いにその間隔が爪部の横幅より短いことにより舗装体を運搬時に爪部の隙間から舗装体が毀れることを防ぐことができるようになる。
前記爪部は普通爪であることにより、爪部を個別に交換することができる。
前記底板の投げ方向の長さよりも、側板同士の間隔が長いことにより、一度に大量の舗装体を道路から取り壊したり、運搬することが可能となる。
前記バケットは、前記底板の突接部両端に補強板が溶接されることにより、側板の強度が向上する。
前記側板は、複数の補強板が用いられていることにより側板の強度が向上する。
前記バケットは、底板の連結板とは反対側の底板の形成する底面より、舗装体粉砕部の先端が突出していることにより、バケットの持ち上げ角が小さい状態でも舗装体に衝撃を与えることができる。
前記バケットは、底板の連結板とは反対側の底板の形成する底面より、舗装体粉砕部の先端が突出しないようにすることで、バケット移動の際に舗装体粉砕部の先端が着地することを防ぐことができる。
本発明に係る建設機械は、C字形状に曲げられた底板と、この底板の曲げ方向に直交する幅方向の両側部に溶接された一対の側板と、底板の曲げ方向の一端部に端部を重ね溶接された補強部材と、底板曲げ方向に延びて底板の外面側に位置し補強部材に溶接された、建設機械に連結される一個以上の連結板と、C字形状の曲げられた面上であって両側板の間の中央部に舗装体粉砕部を突設させたバケットを搭載することで、バケットの全重量が舗装体粉砕部の先端に集中するために容易に舗装体を割ることができるようになった。このため、舗装体粉砕に係る時間が削減され、粉砕時の騒音も低減させることができる。
本発明に係る舗装版取り壊し方法は、C字形状に曲げられた底板と、この底板の曲げ方向に直交する幅方向の両側部に溶接された一対の側板と、底板の曲げ方向の一端部に端部を重ね溶接された補強部材と、底板曲げ方向に延びて底板の外面側に位置し補強部材に溶接された、建設機械に連結される一個以上の連結板と、C字形状の曲げられた面上であって両側板の間の中央部に舗装体粉砕部を突設させたバケットを搭載する建設機械を用いて、このバケットで舗装体を取り壊す工程と、取り壊した舗装体を舗装体粉砕部で打撃することで割る工程とからなることで、バケットの全重量が舗装体粉砕部の先端に集中するために容易に舗装体を割ることができるようになった。このため、舗装体粉砕に係る時間が削減され、粉砕時の騒音や振動も低減させることができる。
本発明に係るバケットの構成図である。 本発明に係るバケットの構成図である。 従来の建設機械の構成図である。 従来のバケットの構成図である。 本発明に係るバケットの構成図であって、(A)底板の連結板とは反対側の底板の形成する底面より、舗装体粉砕部の先端が突出している構成図と、(B)底板の連結板とは反対側の底板の形成する底面より、舗装体粉砕部の先端が突出しない構成図である。 従来の建設機械による舗装版取り壊し第一の方法の実施図である。 従来の建設機械による舗装版取り壊し第一の方法の実施図である。 従来の建設機械による舗装版取り壊し第二の方法の実施図である。 従来の建設機械による舗装版取り壊し第二の方法の実施図である。 本発明に係るバケットを有する建設機械による舗装版取り壊し方法の実施図である。 本発明に係るバケットを有する建設機械による舗装版取り壊し方法の実施図である。
以下、図1,2,5〜10を用いて本発明に係る舗装版取り壊し用バケット並びにそのバケットを用いた建設機械および舗装版取り壊し方法について説明する。なお、従来の建設機械と同一構成の部分については、改めては説明しない。
(バケットの構成)
本発明に係るバケット12について図1及び図2を参照して説明する。バケット12は、略C字形状に曲げられた底板22と、この底板22の曲げ方向に直交する幅方向の両側部に溶接された一対の側板18a、18bと、底板22の曲げ方向の一端部24a、24bに端部を重ね溶接された補強部材26a、26bとが設けられる。
底板曲げ方向に延びて底板22の外面側に位置し、図3に示す油圧ショベル1のアーム10に連結される実質的に同一の一対の連結板28とを備えている。
底板22の曲げ方向の他端部30側の端には、複数個の爪部32が取付けられている。この爪部32は、隣接する爪部32同士の間隔が爪部32の幅より間隔が狭くなるように配置される。間の取りこぼしが無いようにするためである。
また、側板18aの外面には、開口側に開口補強板34a、底板側に底板側補強板36aがそれぞれ溶接されている。図2に示す通り側板18bにも同様に開口側に開口補強板34b、底板側に底板側補強板36b(図2)は溶接されている。
補強部材26a、26bの中間であり、爪部32と他端部30側の中間である底板22の中央に舗装体粉砕部38を外向きに突設させる。また、舗装体粉砕部38の両脇には、バケット内部にたまった水分を排出させるための水切穴40を開口させる。また、連結板28には、ピン孔42が開口する。ピン孔42の位置やサイズは交換できるように構成することで様々なメーカの建設機械に取り付けることができる。舗装体粉砕部38の形状は、バケット12の重量が全て一点に集中して舗装体に打撃を与える形状が最も好ましい。具体的には、円錐、三角錐、四角錐、多角錐などの一方が幅広で、他方が一点の形状が最も好ましいが、円錐台、三角錐台、四角錐台、多角錐台、より大型サイズのバケットなどの爪部、円柱、三角柱、四角柱、多角柱など適用することができる。一方で、長期使用のためには一定の強度もあることが好ましい。取り外し可能な爪部と同じ構造を採用することもできるが、使用時にがたつきが生じ、破損する可能性が高めるため、取り外し可能な構成としないことが好ましい。
なお、図5に示すように、爪部32と底板22を結ぶ線Lに対して、舗装体粉砕部38の先端が突出しているのが図3(a)であり、舗装体粉砕部38の先端が突出していないのが図3(b)である。先端が突出している場合は、バケット12の爪部32をそれほど上げずに舗装体に対して衝撃を与えられるという長所を有する。
一方、舗装体粉砕部38の先端が突出していない場合、図3(b)で示す状態で、バケット12を平行移動させた際に、舗装体粉砕部38の先端が道路等と干渉しないという長所を有している。
(舗装体の撤去方法)
続いて、図7Aと図7Bを用いて、本発明に係る舗装版取り壊し用バケットを用いた建設機械による舗装版取り壊し方法について説明する。
第一の工程を図7Aに示す。本工程は、従来の第一の工程と同様であるためここには記載しない。
第二の工程は、油圧ショベル1を移動させることなく、バケット12の爪部16を舗装体の下側から離間させて、バケット12を、舗装体の上側であって、バケット12の底部に突設される舗装体粉砕部38を割りたい部分の上部に配置する。舗装体粉砕部38の先端が下側、舗装体方向を向くように配置し、舗装体粉砕部38が割れた舗装体を打撃する。この時、バケット12の舗装体粉砕部38で割る(図7B)。小割り作業後に舗装ガラを予め用意した運搬車に積み込むこととなる。本発明のバケット12を用いることで一回の打撃で舗装体は割れてしまう。その際、衝撃は1回であり、一点で突くため、騒音の発生時間も極めて短い。この後は、割れた舗装体44をトラックに搭載するのみであり、極めて効率的による舗装版取り壊しがなされるのが容易に分かる。
1 油圧ショベル
2 下部走行体
4 上部旋回体
6 運転席
8 ブーム
10 アーム
12 バケット
14 ブレード
16 爪部
18 側板
18a、18b 側板
20 サイドカッター
22 底板
24a、24b 一端部
26a、26b 補強部材
28 連結板
30 他端部
32 爪部
34a、34b 開口補強板
36a、36b 底板側補強板
38 舗装体粉砕部
40 水切穴
42 ピン孔
44 舗装体

Claims (11)

  1. C字形状に曲げられた底板と、この底板の曲げ方向に直交する幅方向の両側部に溶接された一対の側板と、底板の曲げ方向の一端部に端部を重ね溶接された補強部材と、底板曲げ方向に延びて底板の外面側に位置し補強部材に溶接された、建設機械に連結される一個以上の連結板と、C字形状の曲げられた面上であって両側板の間の中央部に舗装体粉砕部を突設させたことを特徴とする舗装版取り壊し用バケット。
  2. 前記バケットは、底板の連結板とは反対側に複数個を隣接して設ける爪部をさらに備えることを特徴とする請求項1記載の舗装版取り壊し用バケット。
  3. 前記爪部は、互いにその間隔が爪部の横幅より短いことを特徴とする請求項2記載の舗装版取り壊し用バケット。
  4. 前記爪部は普通爪であることを特徴とする請求項2または3に記載の舗装版取り壊し用バケット。
  5. 前記底板の投げ方向の長さよりも、側板同士の間隔が長いことを特徴とする請求項2乃至4いずれか一つに記載の舗装版取り壊し用バケット。
  6. 前記バケットは、前記底板の突接部両端に補強板が溶接されることを特徴とする請求項2乃至5いずれか一つに記載の舗装版取り壊し用バケット。
  7. 前記側板は、複数の補強板が用いられていることを特徴とする請求項2乃至6いずれか一つに記載の舗装版取り壊し用バケット。
  8. 前記バケットは、底板の連結板とは反対側の底板の形成する底面より、舗装体粉砕部の先端が突出していることを特徴とする請求項2乃至7いずれか一つに記載の舗装版取り壊し用バケット。
  9. 前記バケットは、底板の連結板とは反対側の底板の形成する底面より、舗装体粉砕部の先端が突出しないことを特徴とする請求項2乃至8いずれか一つに記載の舗装版取り壊し用バケット。
  10. C字形状に曲げられた底板と、この底板の曲げ方向に直交する幅方向の両側部に溶接された一対の側板と、底板の曲げ方向の一端部に端部を重ね溶接された補強部材と、底板曲げ方向に延びて底板の外面側に位置し補強部材に溶接された、建設機械に連結される一個以上の連結板と、C字形状の曲げられた面上であって両側板の間の中央部に舗装体粉砕部を突設させたバケットを搭載する舗装版取り壊し用建設機械。
  11. C字形状に曲げられた底板と、この底板の曲げ方向に直交する幅方向の両側部に溶接された一対の側板と、底板の曲げ方向の一端部に端部を重ね溶接された補強部材と、底板曲げ方向に延びて底板の外面側に位置し補強部材に溶接された、建設機械に連結される一個以上の連結板と、C字形状の曲げられた面上であって両側板の間の中央部に舗装体粉砕部を突設させたバケットを搭載する建設機械を用いて、このバケットで舗装体を取り壊す工程と、取り壊した舗装体を舗装体粉砕部で打撃することで割る工程とからなる舗装版取り壊し方法。
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