JP2019026619A - ターピリジン誘導体、及びそれを用いた有機電子素子 - Google Patents

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久宏 笹部
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Abstract

【課題】緑色リン光を発光する有機EL素子用の電子輸送材料としての新規ターピリジン誘導体の提供。【解決手段】下記一般式(1)で表され、かつ、三重項エネルギーが2.5eVよりも高いターピリジン誘導体。(X1は−O−、−S−、−NR1−、又は−CR2R3−;R1〜R3は夫々独立にH、脂肪族置換基又は式(2)で表される置換基)【選択図】なし

Description

本発明は、電子輸送性の緑色発光材料となりうるターピリジン誘導体、それを用いた有機電子素子に関する。
リン光発光材料や熱活性化遅延蛍光(TADF)材料を用いる新しいタイプの有機エレクトロルミネッセンス(EL)素子の高性能化には、三重項励起子を失活しないためのワイドギャップ電子輸送材料が必要である。同時に、電子輸送材料は、電子輸送性やホールブロック性を持つことも求められる。しかしながら、一般に用いられているイミダゾール誘導体電子輸送材料(TPBI)は、ワイドギャップであるものの、電子輸送性やホールブロック性に乏しく、有機EL素子の高性能化を期待できない。
最近、すべての骨格がメタ結合し、外縁部に窒素原子が導入され、かつ、分子配向した電子輸送材料BPyMPM誘導体が開発され、ピリジン窒素の置換位置と熱、光学特性、移動度に与える影響が明らかにされた(非特許文献1)。これらの誘導体は、高い三重項エネルギー、電子注入性、電子輸送性及びホールブロック性を有している。
Figure 2019026619
これらの誘導体は、CH−N間で分子間水素結合を形成し、融点が高く、基板に水平方向に高度に配向していることから、高い移動度を有する(非特許文献2及び3)。
また、以下に示すような外縁部にピリジン環を持つジピリジルフェニル誘導体電子輸送材料B3PyPB、B3PyMPMも開発されている。
Figure 2019026619
これらの誘導体では、ジピリジルフェニル部位のCH−N間での弱い分子間相互作用を利用することで、有機EL素子に用いる固体薄膜を高機能化できる。実際に、緑色リン光有機EL素子に応用したところ、輝度が100cd/m2時のB3PyPBは104 lm/W、外部量子効率(EQE)は30%で、B3PyMPMは126 lm/W、外部量子効率(EQE)は29%で、非常に高い効率を達成することがわかっている(非特許文献4)。
H. Sasabe, D. Tanaka, D. Yokoyama, T. Chiba, Y. J. Pu, K. Nakayama, M. Yokoyama,and J. Kido, "Adv. Funct. Mater." 2011, 21, 336-342. H. Baessler, "Phys. Status Solidi B" 1993, 175, 15 D. Yokoyama, H. Sasabe, Y. Furukawa, C. Adachi, and J. Kido, "Adv. Funct. Mater."2011, 21, 1375-1382 H. Sasabe, T. Chiba, and J. Kido, "Chem. Commun." 2008, 5821-5823
本発明では、上記した従来技術から、高い三重項エネルギー(ET1)を保持しつつ、さらなる電子輸送性を向上させることができる新規ターピリジン誘導体、及びこれを用いた有機電子素子を提供することを課題としている。
本発明者らは、特定の構造を有するターピリジン誘導体が、その分子間水素結合により骨格が平面化し、かつ、ターピリジル部位における分子間相互作用のために、緑色リン光有機EL素子用の電子輸送材料としてきわめて有効であることを見出し、本発明を完成させた。
すなわち、本発明は以下の事項からなる。
本発明のターピリジン誘導体は、下記一般式(1)で表され、かつ、三重項エネルギーが2.5eVよりも高いことを特徴とする。
Figure 2019026619
一般式(1)中、X1は−O−、−S−、−NR1−、又は−CR23−を表し、nは1〜10の整数を表す。R1〜R3は、それぞれ独立に、水素原子、脂肪族置換基、又は、下記一般式(2)で表される置換基を表す。
Figure 2019026619
一般式(2)中、X2は−CH2−、−S−、−O−、−NH−、又は−Si−を表す。
Py1及びPy2はそれぞれ独立に下記構造式で表される置換基を表す。
Figure 2019026619
本発明のターピリジン誘導体は、下記一般式(3)で表され、かつ、三重項エネルギーが2.5eVよりも高いことを特徴とする。
Figure 2019026619
一般式(3)中、nは1〜10の整数を表し、Py1〜Py4は、それぞれ独立に、下記構造式で表される置換基を表す。
Figure 2019026619
本発明の有機電子素子は、上記ターピリジン化合物を含むことを特徴とする。
本発明のターピリジン誘導体は、2.5eV以上の高い三重項エネルギーを有する。よって、本発明のターピリジン誘導体を電子輸送材料として用い、発光層に緑色TADFドーパントを用いれば、緑色リン光を放出する有機電子素子を提供することができる。
さらに、このような有機電子素子では、外部量子効率20%以上を実現することができる。
図1は本発明の有機電子素子の構成を示す図である。 図2はBP2TPyの1H−NMRスペクトルを表す。 図3はBP3TPyの1H−NMRスペクトルを表す。 図4はBP4TPyの1H−NMRスペクトルを表す。 図5はs2TPyの1H−NMRスペクトルを表す。 図6はs3TPyの1H−NMRスペクトルを表す。 図7はs4TPyの1H−NMRスペクトルを表す。 図8は、有機電子素子において、電子輸送層にBP2TPy、BP3TPy又はBP4TPyを用いた場合のエネルギーダイアグラムである。 図9は、電子輸送層にBP2TPy、BP3TPy又はBP4TPyを用いた場合の有機電子素子のELスペクトル(9a)、電流密度−電圧特性(対数)(9b)、電流効率−輝度特性(9c)、電流密度−電圧特性(線形)(9d)の関係を表す。 図10は、電子輸送層にBP2TPy、BP3TPy又はBP4TPyを用いた場合の有機電子素子の電力効率−輝度特性(10a)、外部量子効率−輝度特性(10b)、輝度−電圧特性(10c)、外部量子効率−電流密度(10d)の関係を表す。 図11は、有機電子素子において、電子輸送層にs2TPy、s3TPy又はs4TPyを用いた場合のエネルギーダイアグラムである。 図12は、電子輸送層にs2TPy、s3TPy又はs4TPyを用いた場合の有機電子素子のELスペクトル(12a)、電流密度−電圧特性(対数)(12b)、輝度−電圧特性(12c)、電流密度−電圧特性(線形)(12d)の関係を表す。 図13は、電子輸送層にs2TPy、s3TPy又はs4TPyを用いた場合の有機電子素子の電力効率−輝度特性(13a)、外部量子効率−輝度特性(13b)、電流効率−電圧特性(13c)、外部量子効率−電流密度(13d)の関係を表す。
以下、本発明について、詳細に説明する。
[ターピリジン誘導体]
本発明のターピリジン誘導体は、下記一般式(1)で表される。
Figure 2019026619
一般式(1)中、X1は−O−、−S−、−NR1−、又は−CR23−を表し、nは1〜10の整数を表す。
1〜R3はそれぞれ独立に水素原子、脂肪族置換基、又は、下記一般式(2)で表される置換基を表す。
Figure 2019026619
ここで、脂肪族置換基は、具体的にはアルキル基が好ましく、メチル基、エチル基、1−プロピル基、2−プロピル基、t-ブチル基、n−ブチル基、ペンチル基、ヘキシル基、および2−エチルヘキシル基等がより好ましい。
一般式(2)中、X2は−CH2−、−S−、−O−、−NH−、又は−Si−を表す。これらのうち、X2は−S−、−O−等が好ましい。
nは1〜10の整数を表す。ただし、実際上はnは3〜4が好ましい。
Py1及びPy2はそれぞれ独立に下記構造式で表される置換基を表す。
Figure 2019026619
上記一般式(1)で表される化合物は、下記構造式で表されることが特に好ましい。
Figure 2019026619
また、本発明のターピリジン誘導体は、下記一般式(3)で表される。
Figure 2019026619
一般式(3)中、nは1〜10の整数を表し、Py1〜Py4はそれぞれ独立に下記構造式で表される置換基を表す。
Figure 2019026619
上記一般式(3)で表される化合物は、下記構造式で表されることが特に好ましい。
Figure 2019026619
これらの化合物は、ターピリジン骨格の他に、ビフェニル骨格、ジベンゾチオフェン骨格、又はこれらの骨格を両方有する。これらの骨格はいずれも高い三重項エネルギーを有する部位である。一般式(1)中に、これらの骨格を有することにより、一般式(1)で表されるターピリジン誘導体において、発光部位であるターピリジン骨格に適度に電子を供給することができ、一重項と三重項とのエネルギー差(ΔEST)を小さくすることができる。
本発明のターピリジン誘導体は、種々の公知の方法により製造することができる。例えば、BP2TPyは、以下の方法により製造することができる。
Figure 2019026619
すなわち、三角フラスコに3−ブロモベンズアルデヒド及び2−アセチルピリジンを入れ、エタノール、水酸化ナトリウム、及び25%アンモニア水溶液からなる混合溶液中で、大気下、室温で攪拌させた後、精製し、黄白色固体であるTPY22−Ph−Brを収率89.4%で得る。次いで、四つ口フラスコにTPY22−Ph−Br、ビス(ピナコラート)ジボロン、炭酸カリウム及びジメチルスルホキシドを入れ、Pd(PPh32Cl2の存在下に、窒素下で加熱還流させ、精製後、ピンク色粉末であるBP2TPyを収率78.7%で得る。
なお、上記ターピリジン誘導体は、その他、種々の公知の方法を組み合わせて合成することができる。
[有機電子素子]
本発明の有機電子素子は、上記ターピリジン誘導体を用いたものである。
ここで、図1に有機電子素子の典型的な層構造を示す。
上記有機電子素子は、典型的には、基板上に陽極1として、例えば、ITO等を成膜し、その上に正孔注入層2、正孔輸送層3、発光層4、電子輸送層5、電子注入層6及び陰極7がこの順に積層されてなる。上記素子構造において、電子輸送層5は発光層4を兼ねたものであってもよいし、正孔輸送層3が発光層4の機能を兼ねたものであってもよい。また、上記素子構造では、発光層4を電子輸送層5と正孔輸送層2で挟んだ三層型構造(ダブルへテロ構造)であってもよい。
基板には、透明かつ平滑であって、少なくとも70%以上の全光線透過率を有するものが用いられ、具体的には、フレキシブルな透明基板である、数μm厚のガラス基板や特殊な透明プラスチック等が用いられる。
基板上に形成される、陽極1、正孔注入層2、正孔輸送層3、発光層4、電子輸送層5、電子注入層6、陰極7といった薄膜は、真空蒸着法又は塗布法で積層される。各層の膜厚は、層の種類や使用する材料によって異なるが、通常、陽極1及び陰極7は100nm程度、発光層4を含む他の層は50nm未満である。なお、電子注入層6等は、例えば1nm以下の厚みで形成されることもある。
陽極1には、仕事関数が大きく、また全光線透過率は通常80%以上であるものが用いられる。具体的には、陽極1から発光した光を透過させるため、ガラス上にITO膜又はZnO膜を成膜した透明導電膜や、PEDOT/PSS(ポリ(3,4−エチレンジオキシチオフェン):ポリ(スチレンスルホネート))又はポリアニリン等の透明導電性高分子などが用いられる。陽極1の膜厚は、通常10〜200nmである。
発光層4には、従来の有機電子素子における他の発光層と同様に、発光材料と共にホスト化合物を併用することが好ましい。ホスト化合物としては、蛍光及びTADFに基づく発光特性を損なわないものであれば、制限されるものではなく、例えば、PXZ−PPM等のカルバゾリルジシアノベンゼン誘導体、4,4’−ビス(N−カルバゾリル)−1,1’−ビフェニル(CBP)、ビス[2−(ジフェニルホスフィノ)フェニル]エーテルオキシド(DPEPO)、3,6−ビス(ジフェニルホスホリル)−9−フェニルカルバゾール(PO9)、2,8−ビス(ジフェニルホスホリル)ジベンゾチオフェン(PPT)、アダマンタン・アントラセン(Ad−Ant)、ルブレン、及び2,2’−ビ(9,10−ジフェニルアントラセン)(TPBA)等が挙げられる。発光材料に本発明のターピリジン誘導体を用いる場合、発光層4を構成する成分中、該ターピリジン誘導体及びホスト化合物の含有率は、通常1〜50wt%、好ましくは5〜10wt%である。
陽極1から正孔を効率良く発光層4に輸送するために陽極1と発光層4の間に正孔輸送層3が設けられる。正孔輸送層3を形成する正孔輸送材料には、本発明のターピリジン誘導体が好適に用いられる。その他の正孔輸送材料として、例えば、4,4’−シクロヘキシリデンビス[N,N−ビス(4−メチルフェニル)ベンゼンアミン](TAPC)、N,N’−ジフェニル−N,N’−ジ(m−トリル)ベンジジン(TPD)、N,N’−ジ(1−ナフチル)−N,N’−ジフェニルベンジジン(α−NPD)、(4,4’,4’’トリ−9−カルバゾリルトリフェニルアミン(TCTA))及び(4,4’,4’’トリス[フェニル(m−トリル)アミノ]トリフェニルアミン))等が挙げられる。本発明では、上記ターピリジン誘導体を単独で用いてもよいし、その他のこれらの正孔輸送材料と併用してもよい。
また、陽極1と正孔輸送層3との間に、バッファとしての正孔注入層2が設けられる。正孔注入層2を形成する正孔注入材料には、上記したPEDOT/PSSやポリアニリンの他に、例えば、ポリ(アリーレンエーテルケトン)含有トリフェニルアミン:4−イソプロピル−4’−メチル−ジフェニルヨードニウムテトラキス(ペンタフルオロボレート)(KLHIP:PPBi)、1,4,5,8,9,12−ヘキサアザトリフェニレンヘキサカルボニトリル(HATCN)及び銅フタロシアニン(CuPc)等が挙げられる。
陰極7から電子を効率良く発光層4に輸送するために陰極7と発光層4の間に電子輸送層5が設けられる。電子輸送層5を形成する電子輸送材料には、例えば、ビス−4,6−(3,5−ジ−3−ピリジルフェニル)−2−メチルピリミジン(B3PymPm)、2−(4−ビフェニリル)−5−(p−t−ブチルフェニル)−1,3,4−オキサジアゾール(tBu−PBD)、1,3−ビス[5−(4−t−ブチルフェニル)−2−[1,3,4]オキサジアゾリル]ベンゼン(OXD−7)、3−(ビフェニル−4−イル)−5−(4−t−ブチルフェニル)−4−フェニル−4H−1,2,4−トリアゾール(TAZ)、バソクプロイン(BCP)、1,3,5−トリス(1−フェニル−1H−ベンズイミダゾール−2−イル)ベンゼン(TPBi)等が挙げられる。
また、陰極7にはAlなどの金属を使用することが多いため、電子輸送層5と発光層4との間に、電子注入層6が設けられる。電子注入層6を形成する電子注入材料には、例えば、フッ化リチウム(LiF)、8−ヒドロキシキノリノラト−リチウム(Liq)及びリチウム2−(2’,2’’−ビピリジン−6’−イル)フェノラート(Libpp)等が挙げられる。
電子注入材料に、電子の輸送性に向いた材料を選択することで、より速く電子を移動させたり、電子注入性のよい材料を選択することで、より電子の注入効率を上げる役割を果たす。
上記各層の他に、さらに、正孔阻止層、電子阻止層及び励起子阻止層等の層が必要に応じて形成される。
以下、本発明を実施例に基づいてさらに具体的に説明するが、本発明は下記実施例により制限されるものではない。
[合成物の同定]
合成物の同定に使用した機器及び測定条件は以下のとおりである。
(1)1H核磁気共鳴(NMR)装置
日本電子(株)製(400MHz)JNM−EX270FT−NMR型
(2)質量分析(MS)装置
日本電子(株)製JMS−K9[卓上GCQMS]及びWaters(株)製Zspray(SQ検出器2))
[合成例1]TPY22−Ph−Brの合成
Figure 2019026619
2L三角フラスコにエタノール600mL、3−ブロモベンズアルデヒド9.36mL(80mmol)、2−アセチルピリジン17.96mL(160mmol)、水酸化ナトリウム3.20g(80mmol)、及び25%アンモニア水溶液448mL(320mmol)を加え、22時間攪拌させた。薄層クロマトグラフィー(SiO2、展開溶媒;クロロホルム:メタノール=10:1)にて原料の消費を確認した。水、エタノールでろ別後、ろ物を22時間減圧乾燥し、白色固体9.65gを得た。同じ反応を繰り返し、先に合成した分と合わせて、合計11.75gの白色固体を得た。次いで、白色固体11.75gにクロロホルム100mLを加え、2時間加熱還流し、完全に溶かした。内径8cmカラム管に、シリカゲル400ccをクロロホルムで充填後、インジェクションを加えた。展開溶媒(クロロホルム1000mL、クロロホルム:メタノール=10:1)にて精製した。濃縮後、26時間減圧乾燥し、黄白色固体10.5gを得た。収率89.4%
1H-NMR (400 MHz, CDCl3):δ= 8.77-8.72 (m, 2H), 8.71-8.65(m, 4H), 8.05 (t, J = 1.6 Hz, 1H), 7.89 (td, J = 7.8, 1.7 Hz, 2H), 7.83 (d, J =7.8 Hz, 1H), 7.59 (dd, J = 9.2, 0.9 Hz, 1H), 7.42-7.35 (m, 3H) ppm;
MS:m/z 389 [M]+
[合成例2]TPY33−Ph−Brの合成
Figure 2019026619
1L三角フラスコにエタノール300mL、3−ブロモベンズアルデヒド4.68mL(40mmol)、及び3−アセチルピリジン8.76mL(80mmol)を加え、10分攪拌した。ここに、水酸化ナトリウム1.60g(40mmol)及び25%アンモニア水溶液224mL(160mmol)を加え、28時間攪拌させた。薄層クロマトグラフィー(SiO2、展開溶媒;クロロホルム:メタノール=100:5)にて原料の消費を確認した。水、エタノールでろ別後、ろ物を19時間減圧乾燥し、白色固体5.53gを得た。得られた固体に、クロロホルム120mLを加え、1時間、60℃で超音波を行い、溶かした。内径8cmカラム管に、シリカゲル440cc(11cm)をクロロホルムで充填した。展開溶媒(クロロホルム0.2L、クロロホルム:メタノール=100:0.5、100:1、100:5、10:1)にて順次極性をあげつつ精製した。濃縮後、15時間減圧乾燥し、白色固体3.39gを得た。収率61.3%
1H-NMR (400 MHz, CDCl3):δ= 9.38 (d, J = 2.3 Hz, 2H), 8.72(d, J = 5.0 Hz, 2H), 8.51 (d, J = 8.2 Hz, 2H), 7.90 (d, J = 10.5 Hz, 3H), 7.67(dd, J = 12.6, 8.5 Hz, 2H), 7.59-7.38 (m, 4H) ppm;
MS:m/z 389 [M]+
[合成例3]TPY44−Ph−Brの合成
Figure 2019026619
500mL三角フラスコにエタノール150mL、3−ブロモベンズアルデヒド2.34mL(20mmol)、及び4−アセチルピリジン4.41mL(40mmol)を加え、室温下で10分攪拌した。水酸化ナトリウム0.80g(20mmol)、アンモニア水溶液(25%)112mL(80mmol)を加え、20時間攪拌させた。薄層クロマトグラフィー(SiO2、展開溶媒;クロロホルム:メタノール=10:1)にて原料の消費を確認した。水、エタノールでろ別後、ろ物を85.5時間減圧乾燥し、ピンク色粉末4.77gを得た。収率61.4%
1H-NMR (400 MHz, CDCl3):δ= 8.81 (dd, J = 4.6, 1.4 Hz,4H), 8.09 (q, J = 2.1 Hz, 4H), 8.01 (s, 2H), 7.89 (t, J = 1.8 Hz, 1H),7.70-7.62 (m, 2H), 7.45 (t, J = 7.8 Hz, 1H) ppm;
MS:m/z 389 [M]+
〔実施例1〕BP2TPyの合成
Figure 2019026619
500mL四つ口フラスコに、TPY22−Ph−Br3.60g(9.27mmol)、ビス(ピナコラート)ジボロン1.22g(4.82mmol)、ジメチルスルホキシド360mL、及び炭酸カリウム3.84g(27.80mmol)を加え、1時間窒素バブリングをした。Pd(PPh32Cl2 0.324gを加え、窒素雰囲気下、100℃で加熱還流させた。62時間後、薄層クロマトグラフィー(SiO2、展開溶媒;クロロホルム:メタノール=100:8)にて原料の消費を確認した。水、メタノールでろ別後、ろ物を21時間減圧乾燥し、灰色の粉末 3.64gを得た。得られた粉末に770mL(クロロホルム:メタノール=10:1)を加え、加熱還流で完全に溶かした。保留粒子径1μmの濾紙、セライト300ccを用いて濾過後、13時間減圧乾燥し、ピンク色粉末2.34gを得た。収率78.7%
1H-NMR (400 MHz, CDCl3):δ= 8.82 (s, 4H), 8.76-8.67 (m,8H), 8.18 (s, 2H), 7.97-7.86 (m, 6H), 7.79 (d, J = 7.8 Hz, 2H), 7.64 (t, J =7.8 Hz, 2H), 7.41-7.33 (m, 4H) ppm;
MS:m/z 617 [M]+
〔実施例2〕BP3TPyの合成
Figure 2019026619
1L四つ口フラスコに、TPY33−Ph−Br7.88g(20.3mmol)、ビス(ピナコラート)ジボロン2.67g(10.5mmol)、ジメチルスルホキシド788mL、及び炭酸カリウム8.41g(60.8mmol)を加え、1時間窒素バブリングをした。Pd(PPh32Cl2 0.73gを加え、100℃で加熱還流させた。24時間後、薄層クロマトグラフィー(SiO2、展開溶媒;クロロホルム:メタノール=100:8)にて原料の消費を確認した。水、メタノールでろ別後、ろ物を40時間減圧乾燥し、灰色粉末8.28gを得られた。得られた粉末に990mL(クロロホルム:メタノール=10:1)を加えて、3時間、60℃で超音波を行って溶かした。溶液を濾過し、ろ物2.89g(灰色粉末)を取り除いた。ろ液990mLに、440mL(クロロホルム:メタノール=10:1)、シリカゲル50ccを加え、60℃で14.5時間加熱還流させた。無色透明液体に変化し、シリカゲルは黒色に着色した。濃縮後、クロロホルム100mLを加え、インジェクションとした。内径8cmカラム管に、シリカゲル700ccをクロロホルムで充填し、その後、先のインジェクションを加えた。展開溶媒を合計13L(クロロホルム:メタノール=100:0.5、100:1、100:2、100:3、100:4、10:1)にて精製した。濃縮後、減圧乾燥を行い、黄白色粉末4.25gを得た。収率 65.6 %
1H-NMR (400 MHz, CDCl3):δ= 9.39 (d, J = 2.3 Hz, 4H), 8.71(dd, J = 4.8, 1.6 Hz, 4H), 8.53 (d, J = 8.2 Hz, 4H), 8.03 (s, 4H), 7.99 (s,2H), 7.81 (t, J = 7.8 Hz, 4H), 7.72 (d, J = 7.8 Hz, 2H), 7.48 (dd, J = 8.0, 4.8Hz, 4H) ppm;
MS:m/z 617 [M]+
〔実施例3〕BP4TPyの合成
Figure 2019026619
200mL四つ口フラスコに、TPY44−Ph−Br2.00g(5.15mmol)、ビス(ピナコラート)ジボロン0.68g(2.68mmol)、ジメチルスルホキシド200mL、及び炭酸カリウム2.13g(15.45mmol)を加え、1時間窒素バブリングをした。Pd(PPh32Cl2 0.205gを加え、100℃で加熱還流させた。26.5時間後、薄層クロマトグラフィー(SiO2、展開溶媒;クロロホルム:メタノール=100:8)にて原料の消費を確認した。水、メタノールでろ別後、ろ物を22時間減圧乾燥し、灰色粉末1.37gを得られた。得られた粉末に990mL(クロロホルム:メタノール=10:1)を加え、1時間、60℃で超音波をし、溶かした。溶液を濾過し、ろ物0.15g(灰色粉末)を取り除いた。濾液を濃縮し、2090mL(クロロホルム:メタノール=10:1)を加え、60℃で1.5時間、加熱還流をし、完全に溶かした。シリカゲル100ccを加え、60℃で3時間加熱還流させた。無色透明液体に変化し、シリカゲルは黒色に着色した。その後、濃縮した。内径8cmカラム管に、シリカゲル700ccをクロロホルムで充填し、その後、目的物が吸着したシリカゲルを加えた。展開溶媒(クロロホルム:メタノール=100:2、100:4、10:1)にて精製した。濃縮後、減圧乾燥し、白色粉末0.73gを得た。収率44.2%
1H-NMR (400 MHz, CDCl3):δ= 8.79 (s, 6H), 8.10 (d, J = 5.0Hz, 9H), 8.01-7.95 (1H), 7.86-7.76 (3H), 7.75-7.68 (2H), 7.53 (s, 3H), 7.18 (s,3H), 7.00 (s, 2H) ppm;
MS:m/z 617 [M]+
〔実施例4〕s2TPyの合成
Figure 2019026619
50mL三つ口フラスコに、TPY22−Ph−Br0.638g(1.64mmol)、DBTPhB(OH)2 0.650g(2.14mmol)、水10mL、リン酸三カリウム2.87g、及び1,4−ジオキサン30mLを加え、1時間窒素バブリングをした。ここに、4mol% S−Phos 0.0281g及び2mol% Pd2(dba)3 0.0307gを加え、窒素雰囲気下、104℃で加熱還流させた。63時間後、薄層クロマトグラフィー(SiO2、展開溶媒;クロロホルム:メタノール=100:5)にて原料の消費を確認した。反応液を濃縮後、300mLのクロロホルムに溶解させた。飽和食塩水で3回洗浄、硫酸マグネシウムで脱水した。18時間減圧乾燥し、茶色固体1.01gを得た。得られた固体に、クロロホルム10mLを加え、20分、60℃で超音波を行い、溶かした。内径8cmカラム管に、シリカゲル440cc(厚み10cm)をクロロホルムで充填した。その上に、クロロホルムで湿らせた直径7.9cmのろ紙を敷き、その後、インジェクションを加えた。展開溶媒(クロロホルム0.1L、クロロホルム:メタノール=100:0.5、10:1)にて精製した。濃縮後、減圧乾燥し、純度99.1%以上の橙色がかった白色固体0.46gを得た。収率45.5%
1H-NMR (400 MHz, CDCl3):δ= 8.81 (s, 2H), 8.75-8.66 (m,4H), 8.24-8.15 (m, 3H), 8.08 (s, 1H), 7.96-7.86 (m, 3H), 7.86-7.72 (m, 4H),7.70-7.57 (m, 4H), 7.53-7.41 (m, 2H), 7.36 (dd, J = 6.3, 5.0 Hz, 2H) ppm;
MS:m/z 568 [M]+
〔実施例5〕s3TPyの合成
Figure 2019026619
50mL三つ口フラスコに、TPY33−Ph−Br0.638g(1.64mmol)、DBTPhB(OH)2 0.650g(2.14mmol)、水10mL、リン酸三カリウム2.87g、及び1,4−ジオキサン30mLを加え、1時間窒素バブリングをした。4mol% S−Phos 0.0281g及び2mol% Pd2(dba)3 0.0307gを加え、窒素雰囲気下、104℃で加熱還流させた。19時間後、薄層クロマトグラフィー(SiO2、展開溶媒;クロロホルム:メタノール=100:5)にて原料の消費を確認した。反応液を濃縮後、300mLのクロロホルムに溶解させた。飽和食塩水で3回洗浄、硫酸マグネシウムで脱水した。16時間減圧乾燥し、茶色固体1.01gを得た。得られた固体に、クロロホルム20mLを加え、1時間、60℃で超音波を行い、溶かした。内径8cmカラム管に、シリカゲル440cc(厚み9.5cm)をクロロホルムで充填した。その上に、クロロホルムで湿らせた直径7.9cmのろ紙を敷き、その後、インジェクションを加えた。展開溶媒(クロロホルム、クロロホルム:メタノール=100:0.5、10:1)にて精製した。濃縮後、減圧乾燥し、白色固体0.72gを得た。収率71.3%
1H-NMR (400 MHz, CDCl3):δ= 9.41 (d, J = 2.3 Hz, 2H), 8.71(dd, J = 4.8, 1.6 Hz, 2H), 8.51 (dd, J = 6.3, 1.8 Hz, 2H), 8.25-8.16 (m, 2H),8.06 (d, J = 19.9 Hz, 4H), 7.89-7.73 (m, 5H), 7.73-7.54 (m, 4H), 7.53-7.42 (m,4H) ppm;
MS:m/z 568 [M]+
〔実施例6〕s4TPyの合成
Figure 2019026619
100mL四つ口フラスコに、TPY44−Ph−Br1.59g(4.09mmol)、DBTPhB(OH)2 1.87g(6.14mmol)、水25mL、リン酸三カリウム7.14g、及び1,4−ジオキサン75mLを加え、1時間窒素バブリングをした。4mol% S−Phos 0.0699g及び2mol% Pd2(dba)3 0.0764gを加え、窒素雰囲気下、94℃で加熱還流させた。60時間後、薄層クロマトグラフィー(SiO2、展開溶媒;クロロホルム:メタノール=100:5)にて原料の消費を確認した。反応液を濃縮後、クロロホルム300mLに溶解させ、飽和食塩水で洗浄(クロロホルム100mLで3回抽出、飽和食塩水3回洗浄)、その後、硫酸マグネシウムで脱水、減圧下濃縮した。展開溶媒(クロロホルム、クロロホルム:メタノール=100:0.5、100:2)により精製、濃縮後、減圧乾燥し、黄白色固体1.75gを得た。収率72.9%
1H-NMR (400 MHz, CDCl3):δ= 8.78 (dd, J = 4.5, 1.4 Hz,4H), 8.25-8.17 (m, 2H), 8.14-8.08 (m, 7H), 8.03 (s, 1H), 7.85 (d, J = 7.7 Hz,1H), 7.83-7.73 (m, 4H), 7.73-7.56 (m, 4H), 7.54-7.44 (m, 2H) ppm;
MS:m/z 568 [M]+
[素子性能評価]
有機電子素子の評価に用いた機器は以下のとおりである。
EL(エレクトロルミネッセンス)測定装置
(株)浜松ホトニクス製 PHOTONIC MULTI−CHANNEL ANALYZER PMA−1
[試験例1]
実施例1〜3で合成したBP2TPy〜BP4TPyを電子輸送材料とし、TAPCをホール輸送材料とし、発光層にCBPをホスト材料として用い、PXZ−PPMを緑色TADFドーパントとして用いて素子を作製した。
素子構造は以下に示すとおりである。
ITO(130nm)/KLHIP−01:PPBI(20nm)/TAPC(30nm)/10wt% PXZ−PPM:CBP(10nm)/BP2TPy or BP3TPy(50nm)/LiF(0.5nm)/Al(100nm)
ただし、BP4TPyの場合は、次の素子構造とした。
ITO(130nm)/KLHIP−01:PPBI(20nm)/TAPC(30nm)/10wt% PXZ−PPM:CBP(10nm)/BP4TPy:BP3TPy=1:1(40nm)/LiF(0.5nm)/Al(100nm)
電子輸送層にBP2TPy、BP3TPy、又はBP4TPyを用いてデバイス1〜3を構成する材料のエネルギーダイアグラムを図8に示す。なお、比較のため、B3PyPBのエネルギーも合わせて示す。
図9(a)に、上記の素子について、ELスペクトルを測定した結果を示す。図9(b)〜(d)及び図10(a)〜(d)に素子特性の結果を示す。
表1に上記素子の初期特性の測定結果を示す。
Figure 2019026619
[試験例2]
実施例4〜6で合成したs2TPy〜s4TPyを電子輸送材料とし、TAPCをホール輸送材料とし、発光層にCBPをホスト材料として用い、PXZ−PPMを緑色TADFドーパントとして用いて素子を作製した。
素子構造は以下に示すとおりである。
ITO(130nm)/KLHIP−01:PPBI(20nm)/TAPC(30nm)/10wt% PXZ−PPM:CBP(10nm)/s2TPy or s3TPyor s4TPy(50nm)/LiF(0.5nm)/Al(100nm)
電子輸送層にs2TPy、s3TPy又はs4TPyを用いてデバイス1〜3を構成する材料のエネルギーダイアグラムを図11に示す。なお、比較のため、B3PyPBのエネルギーも合わせて示す。
図12(a)に、上記の素子について、ELスペクトルを測定した結果を示す。図12(b)〜(d)及び図13(a)〜(d)に素子特性の結果を示す。
Figure 2019026619
上記素子の作製に用いた化合物を以下に示す。
Figure 2019026619
1 陽極
2 正孔注入層
3 正孔輸送層
4 発光層
5 電子輸送層
6 電子注入層
7 陰極

Claims (3)

  1. 下記一般式(1)で表され、かつ、三重項エネルギーが2.5eVよりも高いターピリジン誘導体。
    Figure 2019026619
    (一般式(1)中、X1は−O−、−S−、−NR1−、又は−CR23−を表し(R1〜R3はそれぞれ独立に水素原子、脂肪族置換基、又は、下記一般式(2)で表される置換基を表す。
    Figure 2019026619
    (一般式(2)中、X2は−CH2−、−S−、−O−、−NH−、又は−Si−を表す。))、nは1〜10の整数を表し、Py1及びPy2はそれぞれ独立に下記構造式で表される置換基を表す。)
    Figure 2019026619
  2. 下記一般式(3)で表され、かつ、三重項エネルギーが2.5eVよりも高いターピリジン誘導体。
    Figure 2019026619
    (一般式(3)中、nは1〜10の整数を表し、Py1〜Py4はそれぞれ独立に下記構造式で表される置換基を表す。)
    Figure 2019026619
  3. 請求項1又は2に記載のターピリジン化合物を含む有機電子素子。
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