JP2019020312A - 表示制御装置および表示制御方法 - Google Patents

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Eri Miyoshi
絵里 三好
大太郎 山▲崎▼
Hirotaro Yamazaki
大太郎 山▲崎▼
匡孝 佐伯
Masataka Saeki
匡孝 佐伯
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Abstract

【課題】自車両の乗り心地に対する乗員の不満を低減することができる表示制御装置および表示制御方法を提供すること。
【解決手段】実施形態の一態様に係る表示制御装置は、取得部と、予測部と、表示制御部とを備える。取得部は、所定時間後に自車両が走行する道路に関する情報を取得する。予測部は、取得部によって取得される情報に基づいて、所定時間後に自車両の乗員に作用する慣性力の向きおよび大きさを予測する。表示制御部は、予測部によって予測される慣性力の向きおよび大きさを示す画像を表示させる。
【選択図】図1

Description

開示の実施形態は、表示制御装置および表示制御方法に関する。
従来、現在地からユーザによって入力される目的地まで自車両を自動運転によって走行させる自動運転制御装置がある(例えば、特許文献1参照)。
特開2016−045101号公報
しかしながら、自動運転中の自車両の乗員は、自車両の進行方向を意識する必要がないため、自車両の加減速やコーナリングに伴って予期せぬ慣性力が作用することがあり、かかる場合に自車両の乗り心地に不満を抱くことがある。
また、手動運転中であっても、運転者以外の乗員は、自車両の進行方向を意識していない場合、同様に自車両の走行に伴って予期せぬ慣性力が作用すると、自車両の乗り心地に不満を抱くことがある。
実施形態の一態様は、上記に鑑みてなされたものであって、自車両の乗り心地に対する乗員の不満を低減することができる表示制御装置および表示制御方法を提供することを目的とする。
実施形態の一態様に係る表示制御装置は、取得部と、予測部と、表示制御部とを備える。取得部は、所定時間後に自車両が走行する道路に関する情報を取得する。予測部は、前記取得部によって取得される前記情報に基づいて、前記所定時間後に前記自車両の乗員に作用する慣性力の向きおよび大きさを予測する。表示制御部は、前記予測部によって予測される前記慣性力の向きおよび大きさを示す画像を表示させる。
実施形態の一態様に係る表示制御装置および表示制御方法は、自車両の乗り心地に対する乗員の不満を低減することができる。
図1は、実施形態に係る表示制御方法により表示装置の画面に表示される画像の一例を示す説明図である。 図2は、実施形態に係る表示制御装置の構成の一例を示す説明図である。 図3は、実施形態に係るアイコン情報の一例を示す説明図である。 図4は、実施形態に係るアイコン情報の一例を示す説明図である。 図5は、実施形態に係るアドバイス情報の一例を示す説明図である。 図6は、実施形態に係るアドバイス情報の一例を示す説明図である。 図7は、実施形態に係る表示制御装置の制御部が実行する処理を示すフローチャートである。 図8は、実施形態の変形例に係るアイコンの表示場所を示す説明図である。
以下、添付図面を参照して、本願の開示する表示制御装置および表示制御方法の実施形態を詳細に説明する。なお、以下に示す実施形態によりこの発明が限定されるものではない。
まず、図1を参照し、実施形態に係る表示制御方法の一例について説明する。図1は、実施形態に係る表示制御方法により表示装置の画面Dに表示される画像の一例を示す説明図である。
ここでは、実施形態に係る表示制御装置がカーナビゲーション機能、自動運転機能および同一車線自動運転機能を備える車両(以下、「自車両」と記載する)に設けられる場合について説明する。ここでのカーナビゲーション機能は、現在地からユーザによって設定される目的地までの経路を表示装置の画面Dに表示させる地図画像および音声によって乗員に案内する機能である。
また、ここでの自動運転機能は、ユーザによって目的地が設定される場合に、車載カメラによって撮像される画像や車載レーダの検知結果に基づいて、自動運転制御装置が自車両を自動制御して現在地から目的地まで走行させる機能である。
また、ここでの同一車線自動運転機能は、車載カメラによって撮像される画像や車載レーダの検知結果に基づいて、自動運転制御装置が自車両を自動制御して走行中の同一の車線を走行させる機能である。カーナビゲーション機能および自動運転機能を使用するためにユーザが目的地を設定した場合、現在地から目的地までの走行経路が決定される。
かかる場合、実施形態に係る表示制御装置は、決定された走行経路上で所定時間(例えば、2s〜3s)後に自車両が走行する道路に関する情報を取得する。続いて、表示制御装置は、取得した道路に関する情報に基づいて、所定時間経過後に自車両の乗員に作用する慣性力の向きおよび大きさを予測する。そして、表示制御装置は、予測した慣性力の向きおよび大きさを示す画像を表示させる。
例えば、ユーザによって目的地が設定され、自車両が走行を開始すると、図1に示すように、表示装置の画面Dに現在地の地図画像が表示され、地図画像内に自車両の走行位置を示すアイコンAが表示される場合がある。
なお、図1には、自車両の走行予定経路を太線矢印で示している。このとき、自車両は、一定速度で走行している場合、乗員に慣性力が加わらない。このため、乗員が乗り心地に不満を抱くことはない。
ただし、自車両は、その後の自車両の走行予定経路が右カーブになっているため、右カーブに差し掛かると、これに伴って乗員には左方向(カーブの外側方向)へ向かう慣性力が作用する。このとき、運転者は、カーナビゲーション機能による経路案内中であれば、自身に作用する慣性力の向きおよび大きさを予測することができる。
ただし、運転者以外の乗員は、自車両の進行方向に注意していない場合、予期せぬ慣性力が作用すると、乗り心地に不満を抱くことがある。また、自動運転中であれば、運転者を含む全ての乗員が自車両の進行方向に注意していない場合、予期せぬ慣性力が作用すると、乗り心地に不満を抱くことがある。
そこで、表示制御装置は、所定時間経過後に自車両の乗員に作用する慣性力の向きおよび大きさを示す情報を事前に表示させることで、乗員に予め慣性力が作用することを通知することによって、自車両の乗り心地に対する乗員の不満を低減する。
例えば、表示制御装置は、図1に示すように、自車両の現在位置と、所定時間経過後に自車両が走行する地点とに、乗員に作用する慣性力の向きおよび大きさを示すアイコンG1,G2を表示させる。このとき、表示制御装置は、アイコンG1,G2として、例えば、乗員に作用する慣性力の向きおよび大きさに応じた形状に変形する流体の画像を表示させる。
図1に示す例では、表示制御装置は、現在、自車両が直線の道路を一定速度で走行しているため、自車両の現在位置に、球形状をした流体の立体画像のアイコンG1を重畳表示させる。
さらに、表示制御装置は、所定時間後に自車両が走行する地点に、右カーブの走行に伴う慣性力により球形状の流体における右カーブの内側に沿う部分の外形が球の内側(右カーブの外側)へ凹んだ形状に変形した立体画像のアイコンG2を重畳表示させる。
このように、表示制御装置は、地図画像における自車両の現在位置と、所定時間経過後に自車両が走行する地点とに、その地点を走行する際、乗員に作用する慣性力の向きおよび大きさに応じて変形する流体のアイコンG1,G2を重畳表示させる。
これにより、自車両の乗員は、現時点および所定時間経過後に自身に作用する慣性力の向きおよび大きさをアイコンG1,G2によって直感的に認識することができ、自身に作用する慣性力に対して事前に構える準備を行うことができる。
したがって、表示制御装置は、自車両の乗り心地に対する乗員の不満を低減することができる。なお、ここでは、地図画像における自車両の現在位置と、所定時間経過後に自車両が走行する地点とにアイコンG1,G2を表示させたが、表示制御装置は、少なくとも、所定時間経過後に自車両が走行する地点にアイコンG2を表示させることによって、自車両の乗り心地に対する乗員の不満を低減することができる。
次に、図2を参照し、かかる表示制御装置の構成の一例について説明する。図2は、実施形態に係る表示制御装置1の構成の一例を示す説明図である。図2に示すように、表示制御装置1は、車速センサ101、車載カメラ102、カーナビゲーション装置103、表示装置104、加速度センサ105、および自動運転制御装置106に接続される。
車速センサ101は、自車両の走行速度を検知して検知結果を表示制御装置1へ出力する。車載カメラ102は、自車両の前方の風景を撮像し、撮像画像を表示制御装置1へ出力する。
カーナビゲーション装置103は、地図情報を記憶しており、GPS(Global Positioning System)受信器を備え、ユーザによって設定される目的地までの経路を案内する地図画像を表示装置104の画面Dに表示させる。
また、カーナビゲーション装置103は、表示装置104へ出力する地図画像と同じ地図画像と、地図画像中の自車両の走行経路の標高を示す情報とを表示制御装置1へ出力する。さらに、カーナビゲーション装置103は、例えば、道路交通情報センタと通信する機能を備えており、道路交通情報センタから取得する渋滞情報、車線規制情報、事故情報、および道路工事情報等の情報を表示制御装置1へ出力する。
表示装置104は、カーナビゲーション装置103から入力される地図画像を画面Dに表示する。さらに、表示装置104は、表示制御装置1から入力されるアイコンG1,G2等(図1参照)を地図画像に重畳表示させる。加速度センサ105は、自車両の前後左右方向の加速度を検知して検知結果を表示制御装置1へ出力する。
自動運転制御装置106は、ユーザによって目的地が設定される場合に、車載カメラ102によって撮像される画像や車載レーダ(図示略)の検知結果に基づいて、自車両を自動制御して現在地から目的地まで走行させる。また、自動運転制御装置106は、表示制御装置1から入力される後述の運転制御指示に従って、運転制御の調整を行う。
表示制御装置1は、制御部2と記憶部3とを備える。制御部2は、例えば、CPU(Central Processing Unit)、ROM(Read Only Memory)、RAM(Random Access Memory)、入出力ポートなどを有するマイクロコンピュータや各種の回路を含む。
制御部2は、CPUがROMに記憶されたプログラムを、RAMを作業領域として使用して実行することにより機能する複数の処理部を備える。具体的には、制御部2は、取得部21と、予測部22と、表示制御部23とを備える。
なお、制御部2は、取得部21、予測部22、および表示制御部23の一部または全部がASIC(Application Specific Integrated Circuit)やFPGA(Field Programmable Gate Array)等のハードウェアで構成されてもよい。
記憶部3は、ハードディスクドライブや不揮発性メモリ、レジスタといった記憶デバイスであり、慣性力履歴情報31、閾値情報32、アイコン情報33、およびアドバイス情報34を記憶する。
慣性力履歴情報31は、予測部22によって過去に予測された後述の慣性力と、慣性力が予測されたときの状況とが対応付けられた情報である。閾値情報32は、予測部22が自動運転制御装置106へ後述する運転制御指示を出力する場合に、乗員に作用する慣性力と比較される閾値である。
かかる閾値は、表示制御部23がアイコンを表示装置104の画面Dに表示させるか否かを判定する場合にも使用される。アイコン情報33は、例えば、図1に示したアイコンG1,G2等の画像である。アイコン情報33の一例については、図3および図4を参照して後述する。
アドバイス情報34は、乗員に閾値以上の慣性力が作用することが予測される場合に、自車両の乗員へ慣性力に対応する姿勢をアドバイスする画像(アニメーションであってもよい)である。アドバイス情報34の一例については、図5および図6を参照して後述する。
取得部21は、所定時間後に自車両が走行する道路に関する情報等を取得して、予測部22へ出力する。例えば、取得部21は、カーナビゲーション装置103から逐次入力される目的地までの経路を案内する地図画像に基づいて、自車両が所定時間経過後に走行する道路の曲率半径を算出して取得する。
また、取得部21は、車載カメラ102から入力される自車両の前方の風景が撮像された画像に基づいて、自車両が所定時間経過後に走行する道路の曲率半径を算出して取得する。さらに、取得部21は、カーナビゲーション装置103から逐次入力される地図画像中の自車両の走行経路の標高を示す情報に基づいて、自車両が所定時間経過後に走行する道路の勾配を算出して取得する。
また、取得部21は、車載カメラ102から逐次入力される自車両の前方の風景が撮像された画像を解析することによって、自車両が所定時間経過後に走行する道路の勾配を算出して取得する。
ここでの道路の勾配は、上り勾配の斜度、下り勾配の斜度、および道路のバンク角度を含む。さらに、取得部21は、車速センサ101から自車両の走行速度を取得する。そして、取得部21は、自車両が所定時間経過後に走行する道路の曲率半径および勾配と、自車両の走行速度とを予測部22へ出力する。
なお、取得部21は、カーナビゲーション装置103から入力される情報だけを使用して、道路の曲率半径および勾配を算出することもできる。また、取得部21は、車載カメラ102から入力される画像だけを使用して、道路の曲率半径および勾配を算出することもできる。これにより、予測部22は、道路の曲率半径および勾配を算出する処理負荷を低減することができる。
予測部22は、取得部21から入力される所定時間後に自車両が走行する道路の曲率半径および勾配と、自車両の走行速度とに基づいて、所定時間後に自車両の乗員に作用する慣性力の向きおよび大きさを予測する。
これにより、予測部22は、所定時間後に乗員に作用する慣性力の正確な向きおよび大きさを予測することができる。そして、予測部22は、所定時間後に自車両の乗員に作用する予測した慣性力の向きおよび大きさを表示制御部23へ出力する。
なお、予測部22は、実測される自車両の速度を使用せず、自車両が法定速度で走行するものと仮定して、所定時間後に乗員に作用する慣性力を予測する構成であってもよい。これにより、予測部22は、慣性力を予測する処理負荷を低減することができる。
また、予測部22は、予測した慣性力の向きおよび大きさと、そのときの状況とを対応付け、慣性力履歴情報31として記憶部3に記憶させる。例えば、予測部22は、予測した慣性力の向きおよび大きさと、その慣性力が乗員に作用する地点の道路の曲率半径および勾配と、そのときの自車両の速度とを対応付け、慣性力履歴情報31として記憶部3に記憶させる。
また、予測部22は、今回、取得部21によって取得された道路の情報および自車両の走行速度と同様の情報が慣性力履歴情報31に含まれている場合、その情報に対応付けられた慣性力の大きさが閾値情報32として記憶された閾値以上か否かを判定する。
そして、予測部22は、慣性力の大きさが閾値以上であると判定した場合、乗員に作用する慣性力を閾値未満にする運転制御指示を自動運転制御装置106へ出力する。これにより、自動運転制御装置106は、乗員が慣性力によって不快感を抱かないような自動運転制御を行うことができる。
また、予測部22は、今回、取得部21によって取得された道路の情報および自車両の走行速度と同様の情報が慣性力履歴情報31に含まれていない場合には、今回予測した慣性力の大きさが閾値情報32として記憶された閾値以上か否かを判定する。
そして、予測部22は、慣性力の大きさが閾値以上であると判定した場合、乗員に作用する慣性力を閾値未満にする運転制御指示を自動運転制御装置106へ出力する。これによっても、自動運転制御装置106は、乗員が慣性力によって不快感を抱かないような自動運転制御を行うことができる。
表示制御部23は、所定時間後に乗員に作用する予測部22によって予測された慣性力の大きさが閾値情報32として記憶された閾値以上か否かを判定する。表示制御部23は、慣性力の大きさが閾値以上であると判定した場合に、慣性力の向きおよび大きさに応じた形状のアイコン(例えば、図1に示すアイコンG2)をアイコン情報33から選択する。
そして、表示制御部23は、表示装置104が表示中の地図画像中で所定時間後に自車両が走行する地点に、選択したアイコンを重畳表示させる。これにより、表示制御部23は、慣性力が閾値以上であり、乗員が慣性力に不快感を抱くような場合に限ってアイコンを表示させ、不必要な場合にアイコンを表示させることを抑制することができる。
また、表示制御部23は、加速度センサ105から入力される自車両の現在の加速度に基づいて、乗員に現在作用している慣性力の向きおよび大きさを算出する。そして、表示制御部23は、算出した慣性力の向きおよび大きさに応じた形状のアイコンをアイコン情報33から選択して、表示装置104が表示中の地図画像中で自車両が走行中の地点に重畳表示させる。かかるアイコン情報33の一例については、図3および図4を参照して後述する。
さらに、表示制御部23は、慣性力の向きおよび大きさを表示させる場合に、自車両の乗員へ慣性力に対応する姿勢をアドバイスする画像をアドバイス情報34から選択し、地図画像中に重畳表示させる。
これにより、自車両の乗員は、自身に慣性力が作用する場合に、アドバイスされた姿勢を取ることによって、慣性力が自身におよぼす肉体的および精神的負担を軽減させることができる。
したがって、表示制御装置1は、自車両の乗り心地に対する乗員の不満をさらに低減することができる。かかるアドバイス情報34の一例については、図5および図6を参照して後述する。
次に、図3および図4を参照し、実施形態に係るアイコン情報33の一例について説明する。図3および図4は、実施形態に係るアイコン情報33の一例を示す説明図である。なお、図3には、自車両が左カーブの道路または右カーブの道路を走行する場合に表示されるアイコンの一例を示している。また、図4には、自車両が直線の道路を走行する場合に表示されるアイコンの一例を示している。
図3に示すように、表示制御装置1は、自車両が左カーブの道路を走行する場合、走行に伴う慣性力によって、球形状の流体における左部分の外形が球の内側へ凹んだ形状に変形した立体画像のアイコンを地図画像に重畳表示させる。
また、表示制御装置1は、自車両が右カーブの道路を走行する場合、走行に伴う慣性力によって、球形状の流体における右部分の外形が球の内側へ凹んだ形状に変形した立体画像のアイコンを地図画像に重畳表示させる。
その際、表示制御装置1は、慣性力の大きさが大きいほど、凹みが大きなアイコンを選択して地図画像に重畳表示させる。また、図5に示すように、表示制御装置1は、自車両が直線の道路を一定速度で走行する場合、球形状をした流体の立体画像のアイコンを地図画像に重畳表示させる。
また、表示制御装置1は、車両が直線の道路を走行しながら減速する場合、走行に伴う慣性力によって、球形状の流体における上部分の外形が球の内側へ凹んだ形状に変形した立体画像のアイコンを地図画像に重畳表示させる。
また、表示制御装置1は、車両が直線の道路を走行しながら加速する場合、走行に伴う慣性力によって、球形状の流体における下部分の外形が球の内側へ凹んだ形状に変形した立体画像のアイコンを地図画像に重畳表示させる。その際、表示制御装置1は、慣性力の大きさが大きいほど、凹みが大きなアイコンを選択して地図画像に重畳表示させる。
このように、表示制御装置1は、車両の走行中における挙動に応じて生じる慣性力の向きおよび大きさを、慣性力の向きおよび大きさに応じて変形する球形状をした流体の立体画像のアイコンによって表現して地図画像に重畳表示させる。これにより、自車両の乗員は、自車両が走行中および所定時間経過後に自身に作用する慣性力の向きおよび大きさを直感的に認識することができる。
次に、図5および図6を参照し、実施形態に係るアドバイス情報34の一例について説明する。図5および図6は、実施形態に係るアドバイス情報34の一例を示す説明図である。
なお、図5には、自車両が左カーブの道路または右カーブの道路を走行する場合に表示されるアドバイス画像の一例を示している。また、図6には、自車両が直線の道路を走行する場合に表示されるアドバイス画像の一例を示している。
図5に示すように、表示制御装置1は、自車両が左カーブの道路を走行する場合、自車両の乗員に上半身を左側に傾ける姿勢を取らせるアドバイス画像を地図画像に重畳表示させる。また、表示制御装置1は、自車両が右カーブの道路を走行する場合、自車両の乗員に上半身を右側に傾ける姿勢を取らせるアドバイス画像を地図画像に重畳表示させる。
また、図6に示すように、表示制御装置1は、車両が直線の道路を走行しながら減速する場合、自車両の乗員に背中を後へ反らす姿勢を取らせるアドバイス画像を地図画像に重畳表示させる。
また、表示制御装置1は、車両が直線の道路を走行しながら加速する場合、自車両の乗員に、前傾姿勢を取らせるアドバイス画像を地図画像に重畳表示させる。
このように、表示制御装置1は、所定時間後に乗員に作用する慣性力に対して乗員がとるべき姿勢を示すアドバイス画像を表示させる。これにより、自車両の乗員は、自身に慣性力が作用する場合に、アドバイスされた姿勢を取ることによって、慣性力が自身におよぼす肉体的および精神的負担を軽減させることができる。これにより、表示制御装置1は、自車両の乗り心地に対する乗員の不満をさらに低減することができる。
次に、図7を参照し、実施形態に係る表示制御装置1の制御部2が実行する処理について説明する。図7は、実施形態に係る表示制御装置1の制御部2が実行する処理を示すフローチャートである。
制御部2は、表示装置104の画面Dに地図画像が表示されている期間に、図7に示す処理を所定周期(例えば、数100ms周期)で繰り返し実行する。具体的には、制御部2は、図7に示すように、まず、現在の自車両の加速度から現在の慣性力の向きおよび大きさを算出する(ステップS101)。
続いて、制御部2は、現在の慣性力に応じたアイコンを表示させる(ステップS102)。このとき、制御部2は、上位に現在作用する慣性力の向きおよび大きさに応じた形状のアイコンを地図画像における自車両の現在の走行地点に重畳表示させる。
その後、制御部2は、自車両の速度を取得し(ステップS103)、所定時間後に走行する道路の情報を取得する(ステップS104)。そして、制御部2は、過去に同様の情報を取得したか否かを判定する(ステップS105)。
このとき、制御部2は、今回取得した車速および道路の情報と同様の情報が慣性力履歴情報31に含まれている場合に、過去に同様の情報を取得したと判定し(ステップS105,Yes)、処理をステップS106へ移す。
ステップS106において、制御部2は、慣性力履歴情報31に含まれていた情報に対応付けられている過去の慣性力が閾値以上か否かを判定する。そして、制御部2は、過去の慣性力が閾値以上でないと判定した場合(ステップS106,No)、処理をステップS108へ移す。
また、制御部2は、過去の慣性力が閾値以上であると判定した場合(ステップS106,Yes)、慣性力を閾値未満にする運転制御指示を自動運転制御装置106に対して行い(ステップS107)、処理をステップS108へ移す。
また、制御部2は、今回取得した車速および道路の情報と同様の情報が慣性力履歴情報31に含まれていない場合、過去に同様の情報を取得していないと判定し(ステップS105,No)、処理をステップS108へ移す。
ステップS108において、制御部2は、ステップS103で取得した車速と、ステップS104で取得した道路の情報に基づいて、所定時間経過後の慣性力の向きおよび大きさを予測する。続いて、制御部2は、予測した慣性力の大きさが閾値以上であるか否かを判定する(ステップS109)。
そして、制御部2は、慣性力が閾値以上でないと判定した場合(ステップS109,No)、処理を終了する。また、制御部2は、慣性力が閾値以上であると判定した場合(ステップS109,Yes)、慣性力を閾値未満にする運転制御指示を自動運転制御装置106に対して行う(ステップS110)。
その後、制御部2は、所定時間経過後の慣性力に応じたアイコンを表示させる(ステップS111)。このとき、制御部2は、所定時間経過後に乗員に作用する慣性力の向きおよび大きさに応じた形状のアイコンを地図画像における所定時間経過後に自車両が走行する地点に重畳表示させる。
続いて、制御部2は、慣性力に対応する姿勢のアドバイス画像を地図画像に重畳表示させ(ステップS112)、処理を終了する。そして、制御部2は、再度ステップS101から処理を開始する。
なお、これまで、表示制御装置1が乗員に作用する慣性力の向きおよび大きさを示すアイコンを地図画像に重畳表示させる場合について説明したが、これは一例であり、アイコンの表示場所は地図画像上に限定されるものではない。
次に、図8を参照し、実施形態の変形例に係るアイコンの表示場所について説明する。図8は、実施形態の変形例に係るアイコンの表示場所を示す説明図である。なお、図8には、自動運転中または同一車線自動運転中における自車両の前方の風景(乗員の視界)を示している。
表示制御装置1は、HUD(Head Up Display)が接続される場合、例えば、図8に示すように、乗員から見える自車両の前方の風景に、慣性力の向きおよび大きさに応じた形状に変形するアイコンG3,G4をHUDによって重畳表示させることができる。
図8に示す例では、自車両が直線の道路を一定速度で走行しており、所定時間後に右カーブを走行する。かかる場合、表示制御装置1は、自車両の直前位置に球形状の輪郭だけのアイコンG3を重畳表示させる。
また、表示制御装置1は、自車両が所定時間経過後に走行するカーブが見える位置に、球の右側の外形が球の内側に凹んだ三日月形状の輪郭だけのアイコンG4を表示させる。さらに、表示制御装置1は、例えば、乗員の視界の左下隅に、右カーブに備える姿勢をアドバイスするアドバイス画像A1を表示させる。
このように、表示制御装置1は、乗員から見える自車両の前方の風景に、慣性力の向きおよび大きさに応じた形状に変形するアイコンG3,G4をHUDによって表示させる。
これにより、自車両の乗員は、現時点および所定時間経過後に自身に作用する慣性力の向きおよび大きさをアイコンG3,G4によって直感的に認識することができ、自身に作用する慣性力に対して事前に構える準備を行うことができる。したがって、表示制御装置1は、自車両の乗り心地に対する乗員の不満を低減することができる。
また、表示制御装置1は、自車両の前方の風景に、慣性力の向きおよび大きさを示す輪郭だけのアイコンG3,G4を表示させるので、アイコンG3,G4が乗員の視界の妨げになることを抑制することができる。また、表示制御装置1は、アドバイス画像A1を乗員の視界の隅に表示させるので、アドバイス画像A1が乗員の視界の妨げになることを抑制することができる。
また、表示制御装置1は、画像を投影可能なフロントガラスを備える車両に設けられる場合、自車両のフロントガラスに、図8に示すアイコンG3,G4およびアドバイス画像A1と同一のアイコンG3,G4およびアドバイス画像A1を同一の位置に表示させる。かかる構成によっても、表示制御装置1は、自車両の乗り心地に対する乗員の不満を低減することができる。
さらなる効果や変形例は、当業者によって容易に導き出すことができる。このため、本発明のより広範な態様は、以上のように表しかつ記述した特定の詳細および代表的な実施形態に限定されるものではない。したがって、添付の特許請求の範囲およびその均等物によって定義される総括的な発明の概念の精神または範囲から逸脱することなく、様々な変更が可能である。
1 表示制御装置
2 制御部
3 記憶部
21 取得部
22 予測部
23 表示制御部
31 慣性力履歴情報
32 閾値情報
33 アイコン情報
34 アドバイス情報
101 車速センサ
102 車載カメラ
103 カーナビゲーション装置
104 表示装置
105 加速度センサ
106 自動運転制御装置
G1,G2,G3,G4 アイコン

Claims (14)

  1. 所定時間後に自車両が走行する道路に関する情報を取得する取得部と、
    前記取得部によって取得される前記情報に基づいて、前記所定時間後に前記自車両の乗員に作用する慣性力の向きおよび大きさを予測する予測部と、
    前記予測部によって予測される前記慣性力の向きおよび大きさを示す画像を表示させる表示制御部と
    を備えることを特徴とする表示制御装置。
  2. 前記表示制御部は、
    前記慣性力に対して前記乗員がとるべき姿勢を示すアドバイス画像を表示させる
    ことを特徴とする請求項1に記載の表示制御装置。
  3. 前記取得部は、
    前記所定時間後に自車両が走行する道路の曲率半径を示す情報を取得する
    ことを特徴とする請求項1または請求項2に記載の表示制御装置。
  4. 前記取得部は、
    地図情報に基づいて前記曲率半径を示す情報を取得する
    ことを特徴とする請求項3に記載の表示制御装置。
  5. 前記取得部は、
    前記自車両の前方が撮像された撮像画像に基づいて前記曲率半径を取得する
    ことを特徴とする請求項3または請求項4に記載の表示制御装置。
  6. 前記取得部は、
    前記自車両の走行速度をさらに取得する
    ことを特徴とする請求項1〜5のいずれか一つに記載の表示制御装置。
  7. 前記表示制御部は、
    前記自車両が自動運転中、または同一車線自動運転中に、前記画像を表示させる
    ことを特徴とする請求項1〜6のいずれか一つに記載の表示制御装置。
  8. 前記表示制御部は、
    前記画像として、前記慣性力の向きおよび大きさに応じた形状に変形する流体の画像を表示させる
    ことを特徴とする請求項1〜7のいずれか一つに記載の表示制御装置。
  9. 前記表示制御部は、
    地図画像における所定時間後に前記自車両が走行する位置に前記画像を重畳表示させる
    ことを特徴とする請求項1〜8のいずれか一つに記載の表示制御装置。
  10. 前記表示制御部は、
    走行中の前記自車両の乗員に作用する慣性力の向きおよび大きさを取得し、当該慣性力の向きおよび大きさを示す画像を地図画像における前記自車両が走行中の位置に重畳表示させる
    ことを特徴とする請求項9に記載の表示制御装置。
  11. 前記表示制御部は、
    前記自車両の前方の風景に前記画像を重畳表示させる
    ことを特徴とする請求項1〜8のいずれか一つに記載の表示制御装置。
  12. 前記表示制御部は、
    前記風景の中で前記所定時間後に前記自車両が走行する地点に前記画像を表示させる
    ことを特徴とする請求項11に記載の表示制御装置。
  13. 前記表示制御部は、
    前記予測部によって予測される前記慣性力の大きさが所定の閾値以上の場合に、前記画像を表示させる
    ことを特徴とする請求項1〜12のいずれか一つに記載の表示制御装置。
  14. 所定時間後に自車両が走行する道路に関する情報を取得する取得工程と、
    前記取得工程によって取得される前記情報に基づいて、前記所定時間後に前記自車両の乗員に作用する慣性力の向きおよび大きさを予測する予測工程と、
    前記予測工程によって予測される前記慣性力の向きおよび大きさを示す画像を表示させる表示制御工程と
    を含むことを特徴とする表示制御方法。
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