JP2019022206A - 電子機器 - Google Patents

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Abstract

【課題】自動バックアップを実行可能な電子機器において、バッテリ充電に関するユーザの期待感を満足できる電子機器を提供する。【解決手段】バッテリ162と、外部機器から電力を入力する電力入力部166と、電力入力部166を介して入力した電力を用いてバッテリ162を充電する充電制御部170と、自動バックアップの実施を制御する制御部120と、を備える。制御部120は、電力入力部166が外部機器と接続されている場合であって、自動バックアップの対象となるデータがある場合に、自動バックアップが完了するまで、バッテリの残量と閾値とを比較し、残量が閾値より大きいときは、自動バックアップを実施する。残量が閾値以下のときは、自動バックアップを実施しないように構成されている。【選択図】図2

Description

本開示は、データを自動でバックアップする機能を有する電子機器に関する。
特許文献1は、バックアップデータ記憶部を有する充電器と接続可能な接続部と、接続部と接続された充電器から供給された電力を二次電池に充電する充電部と、複数のデータおよび複数のデータそれぞれの優先度を示す優先度情報とを記憶する記憶部と、優先度情報に応じた順序で、記憶部に記憶されたデータを複製し、複製したデータをバックアップデータとしてバックアップデータ記憶部に記憶させるバックアップ処理を実行するバックアップ制御部と、を有する情報機器を開示する。その情報機器において、充電部は二次電池が所定の充電量となるまで充電し、バックアップ制御部は、二次電池が所定の充電量に達した後、バックアップ処理を実行する。この構成により、重要なデータほど優先的にバックアップされるため、重要なデータのバックアップが行われない可能性を低減している。
特開2016−29860号公報
本開示は、データの自動バックアップ機能の実行時において、バッテリ充電に関するユーザの期待感に応じた電子機器を提供する。
本開示の一態様は、内部に格納されたデータを所定の記録媒体へ自動で送信する自動バックアップを実施するように構成された電子機器である。前記電子機器は、充電される電力を、前記電子機器を駆動するために供給するバッテリと、外部機器と接続され、前記外部機器から前記電力を入力する電力入力部と、前記電力入力部を介して入力した前記電力を用いて前記バッテリを充電する充電制御部と、前記自動バックアップの実施を制御する制御部と、を備える。
前記制御部は、前記電力入力部が前記外部機器と接続されている場合であって、前記自動バックアップの対象となる前記データがある場合に、前記自動バックアップが完了するまで、前記バッテリの残量と閾値とを比較する。前記制御部は、前記バッテリの前記残量が前記閾値より大きいときは、前記自動バックアップを実施するように構成されている。前記制御部は、前記バッテリの前記残量が前記閾値以下のときは、前記自動バックアップを実施しないように構成されている。
本開示によれば、自動バックアップ機能の実行時において、バッテリ充電に関するユーザの期待感に応じた電子機器を提供できる。
本開示の電子機器の一実施形態であるデジタルカメラと他の機器の接続関係を説明した図 デジタルカメラの構成を示すブロック図 デジタルカメラが、電源がオフのときに取り得る状態を説明した図 デジタルカメラのコントローラの動作を示すフローチャート バッテリの充電状態を示すアイコンを説明した図 デジタルカメラのマイクロコントローラの動作を示すフローチャート
以下、適宜図面を参照しながら、実施の形態を詳細に説明する。但し、必要以上に詳細な説明は省略する場合がある。例えば、既によく知られた事項の詳細説明または実質的に同一の構成に対する重複説明を省略する場合がある。これは、以下の説明が不必要に冗長になるのを避け、当業者の理解を容易にするためである。なお、発明者は、当業者が本開示を十分に理解するために添付図面および以下の説明を提供するのであって、これらによって特許請求の範囲に記載の主題を限定することを意図するものではない。
(実施の形態1)
〔1−1.構成〕
図1は、本開示の電子機器の一実施の形態であるデジタルカメラと、他の機器との接続関係を説明した図である。デジタルカメラ100は、Bluetooth(登録商標)通信を介してスマートフォン200と接続できる。また、デジタルカメラ100は、Wi−Fiアクセスポイント210とも接続できる。デジタルカメラ100はWi−Fiアクセスポイント210を介してネットワーク(例えば、インターネット)230に接続され、さらにネットワーク230に接続されたサーバ240と通信できる。デジタルカメラ100は、撮影画像の画像データを自動でサーバ240に送信して保存する機能(以下、自動バックアップ機能という)を有する。さらに、デジタルカメラ100は、USB(Universal Serial Bus)ケーブルを介して外部機器250と接続される。デジタルカメラ100は、外部機器250との間でUSB規格に準拠した通信を行い、外部機器250から電力を入力できる。
図2は、デジタルカメラ100の構成を示すブロック図である。図2において、実線矢印は信号の流れを示し、破線矢印は電力の流れを示している。
デジタルカメラ100は、光学系110を介して形成された被写体像をCMOS(Complementary Metal Oxide Semiconductor)イメージセンサ115で撮像する。CMOSイメージセンサ115は、撮像した被写体像に基づく撮像データ(RAWデータ)を生成する。コントローラ120の画像処理部122は、生成された撮像データに対して各種処理を施して画像データを生成する。コントローラ120は、画像処理部122にて生成された画像データをカードスロット140に装着されたメモリカード142に記録する。また、コントローラ120は、メモリカード142に記録された画像データを、使用者による操作部150の操作にしたがい液晶モニタ130上に表示させること(つまり再生)ができる。以下、デジタルカメラ100の各構成要素の詳細を説明する。
光学系110は、フォーカスレンズ、ズームレンズ、光学式手ぶれ補正レンズ(OIS(Optical Image Stabilizer))、絞り、およびシャッタ等を含む。光学系110に含まれる各種レンズの数は、何枚でもよい。また光学系110に含まれるレンズユニットの数は、何群でもよい。
CMOSイメージセンサ115は、光学系110を介して形成された被写体像を撮像して撮像データを生成する。CMOSイメージセンサ115は、所定のフレームレート(例えば、30フレーム/秒)で新しいフレームの画像データを生成する。CMOSイメージセンサ115における、撮像データの生成タイミングおよび電子シャッタ動作は、コントローラ120によって制御される。なお、撮像素子はCMOSイメージセンサに限定されず、CCD(Charge Coupled Device)イメージセンサまたはNMOS(n‐Channel Metal‐Oxide Semiconductor)イメージセンサなど、他の種類のイメージセンサが用いられてもよい。
コントローラ120(制御部の一例)は、画像処理部122と、CPU(Central Processing Unit)124と、RAM(Random Access Memory)126とを含む。画像処理部122は、CMOSイメージセンサ115から出力された撮像データに対して各種の処理を施して画像データを生成する。また、画像処理部122は、メモリカード142から読み出した画像データに各種の処理を施して、液晶モニタ130に表示するための画像を生成する。各種処理としては、たとえば、ホワイトバランス補正、ガンマ補正、YC変換処理、電子ズーム処理、圧縮処理、および伸張処理等の少なくとも一つが挙げられるが、これらに限定されない。画像処理部122は、ハードワイヤードな電子回路で構成されてもよいし、プログラムを用いたマイクロコンピュータなどで構成されてもよい。
コントローラ120は、CPU124により、デジタルカメラ100全体の動作を統括制御する。また、コントローラ120は、1つの半導体チップで構成されてもよいし、複数の半導体チップで構成されてもよい。図示していないが、コントローラ120はROM(Read Only Memory)を内蔵する。ROMには、CPU124により実行される、オートフォーカス制御(AF制御)、通信制御に関するプログラム、および、デジタルカメラ100全体の動作を統括制御するためのプログラム等が記憶されている。例えば、ROMには、バックアップ用アプリケーションが格納されている。バックアップ用アプリケーションは、デジタルカメラ100で撮影した画像を他の装置(例えば、サーバ240)へ送信し保存するためのプログラムである。
コントローラ120におけるRAM126は、CPU124の作業領域として機能する記録媒体である。RAM126は、DRAM(Dynamic Random Access Memory)などにより実現される。
液晶モニタ130は、デジタルカメラ100の背面に備わる。液晶モニタ130は、画像処理部122にて処理された画像データに基づく画像を表示する。なお、液晶モニタに代えて、有機EL(Electro Luminescence)モニタなど、他のモニタが用いられてもよい。
カードスロット140には、メモリカード142が着脱可能に挿入される。カードスロット140は、メモリカード142をデジタルカメラ100と電気的及び機械的に接続可能である。メモリカード142は、内部にフラッシュメモリ等の記録素子を備えた外部メモリである。メモリカード142は、画像処理部122で生成される画像データなどのデータを格納できる。
操作部150は、デジタルカメラ100の外装に設けられた操作釦および操作レバー等のハードキーの総称であり、使用者による操作を受け付ける。操作部150は、例えば、レリーズボタン、モードダイヤル、タッチパネル、電源スイッチ、およびレバーの少なくとも一つを含んでもよい。操作部150は、ユーザによる操作を受け付けると、ユーザ操作に対応した操作信号をコントローラ120に送信する。
通信モジュール155は、所定の通信規格に準拠して通信を行う通信モジュールである。通信モジュール155は、回路で構成されてもよい。通信規格には、例えば、IEEE802.11、Wi−Fi(登録商標)規格、IEEE802.15.1すなわちBluetooth規格、およびNFC(Near Field Communication)規格等の少なくともいずれか一つが含まれる。本実施の形態では、デジタルカメラ100は、通信モジュール155を介して他の機器とBluetooth通信及びWi−Fi通信をすることができる。通信モジュール155において、コントローラ120は、Bluetooth通信機能及びWi−Fi通信機能のそれぞれについて「オン」(有効)、「オフ」(無効)を設定できる。
バッテリ162は、デジタルカメラ100の各部へ電力を供給する電源である。バッテリ162は、リチウムイオン電池、ニッケルカドミウム電池、またはニッケル水素電池のような充電可能な二次電池で構成される。バッテリ162は、USBインタフェース166に接続されたUSBケーブルを介して、外部機器250から入力した電力により充電され得る。
電源IC(Integrated Circuit)160は、デジタルカメラ100の各部へバッテリ162の電源を供給するための回路である。充電IC164は、バッテリ162への充電を制御する回路である。
統合IC175は、様々な動作を行う回路である。例えば統合IC175は、電源スイッチのオン/オフを監視する機能を有する。
マイクロコントローラ170は、デジタルカメラ100における電源供給およびバッテリ162の充電を制御する回路である。
USBインタフェース166は、USB規格にしたがい外部機器を接続するためのインタフェースである。USBインタフェース166は、USB規格に準拠したコネクタと、USB規格に準拠した通信を行う回路とを含む。
スイッチ172は、マイクロコントローラ170の制御にしたがい、USBインタフェース166からのデータ信号(たとえば、D+信号、D−信号)を、コントローラ120と、充電IC164と、マイクロコントローラ170とのいずれかに出力するように切り替えるアナログスイッチである。
〔1−2.動作〕
以上のように構成されるデジタルカメラ100の動作を説明する。
〔1−2−1.電源オフの状態〕
最初に、本実施形態のデジタルカメラ100が取り得る電源オフの状態について説明する。図3は、デジタルカメラ100が取り得る電源オフの状態を説明した図である。デジタルカメラ100は、ユーザにより電源スイッチのオフ操作がなされたときに、少なくとも一部の内部回路への給電を停止する。このときの電源オフの状態として、デジタルカメラ100は、「通常電源オフ」状態と、外見上電源オフに見える「見かけ上オフ」状態とを有する。「通常電源オフ」状態は、さらに、Bluetooth設定が「オフ」にされた「第1電源オフ」状態と、Bluetooth設定が「オン」にされた「第2電源オフ」状態とに分かれる。
Bluetooth設定が「オフ」に設定された「第1電源オフ」状態では、通信モジュール155、コントローラ120および液晶モニタ130への通電が停止され、これらの機能はオフになる。
Bluetooth設定が「オン」に設定された「第2電源オフ」状態では、通信モジュール155へは通電される。このとき、Bluetooth通信機能はスタンバイモードに設定され、Wi−Fi通信機能はオフに設定される。コントローラ120および液晶モニタ130への通電は停止され、これらの機能はオフになる。
「見かけ上オフ」状態では、通信モジュール155へ通電され、Bluetooth通信機能及びWi−Fi通信機能はオンになる。さらに、コントローラ120へも通電され、コントローラ120はオンとなる。しかし、液晶モニタ130への通電は停止される。このため、ユーザにとっては、デジタルカメラ100は電源がオフしているように見える。
デジタルカメラ100の電源がオンの状態で、ユーザにより電源スイッチのオフ操作がなされると、デジタルカメラ100は「通常電源オフ」状態に移行する。このとき、Bluetooth設定が「オン」のときは「第2電源オフ」状態に移行し、図3に示すように通信モジュール155への通電は停止せず、Bluetooth通信機能はスタンバイモードに設定される。
「第2電源オフ」状態で、デジタルカメラ100の周辺に、ペアリング済みのスマートフォン200(他の電子機器の一例)が存在している場合、デジタルカメラ100は、通信モジュール155を介してスマートフォンとBluetooth接続を確立する。コントローラ120は、スマートフォン200から起動指示を受けると起動し、デジタルカメラ100は、「第2電源オフ」状態から「見かけ上オフ」状態に移行する。このとき、液晶モニタ130はオフであるため、ユーザからは、デジタルカメラ100の電源がオフしているように見える。以上のようにしてデジタルカメラ100は「通常電源オフ」状態から「見かけ上オフ」状態に移行する。
〔1−2−2.自動クラウドバックアップ〕
デジタルカメラ100は、電源オフの状態において、撮影した画像の画像データをネットワーク230上の所定のサーバ240に自動で送信し保管する機能を有する。この機能を、以下、自動クラウドバックアップという。自動クラウドバックアップは、自動バックアップの一例である。デジタルカメラ100に接続したスマートフォン200は、この自動クラウドバックアップの実行を指示する。
以下、デジタルカメラ100における自動クラウドバックアップ機能の実行について説明する。なお、以下の説明では、デジタルカメラ100において、Bluetooth設定は「オン」に設定されているとする。
ユーザにより電源スイッチが操作され、デジタルカメラ100の電源オフの操作がなされると、デジタルカメラ100は「第2電源オフ」状態になる。これにより、コントローラ120及び液晶モニタ130への通電は停止される(図3参照)。通信モジュール155へは通電され、Bluetooth機能はスタンバイ状態にある。
この状態で、デジタルカメラ100の周辺にペアリング済みのスマートフォン200が存在すると、デジタルカメラ100は、通信モジュール155を介してスマートフォン200とBluetooth接続を確立する。Bluetooth接続が確立されると、スマートフォン200は、デジタルカメラ100に対してコントローラ120を起動するよう指示を送信する。これを受けてデジタルカメラ100はコントローラ120を起動し、「見かけ上オフ」状態に移行する。スマートフォン200は、さらにデジタルカメラ100に対して自動クラウドバックアップを開始するよう指示を行う。
これを受けて、デジタルカメラ100のコントローラ120は、周辺にあるWi−Fiアクセスポイント210とWi−Fi接続を確立し、自動クラウドバックアップを開始する。これにより、Wi−Fiアクセスポイント210を介して接続されたネットワーク230上のサーバ240に、撮影画像の画像データが自動で送信されて保存される。
図4は、デジタルカメラ100のコントローラ120による自動クラウドバックアップに関する動作を示すフローチャートである。図4を参照して、コントローラ120の自動クラウドバックアップ動作を説明する。なお、図4のフローチャートの処理の開始前において、デジタルカメラ100は「第2電源オフ」状態(Bluetooth設定「オン」)にあり、スマートフォン200とBluetooth接続が確立されているとする。
デジタルカメラ100は、Bluetooth接続が確立されたスマートフォン200からコントローラ120の起動指示を受信し、コントローラ120を起動する(S20)。
さらに、デジタルカメラ100は、スマートフォン200から自動クラウドバックアップの開始指示を受信する。そしてコントローラ120は、自動クラウドバックアップ動作を開始する。まず、コントローラ120は、デジタルカメラ100の内部に格納された撮影画像の画像データ中で、サーバへのバックアップが未だ完了していないデータがあるか否かを判断する(S21)。
バックアップが完了していない画像データがない場合(S21でYES)、コントローラ120は停止する。この場合、自動クラウドバックアップは実行されない。
バックアップが完了していない画像データがある場合(S21でNO)、コントローラ120は、USBインタフェース166にUSBケーブルが接続されているか否かを、USBケーブルからの電圧の有無に応じて判断する。つまりコントローラ120は、バッテリ162が、USBインタフェース166に挿入されたUSBケーブルを介して、外部機器250から電力が入力されているか否かを判断する(S23)。
デジタルカメラ100がUSBケーブルと接続されておらず、外部機器250から電力を入力されていない場合(S23でNO)、コントローラ120は、自動クラウドバックアップを実行する(S25)。一方で、デジタルカメラ100がUSBケーブルと接続され、外部機器250から電力を入力されている場合(S23でYES)、コントローラ120は、バッテリ162の残量(充電量)が閾値より大きいか否かを判断する(S24)。この閾値は、バッテリ162の残量(充電量)が十分にあると、通常のユーザが認識するような値に設定される。バッテリ残量の判断時に参照される閾値の設定方法については後述する。
バッテリ162の残量が閾値より大きい場合(S24でYES)、コントローラ120は自動クラウドバックアップを実行する(S25)。自動クラウドバックアップにより、画像データがサーバ240へ自動で送信され、保存される。このように、バッテリ残量が十分にあると判断されるときは、自動クラウドバックアップを実行する。
一方、バッテリ162の残量が閾値以下の場合(S24でNO)、コントローラ120は、マイクロコントローラ170へ起動通知を送信する(S26)。ここで、起動通知は、バッテリ162の充電が完了したときに、コントローラ120を起動させることをマイクロコントローラに指示するコマンドである。
起動通知の送信後、コントローラ120はその動作を停止する(S22)。すなわち、コントローラ120は「第2電源オフ」状態に移行する。その後、コントローラ120はステップS20に戻り、マイクロコントローラ170により起動されるのを待つ。
このように、バッテリ162の残量が十分にないと考えられる場合は、コントローラ120は、自動クラウドバックアップを実行せず、その動作を停止する(つまり、「第2電源オフ」状態に移行する)。このとき、デジタルカメラ100が外部機器250とUSBケーブルで接続され、外部機器250から電力供給を受けることが可能な場合、バッテリ162の充電が実施される(詳細は後述)。
ここで、ステップS24の判断で参照される閾値について説明する。この閾値は、液晶表示モニタ130で表示されるバッテリ残量表示(つまり残量レベル)を切換えるときに参照される閾値に基づいて設定される。以下、この閾値を、レベル閾値という。レベル閾値は、バッテリ残量に対応付けられて設定される。図5の(A)、(B)は、デジタルカメラ100の液晶モニタ130に表示されるバッテリ残量を示す表示である。バッテリ162の残量はブロック50の数により段階的に示される。
たとえばバッテリ残量は、レベル0からレベル4までの5段階で表示される。レベル0はバッテリ162の残量がレベル閾値A未満の状態を示し、ブロック50は1つも表示されない。レベル1はバッテリ162の残量がレベル閾値A以上かつレベル閾値B未満の状態を示し、1つのブロック50が表示される。レベル2はバッテリ162の残量がレベル閾値B以上かつレベル閾値C未満の状態を示し、2つのブロック50が表示される。レベル3はバッテリ162の残量がレベル閾値C以上かつレベル閾値D未満の状態を示し、3つのブロック50が表示される。レベル4はバッテリ162の残量がレベル閾値D以上の状態を示し、4つのブロック50が全て表示される。図5の(A)はバッテリ残量がレベル4にあるときの表示例を示し、図5の(B)はバッテリ残量がレベル2にあるときの表示例を示す。
ステップS24の判断で使用される閾値は、例えば、液晶モニタ130上でのバッテリ残量表示として常に4つのブロック50が表示されるような値に設定される。例えば、その閾値は、レベル3とレベル4の表示を切り替える際に参照されるレベル閾値Dに設定される。つまり、ステップS24で使用される閾値は、レベル0〜4のうち、バッテリ残量が最も多いことを示すレベル4と、レベル4の次にバッテリの残量が多いことを示すレベル3との間のレベル閾値Dと同じ値に設定される。これにより、ユーザに対して常に4つのブロックが表示された状態を見せることができ、バッテリ残量が多いように認識させることができる。
なお、ステップS24の判断で使用される閾値は、用途に応じてレベル閾値A〜Dのうちのいずれかに設定されてもよい。また、その閾値は固定値でなくてもよく、変動値でもよい。例えば、ステップS24の判断で使用される閾値として設定する閾値(たとえば、レベル閾値A〜Dのいずれか一つに相当)を、デジタルカメラ100にUSBケーブルを接続したときのバッテリ残量に応じて切り替えてもよい。
図6は、デジタルカメラ100において、マイクロコントローラ170による、USBインタフェース166を介して入力した電力を用いた給電及び充電動作を示すフローチャートである。図6を参照して、マイクロコントローラ170の充電制御及び給電制御を説明する。
マイクロコントローラ170は、USBインタフェース166にUSBケーブルが接続されているか否かをUSBケーブルからの電圧の有無に応じて判断する(S31)。このUSBケーブルには、USBインタフェース規格に準拠して電力供給が可能な外部機器250が接続されている。外部機器250とは、例えば、PC(Personal Computer)、または充電用ACアダプタ等である。よって、換言すれば、ステップS31では、マイクロコントローラ170は、USBインタフェース166を介して外部機器250から電力の入力が可能か否かを判断しているとも言える。
USBインタフェース166にUSBケーブルが接続されていない場合、つまり、デジタルカメラ100がUSBケーブルを介して外部機器250と接続されていない場合(S31でNO)、USBインタフェース166を介して電力が入力されないため、マイクロコントローラ170は、USBインタフェース166を介して入力した電力を用いた給電及び充電動作は行わない。この場合、マイクロコントローラ170は、バッテリ162からコントローラ120に電力が供給されるように電源IC160を制御する。
一方、USBインタフェース166にUSBケーブルが接続されている場合(S31でYES)、マイクロコントローラ170は、コントローラ120が起動中か否かを判断する(S32)。
コントローラ120が起動中である場合(S32でYES)、マイクロコントローラ170は、USBインタフェース166を介して入力した電力をコントローラ120等に供給する(つまり、USB給電を実行する)(S36)。例えば、自動クラウドバックアップが実行されている場合、コントローラ120は起動中であるので、USBインタフェース166を介して入力した電力がコントローラ120に供給される。
コントローラ120が起動中でない場合(S32でNO)、マイクロコントローラ170は、USBインタフェース166を介して入力した電力を用いてバッテリ162を充電(USB充電)するように充電IC164を制御する(S33)。
その後、マイクロコントローラ170は、バッテリ162の充電状態が満充電状態か否かを判断し(S34)、バッテリ162が満充電に達するまでは、上記の各処理(S31〜S34、S36)を繰り返す。ステップS34では、マイクロコントローラ170は、バッテリ162が満充電状態になったか否かを判定したが、バッテリ残量(充電量)が満充電状態よりも低い所定量に達したか否かを判定してもよい。
バッテリ162が満充電に達すると(S34でYES)、マイクロコントローラ170は、コントローラ120から図4のS26で送信された起動通知を受信しているか否かを判断する(S35)。
コントローラ120から起動通知を受信していない場合(S35でNO)、マイクロコントローラ170はステップS32に戻り、上記の処理を繰り返す。
一方、コントローラ120から起動通知を受信している場合(S35でYES)、マイクロコントローラ170は、自動クラウドバックアップを開始させるために、コントローラ120を起動させる(S37)。マイクロコントローラ170が起動通知を受信していた場合、コントローラ120は、バッテリ残量が所定値以下であったため(S24でNO)、自動クラウドバックアップを行わずに停止している(S26、S22)。しかし、マイクロコントローラ170によりコントローラ120が再起動(図6のS37)された時には、バッテリ162は満充電されているため、図4のフローチャートにおいて、図4のS21、S23、およびS24を経て自動クラウドバックアップが実行されることになる(S25)。
以上のような、図4に示す自動クラウドバックアップの制御と、図6に示す充電制御との組み合わせにより、自動クラウドバックアップ時においてデジタルカメラ100は次のように動作する。
デジタルカメラ100においてバックアップすべき画像データがある場合(図4のS21でNO)、コントローラ120は、USBインタフェース166がUSBケーブルと接続されているか否かを判断する(S23)。USBインタフェース166がUSBケーブルと接続されている場合(S23でYES)、コントローラ120は、バッテリ162の残量を閾値と比較し、バッテリ162の残量が閾値よりも大きいときは(S24でYES)、自動クラウドバックアップを実行する。一方、バッテリ162の残量が閾値以下のときは(S24でNO)、コントローラ120は、マイクロコントローラ170に起動通知を送信して(S26)、停止する(S22)。
すなわち、バッテリ162の残量が閾値よりも大きい間、自動クラウドバックアップが実行される。やがて、バッテリ162の残量が閾値よりも小さくなると、自動クラウドバックアップは停止する(S22)。このとき、USBケーブルがデジタルカメラ100に接続されていれば(すなわち、外部機器250がデジタルカメラ100に接続されていれば)、バッテリ162がUSB充電される(図6のS31〜S33)。
その後、バッテリ162が満充電に達すると(S34でYES)、コントローラ120から起動通知を受信していれば(S35でYES)、マイクロコントローラ170はコントローラ120を起動する(S37)。このときバッテリ162は満充電であり、残量が十分にあるため、自動クラウドバックアップが実行される(S25)。
その後、自動クラウドバックアップ動作における電力消費によりバッテリ162の残量が低下し、残量が閾値以下になると、自動クラウドバックアップが停止し、バッテリ162のUSB充電が再開される。以後、自動クラウドバックアップ動作が完了するまで、上記動作が繰り返される。
以上のように、デジタルカメラ100は、USBケーブルが接続された状態で自動クラウドバックアップを実行しようとする際に、バッテリ残量が閾値より大きい間(たとえば残量が十分にある場合)、バックアップを実行する。しかし、バッテリ残量が閾値以下の間(たとえば残量が十分にない場合)は、デジタルカメラ100はバッテリ充電を優先し、バックアップを実行せずにバッテリ162の充電を行う。このように、デジタルカメラ100は、バッテリ162の充電状態に応じて、優先して処理すべき処理をフレキシブルに切換えている。
ユーザは、USBインタフェース166にUSBケーブルを接続する場合、バッテリ162が充電されることを期待する。よって、バッテリ残量が少ない状態で自動クラウドバックアップが実施され、バックアップ途中でバッテリ切れによりバックアップが停止した場合に、ユーザの上述のような期待は裏切られることになる。また、自動クラウドバックアップ完了時にバッテリ残量が著しく減少している場合にも、ユーザの上述のような期待は裏切られることになる。本実施の形態では、上記のように、自動クラウドバックアップとUSB充電の選択を制御することにより、バッテリ容量の低減を抑制でき、デジタルカメラ100にUSBケーブルを接続したときのユーザの期待に応えることができる。
〔1−3.効果、等〕
以上のようにデジタルカメラ100は、内部に格納されたデータをサーバ240(記録媒体の一例)へ自動で送信する自動クラウドバックアップ(自動バックアップの一例)を実施可能な電子機器である。
デジタルカメラ100は、デジタルカメラ100を駆動するための電力を供給する充電可能なバッテリ162と、外部機器250と接続されて外部機器250から電力を入力するUSBインタフェース166(電力入力部の一例)と、USBインタフェース166を介して入力した電力を用いてバッテリ162を充電するマイクロコントローラ170(充電制御部の一例)と、自動クラウドバックアップを制御するコントローラ120(制御部の一例)と、を備える。
コントローラ120は、USBインタフェース166が外部機器250と接続されている場合であって、自動クラウドバックアップの対象となるデータがある場合に、自動クラウドバックアップが完了するまで(つまり、S21でNOである限り)、
a)バッテリ162の残量と閾値とを比較し(S24)、
b)バッテリ162の残量が閾値より大きいとき(S24でYES)は、自動クラウドバックアップを実施し(S25)、
c)バッテリ162の残量が閾値以下のとき(S24でNO)は、自動クラウドバックアップを実施しない(S22)。
上記構成により、デジタルカメラ100にUSBケーブルを接続したときに、自動クラウドバックアップの実施によりバッテリ残量が低下してしまうことを抑制できる。よって、デジタルカメラ100にUSBケーブルを接続したときにバッテリ162の充電を期待する、ユーザの期待感に沿うことができる。
マイクロコントローラ170は、USBインタフェース166が外部機器250と接続されている場合(S31でYES)、バッテリ162の残量が閾値以下であり、自動クラウドバックアップが実施されていない間、USBインタフェース166を介して入力した電力によりバッテリ162の充電を行う(S33)。
上記構成により、バッテリ残量が少ないときは、自動クラウドバックアップよりも充電を優先できる。よって、デジタルカメラ100にUSBケーブルを接続したときにバッテリ162の充電を期待する、ユーザの期待感に沿うことができる。
また、コントローラ120は、バッテリ162の残量が閾値以下の場合(S24でNO)、マイクロコントローラ170に起動通知(所定の通知の一例)を送信し(S26)、かつ、その動作を停止する(S22)。マイクロコントローラ170は、バッテリ162の充電(S33)が完了したときに(S34でYES)、起動通知を受信している場合(S35でYES)は、コントローラ120を起動する(S37)。このように、コントローラ120が、マイクロコントローラ170に起動通知(所定の通知)を送信することで、マイクロコントローラ170は、バッテリ充電を完了したときにコントローラ120を起動させる必要があることを認識できる。
マイクロコントローラ170は、USBインタフェース166にUSBケーブルが接続されている場合(すなわち外部機器250が接続されている場合)であって(S31でYES)、コントローラ120が動作中の場合(S32でYES)、USBインタフェース166を介して入力した電力をコントローラ120へ供給する(S36)。一方、コントローラ120が停止中の場合(S32でNO)、マイクロコントローラ170は、USBインタフェース166を介して入力した電力によりバッテリ162を充電する(S33)。
デジタルカメラ100は、バッテリ162の残量を複数のレベルで段階的に表示する液晶モニタ130(表示部の一例)をさらに備える。閾値は、複数のレベルを切換えるときに参照されるバッテリ残量に対する閾値(以下レベル閾値という)と同じ値に設定される。これにより、ユーザに対して常に所定の残量レベル(たとえば、所定数のブロック)が表示された状態を見せることができ、ある程度のバッテリ残量があるように認識させることができる。
また、閾値は、複数のレベルのうち、バッテリの残量が最も多いことを示す第1のレベルと、第1のレベルの次にバッテリの残量が多いことを示す第2のレベルとの間のレベル閾値と同じ値に設定されてもよい。これにより、ユーザに対して、バッテリ残量が多い状態であることを示すことができ、ユーザの期待感に応えることができる。
なお、上記の例では自動でバックアップする例を説明したが、デジタルカメラ100の電源がオンの状態において、ユーザの手動によりバックアップを開始することもできる。但し、手動によりバックアップが開始された場合、ユーザは画像データのバックアップを行いたいという強い意思があると考えられる。このため、手動によるバックアップの場合には、バッテリ残量に関わらずバックアップを実施する。バックアップを優先させることがユーザの期待に沿うと考えられるからである。
(他の実施の形態)
以上のように、本出願において開示する技術の例示として、実施の形態1を説明した。しかしながら、本開示における技術は、これに限定されず、適宜、変更、置き換え、付加、または省略などを行った実施の形態にも適用可能である。また、上記実施の形態1で説明した各構成要素を組み合わせて、新たな実施の形態とすることも可能である。
上記の実施の形態では、スマートフォン200から自動クラウドバックアップの開始指示を受けたときに、デジタルカメラ100は自動クラウドバックアップを開始した。しかし、デジタルカメラ100は、スマートフォン200からの開始指示を受けずに、自装置内の設定に基づき自動クラウドバックアップを開始してもよい。例えば、デジタルカメラ100は、自動クラウドバックアップ機能の「オン」(有効)、「オフ」(無効)の設定を受け付けてもよい。デジタルカメラ100は、自動クラウドバックアップ機能が「オン」に設定されている場合に、「第2電源オフ」状態になり、かつ、Wi−Fi接続が確立されたときに、自動クラウドバックアップを開始するようにしてもよい。
上記の実施の形態では、電力入力部としてUSB規格にしたがい電力を入力するUSBインタフェースを示したが、電力入力部はこれに限定されない。電力入力部は、所定の規格にしたがい外部機器から電力を入力するための回路を含むものであればよい。
上記の実施の形態では、所定の記録媒体としてネットワーク230上のサーバ240を挙げ、サーバ240にデータをバックアップする例を説明したが、所定の記録媒体はサーバ240に限定されない。デジタルカメラ100内に内蔵された記録媒体又はデジタルカメラ100にネットワークを介さず直接的に接続された記録媒体を所定の記録媒体とし、この記録媒体にバックアップデータが保存される構成でもよい。記録媒体としては、ハードディスク、または半導体記憶装置等があげられる。
デジタルカメラ100のコントローラ120は、CPUに代えて、GPU(Graphics Processing Unit)、MPU(Micro Processing Unit)、FPGA(Field‐Programmable Gate Array)、またはASIC(Application Specific Integrated Circuit)等を含んでも良い。
上記実施の形態においては、電子機器としてデジタルカメラを例示したが、電子機器はこれに限定されない。電子機器は、自動でデータをバックアップする機能を有し、且つ内蔵バッテリが外部から充電可能な機器であればよい。電子機器は、例えば、ビデオカメラ、スマートフォン、タブレット端末、携帯電話機、またはノートブック型PCである。
以上のように、本開示における技術の例示として、実施の形態を説明した。そのために、添付図面および詳細な説明を提供した。
したがって、添付図面および詳細な説明に記載された構成要素の中には、課題解決のために必須な構成要素だけでなく、上記技術を例示するために、課題解決のためには必須でない構成要素も含まれ得る。そのため、それらの必須ではない構成要素が添付図面または詳細な説明に記載されていることをもって、直ちに、それらの必須ではない構成要素が必須であるとの認定をするべきではない。
また、上述の実施の形態は、本開示における技術を例示するためのものであるから、特許請求の範囲またはその均等の範囲において種々の変更、置き換え、付加、省略などを行うことができる。
本開示は、充電可能なバッテリを内蔵し、データを自動でバックアップする機能を有する電子機器に適用できる。
100 デジタルカメラ(電子機器)
110 光学系
115 CMOSイメージセンサ(撮像部)
120 コントローラ(制御部)
122 画像処理部
124 CPU
130 液晶モニタ(表示部)
142 メモリカード
150 操作部
155 通信モジュール
160 電源IC
162 バッテリ
166 USBインタフェース(電力入力部)
170 マイクロコントローラ(充電制御部)
172 スイッチ
175 統合IC
200 スマートフォン
210 Wi−Fiアクセスポイント
230 ネットワーク
240 サーバ(記録媒体)
250 外部機器

Claims (9)

  1. 内部に格納されたデータを所定の記録媒体へ自動で送信する自動バックアップを実施するように構成された電子機器であって、
    充電される電力を、前記電子機器を駆動するために供給するバッテリと、
    外部機器と接続され、前記外部機器から前記電力を入力する電力入力部と、
    前記電力入力部を介して入力した前記電力を用いて前記バッテリを充電する充電制御部と、
    前記自動バックアップの実施を制御する制御部と、を備え、
    前記制御部は、前記電力入力部が前記外部機器と接続されている場合であって、前記自動バックアップの対象となる前記データがある場合に、前記自動バックアップが完了するまで、
    前記バッテリの残量と閾値とを比較し、
    前記バッテリの前記残量が前記閾値より大きいときは、前記自動バックアップを実施し、
    前記バッテリの前記残量が前記閾値以下のときは、前記自動バックアップを実施しないように構成された、
    電子機器。
  2. 前記充電制御部は、前記バッテリの前記残量が前記閾値以下であり、前記自動バックアップが実施されていない間、前記電力入力部を介して入力した前記電力を用いて前記バッテリを充電するように構成された、
    請求項1に記載の電子機器。
  3. 前記制御部は、前記バッテリの前記残量が前記閾値以下の場合、前記充電制御部に所定の通知を送信して、動作を停止するように構成され、
    前記充電制御部は、前記所定の通知を受信している場合は、前記バッテリの充電が完了したときに、前記制御部を起動させるように構成された、
    請求項1記載の電子機器。
  4. 前記充電制御部は、前記電力入力部に前記外部機器が接続されている場合であって、かつ、
    (a)前記制御部が動作中の場合、前記電力入力部を介して入力した前記電力を前記制御部へ供給させ、
    (b)前記制御部が停止中の場合、前記電力入力部を介して入力した前記電力を用いて前記バッテリを充電するように構成された、
    請求項3記載の電子機器。
  5. 前記バッテリの前記残量を複数のレベルで段階的に表示する表示部をさらに備え、
    前記閾値は、前記複数のレベルを切換えるときに参照される前記バッテリの前記残量に対するレベル閾値と同じ値に設定される、
    請求項1から4のいずれか一つに記載の電子機器。
  6. 前記閾値は、前記複数のレベルのうち、前記バッテリの前記残量が最も多いことを示す第1のレベルと、前記第1のレベルの次に前記バッテリの前記残量が多いことを示す第2のレベルとの間の前記レベル閾値と同じ値である、請求項5に記載の電子機器。
  7. 被写体を撮像して画像データを生成する撮像部をさらに備えた、請求項1から6のいずれか一つに記載の電子機器。
  8. 前記所定の記録媒体は、ネットワークに接続されたサーバである、請求項1から7のいずれか一つに記載の電子機器。
  9. 前記電力入力部は、USB(Universal Serial Bus)規格に準拠して前記外部機器と接続される回路を含む、
    請求項1から8のいずれか一つに記載の電子機器。
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