JP2019025206A - 生体内電位計測器、生体内電位計測方法、及び生体内電位計測システム - Google Patents

生体内電位計測器、生体内電位計測方法、及び生体内電位計測システム Download PDF

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Abstract

【課題】アブレーション治療等で、器官の内壁面の周囲を焼灼した際の焼灼部位の電位を、正確に計測することができる生体内電位計測器を提供する。
【解決手段】本発明の生体内電位計測器は、生体の器官内に挿入して、器官の内壁面における所定部位の電位を計測する生体内電位計測器であって、絶縁性部材30と、絶縁性部材の中に配置された電極20とを備え、絶縁性部材の外周面を、器官の内壁面に接触させた状態で、接触した部位の電位を、電極で計測する。
【選択図】図1

Description

本発明は、生体の器官内に挿入して、該器官の内壁面における所定部位の電位を計測する生体内電位計測器、及び、生体内電位計測方法、並びに、生体内電位計測器を備えた生体内電位計測システムに関する。
血管等の器官内にカテーテルを挿入して、病変部に対して検査や治療を行うことが行われている。
カテーテルを用いた治療の一つに、バルーン付きのカテーテル・アブレーション治療がある。この治療は、カテーテルの先端にバルーンを取り付け、バルーン内に液体を注入することによってバルーンを膨らませた後、高周波電流によりバルーン内の液体を温めることによって、バルーンの表面と接触している器官を焼灼するもので、例えば、心房細動の治療等に適用されている。
この治療によれば、バルーンが柔軟な球形を有しているので、心房細動の治療部位である左心房と肺静脈との接合近傍の内壁面に、膨らんだバルーンの外周面をリング状に接触させることができるため、一度に肺静脈の周囲を焼灼することができる。
一方、アブレーション治療によって器官を焼灼した後、焼灼効果を確認するために、焼灼付近の器官の電位を計測することが行われている。例えば、特許文献1には、先端に電位測定用の複数の電極を備えたカテーテルを器官内に挿入して、焼灼付近の器官に各電極を接触させて、各電極が接触した部位の電位を計測する方法が記載されている。
特許第5870694号公報
図6(a)〜(c)は、バルーン付きのカテーテルを用いて、バルーンに接触した器官を焼灼した後、従来の電位測定用の電極を用いて、焼灼付近の器官の電位を計測する方法を示した図である。なお、ここでは、焼灼する部位として、心房細動の治療部位である左心房と肺静脈との接合近傍を例に説明する。
図6(a)に示すように、先端にバルーン30が取り付けられたカテーテル10を、左心房50と肺静脈51との接合近傍に挿入する。そして、バルーン30内に液体21を注入することによって、バルーン30を膨らませて、バルーン30の外周面を、器官52の内周面に、リング状に接触させる。なお、符号60は、心房細動の起源となる異常な電気信号源を示す。
次に、図6(b)に示すように、電極20に高周波電流を流して、バルーン30内の液体21を温めることによって、バルーン30の表面と接触している器官52を焼灼する。これにより、バルーン30が接触している器官の部位に、焼灼された部位(焼灼部位)61ができる。
次に、図6(c)に示すように、バルーン付きカテーテル10を抜いて、先端に電位測定用の複数の電極(ラッソ電極)110を備えたカテーテル100を、焼灼部位61の近傍まで挿入して、器官52に、複数の電極110を接触させて、接触した部位の電位を計測する。
しかしながら、図6(c)に示すようなリング状の電極110を用いた場合、複数の電極110が接触した部位の電位を、間欠的に計測するため、電極間にある部位の電位は計測されない。
一方、心房細動における異常な電気信号の伝導路は、肺静脈51の周囲に亘るため、異常な電気信号の伝導路を絶つためには、バルーン30の表面がリング状に接触した部位を全て焼灼する必要がある。そのため、もし、焼灼できなかった部位(未焼灼部位)があっても、未焼灼部位に複数の電極110が接触していなかった場合、接触していない部位の電位は計測されない。その結果、未焼灼部位の存在を見逃すおそれがあるため、焼灼効果を正確に確認することができない。
また、リング状の電極110は、可撓性が十分でないため、もくしは可撓性がありすぎて過度に変形するため、全ての電極110を器官52に接触させることが難しい。もし、一部の電極110が器官52に接触していなかった場合、接触していない部位の電位は計測されず、未焼灼部位の存在を見逃すおそれがある。
また、図6(c)に示すように、リング状の電極110が接触した部位は、焼灼部位61と位置がずれるおそれがある。この場合、リング状の電極110は、焼灼部位61からずれた部位の電位を計測するため、焼灼効果を正確に確認することができない。
また、バルーン30で焼灼した後、一旦、バルーン30付きのカテーテル10を抜いて、新たに、リング状の電極110を備えたカテーテル100を挿入する必要があるため、焼灼効果の確認に長時間を要してしまう。また、カテーテル10、110の抜き差しによって、器官内にエアが混入するリスクが高まる。
本発明は、上記課題に鑑みなされたもので、その主な目的は、アブレーション治療等で、器官の内壁面の周囲を焼灼した際の焼灼部位の電位を、正確に計測することができる生体内電位計測器を提供することにある。
本発明に係る生体内電位計測器は、生体の器官内に挿入して、器官の内壁面における所定部位の電位を計測する生体内電位計測器であって、絶縁性部材と、絶縁性部材の中に配置された電極とを備え、絶縁性部材の外周面を、器官の内壁面に接触させた状態で、接触した部位の電位を、電極で計測することを特徴とする。
本発明によれば、アブレーション治療等で、器官の内壁面の周囲を焼灼した際の焼灼部位の電位を、正確に計測することができる生体内電位計測器を提供することができる。
本発明の一実施形態における生体内電位計測器の構成を模式的に示した図である。 絶縁性部材の外周面が、器官の内壁面に接触した状態を模式的に示した図である。 絶縁性部材の外周面が、器官の内壁面に接触した部位の電位を、絶縁性部材の中に配置された電極で計測する方法を示した等価回路図である。 (a)〜(c)は、絶縁性部材を用いて、器官の内壁面を焼灼した後、絶縁性部材の外周面を、器官の内壁面に接触させた状態で、接触した部位の電位を、絶縁性部材の中に配置した電極で計測する方法を説明した図である。 焼灼前と焼灼後で、それぞれ、増幅器で計測した電圧の波形を示したグラフである。 (a)〜(c)は、バルーン付きのカテーテルを用いて、バルーンに接触した器官を焼灼した後、従来の電位測定用の電極を用いて、焼灼付近の器官の電位を計測する方法を示した図である。
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて詳細に説明する。なお、本発明は、以下の実施形態に限定されるものではない。また、本発明の効果を奏する範囲を逸脱しない範囲で、適宜変更は可能である。
図1は、本発明の一実施形態における生体内電位計測器の構成を模式的に示した図である。なお、本発明における生体内電位計測器は、生体の器官内に挿入して、器官の内壁面における所定部位の電位を計測するものであるが、本実施形態では、心房細動のカテーテル・アブレーション治療において、焼灼後の焼灼部位における電位を計測する場合を例に説明する。
図1に示すように、本実施形態における生体内電位計測器は、外周面が変形自在又は拡張自在な絶縁性部材30と、絶縁性部材30の中に配置された電極20とを備えている。絶縁性部材30として、例えば、中空袋状からなるバルーンを用いることができる。また、絶縁性部材30に、中空管状の可撓性部材(カテーテル)10が結合したバルーン付きカテーテルを用いてもよい。
図1は、絶縁性部材30の中に、導電性の流動体21を注入することによって、絶縁性部材30の外周面を、心房細動の治療部位である左心房50と肺静脈51との接合近傍における器官52の内壁面に、リング状に接触させた状態を示している。ここで、導電性の流動体21は、例えば、中空管状の可撓性部材(カテーテル)10を介して、外部から注入することができる。また、導電性の流動体21は、例えば、生理食塩水等を用いることができる。
本実施形態における生体内電位計測器は、図1に示したように、絶縁性部材30の外周面を、器官52の内壁面にリング状に接触させた状態で、接触した部位の電位を、絶縁性部材30の中に配置した電極20によって計測するものである。
なお、絶縁性部材30が接触した部位の電位は、図1に示すように、生体の表面72に、基準となる接地電極71を貼り付け、絶縁性部材30の中に配置された電極20と、接地電極71との間の電圧を、生体の外部に配置された増幅器70で増幅することによって計測することができる。
また、本実施形態における絶縁性部材30は、絶縁性部材30の外周面が、器官の内壁面に接触した状態で、絶縁性部材30の中に配置した電極20に高周波電流を通電して、流動体21を加熱することによって、絶縁性部材が接触した部位を焼灼する機能(アブレーション機能)を兼ね備えていてもよい。
次に、本実施形態において、生体内の電位を計測する原理について、図2及び図3を参照しながら説明する。
図2は、絶縁性部材30の外周面が、器官52の内壁面に接触した状態を模式的に示した図である。ここで、絶縁性部材30の中に注入された流動体21は、導電性を有しているため、流動体21と接触している絶縁性部材30の内周面の電位は、絶縁性部材30の中に配置された電極20の電位と、実質的に同じと考えられる。従って、図2に示すように、電極20と、器官52の内壁面とは、絶縁性部材30を挟んで、静電容量結合型電極80を構成していることになる。
図3は、絶縁性部材30の外周面が、器官52の内壁面に接触した部位の電位を、絶縁性部材30の中に配置された電極20で計測する方法を示した等価回路図である。ここで、Vbは、絶縁性部材30が器官52の内壁面に接触した部位で計測される電位で、Ceは、電極20と器官52との間の静電容量を示す。なお、Vbは、器官52の周囲にある複数電位の重心電位が伝わって接触部位で計測されたものである。また、生体の表面72には、基準となる接地電極71が貼り付けられており、電極20と接地電極71との間の電圧は、増幅器70で増幅されて、出力電圧Voutとして計測される。また、Cinは、増幅器70の入力容量で、Rinは、増幅器70の入力抵抗を示す。
図3に示した等価回路において、キルヒホッフの第2法則より、下記の式(1)が成り立つ。
Figure 2019025206
ここで、Zceは、電極−器官間の静電容量のインピーダンス、Zcinは、増幅器の入力容量のインピーダンスである。
また、増幅器70の閉ループ回路において、キルヒホッフの第1法則により、以下の式(2)が成り立つ。
Figure 2019025206
式(1)、(2)を用いて、iについて解くと、下記の式(3)が得られる。
Figure 2019025206
また、オームの法則から、下記の式(4)が成り立つ。
Figure 2019025206
式(3)を、式(4)に代入して、以下の式(5)が得られる。
Figure 2019025206
式(5)の分母の第1項と第2項はそれぞれ式(6)、(7)のように表される。
Figure 2019025206
Figure 2019025206
式(6)、(7)を、式(5)に代入すると、下記の式(8)が得られる。
Figure 2019025206
ここで、増幅器70の入力容量Cinが十分に小さく、かつ、入力抵抗Rinが十分に大きい場合、すなわち、下記の式(9)、(10)が成り立つ場合、式(8)は、下記の式(11)のように表される。
Figure 2019025206
Figure 2019025206
Figure 2019025206
すなわち、増幅器70で計測した電圧Voutは、絶縁性部材30が器官52の内壁面に接触した部位の電位Vbと一致する。これにより、絶縁性部材30が器官52の内壁面に接触した部位の電位Vbを、増幅器70により容易に計測することができる。
ところで、図2に示した電極−器官間の静電容量Ceは、絶縁性部材30と器官との接触面積をS、絶縁性部材30の厚みをdとすると、下記の式(12)のように表される。
Figure 2019025206
ここで、εは、真空の誘電率(8.855×10−12 [F/m])、εは、絶縁性部材30の比誘電率である。
従って、式(11)を用いて、絶縁性部材30が器官52の内壁面に接触した部位の電位Vbを求める際、絶縁性部材30の厚みdを、式(9)が満たすように設定することが好ましい。
例えば、増幅器70の入力容量Cinを10pF、絶縁性部材30と器官との接触面積Sを1000mm、絶縁性部材30の比誘電率εを5(例えば、ポリウレタンの場合)とすると、式(9)から、d<45μmとなる。よって、絶縁性部材30の厚みdは、典型的には、40μm以下が好ましく、10μm以下がより好ましい。
また、式(11)を用いて、絶縁性部材30が器官52の内壁面に接触した部位の電位Vbを求めるためには、増幅器70の入力抵抗Rinを、式(10)が満たすように設定することが好ましい。
例えば、増幅器70の入力容量Cinを10pF、電極−器官間の静電容量Ceを1000pF(Cin/Ce=0.01)、絶縁性部材30が器官52の内壁面に接触した部位の電位帯域f(jw=2πf)を100Hzとすると、式(10)から、Rin>0.2GΩとなる。よって、増幅器70の入力抵抗Rinは、典型的には、1GΩ以上が好ましい。
次に、図4(a)〜(c)を参照しながら、本実施形態における絶縁性部材30を用いて、器官の内壁面を焼灼した後、絶縁性部材30の外周面を、器官の内壁面に接触させた状態で、接触した部位の電位を、絶縁性部材30の中に配置した電極20で計測する方法を説明する。なお、ここでは、焼灼する部位として、心房細動の治療部位である左心房と肺静脈との接合近傍を例に説明する。
まず、図4(a)に示すように、先端に絶縁性部材(バルーン)30が取り付けられた可撓性部材(カテーテル)10を、左心房50と肺静脈51との接合近傍に挿入する。そして、絶縁性部材30内に導電性の流動体21を注入することによって、絶縁性部材30を膨らませて、絶縁性部材30の外周面を、器官52の内周面に、リング状に接触させる。なお、符号60は、心房細動の起源となる異常な電気信号源を示す。
図4(b)、(c)は、電極20に高周波電流を通電して、絶縁性部材30内の流動体21を加熱することによって、絶縁性部材30の表面と接触している器官52を焼灼した後の状態を示す。ここで、図4(b)は、器官52の周囲に亘って、十分な焼灼が行われず、一部に、焼灼されなかった部位(未焼灼部位)が残った状態を示す。一方、図4(c)は、器官52の周囲に亘って、十分な焼灼が行われ、焼灼された部位(焼灼部位)61ができた状態を示す。
図4(b)に示した状態で、絶縁性部材30の外周面が接触した部位の電位を、絶縁性部材30の中に配置した電極20で計測した場合、リング状に接触した全ての部位の電位が重畳されるため、未焼灼部位における電位が重畳された電位が計測されることになる。従って、この場合、アブレーション治療による焼灼が、不十分であったことが確認できる。
一方、図4(c)に示した状態で、絶縁性部材30の外周面が接触した部位の電位を、絶縁性部材30の中に配置した電極20で計測した場合、未焼灼部位における電位が重畳されて計測されることはない。従って、この場合、アブレーション治療による焼灼が、十分であったことが確認できる。
本実施形態によれば、アブレーション治療によって器官52を焼灼した後、焼灼付近の器官の電位を計測する際、絶縁性部材30の外周面を、器官52の内壁面にリング状に接触させた状態で、接触した部位の電位を、絶縁性部材30の中に配置した電極20で計測するため、焼灼付近の器官52の電位を、周囲に亘って確実に計測することができる。これにより、未焼灼部位があった場合、未焼灼部位における電位が重畳された電位として計測することができる。その結果、未焼灼部位の存在を見逃すことがないため、焼灼効果を確実に確認することができる。
また、絶縁性部材30は、外周面が変形自在又は拡張自在な材料で構成されているため、器官52の形状に合わせて、絶縁性部材30の外周面を、容易に、器官52の内壁面にリング状に接触させることができる。これにより、焼灼付近の器官52の電位を、周囲に亘って確実に計測することができる。その結果、未焼灼部位があった場合、その存在を見逃すことなく、焼灼効果を確実に確認することができる。
また、絶縁性部材30に、電極20に高周波電流を通電して、絶縁性部材30が接触した部位を焼灼する機能を持たすことによって、焼灼した部位と同じ位置で、焼灼付近の器官52の電位を計測することができるため、焼灼効果を正確に確認することができる。
また、焼灼付近の器官52の電位を、電極20と器官52とを絶縁性部材30を挟んで構成した静電容量結合型電極で計測することによって、一度に、周囲に亘った電位を計測することができる。
また、絶縁性部材30を、中空袋状からなるバルーンで構成することによって、絶縁性部材30の膜厚が一定になるため、器官52の周囲に亘る電位を、バラツキなく計測することができる。
また、焼灼付近の器官52の電位を計測する際、絶縁性部材30の抜き差しを行う必要がないため、焼灼効果の確認を短時間で行うことができる。また、絶縁性部材30の抜き差しに伴う、器官52内へのエアの混入のリスクも低減することができる。
また、本実施形態では、器官の内壁面における所定部位の電位を計測する生体内電位計測器を、絶縁性部材の中に電極を配置する簡単な構成にすることによって、生体親和性や安全性に優れた生体内電位計測器を実現することができる。
本実施形態における生体内電位計測方法は、生体の器官の内壁面における所定部位の電位を計測する生体内電位計測方法であって、以下の工程(A)〜(C)を含む。
(A)中空袋状の絶縁性部材を、絶縁性部材に結合した中空管状の可撓性部材を用いて、生体の器官内に挿入する工程
(B)絶縁性部材の中に、可撓性部材を介して、導電性の流動体を注入して、絶縁性部材の外周面を、器官の内壁面に接触させる工程
(C)接触した部位の電位を、電極で計測する工程
本実施形態における生体内電位計測システムは、図1に示した生体内電位計測器と、電極20で検出した電位を増幅する増幅器70とを備えている。
本実施形態における生体内電位計測器を用いて、アブレーション治療による器官の焼灼後に、焼灼付近の器官の電位を計測して、焼灼効果を確認する実証実験を行った。
実証実験は、動物(豚)を用いて行い、バルーン付きカテーテルを挿入し、バルーン内に生理食塩水と造影剤の混合液を注入することによって、バルーンの外周面を、焼灼対象部位の内周面に、リング状に接触させた。なお、実証実験には、直径が20mm、厚みが0.02mmの球状で、ポリウレタン製のバルーンを用いた。
この状態で、バルーンが接触した焼灼部位の内壁面の電位を、バルーンの中に配置した電極を用いて計測した。なお、基準となる接地電極は、動物の体表に貼り付け、バルーンの中に配置した電極と、接地電極との間の電圧を、増幅器で増幅して計測した。なお、使用した増幅器の入力容量は1pFで、入力抵抗は10000GΩ(10TΩ)であった。
次に、この状態を維持したまま、バルーン内の電極に高周波電流を通電して、バルーン内の生理食塩水と造影剤の混合液を、約70℃まで加熱することによって、バルーンの表面と接触している部位を焼灼した。その後、上記と同じ方法で、バルーンが接触した部位の電位を、バルーンの中に配置した電極を用いて計測した。
図5は、焼灼前と、焼灼後で、それぞれ、増幅器で計測した電圧の波形を示したグラフで、矢印Bで示した波形(点線)は、焼灼前の波形、矢印Aで示した波形(実線)は、焼灼後の波形を示す。なお、各波形は、14拍の加算平均を示す。
図5に示すように、焼灼前の波形において、矢印Pで示した焼灼対象とする電位波形が、焼灼後の波形では消失していることが分かる。これにより、バルーンの表面がリング状に接触した部位が、周囲に亘って、全て焼灼していることが確認できた。
以上、本発明を好適な実施形態により説明してきたが、こうした記述は限定事項ではなく、もちろん、種々の改変が可能である。例えば、上記実施形態では、絶縁性部材30として、中空袋状のバルーンを例に説明したが、これに限定されず、電位測定用の電極20を、絶縁性部材30で被覆したものであってもよい。また、電位測定用の電極20を、導電性の流動体21を介して絶縁性部材30で被覆したものであってもよい。
また、上記実施形態では、アブレーション治療による器官の焼灼後に、焼灼付近の器官の電位を計測する例を説明したが、アブレーション治療をする前に、病変部の状態を診断するために、病変部付近の器官の電位を計測する場合にも適用することができおる。また、アブレーション治療による器官の焼灼を行っている途中に、焼灼の状態をモニタリングするために、焼灼付近の器官の電位を計測してもよい。この場合、電極20への高周波電流の通電と、電極20を用いた電位の計測とを、時間分割で交互に行ってもよい。
また、上記実施形態では、基準となる接地電極71を、生体の表面に配置した例を説明したが、接地電極71を、生体の内部に配置してもよい。これにより、生体自身がシールド効果を持つことによって、ノイズを軽減した状態で、器官の電位を計測することができる。例えば、カテーテルの先端に、接地電極71を取り付けてもよい。また、基準となる接地電極71を、体表もしくは体内に複数個配置してもよいし、複数の接地電極から仮想的な接地電極を算出してもよい。
また、上記実施形態では、絶縁性部材30の外周面を、器官の内壁面にリング状に接触させた状態で、当該接触した部位の電位を、絶縁性部材30の中に配置した電極20で計測した例を説明したが、これに限定されず、平面部位に絶縁性部材30を押し当てて、当該接触した部位の電位を絶縁性部材30の中に配置した電極20で計測するものであってもよい。例えば、器官の平面的な内壁面に絶縁性部材30を押し当てて、平面部位の表面形状に沿うように絶縁性部材30を変形させつつ、接触させた状態で、当該接触した部位の電位を電極20で計測してもよい。
また、上記実施形態では、生体内電位計測器を、アブレーション治療による器官の焼灼後に、焼灼付近の器官の電位を計測する場面に適用する例を説明したが、これに限定されず、診断、治療、または治療効果の確認のために、絶縁性部材30を、生体の器官内に挿入して、器官の内壁面における所定部位の電位を計測するあらゆる場面に適用することができる。
10 中空管状の可撓性部材(カテーテル)
20 電極
21 導電性の流動体
30 絶縁性部材(バルーン)
52 器官
61 焼灼部位
70 増幅器
71 接地電極

Claims (14)

  1. 生体の器官内に挿入して、該器官の内壁面における所定部位の電位を計測する生体内電位計測器であって、
    絶縁性部材と、
    前記絶縁性部材の中に配置された電極と
    を備え、
    前記絶縁性部材の外周面を、前記器官の内壁面に接触させた状態で、該接触した部位の電位を、前記電極で計測する、生体内電位計測器。
  2. 前記絶縁性部材は、その外周面が、前記接触した部位の形状に沿って、変形自在又は拡張自在な部材で構成されている、請求項1に記載の生体内電位計測器。
  3. 前記絶縁性部材の外周面を、前記器官の内壁面にリング状に接触させた状態で、該接触した部位の電位を、前記電極で計測する、請求項1又は2に記載の生体内電位計測器。
  4. 前記絶縁性部材は、中空袋状からなり、
    前記絶縁性部材の中に、導電性の流動体を注入して、前記絶縁性部材の外周面を、前記器官の内壁面に接触させた状態で、該接触した部位の電位を、前記電極で計測する、請求項1〜3のいずれかに記載の生体内電位計測器。
  5. 前記絶縁性部材に結合した中空管状の可撓性部材をさらに備え、
    前記絶縁性部材の中に、前記可撓性部材を介して、導電性の流体が注入される、請求項2〜4の何れかに記載の生体内電位計測器。
  6. 前記電極と、前記器官の内壁面とは、前記絶縁性部材を挟んで、静電容量結合型電極を構成している、請求項1〜5の何れかに記載の生体内電位計測器。
  7. 前記接触した部位の電位の計測は、前記電極と、基準となる接地電極との間の電圧を計測することによって行われる、請求項1〜6の何れかに記載の生体内電位計測器。
  8. 前記接触した部位の電位は、前記電極で検出した電位を、生体の外部に配置された増幅器で増幅することにより計測され、
    前記絶縁性部材の前記接触した部位における静電容量をCeとし、前記増幅器の入力容量をCinとしたとき、前記絶縁性部材の厚みは、Cin/Ce<0.01を満たすように設定されている、請求項6又は7に記載の生体内電位計測器。
  9. 前記接触した部位の電位は、前記電極で検出した電位を、生体の外部に配置された増幅器で増幅することにより計測され、
    前記絶縁性部材の前記接触した部位における静電容量をCe、前記器官の内壁面における所定部位の電位帯域をfとしたとき、前記増幅器の入力抵抗Rinは、1/(2πfCeRin)<0.01を満たすように設定されている、請求項6〜8の何れかに記載の生体内電位計測器。
  10. 前記絶縁性部材及び前記可撓性部材は、バルーン付きカテーテルで構成されている、請求項5に記載の生体内電位計測器。
  11. 前記基準となる接地電極は、前記生体の内部に配置されている、請求項7に記載の生体内電位計測器。
  12. 前記絶縁性部材は、該絶縁性部材の外周面が、前記器官の内壁面に接触した状態で、前記電極に高周波電流を通電して、前記導電性の流動体を加熱することによって、前記接触した部位を焼灼する機能を兼ね備えている、請求項1〜11の何れかに記載の生体内電位計測器。
  13. 生体の器官の内壁面における所定部位の電位を計測する生体内電位計測方法であって、
    中空袋状の絶縁性部材を、該絶縁性部材に結合した中空管状の可撓性部材を用いて、生体の器官内に挿入する工程と、
    前記絶縁性部材の中に、前記可撓性部材を介して、導電性の流動体を注入して、前記絶縁性部材の外周面を、前記器官の内壁面に接触させる工程と、
    前記接触した部位の電位を、前記絶縁性部材の中に配置された電極で計測する工程と
    を含む、生体内電位計測方法。
  14. 請求項1〜12の何れかに記載の生体内電位計測器と、
    前記電極で検出した電位を増幅する増幅器と
    を備えた、生体内電位計測システム。
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