JP2020182359A - 電子機器、制御方法およびプログラム - Google Patents

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Abstract

【課題】 USB給電中の急なシャットダウン処理の発生を抑止する。【解決手段】 電池(111)または給電装置(300)からの電力で動作可能な電子機器(100)は、前記電子機器の異常を検出した際に、前記電池の電圧が所定の基準電圧未満である場合には、所定の処理を行った後に前記給電装置から前記電子機器に供給される電力を制御する制御手段を有する。【選択図】 図1

Description

本発明は、電池または給電装置からの電力で動作が可能な電子機器、その制御方法およびそれらに関連するプログラムに関するものである。
USB(Universal Serial Bus)規格に準拠した電子機器は、給電装置からUSBケーブルを介して供給される電力を受けることができる。以下、電子機器が給電装置からUSBケーブルを介して受けた電力を使用して電子機器の構成要素を動作させることをUSB給電と呼び、電子機器が給電装置からUSBケーブルを介して受けた電力を使用して電池を充電することをUSB充電と呼ぶ。
特許文献1には、給電装置からUSBケーブルを介して電子機器に供給される電圧に異常が生じているか否かを判定する方法が記載されている。
特開2017−187933号公報
電池が電子機器に接続されていない状態で電子機器がUSB給電中である場合を想定する。このような場合において、給電装置からUSBケーブルを介して電子機器に供給される電圧または電流に何らかの異常が生じた場合、給電装置から電子機器への電力供給が停止または制限される可能性がある。電池が電子機器に接続されていない状態で給電装置から電子機器への電力供給が停止または制限されると、電子機器は急に電力不足となり、シャットダウン処理を開始してしまう可能性がある。そして、突然のシャットダウン処理は、電子機器の故障の原因になる可能性がある。
そこで、本発明は、USB給電中の急なシャットダウン処理の発生を抑止できるようにすることを目的とする。
本発明に係る電子機器は、電池または給電装置からの電力で動作可能な電子機器であって、前記電子機器の異常を検出した際に、前記電池の電圧が所定の基準電圧未満である場合には、所定の処理を行った後に前記給電装置から前記電子機器に供給される電力を制御する制御手段を有する。
本発明に係る制御方法は、電池または給電装置からの電力で動作可能な電子機器の制御方法であって、前記電子機器の異常を検出した際に、前記電池の電圧が所定の基準電圧未満である場合には、所定の処理を行った後に前記給電装置から前記電子機器に供給される電力を制御するステップを有する。
本発明に係るプログラムは、電池または給電装置からの電力で動作可能な電子機器に、前記電子機器の異常を検出した際に、前記電池の電圧が所定の基準電圧未満である場合には、所定の処理を行った後に前記給電装置から前記電子機器に供給される電力を制御するステップを実行させる。
本発明によれば、USB給電中の急なシャットダウン処理の発生を抑止することができる。
実施形態1における電子機器100および給電装置300を説明するための図である。 実施形態1における電子機器100の構成要素を説明するためのブロック図である。 実施形態1における給電装置300の構成要素を説明するためのブロック図である。 図2に示す充電・給電制御部109の構成要素を説明するためのブロック図である。 実施形態1における電子機器100の制御方法を説明するためのフローチャートである。
以下、図面を参照して本発明の実施形態を説明する。ただし、本発明は以下の実施形態に限定されるものではない。
[実施形態1]
図1は、実施形態1における電子機器100および給電装置300を説明するための図である。
図1に示すように、電子機器100と給電装置300とは、USBケーブル200を介して接続される。電子機器100、USBケーブル200および給電装置300はいずれも、USB(Universal Serial Bus)規格、USB Type−C規格およびUSB Power Delivery規格に準拠する。実施形態1において、給電装置300はソース(source)機器として動作し、電子機器100はシンク(sink)機器として動作する。
電子機器100は、電池111または給電装置300(USBアダプタなど)を電源とし、電池111または給電装置300からの電力で動作する装置である。電子機器100は、撮像装置(デジタルカメラなど)、携帯機器(メディアプレーヤなど)、携帯電話(スマートフォンなど)、情報処理装置(ノート型コンピュータ、タブレット型コンピュータなど)のいずれであってもよい。
給電装置300は、USBケーブル200を介して電子機器100に電力を供給することができる装置である。給電装置300は、モバイルバッテリ、ACアダプタ、パーソナルコンピュータのいずれであってもよい。
次に、図2を参照して、電子機器100の構成要素を説明する。
電子機器100は、図2に示すように、制御部101、撮像部102、記録媒体103、UI(ユーザインターフェース)部104、表示部105、メモリ106、メモリ107およびサブ制御部108を有する。さらに、電子機器100は、図2に示すように、充電・給電制御部109、USB部110、電池111および電源制御部112を有する。ただし、記録媒体103および電池111は、電子機器100から取り外し可能な構成要素である。
制御部101は、マイクロコンピュータとメモリとを有する。制御部101は、メモリ107に記憶されたプログラムを実行することにより、電子機器100の構成要素を制御することができる。
撮像部102は、被写体の光学像から画像データを生成する。撮像部102で生成された画像データはメモリ106に一時的に格納された後、記録媒体103に記録される。
記録媒体103は、撮像部102で生成された画像データを記録する不揮発性メモリである。なお、記録媒体103は、電子機器100に内蔵された記録媒体であってもよい。
UI部104は、電子機器100に対する指示をユーザから受け付けるために用いられる。UI部104は、例えば、電子機器100をパワーオン状態またはパワーオフ状態にするためのパワースイッチ、画像の撮影を指示するためのレリーズスイッチ、ズーム操作を指示するためのズームレバーなどを有する。さらに、UI部104は、例えば、画像データの再生を指示するための再生ボタン、電子機器100の動作モードを選択するためのモードダイヤルなどを有する。また、後述する表示部105に形成されるタッチパネルもUI部104に含まれる。なお、レリーズスイッチは、SW1およびSW2を有する。レリーズスイッチが、いわゆる半押し状態となることにより、SW1がONとなる。これにより、AF(オートフォーカス)処理、AE(自動露出)処理、AWB(オートホワイトバランス)処理、EF(フラッシュプリ発光)処理などの撮影準備を行うための指示を受け付ける。また、レリーズスイッチが、いわゆる全押し状態となることにより、SW2がONとなる。これにより、撮影を行うための指示を受け付ける。
表示部105は、撮影の際のビューファインダー画像の表示、撮影した画像データの表示、対話的な操作のための文字表示などを行う。なお、表示部105は必ずしも電子機器100が内蔵する必要はない。電子機器100は内部又は外部の表示部105と接続することができ、表示部105の表示を制御する表示制御機能を少なくとも有していればよい。
メモリ106は、例えば、撮像部102で生成された画像データを一時的に記憶するメモリである。
メモリ107は、電気的に消去・記録可能な不揮発性メモリである。メモリ107には、制御部101で実行されるプログラム、サブ制御部108で実行されるプログラムなどが格納されている。
サブ制御部108は、マイクロコンピュータとメモリとを有する。サブ制御部108は、メモリ107に記憶されたプログラムを実行することにより、電子機器100の構成要素を制御することができる。サブ制御部108は、メイン制御部101よりも低消費電力で動作可能である。サブ制御部108は、充電・給電制御部109が制御可能な構成であり、制御部101と通信可能な構成である。
充電・給電制御部109は、USB部110から受け取った外部電力を制御部101、サブ制御部108および電子機器100の他の構成要素に供給する。また同時に充電・給電制御部109はUSB部110から受け取った外部電力で電池111を充電する。
USB部110は、USB規格、USB Type−C規格およびUSB Power Delivery規格に準拠した通信インターフェースである。電子機器100は、USB部110を介して給電装置300とデータのやりとりを行うことができる。またUSB部110を介して給電装置300から外部電力の供給を受けることができる。なお、実施形態1では、電子機器100はUSBデバイスとして動作するものとし、USB部110には給電装置300とUSBで通信するための通信インターフェースが含まれる。制御部101は、USB部110を制御することで給電装置300とのUSB通信を実現する。
USB部110は、USBケーブル200を介して給電装置300と接続可能であり、給電装置300からUSBケーブル200を介して供給される電力を受けることできる。電子機器100は、電池111または給電装置300からの電力で電子機器100の構成要素を動作させることができる。
電池111は、電子機器100を動作させるために必要な電力を供給するものである。電池111は、電子機器100から取り外し可能であり、USB部110から受け取った外部電力で充電可能である。電池111は、認証部を有する。電池111の認証部と電子機器100の制御部101またはサブ制御部108との間で、所定の電池認証処理が行われる。
電源制御部112は、電子機器100の状態に応じて、電池111または充電・給電制御部109からの他の構成要素への電力供給を制御する。電源制御部112の動作は、制御部101またはサブ制御部108によって制御される。
次に、図3を参照して、給電装置300の構成要素を説明する。
制御部301は、マイクロコンピュータとメモリとを有する。制御部301は、制御部301が有するメモリに記憶されたプログラムを実行することにより、給電装置300の構成要素を制御することができる。
USB部302は、USB規格、USB Type−C規格およびUSB Power Delivery規格に準拠した通信インターフェースである。USB部302は、電子機器100とUSBケーブル200を介して接続可能であり、USBケーブル200を介して電子機器100に電力を供給することができる。
チャージャ接続先情報取得部303は、電子機器100に関する情報を電子機器100から取得することができる。また、チャージャ接続先情報取得部303は、CC(Configuration Channel)端子を介して電子機器100に給電装置300の給電能力を通知することができる。
接続部304は、家庭用コンセント、電池などに接続される。
電源制御部305は、接続部304から得られた電力を電子機器に供給できる電源に切り替える。例えば、接続部304の接続先が家庭用電源(100V/50Hz交流電源)から電子機器100に最大27W(9V,3A)の電力を供給する場合、電源制御部305はACDCで変換し、9Vの出力ができるようにする。出力電圧はチャージャ接続先情報取得部303で得られた給電能力を参照し、制御部301の指令のもと変更される。すなわち、電源制御部305で出力可能な電圧および電流が給電装置300の給電可能な電力情報となる。
チャージャ出力制御部306は、USB部302のVBUS端子に接続している。チャージャ出力制御部306は電源制御部305から供給された電力を外部の電子機器にVBUS端子を介して供給/遮断の制御をおこなう。さらに、チャージャ出力制御部306は、チャージャ接続先情報取得部303により、出力タイミングの制御、電子機器からの停止のコマンドを受け取っての停止処理などを行う。
次に、図4を参照して、電子機器100が有する充電・給電制御部109の構成要素を説明する。
接続先情報取得部1091は、CC(Configuration Channel)端子を介して給電装置300の給電能力を検出することができる。
入力制御部1092は、USB部110のVBUS端子に接続している。入力制御部1092はVBUS端子と接続している給電装置300から電力を受け取ることができ、接続先情報取得部1091の結果をもとに給電制御部1093に電力を供給するか切り替える。
給電制御部1093は、入力制御部1092を介して供給されたVBUS電力を電源制御部112および充電・給電制御部1094が受けられる電圧に変換する制御を行う。実施形態1では給電制御部1093は、5Vまたは9Vで受けた電圧を降圧して、適正な電池電圧まで電圧を下げる。実施形態1では電池111が1セルで構成されるため、4.2Vで満充電となるように充電されるが、電池111は2つ以上の電池セルを有する電池であってもよい。また、給電制御部1093は、受電する電圧に応じて、昇圧または降圧できる構成であってもよい。また、電池がない場合は、給電制御部1093は入力制御部1092を介して供給されたVBUS電力を電源制御部112において効率が最もよい電圧(例えば、3.7V)に変換するように制御する。
また、給電制御部1093は接続先情報取得部1091で得られた給電装置300の給電能力をもとに、サブ制御部108の指示に従い、供給できる電流の制限も行うことができる。例えば、給電装置300の給電能力が最大27W(9V,3A)であった場合、給電制御部1093は、電池電圧である4.2Vに向けて、所定の電圧に降圧し、3.0A以上電流が引かれないように制御を行う。
充電・給電制御部1094は、入力制御部1092および給電制御部1093を介して、VBUS端子から受電する電力で、後述する接続部1095に接続している電池111を充電することができる。充電・給電制御部1094は、電池に対して、ダメージを与えないように電流を制御しながら、CC(定電流)充電およびCV(定電圧)充電を実現させる。接続部1095は、電池111が接続される接続部である。
電圧監視部1096は、入力されたVBUS電圧を監視し、取得したVBUS電圧をサブ制御部108に通知する。そこで、例えば、電圧監視部1096は給電装置300の給電能力が最大27W(9V,3A)であった場合、VBUS電圧が所定の電圧(15Vなど)以上であるか否かを監視する。必要に応じて、サブ制御部108は入力制御部1092の停止を指示したり、接続先情報取得部1091を介して、給電装置300に電力出力の停止を指示したりする。
温度監視部1097は、USB部110付近の温度を監視し、サブ制御部108に通知する。そこで、例えば、温度監視部1097はUSB部110付近の温度が所定の温度以上であるか否かを監視する。必要に応じて、サブ制御部108は入力制御部1092の停止を指示したり、接続先情報取得部1091を介して給電装置300に電力出力の停止を指示したりする。
次に、図5のフローチャートを参照して、電子機器100がUSB給電中である場合に電子機器100の異常を検出した場合における電子機器100の制御方法を説明する。なお、図5のフローチャートを参照して説明する以下の処理は、制御部101がメモリ107に記憶されているプログラムを実行することにより制御される。図5に示すフローチャートは、電子機器100がUSB給電中である場合に電圧監視部1096または温度監視部1097にて電子機器100の異常を検出した場合に開始される。
ステップS501において、制御部101は、給電装置300からの給電による異常が電子機器100で発生したか否かを判定する。電圧監視部1096または温度監視部1097にて電子機器100の異常が発生したと判定した場合、制御部101はステップS502に進む。電圧監視部1096または温度監視部1097にて電子機器100の異常が発生していないと判定した場合、制御部101はステップS501を繰り返す。電圧監視部1096はVBUS電圧が所定の電圧以上になったか否かを監視し、温度監視部1097はUSB部110付近の温度が所定の温度以上であるか否かを監視する。サブ制御部108はそれら監視部が検出した結果に基づき、制御部101に電子機器100の異常を通知する。
ステップS502において、制御部101は電池111の電圧が所定の基準電圧以上であるか否かを判定する。電池111の電圧が所定の基準電圧以上であると判定した場合、制御部101はステップS503に進む。電池111の電圧が所定の基準電圧未満であると判定した場合、制御部101はステップS506に進む。ここで、所定の基準電圧とは、電子機器100が動作可能な最低電圧に相当する。つまり、電池111の電圧が所定の基準電圧以上である場合は、USB給電電力がなくても動作可能な電池残量であることを意味する。電池111の電圧が所定の基準電圧未満であるか、電池111が電子機器100に接続されていない場合は、USB給電電力がなくなると電子機器100は動作不能であることを意味する。
ステップS503において、制御部101はサブ制御部108にUSB給電のリセットを指示し、ステップS504に進む。サブ制御部108はその指示を受け、充電・給電制御部109の接続先情報取得部1091を介して給電装置300にUSB給電のリセットを要求する。つまり、USB給電に起因する異常を検出したため、給電装置300の出力をリセットして異常状態からの復帰を試みる。
ステップS504において、制御部101は電源制御部112に対して充電・給電制御部109からの電力供給から電池111からの電力供給に切り替え、ステップS505に進む。なおここで制御部101は電力供給元が給電装置300から電池111に変更されたことを表示部105に表示し、ユーザに周知するようにしてもよい。
ステップS505において、制御部101はステップS501で異常を検出する前の動作を継続する。そして、図5のフローチャートは終了する。なお、給電装置300が異常状態に陥っていると、ステップS503で給電リセットを行っても再度ステップS501において制御部101は異常を検出する可能性がある。その場合、給電リセットが所定の回数繰り返されたらステップS503において制御部101は給電を停止するようにしてもよい。また給電リセットを行った結果、給電装置300の異常状態が解消された場合は、再度給電処理を再開することも可能である。
ステップS506において、制御部101はステップS501で検出した電子機器100の異常が緊急エラーであるか否かを判定する。電子機器100の異常が緊急エラーであると判定した場合、制御部101はステップS507に進む。電子機器100の異常が緊急エラーではないと判定した場合、制御部101はステップS508に進む。緊急エラーとは、例えば電圧監視部1096で検出するVBUSの過電圧であり、電子機器100の故障の原因になり得る異常に相当する。
ステップS507において、制御部101は緊急終了処理を行い、ステップS509に進む。緊急終了処理とは、電子機器100が故障しない程度の余裕をもって行われるシャットダウン処理に相当する。例えば、撮像部102の鏡筒の沈胴処理、記録媒体103への書き込み完了の待ち合わせなどは行わず、回路ブロックへの電力供給の遮断などの必要最低限の処理だけ行うものである。
ステップS508において、制御部101は通常終了処理を行い、ステップS509に進む。通常終了処理とは電子機器100の電源ボタンを押したときに行われる終了処理と同じである。例えば撮像部102の鏡筒が沈胴するまで待ち、また記録媒体103への書き込みが完了するのを待ち合わせ、各制御ブロックを所定の手順で順次終了させるものである。
ステップS509において、制御部101はサブ制御部108にUSB給電のリセットを指示し、ステップS510に進む。サブ制御部108はその指示を受け、充電・給電制御部109の接続先情報取得部1091を介して給電装置300にUSB給電のリセットを要求する。
ステップS510において、制御部101は、充電・給電制御部109から他の構成要素への電力供給を停止することを電源制御部112に指示する。これにより、電子機器100はパワーオフ状態に移行する。そして、図5のフローチャートは終了する。
以上説明したように、実施形態1における電子機器100は、給電に起因する異常を検出した際に、電池電圧の状態と異常の種別に応じて終了処理を行ってから、異常状態を解消するために給電をリセットする。これにより、USB給電中の急なシャットダウン処理の発生を抑止することができる。
[実施形態2]
実施形態1で説明した様々な機能、処理または方法は、パーソナルコンピュータ、マイクロコンピュータ、CPU(Central Processing Unit)、マイクロプロセッサなどがプログラムを用いて実現することもできる。以下、実施形態2では、パーソナルコンピュータ、マイクロコンピュータ、CPU(Central Processing Unit)、マイクロプロセッサなどを「コンピュータX」と呼ぶ。また、実施形態2では、コンピュータXを制御するためのプログラムであって、実施形態1で説明した様々な機能、処理または方法を実現するためのプログラムを「プログラムY」と呼ぶ。
実施形態1で説明した様々な機能、処理または方法は、コンピュータXがプログラムYを実行することによって実現される。この場合において、プログラムYは、コンピュータ読み取り可能な記憶媒体を介してコンピュータXに供給される。実施形態2におけるコンピュータ読み取り可能な記憶媒体は、ハードディスク装置、磁気記憶装置、光記憶装置、光磁気記憶装置、メモリカード、揮発性メモリ、メモリなどの少なくとも一つを含む。実施形態2におけるコンピュータ読み取り可能な記憶媒体は、non−transitoryな記憶媒体である。
100 電子機器
111 電池
200 USBケーブル
300 給電装置

Claims (8)

  1. 電池または給電装置からの電力で動作可能な電子機器であって、
    前記電子機器の異常を検出した際に、前記電池の電圧が所定の基準電圧未満である場合には、所定の処理を行った後に前記給電装置から前記電子機器に供給される電力を制御する制御手段を有することを特徴とする電子機器。
  2. 前記電子機器の異常は、電圧または温度に基づいて検出されることを特徴とする請求項1記載の電子機器。
  3. 前記制御手段は、前記電池の電圧により前記電池が接続されているか否かを判定することを特徴とする請求項1または2に記載の電子機器。
  4. 前記制御手段は、前記電子機器の異常が電圧に基づいて検出された場合には緊急終了処理を行い、前記電子機器の異常が温度に基づいて検出された場合には通常終了処理を行った後に前記給電装置から前記電子機器に供給される電力を制御することを特徴とする請求項1から3のいずれか1項に記載の電子機器。
  5. 前記制御手段は、前記電池の電圧が前記所定の基準電圧以上である場合には、緊急終了処理または通常終了処理を行わずに、前記給電装置から前記電子機器に供給される電力を制御することを特徴とする請求項1から3のいずれか1項に記載の電子機器。
  6. 前記給電装置は、USB Power Delivery規格に準拠した給電装置であることを特徴とする請求項1から5のいずれか1項に記載の電子機器。
  7. 電池または給電装置からの電力で動作可能な電子機器の制御方法であって、
    前記電子機器の異常を検出した際に、前記電池の電圧が所定の基準電圧未満である場合には、所定の処理を行った後に前記給電装置から前記電子機器に供給される電力を制御するステップを有することを特徴とする制御方法。
  8. 電池または給電装置からの電力で動作可能な電子機器に、
    前記電子機器の異常を検出した際に、前記電池の電圧が所定の基準電圧未満である場合には、所定の処理を行った後に前記給電装置から前記電子機器に供給される電力を制御するステップを実行させるためのプログラム。
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