JP2019018958A - 連続シートの品質監視システム - Google Patents
連続シートの品質監視システム Download PDFInfo
- Publication number
- JP2019018958A JP2019018958A JP2017138430A JP2017138430A JP2019018958A JP 2019018958 A JP2019018958 A JP 2019018958A JP 2017138430 A JP2017138430 A JP 2017138430A JP 2017138430 A JP2017138430 A JP 2017138430A JP 2019018958 A JP2019018958 A JP 2019018958A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- continuous sheet
- position information
- defect
- information
- quality
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Landscapes
- Controlling Rewinding, Feeding, Winding, Or Abnormalities Of Webs (AREA)
Abstract
Description
連続シートに位置情報が記録され、品質不良情報に位置情報が関連付けられた不良位置情報が生成されるため、連続シートの一部を除去する装置のような後工程の装置は連続シートに記録されている位置情報を取得することにより、不良位置情報に対応する連続シートの品質不良部分を正確に検出できる。
このため、読取装置により取得される位置情報と連続シートのうちの品質不良部分が存在する実際の位置情報とにずれが生じにくい。
このため、連続シートに多数の品質不良部分が存在する場合においても、それぞれの不良位置情報がサーバに適切に保存される。
上記品質監視システムによれば、連続シートの加工時等に発生する熱により連続シートが伸縮することを考慮して、第1位置情報および第2位置情報の少なくとも一方が補正される。このため、連続シートの一部を除去する装置のような後工程の装置が第1連続シートおよび第2連続シートの一方の位置情報を参照したとしても、それぞれの不良位置情報に対応する連続シートの品質不良部分を正確に検出できる。
このため、第1位置情報および第2位置情報の少なくとも一方が適切に補正される。
このため、連続シートの短手方向において所定の間隔毎に連続シートが切断された場合においても、それぞれの連続シートに位置情報が記録された状態が形成される。
このため、連続シートの加工条件を位置情報毎に容易に把握できる。
このため、連続シートの品質不良部分が除去装置により適切に除去される。
図1を参照して、シート製造システム1の構成について説明する。
シート製造システム1は例えばロール状の原反P(図2参照)から巻き出された連続シート30を加工し、所望のシート(図示略)を製造するシステムである。ロール状の原反PはリールR(図2参照)に巻かれた未加工の連続シート30である。連続シート30の一例はPET(Polyethylene terephthalate)シートである。所望のシートの一例は、製袋に用いられるシートである。
不良検出装置13は、連続シート30に存在する品質不良部分F(図3参照)を検出する。不良検出装置13は例えば連続シート30の短手方向に沿う連続シート30の幅、連続シート30の厚み、または、連続シート30の表面30Dに施された加工の状態(以下「加工状態」)等を検出し、連続シート30に存在する品質不良部分Fを特定する。一例では、不良検出装置13は連続シート30の加工状態を検出可能なカメラである。品質不良部分Fは連続シート30のうちの品質が不良な部分であり、連続シート30の表面30Dの汚れ、および、連続シート30の加工状態の欠陥等を含む。不良検出装置13は品質不良部分Fが存在することを示す品質不良情報IFを情報生成部14に出力する。
シート製造システム1は例えば第1工程、第2工程、第3工程の順に連続シート30を加工する。第1工程は、例えば第1加工装置21(図1参照)を用いて連続シート30の表面30Dに印刷加工を施す工程である。第2工程は、例えば第2加工装置22(図1参照)を用いて連続シート30の表面30Dにコーティング加工を施す工程である。第3工程は、例えば除去装置16を用いて連続シート30の品質不良部分Fを除去する工程である。
第2実施形態の品質監視システム10は、以下に説明する点において第1実施形態の品質監視システム10と相違し、その他の点において第1実施形態の品質監視システム10と実質的に同じ構成を備える。
連続シート30は第1連続シート31および第2連続シート32を含み、第1連続シート31と第2連続シート32とが貼り合わせられたシートである。第1連続シート31は第1工程および第2工程を経て各種の加工が施され、位置情報IPである第1位置情報IP1が記録されたシートである。第1連続シート31の一例はPETシートである。第2連続シート32は第1工程および第2工程を経て各種の加工が施され、位置情報IPである第2位置情報IP2が記録されたシートである。第2連続シート32の一例はPE(Polyethylene)シートである。
シート製造システム1は例えば第1工程、第2工程、第4工程、第3工程の順に連続シート30を加工する。シート製造システム1は第1工程および第2工程において、それぞれの連続シート31、32に各種の加工等を施す。第1工程および第2工程の具体的な内容は第1実施形態と同様であるため、その説明を省略する。
第3実施形態の品質監視システム10は、以下に説明する点において第1実施形態の品質監視システム10と相違し、その他の点において第1実施形態の品質監視システム10と実質的に同じ構成を備える。
加工装置20は第4加工装置24をさらに含む。第4加工装置24は例えば第5工程において、連続シート30の長手方向に沿って連続シートを切断する切断装置である。第5工程は例えば連続シート30を加工するための複数の工程において、第2工程と第3工程との間に実施される工程である。一例では、連続シート30の短手方向における所定の間隔毎に連続シート30が第4加工装置24により切断されることによって、連続シート30が3枚の連続シート30A〜30Cに分断される。所定の間隔は所望のシートの幅を基準に予め決められている。第4加工装置24は例えば2つのカッター24Aを含む。なお、シート製造システム1は第2工程と第5工程との間に第2実施形態の第4工程を実施してもよい。
シート製造システム1は例えば第1工程、第2工程、第5工程、第3工程の順に連続シート30を加工する。第1工程および第2工程の具体的な内容は第1実施形態と同様であるため、その説明を省略する。
第4実施形態の品質監視システム10は、以下に説明する点において第1実施形態の品質監視システム10と相違し、その他の点において第1実施形態の品質監視システム10と実質的に同じ構成を備える。
加工装置20は第5加工装置25をさらに含む。第5加工装置25は例えば第6工程において、連続シート30に穴あけ加工を施す装置である。第6工程は例えば連続シート30を加工するための複数の工程において、第2工程に代えて実施される工程である。一例では、第5加工装置25により所定の大きさの穴が連続シート30にあけられる。なお、シート製造システム1は第1工程と第6工程との間、または、第6工程と第3工程との間に、第2工程、第2実施形態の第4工程、および、第3実施形態の第5工程のうちの少なくとも1つの工程を実施してもよい。また、シート製造システム1は第1加工装置21または第2加工装置22よりも上流側、あるいは、第1加工装置21または第2加工装置22よりも下流側に第5加工装置25を配置してもよい。
上記各実施形態は本発明に関する連続シートの品質監視システムが取り得る形態の例示であり、その形態を制限することを意図していない。本発明に関する連続シートの品質監視システムは各実施形態に例示された形態とは異なる形態を取り得る。その一例は、各実施形態の構成の一部を置換、変更、もしくは、省略した形態、または、各実施形態に新たな構成を付加した形態である。以下に各実施形態の変形例の一例を示す。以下の変形例のうち技術的に矛盾しない複数の変形例は組み合わせ可能である。
11 :記録装置
12 :読取装置
13 :不良検出装置
14 :情報生成部
15 :サーバ
16 :除去装置
30 :連続シート
31 :第1連続シート
32 :第2連続シート
51 :第1複写用記録装置(記録装置)
52 :第2複写用記録装置(記録装置)
53 :第3複写用記録装置(記録装置)
C :合流地点
F :品質不良部分
IF :品質不良情報
IK :加工情報
IP :位置情報
IP1 :第1位置情報
IP2 :第2位置情報
PF :不良位置情報
PF1 :第1不良位置情報
PF2 :第2不良位置情報
R :リール
TF :不良位置テーブル
Claims (8)
- リール間で搬送される連続シートの品質を監視する品質監視システムであって、
前記連続シートに位置情報を記録する記録装置と、
前記連続シートに記録された前記位置情報を読み取る読取装置と、
前記連続シートに存在する品質不良部分を検出する不良検出装置と、
前記不良検出装置が前記品質不良部分を検出したときに、前記品質不良部分が存在することを示す品質不良情報と前記位置情報とを関連付けた不良位置情報を生成する情報生成部とを備える
連続シートの品質監視システム。 - 前記読取装置は前記不良検出装置に併設されている
請求項1に記載の連続シートの品質監視システム。 - 前記不良位置情報を保存するサーバをさらに備える
請求項1または2に記載の連続シートの品質監視システム。 - 前記連続シートは、前記位置情報である第1位置情報が記録された第1連続シート、および、前記位置情報である第2位置情報が記録された第2連続シートを含み、前記第1連続シートと前記第2連続シートとが貼り合わせられたシートであり、
前記情報生成部は、前記第1連続シートの前記不良位置情報である第1不良位置情報と前記第2連続シートの前記不良位置情報である第2不良位置情報とを関連付けた不良位置テーブルを生成し、前記第1位置情報と前記第2位置情報とが整合していない場合において、前記第1位置情報と前記第2位置情報とが整合するように前記第1位置情報および前記第2位置情報の少なくとも一方を補正する
請求項1〜3のいずれか一項に記載の連続シートの品質監視システム。 - 前記読取装置は、前記第1連続シートと前記第2連続シートとが合流する合流地点に到達する直前の前記第1位置情報、および、前記合流地点に到達する直前の前記第2位置情報を読み取る
請求項4に記載の連続シートの品質監視システム。 - 前記連続シートの短手方向において所定の間隔毎に並べられた複数の前記記録装置をさらに備える
請求項1〜5のいずれか一項に記載の連続シートの品質監視システム。 - 前記情報生成部は、前記位置情報と前記連続シートの加工条件に関する情報を含む加工情報とを関連付けて保存する
請求項1〜6のいずれか一項に記載の連続シートの品質監視システム。 - 前記不良位置情報に基づいて前記品質不良部分を除去する除去装置をさらに備える
請求項1〜7のいずれか一項に記載の連続シートの品質監視システム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2017138430A JP6972720B2 (ja) | 2017-07-14 | 2017-07-14 | 連続シートの品質監視システム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2017138430A JP6972720B2 (ja) | 2017-07-14 | 2017-07-14 | 連続シートの品質監視システム |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2019018958A true JP2019018958A (ja) | 2019-02-07 |
JP6972720B2 JP6972720B2 (ja) | 2021-11-24 |
Family
ID=65354722
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2017138430A Active JP6972720B2 (ja) | 2017-07-14 | 2017-07-14 | 連続シートの品質監視システム |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP6972720B2 (ja) |
Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008221637A (ja) * | 2007-03-13 | 2008-09-25 | Fujifilm Corp | 印刷加工システム及び印刷装置並びに加工装置 |
JP2012202957A (ja) * | 2011-03-28 | 2012-10-22 | Dainippon Printing Co Ltd | 欠陥位置情報生成装置、欠陥確認システム及び欠陥位置情報生成方法 |
JP2014083801A (ja) * | 2012-10-25 | 2014-05-12 | Toppan Printing Co Ltd | 印刷物生産管理システム及び巻き替え機及びスリッター機 |
-
2017
- 2017-07-14 JP JP2017138430A patent/JP6972720B2/ja active Active
Patent Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008221637A (ja) * | 2007-03-13 | 2008-09-25 | Fujifilm Corp | 印刷加工システム及び印刷装置並びに加工装置 |
JP2012202957A (ja) * | 2011-03-28 | 2012-10-22 | Dainippon Printing Co Ltd | 欠陥位置情報生成装置、欠陥確認システム及び欠陥位置情報生成方法 |
JP2014083801A (ja) * | 2012-10-25 | 2014-05-12 | Toppan Printing Co Ltd | 印刷物生産管理システム及び巻き替え機及びスリッター機 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP6972720B2 (ja) | 2021-11-24 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP6378909B2 (ja) | Rfid媒体の読書き検証装置およびその読書き検証方法 | |
TW487643B (en) | A device for processing printing defects detected in a printing machine | |
WO2017169703A1 (ja) | 印刷システム及び画像検査装置並びに印刷物検品方法 | |
JP2009243911A (ja) | 欠陥検査システム | |
JP5845926B2 (ja) | 印刷装置、及び印刷装置の制御方法 | |
JP4582326B2 (ja) | ロール状シート加工製品品質監視方法 | |
JP6972720B2 (ja) | 連続シートの品質監視システム | |
JP6119188B2 (ja) | 印刷物生産管理システム及び巻き替え機及びスリッター機 | |
TWI592653B (zh) | 光學膜檢測裝置及光學膜檢測方法 | |
JP6637251B2 (ja) | ラベル加工装置及びラベル加工方法 | |
JP2004255701A (ja) | 孔版原紙ロール | |
JP5942441B2 (ja) | ロール状基材への微細抜き加工方法と装置 | |
JP2012098140A (ja) | 加工位置の計測方法 | |
JP2021131589A (ja) | スパイラル鋼管の製造管理方法 | |
JP2019119557A (ja) | 連続シートの品質監視システム、シート製造システム、シート | |
JP4425021B2 (ja) | シート体の生産方法及び欠陥除去システム | |
JP2014191411A (ja) | フィルム生産管理システム及び巻き替え機及びスリッター機 | |
JP2007260815A (ja) | 欠陥検出除去方法、枚葉シート状物の生産方法 | |
JP4983336B2 (ja) | ロール状シート加工品の巻取り方法 | |
JP2020123284A (ja) | 検査支援装置及び方法 | |
JP2014226833A (ja) | ブランク製造システムおよびブランク製造方法 | |
JP6744883B2 (ja) | Rfid媒体の読書き検証装置およびその読書き検証方法 | |
JP2010070386A (ja) | ロール状シート加工製品の品質監視システム | |
JP2008123252A (ja) | 重複工程を通るロール状加工品の品質不良部監視方法 | |
JP4171864B2 (ja) | パターン印刷テープの不良検出方法 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20200619 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20210525 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20210622 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20210823 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20211005 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20211018 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 6972720 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |