JP2019023096A - 粘性流体の収容容器用架台 - Google Patents

粘性流体の収容容器用架台 Download PDF

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Abstract

【課題】 容器に収容された粘性流体を容易に使用することができる粘性流体の収容容器用架台を提供する。【解決手段】 粘性流体の収容容器用架台10は、粘性流体を収容した収容容器50から、粘性流体を、受容容器60に移す。この粘性流体の収容容器用架台10において、口部55を下に向けた収容容器50の上下方向の荷重を支える第1支持部11と、口部55を下に向けた収容容器50の水平方向の荷重を支える第2支持部12と、受容容器60の開口部63に当接する当接部15と、を有する。【選択図】図1

Description

本発明は、粘性流体の収容容器用架台に関するものである。
従来、例えばコンクリート等の補修工事では、容器に収容されたエポキシ樹脂等の粘性流体を取り出して使用することが知られている(例えば、特許文献1参照)。このような場合、杓子を使用して、容器に収容された粘性流体を取り出す必要がある。
特開2016−196792号公報
しかしながら、このような使用方法では、粘性流体を取り出す作業に時間がかかる、という問題がある。
そこで、本発明は、容器に収容された粘性流体を容易に使用することができる粘性流体の収容容器用架台を提供することを目的としている。
前記目的を達成するために、本発明の粘性流体の収容容器用架台は、粘性流体を収容した収容容器から、該粘性流体を、受容容器に移すための粘性流体の収容容器用架台において、口部を下に向けた前記収容容器の上下方向の荷重を支える第1支持部と、前記口部を下に向けた前記収容容器の水平方向の荷重を支える第2支持部と、前記受容容器の開口部に当接する当接部と、を有することを特徴とする。
ここで、本発明の粘性流体の収容容器用架台は、前記第2支持部は、水平方向に移動可能としても良い。
また、本発明の粘性流体の収容容器用架台は、前記受容容器を仕切る仕切体を備え、前記第1支持部及び前記第2支持部を、前記仕切体を挟んで一対に設けても良い。
また、本発明の粘性流体の収容容器用架台は、前記第1支持部を、上下方向の異なる位置に複数設け、前記第2支持部を、水平方向の異なる位置に複数設け、前記第1支持部は、前記収容容器の水平方向の荷重も支え、前記第2支持部は、前記収容容器の上下方向の荷重も支えても良い。
このように構成された本発明の粘性流体の収容容器用架台は、粘性流体を収容容器から容易に取り出すことができる。また、施工時間の短縮化を図れる。また、材料を無駄にしてしまうことを防止することができる。また、二液を混合して使用する場合であっても、計量する手間と時間を省きつつ、適正な混合割合とすることができる。
また、本発明の粘性流体の収容容器用架台は、前記第2支持部を、水平方向に移動可能とすることで、収容容器のサイズによらず、収容容器用架台を使用することができる。
また、本発明の粘性流体の収容容器用架台は、前記第1支持部及び前記第2支持部を、前記仕切体を挟んで一対に設けることで、二液を混合して使用する場合に、所望のタイミングで、2つの粘性流体を混合することができる。
また、本発明の粘性流体の収容容器用架台は、前記第1支持部が、前記収容容器の水平方向の荷重も支え、前記第2支持部が、前記収容容器の上下方向の荷重も支えることで、異なるサイズの収容容器に対して、収容容器用架台を使用することができる。
実施例1の収容容器用架台の構成を示す構成図である。 実施例1の収容容器用架台の構成を示す平面図である。 実施例2の収容容器用架台の構成を示す構成図である。 実施例2の収容容器用架台の構成を示す平面図である。 実施例2の変形例の収容容器用架台の構成を示す構成図である。 実施例3の収容容器用架台の構成を示す構成図である。 実施例3の収容容器用架台の構成を示す平面図である。 実施例3の収容容器用架台の作用を説明する説明図である。 実施例4の収容容器用架台の構成を示す構成図である。 実施例4の収容容器用架台の構成を示す構成図である。
以下、本開示による粘性流体の収容容器用架台を実現する実施形態を、図面に示す実施例1〜実施例4に基づいて説明する。
まず、構成を説明する。
実施例1における粘性流体の収容容器用架台10は、樹脂製の収容容器50に収容されたアクリル樹脂(粘性流体の一例)を、バケツ(受容容器の一例)60に移すために使用される。以下、実施例1の構成を、「容器の構成」、「バケツの構成」、「収容容器用架台の構成」、に分けて説明する。
[容器の構成]
収容容器50は、図1に示すように、底部51を有する円筒形の胴部52と、胴部52より縮径した首部53と、胴部52と首部53とを接続する肩部54と、首部53の先端に開口を形成する口部55と、を有する。首部53は、螺旋状に凸部が形成され、キャップ(不図示)が着脱自在となっている。
[バケツの構成]
バケツ60は、底部61と、底部61から起立した円筒状の壁部62と、壁部62の先端で開口部を形成するフランジ部63と、を有する。
[収容容器用架台の構成]
図1は、実施例1の収容容器用架台の構成を示す構成図である。図2は、実施例1の収容容器用架台の構成を示す平面図である。以下、図1及び図2に基づいて、実施例1の収容容器用架台の構成を説明する。
収容容器用架台10は、図1及び図2に示すように、第1支持部11と、第2支持部12と、接続部13と、内側連結部14と、当接部15と、外側連結部16と、を備える。
第1支持部11は、棒状の鉄筋を円形に加工して形成される。第1支持部11の外径は、収容容器50の首部53の外径より大きく形成する。第1支持部11は、収容容器用架台10に設置された収容容器50の肩部54を下方から支持する。即ち、第1支持部11は、収容容器50の上下方向の荷重を支える。従って、第1支持部11は、収容容器50からの上下方向の力を支える。
第2支持部12は、棒状の鉄筋を、第1支持部11と同心円状に円形に加工して形成される。第2支持部12は、第1支持部11より、上方に形成される。第2支持部12の内径は、収容容器50の胴部52の外径より大きく形成される。第2支持部12は、収容容器用架台10に設置された収容容器50の胴部52を側方から支持する。即ち、第2支持部12は、収容容器50の水平方向の荷重を支える。従って、第2支持部12は、収容容器50からの水平方向の力を支える。
内側連結部14は、棒状の鉄筋を、第1支持部11と同心円状に円形に加工して形成される。内側連結部14は、第1支持部11の径方向外側に形成される。内側連結部14の内径は、第2支持部12の内径と略同じ大きさで形成される。
接続部13は、棒状の鉄筋を直角に折り曲げ加工されて形成される。接続部13は、第2支持部12の周方向に、均等に4つ配置される。接続部13の一方の端部には、第1支持部11が、溶接等により固定される。接続部13の他方の端部には、第2支持部12が、溶接等により固定される。接続部13の直角に折り曲げられた部分には、内側連結部14が、溶接等により固定される。
外側連結部16は、棒状の鉄筋を、第1支持部11と同心円状に円形に加工して形成される。外側連結部16の内径は、バケツ60のフランジ部63の外径より大きく形成される。外側連結部16は、第2支持部12の径方向外側に形成される。
当接部15は、棒状の鉄筋により形成される。当接部15は、第2支持部12の周方向に、均等に4つ配置される。当接部15の一方の端部には、第2支持部12が、溶接等により固定される。当接部15の他方の端部には、外側連結部16が、溶接等により固定される。バケツ60のフランジ部63が、当接部15と当接することで、収容容器用架台10がバケツ60に配置される。
このように構成された収容容器用架台10をバケツ60に配置し、バケツ60に配置した収容容器用架台10に、収容容器50を配置する。そうすると、収容容器50の肩部54が、下方から収容容器用架台10の第1支持部11に支持される。また、収容容器50の胴部52が、側方から収容容器用架台10の第2支持部12に支持される。
次に、作用を説明する。
実施例1の収容容器用架台における作用を説明する。
[比較作用]
例えば、容器に収容された粘性流体を、杓子で取り出して使用する場合を比較例とする。
比較例の場合、以下のような課題がある。
(1)粘性流体を収容容器から杓子で取り出す作業に手間と時間がかかってしまう。特に、収容容器は、胴部と、胴部より縮径した首部とから形成されている場合、首部が邪魔になり、粘性流体を収容容器から杓子で取り出すことが困難となる。
(2)収容容器の中の粘性流体を杓子ですくいきれないため、収容容器の中の粘性流体を全て使い切ることができず、材料を無駄にしてしまう。
(3)二液(例えば、主剤と硬化剤)の粘性流体を混合して使用する場合、一液と二液を取り出し、それぞれを計量して使用することになる。この場合、一液と二液を取り出す作業と、それぞれを計量する作業に手間と時間がかかってしまう。
これに対し、実施例1では、粘性流体を収容した収容容器50から、粘性流体を、受容容器60に移すための粘性流体の収容容器用架台において、口部55を下に向けた収容容器50の上下方向の荷重を支える第1支持部11と、口部55を下に向けた収容容器50の水平方向の荷重を支える第2支持部12と、受容容器60のフランジ部63に当接する当接部15と、を有する(図1と図2)。
これにより、受容容器60に載せた収容容器用架台10に、収容容器50を、口部55を下向きにした状態で、保持することができる。そのため、粘性流体を収容容器50から容易に取り出すことができる。また、予め、収容容器50を収容容器用架台10にセットすれば、施工時にすぐに粘性流体を使用することができる。そのため、施工時間の短縮化を図れる。また、収容容器50に収容されている粘性流体を全て受容容器60に出し切ることができる。そのため、材料を無駄にしてしまうことを防止する。また、二液を混合して使用する場合であっても、先ず一液について受容容器60に出し切った後、二液について受容容器60に出し切ることができる。そのため、計量する手間と時間を省きつつ、適正な混合割合とすることができる。
まず、構成を説明する。
図3は、実施例2の収容容器用架台の構成を示す構成図である。図4は、実施例2の収容容器用架台の構成を示す平面図である。以下、図3及び図4に基づいて、実施例2の収容容器用架台の構成を説明する。
実施例2の収容容器用架台は、第2支持部が移動可能である点で、実施例1の収容容器用架台と異なる。
収容容器用架台110は、図3及び図4に示すように、第1支持部111と、第2支持部112と、接続部113と、内側連結部114と、第3支持部115と、を備える。
第1支持部111は、棒状の鉄筋を長円形に加工して形成される。第1支持部111の短手方向の長さ(短辺の長さ)は、収容容器50の首部53の外径より小さく形成される。第1支持部111は、収容容器用架台110に設置された収容容器50の口部55を下方から支持する。
内側連結部114は、棒状の鉄筋を、円形に加工して形成される。内側連結部114は、第1支持部111の上方に形成される。内側連結部114は、第1支持部111に溶接等により固定される。
接続部113は、四角ナットで形成される。接続部113の一方端には、ナット穴が形成され、後述するボルト112aが接続部113のナット穴に連結される。接続部113の他方端には、内側連結部114が、溶接等により固定される。
第2支持部112は、ボルト112aとナット112bで形成される。第2支持部112は、内側連結部114の上方に形成される。第2支持部112は、内側連結部114の周方向に、均等に4つ配置される。ボルト112aの軸方向中間部分には、接続部113のナット穴が連結される。ボルト112aの先端には、ナット112bが連結される。
ナット112bの位置は、ボルト112aを回転することで、水平方向に移動可能とする。ナット112bの位置は、収容容器用架台110に設置された収容容器50の首部53の外径に合う位置に調整され、首部53を側方から支持する。即ち、ナット112bは、水平方向に移動可能となる。
第3支持部115は、棒状の鉄筋を長円形に加工して形成される。第3支持部115は、第1支持部111の下方に形成される。第3支持部115は、第1支持部111に溶接等により固定される。バケツ60のフランジ部63が、第3支持部115と当接することで、収容容器用架台110がバケツ60に配置される。
このように構成された収容容器用架台110をバケツ60に配置し、バケツ60に配置した収容容器用架台110に、収容容器50を配置する。そうすると、収容容器50の口部55が、下方から収容容器用架台110の第1支持部111に支持される。また、収容容器50の首部53が、側方から収容容器用架台110の第2支持部112に支持される。
次に、実施例2の変形例の収容容器用架台を説明する。
図5は、実施例2の変形例の収容容器用架台の構成を示す構成図である。
実施例2の変形例の収容容器用架台110Aは、第2支持部の位置が実施例2と異なる。
実施例2の変形例の接続部113Aは、実施例2の接続部113より長い四角ナットで形成される。接続部113の一方端には、ナット穴が形成され、ボルト112aが接続部113のナット穴に連結される。接続部113の他方端には、内側連結部114が固定される。
ナット112bの位置は、収容容器50の胴部52の外径に合う位置に調整され、胴部52を側方から支持する。即ち、ナット112bは、水平方向に移動可能となる。
このように構成された収容容器用架台110Aをバケツ60に配置し、バケツ60に配置した収容容器用架台110に、収容容器50を配置する。そうすると、収容容器50の口部55が、下方から収容容器用架台110の第1支持部111に支持される。また、収容容器50の首部53が、側方から収容容器用架台110の第2支持部112に支持される。
次に、作用を説明する。
実施例2では、第2支持部12は、水平方向に移動可能である(図3〜図5)。
これにより、収容容器50のサイズに合わせて、第2支持部112の位置を調整することができる。そのため、収容容器50のサイズによらず、収容容器用架台110,110Aを使用することができる。
まず、構成を説明する。
図6は、実施例3の収容容器用架台の構成を示す構成図である。図7は、実施例3の収容容器用架台の構成を示す平面図である。以下、図6及び図7に基づいて、実施例3の収容容器用架台の構成を説明する。
実施例3の収容容器用架台は、2つの収容容器を装着できる点で、実施例1の収容容器用架台と異なる。
収容容器用架台210は、図6及び図7に示すように、仕切体218を有し、仕切体218を挟んで、第1支持部11、第2支持部12、接続部13、及び内側連結部14が、対になって設けられる。
さらに、収容容器用架台210は、当接部215と、外側連結部216と、仕切体保持部217と、を備える。
外側連結部216は、棒状の鉄筋を円形に加工して形成される。外側連結部216の内径は、バケツ60のフランジ部63の外径より大きく形成される。
当接部215は、棒状の鉄筋により形成される。当接部215は、第2支持部12の周方向に、均等に4つ配置される。3つの当接部215の一方の端部には、第2支持部12が、溶接等により固定される。3つの当接部215の他方の端部には、外側連結部216が、溶接等により固定される。1つの当接部215は、端部が第2支持部12に、溶接等により固定され、2つの第2支持部12間を連結する。バケツ60のフランジ部63が、当接部215と当接することで、収容容器用架台210がバケツ60に配置される。
仕切体218は、板金を加工することで形成される。仕切体218は、収容容器用架台210がバケツ60に載置された状態で、バケツ60の収容空間を2つの領域に区画する。なお、仕切体218は、PP(ポリプロピレン)、PE(ポリエチレン)、POM(ポリアセタール)樹脂等の樹脂自体が接着しにくい材質であっても、その表面に、例えば、コーティング剤の塗布による撥水加工や、レーザーによる表面加工による撥水加工が施されていても良い。撥水加工は、この態様に限定されず、粘性流体をはじく加工であれば良い。
仕切体保持部217は、棒状の鉄筋により形成される。仕切体保持部217は、2つの第2支持部12間を連結する当接部215の略中央に、当接部215に直交して設けられる。仕切体保持部217には、仕切体218の一方端が、溶接等により固定される。仕切体保持部217の両端は、外側連結部216に、溶接等により固定される。仕切体保持部217の中間部分は、2つの第2支持部12間を連結する当接部215に、溶接等により固定される。
このように構成された収容容器用架台210をバケツ60に配置し、バケツ60に配置した収容容器用架台210に、2つの収容容器50を配置する。そうすると、収容容器50の肩部54が、下方から収容容器用架台210の第1支持部11に支持される。また、収容容器50の胴部52が、側方から収容容器用架台210の第2支持部12に支持される。
次に、作用を説明する。
実施例3の収容容器用架台における作用を説明する。
ところで、2つの粘性流体、例えば、主剤と硬化剤を混合して使用する場合、混合するタイミングが早すぎると、施工時には混合剤の硬化が進み、所望の混合剤を得ることができない、という課題がある。
実施例3では、受容容器60を仕切る仕切体218を備え、第1支持部11及び第2支持部12は、仕切体218を挟んで一対に設けられる(図6と図7)。
これにより、収容容器50から受容容器60へ粘性流体を移し替える際には、受容容器60の中で、2つの粘性流体を分けることができる。また、図8に示すように、収容容器用架台210をバケツ60から取り外すことで、仕切体218を容易に取り外すことができる。そのため、所望のタイミングで、2つの粘性流体W1,W2を混合することができる。
まず、構成を説明する。
図9は、実施例4の収容容器用架台の構成を示す構成図である。図10は、実施例4の収容容器用架台の構成を示す構成図である。以下、図9及び図10に基づいて、実施例4の収容容器用架台の構成を説明する。
実施例4の収容容器用架台は、第1支持部を複数有する点で、実施例1の収容容器用架台と異なる。
収容容器用架台310は、実施例1の収容容器用架台10に、第1支持部311と、接続部313と、内側連結部314と、をさらに備える。
第1支持部311は、棒状の鉄筋を円形に加工して形成される。第1支持部311の外径は、収容容器50より小さい収容容器50Aの首部53Aの外径より大きくし、収容容器50Aの胴部52Aの外径よりも小さく形成する。第1支持部311は、第1支持部11より下方向に配置される。
接続部313は、棒状の鉄筋を直角に折り曲げ加工されて形成される。接続部313は、第1支持部11の周方向に、均等に4つ配置される。接続部313の一方の端部には、第1支持部11が、溶接等により固定される。接続部313の他方の端部には、第1支持部311が、溶接等により固定される。接続部313の直角に折り曲げられた部分には、内側連結部314が、溶接等により固定される。
このように構成された収容容器用架台310をバケツ60に配置し、図9に示すように、バケツ60に配置した収容容器用架台310に、収容容器50を配置する。そうすると、収容容器50の肩部54が、下方から収容容器用架台310の第1支持部11に支持される。また、収容容器50の胴部52が、側方から収容容器用架台310の第2支持部12に支持される。
一方、収容容器用架台310をバケツ60に配置し、図10に示すように、バケツ60に配置した収容容器用架台310に、収容容器50より小さいサイズの収容容器50Aを配置する。そうすると、収容容器50Aの肩部54Aが、下方から収容容器用架台310の第1支持部311に支持される。また、収容容器50Aの胴部52Aが、側方から収容容器用架台310の第1支持部11に支持される。
即ち、収容容器の上下方向の荷重を支える第1支持部11は、収容容器の水平方向の荷重を支える第2支持部としても機能する。従って、収容容器からの上下方向の力を支える第1支持部11は、収容容器からの水平方向の力を支える第2支持部としても機能する。なお、第2支持部をさらに有し、収容容器の上下方向の荷重を支える第1支持部としても機能させても良い。即ち、第2支持部をさらに有し、収容容器からの上下方向の力を支える第1支持部としても機能させても良い。
次に、作用を説明する。
実施例4の収容容器用架台における作用を説明する。
実施例4では、第1支持部11,311を、上下方向の異なる位置に複数設け、第2支持部12を、水平方向の異なる位置に複数設け、第1支持部11は、口部55,55Aを下に向けた収容容器50,50Aの水平方向の荷重も支え、第2支持部12は、口部55,55Aを下に向けた収容容器50,50Aの上下方向の荷重も支える(図9と図10)。
これにより、異なるサイズの収容容器を収容容器用架台310に配置することができる。そのため、異なるサイズの収容容器50,50Aに対して、収容容器用架台310を使用することができる。
以上、本開示の収容容器用架台を実施例1〜4に基づき説明してきた。しかし、具体的な構成については、これらの実施例に限られるものではなく、特許請求の範囲の各請求項に係る発明の要旨を逸脱しない限り、各実施例の組み合わせ、設計の変更や追加等は許容される。即ち、実施例1〜4における収容容器用架台の各構成要素の個数、材質、形状等は、本発明を実施するための一例を示したものに過ぎず、本発明の効果を発揮し得る範囲内であれば、どのような個数、材質、形状であっても適用可能である。
実施例1〜4では、受容容器60を円筒状の壁部62を有するバケツとする例を示した。しかし、受容容器としては、この態様に限定されず、矩形状の容器であっても良い。
実施例1〜4では、収容容器50を円筒形の胴部52を有する例を示した。しかし、収容容器としては、矩形状の胴部を有する容器であっても良い。
実施例1〜4では、収容容器は、首部53を有する例を示した。しかし、収容容器としては、首部を有しなくても良い。
実施例1〜4では、粘性流体の収容容器用架台は、アクリル樹脂を収容する収容容器に適用する例を示した。しかし、粘性流体の収容容器用架台は、粘性流体のある液体の収容容器に適用できる。
実施例1〜4では、収容容器用架台の構成要素として、鉄筋を使用する例を示した。しかし、収容容器用架台の構成要素としては、鉄筋を使用する態様に限定されず、例えば、鋼材や樹脂系材料を使用しても良い。
実施例1〜4では、粘性流体の収容容器用架台は、一液型又は二液型の粘性流体に適用する例を示した。しかし、粘性流体の収容容器用架台は、三液型以上の粘性流体に適用しても良い。
10 粘性流体の収容容器用架台
11 第1支持部
12 第2支持部
15 当接部
50 収容容器
60 バケツ(受容容器の一例)
63 フランジ部(開口部の一例)
218 仕切体

Claims (4)

  1. 粘性流体を収容した収容容器から、該粘性流体を、受容容器に移すための粘性流体の収容容器用架台において、
    口部を下に向けた前記収容容器の上下方向の荷重を支える第1支持部と、
    前記口部を下に向けた前記収容容器の水平方向の荷重を支える第2支持部と、
    前記受容容器の開口部に当接する当接部と、を有する
    ことを特徴とする粘性流体の収容容器用架台。
  2. 前記第2支持部は、水平方向に移動可能である
    ことを特徴とする請求項1に記載の粘性流体の収容容器用架台。
  3. 前記受容容器を仕切る仕切体を備え、
    前記第1支持部及び前記第2支持部は、前記仕切体を挟んで一対に設けられる
    ことを特徴とする請求項1又は2に記載の粘性流体の収容容器用架台。
  4. 前記第1支持部を、上下方向の異なる位置に複数設け、
    前記第2支持部を、水平方向の異なる位置に複数設け、
    前記第1支持部は、前記口部を下に向けた前記収容容器の水平方向の荷重も支え、
    前記第2支持部は、前記口部を下に向けた前記収容容器の上下方向の荷重も支える
    ことを特徴とする請求項1〜3の何れか一項に記載の粘性流体の収容容器用架台。
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