JP2019018458A - 画像形成装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】カッティング装置と連結した場合における消費電力を抑制することが可能な画像形成装置を提供すること。【解決手段】排出ローラー19は、画像形成部10により画像が形成されたシートを後処理装置3へと送り出す。予測処理部141は、前記シートに対応するカット形状データに基づいて、後処理装置3における前記シートに対するカット処理に要する時間を予測する。省電力制御部142は、予測処理部141により予測される予測時間に基づいて、一又は複数の電力消費デバイスの動作モードを通常モードと前記通常モードよりも消費電力の小さい省電力モードとの間で切り替える。【選択図】図3

Description

本発明は、シートに画像を形成する画像形成装置に関する。
プリンター又はカッティング装置へのシート供給間隔を短縮して処理速度を向上させることが可能な給送装置が知られている(例えば、特許文献1参照)。
特開2006−298587号公報
ところで、画像形成装置とカッティング装置とを連結して、画像形成装置において画像が形成されたシートをカッティング装置で任意の形状にカットすることが可能なシステムが考えられる。
一般に、カッティング装置における1シート当たりの処理時間は、画像形成装置における1シート当たりの処理時間よりも長いことが多い。そのため、上記システムを利用して複数のシートを連続的に処理する場合、カッティング装置における1シート当たりの処理時間を考慮して、画像形成装置における画像形成部へのシート供給間隔を長くする必要がある。
しかしながら、画像形成装置における画像形成部へのシート供給間隔を長くすると、画像形成装置における全体的な処理時間が長くなり、画像形成装置における消費電力が増大してしまう。
本発明の目的は、カッティング装置と連結した場合における消費電力を抑制することが可能な画像形成装置を提供することにある。
本発明の一の局面に係る画像形成装置は、画像形成部と、シート搬送部と、予測処理部と、省電力制御部とを備える。前記画像形成部は、シートに画像を形成する。前記シート搬送部は、前記シートをカッティング装置へと送り出す。前記予測処理部は、前記シートに対応するカット形状データに基づいて、前記カッティング装置における前記シートに対するカット処理に要する時間を予測する。前記省電力制御部は、前記予測処理部により予測される予測時間に基づいて、一又は複数の電力消費デバイスの動作モードを通常モードと前記通常モードよりも消費電力の小さい省電力モードとの間で切り替える。
本発明によれば、カッティング装置と連結した場合における消費電力を抑制することが可能な画像形成装置が提供される。
図1は、本発明の実施形態に係る画像形成装置及び後処理装置の概略構成を示す図である。 図2は、本発明の実施形態に係る画像形成装置のシステム構成を示すブロック図である。 図3は、本発明の実施形態に係る画像形成装置で実行される省電力制御処理の手順の一例を示すフローチャートである。 図4は、本発明の実施形態に係る画像形成装置における各電力消費デバイスの動作モードの切り替えタイミングの一例を示す図である。
以下、図面を参照して本発明の実施形態について説明する。なお、以下に説明される実施形態は本発明を具体化した一例にすぎず、本発明の技術的範囲を限定するものではない。
本発明の実施形態に係る画像形成装置1は、プリンター機能、スキャナー機能、及びファクシミリ機能などの各機能を兼ね備えた複合機である。なお、画像形成装置1は、複合機に限られず、プリンター、ファクシミリ或いは複写機などであってもよい。
図1及び図2に示されるように、画像形成装置1は、画像形成部10、定着部11、通信I/F12、記憶部13、制御部14、給紙カセット15、給紙ローラー16、レジストローラー17、二次転写ローラー18、排出ローラー19などを備える。また、画像形成装置1は、不図示のADF(自動原稿搬送装置)、画像読取部、操作表示部などを備える。
給紙ローラー16は、給紙カセット15に収納されたシートを搬送路へと送り出す(1次給紙)。送り出されたシートは、先端部がレジストローラー17に当接した状態で一旦停止され、その後、所定のタイミングでレジストローラー17により画像形成部10へ向けて搬送される(2次給紙)。
通信I/F12は、電話回線、インターネット、又はLANなどの通信網を介して、外部のファクシミリ装置又はパーソナルコンピューターなどの情報処理装置との間で所定の通信プロトコルに従った通信処理を実行することが可能な通信インターフェイスである。
画像形成部10は、パーソナルコンピューターのような情報処理装置から入力された画像データに基づいて電子写真方式でシートに画像を形成する画像形成処理(印刷処理)を実行することが可能である。具体的に、画像形成部10は、感光体ドラム、光走査部、現像部、転写部などを備える。なお、画像形成部10は、電子写真方式に限らず、インクジェット方式などの他の方法で画像を形成するものであってもよい。
具体的に、前記光走査部は、前記画像データに基づくレーザー光を、高速回転するポリゴンミラーによって反射させて、前記感光体ドラムの表面に静電潜像を形成する。そして、前記静電潜像が前記現像部によって現像されて、前記感光体ドラムの表面にトナー像が形成される。前記トナー像は、前記転写部に含まれる中間転写ベルトに転写されて、二次転写ローラー18のニップ部においてシート上に転写される。
トナー像が転写されたシートは定着部11へと搬送される。定着部11は、加熱ローラー及び加圧ローラーを備え、加熱ローラー及び加圧ローラーで前記トナー像を形成するトナーを溶融してシートに定着させる。こうして前記画像データに応じた画像が形成されたシートが、排出ローラー19によって画像形成装置1から排出される。
記憶部13は、ハードディスク又はEEPROM(登録商標)などの不揮発性の記憶部である。記憶部13には、制御部14によって実行される各種の制御プログラム、及び各種のデータなどが記憶される。
制御部14は、CPU、ROM、及びRAMなどの制御機器を備える。前記CPUは、各種の演算処理を実行するプロセッサーである。前記ROMは、前記CPUに各種の処理を実行させるための制御プログラムなどの情報が予め記憶される不揮発性の記憶部である。前記RAMは、前記CPUが実行する各種の処理の一時記憶メモリー(作業領域)として使用される揮発性又は不揮発性の記憶部である。
図1に示されるように、本発明の実施形態に係る画像形成装置1には、中継搬送装置2及び後処理装置3が連結されており、排出ローラー19によって画像形成装置1から排出されたシートは、中継搬送装置2を通じて後処理装置3へと搬送される。後処理装置3は、本発明のカッティング装置の一例であり、排出ローラー19は、本発明のシート搬送部の一例である。なお、他の実施形態では、中継搬送装置2を用いることなく、排出ローラー19によって画像形成装置1から排出されたシートが後処理装置3に直接搬送されてもよい。
後処理装置3は、画像形成部10により画像が形成されたシートに対して、カット処理を行う。なお、後処理装置3は、前記シートに対して、穿孔処理(パンチ処理)、ステープル処理、仕分け処理などの後処理を行う機能も備えていてもよい。
図1に示されるように、後処理装置3は、搬送ローラー31、カッティング部32、及び排出トレイ33を備える。また、後処理装置3は、搬送ローラー31及びカッティング部32を制御する不図示の後処理制御部を備える。
カッティング部32は、ヘッド部32Aと、シート移動部32Bと、シート載置部32Cとを含む。ヘッド部32Aは、前記後処理制御部からの制御信号に応じて、シートの搬送方向に直交する幅方向(図1において紙面に対して直交する方向)に移動可能に構成されている。ヘッド部32Aには、シート載置部32Cに載置されているシートをカットするカッターが装着されている。前記カッターは、鉛直方向に沿った軸周りに回転可能に構成されており、前記後処理制御部からの制御信号に応じて前記カッターの向きが制御される。シート移動部32Bは、シート載置部32Cに載置されているシートを、前記後処理制御部からの制御信号に応じて搬送方向に沿って移動させる。
前記後処理制御部は、ヘッド部32A及びシート移動部32Bを制御することによって、シート載置部32Cに載置されているシートを任意の方向にカットすることが可能である。
前記後処理制御部は、不図示の通信I/Fを通じて、画像形成装置1の制御部14から、シートをカットすべき形状を示すカット形状データを受信する。前記後処理制御部は、前記カット形状データに基づいてヘッド部32A及びシート移動部32Bを制御して、前記カット形状データに応じた形状に前記シートをカットすることができる。
カッティング部32によるカット処理後のシートは、搬送ローラー31によって排出トレイ33上に排出される。
このように、本実施形態では、画像形成装置1において画像が形成されたシートを後処理装置3で任意の形状にカットすることが可能である。
ところで、一般に、カッティング装置における1シート当たりの処理時間は、画像形成装置1における1シート当たりの処理時間よりも長いことが多い。そのため、本実施形態のようなシステムを利用して複数のシートを連続的に処理する場合、後処理装置3における1シート当たりの処理時間を考慮して、画像形成装置1における画像形成部10へのシート供給間隔を長くする必要がある。しかしながら、画像形成装置1における画像形成部10へのシート供給間隔を長くすると、画像形成装置1における全体的な処理時間(すなわち、ジョブが開始されてから最後のシートが排出されるまでの時間)が長くなり、画像形成装置1における消費電力が増大してしまう。これに対して、本実施形態では、以下で説明するように、後処理装置3(カッティング装置)と連結した場合における消費電力を抑制することが可能である。
具体的に、制御部14は、予測処理部141及び省電力制御部142を含む。なお、制御部13は、前記制御プログラムに従って各種の処理を実行することによりこれらの各処理部として機能する。また、制御部13は、これらの各処理部の一部又は複数の処理機能を実現する電子回路を備えるものであってもよい。
予測処理部141は、後処理装置3においてシートがカットされるよりも前に、前記シートに対応するカット形状データに基づいて、後処理装置3における前記シートに対するカット処理に要する時間(カット時間)を予測する。なお、前記カット形状データは、外部の情報処理装置から前記画像データと共に受信される。
具体的に、予測処理部141は、前記カット形状データにより示されるカット形状と後処理装置3におけるカッティング部32のカット速度とに基づいて、前記シートに対するカット処理に要する時間を予測する。前記カット速度は、前記シートに対する前記カッターの移動速度である。例えば、予測処理部141は、前記カット形状データにより示されるカット形状に基づいて、カット処理時における前記シートに対する前記カッターの総移動距離を算出する。なお、前記総移動距離は、前記カッターが前記シートに当接している状態での前記シートに対する前記カッターの総移動距離と、前記カッターが前記シートから離間している状態での前記シートに対する前記カッターの総移動距離とを合計した距離である。そして、予測処理部141は、前記総移動距離を前記カット速度で除算することによって、前記シートに対するカット処理に要する時間を予測してもよい。
省電力制御部142は、予測処理部141により予測される予測時間に基づいて、一又は複数の電力消費デバイスの動作モードを通常モードと前記通常モードよりも消費電力の小さい省電力モードとの間で切り替える。画像形成装置1には、前記電力消費デバイスとして、一又は複数のモーター、前記加熱ローラーを加熱するヒーターなどが設けられている。例えば、前記電力消費デバイスがモーターである場合、前記通常モードでは前記モーターに電流が供給され、前記省電力モードは前記モーターに電流が供給されない。また、前記電力消費デバイスが前記加熱ローラーを加熱するヒーターである場合、前記通常モードでは前記ヒーターの目標温度が高温に設定され、前記省電力モードでは前記ヒーターの目標温度が低温に設定される。
具体的に、省電力制御部142は、前記一又は複数の電力消費デバイスが前記省電力モードから前記通常モードに復帰するのに要する時間よりも前記予測時間が長い場合には、前記一又は複数の電力消費デバイスを前記省電力モードに移行させる。例えば、省電力制御部142は、前記モーターへの電流の供給を開始してから前記モーターの回転速度が安定するまでの時間が、或るシート(例えば1シート目)に対するカット処理の予測時間よりも長い場合には、前記シート(1シート目)に対する画像形成処理が完了した時点で前記モーターを前記省電力モードに移行させる。その後、省電力制御部142は、次のシート(2シート目)に対する画像形成処理が開始される前に、前記モーターを前記通常モードに復帰させる。また、省電力制御部142は、前記ヒーターの目標温度を低温から高温に切り替えてから前記ヒーターの温度が目標温度に達するまでの時間が、或るシート(例えば1シート目)に対するカット処理の予測時間よりも長い場合には、前記シート(1シート目)に対する画像形成処理が完了した時点で前記ヒーターを前記省電力モードに移行させる。その後、省電力制御部142は、次のシート(2シート目)に対する画像形成処理が開始される前に、前記ヒーターを前記通常モードに復帰させる。
一方、省電力制御部142は、前記一又は複数の電力消費デバイスが前記省電力モードから前記通常モードに復帰するのに要する時間よりも前記予測時間が短い場合には、前記一又は複数の電力消費デバイスを前記省電力モードに移行させない。これにより、前記一又は複数の電力消費デバイスを前記省電力モードに移行させることによる生産性の低下を抑制することができる。
また、省電力制御部142は、前記予測時間が長いほど、前記一又は複数の電力消費デバイスを前記省電力モードに維持する時間を長くする。よって、前記カット時間が長いほど、前記一又は複数の電力消費デバイスが前記省電力モードに長い時間維持されるので、無駄な電力消費を抑えることができる。
なお、省電力制御部142は、前記電力消費デバイスを前記省電力モードに維持する時間を、例えば、前記予測時間と、前記電力消費デバイスが前記省電力モードから前記通常モードに復帰するのに要する時間(復帰時間)とに基づいて決定してもよい。例えば、省電力制御部142は、前記予測時間から前記復帰時間を減算した結果を、前記電力消費デバイスを前記省電力モードに維持する時間として決定してもよい。
なお、省電力制御部142は、前記電力消費デバイス毎に、前記電力消費デバイスを前記省電力モードに移行させるか否か、及び前記電力消費デバイスを前記省電力モードに維持する時間を決定してもよい。これにより、例えば前記通常モードに復帰するのに要する時間が前記電力消費デバイス毎に大きく異なっている場合でも、前記通常モードに復帰するのに要する時間が前記予測時間よりも短い一部の前記電力消費デバイスだけを前記省電力モードに移行させることが可能である。また、前記通常モードに復帰するのに要する時間が短い前記電力消費デバイスほど、前記省電力モードに維持する時間を長くすることが可能である。よって、画像形成装置1における消費電力を効率的に抑制することができる。
なお、省電力制御部142は、例えば、レジストローラー17によって前記シートが画像形成部10に2次給紙されるときに、前記電力消費デバイスを前記省電力モードに移行させるか否かを決定してもよい。これにより、各シートに対する画像形成処理が開始されるタイミングで、前記電力消費デバイスを前記省電力モードに移行させるか否かが決定されるので、前記画像形成処理後に必要に応じて前記電力消費デバイスを前記省電力モードに移行させることができる。
次に、図3を参照しつつ、制御部14によって実行される省電力制御処理の手順の一例について説明する。ここで、ステップS1,S2,・・・は、制御部14により実行される処理手順(ステップ)の番号を表している。なお、前記省電力制御処理は、例えば、外部の情報処理装置(ホスト装置)からのジョブ実行要求を受信したことに応じて開始される。
<ステップS1>
まず、ステップS1において、制御部14は、画像データ及びカット形状データを取得する。例えば、制御部14は、前記情報処理装置(ホスト装置)から前記画像データ及び前記カット形状データを受信する。
<ステップS2>
ステップS2において、制御部14(予測処理部141)は、前記ステップS1で取得した前記カット形状データに基づいて、これから画像形成処理されるシートに対する後処理装置3におけるカット時間を予測する。例えば、制御部14は、或るシートがレジストローラー17により画像形成部10へ向けて搬送される直前のタイミングで、当該シートに対応する前記カット形状データに基づいて、当該シートに対するカット時間を予測する。
例えば、図4に示されるように、外部の情報処理装置(ホスト装置)からのジョブ実行要求を受信したことに応じて、時刻T1において、画像形成処理を実行するための準備動作が開始される。そして、前記ステップS1で取得された画像データに基づいて、前記感光体ドラムの表面にトナー像が形成されて、当該トナー像が前記中間転写ベルトに転写される。その後、時刻T2の直前のタイミングで、前記カット時間が予測される。すなわち、1枚目のシートがレジストローラー17により画像形成部10へ向けて搬送される直前のタイミングで、当該1枚目のシートに対するカット時間が予測される。なお、時刻T5の直前のタイミングでも同様に、前記カット時間が予測される。すなわち、2枚目のシートがレジストローラー17により画像形成部10へ向けて搬送される直前のタイミングで、当該2枚目のシートに対するカット時間が予測される。
<ステップS3>
ステップS3において、制御部14(省電力制御部142)は、前記ステップS2で予測された時間(予測時間)が、前記一又は複数の電力消費デバイスが前記省電力モードから前記通常モードに復帰するのに要する時間(復帰時間)よりも長いか否かを判断する。例えば、制御部14は、前記電力消費デバイス毎に、前記予測時間が前記復帰時間よりも長いか否かを判断する。なお、前記電力消費デバイス毎の前記復帰時間を示す情報は、前記ROM又は記憶部13に予め記憶されている。そして、前記予測時間が前記復帰時間よりも長いと判断されると(S3:Yes)、処理がステップS4に移行する。一方、前記予測時間が前記復帰時間よりも長くないと判断されると(S3:No)、処理がステップS7に移行する。
<ステップS4>
ステップS4において、制御部14(省電力制御部142)は、前記予測時間が前記復帰時間よりも長いと判断された前記電力消費デバイスの動作モードを、前記通常モードから前記省電力モードに切り替える。
例えば、図4に示される例では、1枚目のシートに対するカット時間が、各電子消費デバイスの前記復帰時間よりも長いと判断される。その結果、時刻T2において、ポリゴンミラー、現像ローラー及び感光体ドラムを駆動するモーターの動作モードが、前記通常モードから前記省電力モードに切り替えられる。なお、前記転写部を駆動するモーター及び前記加熱ローラーを加熱するヒーターについては、1枚目のシートに対する転写処理及び定着処理が完了した後(例えば、時刻T3)に、動作モードが前記通常モードから前記省電力モードに切り替えられる。
なお、図4に示される例では、2枚目のシートに対するカット時間も、各電子消費デバイスの前記復帰時間よりも長いと判断される。その結果、時刻T5において、ポリゴンミラー、現像ローラー及び感光体ドラムを駆動するモーターの動作モードが、前記通常モードから前記省電力モードに切り替えられる。なお、前記転写部を駆動するモーター及び前記加熱ローラーを加熱するヒーターについては、2枚目のシートに対する転写処理及び定着処理が完了した後(例えば、時刻T6)に、動作モードが前記通常モードから前記省電力モードに切り替えられる。
<ステップS5>
ステップS5において、制御部14(省電力制御部142)は、前記省電力モード中の前記電子消費デバイスを前記通常モードに復帰させるタイミング(復帰タイミング)が到来したか否かを判断する。なお、前記復帰タイミングは、前記ステップS2で予測された予測時間に基づいて決定される。具体的には、後処理装置3における或るシートに対するカット処理が終了してから間もなく、次のシートが後処理装置3のカッティング部32に到着するように、前記復帰タイミングが決定される。例えば、図4に示される例では、時刻T4において、前記復帰タイミングが到来したと判断される。そして、前記復帰タイミングが到来したと判断されると(S5:Yes)、処理がステップS6に移行する。一方、前記復帰タイミングが到来していないと判断されると(S5:No)、前記復帰タイミングが到来したと判断されるまで、当該ステップS5の処理が繰り返される。
<ステップS6>
ステップS6において、制御部14(省電力制御部142)は、前記省電力モード中の前記電子消費デバイスを前記通常モードに復帰させる。例えば、図4に示される例では、時刻T4において、ポリゴンミラー、現像ローラー、感光体ドラム及び転写部を駆動するモーターの動作モードと、前記加熱ローラーを加熱するヒーターの動作モードを、前記省電力モードから前記通常モードに復帰させる。なお、図4に示される例では、時刻T4において、これらの全ての電子消費デバイスの動作モードを同時に通常モードに切り替えているが、他の実施形態では、例えば、前記加熱ローラーを加熱するヒーターについては、時刻T4よりも遅いタイミングで前記通常モードに切り替えるようにしてもよい。
<ステップS7>
ステップS7において、制御部14は、ジョブが終了したか否かを判断する。具体的に、制御部14は、画像形成装置1において処理すべき全てのシートに対する画像形成処理が終了した場合に、前記ジョブが終了したと判断する。そして、前記ジョブが終了したと判断されると(S7:Yes)、前記省電力制御処理が終了する。一方、前記ジョブが終了していないと判断されると(S7:No)、処理が前記ステップS1に戻る。
なお、本実施形態では、制御部14は、後処理装置3における或るシートに対するカット処理が終了してから間もなく、次のシートが後処理装置3のカッティング部32に到着するように、レジストローラー18による2次給紙のタイミングを制御する。例えば、1枚目のシートに対するカット時間が5秒間であると予測された場合、制御部14は、通常の連続印刷時のタイミングよりも5秒遅いタイミングでレジストローラー18に2枚目のシートを2次給紙させる。これにより、1枚目のシートに対するカット処理が終了してから間もなく、2枚目のシートを後処理装置3のカッティング部32に到着させることができる。
以上のように、本実施形態に係る画像形成装置1によれば、カット形状データに基づいて、後処理装置3におけるカット処理に要する時間が予測される。そして、予測された時間に基づいて、一又は複数の電力消費デバイスの動作モードが前記通常モードと前記省電力モードとの間で切り換えられる。よって、後処理装置3におけるカット処理に要する時間に応じて、必要に応じて前記電力消費デバイスの動作モードを前記省電力モードに切り替えることができるので、画像形成装置1における消費電力を抑制することが可能である。
なお、本実施形態では、前記画像データと前記カット形状データとが独立したデータであるが、本発明はこれに限定されない。他の実施形態では、前記画像データが前記カット形状データとして用いられても構わない。例えば、前記画像形成装置1又は後処理装置3において前記画像データから画像の輪郭線が抽出されて、後処理装置3において前記輪郭線に沿ってカット処理が行われてもよい。もしくは、前記画像形成装置1又は後処理装置3において前記画像データから特定色の線が抽出されて、後処理装置3において前記特定色の線に沿ってカット処理が行われてもよい。
1 画像形成装置
10 画像形成部
11 定着部
14 制御部
141 予測処理部
142 省電力制御部
15 給紙カセット
16 給紙ローラー
17 レジストローラー
18 二次転写ローラー
19 排出ローラー
2 中継搬送装置
3 後処理装置
31 搬送ローラー
32 カッティング部
32A ヘッド部
32B シート移動部
32C シート載置部
33 排出トレイ

Claims (7)

  1. シートに画像を形成する画像形成部と、
    前記シートをカッティング装置へと送り出すシート搬送部と、
    前記シートに対応するカット形状データに基づいて、前記カッティング装置における前記シートに対するカット処理に要する時間を予測する予測処理部と、
    前記予測処理部により予測される予測時間に基づいて、一又は複数の電力消費デバイスの動作モードを通常モードと前記通常モードよりも消費電力の小さい省電力モードとの間で切り替える省電力制御部と、
    を備える画像形成装置。
  2. 前記省電力制御部は、前記一又は複数の電力消費デバイスが前記省電力モードから前記通常モードに復帰するのに要する時間よりも前記予測時間が長い場合には、前記一又は複数の電力消費デバイスを前記省電力モードに移行させ、前記一又は複数の電力消費デバイスが前記省電力モードから前記通常モードに復帰するのに要する時間よりも前記予測時間が短い場合には、前記一又は複数の電力消費デバイスを前記省電力モードに移行させない、
    請求項1に記載の画像形成装置。
  3. 前記省電力制御部は、前記予測時間が長いほど、前記一又は複数の電力消費デバイスを前記省電力モードに維持する時間を長くする、
    請求項2に記載の画像形成装置。
  4. 前記省電力制御部は、前記電力消費デバイス毎に、前記電力消費デバイスを前記省電力モードに移行させるか否か、及び前記電力消費デバイスを前記省電力モードに維持する時間を決定する、
    請求項3に記載の画像形成装置。
  5. 前記省電力制御部は、前記シートが前記画像形成部に2次給紙されるときに、前記電力消費デバイスを前記省電力モードに移行させるか否かを決定する、
    請求項2〜4のいずれかに記載の画像形成装置。
  6. 前記予測処理部は、前記カット形状データにより示されるカット形状と前記カッティング装置のカット速度とに基づいて、前記シートに対するカット処理に要する時間を予測する、
    請求項1〜5のいずれかに記載の画像形成装置。
  7. 前記カッティング装置は、前記シートを任意の方向にカット可能である、
    請求項1〜6のいずれかに記載の画像形成装置。
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