JP2019022025A - 撮影装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】最適な可視光映像と赤外光映像を撮影することを可能とした移動体用撮影装置を提供すること。
【解決手段】自移動体の周辺の可視画像を撮影する可視光撮像手段と、自移動体の周辺の赤外画像を撮影する赤外光撮像手段と、自移動体の進行方向情報に基づいて赤外光撮影手段を進行方向に向けて撮影する撮影方向移動手段と、可視画像に赤外画像の映像信号を多重する手段と、外部に映像信号を出力する映像出力手段とを有し、映像信号を多重する手段は、撮影方向移動手段の赤外光撮影方向情報に基づいて赤外画像映像信号の多重位置を移動させることを特徴とする。
【選択図】図1
【解決手段】自移動体の周辺の可視画像を撮影する可視光撮像手段と、自移動体の周辺の赤外画像を撮影する赤外光撮像手段と、自移動体の進行方向情報に基づいて赤外光撮影手段を進行方向に向けて撮影する撮影方向移動手段と、可視画像に赤外画像の映像信号を多重する手段と、外部に映像信号を出力する映像出力手段とを有し、映像信号を多重する手段は、撮影方向移動手段の赤外光撮影方向情報に基づいて赤外画像映像信号の多重位置を移動させることを特徴とする。
【選択図】図1
Description
本発明は、移動体用撮影装置に関し、特に可視光および赤外光を用いた移動体用撮影装置に関する。
従来、特許文献1には、移動体である車両周辺の状態を、赤外光カメラを用いて撮像し、その撮像した画像を運転席の前方に表示する装置が提案されている。また、光電変換部の平均照度を検出する平均照度検出部を設け、該平均照度に基づいて、可視光による撮影映像から赤外光による暗視撮影映像に切換えることが提案されている。この装置によれば、人間の視覚特性によりドライバが認識することが困難な、夜間の車両周辺状況においても、実際には存在する人間や障害物等の状態をドライバは容易に把握することができ、運転操作を効果的に支援することができる。
しかしながら、上述の特許文献1に開示された従来技術では、夜間などの周辺が暗く、遠くが肉眼では見え難い状況であるか否かという判断により、赤外光カメラの映像に切換えることを行っているが、必ずしもこの判断が望ましいとは限らない。
そこで、本発明の目的は、最適な可視光映像と赤外光映像を撮影することを可能とした移動体用撮影装置を提供することにある。
上記の目的を達成するために、本発明に係る移動体用撮影装置は、
自移動体の周辺の可視画像を撮影する可視光撮像手段と、自移動体の周辺の赤外画像を撮影する赤外光撮像手段と、自移動体の進行方向情報に基づいて赤外光撮影手段を進行方向に向けて撮影する撮影方向移動手段と、可視画像に赤外画像の映像信号を多重する手段と、外部に映像信号を出力する映像出力手段とを有し、映像信号を多重する手段は、撮影方向移動手段の赤外光撮影方向情報に基づいて赤外画像映像信号の多重位置を移動させることを特徴とする。
自移動体の周辺の可視画像を撮影する可視光撮像手段と、自移動体の周辺の赤外画像を撮影する赤外光撮像手段と、自移動体の進行方向情報に基づいて赤外光撮影手段を進行方向に向けて撮影する撮影方向移動手段と、可視画像に赤外画像の映像信号を多重する手段と、外部に映像信号を出力する映像出力手段とを有し、映像信号を多重する手段は、撮影方向移動手段の赤外光撮影方向情報に基づいて赤外画像映像信号の多重位置を移動させることを特徴とする。
本発明によれば、最適な可視光映像と赤外光映像を撮影することを可能とした移動体用撮影装置を提供することができる。
以下に、本発明の好ましい実施の形態を、添付の図面に基づいて詳細に説明する。
以下、図1、2、3を参照して、本発明の第1の実施例による、撮影装置について説明する。
図1に、本発明の第1の実施例に係る撮影装置の構成を示す。
撮影装置100は、移動体に搭載される移動体用撮影装置であり、運転支援用もしくは周辺監視用に移動体の前方を撮影する。進行方向情報出力装置200は移動体の進行方向を検知しその情報を出力する。本実施例では、進行方向情報出力装置200は、GPSを用いたカーナビゲーションシステムによって進行方向情報を出力する例について説明する。さらに、モニタ装置300は、運転手に対して映像を表示する映像表示手段であり、前記撮影装置100により撮影された映像を表示する。
撮影装置100は、可視光撮像レンズ101、可視光撮像素子102、可視光画像処理部103から成る可視光撮像手段104と、赤外光撮像レンズ105、赤外光撮像素子106、赤外光画像処理部107、撮像方向移動部108から成る赤外光撮像手段109を有する。さらに、撮像装置100は、進行方向情報取得部110、映像合成部111、映像出力部112を有する。
可視光撮像レンズ101は、光を可視光撮像素子102に集光させるためのレンズであり、可視光撮像素子102は、可視光の波長領域の光を透過させるバンドパスフィルタを有し、該可視光撮像レンズ101を介した光のうち、可視光のみを受光し光電変換する。可視光画像処理部103は、可視光撮像素子102からの信号を画像処理し、可視光映像を生成する。
赤外光撮像レンズ105は、光を赤外光撮像素子106に集光させるためのレンズであり、赤外光撮像素子106は、赤外光の波長領域の光を透過させるバンドパスフィルタを有し、該赤外光撮像レンズ105を介した光のうち、赤外光のみを受光し光電変換する。赤外光画像処理部107は、赤外光撮像素子106からの信号を画像処理し、赤外光映像を生成する。
進行方向情報取得部110は、進行方向情報出力装置200に接続され、進行方向情報出力装置200の出力するGPSを用いたカーナビゲーションシステムによる進行方向情報を取得し、撮像方向移動部108へ進行方向への撮影方向移動指示信号を送る。ここで、GPSを用いたカーナビゲーションシステムには予め目的地が設定されている。
赤外光撮像手段109の撮影方向を移動させる撮像方向移動部108は、進行方向情報取得部110からの撮影方向移動指示信号によって、モーター(図示せず)を駆動し撮像方向を変更する。
映像合成部111は、可視光映像の中に赤外光映像を合成する。合成する場所は撮像方向移動部108からの赤外光撮影方向情報によって決定される。こうすることで、可視光映像のうち、移動体の進行方向の映像の一部が、赤外光映像に置き換わることとなる。
映像出力部112は、映像合成部111からの映像信号をモニタ装置300に出力する。
図2は、実施例1におけるモニタ装置300の画面である。
可視光映像301の一部が赤外光映像302に置き換わり、赤外光映像302は移動体の進行方向に連動して、方向303の方向に移動することが可能である。
図3は、実施例1における映像多重位置移動処理の流れを示したフローチャートである。
まずステップS10では、進行方向情報出力装置200であるGPSを用いたカーナゲーションシステムから進行方向情報を取得する。
次に、ステップS11では、進行方向が変化したかどうかを判断する。進行方向が変化した場合はステップS12に進み、変化していない場合は終了し映像多重位置は移動しない。
ステップS12では進行方向情報に従い、撮像方向移動部108によって赤外光撮像手段109の撮影方向を移動させる。このことによって、進行方向を赤外光撮影することとなり、ステップS13へ進む。
ステップS13では、映像合成部111は、赤外光撮影方向情報に従い赤外光映像302を移動体の進行方向に連動して可視光映像301に合成する位置を移動させる。こうすることで、可視光映像のうち、移動体の進行方向の一部が、赤外光映像に置き換わることとなる。
よって、夜間などの移動体周辺が暗い場合は、ヘッドライトが届かない遠方もモニタ装置300上の進行方向の赤外光映像302を見ることで人間や障害物などをいち早く認識することができる。また、移動体周辺に近い範囲の映像は、赤外光映像よりも鮮明である可視光映像301がモニタ装置300の大部分の範囲において表示されるため、人間や障害物などをいち早く認識することができる。ゆえに、最適な可視光映像と赤外光映像を撮影することが可能となる。
また、本実施例においては、可視光撮像手段と赤外光撮像手段をそれぞれ個別に有する例に関して説明したが、これに限られる訳ではなく、可視光と赤外光の撮像手段が一体型の撮像手段であり、光学系のみ個別に有する形態であっても良い。
さらに、本実施例においては、撮影装置とは別にモニタ装置が構成される例に関して説明したが、これに限られる訳ではなく、撮影装置内に表示手段を構成しても当然良い。
以下、図1と図4を参照して、本発明の第2の実施例による、撮影装置について説明する。
本発明の第2の実施例に係る撮影装置の構成は、図1において、進行方向情報出力装置200が移動体の操舵装置からの進行方向情報を出力するものである。操舵装置からの進行方向情報とは例えばハンドルの角度情報である。
図1で説明した内容と同様の構成要素は、同一符号で示し、説明を省略する。
進行方向情報取得部110は、進行方向情報出力装置200に接続され、進行方向情報出力装置200の出力する移動体の操舵装置からの進行方向情報を取得し、撮像方向移動部108へ進行方向への撮影方向移動指示信号を送る。
赤外光撮像手段109の撮影方向を移動させる撮像方向移動部108は、進行方向情報取得部110からの撮影方向移動指示信号によって、モーター(図示せず)を駆動し撮像方向を変更する。
映像合成部111は、可視光映像の中に赤外光映像を合成する。合成する場所は撮像方向移動部108からの赤外光撮影方向情報によって決定される。こうすることで、可視光映像のうち、移動体の進行方向の映像の一部が、赤外光映像に置き換わることとなる。
図4は、実施例1における映像多重位置移動処理の流れを示したフローチャートである。
まずステップS10では、進行方向情報出力装置200から出力されるハンドルの角度情報から進行方向情報を取得する。
次に、ステップS11では、進行方向が変化したかどうかを判断する。進行方向が変化した場合はステップS12に進み、変化していない場合は終了し映像多重位置は移動しない。
ステップS12では進行方向情報に従い、撮像方向移動部108によって赤外光撮像手段109の撮影方向を移動させる。このことによって、進行方向を赤外光撮影することとなり、ステップS13へ進む。
ステップS13では、映像合成部111は、赤外光撮影方向情報に従い赤外光映像302を移動体の進行方向に連動して可視光映像301に合成する位置を移動させる。こうすることで、可視光映像のうち、移動体の進行方向の一部が、赤外光映像に置き換わることとなる。
よって、夜間などの移動体周辺が暗い場合は、ヘッドライトが届かない遠方もモニタ装置300上の進行方向の赤外光映像302を見ることで人間や障害物などをいち早く認識することができる。また、移動体周辺に近い範囲の映像は、赤外光映像よりも鮮明である可視光映像301がモニタ装置300の大部分の範囲において表示されるため、人間や障害物などをいち早く認識することができる。ゆえに、最適な可視光映像と赤外光映像を撮影することが可能となる。
また、本実施例においては、可視光撮像手段と赤外光撮像手段をそれぞれ個別に有する例に関して説明したが、これに限られる訳ではなく、可視光と赤外光の撮像手段が一体型の撮像手段であり、光学系のみ個別に有する形態であっても良い。
以上、本発明の好ましい実施形態について説明したが、本発明はこれらの実施形態に限定されず、その要旨の範囲内で種々の変形及び変更が可能である。
100 撮影装置、104 可視光撮像手段、108 撮像方向移動部、
109 赤外光撮像手段、111 映像合成部、112 映像出力部、
200 進行方向情報出力装置
109 赤外光撮像手段、111 映像合成部、112 映像出力部、
200 進行方向情報出力装置
Claims (3)
- 自移動体の周辺の可視画像を撮影する可視光撮像手段と、
自移動体の周辺の赤外画像を撮影する赤外光撮像手段と、
自移動体の進行方向情報に基づいて赤外光撮影手段を進行方向に向けて撮影する撮影方向移動手段と、
可視画像に赤外画像の映像信号を多重する手段と、
外部に映像信号を出力する映像出力手段と、
を有し、
映像信号を多重する手段は、撮影方向移動手段の赤外光撮影方向情報に基づいて赤外画像映像信号の多重位置を移動させることを特徴とする移動体用撮影装置。 - 前記自移動体の進行方向情報は、GPSを用いたカーナビゲーションシステムから取得することを特徴とする請求項1に記載の移動体用撮影装置。
- 前記自移動体の進行方向情報は、自移動体の操舵装置から取得することを特徴とする請求項1に記載の移動体用撮影装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2017137503A JP2019022025A (ja) | 2017-07-14 | 2017-07-14 | 撮影装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2017137503A JP2019022025A (ja) | 2017-07-14 | 2017-07-14 | 撮影装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2019022025A true JP2019022025A (ja) | 2019-02-07 |
Family
ID=65355063
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2017137503A Pending JP2019022025A (ja) | 2017-07-14 | 2017-07-14 | 撮影装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2019022025A (ja) |
-
2017
- 2017-07-14 JP JP2017137503A patent/JP2019022025A/ja active Pending
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