JP2019021771A - 配線基板、半導体装置、及び配線基板の製造方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】銅を含む配線が酸化するのを抑制することができる配線基板、半導体装置、及び配線基板の製造方法を提供すること。【解決手段】基材20と、基材20の上に形成された銅を含む配線23と、配線23の表面に形成された酸化チタンと酸化ジルコニウムのいずれかの重合体を含む重合膜6とを有する配線基板30による。【選択図】図13

Description

本発明は、配線基板、半導体装置、及び配線基板の製造方法に関する。
パーソナルコンピュータや携帯電話等の電子機器には様々な配線基板が使用されている。これらの配線基板は、電気伝導率が高くデバイスの高速化に有利な銅配線を基材の上に形成することで作製される。
但し、銅配線は形成するのが容易であるものの、配線基板の製造途中でその表層部分が酸化することがある。その場合には酸化により高抵抗化した銅配線の表層部分を硫酸等でエッチングして除去することになるが、銅配線が微細な場合には銅配線の大部分がエッチングで除去されてしまうため、銅配線の微細化が難しくなってしまう。
更に、製品化された後に使用環境によって銅配線が酸化し、これによりデバイスの性能が損なわれるという問題も発生する。
特開2012−231102号公報 特開昭60−223147号公報
一側面によれば、本発明は、銅を含む配線が酸化するのを抑制することができる配線基板、半導体装置、及び配線基板の製造方法を提供することを目的とする。
一側面によれば、基材と、前記基材の上に形成され、銅を含む配線と、前記配線の表面に形成され、酸化チタンと酸化ジルコニウムのいずれかの重合体を含む重合膜とを有する配線基板が提供される。
一側面によれば、酸化チタンと酸化ジルコニウムのいずれかの重合体を含む重合膜が銅に対する酸化防止機能を有するため、重合膜の下の配線が酸化するのを抑制することができる。
図1は、調査で使用したシリコンウエハの断面図である。 図2は、重合膜の形成方法を示すフローチャートである。 図3(a)、(b)は、サンプルの製造途中の断面図(その1)である。 図4は、サンプルの製造途中の断面図(その2)である。 図5は、チタンキレート液、オリゴマー液、及びジルコニウムキレート液の一例を示す図である。 図6は、溶液中の各成分の一例と、溶液におけるその成分の濃度とを示す図である。 図7は、熱処理を行った後の銅膜の色彩の観察結果を示す図である。 図8は、銅膜の色彩と、銅膜に表面に形成された銅の酸化皮膜の厚さとの関係を示す図である。 図9(a)、(b)は、本実施形態に係る半導体装置の製造途中の断面図(その1)である。 図10(a)、(b)は、本実施形態に係る半導体装置の製造途中の断面図(その2)である。 図11(a)、(b)は、本実施形態に係る半導体装置の製造途中の断面図(その3)である。 図12(a)、(b)は、本実施形態に係る半導体装置の製造途中の断面図(その4)である。 図13(a)、(b)は、本実施形態に係る半導体装置の製造途中の断面図(その5)である。 図14(a)、(b)は、本実施形態に係る半導体装置の製造途中の断面図(その6)である。 図15は、本実施形態に係る半導体装置の製造途中の断面図(その7)である。
本実施形態の説明に先立ち、本願発明者が検討した事項について説明する。
本願発明者は、銅を含む配線の酸化を防ぐ方法を見出すために以下の調査を行った。
図1は、その調査で使用したシリコンウエハの断面図である。
図1に示すように、この調査においては、配線を模した銅膜2をシリコンウエハ1の表面に500nm程度の厚さに形成した。
そして、この銅膜2の表面に以下のようにして酸化チタンの重合膜を形成した。
図2は、その重合膜の形成方法を示すフローチャートである。また、図3〜図4は、シリコンウエハ1を用いたサンプルの製造途中の断面図である。
まず、図2のステップS1において、液温が40℃〜60℃程度のアルカリ脱脂剤にシリコンウエハ1を浸漬し、その状態を5分程度維持することにより銅膜2をクリーニングする。
その後に、脱脂剤からシリコンウエハ1を引き上げる。
次いで、ステップS2に移り、室温において純水で20秒〜60秒程度の時間だけ銅膜2を水洗する。
次に、ステップS3に移り、銅膜2の表面をエアーで乾燥させる。
続いて、ステップS4に移り、IPA(Isopropyl Alcohol)中にシリコンウエハ1を浸すことにより、銅膜2の表面に残留している水分をIPAに置換する。
次いで、ステップS5に移り、エアーで銅膜2の表面を乾燥させる。
その後に、ステップS6に移り、有機金属錯体の溶液にシリコンウエハ1を浸漬する。
図3(a)は、ステップS6について模式的に示す図である。
図3(a)の例では、容器3にチタンキレートの溶液4を入れ、その溶液4にシリコンウエハ1を浸漬する。なお、溶液4の温度は室温であり、浸漬時間は20秒〜60秒程度である。
その溶液4は、市販のチタンキレート液等の有機金属錯体溶液を希釈溶媒で希釈することにより作製される。
図5は、市販のマツモトファインケミカル株式会社製の有機金属錯体溶液の一例を示す図である。
この例では、図5のいずれかの有機金属錯体溶液を使用する。なお、図5に示すように、有機金属錯体溶液はチタンキレート液に限定されず、チタンオリゴマー液やジルコニウムキレート液を有機金属錯体溶液として使用してもよい。
これらの有機金属錯体溶液は、有機物の溶剤を含む溶剤系と、溶剤が水の水系とに分けられる。このうち、溶剤系の有機金属錯体溶液を使用する場合には、ステップS4で銅膜2の水分をIPAに置換したことにより、銅膜2の表面に均一に有機金属錯体溶液を付着させることができる。
図6は、溶液4中の各成分の一例と、溶液4におけるその成分の濃度とを示す図である。
図6に示すように、溶液4は、有機金属錯体溶液、希釈溶媒、界面活性剤、及び増粘剤から作製される。
溶液4における有機金属錯体溶液の濃度は0.1vol%〜10vol%であり、界面活性剤の濃度は0.01vol%〜1vol%である。また、溶液4における増粘剤の濃度は0.1wt%〜10wt%である。
なお、図6では希釈溶媒の一例として複数の材料を挙げているが、これらの材料の少なくとも一つを希釈溶媒として使用すればよい。これについては、界面活性剤と増粘剤についても同様である。
再び図2を参照する。
上記のように溶液4にシリコンウエハ1を浸漬した後は、ステップS7に移り、溶液4からシリコンウエハ1を引き上げる。
図3(b)は、このように溶液4から引き上げたときのシリコンウエハ1の断面図である。
図3(b)に示すように、銅膜2の表面には溶液4の塗膜5が形成される。
このように溶液4にシリコンウエハ1を浸漬することにより塗膜5を形成する方法はディップコーティングと呼ばれる。塗膜5の形成方法はディップコーティングに限定されず、スピンコーティングやゾルゲル法により塗膜5を形成してもよい。
この例では前述のように溶液4に増粘剤を添加するため、適度な粘度の溶液4により塗膜5の厚さを均一にすることができる。
また、塗膜5の厚さは、溶液4へのシリコンウエハ1の浸漬時間で制御することができ、その浸漬時間を長くするほど厚い塗膜5を得ることができる。
再び図2を参照する。
次いで、ステップS8に移り、不図示のオーブンの中で塗膜5を100℃〜300℃程度の温度に加熱し、その状態を30秒程度の時間だけ維持する。
これにより、次の式(1)に示すように、塗膜5に含まれるチタンキレート(Ti(OR)4:Rはアルキル基)が加水分解して加水分解生成物(Ti(OR)3OH)が生成されると共に、塗膜5の溶媒が加熱により除去される。
Figure 2019021771
以下では、このような熱処理をプリベークとも呼ぶ。
そのプリベークのときに銅膜2の表面が酸化するのを防ぐため、窒素ガス等の不活性雰囲気中で本工程を行うのが好ましい。
次に、図2のステップS9に移り、不図示のオーブンの中で塗膜5を100℃〜300℃程度の温度に加熱し、その状態を1分〜60分程度の時間だけ維持する。
図4は、このように加熱をしたときのシリコンウエハ1の断面図である。
この加熱により、次の式(2)に示すように、塗膜5に残留しているチタンキレート(Ti(OR)4)と加水分解生成物(Ti(OR)3OH)とが重縮合反応してジアルコキシチタンポリマーが生成される。
Figure 2019021771
そして、このジアルコキシチタンポリマーと空気中の水分とが反応することにより酸化チタンの重合体が生成され、塗膜5はその重合体を含む重合膜6となる。
その重合膜6に含まれる酸化チタンの重合体は、次の式(3)のような三次元網目構造を有する。
Figure 2019021771
なお、溶液4(図3(a)参照)に含まれるチタンキレートに代えてジルコニウムキレートを使用する場合には、重合膜6には酸化ジルコニウムの重合体が含まれることになる。
以上により、この調査に使用したサンプルPが完成した。
本願発明者は、銅膜2が酸化するのを防止する機能を重合膜6が有するかどうかを確かめるため、複数のサンプルPに対して大気中で熱処理を行った後に銅膜2の色彩を観察した。
その結果を図7に示す。
図7は、熱処理を行った後の銅膜2の色彩の観察結果を示す図である。
図7に示すように、この調査では有機金属錯体溶液としてチタンキレート液とジルコニウムキレート液を使用し、サンプルPごとに重合膜6の厚さを変えた。なお、重合膜6の厚さは蛍光X線膜厚計で測定した。また、サンプルPごとに熱処理温度と熱処理時間を変えてこの調査を行った。
図7の結果より、サンプル番号2を除く全てのサンプルにおいて銅膜2の色彩は銅色となり、銅膜2に銅の酸化皮膜が形成されていないことが確認できた。
なお、サンプル番号2においては色彩が暗褐色となった。銅の酸化皮膜の厚さは、色彩に基づいて経験的に図8から求めることができる。
図8は、銅膜2の色彩と、銅膜2に表面に形成された銅の酸化皮膜の厚さとの関係を示す図である。
図8によれば、暗褐色となったときの酸化皮膜の厚さは20nm〜35nm程度である。よって、図7のサンプル番号2においても、銅膜2の酸化がある程度抑制されることが分った。
以上の結果から、重合膜6には銅の酸化を防止する酸化防止機能があることが明らかとなった。
以下に、本実施形態について説明する。
(本実施形態)
本実施形態では、以下のようにして配線基板の上に半導体素子を搭載することにより半導体装置を製造する。
図9〜図15は、本実施形態に係る半導体装置の製造途中の断面図である。
まず、図9(a)に示すように、基材20としてガラス基板を用意する。なお、シリコン基板を基材20として使用してもよい。
次に、図9(b)に示すように、レーザ加工やエッチング加工により基材20に複数の貫通孔20aを形成する。
なお、基材20としてシリコン基板を使用する場合には、貫通孔20aの両端を絶縁するために、貫通孔20aの内面を含めた基材20の全面を熱酸化して絶縁性の酸化シリコン膜を形成してもよい。
続いて、図10(a)に示すように、スパッタ法や無電解めっき法により、貫通孔20aの内面を含めた基材20の全面にシード層21として銅膜を0.05μm〜1μm程度の厚さに形成する。
次に、図10(b)に示すように、基材20の上側全面と下側全面にフォトレジストを塗布し、それを露光、現像することにより、貫通孔20aに重なる開口22aを備えたレジスト層22を形成する。
そして、シード層21から給電を行うことにより、開口22a内のシード層21上に配線23として電解銅めっき膜を5μm〜50μm程度の厚さに成長させる。
その後に、図11(a)に示すように、レジスト層22を除去する。
続いて、図11(b)に示すように、例えば硫酸−過水系のエッチング液をウエットエッチング液として使用しながら、配線23で覆われていない部分のシード層21をウエットエッチングにより除去する。
そして、図12(a)に示すように、図2のフローチャートに従って配線23の表面23aに酸化チタンの重合膜6を形成する。
なお、重合膜6の材料は酸化チタンの重合体に限定されない。例えば、図2のステップS6においてジルコニウムキレートを使用することにより、酸化ジルコニウムの重合体を含む重合膜6を形成してもよい。
その重合膜6を形成する際には、図3(a)に示したように溶液4に基材20を浸漬するが、溶液4から基材20を引き上げると基材20の表面から溶液4が自然に排除されるため、配線23の表面23aのみに選択的に重合膜6を形成することができる。
また、前述のように重合膜6には銅の酸化防止機能があるため、製造途中に配線23が酸化するのを重合膜6で抑制することができる。
なお、表面23aは上面23xと側面23yとを有し、これらの各々が重合膜6で覆われる。これにより、上面23xだけでなく側面23yも重合膜6で保護することができ、側面23yから配線23が酸化するのを抑制することができる。
重合膜6の膜厚は特に限定されないが、この例では20nm〜100nmの厚さに重合膜6を形成する。膜厚の下限を20nmとしたのは、これよりも薄いと雰囲気中の酸素が重合膜6を透過し易くなり、配線23が酸化するのを重合膜6で防止するのが難しくなるためである。また、膜厚の上限を100nmとしたのは、重合膜6による配線23の酸化防止効果が100nm程度の膜厚で飽和するためである。
次に、図12(b)に示すように、大気中で配線23を100℃〜200℃に加熱する熱処理を10分〜1時間程度の時間だけ行うことにより配線23の応力を緩和させる。
このとき、本実施形態では銅の酸化防止機能がある重合膜6で配線23の表面23aを覆っているため、大気に含まれる酸素で配線23が酸化するのを抑制することができる。
続いて、図13(a)に示すように、基材20の両主面に感光性のソルダレジストを塗布し、それを露光、現像することにより第1のソルダレジスト層25と第2のソルダレジスト層26とを形成する。これらのソルダレジスト層25、26の各々には、配線23に重なる開口25a、26aが形成される。
次に、図13(b)に示すように、第1のソルダレジスト層25の開口25aから露出している重合膜6をプラズマ処理で除去し、配線23の表面23aを開口25aから露出させる。
なお、開口25aから露出する配線23の上に、配線23を保護するための保護層を無電解めっきにより形成してもよい。そのような保護層しては、例えば、ニッケルめっき膜と金めっき膜を順に積層した積層膜がある。また、ニッケルめっき膜、パラジウムめっき膜、及び金めっき膜をこの順に積層した積層膜をその保護層として形成してもよい。
更に、第2のソルダレジスト層26の開口26aから露出する重合膜6の上にこれらの保護層を形成してもよい。
次に、図14(a)に示すように、切断線Lに沿って基材20と各ソルダレジスト層25、26を切断することにより、本実施形態に係る複数の配線基板30を得る。
これ以降は、配線基板30に半導体素子を搭載する工程に移る。
まず、図14(b)に示すように、複数の電極32を備えた半導体素子31を用意し、第1のソルダレジスト層25の開口25aと電極32との位置合わせを行う。
そして、はんだバンプ33を介して配線23と電極32とを接続した後、配線基板30と半導体素子31との隙間にアンダーフィル樹脂34を充填し、両者の接続強度を高める。
このとき、本実施形態では図13(b)の工程で開口25aから重合膜6を除去しているため、配線23と電極32との間の接続抵抗を極力抑えることができる。なお、接続抵抗を抑える必要がない半導体素子31を用いる場合には、図13(b)の工程を省き、開口25a内に重合膜6を残してもよい。
次いで、図15に示すように、第2のソルダレジスト層26の開口26aから露出している重合膜6の上に外部接続端子36としてはんだバンプを搭載する。
なお、重合膜6によって外部接続端子36と配線23との接続抵抗が上昇するのを抑えるために、本工程の前に予め開口26a内から重合膜6を除去してもよい。
更に、外部接続端子36が不要な場合には、重合膜6の上に外部接続端子36を搭載しなくてもよい。
以上により、本実施形態に係る半導体装置40の基本構造が完成する。
上記した本実施形態によれば、図12(a)の工程で配線23の表面23aに酸化チタンや酸化ジルコニウムの重合膜6を形成する。その重合膜6には銅の酸化を防止する機能があるため、配線基板30の製造途中で配線23が酸化するのを防止することができる。
その結果、配線23の酸化した表層部分を硫酸等で除去する必要がなくなり、配線23を微細化するのが容易となる。
特に、この例では図12(b)の工程で熱処理を大気中で行うため、このように配線23の酸化を重合膜6で防止する実益が特に高い。
以上、本実施形態について詳細に説明したが、本実施形態は上記に限定されない。
例えば、上記ではシリコンやガラスを材料とする基材20の上に配線23を形成したが、エポキシ樹脂やポリイミド樹脂等の樹脂絶縁層の上に配線23を形成し、その配線23の上に重合膜6を形成してもよい。
1…シリコンウエハ、2…銅膜、3…容器、4…溶液、5…塗膜、6…重合膜、20…基板、20a…貫通孔、21…シード層、22…レジスト層、22a、25a、26a…開口、23…配線、23a…表面、23x…上面、23y…側面、25…第1のソルダレジスト層、26…第2のソルダレジスト層、30…配線基板、31…半導体素子、32…電極、33…はんだバンプ、34…アンダーフィル樹脂、36…外部接続端子、40…半導体装置。

Claims (7)

  1. 基材と、
    前記基材の上に形成された銅を含む配線と、
    前記配線の表面に形成された酸化チタンと酸化ジルコニウムのいずれかの重合体を含む重合膜と、
    を有する配線基板。
  2. 前記配線の前記表面は側面と上面とを有し、
    前記側面と前記上面の各々に前記重合膜が形成されたことを特徴とする請求項1に記載の配線基板。
  3. 基材と、前記基材の上に形成された銅を含む配線と、前記配線の表面に形成された酸化チタンと酸化ジルコニウムのいずれかの重合体を含む重合膜とを有する配線基板と、
    前記配線基板に搭載され、前記配線と電気的に接続された半導体素子と、
    を有する半導体装置。
  4. 基材の上に、銅を含む配線を形成する工程と、
    前記配線の表面に、酸化チタンと酸化ジルコニウムのいずれかの重合膜を形成する工程と、
    を有する配線基板の製造方法。
  5. 前記重合膜を形成する工程の後に、前記配線に対して熱処理を行う工程を更に有することを特徴とする請求項4に記載の配線基板の製造方法。
  6. 前記重合膜を形成する工程は、
    チタンキレート、チタンオリゴマー、及びジルコニウムキレートのいずれかの溶液の塗膜を前記配線の前記表面に形成する工程と、
    前記塗膜を加熱して重合させることにより前記重合膜にする工程とを有することを特徴とする請求項4又は請求項5に記載の配線基板の製造方法。
  7. 前記塗膜を加熱する工程は、不活性ガスの雰囲気中で行われることを特徴とする請求項6に記載の配線基板の製造方法。
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