JP2019018134A - 連続ろ過装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】ろ過中のフィルタのろ過能力が他のフィルタの逆洗浄によって低下することを防止する。【解決手段】連続ろ過装置は、ろ過室10、および、ろ過室10に設けられた筒状のフィルタ11を有する複数のろ過ユニット1と、原液を各ろ過室10に供給するための原液室21と、フィルタ11によってろ過された原液を、ろ液として、各フィルタ11の内部から排出するためのろ液室28と、洗浄液を各フィルタ11の内部に供給するための洗浄液室20と、フィルタ11を逆洗浄した洗浄液を、洗浄排液として、各ろ過室10から排出するための洗浄排液室27と、を備える。さらに、ろ過装置は、各ろ過ユニット1を、ろ過状態と逆洗状態とに切り替える切替機構4を備える。切替機構4は、逆洗状態になるろ過ユニット1を順次変えていく。【選択図】図1

Description

本発明は、原液を一部のフィルタによってろ過しながら、残りのフィルタを逆洗浄する連続ろ過装置に関する。
ろ過装置は、運転を継続すると、フィルタの外周面に固体が付着していき、フィルタのろ過性能が低下していく。
そこで、連続ろ過装置が開発されている(例えば特許文献1、2等参照)。特許文献1の連続ろ過装置は、複数の筒状のフィルタを備え、一部のフィルタで原液をろ過し、同時に、残りのフィルタを逆洗浄して当該フィルタの外周面に付着した固体を剥離して、フィルタのろ過能力を回復させる。そして、連続ろ過装置は、逆洗浄するフィルタを順次変えていく。それによって、連続運転することができるようになっている。
特開2016−215185号公報 特開2003−260313号公報
特許文献1の連続ろ過装置では、複数のフィルタが、1つの空間内に配置されている。この場合、逆洗浄中のフィルタの外周面から剥離された固体が、隣接するろ過中のフィルタの外周面に付着して、当該ろ過中のフィルタのろ過能力を低下させてしまうという問題があった。
そこで、本発明の目的は、ろ過中のフィルタのろ過能力が他のフィルタの逆洗浄によって低下することを防止する連続ろ過装置を提供することにある。
本発明の連続ろ過装置は、
ろ過室、および、前記ろ過室に設けられた筒状のフィルタを有する複数のろ過ユニットと、
原液を前記各ろ過室に供給するための原液室と、
前記フィルタによってろ過された前記原液を、ろ液として、前記各フィルタの内部から排出するためのろ液室と、
洗浄液を前記各フィルタの内部に供給するための洗浄液室と、
前記フィルタを逆洗浄した前記洗浄液を、洗浄排液として、前記各ろ過室から排出するための洗浄排液室と、
前記各ろ過ユニットを、そのろ過室が前記原液室と連通するが前記洗浄排液室と連通せず、かつ、そのフィルタの内部が前記ろ液室と連通するが前記洗浄液室と連通しないろ過状態と、そのろ過室が前記原液室と連通せず前記洗浄排液室と連通し、かつ、そのフィルタの内部が前記ろ液室と連通せず前記洗浄液室と連通する逆洗状態と、に切り替える切替機構と、を備え、
前記切替機構は、前記逆洗状態になる前記ろ過ユニットを順次変えていく、ことを特徴とする。
好ましくは、前記切替機構は、
駆動軸と、
前記駆動軸を回転させる駆動源と、
前記ろ過室と前記原液室との間を連通および非連通に切り替えるために前記駆動軸に取り付けられた原液切替弁と、
前記フィルタの内部と前記ろ液室との間を連通および非連通に切り替えるために前記駆動軸に取り付けられたろ液切替弁と、
前記フィルタの内部と前記洗浄液室との間を連通および非連通に切り替えるために前記駆動軸に取り付けられた洗浄液切替弁と、
前記ろ過室と前記洗浄排液室との間を連通および非連通に切り替えるために前記駆動軸に取り付けられた洗浄排液切替弁と、
を備える。
本発明に係る連続ろ過装置は、上記構成を備えることにより、ろ過中のフィルタのろ過能力が他のフィルタの逆洗状によって低下することを防止できる。
本発明に係る連続ろ過装置の一実施形態の概略的構成を示す。 図1の連続ろ過装置のろ過ユニットの配置を示す。 図1の連続ろ過装置の各切替弁の平面図を示す。
以下、図面を参照して本発明に係る連続ろ過装置(以下、単にろ過装置とする)の一実施形態について説明する。
図1および図2を参照して、ろ過装置は、複数のろ過ユニット1を備える。実施形態では、4つのろ過ユニット1が設けられている。ろ過ユニット1は、それぞれ、1つのろ過室10と、該ろ過室10に配置された1本のろ過用のフィルタ11とを備える。
これらのろ過室10およびフィルタ11は、ろ過装置の上下方向にのびる軸線Xの周りに等角度間隔で、具体的には90°間隔で配置されている。ろ過室10の周壁は、フィルタ11を視認できるように、例えばアクリル等の透明な材料で構成されることが好ましい。
フィルタ11は、筒状、具体的には円筒状である。フィルタ11は、ろ過室10の長手方向に渡って軸線Xに平行に配置されている。フィルタ11は、その外周面が一次側面となりその内周面が二次側面となるように構成されている。フィルタ11は、実施形態では、ウェッジワイヤーが所定のピッチで螺旋状に巻かれて構成された円筒状のストレーナである。ウェッジワイヤーは、横断面が楔状のワイヤーである。ろ過用のスリットの幅は、ウェッジワイヤーの間隔によって規定されている。フィルタ11の構成自体は、特許文献1に開示のフィルタと同様であるため、その詳細な説明は省略される。
ろ過装置は、さらに、洗浄液を各フィルタ11の内部に供給するための洗浄液室20と、原液を各ろ過室10に供給するための原液室21と、を備える。洗浄液室20および原液室21は、ろ過室10の一方(上方)に形成されており、原液室21は、ろ過室10に隣接して設けられ、洗浄液室20は、ろ過室10から離れて位置し、原液室21に隣接して設けられている。
原液室21と各ろ過室10とは、仕切り12によって仕切られている。各フィルタ11の一端(上端)は、この仕切り12に取り付けられる。複数(実施形態では4つ)の原液通過孔13が、この仕切り12に軸線Xの周りに90°間隔で形成されている。図2の通り、原液通過孔13は、各ろ過ユニット1に1つずつ設けられる。原液室21と各ろ過室10とは、原液通過孔13を通じて互いに連通する。原液供給管23が、原液室21に接続されている。
洗浄液室20と原液室21とは、仕切り24によって仕切られている。複数(実施形態では4つ)の洗浄液通過管25が、原液室21に挿通されて、各フィルタ11と洗浄液室20とに接続されている。したがって、各フィルタ11の内部と洗浄液室20が洗浄液通過管25を通じて互いに連通する。洗浄液通過管25は、軸線Xの周りに90°間隔で配置されている。洗浄液供給管26が、洗浄液室20に接続されている。
ろ過装置は、さらに、フィルタ11を逆洗浄した洗浄液を、洗浄排液として、各ろ過室10から排出するための洗浄排液室27と、フィルタ11によってろ過された原液を、ろ液として、各フィルタ11の内部から排出するためのろ液室28と、を備える。洗浄排液室27およびろ液室28は、ろ過室10の他方(下方)に形成されており、洗浄排液室27は、ろ過室10に隣接して設けられ、ろ液室28は、ろ過室10から離れて位置し、洗浄排液室27に隣接して設けられている。
洗浄排液室27と各ろ過室10とは、仕切り14によって仕切られている。各フィルタ11の他端(下端)は、この仕切り14に取り付けられる。複数(実施形態では4つ)の洗浄排液通過孔15が、原液通過孔13の同様に、この仕切り14に軸線Xの周りに90°間隔で形成される。洗浄排液通過孔15は、各ろ過ユニット1に1つずつ設けられる。洗浄排液室27と各ろ過室10とは、洗浄排液通過孔15を通じて互いに連通する。洗浄排液排出管29が、洗浄排液室27に接続されている。
洗浄排液室27とろ液室28とは、仕切り30によって仕切られている。複数(実施形態では4本)のろ液通過管31が、洗浄排液室27に挿通されて、各フィルタ11とろ液室28とに接続されている。したがって、ろ液室28と各フィルタ11の内部とは、ろ液通過管31を通じて連通する。ろ液通過管31は、軸線Xの周りに90°間隔で配置されている。ろ液排出管32が、ろ液室28に接続されている。
さらに、ろ過装置は、ろ過ユニット1の状態を切り替える切替機構4を備える。切替機構4は、軸線Xと一致するように配置され、洗浄液室20、原液室21、洗浄排液室27、および、ろ液室28を液密に貫通する駆動軸40を備える。切替機構4は、さらに、駆動軸40の図示されない一端(上端)に連結され、該駆動軸を回転させる駆動源としてのモータ(図示略)を備える。
切替機構4は、洗浄液切替弁41、原液切替弁42、洗浄排液切替弁43、および、ろ液切替弁44を、さらに備えている。各切替弁41−44は、円盤状に形成されている。
洗浄液切替弁41は、洗浄液室20に配置され、駆動軸40に取り付けられている。スプリング51が、洗浄液室20に配置されて、洗浄液切替弁41を仕切り24に付勢している。したがって、駆動軸40が回転すると、洗浄液切替弁41は、仕切り24を摺動しながら回転する。
原液切替弁42は、原液室21に配置され、駆動軸40に取り付けられている。スプリング52が、原液室21に配置され、原液切替弁42を仕切り12に付勢している。したがって、駆動軸40が回転すると、原液切替弁42は、仕切り12を摺動しながら回転する。
洗浄排液切替弁43は、洗浄排液室27に配置され、駆動軸40に取り付けられている。スプリング53が、洗浄排液室27に配置され、洗浄排液切替弁43を仕切り14に付勢している。したがって、駆動軸40が回転すると、洗浄排液切替弁43は、仕切り14を摺動しながら回転する。
ろ液切替弁44は、ろ液室28に配置され、駆動軸40に取り付けられている。スプリング54が、ろ液室28に配置され、ろ液切替弁44を仕切り30に付勢している。したがって、駆動軸40が回転すると、ろ液切替弁44は、仕切り30を摺動しながら回転する。
図3(1)を参照して、洗浄液切替弁41は、洗浄液連通孔61を有している。実施形態では、1つの洗浄液連通孔61が形成されている。
図3(2)を参照して、原液切替弁42は、原液連通孔62を有している。実施形態では、7つの原液連通孔62が駆動軸40(したがって、軸線X)の周りに等角度間隔(具体的には45°間隔)で形成されている。原液切替弁42における洗浄液連通孔61(図3(1))と同じ角度位置は、孔が形成されず塞がれている。
図3(3)を参照して、洗浄排液切替弁43は、洗浄排液連通孔63を有している。実施形態では、1つの洗浄排液連通孔63が、洗浄液連通孔61(図3(1))と同じ角度位置に形成されている。
図3(4)を参照して、ろ液切替弁44は、ろ液連通孔64を有している。実施形態では、7つのろ液連通孔64が、駆動軸40の周りに等角度間隔(45°間隔)で、原液連通孔62(図3(2))と同じ角度位置に形成されている。ろ液切替弁44における洗浄液連通孔61(図3(1))および洗浄排液連通孔63(図3(3))と同じ角度位置は、孔が形成されず塞がれている。
切替機構4は、図示されていないが、所定の時間が経過する度に駆動軸40が所定の回転角度で回転するように駆動源であるモータを制御する制御手段を備える。実施形態の制御手段は、例えば、所定の時間の経過を検出するタイマー、駆動軸40に等角度間隔で配置された検出片、検出片を検出する検出センサ(例えば近接センサ)などで構成される。この制御手段は、特許文献1のものと同様の構成のためその詳細な説明は省略される。実施形態では、切替機構4は、この制御手段によって、所定の時間が経過する度に、駆動軸40を45°回転させる。
次に、ろ過装置の動作を説明する。ろ過ユニット1(ろ過室10およびフィルタ11)をそれぞれ区別するために、A−Dの符号が必要に応じて付される。また、図3の通り、フィルタ11と対応する位置にある各連通孔61−64には、フィルタの符号A−Dが付されている。
図1、図3において、ろ過ユニット1Aでは(図1の右側半分を参照)、そのろ過室10Aは、原液切替弁42がその原液通過孔13を閉じているので原液室21と連通しないが、洗浄排液通過孔15および洗浄排液連通孔63を通じて洗浄排液室27と連通する。そして、そのフィルタ11Aの内部は、洗浄液連通孔61および洗浄液通過管25を通じて洗浄液室20と連通するが、ろ液切替弁44がろ液通過管31を閉じているのでろ液室28と連通しない。以下、このろ過ユニット1の状態を逆洗状態とする。
図1、図3において、ろ過ユニット1B−Dのそれぞれでは(図1の左側半分を参照)、そのろ過室10B−Dは、原液連通孔62および原液通過孔13を通じて原液室21と連通するが、洗浄排液切替弁43が洗浄排液通過孔15を閉じているので洗浄排液室27と連通しない。そして、そのフィルタ1B−Dの内部は、洗浄液切替弁41が洗浄液通過管25を閉じているので洗浄液室20と連通しないが、ろ液通過管31およびろ液連通孔64を通じてろ液室28と連通する。以下、このろ過ユニット1の状態をろ過状態とする。
粒子状の固体と液体とからなる原液は、ポンプ等の供給手段によって原液供給管23を通じて原液室21に供給される。それから、原液は、原液室21から、ろ過状態の各ろ過ユニット1B−Dのろ過室10B−Dへ供給される。このとき、原液は、逆洗状態のろ過ユニット1Aに供給されない。そして、原液は、フィルタ11B−Dを外側から内側に通過することでろ過される。すなわち、原液中の粒子状の固体は、フィルタ11B−Dの外周面に補足され、ろ液がフィルタ11B−Dの内部に得られる。
ろ液は、各フィルタ11B−Dの内部からろ液室28へ流れて合流し、それからろ液排出管32を通って外部へ排出される。こうして、原液は、ろ過状態のろ過ユニット1B−Dのフィルタ11B−Dによってろ過されて、ろ液が得られる。
洗浄液が、ポンプ等の供給手段によって洗浄液供給管26を通じて洗浄液室20に供給される。それから、洗浄液は、洗浄液室20から、逆洗状態のろ過ユニット1Aのフィルタ11Aの内部へ供給される。このとき、洗浄液は、ろ過状態のろ過ユニット1B−1Dに供給されない。そして、洗浄液は、フィルタ1Aを内側から外側に通過し、それにより、フィルタ11Aを逆洗浄する。即ち、フィルタ11Aの外周面に付着している粒子状の固体は、逆洗液によって外周面から剥離される。それによって、フィルタ11Aのろ過能力は回復する。
フィルタ11Aを通過した洗浄液は、洗浄排液として、洗浄排液室27へ流れ、それから洗浄排廃液排出管29を通って外部へ排出される。こうして、逆洗状態のろ過ユニット1Aのフィルタ11Aは、洗浄液によって洗浄される。なお、例えば、洗浄液として、上記のように得られたろ液が用いられてよい。
このように、ろ過装置は、一部のフィルタ11B−Dで原液をろ過しながら、残りのフィルタ11Aを逆洗浄する。
所定の時間が経過すると、切替機構4は、図1、図3の状態から、各切替弁41−44を、即ち、これらに形成された各連通孔61−64を、駆動軸40を中心に反時計周りに45°回転する。ろ過ユニット1A−Dは、駆動軸40の周りに90°間隔で配置されているので、ろ過ユニット1Aは、逆洗状態からろ過状態に切り替わり、そして、残りのろ過ユニット1B−Dは、ろ過状態のままである。したがって、ろ過装置は、全てのフィルタ11A−Dによって原液をろ過する。
さらに、所定の時間が経過して、各切替弁41−44が反時計周りに45°回転すると、ろ過ユニット1Bがろ過状態から逆洗状態に切り替わる。そして、他のろ過ユニット1A、C、Dは、ろ過状態のままである。これによって、フィルタ11Bが逆洗浄される。
以下、同様のことが繰り返される。したがって、実施形態では、その後にフィルタ11C、11Dも順次逆洗浄される。こうして、全てのフィルタ11A−11Dが順次逆洗浄され、それが繰り返される。
このように、切替機構4は、ろ過ユニット1をろ過状態から逆洗状態に切り替え、逆洗状態のろ過ユニット1のフィルタ11が逆洗浄された後、当該ろ過ユニット1を逆洗状態からろ過状態に切り替える。そして、切替機構4は、逆洗状態になるろ過ユニット1を順次変えていく。それによって、フィルタ11が順次逆洗浄され、ろ過装置は継続運転することができる。
以上のろ過装置によれば、ろ過室10が複数設けられ、フィルタ11が各ろ過室10に配置されている。したがって、逆洗浄によってあるろ過室10のフィルタ11の外周面から剥離された固体が、他のろ過室10のフィルタ11の外周面に吸着される虞はない。即ち、ろ過中のフィルタ11のろ過能力が、他のフィルタ11の逆洗浄によって低下することが防止されている。
以上、本発明の好ましい実施形態について説明されたが、本発明は、上記実施形態に限定されるものではない。
例えば、ろ過ユニット1の数は、4つに限定されず、2以上であればよい。上記実施形態に代えて、2以上のろ過ユニット1が同時に逆洗状態になってもよい。また、上記実施形態ように、全てのろ過ユニット1がろ過状態になる態様を経る必要はない。
1つのろ過室10に、複数のフィルタ11が設けられてもよい。
フィルタ11は、円筒状の他に、角筒状などの筒状であってもよい。また、フィルタ11は、ウェッジワイヤーストレーナに限らず他の構成が採用されてもよい。
切替機構4も、実施形態の構成に限定されず他の構成が採用されてもよい。各切替弁41−44は、その目的を達成する限りにおいて他の構成および形状が採用されてもよい。
1 ろ過ユニット
10 ろ過室
11 フィルタ
13 原液通過孔
20 洗浄液室
21 原液室
27 洗浄排液室
28 ろ液室
4 切替機構
40 駆動軸
41 洗浄液切替弁
42 原液切替弁
43 洗浄排液切替弁
44 ろ液切替弁
61 洗浄液連通孔
62 原液連通孔
63 洗浄排液連通孔
64 ろ液連通孔

Claims (2)

  1. ろ過室、および、前記ろ過室に設けられた筒状のフィルタを有する複数のろ過ユニットと、
    原液を前記各ろ過室に供給するための原液室と、
    前記フィルタによってろ過された前記原液を、ろ液として、前記各フィルタの内部から排出するためのろ液室と、
    洗浄液を前記各フィルタの内部に供給するための洗浄液室と、
    前記フィルタを逆洗浄した前記洗浄液を、洗浄排液として、前記各ろ過室から排出するための洗浄排液室と、
    前記各ろ過ユニットを、そのろ過室が前記原液室と連通するが前記洗浄排液室と連通せず、かつ、そのフィルタの内部が前記ろ液室と連通するが前記洗浄液室と連通しないろ過状態と、そのろ過室が前記原液室と連通せず前記洗浄排液室と連通し、かつ、そのフィルタの内部が前記ろ液室と連通せず前記洗浄液室と連通する逆洗状態と、に切り替える切替機構と、を備え、
    前記切替機構は、前記逆洗状態になる前記ろ過ユニットを順次変えていく、ことを特徴とする連続ろ過装置。
  2. 前記切替機構は、
    駆動軸と、
    前記駆動軸を回転させる駆動源と、
    前記ろ過室と前記原液室との間を連通および非連通に切り替えるために前記駆動軸に取り付けられた原液切替弁と、
    前記フィルタの内部と前記ろ液室との間を連通および非連通に切り替えるために前記駆動軸に取り付けられたろ液切替弁と、
    前記フィルタの内部と前記洗浄液室との間を連通および非連通に切り替えるために前記駆動軸に取り付けられた洗浄液切替弁と、
    前記ろ過室と前記洗浄排液室との間を連通および非連通に切り替えるために前記駆動軸に取り付けられた洗浄排液切替弁と、
    を備える、
    ことを特徴とする請求項1に記載の連続ろ過装置。
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