JP2019020350A - トランスミッション試験装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】実車走行を模擬した動作が高精度に再現できるトランスミッション試験装置を提供する。
【解決手段】CVT100の入力軸に接続されるダイナモメータM1と、CVT100の出力軸に接続されたダイナモメータM2、M3と、ダイナモメータM1の動作を制御する制御装置1とを備えたトランスミッション試験装置Wであって、制御装置1は、トルク指令の目標値の入力を受け付ける入力部10と、CVT100の回転比を算出する回転比演算部21と、CVT100の回転比に対応するパラメータを算出するパラメータ演算部22と、CVT100の回転比の伝達特性を逆伝達化した逆伝達関数であって、回転比毎に定められたパラメータを代入できる逆伝達関数及びトルク指令の目標値を用いてダイナモメータM1の動作を制御する指令値を生成する指令値生成部23とを有している。
【選択図】図2

Description

本発明は、自動車等の車両に使用される連続可変トランスミッションの試験を行うトランスミッション試験装置に関し、例えば、連続可変トランスミッションの入力側及び出力側にそれぞれダイナモメータを接続して実車走行を模擬した試験と定常試験を行うトランスミッション試験装置に関する。
従来から、自動車、トラック等の車両に使用されるトランスミッションの入力側に駆動用のダイナモメータを接続すると共に、トランスミッションの出力側に吸収用のダイナモメータを接続し、実車走行を模擬した試験を行うトランスミッション試験装置が知られている。
例えば、特許文献1には、変速機構付き共試体(自動車のトランスミッション)の入力軸に駆動用電動機(ダイナモメータ)を接続し、共試体の2つの出力軸に、それぞれ、吸収用電動機(ダイナモメータ)を接続して、共試体の試験を行う電動駆動試験装置(トランスミッション試験装置)が開示されている。特許文献1に記載の電動駆動試験装置は、変速機構の変速比に応じて電動機軸換算の慣性量が変化する、或いは機械系のねじり固有振動周波数が変化する変速機構付き供試体を電動機(ダイナモメータ)により駆動させて供試体の機械的特性を測定するように構成されている。
また、トランスミッションのなかには、特許文献1に記載の供試体のように、1速〜5速等に変速できる変速機構付きのものではなく、ギアが無い構成の連続可変トランスミッション(CVT(Continuously Variable Transmission))と云われるものがある。そして、CVTの性能を試験するトランスミッション試験装置として、例えば、図5に示す構成が知られている。なお、図5は、従来技術の連続可変トランスミッションの試験を行うトランスミッション試験装置の構成を説明するための模式図である。
図示するように、従来技術のトランスミッション試験装置は、CVT100の入力軸に接続される駆動用のダイナモメータM1と、CVT100の出力軸にデフ200を介して接続された吸収用のダイナモメータM2、M3と、ダイナモメータM1、M2、M3の動作を制御する制御装置400とを備えている。また、上記のトランスミッション試験装置は、制御装置400からの指令値(トルク指令値)に基づいて、ダイナモメータM1、M2、M3に電力を供給するインバータ310、320、330を備えている。また、駆動用のダイナモメータM1とCVT100の入力軸とを接続するシャフトにはトルク計501が設けられている。また、デフ200と吸収用のダイナモメータM2、M3とを接続する各シャフトには、それぞれ、トルク計502、503が設けられている。
上記の制御装置400は、駆動用のダイナモメータM1を制御するダイナモ1制御部420と、吸収用のダイナモメータM2を制御するダイナモ2制御部430と、吸収用のダイナモメータM3を制御するダイナモ3制御部440とを備えている。なお、トルク計501が計測したトルク値(トルクFB)は、ダイナモ1制御部420に入力され、トルク計502が計測したトルク値(トルクFB)はダイナモ2制御部430に入力され、トルク計503が計測したトルク値(トルクFB)はダイナモ3制御部440に入力されるようになっている。
ダイナモ1制御部420は、FF(フィードフォワード)制御部421と、PI制御部422と、指令値生成部423とを有している。
FF制御部421は、エンジンモデルを構成する情報処理装置(図示せず)から送信された目標値(目標トルク値)を受信し、受信した目標値を用いて、FF制御演算(詳細な説明は省略する)を行い、指令値生成部423に対して、FF制御演算により算出したFF制御演算値(トルク値)を出力する。
また、PI制御部422は、情報処理装置から送信された目標値(トルク値)を受信すると共に、トルク計501が計測したトルク値(トルクFB値)の入力を受付け、目標値(目標トルク値)とトルク計501が計測したトルク値(トルクFB値)とを用いてPID制御演算処理(詳細な説明は省略する)を行い、指令値成部423に対して、PID制御演算処理により算出したPID制御演算値(トルク値)を出力する。
指令値生成部423は、FF制御部421からのFF制御演算値と、PI制御部422からのPID制御演算値とを用いて、指令値(トルク指令値)を生成し、インバータ310に指令値を出力する。そして、インバータ310が、指令値成部423からの指令値にしたがい、ダイナモメータM1に電力を供給して、ダイナモメータM1の動作が制御される。
なお、図中では、省略しているが、ダイナモ2制御部430、ダイナモ3制御装置440に対しても目標値が入力されるようになっている。ダイナモ制御部430、440は、ダイナモ制御部410と略同様の処理を行い、ダイナモメータM2、M3の動作を制御するようになっている。そして、ダイナモ制御装置400に制御されたダイナモメータM1、M2、M3が動作し、CVT100の実車走行とエンジン挙動を模擬した動作が試験できるようになっている。
特開平5−215643号公報
ところで、上術したトランスミッションを共試体とする試験装置において、ダイナモメータを動作させる指令値を生成するに当たり、予め、共試体の伝達特性を示す伝達関数を求めておき、制御装置に、その伝達関数の逆伝達関数を設定し(記憶させ)、逆伝達関数を使って指令値を算出することも提案されている。逆伝達関数を使って指令値を算出する方法によれば、実車走行とエンジン挙動を模擬した動作等が高精度に再現できるという作用効果が期待される。
そして、上述した図5に示すようなCVTの試験装置においても、逆伝達関数を使って指令値を算出することができれば、図示する「FF制御及びPID制御」を組み合わせる方法と比べて、CVTの動作を高精度に再現できると考えられる。特に駆動用のダイナモメータに対して、逆伝達関数を使って生成した指令値により制御できれば、実車走行とエンジン挙動を模擬した動作が高精度に再現できると考えられ、例えば、CVTに加振が与えられたときの動作の試験を正確に行うことができる。
しかし、現在のところ、CVTの試験装置において、逆伝達関数を使って指令値を生成するものは知られていない。これは、CVTが回転比(入力軸と出力軸の回転比)により伝達特性が変わるためであり、逆伝達関数を特定できないという、CVT特有の課題があることによる。
本発明は上記課題に鑑みてなされたものであって、連続可変トランスミッション(CVT)の試験を行うトランスミッション試験装置であって、実車走行とエンジン挙動を模擬した動作が高精度に再現できるトランスミッション試験装置を提供することを目的とする。
上記課題を解決するための本発明の第1態様は、連続可変トランスミッション(CVT)の入力軸に接続される駆動用ダイナモメータと、前記CVTの1対の出力軸にそれぞれ接続された1対の吸収用ダイナモメータと、駆動用ダイナモメータの動作を制御する制御装置とを備えたトランスミッション試験装置であって、前記制御装置は、前記駆動用ダイナモメータを動作させるためのトルク指令の目標値の入力を受け付ける入力部と、前記CVTの回転比の伝達特性を逆伝達化した逆伝達関数であって、該回転比毎に定められたパラメータを代入できる逆伝達関数を用いて前記駆動用ダイナモメータの動作を制御する指令値を生成する指令値生成部と、前記駆動用ダイナモメータの回転数及び吸収用ダイナモメータの回転数を取得し、その取得した各回転数を用いて前記CVTの回転比を算出する回転比演算部と、前記回転比毎に前記パラメータが対応付けられた変換情報を記憶しており、前記算出した回転比及び前記変換情報を用いて該算出した回転比に対応するパラメータを算出するパラメータ演算部とを有し、前記逆伝達関数は、予め、前記CVTから複数の異なる回転数を計測し、その計測値から算出した複数の回転比を用いて求めたものであり、前記指令値生成部は、前記逆伝達関数に前記パラメータ演算部が算出したパラメータを代入し、該パラメータを代入した前記逆伝達関数と、前記入力部が受け付けた目標値とを用いて前記指令値を生成することを特徴とする。
また、前記駆動用ダイナモメータの回転軸の回転数を計測する第1回転計と、1対の前記出力軸の一方に接続された前記吸収用ダイナモメータの回転軸の回転数を計測する第2回転計と、1対の前記出力軸の他方に接続された吸収用ダイナモメータの回転軸の回転数を計測する第3回転計とを備え、前記回転比演算部は、前記第1回転計から前記駆動用ダイナモメータの回転数を取得し、前記第2、3回転計から、それぞれ、前記吸収用ダイナモメータの回転数を取得するようになっていることが望ましい。
上記構成を採用したのは、本願発明者が、回転比(ギア比)が連続的に変化するCVTの伝達特性が、実測値から求めた「複数の回転比」を用いることで、CVTの回転比に応じたパラメータを持つ伝達関数によりモデル化できることを見出したためである。また、本願発明者が、CVTの回転比に応じたパラメータを持つ伝達関数の逆伝達関数を用いて指令値を生成すれば、回転比により伝達特性が変わるというCVT特有の課題を解消できることを見出したためである。そして、本願発明者は、CVTの試験を行うトランスミッション試験装置の駆動用のダイナモメータに対して、CVTの回転比に対応した逆伝達関数を設定し、その設定した逆伝達関数を使って指令値を生成して制御する構成を着想した。
このように、本発明によれば、CVTの試験を行うトランスミッション試験装置において、CVTの入力軸に接続される駆動用ダイナモメータに対して、CVTの回転比を算出する共に、算出した回転比に対応した逆伝達関数を設定し、その設定した逆伝達関数を使って指令値を生成して制御している。すなわち、本発明によれば、CVTの試験装置でありながら、CVTの回転比に対応した逆伝達関数を特定でき、その特定した逆伝達関数を使って生成した指令値により、CVTの入力軸に接続されるダイナモメータの動作を制御できる。その結果、本発明によれば、上述した図5に示す従来技術と比べて、実車走行とエンジン挙動を模擬したCVTの動作が高精度に再現できるエンジン試験装置が提供される。例えば、本発明によれば、CVTに加振が与えられたときの動作を高精度に再現できる。
また、本発明の第2態様は、連続可変トランスミッション(CVT)の入力軸に接続される駆動用ダイナモメータと、前記CVTの1対の出力軸にそれぞれ接続された1対の吸収用ダイナモメータと、駆動用ダイナモメータの動作を制御する制御装置とを備えたトランスミッション試験装置であって、前記CVTを制御するトランスミッションコントロールユニット(TCU)を有し、前記TCUは、前記CVTの回転比を算出できるようになっており、前記制御装置は、前記駆動用ダイナモメータを動作させるためのトルク指令の目標値の入力を受け付ける入力部と、前記CVTの回転比の伝達特性を逆伝達化した逆伝達関数であって、該回転比毎に定められたパラメータを代入できる逆伝達関数を用いて前記駆動用ダイナモメータの動作を制御する指令値を生成する指令値生成部と、前記回転比毎に前記パラメータが対応付けられた変換情報を記憶しており、前記TCUから前記回転比を取得し、該取得した回転比及び前記変換情報を用いて該TCUから取得した回転比に対応するパラメータを算出するパラメータ演算部とを有し、前記逆伝達関数は、予め、前記CVTから複数の異なる回転数を計測し、その計測値から算出した複数の回転比を用いて求めたものであり、前記指令値生成部は、前記逆伝達関数に前記パラメータ演算部が算出したパラメータを代入し、該パラメータを代入した前記逆伝達関数と、前記入力部が受け付けた目標値とを用いて前記指令値を生成することを特徴とする。
本発明の第2態様においても、上述した第1態様と同様の作用効果が得られる。また、本発明の第2態様は、CVTの回転比を算出できるTCUが設けられているため、制御装置に、上述した第1態様の発明に設けられていた「回転比演算部」を設ける必要がない。
また、前記実測した複数の異なる回転数とは、前記CVTの最低回転数と、前記CVTの最高回転数と、前記CVTの最低回転数及び最高回転数の中間の回転数であることが望ましい。
本発明によれば、連続可変トランスミッション(CVT)の試験を行うトランスミッション試験装置において、実車走行とエンジン挙動を模擬した動作が高精度に再現できるトランスミッション試験装置を提供することができる。
本発明の第1実施形態のトランスミッション試験装置の全体構成を示した模式図である。 本発明の第1実施形態のトランスミッション試験装置のダイナモ1制御部の機能構成を示した模式図である。 本発明の第2実施形態のトランスミッション試験装置の全体構成を示した模式図である。 本発明の第2実施形態のトランスミッション試験装置のダイナモ1制御部の機能構成を示した模式図である。 従来技術の連続可変トランスミッション試験装置の構成を説明するための模式図である。
以下、本発明の実施形態(第1実施形態、第2実施形態)について図面を用いて説明する。なお、本発明の実施形態(第1実施形態、第2実施形態)の説明において、上述した図5に示した従来技術のトランスミッション試験装置と同じ構成については同じ符号を付して説明を簡略化する。
《第1実施形態》
先ず、本発明の第1実施形態のトランスミッション制御装置について図1、2を参照しながら説明する。
図1に示すように、第1実施形態のトランスミッション試験装置Wは、連続可変トランスミッション(CVT)100の入力軸に接続される駆動用のダイナモメータM1と、CVT100の1対の出力軸の一方にデフ200を介して接続された吸収用のダイナモメータM2と、1対の出力軸の他方にデフ200を介して接続された吸収用のダイナモメータM3と、ダイナモメータM1、M2、M3の動作を制御するための指令値(トルク制御指令値)を生成する制御装置1とを有している。
また、トランスミッション試験装置Wは、制御装置1に制御されてダイナモメータM1を動作させるインバータ310と、制御装置1に制御されてダイナモメータM2を動作させるインバータ320と、制御装置1に制御されてダイナモメータM3を動作させるインバータ330とを備えている。
また、ダイナモメータM1には、ダイナモメータM1の回転軸の回転数を計測する回転計(第1回転計)T1が設けられている。また、ダイナモメータM2には、ダイナモメータM2の回転軸の回転数を計測する回転計(第2回転計)T2が設けられている。また、ダイナモメータM3には、ダイナモメータM3の回転軸の回転数を計測する回転計(第3回転計)T3が設けられている。
上記の回転計T1は、駆動しているダイナモメータM1の回転軸の回転数を計測し、制御装置1に計測した回転数(M1回転FB)を送信する。また、回転計T2は、駆動しているダイナモメータM2の回転軸の回転数を計測し、制御装置1に計測した回転数(M2回転FB)を送信する。回転計T3は、駆動しているダイナモメータM3の回転軸の回転数を計測し、制御装置1に計測した回転数(M3回転FB)を送信する。
なお、ダイナモメータM1とCVT100とはシャフトS1を介して接続されている。また、シャフトS1にはトルク計501が設けられている。トルク計501は、CVT100の入力軸のトルク値を計測し、制御装置1に対して、計測したトルク値を送信する。
また、ダイナモメータM2とCVT100とはシャフトS2を介して接続されている。また、シャフトS2にはトルク計502が設けられている。トルク計502は、CVT100の一方の出力軸のトルク値を計測し、制御装置1に対して、計測したトルク値を送信する。また、ダイナモメータM3とCVT100とはシャフトS3を介して接続されている。また、シャフトS3にはトルク計503が設けられている。トルク計503は、CVT100の他方の出力軸のトルク値を計測し、制御装置1に対して、計測したトルク値を送信する。
また、制御装置1は、エンジンモデルを構成する情報処理装置(図示せず)が送信する目標値(トルク目標値)を受信する入力部10と、ダイナモメータM1の動作を制御するダイナモ1制御部20と、ダイナモメータM2の動作を制御するダイナモ2制御部430と、ダイナモメータM3の動作を制御するダイナモ3制御部440とを備えている。
入力部10は、エンジンモデルを構成する情報処理装置(図示せず)から送信される、各ダイナモメータM1、M2、M3に対する目標値(ダイナモメータM1の目標値、ダイナモメータM2の目標値、ダイナモメータM3の目標値)の入力を受け付ける。また、入力部10は、ダイナモ1制御部20に受信した「ダイナモメータM1の目標値」を送信し、ダイナモ2制御部430に受信した「ダイナモメータM2の目標値」を送信し、ダイナモ3制御部430に受信した「ダイナモメータM3の目標値」を送信する。
ダイナモ1制御部20は、ダイナモメータM1を駆動させるべきトルク値に相当する指令値(トルク制御指令値)を生成してインバータ310に出力する。そして、インバータ310が、ダイナモ1制御部20からの指令値にしたがい、ダイナモメータM1に電力を供給して、ダイナモメータM1の動作が制御される。
また、ダイナモ2制御部430は、ダイナモメータM2を駆動させるべきトルク値に相当する指令値(トルク制御指令値)を生成してインバータ320に出力する。そして、インバータ320が、ダイナモ2制御部430からの指令値にしたがい、ダイナモメータM2に電力を供給して、ダイナモメータM2の動作が制御される。
また、ダイナモ3制御部440は、ダイナモメータM3を駆動させるべきトルク値に相当する指令値(トルク制御指令値)を生成してインバータ330に出力する。そして、インバータ330が、ダイナモ3制御部440からの指令値にしたがい、ダイナモメータM3に電力を供給して、ダイナモメータM3の動作が制御される。
尚、制御装置1のハードウェア構成について特に限定しないが、制御装置1は、例えば、CPU、補助記憶装置、主記憶装置、ネットワークインターフェース及び入出力インターフェースを備えるコンピュータ(1台或いは複数台のコンピュータ)により構成することができる。この場合、入出力インターフェースには、3台の回転計T1、T2、T3と、3台のトルク計501、502、503と、目標値を送信してくる情報処理装置(図示せず)とが接続されている。また、補助記憶装置には、上述した各部(入力部10、ダイナモ1制御部20、ダイナモ2制御部430及びダイナモ3制御部440)の機能を実現するためのプログラム(コンピュータプログラム)が記憶されている。そして、上述した各部(入力部10、ダイナモ1制御部20、ダイナモ2制御部430及びダイナモ3制御部440)の機能は、CPUが上記プログラムを主記憶装置にロードして実行することにより実現される。
次に、ダイナモ1制御部20の機能について図2を参照しながら説明する。なお、ダイナモ2制御部430及びダイナモ3制御部440は、上述した図5に示したものと同じであり、周知技術であるため説明を省略する。
ここで、図2は、第1実施形態のトランスミッション試験装置のダイナモ1制御部の機能構成を示した模式図である。なお、図2では、ダイナモ1制御部20の機能の説明に関係ないため、ダイナモメータM2、M3に電力を供給するインバータ320、330を省略している。
図示するように、ダイナモ1制御部20は、CVT100の回転比(入力軸と出力軸の回転比)を算出する回転比演算部21と、回転比演算部21が算出した回転比に対応するパラメータ(後述する逆伝達関数に代入するパラメータ)を算出するパラメータ演算部22と、CVT100の回転比の伝達特性を逆伝達化した逆伝達関数を用いてダイナモメータM1に対する指令値を生成する指令値生成部23とを有している。
上記の逆伝達関数は、予め、CVT100の回転数を計測し(複数の異なる回転数を実測し)、その計測値から算出した複数の回転比の伝達特性を求めて逆伝達化したものである。第1実施形態では、一例として、下記の(式2)に示す逆伝達関数を用いる。なお、第1実施形態では、CVT100の回転数のうち、最低回転数の回転比(最低回転比)と、最高回転数の回転比(最高回転比)と、最低回転数及び最高回転数の中間の回転数の回転比(中間回転比)とを用いて(3ポイントの回転比を用いて)、下記の(式2)に示す逆伝達関数のパラメータ(分母パラメータ(a1、a2、a3、a4、a5)、分子パラメータ(b1、b2、b3、b4、b5))を導き出している。
下記の(式2)に示す逆伝達関数は、ダイナモメータM1とCVT100間のトルク計501から観測できるトルク応答を表現できる伝達関数の次数を選び、その伝達特性から導出でき、また一例である。
下記の(式2)に示す逆伝達関数は、CVT100の回転比に応じたパラメータ(分母パラメータ(a1、a2、a3、a4、a5)、分子パラメータ(b1、b2、b3、b4、b5))が設定できる(代入できる)ように構成されている。この逆伝達関数によれば、CVT100の回転比毎に、ダイナモメータM1とCVT100間の伝達特性(式1)を打ち消すことができる(式3)。すなわち、この逆伝達関数によれば、連続的に変化する回転比(ギア比)に応じた伝達特性(式1)を打ち消すことができる。ダイナモメータM1とCVT100間の伝達特性を打ち消すこと(式3)により、目標値をCVT100に対して与えることが可能となる。
Figure 2019020350
回転比演算部21は、各回転計T1、T2、T3から送信されてくるダイナモメータM1、M2、M3の回転数を取得し、その取得したダイナモメータM1、M2、M3の回転数を用いて、CVT100の回転比を算出する。具体的には、回転比演算部21は、下記に示す(式4)を用いて、「ダイナモメータM1の回転数」を「ダイナモメータM2の回転数及びダイナモメータM3の回転数の平均値」で除算することにより、CVT100の回転比を算出する。
Figure 2019020350
なお、CVT100の回転比については、上記の(式4)による算出方法ではなく、下記に例示する他の方法で求めるようにしても良い。
CVT100の回転比を算出する他の方法の第1の例を説明する。
第1の例では、回転数演算部21に、エンジンモデルを構成する情報処理装置に入力されるエンジンのスロットル開度(Th開度)が入力されるように設定しておく。
また、事前に実測により、CVT100の回転比情報を取得しておく。また、事前に、上記の回転比毎の「ダイナモメータM1の回転数及び上記Th開度」を取得しておく。また、回転数演算部21に、「ダイナモメータM1の回転数及び上記Th開度」の組合せ毎に、対応する回転比を関連付けた回転比変換情報を保持させておく。
そして、回転数演算部21は、取得した「ダイナモメータM1の回転数及び上記Th開度」と、回転比変換情報とを用いて回転比を算出するようにしてもよい。すなわち、回転数演算部21は、「ダイナモメータM1の回転数及び上記Th開度」を引数として、回転比変換情報からCVT100の回転比が得られるように構成されていても良い。
次に、CVT100の回転比を算出する他の方法の第2の例を説明する。
第2の例では、回転数演算部21に、トルク計501が計測したトルク値(トルクFB)が入力されるように設定しておく。また、事前に、実測により、CVT100の回転比情報を取得しておく。また、事前に、回転比毎の「ダイナモメータM1の回転数及びトルク値(トルク計501が計測したトルク値(トルクFB))」を取得しておく。また、回転数演算部21に、「ダイナモメータM1の回転数及び上記トルク値(トルクFB)」の組合せ毎に、対応する回転比を関連付けた回転比変換情報を保持させておく。そして、回転数演算部21は、取得した「ダイナモメータM1の回転数及び上記トルク値(トルクFB)」と、回転比変換情報とを用いて回転比を算出するようにしてもよい。すなわち、回転数演算部21は、「ダイナモメータM1の回転数及び上記トルク値(トルクFB)」を引数として、CVT100の回転比が得られるように構成されていても良い。
次に、パラメータ演算部22について説明する。
パラメータ演算部22は、CVT100の回転比毎に、上記の(式2)に示す逆伝達関数に設定するパラメータを対応付けたパラメータ変換情報を保持している(記憶している)。そして、パラメータ演算部22は、前記パラメータ変換情報を参照して、回転比演算部21が算出した回転比に対応付けられた「パラメータ(分母パラメータ(a1、a2、a3、a4、a5)及び分子パラメータ(b1、b2、b3、b4、b5))」を算出する(変換情報からパラメータを抽出する)。パラメータ演算部22は、指令値生成部23に対して、算出したパラメータを送信する。
なお、上記のパラメータ変換情報は、例えば、各回転比を引数として「パラメータ(分母パラメータ(a1、a2、a3、a4、a5)及び分子パラメータ(b1、b2、b3、b4、b5))」を出力する関数情報(或いはマップ化情報)であってもよい。或いは、上記のパラメータ変換情報は、回転比毎に、「パラメータ(分母パラメータ(a1、a2、a3、a4、a5)及び分子パラメータ(b1、b2、b3、b4、b5))」が対応付けられたテーブル形式のデータベースで構成されていてもよい。
指令値生成部23には、予め、上記(式2)の逆伝達関数が設定されている(逆伝達関数を記憶している)。具体的には、試験担当者(或いは装置の設定業者)が、CVT100の試験の準備処理として、CVT100の回転数の実測値から上記(式2)の逆伝達関数を求めておき、制御装置1の指令値生成部23に上記の逆伝達関数を登録する設定作業(制御装置1に上記の逆伝達関数を入力し記憶させる設定作業)を行うようになっている。すなわち、CVT100の試験を行う段階では、制御装置1は、上記の逆伝達関数が登録された状態になっている。
そして、CVT100の試験において、指令値生成部23は、パラメータ演算部22から送信されるパラメータ(分母パラメータ及び分子パラメータ)を取得する。また、指令値生成部23は、入力部10(図1参照)から目標値(ダイナモメータM1の目標値)を取得する。
また、指令値生成部23は、上記の逆伝達関数の分母にパラメータ演算部22から取得した分母パラメータを代入し、上記の逆伝達関数の分子にパラメータ演算部22から取得した分子パラメータを代入する。また、指令値生成部23は、パラメータが代入され逆伝達関数と、入力部10から取得した目標値(ダイナモメータM1の目標値)とを用いて指令値を生成する。その後、指令値生成部23は、インバータ310に、上記の生成した指令値を出力して、インバータ310を介してダイナモメータM1の動作を制御する。
このように、第1実施形態では、CVT100の試験の準備処理として、CVT100の回転数(複数の異なる回転数)を取得し、その取得した回転数から算出した複数の回転比を用いて、回転比に対応するパラメータが代入できる逆伝達関数を求め、制御装置1に逆伝達関数を設定する設定作業を行っている。そして、トランスミッション試験装置Wでは、制御装置1に設定された逆伝達関数を用いて、駆動用のダイナモメータM1の動作を制御する構成が採用されている。
この構成を採用したのは、本願発明者が、回転比(ギア比)が連続的に変化するCVT100の伝達特性が、実測値から求めた「複数の回転比」を用いることで、当該回転比に応じたパラメータを持つ伝達関数によりモデル化できることを見出したためである。また、本願発明者が、CVT100の回転比に応じたパラメータを持つ伝達関数の逆伝達関数を用いて指令値を生成すれば、回転比により伝達特性が変わるというCVT100特有の課題を解消できることを見出したためである。そして、本願発明者は、CVT100の試験を行うトランスミッション試験装置W1の駆動用のダイナモメータM1に対して、CVT100の回転比に対応して設定される逆伝達関数を使って指令値を生成して制御する構成を着想した。
このように、第1実施形態によれば、CVT100の試験を行うトランスミッション試験装置Wにおいて、CVT100の入力軸に接続される駆動用のダイナモメータM1に対して、CVT100の回転比を算出する共に、算出した回転比に対応した逆伝達関数を設定し、その設定した逆伝達関数を使って指令値を生成している。すなわち、第1実施形態によれば、CVT100の試験装置でありながら、CVT100の回転比に対応した逆伝達関数を特定でき、その特定した逆伝達関数を使って生成した指令値により、CVT100の入力軸に接続されるダイナモメータM1の動作を制御できる。その結果、第1実施形態によれば、上述した図5の従来技術と比べて、実車走行とエンジン挙動を模擬したCVT100の動作が高精度に再現できる。例えば、第1実施形態によれば、CVT100に加振が与えられたときの動作を高精度に再現できる。
《第2実施形態》
次に、本発明の第2実施形態のトランスミッション制御装置について図3、4を参照しながら説明する。
ここで、図3は、第2実施形態のトランスミッション試験装置の全体構成を示した模式図である。図4は、第2実施形態のトランスミッション試験装置のダイナモ1制御部の機能構成を示した模式図である。
なお、第2実施形態は、第1実施形態の構成の一部を変更したものであるため、第1実施形態と同じ構成(或いは相当する構成)には同じ符号を付している。また、第2実施形態では、第1実施形態と異なる部分だけ説明する。
図3に示すように、第2実施形態のトランスミッション試験装置W′は、第1実施形態のトランスミッション試験装置Wに対して、CVT100を制御するトランスミッションコントロールユニット(TCU)60を付加し、回転計T1、T2、T3を取り除いた構成になっている。
TCU60は、CVT100との間で各種データの授受を行うと共に、CVT100の回転比(入力軸と1対の出力軸の回転比)を算出するようになっている。また、TCU60は、制御装置1に接続されており、制御装置1に対して、CVT100の回転比を送信するように構成されている。
また、第2実施形態の制御装置1は、ダイナモ1制御部20′の構成が、第1実施形態のものから変更されている。図4に示すように、ダイナモ1制御部20′は、パラメータ演算部22と、指令値生成部23とを有している。ダイナモ制御部20′は、TCU60からCVT100の回転比を取得するように構成されているため、第1実施形態のような回転比演算部21が設けられていない。
具体的には、第2実施形態では、パラメータ演算部21が、TCU60が送信したCVT100の回転比を受信し、保持している前記パラメータ変換情報を参照して、受信した回転比に対応付けられた「パラメータ(分母パラメータ(a1、a2、a3、a4、a5)及び分子パラメータ(b1、b2、b3、b4、b5))」を算出する。
なお、指令値生成部23の機能は、上述した第1実施形態と同じである。
このように、第2実施形態においても、上述した第1実施形態と同様の作用効果が得られる。また、第2実施形態は、CVT100の回転比を算出するTCU60が設けられているため、制御装置1に、上述した第1実施形態に設けられていた回転比演算部21を設ける必要がなく、第1実施形態と比べて、制御装置1の機能を簡素化することができる。
以上、説明したように、本実施形態(第1実施形態、第2実施形態)によれば、CVT100の試験を行うトランスミッション試験装置W、W′であって、実車走行とエンジン挙動を模擬した動作が高精度に再現できるトランスミッション試験装置を提供することができる。
尚、本発明は、上述した実施形態(第1実施形態、第2実施形態)に限定されるものではなく、その要旨の範囲内において種々の変更が可能である。
W、W′…トランスミッション試験装置
M1、M2、M3…ダイナモメータ
S1、S2、S3…シャフト
T1、T2、T3…回転計
1…制御装置
10…入力部
20、20′…ダイナモ1制御部
21…回転比演算部
22…パラメータ演算部
23…指令値生成部
310、320、330…インバータ
430…ダイナモ2制御部
440…ダイナモ3制御部
501、502、503…トルク計

Claims (4)

  1. 連続可変トランスミッション(CVT)の入力軸に接続される駆動用ダイナモメータと、前記CVTの1対の出力軸にそれぞれ接続された1対の吸収用ダイナモメータと、駆動用ダイナモメータの動作を制御する制御装置とを備えたトランスミッション試験装置であって、
    前記制御装置は、
    前記駆動用ダイナモメータを動作させるためのトルク指令の目標値の入力を受け付ける入力部と、
    前記CVTの回転比の伝達特性を逆伝達化した逆伝達関数であって、該回転比毎に定められたパラメータを代入できる逆伝達関数を用いて前記駆動用ダイナモメータの動作を制御する指令値を生成する指令値生成部と、
    前記駆動用ダイナモメータの回転数及び吸収用ダイナモメータの回転数を取得し、その取得した各回転数を用いて前記CVTの回転比を算出する回転比演算部と、
    前記回転比毎に前記パラメータが対応付けられた変換情報を記憶しており、前記算出した回転比及び前記変換情報を用いて該算出した回転比に対応するパラメータを算出するパラメータ演算部とを有し、
    前記逆伝達関数は、予め、前記CVTから複数の異なる回転数を計測し、その計測値から算出した複数の回転比を用いて求めたものであり、
    前記指令値生成部は、前記逆伝達関数に前記パラメータ演算部が算出したパラメータを代入し、該パラメータを代入した前記逆伝達関数と、前記入力部が受け付けた目標値とを用いて前記指令値を生成することを特徴とするトランスミッション試験装置。
  2. 前記駆動用ダイナモメータの回転軸の回転数を計測する第1回転計と、1対の前記出力軸の一方に接続された前記吸収用ダイナモメータの回転軸の回転数を計測する第2回転計と、1対の前記出力軸の他方に接続された吸収用ダイナモメータの回転軸の回転数を計測する第3回転計とを備え、
    前記回転比演算部は、前記第1回転計から前記駆動用ダイナモメータの回転数を取得し、前記第2、3回転計から、それぞれ、前記吸収用ダイナモメータの回転数を取得するようになっていることを特徴とする請求項1に記載のトランスミッション試験装置。
  3. 連続可変トランスミッション(CVT)の入力軸に接続される駆動用ダイナモメータと、前記CVTの1対の出力軸にそれぞれ接続された1対の吸収用ダイナモメータと、駆動用ダイナモメータの動作を制御する制御装置とを備えたトランスミッション試験装置であって、
    前記CVTを制御するトランスミッションコントロールユニット(TCU)を有し、
    前記TCUは、前記CVTの回転比を算出できるようになっており、
    前記制御装置は、
    前記駆動用ダイナモメータを動作させるためのトルク指令の目標値の入力を受け付ける入力部と、
    前記CVTの回転比の伝達特性を逆伝達化した逆伝達関数であって、該回転比毎に定められたパラメータを代入できる逆伝達関数を用いて前記駆動用ダイナモメータの動作を制御する指令値を生成する指令値生成部と、
    前記回転比毎に前記パラメータが対応付けられた変換情報を記憶しており、前記TCUから前記回転比を取得し、該取得した回転比及び前記変換情報を用いて該TCUから取得した回転比に対応するパラメータを算出するパラメータ演算部とを有し、
    前記逆伝達関数は、予め、前記CVTから複数の異なる回転数を計測し、その計測値から算出した複数の回転比を用いて求めたものであり、
    前記指令値生成部は、前記逆伝達関数に前記パラメータ演算部が算出したパラメータを代入し、該パラメータを代入した前記逆伝達関数と、前記入力部が受け付けた目標値とを用いて前記指令値を生成することを特徴とするトランスミッション試験装置。
  4. 前記実測した複数の異なる回転数とは、前記CVTの最低回転数と、前記CVTの最高回転数と、前記CVTの最低回転数及び最高回転数の中間の回転数であることを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載のトランスミッション試験装置。
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