JP2019020612A - 定着装置、及び、画像形成装置 - Google Patents
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そして、駆動手段によって加圧ローラが回転駆動されて、ニップ部における加圧ローラとの摩擦抵抗によって、定着ベルトも加圧ローラの回転にともない従動回転(連れ回り)することになる。
そして、ヒータによって定着ベルトが直接的に加熱されて、ニップ部に向けて搬送されるシート上のトナー像が、ニップ部にて熱と圧力とを受けてシート上に定着されることになる。
また、定着ベルトの幅方向端部が過昇温してしまったときに、その部分で定着ベルトの弾性層や離型層が分解(剥離)してしまう不具合が生じてしまうことがあった。
B/A≧0.05
2.0mm≦C≦5.0mm
なる関係が成立するように構成されたものである。
図1に示すように、本実施の形態における画像形成装置1は、タンデム型カラープリンタである。画像形成装置本体1の上方にあるボトル収容部101には、各色(イエロー、マゼンタ、シアン、ブラック)に対応した4つのトナーボトル102Y、102M、102C、102Kが着脱可能(交換可能)に設置されている。
ボトル収容部101の下方には中間転写ユニット85が配設されている。その中間転写ユニット85の中間転写ベルト78に対向するように、各色(イエロー、マゼンタ、シアン、ブラック)に対応した作像部4Y、4M、4C、4Kが並設されている。
その後、感光体ドラム5Y、5M、5C、5Kの表面は、露光部3から発せられたレーザ光Lの照射位置に達して、この位置での露光走査によって各色に対応した静電潜像が形成される(露光工程である。)。
その後、感光体ドラム5Y、5M、5C、5Kの表面は、中間転写ベルト78及び1次転写ローラ79Y、79M、79C、79Kとの対向位置に達して、この位置で感光体ドラム5Y、5M、5C、5K上のトナー像が中間転写ベルト78上に転写される(1次転写工程である。)。このとき、感光体ドラム5Y、5M、5C、5Kの表面には、僅かながら未転写トナーが残存する。
最後に、感光体ドラム5Y、5M、5C、5Kの表面は、除電部との対向位置に達して、この位置で感光体ドラム5Y、5M、5C、5K上の残留電位が除去される。
こうして、感光体ドラム5Y、5M、5C、5K上でおこなわれる、一連の作像プロセスが終了する。
ここで、中間転写ユニット85は、中間転写ベルト78、4つの1次転写ローラ79Y、79M、79C、79K、2次転写バックアップローラ82、クリーニングバックアップローラ83、テンションローラ84、中間転写クリーニング部80、等で構成される。中間転写ベルト78は、3つのローラ82〜84によって張架・支持されるとともに、1つのローラ82の回転駆動によって図1中の矢印方向に無端移動される。
そして、中間転写ベルト78は、矢印方向に走行して、各1次転写ローラ79Y、79M、79C、79Kの1次転写ニップを順次通過する。こうして、感光体ドラム5Y、5M、5C、5K上の各色のトナー像が、中間転写ベルト78上に重ねて1次転写される。
その後、中間転写ベルト78は、中間転写クリーニング部80の位置に達する。そして、この位置で、中間転写ベルト78上の未転写トナーが回収される。
こうして、中間転写ベルト78上でおこなわれる、一連の転写プロセスが終了する。
詳しくは、給紙部12には、用紙等のシートPが複数枚重ねて収納されている。そして、給紙ローラ97が図1の反時計方向に回転駆動されると、一番上のシートPがレジストローラ対98のローラ間に向けて給送される。
その後、シートPは、排紙ローラ対99のローラ間を経て、装置外へと排出される。排紙ローラ対99によって装置外に排出されたシートPは、出力画像として、スタック部100上に順次スタックされる。
こうして、画像形成装置における、一連の画像形成プロセスが完了する。
定着装置20は、シートP上にトナー像を定着させる装置である。
図2〜図4等を参照して、定着装置20は、ベルト部材としての定着ベルト21、ニップ部形成部材26、補強部材23、加熱手段(加熱源)としてのヒータ25、反射板27、加圧回転体としての加圧ローラ31、温度検知センサ40(温度検知手段)、シート状部材22(潤滑剤供給部材)、一対のガイド部材29、等で構成される。
定着ベルト21の基材層21aは、層厚が30〜50μm程度であって、ニッケル、ステンレス等の金属材料やポリイミド等の樹脂材料で形成されている。
定着ベルト21の弾性層21bは、層厚が100〜300μm程度であって、シリコーンゴム、発泡性シリコーンゴム、フッ素ゴム、等のゴム材料で形成されている。弾性層を設けることで、ニップ部における定着ベルト21表面の微小な凹凸が形成されなくなり、シートP上のトナー像Tに均一に熱が伝わりユズ肌画像の発生が抑止される。
定着ベルト21の離型層21cは、層厚が5〜50μm程度であって、PFA(テトラフルオロエチレン−パーフルオロアルキルビニルエーテル共重合体)、PTFE(ポリテトラフルオロエチレン)、ポリイミド、ポリエーテルイミド、PES(ポリエーテルサルフォン)、等の材料で形成されている。離型層を設けることで、トナーT(トナー像)に対する離型性(剥離性)が担保される。
このように、定着ベルト21は積層構造体であるが、その詳細については後で詳しく説明する。
ここで、ニップ部形成部材26は、定着ベルト21の内側(内周面側)において定着ベルト21を介して加圧ローラ31に圧接して、シートPが搬送されるニップ部(定着ニップ部)を形成している。すなわち、ニップ部形成部材26は、定着ベルト21の内周面に摺接するように設置されている。そして、ニップ部形成部材26が定着ベルト21を介して加圧ローラ31に圧接することで、シートPが搬送されるニップ部が形成される。
詳しくは、加熱手段としてのヒータ25は、ハロゲンヒータ(又は、カーボンヒータ)であって、その両端部が定着装置20の側板43に固定されている(図3を参照できる。)。そして、制御部により出力制御されたヒータ25の輻射熱によって、定着ベルト21においてニップとは異なる加熱領域(ヒータ25に対向する領域である。)が主として加熱される。さらに、加熱された定着ベルト21の表面からシートP上のトナー像Tに熱が加えられる。なお、ヒータ25の出力制御は、定着ベルト21表面に対向するサーモパイル、サーミスタ等の温度検知センサ40(温度検知手段)によるベルト表面温度の検知結果に基いておこなわれる。また、このようなヒータ25の出力制御によって、定着ベルト21の温度(定着温度)を所望の温度に設定することができる。
なお、本実施の形態では、定着ベルト21の内周面側に2本のヒータ25を設置したが、定着ベルト21の内周面側に1本又は3本以上のヒータを設置することもできる。
特に、本実施の形態における定着装置20は、定着ベルト21がヒータ25(加熱手段)によって直接的に加熱されるように構成されているため、定着ベルト21の加熱効率がさらに向上するとともに、定着装置20をさらに低コスト化・小型化することができる。
詳しくは、2つのガイド部材29は、耐熱性があり機械的強度の高い金属材料で形成されていて、定着装置20の幅方向両端部の側板43にそれぞれ嵌め込まれている。ガイド部材29には、定着ベルト21の略円筒の姿勢を維持しながら定着ベルト21を保持するためのガイド部29aや、定着ベルト21の幅方向の移動(ベルト寄り)を規制するためのストッパ部29c、等が設けられている。
なお、ガイド部材29は、定着ベルト21の略筒状の姿勢が保持されるように、ニップ部から充分に離れた位置に配置されているが、これについても後で詳しく説明する。
このように、本実施の形態における定着装置20は、定着ベルト21のさらなる加熱効率の向上や装置の低コスト化・小型化等を目的として、パイプ状の加熱部材を取り外して、パイプ状の加熱部材を介することなく定着ベルト21を加熱手段(ヒータ25)によって直接的に加熱する構成を採用している。
図3を参照して、補強部材23は、幅方向の長さがニップ部形成部材26よりも長くなるように形成されていて、その幅方向両端部が定着装置20の側板43に保持されている。
そして、補強部材23がニップ部形成部材26及び定着ベルト21を介して加圧ローラ31に当接することで、ニップ部においてニップ部形成部材26が加圧ローラ31の加圧力を受けて大きく変形する不具合を抑止している。この補強部材23は、上述した機能を満足するために、ステンレスや鉄等の機械的強度が高い金属材料で形成することが好ましい。
なお、補強部材23における、ヒータ25に対向する面の一部又は全部に、鏡面処理を施したり断熱部材を設けたりした場合であっても、同じような効果を得ることができる。
加圧ローラ31の芯金32は、金属材料で形成された中空構造体である。加圧ローラ31の弾性層33は、発泡性シリコーンゴム、シリコーンゴム、フッ素ゴム等の材料で形成されている。加圧ローラ31の離型層34(表面層)は、PFA、PTFE等の材料で形成されている。
加圧ローラ31は、定着ベルト21に圧接して、双方の部材間に所望のニップ部を形成する。また、図3を参照して、加圧ローラ31には駆動モータ61の駆動ギアに噛合するギア45が設置されていて、加圧ローラ31は図2中の矢印方向(時計方向)に回転駆動される。また、加圧ローラ31は、その幅方向両端部が定着装置20の側板43に軸受42を介して回転可能に支持されている。
なお、本実施の形態では、ニップ部を形成するニップ部形成部材26の形状を凹状に形成したが、ニップ部を形成するニップ部形成部材26の形状を平面状に形成することもできる。すなわち、ニップ部形成部材26の摺接面(加圧ローラ31に対向する面である。)が平面形状になるように形成することができる。これにより、ニップ部の形状がシートPの画像面に対して略平行になって、定着ベルト21とシートPとの密着性が高まるために定着性が向上する。さらに、ニップ部の出口側における定着ベルト21の曲率が大きくなるために、ニップ部から送出されたシートPを定着ベルト21から容易に分離することができる。
なお、シート状部材22に含浸される潤滑剤としては、フッ素グリス、シリコーングリス、シリコーンオイル等を用いることができる。
装置本体1の電源スイッチが投入されると、ヒータ25に電力が供給されるとともに、加圧ローラ31の図2中の矢印方向の回転駆動が開始される。これにより、ニップ部における加圧ローラ31との摩擦力によって、定着ベルト21も図2中の矢印方向に従動回転(連れ回り)する。
その後、給紙部12からシートPが給送されて、2次転写ローラ89の位置で、シートP上に未定着のカラー画像が担持(転写)される。未定着画像T(トナー像)が担持されたシートPは、ガイド板に案内されながら図2の矢印Y10方向に搬送されて、圧接状態にある定着ベルト21及び加圧ローラ31のニップ部に送入される。
そして、ヒータ25によって加熱された定着ベルト21による加熱と、補強部材23によって補強されたニップ部形成部材26と加圧ローラ31との押圧力とによって、シートPの表面にトナー像Tが定着される。その後、ニップ部から送出されたシートPは、矢印Y11方向に搬送される。
先に図5(及び、図3)を用いて説明したように、本実施の形態における定着装置20には、定着ベルト21の幅方向両端部における内周面にそれぞれ当接してガイドするガイド部材29(フランジ)が設置されている。また、定着装置20に設置された定着ベルト21は、積層構造体である。
すなわち、定着ベルト21は、幅方向両端部にそれぞれ非積層部H(基材層21aのみで形成されている。)が形成されていて、それ以外の部分に積層部W(基材層21a、弾性層21b、離型層21cで形成されている。)が形成されている。
B/A≧0.05
2.0mm≦C≦5.0mm
なる関係が成立するように、定着装置20が構成されている。
詳しくは、ガイド部材29は、定着ベルト21の略筒状の姿勢を良好に保持するためのものであるが、その幅方向の位置(ガイド部29aの位置である。)がニップ部に近いと、その機能が充分に発揮されなくなってしまう。ニップ部では定着ベルト21がニップ部の形状に沿うように変形していて円筒が潰れて歪んだような形状になっているため、ガイド部材29がニップ部に近いと、ガイド部材29に定着ベルト21が片当りするような状態になる。そして、そのような状態で定着装置20を駆動すると、定着ベルト21に大きなダメージが生じてしまったり、定着ベルト21に回転不良が生じたりしてしまう可能性がある。
詳しくは、加圧ローラ31がニップ部形成部材26を介して定着ベルト21に圧接して形成されるニップ部の幅方向の境界部の位置は、概ね、定着ベルト21における最大通紙領域Mの境界部の位置に相関する。具体的に、ニップ部の幅方向の境界部は、最大通紙領域Mの境界部に対して余裕度分だけ幅方向外側に位置している。
また、定着ベルト21がニップ部に影響されずに円筒状の姿勢を維持できる幅方向の位置は、定着ベルト21の周長(内周面の周長である。)によっても変化する。具体的に、定着ベルト21の周長が長い場合には、短い場合に比べて、ニップ部(最大通紙幅M)から、より離れた位置でないと、ニップ部に影響されずに円筒状の姿勢を維持することができなくなる。
本願発明者は、これらのことを踏まえて実験やシミュレーションをおこなった結果、定着ベルト21の内周面の周長をAとして、定着ベルト21における最大通紙領域Mの境界部から定着ベルト21のベルト端面までの幅方向の長さをBとしたときに、B/A≧0.05、なる関係が成立するように構成したときに、上述した不具合が生じにくくなることを知得した。
0.05≦B/A≦0.20
なる関係が成立するように、構成されている。このように、B/Aの上限値を0.20(好ましくは、0.01)に設定したのは、B/Aが大きくなり過ぎると、定着装置20(定着ベルト21)が幅方向に大型化してしまうためである。
そして、定着ベルト21の非通紙領域が過昇温してしまうと、その部分で定着ベルト21の弾性層21bや離型層21cが分解(剥離)してしまうことになる。これは、弾性層21bや離型層21cが積層部Wとして保持される力が過昇温により低下するためである。また、弾性層21bや離型層21cは基材層21aに比べて溶融温度が低いため、定着ベルト21の非通紙領域が過昇温してしまうと、その部分で弾性層21bや離型層21cが溶融してしまう可能性もある。そして、これらのような不具合が生じてしまうと、定着ベルト21が正常に回転されずに、良好な定着画像が形成されなくなってしまう。
図7は、定着ベルト21の幅方向端部の過昇温が生じる最悪条件にて通紙したときの、定着ベルト21の幅方向の温度分布である。図7に示すように、積層部Wの分解が生じ得る限界温度(積層部分解温度)を目安として、非積層部Hと積層部W(積層部設置可能領域)とを定めることで、積層部Wの分解を抑止することができる。
C≦5.0mm
なる関係が成立するように、定着装置20を構成している。また、Cの値が2.0mmに達しないときには、定着装置20におけるシートPの搬送性が低下することを、本願発明者は知得した。したがって、2.0mm≦C≦5.0mm、なる関係が成立するように構成することで、シートPの搬送性が低下する不具合が生じることなく、積載部Wが分解する不具合を軽減することができることになる。
2.0mm≦C≦3.0mm
なる関係が成立するように構成することが好ましい。
これにより、先に説明した本発明の効果が発揮されやすくなる。
このように構成することにより、ニップ部(定着ニップ部)が良好に形成されて良好な定着画像が形成されるとともに、定着ベルト21の非通紙領域が過昇温してしまっても、その熱によって加圧ローラ31の弾性層33や離型層34が分解してしまう不具合を防止することができる。
ガイド部材29を金属材料で形成することにより、図6に示すように定着ベルト21の非通紙領域で過昇温が生じてしまっても、ガイド部材29に熱的破損が生じにくくなる。
これにより、定着ベルト21に歪みが生じる不具合や、定着ベルト21の弾性層21bや離型層21cが分解してしまう不具合が生じにくくなる。
また、本実施の形態では、積層部Wとして基材層21a、弾性層21b、離型層21cが積層された3層構造の定着ベルト21を用いた定着装置20に対して、本発明を適用した。しかし、積層部は3層構造に限定されることなく、積層部が4層以上で構成された定着ベルトを用いた定着装置に対しても、本発明を適用することができる。特に、加熱手段として電磁誘導コイルを用いる場合には、定着ベルトの積層部に基材層、弾性層、離型層の他に発熱層(電磁誘導により加熱する金属層である。)が形成されることになるが、そのような場合にも本発明を適用することができる。
そして、これらのような場合にも、本実施の形態のものと同様の効果を得ることができる。
20 定着装置、
21 定着ベルト(ベルト部材)、
21a 基材層、 21b 弾性層、 21c 離型層、
25 ヒータ(加熱手段)、
26 ニップ部形成部材(固定部材)、
29 ガイド部材(フランジ)、
29a ガイド部、
31 加圧ローラ(加圧回転体)、
W 積層部、 H 非積層部、 M 最大通紙領域、
P シート(記録媒体)。
Claims (7)
- 加熱手段によって加熱されて、所定の回転方向に回転する定着ベルトと、
前記定着ベルトに外接する加圧回転体と、
前記定着ベルトの内側において前記定着ベルトを介して前記加圧回転体に圧接してシートが搬送されるニップ部を形成するニップ部形成部材と、
前記定着ベルトの幅方向両端部における内周面にそれぞれ当接してガイドするガイド部材と、
を備え、
前記定着ベルトは、
内周面に基材層が形成されて、
前記基材層に対して外周面側の表面に少なくとも弾性層と離型層とが積層された積層部が幅方向中央部に形成されるとともに、前記基材層のみからなる非積層部が前記積層部に隣接するように幅方向両端部に形成され、
前記定着ベルトの内周面の周長をAとして、前記定着ベルトにおける最大通紙領域の境界部から前記定着ベルトのベルト端面までの幅方向の長さをBとして、前記最大通紙領域の境界部から前記積層部と前記非積層部との境界部まで幅方向の長さをCとしたときに、
B/A≧0.05
2.0mm≦C≦5.0mm
なる関係が成立するように構成されたことを特徴とする定着装置。 - 前記積層部は、前記最大通紙領域の領域外まで形成されたことを特徴とする請求項1に記載の定着装置。
- 前記最大通紙領域の境界部から前記積層部と前記非積層部との境界部まで幅方向の長さをCとしたときに、
2.0mm≦C≦3.0mm
なる関係が成立するように構成されたことを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の定着装置。 - 前記加圧回転体は、芯金上に弾性層、離型層が積層された加圧ローラであって、その弾性層、離型層が積層された幅方向の範囲が前記積層部の幅方向の範囲と略一致するように形成されたことを特徴とする請求項1〜請求項3のいずれかに記載の定着装置。
- 前記ガイド部材は、金属材料で形成されて、前記最大通紙領域の領域外で前記定着ベルトの内周面に当接するように形成されたことを特徴とする請求項1〜請求項4のいずれかに記載の定着装置。
- 前記加熱手段は、前記定着ベルトの加熱領域が前記最大通紙領域の領域外にまで達する領域となるように形成されたことを特徴とする請求項1〜請求項5のいずれかに記載の定着装置。
- 請求項1〜請求項6のいずれかに記載の定着装置を備えたことを特徴とする画像形成装置。
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