JP2019021841A - 静止誘導器 - Google Patents

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Abstract

【課題】鉄心の周囲に巻線が配置された構造の静止誘導器において、巻線、及び巻線が取り付けられた部材の相対的な位置ずれを抑制すること。【解決手段】静止誘導器(100)は、ヨーク、及び並んで配列されてヨークに接続される複数の脚を有する鉄心(1)と、脚が挿通される筒状の部材と、筒状の部材の少なくとも一方の端部に筒状の部材の外側に張り出す張出部(10)とを有する複数の枠部材(3)と、枠部材(3)に巻き付けられる巻線(2)と、隣接する張出部(10)同士を固定する固定具(20)と、を含む。【選択図】図1

Description

本発明は、鉄心の周囲に巻線が配置された構造の静止誘導器に関する。
静止誘導器の鉄心は、圧迫されると特性が低下してしまうことがある。特に、アモルファス金属を用いた鉄心のように、圧迫に敏感な材料の場合、特性の低下度合いが顕著である。静止誘導器の鉄心がアモルファス金属である場合、通常の電磁鋼板の鉄心とは異なり、鉄心自体が脆弱であるため、短絡時にコイルの変形を抑制する支柱とすることができない。このため、アモルファス金属の鉄心を有する静止誘導器は、コイルの変形を抑制する対策が必要であった。
コイルの変形を抑制する対策として、コイル同士の相対位置を固定し、コイル自体が潰れないようにすることが提案されている(特許文献1及び特許文献2)。
特開2005−228927号公報 実開昭55−101031号公報
巻線の相対的な位置がずれることによって、鉄心が圧迫を受けることがある。鉄心が圧迫されると、鉄心の特性の低下を招く可能性がある。
特許文献1の技術は、コの字形の位置決め金具が、複数のボビンの間を跨ぐ形でボビンの内側に引っ掛かる構造になっている。この構造では、コイル同士の相対的な位置を全方向において拘束することはできないため、位置精度に限界がある。特にコイルの軸方向の力に対しては、コイル同士の位置を精度よく保つことが困難である。また、特許文献1は、ボビンの端部を直角に延在させてフランジを形成することにより位置決め金具を省略してもよいとあるが、フランジ部での拘束等については記載も示唆もなく、ボビン及び巻線同士は固定されない。
特許文献2の技術は、フランジ付の巻枠に突起及び切欠きを設け、互いに引っ掛かるようにしている。この構造も、コイル同士は、はめ込み方向においては強固に拘束されないため、特許文献1の技術と同様に、コイルの軸方向の力に対しては、コイル同士の位置を精度よく保つことが困難である。また、特許文献2の技術は、プリント基板等で使用する変成器を対象としているため、配電用の静止誘導器の規模におけるコイルの短絡時に発生する機械力に耐え、鉄心の荷重を支持することは困難である。
特許文献1の技術及び特許文献2の技術は、ボビン又は巻枠同士の拘束を引っ掛けによる接続を前提としている。配電用の静止誘導器の規模になると、鋼材又は鋼材と同等の剛性を有する材料を使用することになるので、引っ掛かり部をはめ込むための、ある程度の遊びが必要である。したがって、特許文献1の技術及び特許文献2の技術は、巻線又はコイルの軸方向以外に対しても精度のよい位置決めは困難であり、静止誘導器を組み立てる際にも巻線又はコイルの相対的な位置がずれる可能性がある。その結果、特許文献1の技術及び特許文献2の技術は、鉄心の圧迫によって鉄心の特性が低下する可能性がある。
本発明は、鉄心の周囲に巻線が配置された構造の静止誘導器において、巻線、及び巻線が取り付けられた部材の相対的な位置ずれを抑制することを目的とする。
本発明に係る静止誘導器は、鉄心と、複数の枠部材と、巻線と、固定具とを含む。鉄心は、ヨーク、及び並んで配列されてヨークに接続される複数の脚を有する。枠部材は、脚が挿通される筒状の部材と、筒状の部材の少なくとも一方の端部に筒状の部材の外側に張り出す張出部とを有する。巻線は、枠部材に配置される。固定具は、隣接する張出部同士を固定する。
本発明は、鉄心の周囲に巻線が配置された構造の静止誘導器において、巻線、及び巻線が取り付けられた部材の相対的な位置ずれを抑制できる、という効果を奏する。
実施の形態1に係る静止誘導器の斜視図 実施の形態1に係る静止誘導器の連結部分を示す図 実施の形態1に係る静止誘導器が有する鉄心の正面図 実施の形態1に係る静止誘導器が有する枠部材の正面図 実施の形態1に係る静止誘導器が有する枠部材の斜視図 実施の形態1に係る静止誘導器の連結構造を示す図 実施の形態1に係る枠部材の張出部の取付部を介して、巻線装置の取付治具に巻型として枠部材が接続されている状態を示す図 実施の形態1に係る枠部材を巻型として、巻線を巻き上げた状態を示す図 実施の形態1に係る鉄心が枠部材に取り付けられる状態を示す図 実施の形態1に係る静止誘導器の巻線が短絡した場合に、巻線に発生する外向きの力及び外向きの力に付随して発生する力の状態を示す図 実施の形態1に係る静止誘導器の巻線が短絡した場合に、巻線に発生する内向きの力の状態を示す図 実施の形態1に係る静止誘導器を支持体が支持する状態を示す図 実施の形態1に係る静止誘導器が固定具を介して支持体に支持される場合の荷重の状態を示す図 実施の形態1の第1変形例に係る連結構造を示す図 図14に示される枠部材の一部を示す斜視図 実施の形態1の第2変形例に係る連結構造を示す図 図16に示される枠部材の一部を示す斜視図 実施の形態2に係る枠部材の正面図 実施の形態2に係る枠部材の斜視図 実施の形態2に係る連結構造を示す図 実施の形態2に係る枠部材の張出部の取付部を介して、巻線装置の取付治具に巻型として枠部材が接続されている状態を示す図 実施の形態2の変形例に係る枠部材の正面図 実施の形態2の変形例に係る枠部材の斜視図 実施の形態2の変形例に係る連結構造を示す図 実施の形態2の変形例に係る枠部材の張出部の取付部を介して、巻線装置の取付治具に巻型として枠部材が接続されている状態を示す図
以下に、本発明の実施の形態に係る静止誘導器を図面に基づいて詳細に説明する。以下の実施の形態により本発明が限定されるものではない。
実施の形態1.
図1は、実施の形態1に係る静止誘導器100の斜視図である。図2は、実施の形態1に係る静止誘導器100の連結部分を示す図である。図3は、実施の形態1に係る静止誘導器100が有する鉄心1の正面図である。図4は、実施の形態1に係る静止誘導器100が有する枠部材3の正面図である。図5は、実施の形態1に係る静止誘導器100が有する枠部材3の斜視図である。図6は、実施の形態1に係る静止誘導器100の連結構造101を示す図である。
実施の形態1において、静止誘導器100は、変圧器である。より詳細には、静止誘導器100は、アモルファス変圧器である。アモルファス変圧器は、鉄心の材料にアモルファス金属が用いられた変圧器である。静止誘導器100は、鉄心1の周囲に巻線2が配置される。
静止誘導器100は、鉄心1と、巻線2と、枠部材3と、固定具20とを含む。静止誘導器100は、鉄心1の脚に枠部材3を介して巻線2が取り付けられる。静止誘導器100は、複数の巻線2及び複数の枠部材3を有する。実施の形態1において、静止誘導器100は、巻線2及び枠部材3をそれぞれ3個有するが、少なくとも2個の巻線2及び2個の枠部材3を有していればよい。
実施の形態1において、鉄心1は巻鉄心である。図3に示されるように、鉄心1は、ヨーク11及び12と、複数の脚13とを有する。実施の形態1において、鉄心1は3個の脚13を有するが、脚13の個数は3個に限定されない。鉄心1は少なくとも2個の脚13を有していればよい。複数の脚13は、一列に並んで配列されるとともに、2個のヨーク11とヨーク12との間に配置される。複数の脚13は、ヨーク11とは反対側の端部がそれぞれ接続されて、ヨーク12を形成する。それぞれの脚13とヨーク11及びヨーク12とは、少なくとも磁気回路が形成されていればよい。
ヨーク11側のそれぞれの脚13は、巻線2が配置された枠部材3に挿通される。その後、それぞれの脚13は、ヨーク11とは反対側の端部がそれぞれ接続されて、ヨーク12を形成する。このようにして、鉄心1と、巻線2が配置された枠部材3とが組み合わせられる。
巻線2は、導体であり、実施の形態1では銅線が用いられる。巻線2は導体であれば銅線に限定されるものではなく、アルミニウムの線又はアルミニウム合金の線であってもよい。また、巻線2は、アルミニウムの線又はアルミニウム合金の線に限定されるものではない。
枠部材3は、図4及び図5に示されるように、筒状の部分を有する部材である。詳細には、枠部材3は、胴部3Bと、張出部10とを有する。枠部材3は、胴部3Bの両方の端部3Tに張出部10を有する。張出部10は、胴部3Bの外側ESに向かって、胴部3Bの両方の端部3Tから張り出す部分である。すなわち、枠部材3は、両方の端部3Tにそれぞれ張出部10を有する。張出部10は、枠部材3の端部3Tの全周にわたって張り出している。
胴部3Bは、4個の長方形の側板3Sを有する。4個の側板3Sは、隣接する側板3S同士が垂直に組み合わされる。胴部3Bは、外側が四角柱の形状であり、4個の側板3Sで囲まれた空間3Iを有する。空間3Iは、胴部3Bの両方の端部3T側に開口している。空間3Iが開口する部分の形状は、長方形である。4個の側板3Sのうち隣接する側板3S同士が組み合わされる角度は、90度には限定されない。すなわち、空間3Iが開口する部分の形状は、長方形でなくてもよい。
胴部3Bは、筒状の部材である。胴部3Bには、鉄心1の脚13が挿通される。詳細には、鉄心1のそれぞれの脚13は、複数の胴部3Bのそれぞれの空間3Iに挿通されて、空間3I内に配置される。
張出部10は、図5に示されるように、開口部10Eを有する板状の部材である。張出部10の外側の形状は長方形である。実施の形態1において、開口部10Eの形状は長方形であり、空間3Iが開口する部分と同じ形状である。張出部10は、4個の角部に、それぞれ孔10Hを有する。孔10Hには、図1及び図2に示される締結具4が取り付けられる。
実施の形態1において、枠部材3は、金属製である。胴部3Bと2つの張出部10とはそれぞれ別の部材として製造され、溶接その他の接合手段によって接続される。2つの張出部10は、胴部3Bが折り曲げ加工されることで形成されてもよい。枠部材3は、鉄心1の脚13の周囲に配置される。
図1及び図2に示されるように、枠部材3と、枠部材3に巻き付けられた巻線2とは、一列に並べられて鉄心1に取り付けられる。隣接する枠部材3は、固定具20によって連結される。詳細には、固定具20は、隣接する張出部10同士を固定することで、隣接する枠部材3を固定する。
図1、図2及び図6に示されるように、固定具20は、締結具4と連結部材5とを有する。実施の形態1において、締結具4は、ボルト4B及びボルト4Bにねじ込まれるナット4Nである。締結具はボルト4B及びナット4Nに限定されるものではなく、リベットであってもよい。図6に示されるように、ボルト4Bは、枠部材3の張出部10が有する孔10Hと、連結部材5が有する孔5Hとを貫通する。この状態で、ナット4Nがボルト4Bにねじ込まれて締め付けられることにより、張出部10と連結部材5とが固定される。
このようにして、固定具20は、連結部材5を介して間接的に複数の枠部材3を固定する。固定具20は、枠部材3の軸方向と、軸方向に直交する方向との両方において、複数の枠部材3を固定する。固定具20によって、複数の枠部材3は、軸方向及び軸方向に直交する方向の両方における動きが拘束されるので、軸方向及び軸方向に直交する方向の両方において相対的な位置ずれが抑制される。枠部材3に巻き付けられた巻線2も枠部材3と同様に、軸方向及び軸方向に直交する方向の両方において相対的な位置ずれが抑制される。図4に示されるように、枠部材3の軸方向Zfは、枠部材3の一方の端部3Tから他方の端部3Tに向かう方向である。図2に示されるように、巻線2の軸方向Zcは、巻線2によって囲まれる部分を貫通する方向である。
複数の枠部材3は、固定具20によって固定されることによって一体化される。その結果、隣接する枠部材3同士及び隣接する巻線2同士の位置ずれが抑制されるので、位置精度の低下が抑制される。詳細には、隣接する枠部材3同士及び隣接する巻線2同士の間隔の精度低下が抑制されるとともに、枠部材3の軸方向における枠部材3同士及び巻線2の軸方向における巻線2同士の位置精度の低下が抑制される。
巻線2同士の相対的な位置ずれ及び位置精度の低下が抑制されることで、鉄心1の圧迫が抑制される。このため、鉄心1の圧迫に起因する特性の低下が抑制される。また、静止誘導器100の組み立て時において、鉄心1は、複数の脚13を同時に複数の枠部材3を挿通できることが好ましい。連結構造101によって、枠部材3同士の位置ずれ及び相対的な位置精度の低下が抑制されるので、静止誘導器100が組み立てられる際には、鉄心1の脚13が枠部材3の空間3Iに容易に挿通される。
図7は、実施の形態1に係る枠部材3の張出部10の取付部を介して、巻線装置の取付治具6に巻型として枠部材3が接続されている状態を示す図である。図8は、実施の形態1に係る枠部材3を巻型として、巻線2を巻き上げた状態を示す図である。巻線2は、巻線を製造する巻線装置によって製造される。詳細には、巻線装置は、取付治具6を介して巻線装置に取り付けられた巻型に銅線を巻き付けることによって、巻線2を製造する。取付治具6は、巻型に取り付けられる第1接続部6Pと、巻線装置に取り付けられる第2接続部6Sとを有する。
図7に示されるように、枠部材3は、張出部10の取付部である孔10Hと取付治具6の孔6Hとにボルト6Bが挿通され、ナット6Nがボルト6Bにねじ込まれることで、第1接続部6Pに取り付けられる。この状態で、巻線装置は、枠部材3に直接導体の線を巻き付けて、図8に示されるように、枠部材3に巻線2を形成する。枠部材3は、図5に示される締結具4が取り付けられる孔10Hを利用して、巻線装置の取付治具6に直接取り付けられ、巻型として利用されるので、巻線2の製造時には巻型が不要になる、という利点がある。
図9は、実施の形態1に係る鉄心1が枠部材3に取り付けられる状態を示す図である。巻線2が巻き付けられた複数の枠部材3は、締結具4及び連結部材5によって固定される。締結具4及び連結部材5によって、複数の巻線2及び枠部材3は、巻線2及び枠部材3の軸方向と、巻線2及び枠部材3の軸方向に直交する方向との両方向の位置決めがなされる。
複数の巻線2及び枠部材3が固定された状態で、枠部材3の空間3Iに、鉄心1の脚13が挿通される。その後、脚13のヨーク11とは反対側の端部同士が接続されることによってヨーク12が形成されて、図1に示される静止誘導器100が完成する。
図10は、実施の形態1に係る静止誘導器100の巻線2が短絡した場合に、巻線2に発生する外向きの力Fe及び外向きの力Feに付随して発生する力Ftの状態を示す図である。図11は、実施の形態1に係る静止誘導器100の巻線2が短絡した場合に、巻線2に発生する内向きの力Fiの状態を示す図である。
図10に示されるように、巻線2が短絡すると巻線2は外側に膨らむので、隣接する巻線2及び枠部材3同士の間隔を広げるように作用する。外向きの力Feは、枠部材3を介して、隣接する枠部材3同士を連結する固定具20、すなわち締結具4及び連結部材5に伝達される。
固定具20に伝達された外向きの力Feは、固定具20を引っ張る力Ftとなる。すなわち、力Ftは、外向きの力Feに付随して発生する力である。固定具20は、隣接する枠部材3同士を拘束し、力Ftを受け止めるので、隣接する巻線2及び枠部材3同士の間隔が広がることを抑制する。この作用により、固定具20は、静止誘導器100が有する複数の巻線2同士の相対的な位置関係を維持できる。
図11に示されるように、巻線2が短絡した場合には、外向きの力Feだけでなく、巻線2が内側に潰れようとする内向きの力Fiも発生する。枠部材3は、内向きの力Fiを受け止めるので、枠部材3から鉄心1に伝達される内向きの力Fiが低減される。その結果、鉄心1の圧迫による鉄心1の特性の低下が抑制される。
枠部材3は、張出部10を有するので、張出部10を有さない枠部材と比較して変形しにくい。このため、枠部材3の強度が張出部10を有さない枠部材と同程度であれば、枠部材3の側板3Sの厚みを小さくできるので、軽量化及び枠部材3の材料低減という効果も得られる。
図12は、実施の形態1に係る静止誘導器100を支持体14が支持する状態を示す図である。図13は、実施の形態1に係る静止誘導器100が固定具20を介して支持体14に支持される場合の荷重の状態を示す図である。図12に示されるように、静止誘導器100は、支持体14によって支持される。支持体14は、静止誘導器100の設置時には重力が作用する方向、すなわち鉛直方向G側に設置されて、鉛直方向G側における枠部材3の端部3T側を鉛直方向G側から支持する。この例では、支持体14は、固定具20の連結部材5を介して枠部材3を支持する。
支持体14は、設置部14Bが設置面に設置される。支持体14は、設置部14Bと反対側に突起部14Cが設けられる。突起部14Cは、連結部材5と接してこれを支持する。連結部材5は、締結具4によって枠部材3の張出部10に固定されているので、複数の枠部材3、複数の巻線2及び鉄心1からの荷重Fuは、鉛直方向G側の連結部材5を介して支持体14に支持される。このような支持構造により、鉄心1の重量は、ヨーク11側における枠部材3の張出部10、枠部材3の胴部3B、ヨーク12側における枠部材3の張出部10を介して、鉛直方向G側で支持体14の突起部14Cと接する連結部材5によって支持される。
また、前述した支持構造によって、鉄心1は、鉛直方向Gとは反対方向側のヨーク11によって、図3に示される複数の脚13及び鉛直方向G側のヨーク12が吊り上げられ、荷重が支持される。このため、鉄心1の脚13及びヨーク12には、鉄心1の重量が作用しないようになっている。このため、鉄心1が自重によって圧迫されることによる鉄心1の特性の低下が抑制される。
支持体14は、鉛直方向G側の連結部材5を支持するが、鉛直方向Gとは反対方向側の連結部材5、すなわち鉄心1のヨーク11側の連結部材5を支持してもよい。支持体14は、鉛直方向G側の連結部材5及と鉄心1のヨーク11側の連結部材5との両方を支持してもよい。また、支持体14は、枠部材3の張出部10を支持してもよい。この場合、支持体14は、鉛直方向G側の張出部10と鉄心1のヨーク11側の張出部10との少なくとも一方を支持することができる。
実施の形態1において、締結具4を構成するボルト4Bは、張出部10の孔10Hに予め取り付けられていてもよいし、孔10Hを有さない張出部10に直接取り付けられていてもよい。ボルト4Bが孔10Hを有さない張出部10に直接取り付けられる場合、ボルト4Bは、張出部10に溶接その他の接合手段によって張出部10に接合される。図1、図2及び図6には、ボルト4Bが張出部10に予め取り付けられた状態が示されている。この状態で、隣接する枠部材3同士のボルト4Bに連結部材5を取り付けて、ナット4Nをボルト4Bにねじ込めば、治具及びスケールを用いることなく、自動的に枠部材3及び巻線2同士の相対的な位置が精度よく定まる。その結果、枠部材3及び巻線2の位置決めが容易になるので、静止誘導器100を組み立てる際の作業性が大幅に改善される。また、複数の枠部材3及び巻線2が連結されて一体となるので、枠部材3及び巻線2を一括したマテリアルハンドリングが可能となる。その結果、静止誘導器100を組み立てる際の作業効率が向上する。
第1変形例.
図14は、実施の形態1の第1変形例に係る連結構造101aを示す図である。図15は、図14に示される枠部材3aの一部を示す斜視図である。図6に示される連結構造101は、固定具20が連結部材5及び締結具4を介して間接的に隣接する枠部材3の張出部10同士を固定した。連結構造101aは、固定具である締結具4が隣接する枠部材3a同士、詳細には隣接する枠部材3aの張出部10a同士を直接固定する。
張出部10aは、隣接する張出部10a同士を固定するための固定部21を有する。固定部21は、張出部10aの一部である。第1変形例において、固定部21は、筒状の部材である胴部3Bが延びる方向と平行な方向CDに沿って延びてもよい。第1変形例において、平行には、0度±5度又は180度±5度の範囲が含まれる。胴部3Bが延びる方向は、胴部3Bの一方の端部3Ta1から他方の端部3Ta2に向かう方向、すなわち胴部3Bの軸方向Zfaである。すなわち、方向CDは、胴部3Bの軸方向Zfaと平行な方向である。実施の形態1において、方向CDは張出部10aが胴部3Bから張り出す方向と直交する。固定部21が延びる方向は、張出部10aが胴部3Bから張り出す方向と直交していなくてもよく、交差していればよい。すなわち、固定部21が延びる方向と、張出部10aが胴部3Bから張り出す方向とがなす角度は0度又は180度以外であればよい。
図15に示されるように、固定部21は、張出部10aの4隅に設けられる。それぞれの固定部21は、孔22を有する。隣接する枠部材3aの張出部10a同士が固定される場合、隣接する張出部10aの固定部21同士が対向するとともに、それぞれの固定部21の孔22に、締結具4のボルト4Bが挿通される。そして、ボルト4Bにナット4Nがねじ込まれることにより、隣接する枠部材3aの固定部21同士が固定される。締結具4はボルト4B及びナット4Nであるが、これらには限定されない。締結具4は、リベットであってもよい。
連結構造101aは、図6に示される連結構造101と比較して連結部材5が不要になるので、部品点数を削減できるという利点がある。
第2変形例.
図16は、実施の形態1の第2変形例に係る連結構造101bを示す図である。図17は、図16に示される枠部材3bの一部を示す斜視図である。連結構造101bは、図14に示される連結構造101aと同様に、隣接する枠部材3b同士、詳細には枠部材3bの固定部23同士を直接固定するが、固定部23の形態が異なる。詳細には、連結構造101bの固定部23は、張出部10bが枠部材3bから張り出す方向、すなわち枠部材3bの外側ESに向かう方向に沿って延びる。
図17に示されるように、隣接する張出部10b同士を固定するための固定部23は、張出部10bの4隅に設けられる。固定部23は、張出部10bの一部である。それぞれの固定部23は、孔24を有する。隣接する枠部材3bの張出部10b同士が固定される場合、図16に示されるように、隣接する張出部10bの固定部23同士が重ね合されるとともに、それぞれの固定部23の孔24に、締結具4のボルト4Bが挿通される。そして、ボルト4Bにナット4Nがねじ込まれることにより、隣接する枠部材3bの固定部23同士が固定される。
連結構造101bは、図14に示される連結構造101aと同様に、図6に示される連結構造101と比較して連結部材5が不要になるので、部品点数を削減できるという利点がある。また、連結構造101bは、固定部23を曲げる必要がないため、連結構造101aと比較して枠部材3bの製造工程を簡略化できる、という利点もある。
以上、実施の形態1において、静止誘導器100は、締結具4及び連結部材5を有する固定具20によって間接的に複数の枠部材3を固定する。また、前述した変形例において、連結構造101a及び101bは、締結具4を固定具として用い、複数の枠部材3a又は複数の枠部材3bを直接固定する。このような構造によって、複数の枠部材3,3a,3bの相対的な位置ずれ及び複数の枠部材3,3a,3bに取り付けられた巻線2の相対的な位置のずれが抑制される。その結果、複数の枠部材3,3a,3b及び複数の巻線2の位置がずれることによる鉄心1への圧迫が抑制されるので、鉄心1の特性の低下が抑制される。
実施の形態1及び変形例は、巻線2が短絡した場合に巻線2が外側に膨らんでも、固定具20及び固定具としての締結具4が複数の枠部材3,3a,3bを拘束する。このため、巻線2が外側に膨らむことによって発生する外向きの力Feが鉄心1に作用して鉄心1を圧迫することを抑制できる。その結果、実施の形態1及び変形例は、巻線2の短絡による変形に起因した鉄心1の特性の低下を抑制できるとともに、鉄心1の変形等も抑制できる。
実施の形態1及び変形例は、巻線2が短絡した場合に巻線2が内側に潰れようとしても、巻線2が内側に潰れようとすることを枠部材3,3a,3bが抑制する。その結果、実施の形態1及び変形例は、巻線2の短絡による変形に起因した鉄心1の特性の低下を抑制できるとともに、鉄心1の変形等も抑制できる。実施の形態1及び変形例の枠部材3,3a,3bは、胴部3Bの両端部に、胴部3Bの外側に張り出す張出部10,10a,10bを有するので、強度が向上するという利点もある。
このように、実施の形態1及び変形例は、枠部材3,3a,3bに様々な力が作用したとしても、固定具20又は固定具として用いられる締結具4によって枠部材3,3a,3b同士の相対的な位置の精度が保証される。このため、実施の形態1及び変形例は鉄心1に対する圧迫を抑制することにより、鉄心1の特性変化を抑制できる。その結果、実施の形態1及び変形例は、堅牢かつ安定した品質の静止誘導器100を提供できる。また、実施の形態1及び変形例は、枠部材3,3a,3b同士の相対的な位置の精度が保証されるので、鉄心1を枠部材3,3a,3bに組み付ける作業が容易になり、生産性が向上する、という利点もある。
実施の形態1及び変形例は、鉄心1の特性の低下を抑制できるので、鉄心1がアモルファス金属のような圧迫に敏感な材料で製造されていても、安定した品質の静止誘導器100を提供できる。
実施の形態1及び変形例において、静止誘導器100は変圧器であるとしたが、リアクトルであってもよい。また、静止誘導器100は、変圧器及びリアクトルには限定されない。実施の形態1において、静止誘導器100は、アモルファス変圧器であるとしたが、変圧器の種類は限定されない。例えば、静止誘導器100は、珪素鋼板を材料とした鉄心を有する変圧器であってもよい。
実施の形態1及び変形例において、枠部材3,3a,3bは四角柱形状であるが、この形状に限定されない。枠部材3,3a,3bは円柱形状、六角柱形状であってもよい。張出部10,10a,10bの形状、及び枠部材3,3a,3bの空間3Iが開口する部分の形状も、実施の形態1及び変形例で開示した形状には限定されない。
実施の形態1及び変形例において、枠部材3,3a,3bは、両方の端部に張出部10,10a,10bを有するとしたが、このような構造には限定されない。枠部材3,3a,3bは、一方の端部に張出部10,10a,10bを有していてもよい。つまり、枠部材3,3a,3bは、少なくとも一方の端部に張出部10,10a,10bを有していればよい。
実施の形態1及び変形例で開示された構成は、以下の実施の形態においても適宜適用できる。実施の形態1及び変形例で開示された構成は、以下の実施の形態に適用した場合、実施の形態1及び変形例と同様の作用及び効果を奏する。
実施の形態2.
実施の形態2は、実施の形態1の静止誘導器100の枠部材3同士を連結する固定具の構造が異なる。他の構造は、実施の形態1と同様である。
図18は、実施の形態2に係る枠部材3cの正面図である。図19は、実施の形態2に係る枠部材3cの斜視図である。図20は、実施の形態2に係る連結構造101cを示す図である。
図18及び図19に示されるように、枠部材3cは、張出部10にボルト4Bが取り付けられている。詳細には、ボルト4Bの頭4BHが、溶接その他の接合手段によって張出部10に接合されている。
図20に示されるように、固定具20cは、締結具4と連結部材5とを有する。実施の形態2において、締結具4は、ボルト4B及びボルト4Bにねじ込まれるナット4Nである。締結具はボルト4B及びナット4Nに限定されるものではなく、リベットであってもよい。図20に示されるように、ボルト4Bは、連結部材5が有する孔5Hを貫通する。この状態で、ナット4Nがボルト4Bにねじ込まれて締め付けられることにより、張出部10と連結部材5とが固定される。このようにして、固定具20cは、連結部材5を介して間接的に複数の枠部材3を固定する。
図21は、実施の形態2に係る枠部材3cの張出部10の取付部を介して、巻線装置の取付治具6に巻型として枠部材3cが接続されている状態を示す図である。枠部材3dは、張出部10の取付部であるボルト4Bが取付治具6の孔6Hに挿通され、ナット6Nがボルト4Bにねじ込まれることで、第1接続部6Pに取り付けられる。この状態で、巻線装置は、枠部材3に直接導体の線を巻き付ける。
変形例.
実施の形態2の変形例は、固定具の構造が実施の形態2とは異なる。他の構造は、実施の形態2と同様である。
図22は、実施の形態2の変形例に係る枠部材3dの正面図である。図23は、実施の形態2の変形例に係る枠部材3dの斜視図である。図24は、実施の形態2の変形例に係る連結構造101dを示す図である。
図22及び図23に示されるように、枠部材3dは、張出部10にナット4Nが取り付けられている。ナット4Nは、溶接その他の接合手段によって張出部10に接合されている。ナット4Nのねじ孔の位置は、枠部材3dに形成された孔10の位置に合わせられている。
図24に示されるように、固定具20dは、締結具4と連結部材5とを有する。実施の形態2の変形例において、締結具4は、ボルト4B及びボルト4Bにねじ込まれるナット4Nである。締結具はボルト4B及びナット4Nに限定されるものではなく、リベットであってもよい。図24に示されるように、ボルト4Bは、連結部材5が有する孔5Hを貫通する。孔5Hを貫通したボルト4Bは、張出部10に取り付けられたナット4Nにねじ込まれて締め付けられることにより、張出部10と連結部材5とが固定される。このようにして、固定具20dは、連結部材5を介して間接的に複数の枠部材3を固定する。
図25は、実施の形態2の変形例に係る枠部材3dの張出部10の取付部を介して、巻線装置の取付治具6に巻型として枠部材3dが接続されている状態を示す図である。枠部材3dは、取付治具6の孔6Hに挿通されたボルト6Bが張出部10の取付部であるナット4Nにねじ込まれることで、第1接続部6Pに取り付けられる。この状態で、巻線装置は、枠部材3に直接導体の線を巻き付ける。
以上の実施の形態及び変形例に示した構成は、本発明の内容の一例を示すものであり、別の公知の技術と組み合わせることも可能であるし、本発明の要旨を逸脱しない範囲で、構成の一部を省略及び変更することも可能である。
1 鉄心、2 巻線、3,3a,3b,3c,3d 枠部材、3B 胴部、3I 空間、3S 側板、3T 端部、4 締結具、4B ボルト、4N ナット、5 連結部材、6 取付治具、10,10a,10b 張出部、10E 開口部、10H 孔、11,12 ヨーク、13 脚、14 支持体、14B 設置部、14C 突起部、20,20c,20d 固定具、21,23 固定部、100 静止誘導器、101,101a,101b,101c,101d 連結構造。

Claims (6)

  1. ヨーク、及び並んで配列されて前記ヨークに接続される複数の脚を有する鉄心と、
    前記脚が挿通される筒状の部材と、前記筒状の部材の少なくとも一方の端部に前記筒状の部材の外側に張り出す張出部とを有する複数の枠部材と、
    前記枠部材に配置される巻線と、
    隣接する前記張出部同士を固定する固定具と、
    を含む静止誘導器。
  2. 前記固定具は、
    隣接する前記張出部同士を連結する連結部材と、
    前記張出部と前記連結部材とを固定する締結具と、
    を有する、請求項1に記載の静止誘導器。
  3. 前記固定具は、隣接する前記張出部同士を固定する締結具である、請求項1に記載の静止誘導器。
  4. 前記張出部は、隣接する前記張出部同士を固定するための固定部を有し、
    前記固定具は、隣接する前記張出部の前記固定部同士を固定する、請求項3に記載の静止誘導器。
  5. 前記静止誘導器の設置時には鉛直方向側に設置されて、鉛直方向側における前記枠部材の前記端部側を、鉛直方向側から支持する支持体を有する、請求項1から請求項4のいずれか1項に記載の静止誘導器。
  6. 前記鉄心は、2個の前記ヨークの間に複数の脚が配置されており、
    前記鉄心は、鉛直方向とは反対方向側の前記ヨークによって吊り上げられて、荷重が支持される、請求項5に記載の静止誘導器。
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