JP2019023776A - 金融決済システム、金融決済方法、及び金融決済プログラム - Google Patents

金融決済システム、金融決済方法、及び金融決済プログラム

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Abstract

【課題】電子マネーの普及に伴い、ユーザの居場所を問わず個人の端末で、電子マネーからダイレクトに現金化することができる金融取引システムを提供する。【解決手段】貨幣に代る電子マネーで決済する金融決済システム1であって、前記電子マネーの入金の手続を行う入金手段と、貨幣による取引の申込を受理する金券取引受付部と、貨幣による取引の取引金額を入力する金額入力部と、前記取引の申込及び前記電子マネーの存在を条件として前記電子マネーを前記取引金額の貨幣に現金化する現金化部と、を有する。【選択図】図1

Description

本発明は、電子マネーを現金化する金融決済システムに関する。
電子マネーの普及に伴い、ユーザの居場所を問わず個人の端末で、電子マネーによる決済が可能になりつつある。一般的な商品の売買のみならず、例えば、電子マネーを媒体とした、外貨への両替が可能なシステムが種々提案されている(特許文献1及び特許文献2)。
特許文献1に記載の電子マネーの両替方法は、ホストコンピュータに接続された自動取引装置により、顧客の口座からICカードへの電子マネーの保留及び電子マネーが保留されたICカードから顧客の口座への電子マネーの預入を行う電子マネーシステムにおける電子マネーの両替方法において、予めホストコンピュータの記憶装置に両替レートを格納し、自動取引装置による電子マネーの保留又は電子マネーの預入の際、口座の通貨と電子マネーの通貨が異なるとき、ホストコンピュータの記憶装置に格納された両替レートに基づいて、電子マネーで通貨の両替を行いその両替された通貨により電子マネーの保留又は電子マネーの預入を行う発明が開示されている。
特許文献2には、特に、海外へ行った際に、携帯端末の非接触ICに記憶された通貨の電子マネーを滞在先の通貨の電子マネーに自動両替可能な携帯端末システム、電子マネー両替サーバ及び携帯端末に関する発明が開示されている。
特開平11−66208号公報 特開2007−26274号公報
しかしながら、特許文献1及び特許文献2に開示されている電子マネーによる両替は、電子マネーから別の通貨の電子マネーへ両替するものであり、両替後の通貨も電子マネーとして使用することが前提である。つまり、一度電子マネー化した現金を再度現金化することができない。
そこで本発明の目的は、電子マネーからダイレクトに現金化することができる金融取引システムを提供することにある。
上記課題を解決するため、本発明は、貨幣に代る電子マネーで決済する金融決済システムであって、前記電子マネーの入金の手続を行う入出金部と、前記貨幣による取引の申込を受理する金券取引受付部と、前記貨幣による取引の取引金額を入力する金額入力部と、前記取引の申込及び前記電子マネーの存在を条件として前記電子マネーを前記取引金額の貨幣に現金化する現金化部と、を有することを特徴とする。
本発明の金融決済システムに係る前記現金化部は、前記電子マネーの金額の範囲内で前記電子マネーを現金化するものであることを特徴とする。
本発明の金融決済システムに係る前記金券取引受付部は、ユーザの認証を行って前記申込を受理するものであることを特徴とする。
本発明の金融決済システムに係る前記入出金部は、仮想空間内で前記電子マネーの入金手続を行うものであることを特徴とする。
本発明の金融決済システムに係る前記入出金部は、前記電子マネーを記憶するカードに入金手続を行うものであることを特徴とする。
本発明の金融決済システムに係る前記現金化部は、前記電子マネーを外貨貨幣に現金化するものであることを特徴とする。
本発明の金融決済システムに係る前記現金化部は、前記電子マネーを貸付の貨幣に現金化するものであることを特徴とする。
本発明は、貨幣に代る電子マネーで決済する金融決済方法であって、前記電子マネーの入金の手続を行うステップと、前記貨幣による取引の申込を受理するステップと、前記貨幣による取引の取引金額を入力するステップと、前記取引の申込及び前記電子マネーの存在を条件として前記電子マネーを前記取引金額の貨幣に現金化するステップと、を実行することを特徴とする。
本発明の金融決済方法は、前記電子マネーの金額の範囲内で前記電子マネーを現金化することを特徴とする。
本発明の金融決済方法は、ユーザの認証を行って前記申込を受理することを特徴とする。
本発明は、貨幣に代る電子マネーで決済するための金融決済プログラムであって、ユーザのコンピュータがアクセスするホストコンピュータに、前記貨幣による取引の申込を受理する機能と、前記取引の申込及び前記電子マネーの存在を条件として前記電子マネーを取引金額の貨幣に現金化する機能と、を実行させることを特徴とする。
以上のように本発明は、仮想空間の電子マネーを取り扱う金融決済システムであって、前記電子マネーの入金の手続を行い、貨幣による取引の申込を受理し、貨幣による取引の取引金額を入力し、前記取引の申込及び前記電子マネーの存在を条件として前記電子マネーを前記取引金額の貨幣に現金化するため、電子マネーをダイレクトに現金化することができる。
前記現金化部は、前記電子マネーの金額の範囲内で前記電子マネーを現金化するため、ユーザ間の送金、提携サービス・店舗での決済を簡単・便利に行うことができる。
前記貨幣による取引にユーザの承認を検証する承認部を有し、前記金券取引受付部は、ユーザの承認を得て前記申込を受理するため、ユーザの指定する両替所での受取、ユーザの指定する自宅・職場等へ両替した外貨を発送することができる。
前記入出金部は、仮想空間内で前記電子マネーの入金手続を行うため、前記仮想空間にアクセス可能な携帯端末或いは据置型端末等の画面から電子マネーの現金化のサービスを受けることができ、しかも、そのサービスを金融機関の窓口ではなく、遠隔操作で受けることができる。
前記入出金部は、SNS等で取り扱う前記電子マネーを記憶するカードに前記入金手続を行うため、携帯端末以外でも電子マネーを現金化することができ、しかも、そのサービスを金融機関の窓口ではなく、遠隔操作で受けることができる。
前記現金化部は、前記電子マネーを外貨貨幣に現金化するため、両替のための貨幣を準備する必要がなく、電子マネーで外貨両替のサービスを受けることができる。
前記現金化部は、前記電子マネーを短期貸付の貨幣に現金化するため、ユーザの預入口座等に貨幣による現金が存在せずとも、電子マネーで短期貸付のサービスを受けることができる。
本発明に係る金融決済システムの実施形態1の構成を示すブロック図である。 本発明に係る金融決済システムの実施形態1の処理の流れを示すシーケンス図である。 本発明に係る金融決済システムの実施形態1の端末の画面を示す図である。 本発明に係る金融決済システムの実施形態2の構成を示すブロック図である。 本発明に係る金融決済システムの実施形態2の処理の流れを示すシーケンス図である。 本発明に係る金融決済システムの実施形態2の端末の画面を示す図である。
本発明は、商行為の決済処理を、顧客が別途契約している使用可能な電子マネーを現金化して支払い可能とするものである。
以下、図面を参照して、本発明による金融決済システムを実施するための最良の形態について説明する。
[実施形態1]
先ず、実施形態1について説明する。実施形態1に係る金融決済システムでは、電子マネーの残高を、外貨両替で現金化する構成の実施形態である。
図1は本発明のシステム構成を示すブロック図である。
本発明の金融決済システム1は、金融機関の取引、金額等を管理する金融機関サーバ10と、ユーザが入力を行う端末20とを有し、外部のSNS(Social Networking Service)等の仮想空間30で取り扱われる電子マネー33を現金化するものである。
金融機関サーバ10は、金券取引受付部11と、データベース12と、入出金部13と、両替部14と、現金化部15とを有し、通信ネットワーク2を介して、端末20、仮想空間30と繋がる。
具体的に説明すると、金券取引受付部11は、金融取引の受付及び処理を実行する機能を有し、ユーザの認証を行って金融取引を承認する承認部11aを有する。例えば、金融取引としては、外貨両替、送金等がある。ユーザが端末20から金融取引に係るデータ入力を行うと、通信ネットワーク2を介して、金券取引受付部11が当該金融取引に係る入力データを受信し、処理を統括する。
承認部11aは、ユーザの認証を行って、当該ユーザが金融取引が可能な口座を有しているかを判定する。また、承認部11aは仮想空間30の認証処理部31に対して、ユーザID等のユーザに関する情報を送信し、当該ユーザが取引可能か否かを問い合わせる承認処理を行う機能を有している。前記口座は、預入・資金の貸付等を管理するための口座である。
データベース12は、金融機関サーバ10で処理を行う取引等の各種データ(取引データ)を保存する機能を有する。データベース12の機能は一般的なデータベースで良く、詳細については説明を省く。
入出金部13は、金融機関のサーバ10に備えられ、通信ネットワーク2を介して仮想空間内30で電子マネー33の入出金手続を行うものである。
具体的には、金融機関の口座と電子マネー口座部32で管理する電子マネー33との間で、金額の入金及び出金の手続を行い、金融機関の口座及び電子マネー33の残高の変更を行う。
両替部14は、端末20から要求された金融取引及び/又は取引金額の確定を行う機能を有する。取引金額は、金融取引が外貨両替であれば、例えば、ユーザの希望する両替前の通貨と金額、両替後の通貨と金額等を確定する。
現金化部15は、両替部14で確定した通貨、金額等を実際に現金化する手続を行う機能を有する。具体的には、前記通貨、金額等を電子マネー口座から、その口座の残高の範囲内で実際の外貨の現金の準備や金融機関等の口座に送金する手続を行う。
端末20は、ユーザが所持又は操作を行う装置である。端末20はユーザが個人的に所持する、通信ネットワーク2に接続可能な携帯電話、スマートフォン、タブレット機、ノートパソコン等の携帯型機器で良く、端末入力部21の入力操作が行え、かつ仮想空間30の電子マネー33の使用が可能であれば、特に限定するものではない。また、携帯型機器に限らず、非接触型カードやプリペイドカードなどで電子マネー33の使用が可能であれば、店舗等に設置された据え置き型機器でも良い。
端末入力部21は、ユーザが端末20で金融取引に係るデータ入力(取引入力データ)を行う画面である。端末入力部21からユーザが入力する取引入力データは、金融取引の種類、ユーザの氏名、口座番号等の個人情報、取引の種類、金額、両替する外貨の種類、口座の選択(電子マネー口座、銀行などの金融機関の口座)等である。端末入力部21は、端末20内にインストールされたアプリケーションソフトウェアや、金融機関サーバ10内にインストールされたASP(Application Service Provider)等の形態で良く、ユーザが端末20で金融取引に係る取引入力データの入力を行い、金券取引受付部11に当該取引入力データを金券取引受付部11に引き継げる形態であれば形態はこれに限定されるものではない。
仮想空間30は、SNS等の取引を行うサイトであって、認証処理部31、電子マネー口座部32、及び電子マネー33を有している。仮想空間30は、金融機関系、交通機関系、物流系等が運用するものが存在するが、本発明では、何れの仮想空間でも良い。
認証処理部31は、端末20又は金融機関サーバ10から仮想空間30にアクセスするユーザの取引の可否を判定する機能を有する。認証処理部31は、取引の問い合わせがあると、ユーザ登録済みか否か、及び登録済みユーザの場合には、電子マネー口座部32が本人の個人情報で認証済みの口座であるか、更には残金等をチェックし、結果を端末20又は金融機関サーバ10に返信する機能を有している。
電子マネー口座部32は、ユーザ毎に電子マネー33の入出金を管理する機能を有している。一般的に電子マネー33の口座には、本人確認なしで決済(支払い)のみ可能な口座と、本人確認ありで金銭の決済(支払い)可、譲渡可、引き出し可の口座の2種類が存在するが、本発明では、両替等の取引のために、本人確認ありの口座が必須である。つまり、本人確認ありの口座は、ユーザ本人が取引について同意したものとして、取り扱う。本発明では、本人確認の有無を、電子マネー口座部32で管理するものとする。
電子マネー33は、仮想空間30の電子商取引で使用される貨幣の蓄積や移動を電子的な手段で決済を行うものである。電子マネー33へは手持ちの現金や金融機関の口座、クレジットカードなどから入金することができ、残高の範囲内で支払いの決済を行うことができる。
[処理シーケンス]
次に、本発明に係る金融決済システムの処理の流れを図2及び図3を用いて説明する。
なお、図2は、金融取引として、外貨両替を行う場合の処理シーケンス図、図3は端末20の画面を示す図である。
まず、ユーザは、端末20に表示された画面(図示せず)から、外貨両替の取引に係るアプリケーション(図示せず)を起動する(ステップS11)。端末20は仮想空間30の認証処理部31にユーザの本人確認を要求する、本人認証要求を通知する(ステップS12)。認証処理部31は本人認証要求を受信して、電子マネー口座部32にユーザが電子マネー33を有して居るか否か、及び、電子マネー33が本人確認の有無の状態を確認する(ステップS13)。電子マネー口座部32にユーザの電子マネー33が、「本人確認あり」で存在している場合は、両替取引が可能と判断し、金融取引の取引が可能な旨を、本人認証応答として、金融機関サーバ10の金券取引受付部11に送信する(ステップS16)。
なお、電子マネー口座部32にユーザの電子マネー33が「本人認証なし」の場合及び/又は、ユーザの電子マネー33が存在しない場合は、金融取引の取引が不可能な旨である本人認証応答を端末20に送信し(ステップS14)、端末20に表示された画面に取引不可の旨を表示(図示せず)する(ステップS15)。
次に、金融機関サーバ10の金券取引受付部11は前記本人認証応答を受信すると、承認部11aがユーザの認証を行い、金融取引が可能な口座を有するユーザであるかを判定する。当該ユーザが取引可能なユーザである場合、前記本人認証応答をデータベース12に保存し、金融取引のレコードを作成し、金融取引開始の準備する(ステップS17)。そして、端末20に取引開始通知を送信する(ステップS18)。
ここで、金融機関サーバ10は、インターネットバンキングの口座でも良い。
端末20は取引開始通知を受け、端末入力部21として取引開始画面51(図3(a)に示す)を表示する(ステップS19)。
次にユーザは、取引開始画面51の「申し込み」ボタンを押下し、お客様情報画面52(図3(b)に示す)にユーザの個人情報を入力する(ステップS20)。次に受取画面53(図3(c)に示す)で、受取場所を入力する(ステップS21)。受取場所は「手渡」を希望する場合は、「空港」「指定窓口」等、「配達」を希望する場合は、「自宅送付」「勤務先送付」等を選択することができる。送付(配達)の場合は、別画面(図示せず)で送付先の住所等を入力させる。
次に、通貨金額入力画面54(図3(d)に示す)で、ユーザは両替後の通貨と、両替後の金額を入力する(ステップS22)。取引可能な外貨の種類(米ドル、韓国ウォン、中国元、等)は予め金融機関サーバ10で設定しておく。ここで、外貨の種類を外貨選択部54a(図3(d)に示す)から入力すると、端末入力部21は選択した外貨の為替レート(当日レート)を問い合せる、為替レート通知要求を金融機関サーバ10の両替部14に送信する(ステップS23)。両替部14は為替レート通知要求を受信すると、問い合せ時あった外貨の、問い合せ日の為替レート含む為替レート通知応答を端末入力部21に送信する(ステップS24)。
端末入力部21は、受信した為替レート通知応答に含まれている為替レートを、為替レート表示部54c(図3(d)に示す)に表示する(ステップS25)。
そして両替を希望する金額を金額選択ボタン54b(図3(d)に示す)から入力、又は直接金額を入力し、通貨金額算出画面55(図3(e)に示す)で、両替前の通貨、両替前金額及び、両替後の通貨及び両替後金額が算出されて、表示される(ステップS26)。
金額を「次へ」で確定させると、これまでの入力内容を表示する電子マネー選択画面56を表示する(図3(f)に示す)。金額、受取方法、受取場所等の入力に誤りが無い場合、支払いに使用する電子マネーを選択する(ステップS27)。使用可能な電子マネー口座が複数存在する場合は、複数の電子マネーから使用する電子マネーを選択する表示を行う。ユーザは、金額、通貨に修正が無ければ、取引を行う電子マネーを「決済」で選択し、「お支払い」ボタンを押下して、両替の実行を依頼する(ステップS28)。
「お支払い」ボタンを押下すると、端末入力部21は、これらの入力された、個人情報、通貨、両替前金額、両替後金額(外貨)、取引日等を、取引入力データとして含む承認依頼を、金融機関サーバ10の金券取引受付部11に送信する(ステップS29)。
金券取引受付部11は、前記承認依頼で前記取引入力データを受信すると、データベース12に保存し、両替部14に両替処理の実行の通知を行い、両替部14は両替処理を開始し、両替後金額と為替レートから、外貨で現金化する電子マネー33の両替前金額を算出する(ステップS30)。次に、入出金部13は、承認部11aを介して、電子マネー口座部32に両替前金額等を含む取引承認依頼を通知する(ステップS31)。
電子マネー口座部32は、受信した取引承認依頼に含まれる両替前金額と電子マネー33の残高を比較確認し(ステップS32でOK)、電子マネー33が両替前金額より多い(残高不足でない)場合は、両替前金額を当該電子マネー33から差し引いて電子マネー33の残高を更新する(ステップS33でOK)。
電子マネー口座部32は、電子マネー33の両替による残高更新が正常に終了した場合、承認部11aに正常終了した旨の承認依頼応答を通知する(ステップS34)。
承認部11aは通知を受けて、次に両替部14は、電子マネー30の残高金額の範囲内で前記電子マネーを現金化するものである両替実行し、両替前の通貨の金額を両替後の通貨(外貨)の金額へ変換する(ステップS35)。次に現金化部15は両替後の通貨(外貨)の金額への現金を準備する手続を実行する(ステップS36)。このとき、電子マネー33が、両替後の通貨(外貨)へ現金化されることになる。
金券取引受付部11は現金化部15の両替が終了すると、データベース12に処理内容を保存し、引換書を発行する(ステップS37)。引換書(図示せず)は端末20の画面に表示し帳票印字することなく、画面から直接読み取り可能な、一次元コード(バーコード等)や二次元コード(QRコード(登録商標)等)が好適である。
そして、金券取引受付部11は、端末20に両替の正常終了として両替終了通知と、引換書を送付する(ステップS38)。また、両替部14は受取画面53で指定した前記受取場所に、両替取引の担当窓口に当該取引の連絡を行う(ステップS39)。具体的には、受取窓口の端末機に、取引日時、氏名、金額等の受取取引データを通知する。また、現金配達の場合は、配達の担当窓口に受取取引データを通知し、現金の準備、配達の手配等を行う通知をする。なお、受取窓口の端末機は端末機毎に受取取引データを保管しても良いし、データベース12にアクセスして、一義的な受取取引データを参照するようにしても良い。
端末20は、両替の正常終了の通知を受領した場合は、画面に取引の正常終了を示す取引結果画面57((図3(e)に示す)と、引換書(図示せず)を表示する(ステップS40)。
ユーザは、受取日に端末20に表示した引換書を受取場所で提示することによって、両替した外貨の現金を受け取ることができる(ステップS41)。受取場所で受取票の一次元コード/二次元コードを読み取り機(図示せず)で読みとることで、受領の証とする。また、同時に、端末20から受領により受取終了の旨を金券取引受付部11に送信し(ステップS42)、受取終了の旨をデータベース12に保存して、全ての取引が終了する(ステップS43、S44)。また、ステップS42の端末20から受取終了の送信に代えて、受取窓口の前記読み取り機(図示せず)から金券取引受付部11に受取終了の送信をしても良い。
なお、電子マネー口座部32が受信した両替前金額と電子マネー33の残高を比較確認して残高不足の場合(ステップS32でNG)と、電子マネー33の残高の更新が失敗した場合(ステップS33でNG)は、電子マネー口座部32は、取引不可の旨の承認依頼応答を通知する(ステップS51)。承認部11aは通知を受けて、金券取引受付部11が取引を終了する(ステップS52)そして、金券取引受付部11は、端末20に取引不可として両替終了通知を送付する(ステップS53)。端末20は、取引不可の正常終了の通知を受信した場合は、画面に取引不可の旨を示す文言(図示せず)し、取引を終了する(ステップS54)。
以上のように、実施形態1では外貨両替の例を用いて説明したが、本発明では本人確認ありの電子マネーの残高を、電子マネーからダイレクトに現金化することができる。
[実施形態2]
次に、実施形態2について説明する。実施形態2に係る金融決済システムは、電子マネーを現金化して短期の貸付(融資)を行うものである。具体的には、電子マネーの残高不足の為、現金化して短期の貸付を行うことができない場合がある。この場合、金融機関から不足分の電子マネーを充足させ、かつ、ユーザの金融機関の口座において、充足した電子マネーに相当する金額をマイナス処理する。充足した電子マネーを現金化して短期の貸付を行う。
まず、本発明に係る金融決済システムの構成について図4を用いて説明する。図4は本発明の実施形態2のシステム構成を示すブロック図である。基本的に電子マネーを現金化する構成は、実施形態1の構成と同一構成である。以下の説明では、電子マネーを現金化して、短期の貸付けを行う構成のみについて説明する。
本発明の金融決済システム100は、金融機関の取引、金額等を管理する金融機関サーバ110と、ユーザが入力を行う端末120を有し、外部のSNS(Social Networking Service)等の仮想空間130で取り扱われる電子マネー33に短期等の貸付(融資)をするものである。
金融機関サーバ110は、金券取引受付部111と、データベース112と、入出金部113と、現金化部115とを有し、通信ネットワーク2を介して、端末120、仮想空間130と繋がる。
具体的に説明すると、金券取引受付部111は、金融取引の受付及び処理を実行する機能を有する。例えば、金融取引として、送金、貸付(融資)等がある。ユーザが端末120から金融取引に係るデータ入力を行うと、通信ネットワーク2を介して、金券取引受付部11が当該金融取引に係る入力データを受信し、また、電子マネー130間とのデータの送受信等、各種の処理を統括する。
承認部111aは、ユーザの認証を行って当該ユーザが金融取引が可能な口座を有しているかを判定する。また、仮想空間130の認証処理部131に対して、ユーザID等のユーザに関する情報を送信し、当該ユーザが取引可能か否かを問い合わせる承認処理を行う機能を有している。前記口座は、預入・資金の貸付等を管理するための口座である。
データベース112は、金融機関サーバ110で処理を行う取引等の各種データ(取引データ)を保存する機能を有する。データベース112の機能は一般的なデータベースで良く、詳細については説明を省く。
入出金部113は、金融機関のサーバ110に備えられ、通信ネットワーク102を介して仮想空間内130で電子マネー133の入出金手続を行うものである。
具体的には、金融機関の口座と電子マネー口座部132で管理する電子マネー33との間で、金額の入金及び出金の手続を行い、金融機関の口座及び電子マネー133の残高の変更を行う。
現金化部115は、電子マネー133の残高、金額を実際に現金化する手続を行う機能を有する。具体的には、電子マネー133の残高の範囲内で金融機関等の口座にて現金化する手続を行う。
端末120は、ユーザが所持又は操作を行う機械である。端末120はユーザが個人的に所持する、通信ネットワーク2に接続可能な携帯電話、スマートフォン、タブレット機、ノートパソコン等の携帯型機器で良く、端末入力部121の入力操作が行え、かつ仮想空間30の電子マネー130の使用が可能であれば、特に限定するものではない。また、携帯型機器に限らず、非接触型カードやプリペイドカードなどで電子マネー133の使用が可能であれば、店舗等に設置された据え置き型機器でも良い。
端末入力部121は、ユーザが端末120で金融取引に係るデータ入力(貸付取引入力データ)を行う画面である。実施形態2では、端末入力部21からユーザが入力する貸付取引入力データは、金融取引の種類、貸付の同意、口座の選択(電子マネー口座、銀行などの金融機関の口座)等である。端末入力部121は、端末120内にインストールされたアプリケーションソフトウェアや、金融機関サーバ10内にインストールされたASP(Application Service Provider)等の形態で良く、ユーザが端末120で金融取引に係る貸付取引入力データ入力を行い、金券取引受付部111に当該貸付取引入力データを金券取引受付部111に引き継げる形態であれば形態はこれに限定されるものではない。
仮想空間130は、SNS等の取引を行うサイトであって、認証処理部131、電子マネー口座部132、及び電子マネー133を有している。仮想空間130は、金融機関系、交通機関系、物流系等が運用するものが存在するが、本発明では、何れの仮想空間でも良い。
認証処理部131は、端末120又は金融機関サーバ110から仮想空間30にアクセスするユーザの取引の可否を判定する機能を有する。認証処理部131は、取引の問い合わせがあると、ユーザ登録済みか否か、及び登録済みユーザの場合には、電子マネー口座部132が本人の個人情報で認証済みの口座であるか、更には残金等をチェックし、結果を端末120又は金融機関サーバ110に返信する機能を有している。
電子マネー口座部132は、ユーザ毎に電子マネー133の入出金を管理する機能を有している。一般的に電子マネー133の口座には、本人確認なしで決済(支払い)のみ可能な口座と、本人確認ありで金銭の決済(支払い)可、譲渡可、引き出し可の口座の2種類が存在するが、本発明では、両替、貸付等の取引のために、本人確認ありの口座が必須である。つまり、本人確認ありの口座は、ユーザ本人が取引について同意したものとして、取り扱う。本発明では、本人確認の有無を、電子マネー口座部132で管理するものとする。
電子マネー133は、仮想空間130の電子商取引で使用される貨幣の蓄積や移動を電子的な手段で決済を行うものである。電子マネー133へは手持ちの現金や金融機関の口座、クレジットカードなどから入金することができ、残高の範囲内で支払いの決済を行うことができる。
[処理シーケンス]
次に、本発明に係る金融決済システムの処理シーケンスについて図5及び図6を用いて説明する。なお、図5では、金融取引として、電子マネーに貸付を行う場合を説明する。
まず、ユーザは、端末120に表示された画面(図示せず)から、電子マネーでの支払い画面(図示せず)を起動する(ステップS61)。端末120は仮想空間130の認証処理部131にユーザの本人確認の要求及び支払金額等を貸付取引入力データとして通知する(ステップS62)。
認証処理部131はユーザが電子マネー口座部132に電子マネー133を有して居るか否か、及び、当該電子マネー口座部132の電子マネー133が本人確認の有無の状態を確認する(ステップS63)。ユーザの電子マネー口座部132に電子マネー33が、「本人確認あり」で存在している場合は、支払い取引が可能と判断する。
電子マネー口座部132は受信した支払金額と口座の残高を比較確認し、残高不足でない場合は、支払金額を当該口座から差し引いて口座の残高を更新する(ステップS64でOK)。
電子マネー口座部132は、電子マネー133が残高不足の場合は(ステップS64でNG)、支払いに必要な不足金額の入金をすべく、[支払金額=電子マネーの口座の残高+入金依頼金額](入金依頼金額=金融機関の口座の残高+貸付金額)となるように、ユーザID、入金依頼金額等を含む入金依頼要求を、金融機関サーバ110の金券取引受付部111に送信する(ステップS65)。
ここで、金融機関サーバ110は、インターネットバンキングの口座でも良い。
金券取引受付部111は、前記入金依頼要求を受信し、承認部111aでユーザIDから、ユーザが当該金融機関に口座を有しているか本人認証を行う(ステップS66)。
本人認証により、当該ユーザが金融機関の口座を有し、取引可能と判断すると、前記入金依頼要求の内容をデータベース112に保存し、金融取引のレコードを作成し、貸付に係る金融取引開始の準備する(ステップS67)。
次に、金券取引受付部111は、前記入金依頼要求の入金依頼金額以上の金額が、金融機関の口座に存在するかを照会する(ステップS68)。
金融機関の口座の残高で入金依頼金額を支払えない場合は(ステップS69でYES)、入出金部113は[入金依頼金額=金融機関の口座の残高+貸付金額]となるように、貸付金額を貸付(融資)する処理を行う(ステップS70)。
金融機関の口座の残高で、入金依頼金額を支払える場合は(ステップS69でNO)、貸付処理を行わない。
入金依頼金額と同額の入金金額(前記貸付金額を含む)の用意ができると、入出金部113は、電子マネー口座部132に入金金額を含む入金依頼応答を送信する(ステップS71)。また、入出金部113は貸付取引の詳細についてデータベース112に保存し、金融機関の口座の残高を入金金額で更新する(ステップS72)。このとき、貸付処理を行った場合は、金融機関の口座の残高は貸付金額により、マイナス残高となる。そして、金券取引受付部111の処理を終了する(ステップS72)。
電子マネー口座部132は入金依頼応答を受信し、入金金額を、電子マネー133の口座へ入金して残高を更新する(ステップS74)。このとき、電子マネー133の口座の残高は、(支払金額=電子マネーの口座の残高)の状態になる。
ここで、電子マネー133の残高の現金化を希望する場合は(ステップS75でYES)、端末120の端末入力部121に表示する現金化画面(図示せず)から、現金化する金額、金融機関の口座を入力する。電子マネー口座部132は、入力した金融機関の金融機関サーバ110に前記現金化する金額、金融機関の口座等の情報を含む現金化要求依頼を送信する(ステップS76)。
なお、ステップS66乃至S73で貸付の取引を行う金融機関サーバ110の金融機関と、以下に示すステップS77乃至S79で現金化を行う金融機関サーバ110の金融機関は異なる金融機関であることが好ましいが、同一の金融機関で取引を行っても良い。
金融機関サーバ110の金券取引受付部111は、現金化要求依頼を受信すると、前記現金化する金額、金融機関の口座等の情報をデータベース112に保存し、次に、入出金部13は、金額の出金の手続を行い、金融機関の口座の残高を現金化する金額で更新を行う(ステップS77)。
次に、現金化部15は現金化する金額の現金を準備する手続を実行する(ステップS78)。このとき、電子マネー133が現金化されることになる。そしてユーザは、ATM(cash machine、automated)や金融機関の窓口で現金を受け取ることができるようになり、金券取引受付部111は取引を終了する(ステップS79)。
次に、入出金部113は、電子マネー口座部132に現金化が終了した旨の現金化終了通知を送信する(ステップS80)。
そして、入出金部113から現金化終了の通知を受信した電子マネー口座部132は、電子マネー133の残高を更新し(ステップS81)、端末120に取引終了通知を送付する(ステップS82)。そして仮想空間30の電子マネー口座部132は取引を終了する(ステップS83)。
端末120は、終了の通知を受信した場合は、画面に取引終了の旨を示す文言を表示(図示せず)し、取引を終了する(ステップS84)。このとき、貸付金額を表示するようにしても良い(図示せず)。
なお、電子マネー133の残高の現金化を希望しない場合は(ステップS75でNO)、ステップS62で受信した支払金額を電子マネー口座部132から支払う処理を行う(ステップS91)。このとき、電子マネー133の口座の残高は、0となる。
そして、電子マネー口座部132は、支払終了した旨の支払応答通知を端末120に返信する(ステップS92)。
端末120は、支払いの正常終了の通知を受信した場合は、画面に取引の正常終了を示す文言と、支払金額及び残高を示す貸付取引終了画面61(図6に示す)を表示する(ステップS93)。
そして、貸付取引は終了する(ステップS94、S95)。
以上のように、実施形態2では貸付(融資)取引できる。特に、本発明では本人確認ありの電子マネーの残高が不足した場合、ユーザが所持する端末を使用して、金融機関の口座から、電子マネーへ少額の貸付を行うことができる。ユーザは、当該電子マネーの残高を、金融機関の口座で現金化することができる。
この発明は、その本質的特性から逸脱することなく数多くの形式のものとして具体化することができる。よって、上述した実施形態は専ら説明上のものであり、本発明を制限するものではないことは言うまでもない。
1、100 金融決済システム
2、102 通信ネットワーク
10、110 金融機関サーバ
11、111 金券取引受付部
11a、111a 承認部
12、112 データベース
13、113 両替部
15、115 現金化部
20、120 端末
21、121 端末入力部
30、130 仮想空間
31、131 認証処理部
32、132 電子マネー口座部
33、133 電子マネー
51 取引開始画面
52 客様情報画面
53 受取画面
54 通貨金額入力画面
54a 外貨選択部
54b 金額選択ボタン
54c 為替レート表示部
55 通貨金額算出画面
56 電子マネー選択画面
57 取引結果画面
上記課題を解決するため、本発明は、貨幣に代る電子マネーで決済する金融決済システムであって、通信ネットワークで接続された仮想空間及び端末並びに金融機関を有し、前記仮想空間は、電子マネーの入出金を管理するサイトであって、前記仮想空間にアクセスするユーザの取引の可否を判定する認証処理部と、前記仮想空間内の前記電子マネーの入出金をユーザ毎に管理する本人確認を行った電子マネー口座部とを有し、前記端末は、前記電子マネーを外貨貨幣で現金化する取引に関する両替後の通貨、両替後の金額に係るデータ入力を行うとともに、ユーザが外貨貨幣の現金を受取る場所を指定する端末入力部を有し、前記金融機関は、前記端末入力部から入力された前記データを受付けてユーザの承認を行う承認部と、前記承認部によるユーザの承認を経て両替処理の実行の通知を出力し、また前記両替処理の終了通知と引換書を前記端末に送付する金券取引受付部と、前記金券取引受付部が出力した通知に基づいて、両替後金額と為替レートから、外貨貨幣で現金化する前記仮想空間内の前記電子マネーの両替前金額を算出し、またユーザが指定した受取場所の両替の担当窓口に前記電子マネーを外貨貨幣で現金化する取引の連絡を行う両替部と、前記両替部が算出した両替前金額を両替後の通貨への金額へ変換して、前記電子マネーを両替後の通貨へ現金化する現金化部と、を有し、前記引換書は前記受取場所の両替の担当窓口に前記端末により提示され前記現金化された外貨貨幣を受け取るものであることを特徴とする。
本発明の金融決済システムに係る前記現金化部は、前記仮想空間内の本人確認を行った前記電子マネーの金額の範囲内で前記電子マネーを外貨貨幣で現金化するものであることを特徴とする。
本発明の金融決済システムに係る前記金券取引受付部は、ユーザの認証を行って前記データの受付を受理するものであることを特徴とする。
本発明の金融決済システムは、前記金融機関の口座の金額で充足する本人確認を行った前記電子マネーを前記仮想空間内に融資する手段を有し、前記現金化部は、前記融資された前記仮想空間内の前記電子マネーを外貨貨幣に現金化するものであることを特徴とする。
本発明は、貨幣に代る電子マネーで決済する金融決済方法であって、電子マネーの入出金を管理するサイトの仮想空間と、ユーザが所有する端末と、金融機関とを通信ネットワークで接続し、前記仮想空間において、前記仮想空間内の本人確認を行った前記電子マネーの入手金をユーザ毎に管理し、前記端末において、本人確認を行った前記電子マネーを外貨貨幣で現金化する取引に関する両替後の通貨、両替後の金額に係るデータ入力を行うとともに、ユーザが外貨貨幣の現金を受取る場所を指定し、前記金融機関において、前記端末から入力された前記データを受付けてユーザの承認を経て両替処理の実行の通知を出力するステップと、前記出力した通知に基づいて、両替後金額と為替レートから、外貨貨幣で現金化する前記電子マネーが両替前金額を算出するステップと、前記算出した両替前金額を両替後の通貨への金額へ変換して、前記電子マネーを両替後の通貨へ現金化するステップと、前記両替処理の終了通知と引換書を前記端末に送付するとともに、ユーザが指定した受取場所の両替の担当窓口に前記電子マネーを外貨貨幣で現金化する取引の連絡を行うステップと、を実行し、前記引換書を前記受取場所の両替の担当窓口に前記端末により提示することを特徴とする。
本発明は、貨幣に代る電子マネーで決済するための金融決済プログラムであって、電子マネーの入出金を管理するサイトの仮想空間と、ユーザが所有する端末とに通信ネットワークで接続した金融機関のコンピュータに、前記端末から入力された前記電子マネーを外貨貨幣で現金化する取引に関する両替後の通貨、両替後の金額に係るデータを受付けてユーザの承認を経て両替処理の実行の通知を出力する機能と、前記出力した通知に基づいて、両替後金額と為替レートから、外貨貨幣で現金化する前記電子マネーが両替前金額を算出する機能と、前記算出した両替前金額を両替後の通貨への金額へ変換して、前記仮想空間内の前記電子マネーを両替後の通貨へ現金化する機能と、前記両替処理の終了通知と外貨貨幣で現金化された現金の受取場所で前記端末により提示する引換書を前記端末に送付する機能と、ユーザが指定した前記受取場所の両替の担当窓口に前記電子マネーを外貨貨幣で現金化する取引の連絡を行う機能と、
を実行させることを特徴とする。

Claims (11)

  1. 貨幣に代る電子マネーで決済する金融決済システムであって、
    前記電子マネーの入金の手続を行う入出金部と、
    前記貨幣による取引の申込を受理する金券取引受付部と、
    前記貨幣による取引の取引金額を入力する金額入力部と、
    前記取引の申込及び前記電子マネーの存在を条件として前記電子マネーを前記取引金額の貨幣に現金化する現金化部と、
    を有することを特徴とする金融決済システム。
  2. 前記現金化部は、前記電子マネーの金額の範囲内で前記電子マネーを現金化するものであることを特徴とする請求項1に記載の金融決済システム。
  3. 前記金券取引受付部は、ユーザの認証を行って前記申込を受理するものであることを特徴とする請求項1に記載の金融決済システム。
  4. 前記入出金部は、仮想空間内で前記電子マネーの入金手続を行うものであることを特徴とする請求項1に記載の金融決済システム。
  5. 前記入出金部は、前記電子マネーを記憶するカードに入金手続を行うものであることを特徴とする請求項1に記載の金融決済システム。
  6. 前記現金化部は、前記電子マネーを外貨貨幣に現金化するものであることを特徴とする請求項1に記載の金融決済システム。
  7. 前記現金化部は、前記電子マネーを貸付の貨幣に現金化するものであることを特徴とする請求項1に記載の金融決済システム。
  8. 貨幣に代る電子マネーで決済する金融決済方法であって、
    前記電子マネーの入金の手続を行うステップと、
    前記貨幣による取引の申込を受理するステップと、
    前記貨幣による取引の取引金額を入力するステップと、
    前記取引の申込及び前記電子マネーの存在を条件として前記電子マネーを前記取引金額の貨幣に現金化するステップと、
    を実行することを特徴とする金融決済方法。
  9. 前記電子マネーの金額の範囲内で前記電子マネーを現金化することを特徴とする請求項8に記載の金融決済方法。
  10. ユーザの認証を行って前記申込を受理することを特徴とする請求項9に記載の金融決済方法。
  11. 貨幣に代る電子マネーで決済するための金融決済プログラムであって、
    ユーザのコンピュータがアクセスするホストコンピュータに、
    前記貨幣による取引の申込を受理する機能と、
    前記取引の申込及び前記電子マネーの存在を条件として前記電子マネーを取引金額の貨幣に現金化する機能と、
    を実行させることを特徴とする金融決済プログラム。
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