JP2019021844A - 半導体レーザおよびその製造方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】光学特性が良好な半導体レーザおよびその製造方法を提供する。【解決手段】半導体レーザLDは、第1レーザ部LDAおよび第2レーザ部LDBを有している。第1レーザ部LDAは第1回折格子DGAを有し、第2レーザ部LDBは第2回折格子DGBを有している。第1回折格子DGAおよび第2回折格子DGBは、半導体基板領域SBRの第1面FSに互いに分離して形成されている。劈開面CSにおいて、第1回折格子DGAの位相と第2回折格子DGBの位相とが互いにずれている。【選択図】図1

Description

本発明は、半導体レーザおよびその製造方法に関するものである。
光通信などで使用されるレーザーダイオードなどの半導体レーザでは、光学特性を改善するためにレーザーの導波路に回折格子というレーザー発振波長を単一にする構造を持つものがある。この回折格子は複数の山と複数の谷とから構成されており、山および谷の各々の方向と平行にウエハを劈開することによって半導体レーザの出射端面が形成される。
また、回折格子を有する半導体レーザは、たとえば特開平6−244491号公報(特許文献1)に開示されている。特許文献1には、回折格子の山および谷の方向と所定の角度をなすように劈開を行なってレーザ出射端面を形成することが開示されている。
特開平6−244491号公報
上記のように回折格子の山および谷の各々の方向と平行にウエハを劈開する場合、劈開が回折格子の所定の位相位置で行われると、光学特性が悪化し、半導体レーザが不良となってしまう。
また上記特許文献1に記載のように回折格子の山および谷の方向に対して傾斜して劈開する場合、劈開面から出射される光の量が少なくなるという問題がある。
その他の課題と新規な特徴は、本明細書の記述および添付図面から明らかになるであろう。
一実施の形態によれば、第1回折格子および第2回折格子が基板の表面に互いに分離して形成されている。劈開面において、第1回折格子の位相と第2回折格子の位相とが互いにずれている。
前記一実施の形態によれば、光学特性が良好な半導体レーザおよびその製造方法を実現することができる。
実施の形態1における半導体レーザの構成を概略的に示す斜視図である。 図1の半導体レーザにおける回折格子の構成を示す概略斜視図である。 図1のIIIA−IIIA線に沿う概略断面図(A)および図1のIIIB−IIIB線に沿う概略断面図(B)である。 実施の形態1における半導体レーザの製造方法の第1工程を示す概略斜視図である。 実施の形態1における半導体レーザの製造方法の第2工程を示す概略斜視図である。 実施の形態1における半導体レーザの製造方法の第3工程を示す概略斜視図である。 実施の形態1における半導体レーザの製造方法の第4工程を示す概略斜視図である。 実施の形態1における半導体レーザの製造方法の第5工程を示す概略斜視図である。 実施の形態1における半導体レーザの製造方法の第6工程を示す概略斜視図である。 実施の形態1における半導体レーザの製造方法の第7工程を示す概略斜視図である。 実施の形態1における半導体レーザの製造方法の第8工程を示す概略斜視図である。 実施の形態1における半導体レーザの製造方法の第9工程を示す概略斜視図である。 実施の形態1における半導体レーザの製造方法の第10工程を示す概略斜視図である。 実施の形態1における半導体レーザの製造方法の第11工程を示す概略斜視図である。 実施の形態1における半導体レーザの製造方法の第12工程を示す概略斜視図である。 実施の形態1における半導体レーザの製造方法の第13工程を示す概略平面図である。 実施の形態1における半導体レーザの製造方法の第14工程を示す概略平面図である。 実施の形態1における半導体レーザの製造方法の第15工程を示す概略平面図である。 実施の形態1における半導体レーザの製造方法の第16工程を示す概略平面図である。 実施の形態1における半導体レーザの製造方法の第17工程を示す概略斜視図である。 実施の形態1における半導体レーザの製造方法の第18工程を示す概略斜視図である。 実施の形態1における半導体レーザの製造時に電子線描画装置を用いた露光を行なう様子を示す概略斜視図である。 劈開面における回折格子の位相位置の変化によって劈開面から出射される光の量が異なることを示す図である。 実施の形態2における半導体レーザの構成を概略的に示す斜視図である。 図24のXXV−XXV線に沿う概略断面図である。 図24のXXVI−XXVI線に沿う概略断面図である。 図24における半導体レーザの3つの回折格子の各々の位相を示す図である。 実施の形態3における半導体レーザの構成を概略的に示す斜視図である。 図28のXXIX−XXIX線に沿う概略断面図である。 図28のXXX−XXX線に沿う概略断面図である。 図28における半導体レーザの4つの回折格子の各々の位相を示す図である。
以下、実施の形態について図に基づいて説明する。
(実施の形態1)
図1に示されるように、本実施の形態の半導体レーザLDは、たとえばレーザーダイオードであり、チップ状態である。この半導体レーザLDは、半導体基板領域SBR(基板)と、n型ガイド層GLと、第1活性層ALAと、第2活性層ALBと、p型クラッド層CLと、p型コンタクト層COLと、p型ブロック層BLAと、高抵抗層HRと、n型ブロック層BLBと、第1電極SEAと、第2電極SEBと、裏面電極BEとを主に有している。
半導体基板領域SBRは、第1面FS(表面)と、その第1面FSに対向する第2面SS(裏面)とを有している。半導体基板領域SBRは、第1面FSに、第1回折格子DGAと、第2回折格子DGBとを有している。
半導体基板領域SBRの第1面FS上には、n型ガイド層GLが配置されている。このn型ガイド層GLは、第1回折格子DGAおよび第2回折格子DGBの各々に接するように形成されている。
第1回折格子DGAの真上には、n型ガイド層GLに接するように第1活性層ALAが配置されている。第2回折格子DGBの真上には、n型ガイド層GLに接するように第2活性層ALBが配置されている。第1活性層ALAおよび第2活性層ALBの各々は、たとえば多重量子井戸構造(MQW構造)を有している。第1活性層ALAおよび第2活性層ALBは互いに分離している。
第1活性層ALAおよび第2活性層ALBの各々の側部には、p型ブロック層BLAが配置されている。p型ブロック層BLAは、n型ガイド層GLの上面に接している。p型ブロック層BLAの上面に接するように高抵抗層HRが配置されている。高抵抗層HRの上面に接するようにn型ブロック層BLBが配置されている。
第1活性層ALAおよび第2活性層ALBの各々の上面とn型ブロック層BLBとの上面に接するようにp型クラッド層CLが配置されている。p型クラッド層CLの上面に接するようにp型コンタクト層COLが配置されている。
p型コンタクト層COLの上面から半導体基板領域SBRの第1面FSに達するように溝TRA、TRB、TRCの各々が形成されている。この溝TRA、TRB、TRCの各々は、p型コンタクト層COL、p型クラッド層CL、n型ブロック層BLB、高抵抗層HR、p型ブロック層BLA、n型ガイド層GLなどを貫通している。
溝TRAと溝TRBとに挟まれる領域に第1レーザ部LDAが配置されている。この第1レーザ部LDAは、第1回折格子DGAと、その第1回折格子DGAの真上に位置する第1活性層ALAとを有している。また溝TRAと溝TRCとに挟まれる領域に第2レーザ部LDBが配置されている。この第2レーザ部LDBは、第2回折格子DGBと、その第2回折格子DGBの真上に位置する第2活性層ALBとを有している。
また溝TRBに対して第1レーザ部LDAの反対側には、第1メサ部MSAが配置されている。また溝TRCに対して第2レーザ部LDBの反対側には、第2メサ部MSBが配置されている。第1メサ部MSAおよび第2メサ部MSBの各々は、n型ガイド層GL、エピタキシャル層AL、p型ブロック層BLA、高抵抗層HR、n型ブロック層BLB、p型クラッド層CLおよびp型コンタクト層COLが積層された構成を有している。
第1レーザ部LDAのp型コンタクト層COLの一部と、第2レーザ部LDBのp型コンタクト層COLの一部とを露出するように絶縁層ILが配置されている。この絶縁層ILは、溝TRA、TRB、TRCの各々の壁面上と、第1メサ部MSA上と、第2メサ部MSB上とを覆っている。
絶縁層ILから露出した第1レーザ部LDAのp型コンタクト層COLと電気的に接続するように第1電極SEAが形成されている。第1電極SEAは、絶縁層IL上において溝TRBを経由して第1メサ部MSA上に延びている。また第1電極SEAは、第1メサ部MSA上に位置する第1電極パッドPDAを有している。
絶縁層ILから露出した第2レーザ部LDBのp型コンタクト層COLと電気的に接続するように第2電極SEBが形成されている。第2電極SEBは、絶縁層IL上において溝TRCを経由して第2メサ部MSB上に延びている。また第2電極SEBは、第2メサ部MSB上に位置する第2電極パッドPDBを有している。
半導体基板領域SBRの第2面SSには、半導体基板領域SBRと接するように裏面電極BEが配置されている。
この半導体レーザLDは、劈開面CSを有している。この劈開面CSは、半導体基板領域SBRの第1面FSおよび第2面SSの各々と交差する面である。またこの劈開面CSから第1レーザ部LDAのレーザ光または第2レーザ部LDBのレーザ光が出射される。たとえば第1活性層ALAの劈開面CSまたは第2活性層ALBの劈開面CSから矢印で示されるようにレーザー光が出射される。
なお半導体基板領域SBRは、たとえばn型InPよりなっている。n型ガイド層GLはたとえばn型InGaAsPを有している。第1活性層ALAおよび第2活性層ALBの各々はたとえばAlGaInAsを有している。p型クラッド層CLはたとえばp型InPを有している。p型コンタクト層COLはたとえばp型InGaAsを有している。p型ブロック層BLAはたとえばp型InPを有している。高抵抗層HRはたとえば高抵抗のInPを有している。n型ブロック層BLBはたとえばn型InPを有している。
図2に示されるように、半導体基板領域SBRの第1面FSには、第1回折格子DGAと、第2回折格子DGBとが形成されている。第1回折格子DGAと、第2回折格子DGBとは互いに分離している。つまり第1回折格子DGAと第2回折格子DGBとの間には、回折格子が形成されていない平坦な面(第1面FS)が配置されている。
第1回折格子DGAは、複数の第1山FMと複数の第1谷FVとからなる凹凸を有している。第1回折格子DGAにおいて、第1山FMと第1谷FVとが交互に配置されている。第1山FMは劈開面CSに沿って延びている。第1谷FVは劈開面CSに沿って延びている。第1山FMおよび第1谷FVの各々は劈開面CSにたとえば平行に延びている。
第2回折格子DGBは、複数の第2山SMと複数の第2谷SVとからなる凹凸を有している。第2回折格子DGBにおいて、第2山SMと第2谷SVとが交互に配置されている。第2山SMは劈開面CSに沿って延びている。第2谷SVは劈開面CSに沿って延びている。第2山SMおよび第2谷SVの各々は劈開面CSにたとえば平行に延びている。
図3(A)、(B)に示されるように、第1回折格子DGAの凹凸と第2回折格子DGBの凹凸との各々は、同じ波長λを有している。具体的には、第1回折格子DGAの第1山FMと第1谷FVとから構成される凹凸のピッチλは、第2回折格子DGBの第2山SMと第2谷SVとから構成される凹凸のピッチλと同じである。さらに具体的には、第1回折格子DGAの互いに隣り合う第1山FMの頂点間の距離λは、第2回折格子DGBの互いに隣り合う第2山SMの頂点間の距離λと同じである。
劈開面CSにおいて、第1回折格子DGAの位相と第2回折格子DGBの位相とが互いにずれている。劈開面CSにおいて第1回折格子DGAの位相と第2回折格子DGBの位相とは互いにλ/nだけずれている(nは2以上の自然数である)。たとえば劈開面CSにおいて第1回折格子DGAの位相と第2回折格子DGBの位相とは互いにλ/2だけずれている。また、たとえば劈開面CSにおいて第1回折格子DGAの位相と第2回折格子DGBの位相とは互いにλ/4またはλ/3だけずれていてもよい。
次に、本実施の形態の半導体レーザの製造方法について図1および図4〜図22を用いて説明する。
図4に示されるように、互いに対向する第1面FSと第2面SSとを有する半導体基板領域SBRが準備される。この半導体基板領域SBRの第1面FSに、フォトレジスト(感光体)PR1が塗布される。このフォトレジストPR1が、たとえば電子線描画装置を用いて露光される。
図22に示されるように、電子線描画装置は、電子線源ESと、偏向器DIFと、X−YステージSTとを有している。このX−YステージST上に、フォトレジストPR1が塗布された半導体基板領域SBRが載置される。このフォトレジストPR1に、電子線源ESから発せられた電子線EBが照射される。電子線EBの照射は、偏向器DIFおよびX−YステージSTの移動に同期しながら連続して行われる。回折格子の露光は、偏向器DIFを移動させながら行われる。
図4に示されるように、上記露光が行われた後、フォトレジストPR1が現像される。この現像によりフォトレジストPR1がパターニングされる。パターニングされたフォトレジストPR1をマスクとして、半導体基板領域SBRにエッチングが施される。このエッチングは、たとえばウエットエッチングを含む。この後、フォトレジストPR1がたとえばアッシングなどにより除去される。
図5に示されるように、上記のエッチングにより、半導体基板領域SBRの第1面FSに第1回折格子DGAおよび第2回折格子DGBの各々が、互いに分離して形成される。
図6に示されるように、半導体基板領域SBRの第1面FSにn型ガイド層GLが形成される。n型ガイド層GLは、第1回折格子DGAおよび第2回折格子DGBの各々に接するように形成される。
図7に示されるように、n型ガイド層GLの上にマスク層MAAが形成される。マスク層MAAは、第1回折格子DGAおよび第2回折格子DGBの各々の真上を避けて形成される。
図8に示されるように、マスク層MAAを形成した状態でn型ガイド層GLの上にエピタキシャル成長によりエピタキシャル層AL、ALA、ALBが形成される。エピタキシャル層ALAは第1活性層となり、エピタキシャル層ALBは第2活性層となる。この後、マスク層MAAが選択的に除去される。
図9に示されるように、上記のマスク層MAAの除去により、n型ガイド層GLの一部表面が露出する。
図10に示されるように、第1活性層ALAおよび第2活性層ALBの各々の上に、選択的にシリコン酸化膜MABが形成される。
図11に示されるように、シリコン酸化膜MABをマスクとして、エピタキシャル成長により、p型ブロック層BLA、高抵抗層HRおよびn型ブロック層BLBが順に形成される。この後、シリコン酸化膜MABが選択的に除去される。
図12に示されるように、エピタキシャル成長により、第1活性層ALAおよび第2活性層ALBの各々の上面とn型ブロック層BLBの上面とに接するようにp型クラッド層CLが形成される。エピタキシャル成長により、p型クラッド層CLの上面に接するようにp型コンタクト層COLが形成される。
図13に示されるように、p型コンタクト層COLの上にフォトレジストPR2が塗布された後に、露光現像される。これによりフォトレジストPR2がパターニングされる。このパターニングされたフォトレジストPR2をマスクとしてエッチングが施される。
このエッチングにより、溝TRA、TRB、TRCが形成される。溝TRA、TRB、TRCの各々は、p型コンタクト層COLの上面から半導体基板領域SBRの第1面FSに達するように形成される。この後、フォトレジストPR2はたとえばアッシングなどにより除去される。
図14に示されるように、表面全面に絶縁層ILが形成される。この後、通常の写真製版技術およびエッチング技術により絶縁層ILがパターニングされる。これにより第1レーザ部LDAのp型コンタクト層COLの一部と、第2レーザ部LDBのp型コンタクト層COLの一部とが絶縁層ILから露出する。この絶縁層ILは、溝TRA、TRB、TRCの各々の壁面上と、第1メサ部MSA上と、第2メサ部MSB上とを覆う。
図15に示されるように、表面全面に導電層が形成された後、この導電層が通常の写真製版技術およびエッチング技術によりパターニングされる。これにより導電層から第1電極SEAと第2電極SEBとが形成される。
第1電極SEAは、絶縁層ILから露出した第1レーザ部LDAのp型コンタクト層COLと電気的に接続するように形成される。第1電極SEAは、溝TRBの経由して第1メサ部MSAを覆う絶縁層IL上に延びるよう形成される。また第1電極SEAは、第1メサ部MSA上に位置する第1電極パッドPDAを有するように形成される。
第2電極SEBは、絶縁層ILから露出した第2レーザ部LDBのp型コンタクト層COLと電気的に接続するように形成される。第2電極SEBは、溝TRCの経由して第2メサ部MSBを覆う絶縁層IL上に延びるよう形成される。また第2電極SEBは、第2メサ部MSB上に位置する第2電極パッドPDBを有するように形成される。
図1に示されるように、半導体基板領域SBRの第2面SSに、半導体基板領域SBRと接するように裏面電極BEが形成される。
図16に示されるように、上記により、複数個の半導体レーザが行列状に配置されたウエハWが形成される。
図17に示されるように、上記のウエハWが、複数のウエハ片SWに分割される。このウエハ片SWには、複数個の半導体レーザが行列状に配置されている。
図18に示されるように、ウエハ片SWに、たとえば200μmのピッチでクラック起点用の切欠CP1が形成される。この後、切欠CP1を起点として、ウエハ片SWが劈開により分割される。
図19に示されるように、上記のウエハ片SWの劈開分割により、複数個の半導体レーザバーLBAが得られる。この半導体レーザバーLBAには、複数個の半導体レーザが1列に並んで配置されている。この後、半導体レーザバーLBAの劈開端面にのみスッパタにより反射膜(図示せず)が形成される。
図20に示されるように、半導体レーザバーLBAのスクライブ部に、分割起点用の切欠CP2が形成される。つまり半導体レーザLD同士の間に、分割起点用の切欠CP2が形成される。この後、切欠CP2を起点として、半導体レーザバーLBAが分割されることにより、図21に示されるように半導体レーザLDが形成される。
次に、本実施の形態の作用効果を、本発明者の行なった検討とともに説明する。
本発明者は、劈開面における回折格子の位相位置を変えたときに、劈開面から出射されるレーザ光の光強度について調べた。その結果を図23に示す。
図23(A)〜(D)は、回折格子の断面形状を模式的に示している。また図23(E)〜(H)は、それぞれ図23(A)〜(D)の回折格子で得られるレーザ光の光強度を示している。
図23(A)の劈開面CSにおける回折格子の位相に対して、図23(B)の劈開面CSにおける回折格子の位相はλ/4だけずれている。また図23(B)の劈開面CSにおける回折格子の位相に対して、図23(C)の劈開面CSにおける回折格子の位相はλ/4だけずれている。図23(C)の劈開面CSにおける回折格子の位相に対して、図23(D)の劈開面CSにおける回折格子の位相はλ/4だけずれている。
上記のように劈開面CSにおける回折格子の位相をλ/4ずつずらした場合、図23(A)〜(C)では、それぞれ図23(E)〜(G)に示されるように所望の波長にて適切な光強度のレーザ光を得ることができた。一方、図23(D)では図23(H)に示されるように、2つの波長にて光強度が大きくなり不良となった。
以上より、劈開が回折格子の所定の位相位置(たとえば図23(D)の位相位置)で行われると、光学特性が悪化し、半導体レーザが不良となってしまうことが確認された。
この回折格子の山および谷よりなる凹凸パターンは、レーザー共振器の長手方向に約0.2μm程度の繰返し周期で形成されている。これに対し、劈開面はウエハの結晶方位に沿ってウエハを機械的に壁開することにより形成されているため、その寸法精度は数μmオーダーでしか制御できない。このため劈開が回折格子の所定の位相位置で行われることで生じる不良を原理上ゼロにすることは不可能である。
本実施の形態によれば、図3(A)、(B)に示されるように、劈開面CSにおける第1回折格子DGAの位相と第2回折格子DGBの位相とが互いにずれている。このため、仮に第1回折格子DGAおよび第2回折格子DGBのいずれか一方の光学特性が不良となっても、いずれか他方の光学特性は良好となる。よって、光学特性が良好な半導体レーザおよびその製造方法を実現することができる。
また本実施の形態においては、図2に示されるように、第1回折格子DGAの複数の第1山FMの各々と第2回折格子DGBの複数の第2山SMの各々とは劈開面CSに沿って延びている。これにより、第1山FMおよび第2山SMが劈開面に対して傾斜してる場合よりも、劈開面から出射される光の量が多くなる。
また本実施の形態においては、図2に示されるように、劈開面CSにおいて第1回折格子DGAの位相と第2回折格子DGBの位相とは互いにλ/n(λは回折格子の波長、nは2以上の自然数)ずれている。これにより、仮に第1回折格子DGAおよび第2回折格子DGBのいずれか一方の光学特性が不良となっても、いずれか他方の光学特性を確実に良好とすることができる。
(実施の形態2)
図24〜図26に示されるように、本実施の形態における半導体レーザLDの構成は、実施の形態1における半導体レーザLDの構成と比較して、第3レーザ部LDCが追加されている点と、電極層が2層構造になっている点とにおいて異なっている。
まず第3レーザ部LDCの構成について説明する。
第3レーザ部LDCは、第1レーザ部LDAと第1メサ部MSAとの間に配置されている。第3レーザ部LDCは、溝TRBと溝TRDとに挟まれている。なお溝TRDは、溝TRBと同様、p型コンタクト層COLの上面から半導体基板領域SBRの第1面FSに達するように形成されている。
第3レーザ部LDCは、第3回折格子DGCと、n型ガイド層GLと、第3活性層ALCと、p型クラッド層CLと、p型コンタクト層COLと、p型ブロック層BLAと、高抵抗層HRと、n型ブロック層BLBと、第3導電層COCと、第3電極SECと、裏面電極BEとを主に有している。
第3回折格子DGCは、半導体基板領域SBRの第1面FSに形成されている。第3回折格子DGCは、第1回折格子DGAおよび第2回折格子DGBの各々とは互いに分離して配置されている。第3回折格子DGCの真上には、n型ガイド層GLを介在して第3活性層ALCが配置されている。
第3活性層ALCは、たとえば多重量子井戸構造を有している。第3活性層ALCの側部には、p型ブロック層BLAが配置されている。p型ブロック層BLAは、n型ガイド層GLの上面に接している。p型ブロック層BLAの上面に接するように高抵抗層HRが配置されている。高抵抗層HRの上面に接するようにn型ブロック層BLBが配置されている。
第3活性層ALCの上面とn型ブロック層BLBとの上面に接するようにp型クラッド層CLが配置されている。p型クラッド層CLの上面に接するようにp型コンタクト層COLが配置されている。
次に、電極層が2層構造になっている点について説明する。
第1レーザ部LDA、第2レーザ部LDBおよび第3レーザ部LDCの各々において、p型コンタクト層COLの上には、第1絶縁層IL1が形成されている。この第1絶縁層IL1には、ビアホールが形成されている。第1レーザ部LDA、第2レーザ部LDBおよび第3レーザ部LDCの各々において、ビアホールVHAは、第1絶縁層IL1を貫通してp型コンタクト層COLに達している。
第1レーザ部LDAには、第1絶縁層IL1のビアホールを通じてp型コンタクト層COLと電気的に接続するように第1絶縁層IL1上に第1導電層COAが配置されている。第2レーザ部LDBには、第1絶縁層IL1のビアホールを通じてp型コンタクト層COLと電気的に接続するように第1絶縁層IL1上に第2導電層COBが配置されている。第3レーザ部LDCには、第1絶縁層IL1のビアホールを通じてp型コンタクト層COLと電気的に接続するように第1絶縁層IL1上に第3導電層COCが配置されている。
第1導電層COA、第2導電層COBおよび第3導電層COCの各々の上には、第2絶縁層IL2が配置されている。この第2絶縁層IL2には、ビアホールVHA、VHB、VHCが形成されている。
ビアホールVHAは、第2絶縁層IL2を貫通して、第1レーザ部LDAにおける第1導電層COAに達している。ビアホールVHBは、第2絶縁層IL2を貫通して、第2レーザ部LDBにおける第2導電層COBに達している。ビアホールVHCは、第2絶縁層IL2を貫通して、第3レーザ部LDCにおける第3導電層COCに達している。
第2絶縁層IL2の上には、第1電極SEA、第2電極SEBおよび第3電極SECの各々が配置されている。第1電極SEAは、ビアホールVHAを通じて第1導電層COAと電気的に接続されている。第1電極SEAは、溝TRBと、第3レーザ部LDCと、溝TRDとを横切って第1メサ部MSAに達している。つまり第1電極SEAは第3活性層ALCの上を横切って第1メサ部MSAに達している。第1電極SEAは、第1メサ部MSA上に位置する第1電極パッドPDAを有している。
第2電極SEBは、ビアホールVHBを通じて第2導電層COBと電気的に接続されている。第2電極SEBは、溝TRCを横切って第2メサ部MSBに延びている。第2電極SEBは、第2メサ部MSB上に位置する第2電極パッドPDBを有している。
第3電極SECは、ビアホールVHCを通じて第3導電層COCと電気的に接続されている。第3電極SECは、溝TRDを横切って第1メサ部MSAに延びている。第3電極SECは、第1メサ部MSA上に位置する第3電極パッドPDCを有している。
図27に示されるように、上記3つのレーザ部(第1レーザ部LDA、第2レーザ部LDBおよび第3レーザ部LDC)の各々の回折格子の位相はたとえばλ/3ずつずれている。具体的には、劈開面CSにおける第1回折格子DGAの位相に対して、劈開面CSにおける第2回折格子DGBの位相はλ/3だけずれている。また劈開面CSにおける第2回折格子DGBの位相に対して、劈開面CSにおける第3回折格子DGCの位相はλ/3だけずれている。
なおこれ以外の本実施の形態の構成は、実施の形態1の構成とほぼ同じであるため、実施の形態1と同一の要素については実施の形態2においても同一の符号を付し、その説明を繰り返さない。
本実施の形態においては、実施の形態1と同様の効果を得ることができる。
また本実施の形態においては、電極層が2層構造になっているため、第1電極SEAが第3レーザ部LDCを横切って第1メサ部MSAに達するように第1電極SEAを引き出すことが容易となる。よって配線の引き回しの設計が容易となる。
(実施の形態3)
図28〜図30に示されるように、本実施の形態における半導体レーザLDの構成は、実施の形態2における半導体レーザLDの構成と比較して、第4レーザ部LDDが追加されている点において異なっている。
第4レーザ部LDDは、第2レーザ部LDBと第2メサ部MSBとの間に配置されている。第4レーザ部LDDは、溝TRCと溝TREとに挟まれている。なお溝TREは、溝TRCと同様、p型コンタクト層COLの上面から半導体基板領域SBRの第1面FSに達するように形成されている。
第4レーザ部LDDは、第4回折格子DGDと、n型ガイド層GLと、第4活性層ALDと、p型クラッド層CLと、p型コンタクト層COLと、p型ブロック層BLAと、高抵抗層HRと、n型ブロック層BLBと、第4導電層CODと、第4電極SEDと、裏面電極BEとを主に有している。
第4回折格子DGDは、半導体基板領域SBRの第1面FSに形成されている。第4回折格子DGDは、第1回折格子DGA、第2回折格子DGBおよび第3回折格子DGCの各々とは互いに分離して配置されている。第4回折格子DGDの真上には、n型ガイド層GLを介在して第4活性層ALDが配置されている。
第4活性層ALDは、たとえば多重量子井戸構造を有している。第4活性層ALDの側部には、p型ブロック層BLAが配置されている。p型ブロック層BLAは、n型ガイド層GLの上面に接している。p型ブロック層BLAの上面に接するように高抵抗層HRが配置されている。高抵抗層HRの上面に接するようにn型ブロック層BLBが配置されている。
第4活性層ALDの上面とn型ブロック層BLBとの上面に接するようにp型クラッド層CLが配置されている。p型クラッド層CLの上面に接するようにp型コンタクト層COLが配置されている。
p型コンタクト層COLの上には、第1絶縁層IL1が形成されている。この第1絶縁層IL1には、ビアホールが形成されている。このビアホールは、第1絶縁層IL1を貫通して、p型コンタクト層COLに達している。
この第1絶縁層IL1のビアホールを通じてp型コンタクト層COLと電気的に接続するように第1絶縁層IL1上に第4導電層CODが配置されている。第4導電層CODの上には、第2絶縁層IL2が配置されている。この第2絶縁層IL2には、ビアホールVHDが形成されている。
ビアホールVHDは、第2絶縁層IL2を貫通して、第4導電層CODに達している。第2絶縁層IL2の上には、第4電極SEDが配置されている。第4電極SEDは、ビアホールVHDを通じて第4導電層CODと電気的に接続されている。第4電極SEDは、溝TREを横切って第2メサ部MSBに延びている。第4電極SEDは、第2メサ部MSB上に位置する第4電極パッドPDDを有している。
第2電極SEBは、溝TRCと、第4レーザ部LDDと、溝TREとを横切って第2メサ部MSBに達している。つまり第2電極SEBは第4活性層ALDの上を横切って第2メサ部MSBに達している。第2電極SEBは、第2メサ部MSB上に位置する第2電極パッドPDBを有している。
図31に示されるように、上記4つのレーザ部(第1レーザ部LDA、第2レーザ部LDB、第3レーザ部LDCおよび第4レーザ部LDD)の各々の回折格子の位相はたとえばλ/4ずつずれている。具体的には、劈開面CSにおける第1回折格子DGAの位相に対して、劈開面CSにおける第2回折格子DGBの位相はλ/4だけずれている。また劈開面CSにおける第2回折格子DGBの位相に対して、劈開面CSにおける第3回折格子DGCの位相はλ/4だけずれている。また劈開面CSにおける第3回折格子DGCの位相に対して、劈開面CSにおける第4回折格子DGDの位相はλ/4だけずれている。
なおこれ以外の本実施の形態の構成は、実施の形態2の構成とほぼ同じであるため、実施の形態2と同一の要素については実施の形態3においても同一の符号を付し、その説明を繰り返さない。
本実施の形態においては、実施の形態1および2と同様の効果を得ることができる。
なお上記の実施の形態においては、チップ状態の半導体レーザについて説明したが、半導体レーザはウエハ状態であってもよく、またモジュールに組み込まれた状態であってもよい。
以上、本発明者によってなされた発明を実施の形態に基づき具体的に説明したが、本発明は前記実施の形態に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で種々変更可能であることはいうまでもない。
AL エピタキシャル層、ALA 第1活性層、ALB 第2活性層、ALC 第3活性層、ALD 第4活性層、BE 裏面電極、BLA p型ブロック層、CL p型クラッド層、COA 第1導電層、COB 第2導電層、COC 第3導電層、COD 第4導電層、COL p型コンタクト層、CP1,CP2 切欠、CS 劈開面、DGA 第1回折格子、DGB 第2回折格子、DGC 第3回折格子、DGD 第4回折格子、DIF 偏向器、EB 電子線、ES 電子線源、FS 第1面、FM 第1山、FV 第1谷、GL n型ガイド層、HR 高抵抗層、IL 絶縁層、IL1 第1絶縁層、IL2 第2絶縁層、LBA 半導体レーザバー、LD 半導体レーザ、LDA 第1レーザ部、LDB 第2レーザ部、LDC 第3レーザ部、LDD 第4レーザ部、MAA マスク層、MAB シリコン酸化膜、MSA 第1メサ部、MSB 第2メサ部、PDA 第1電極パッド、PDB 第2電極パッド、PDC 第3電極パッド、PDD 第4電極パッド、PR1,PR2 フォトレジスト、SBR 半導体基板領域、SEA 第1電極、SEB 第2電極、SEC 第3電極、SED 第4電極、SM 第2山、SS 第2面、ST X−Yステージ、SV 第2谷、SW ウエハ片、TRA,TRB,TRC,TRD,TRE 溝、VHA,VHB,VHC,VHD ビアホール、W ウエハ。

Claims (10)

  1. 表面と前記表面に交差する劈開面とを有し、かつ互いに分離された第1回折格子および第2回折格子を前記表面に有する基板と、
    前記第1回折格子の上に配置された第1活性層と、
    前記第1活性層と分離され、かつ前記第2回折格子の上に配置された第2活性層とを備え、
    前記劈開面において、前記第1回折格子の位相と前記第2回折格子の位相とが互いにずれている、半導体レーザ。
  2. 前記第1回折格子は複数の第1山と複数の第1谷とを有し、前記第2回折格子は複数の第2山と複数の第2谷とを有し、
    前記複数の第1山の各々と前記複数の第2山の各々とは前記劈開面に沿って延びている、請求項1に記載の半導体レーザ。
  3. 前記基板は、前記第1回折格子および前記第2回折格子の各々と分離された第3回折格子を前記表面に有し、
    前記第1活性層および前記第2活性層の各々と分離され、かつ前記第3回折格子の上に配置された第3活性層をさらに備える、請求項1に記載の半導体レーザ。
  4. 前記第1活性層の上に配置され、かつ前記第1活性層に電気的に接続された導電層と、
    前記導電層の上に配置され、前記導電層に接続され、かつ前記第3活性層の上を横切る電極とをさらに備える、請求項3に記載の半導体レーザ。
  5. λを前記第1回折格子と前記第2回折格子との各々の波長とし、nを2以上の自然数としたとき、前記劈開面において前記第1回折格子の位相と前記第2回折格子の位相とは互いにλ/nずれている、請求項1に記載の半導体レーザ。
  6. 表面を有する基板を準備する工程と、
    前記基板の前記表面に、互いに分離された第1回折格子および第2回折格子を形成する工程と、
    前記第1回折格子の上に配置された第1活性層と、前記第1活性層と分離されかつ前記第2回折格子の上に配置された第2活性層とを形成する工程と、
    前記基板の劈開面において前記基板、前記第1活性層および前記第2活性層を劈開する工程とを備え、
    劈開する前記工程は、前記劈開面において、前記第1回折格子の位相と前記第2回折格子の位相とが互いにずれるように行われる、半導体レーザの製造方法。
  7. 前記第1回折格子および前記第2回折格子を形成する前記工程は、
    前記基板の前記表面に感光体を形成する工程と、
    前記感光体を電子線描画装置を用いて露光した後に現像することでパターニングする工程と、
    パターニングされた前記感光体をマスクとして前記基板の前記表面をエッチングする工程とを含む、請求項6に記載の半導体レーザの製造方法。
  8. 前記第1回折格子および前記第2回折格子の各々と分離された第3回折格子を前記表面に形成する工程と、
    前記第1活性層および前記第2活性層の各々と分離され、かつ前記第3回折格子の上に配置された第3活性層を形成する工程とをさらに備える、請求項6に記載の半導体レーザの製造方法。
  9. 前記第1活性層に電気的に接続された導電層を前記第1活性層の上に形成する工程と、
    前記導電層の上に配置され、前記導電層に接続され、かつ前記第3活性層の上を横切る電極を形成する工程とをさらに備える、請求項8に記載の半導体レーザの製造方法。
  10. λを前記第1回折格子と前記第2回折格子との各々の波長とし、nを2以上の自然数としたとき、前記劈開面において前記第1回折格子の位相と前記第2回折格子の位相とは互いにλ/nずれるように形成される、請求項6に記載の半導体レーザの製造方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN115912056A (zh) * 2023-02-17 2023-04-04 福建慧芯激光科技有限公司 一种多渐变脊波导dfb激光器芯片

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