JP2019016877A - 光伝送装置及び方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】光伝送装置及び方法に関し、少ない計算量で非線形劣化を抑制する。【解決手段】送信候補生成部201は、信号点に関する複数の集合205毎に、送信データ系列204を信号空間の集合205内の信号点にマッピングすることにより送信候補を生成する。摂動量計算部202は、送信候補生成部201により集合205毎に取得された候補の夫々について、次の計算を実行する。摂動量計算部202は、生成された候補自身とそれから所定個数前までの決定済みの各シンボルの信号電界のベクトル情報に基づいて非線形効果による信号電界の摂動量を非線形成分として計算する。送信候補選択部203は、摂動量計算部202が計算した集合205毎の非摂動量のうち、最も小さいものに対応する候補を選択し、送信信号として決定し、それを偏波多重光信号に生成する。【選択図】図2

Description

偏波多重光信号を送信する光伝送装置及び方法に関する。
光信号の伝送容量を大きくする技術の1つとして偏波多重方式が実用化されている。偏波多重方式では、互いに直交する1組の偏波を利用して信号を伝送することができる。
光信号が光ファイバ中を伝搬するとき、非線形効果が発生し、伝送誤り率の増加等により伝送品質及び伝送効率が劣化する。このため、偏波多重方式において、非線形特性を補償することにより、伝送品質及び伝送効率を向上させることが課題である。
非線形特性を補償する従来技術として例えば、非線形予等化法(Perturbation Pre−Distortion:PPD)と呼ばれる技術が知られている(例えば、特許文献1、非特許文献1)。非線形予等化法では、光ファイバ中を伝搬する光特性を記述するシュレディンガーの非線形方程式を、近似的に解くことにより、偏波多重光信号の自己位相変調による非線形振幅が算出される。この算出方式によれば、光受信器に到着した光信号の電界情報は、非線形効果による摂動成分Δuを含んでいる。このため、非線形予等化法では、光送信器において送信信号から予め摂動成分Δuを差し引くことにより、光受信器において、摂動成分が補償された光信号を受信することができる。
特開2012−075097号公報
Zhenning Tao,"Multiplier-Free Intrachannel Nonlinearity Compensation Algorithm Operating at Symbol Rate", JOURNA OF LIGHTWAVE TECHNOLOGY, VOL. 29, NO. 17, SEPTEMBER 1, 2011
上述した非線形予等化法は、非線形成分を補償する効果は大きいが、実現するための計算量が非常に多い。このため、光送信器において非線形予等化法による補償処理を実施した場合に、光送信器の消費電力が大きくなってしまう。
本発明の1つの側面に係る目的は、少ない計算量で非線形劣化を抑制する構成及び方法を提供することである。
態様の一例に係る光伝送装置は、送信データ系列を光搬送波の特性に関して定義された信号空間内の信号点にマッピングさせたシンボルを送信する光伝送装置であって、送信データ系列を第1グループに属する信号点にマッピングすることにより第1シンボルを生成し、送信データ系列を第2グループに属する信号点にマッピングすることにより第2シンボルを生成する送信候補生成部と、送信候補生成部により生成されたシンボルの夫々について、生成されたシンボルと生成されたシンボルより前に生成されたシンボルの信号電界のベクトル情報に基づいて、信号電界の摂動量を計算する摂動量計算部と、第1シンボルと第2シンボルのうち、摂動量が小さいシンボルを送信信号として決定する送信候補選択部と、を備える。
少ない計算量で非線形劣化を抑制することができる。
光通信システムの構成例を示すブロック図である。 送信側光伝送装置の構成例を示すブロック図である。 集合の構成例を示す図である。 摂動量計算部の一動作例を説明する図である。 摂動量計算部の他の動作例を説明する図である。 受信側光伝送装置の構成例を示すブロック図である。 受信側光伝送装置の動作例を示すフローチャートである。
以下、本発明を実施するための種々の形態について図面を参照しながら詳細に説明する。これらの実施形態は、例示的なものであり、本発明を限定するものではない。当業者が本発明を容易に理解できるようにするために、光通信システムを一例として取り上げて本発明の実施形態について記載する。ただし、本発明の実施形態は、非線形による特性劣化が存在するすべての通信システムに適用できる。
図1は、光通信システムの構成例を示すブロック図である。この光通信システムでは、送信側光伝送装置101は、送信データ系列を振幅や位相などの光搬送波の特性に関して定義された信号空間内の信号点にマッピングさせて送信する。ここで、光搬送波は、例えば偏波多重光信号における垂直偏波及び水平偏波である。信号空間は、光搬送波の特性として、垂直偏波に対する位相変調、振幅変調、又は直角位相振幅変調と、水平偏波に対する位相変調、振幅変調、又は直角位相振幅変調のうちの何れか1つの組合せに関して定義されるものである。
送信側光伝送装置101により送信された信号は、光ファイバ104と光デバイス103(光アンプ、分散補償光ファイバ等)を通過した後、受信側光伝送装置102に到着する。
<第1の実施形態>
図2は、第1の実施形態としての、図1の送信側光伝送装置101の構成例を示すブロック図である。送信データ系列204を入力とし、送信候補生成部201とそれに付随する信号点の集合205、摂動量計算部と、送信候補選択部203とからなり、偏波多重光信号206を出力とする。
送信側光伝送装置101の基本動作について、以下に説明する。
非特許文献1又は特許文献1に記載の技術に従えば、光ファイバ中を伝搬する光特性を記述するシュレディンガーの非線形方程式を、摂動的、近似的に解くことにより、偏波多重信号の自己位相変調による非線形振幅について、以下の式が得られる。
Figure 2019016877
ここで、uは信号電界振幅、u0 は信号電界振幅の線形成分、Δuは信号電界振幅の非線形成分、P0 は信号ピークパワー、Aは信号電界のベクトルである。m、nは、非線形振幅を算出する対象となるシンボルである目標シンボルを基準とし、それより何シンボル前もしくは後のシンボルかを表すサフィックスである。目標シンボルの詳細については、図4を用いて後述する。x、yは、偏波多重信号のx偏波成分、y偏波成分を表すサフィックスである。Cは、伝送路パラメータにより決まる係数である。
図2の摂動量計算部202は、上記数1式で例示される演算を実行することにより、信号電界振幅の非線形成分のx偏波成分Δux とy偏波成分Δuy を算出し、それらの和として信号電界の非線形成分Δu(以下、摂動量)を算出する。
今、送信時において、送信データ系列204は既知である。また送信データ系列204が光ファイバ104(図1)等の中でどのように非線形振幅に作用するかも、前述した数1式より明らかである。よって、非線形振幅が大きくなるような送信データ系列204に対して、予め変更を施したのちに送信することで、非線形劣化を抑えることを考える。
第1の実施形態の一実施例では、DP−QPSK(Dual Polarization−Quadrature Shift Keying:2重偏波4位相偏移変調)方式を基に説明する。まず、DP−QPSKのX偏波およびY偏波それぞれについて、各偏波の同相成分を表すI軸(In Phase)と、各偏波の直行位相成分を表すQ軸(Quadrature Phase)とからなる直交座標が定義される。X偏波のI軸及びQ軸をそれぞれ「X−I」及び「X−Q」、Y偏波のI軸及びQ軸をそれぞれ「Y−I」及び「Y−Q」と表す。この場合、DP−QPSKの信号空間内の1シンボルは、X−I軸の値0又は1、X−Q軸の値0又は1、Y−I軸の値0又は1、及びY−Q軸の値0又は1の組合せで決まる。従って、DP−QPSKの信号空間では、24 =16個のシンボルを定義することができる。言い換えれば、DP−QPSKは、多次元変調方式の一形態としての4次元変調方式とみなすことができ、16個の信号点が4次元空間上に存在することになる。
上述の一実施例では、X−I軸、X−Q軸、Y−I軸、及びY−Q軸の各値0又は1で決まる信号空間が、図3に示されるように、集合1と集合2の2つの集合に分割される。そして、3ビットずつの送信データ系列204が、図3に示されるように、集合1と集合2に重複してマッピングされる。例えば図3において、送信データ系列204“001”は、集合1内の(X−I,X−Q,Y−I,Y−Q)=(1,1,1,1)で決まる信号点にマッピングされる。また、送信データ系列204“001”は、集合2内の(X−I,X−Q,Y−I,Y−Q)=(1,1,1,0)で決まる信号点にもマッピングされる。送信データ系列204の他の各値も同様に、集合1内の信号点と集合2内の信号点にマッピングされる。
つまり、図2の送信候補生成部201は、順次入力する送信データ系列204を3ビットずつ区切り、それを、図2の集合205に対応する図3の対応関係に従って、集合1内のシンボルと集合2内のシンボルに重複してマッピングすることで2つの集合毎の送信候補を生成する。このため本来DP−QPSKは4ビット/シンボルの伝送が可能であるが、3ビット/シンボルに減少する。
次に、図2の摂動量計算部202の動作について説明する。図4は、DP−QPSKにおける図2の摂動量計算部202の一動作例を説明する図である。図4において、目標シンボルは、摂動量計算部202が非線形効果による摂動量を算出する対象とするシンボルである。この場合、摂動量計算部202は、摂動量の算出にあたって、目標シンボルと、目標シンボルの1つ前に決まっているシンボルと、目標シンボルの1つ後のシンボルを考慮する。そして、目標シンボルの1つ後のシンボルが、これから選択されるべきシンボル(以下「選択シンボル」と呼ぶ)になる。図4において、A0,x とA0,y はそれぞれ、目標シンボルのX偏波の信号電界ベクトルとY偏波の信号電界ベクトルである。また、A1,x とA1,y はそれぞれ、目標シンボルの1つ前のシンボルのX偏波の信号電界ベクトルとY偏波の信号電界ベクトルである。更に、A-1,xとA-1,yはそれぞれ、目標シンボルの1つ後のシンボルである選択シンボルのX偏波の信号電界ベクトルとY偏波の信号電界ベクトルである。
上述のように、目標シンボルの1つ前のシンボルと目標シンボルは既に決まっているシンボルであるため、目標シンボルの1つ前のシンボルの信号電界ベクトルA1,x とA1,y 、及び目標シンボルの信号電界ベクトルA0,x とA0,y は、既知である。
一方、目標シンボルの1つ後のシンボルである選択シンボルのA-1,xとA-1,yは、これから決定されるべき未知のシンボルに関する信号電界ベクトルである。
摂動量計算部202はまず、送信情報取得部201により集合1に対してマッピングされたシンボルを選択シンボルとして、その信号電界ベクトルをA-1,x及びA-1,yと置く。そして、摂動量計算部202は、選択シンボルに関するA-1,x及びA-1,yと、決定済みのA0,x 及びA0,y (目標シンボル)と、A1,x 及びA1,y (1つ前のシンボル)とに基づき、数1式の演算を実行する。この結果、集合1に属する候補が選択された場合のΔu=Δux +Δuy が摂動量として算出される。
摂動量計算部202は次に、送信情報取得部201により集合2に対してマッピングされたシンボルを選択シンボルとして、その信号電界ベクトルをA-1,x及びA-1,yと置く。そして、摂動量計算部202は、新たな選択シンボルに関するA-1,x及びA-1,yと、集合1の場合と同じ決定済みのA0,x 及びA0,y と、A1,x 及びA1,y とに基づき、数1式の演算を実行する。この結果、集合2に属する候補が選択された場合のΔu=Δux +Δuy が摂動量として算出される。
送信候補選択部203は、摂動量計算部202が集合1及び集合2に対してそれぞれ計算したΔuのうち、小さいほうのΔuに対応する候補を選択し、送信信号として決定し、偏波多重光信号206を生成する。
以上の図4の動作が、1シンボルずつシフトされて順次実行される。
次に、受信側光伝送装置102の基本動作について、以下に説明する。
受信側光伝送装置102で受信された信号は硬判定され、X、Y偏波合わせて4ビット/シンボルのデータを得る。送信側光伝送装置の集合205に照らして3ビット/シンボルのデータに対応づけられ、送信データ系列が完全に再現される。
<第1の実施形態の拡張その1>
図5は、図2の摂動量計算部202の図4に対応する動作を前後3シンボルに拡張した例を説明する図である。図5において、目標シンボルの意味は図4の場合と同様である。この動作例の場合、摂動量計算部202は、摂動量の算出にあたって、目標シンボルと、目標シンボルの3つ前までのシンボルと、目標シンボルの3つ後までのシンボルを考慮する。そして、目標シンボルの3つ後のシンボルが、これから選択されるべき選択シンボルになる。図5において、A0,x とA0,y はそれぞれ、目標シンボルのX偏波の信号電界ベクトルとY偏波の信号電界ベクトルであり、図4の場合と同様である。また、A1,x とA1,y 、A2,x とA2,y 、及びA3,x とA3,y はそれぞれ、目標シンボルの1つ前、2つ前、及び3つ前のシンボルのX偏波の信号電界ベクトルとY偏波の信号電界ベクトルである。加えて、A-1,xとA-1,y及びA-2,xとA-2,yはそれぞれ、目標シンボルの1つ後及び2つ後のシンボルのX偏波の信号電界ベクトルとY偏波の信号電界ベクトルである。更に、A-3,xとA-3,yは、目標シンボルの3つ後の選択シンボルのX偏波の信号電界ベクトルとY偏波の信号電界ベクトルである。
上述のように、目標シンボルの3つ前のシンボルから目標シンボルの2つ後のシンボルまでは既に決まっているシンボルであるため、A3,x とA3,y 、A2,x とA2,y 、A1,x とA1,y 、A-1,xとA-1,y、及びA-2,xとA-2,yは、既知である。
一方、目標シンボルの3つ後のシンボルのA-3,xとA-3,yは、これから決定されるべき未知の選択シンボルに関する信号電界ベクトルである。
摂動量計算部202はまず、送信候補生成部201により集合1に対してマッピングされたシンボルを選択シンボルとして、その信号電界ベクトルをA-3,x及びA-3,yと置く。そして、摂動量計算部202は、選択シンボルに関するA-3,x及びA-3,yと、決定済みのA-2,x及びA-2,yと、A-1,x及びA-1,yと、A0,x 及びA0,y と、A1,x 及びA1,y と、A2,x 及びA1,y と、A3,x 及びA3,y とに基づいて、数1式の演算を実行する。この結果、集合1に属する候補が選択された場合のΔu=Δux +Δuy が摂動量として算出される。
摂動量計算部202は次に、送信候補生成部201により集合2に対してマッピングされたシンボルを選択シンボルとして、その信号電界ベクトルをA-3,x及びA-3,yと置く。摂動量計算部202は、新たな選択シンボルに係るA-3,x及びA-3,yと、集合1の場合と同じ決定済みのA-2,x及びA-2,yと、A-1,x及びA-1,yと、A0,x 及びA0,y と、A1,x 及びA1,y と、A2,x 及びA1,y と、A3,x 及びA3,y とに基づき数1式の演算を実行する。この結果、集合2に属する候補が選択された場合のΔu=Δux +Δuy が摂動量として算出される。
図5の場合における送信候補選択部203の動作は、図4の場合と同様である。送信候補選択部203は、摂動量計算部202が集合1及び集合2に対してそれぞれ計算したΔuのうち、小さいほうのΔuに対応する候補を選択し、送信信号として決定し偏波多重光信号206を生成する。
以上の図5の動作が、図4の場合と同様に、1シンボルずつシフトされて順次実行される。
摂動量計算部202での演算において、図5の場合には目標シンボルに対して前後3シンボル分ずつが考慮されるため、目標シンボルに対して前後1シンボル分ずつのみが考慮される図4の場合に比較して、計算量は多くなるが、生成された偏波多重光信号206の摂動量は減少し、より精密に非線形抑圧を行える。
更に、特には図示しないが、目標シンボルの前後5シンボル、合計11シンボルを考慮した場合であっても、計算量は十分に少なくて済み、この場合、数1式の演算で計算される摂動量Δuを、何も対処しない場合に比べて約8割にすることができる。
<第1の実施形態の拡張その2>
次に、第1の実施形態の他の実施例として、偏波多重方式として、より多値度を上げた例えばDP−8PSK(2重偏波8位相偏移変調)方式を採用することができる。この変調方式は、本来6ビット/シンボルの伝送能力を持ち、また、これを4次元変調方式とみなすならば、64個の信号点が4次元空間上に存在する。この信号空間を例えば4つの集合205に分割した場合、6ビットのうち2ビットが集合の選択に消費される。送信候補選択部203では、送信候補生成部201で設定された4つの集合205のうち、摂動量計算部202で数1式から求まる摂動量Δuが最も小さい候補が選択される。伝送性能は6ビット−2ビット=4ビット/シンボルで、DP−QPSKと等しくなるが、4つの候補から摂動量が最も小さくなる場合を選択できるため、上述したDP−QPSKが採用される実施例の場合に比べ、より精密に非線形抑圧を行える。
このように、信号点の集合205の分割数は、多くするほど精密な非線形抑圧ができるが、そのぶん伝送能力が小さくなることになるので、伝送路条件によって、最適な分割数を選ぶことが必要である。DP−16QAM(Dual Polarization−16Quadrature Amplitude Modulation:2重偏波直角位相振幅変調)方式などの更に多値度の大きな変調方式も、同様に第1の実施形態を適用することができる。
以上説明した第1の実施形態の方式により、伝送容量は減少するが、従来に比べ少ない計算量で非線形効果を抑圧できるため、伝送距離を伸ばすことができる。
<第2の実施形態>
第1の実施形態で述べた受信方式を改良した第2の実施形態を説明する。
前述したように、図1の送信側光伝送装置101では、1シンボルで送信できるビット数の一部が集合205の選択のために消費されている。その選択の規則は、数1式に従って明らかなため、選択に消費されたビットを受信側光伝送装置102で誤り検出/訂正に生かすことを考える。
図6は、第2の実施形態としての、図1の受信側光伝送装置102の構成例を示すブロック図である。受信されたシンボル605を判定するシンボル判定部601と、判定されたシンボルがどの集合に属しているか特定する集合特定部602と、その集合が正しく選択されているかを判定する集合判定部603と、その判定が正しくない場合訂正する受信データ訂正部604からなり、受信データ606が決定される。
図7は、図6の構成を有する受信側光伝送装置102の動作例を示すフローチャートである。例えば、第1の実施形態における図5で説明した目標シンボルの前後3シンボルまで考慮する場合における受信側光伝送装置102の動作を説明する。
まず、シンボルが受信される(ステップS701)。これは、例えばDP−QPSKにおける通常の復調処理である。
次に、図6のシンボル判定部601及び集合特定部602が、受信されたシンボル605に対して硬判定処理を実施することにより、シンボル判定と集合の特定を実行する(ステップS702)。この結果、受信されたシンボル605が、図3に例示された16パターンのシンボルのうちの何れかであると判定され、同時に、そのシンボルにおいて集合1又は集合2のどちらが選択されたのかも明らかになる。
次に、図6のシンボル判定部602が、ステップS702で判定したシンボルから7つ前までのシンボルを考慮して、送信側の光伝送装置における摂動量計算部202、及び送信候補選択部203と同様の処理を実行し、その結果と比較して正しい集合が選ばれているか否かを判定する(ステップS703)。正しい集合が選ばれているか否かの判定基準は摂動量が小さい方の集合が選ばれているかである。
ステップS703での判定の結果、正しい集合が選ばれていると判定されれば、受信されたシンボル605に対応するデータ系列が、受信データ606として出力され、受信側光伝送装置102における後段の処理が進められる。
一方、ステップS703での判定の結果、正しい集合が選ばれていないと判定された場合は、図6の受信データ訂正部604が次の処理を実行する。受信データ訂正部604は、硬判定前の受信値を取得し(図7の破線)、ステップS702の硬判定処理で特定された集合とは別の集合の信号点との対数尤度比(LLR:Log−Likelihood Ratio)を計算する。受信データ訂正部604は、計算した対数尤度比が最も小さいシンボルに対応するデータ系列を、図6の受信データ606として出力する(以上、ステップS705)。
以上の様に、第2の実施形態の受信側光伝送装置102は、送信側光伝送装置101で選択された集合に関する情報を用いて、受信されたシンボル605に対して誤り検出/訂正を実行することができる。
以上の各実施形態に関して、更に以下の付記を開示する。
(付記1)
送信データ系列を光搬送波の特性に関して定義された信号空間内の信号点にマッピングさせたシンボルを送信する光伝送装置であって、
前記送信データ系列を第1グループに属する信号点にマッピングすることにより第1シンボルを生成し、前記送信データ系列を第2グループに属する信号点にマッピングすることにより第2シンボルを生成する送信候補生成部と、
前記送信候補生成部により生成されたシンボルの夫々について、前記生成されたシンボルと前記生成されたシンボルより前に生成されたシンボルの信号電界のベクトル情報に基づいて、信号電界の摂動量を計算する摂動量計算部と、
前記第1シンボルと前記第2シンボルのうち、前記摂動量が小さいシンボルを送信信号として決定する送信候補選択部と、
を備える光伝送装置。
(付記2)
前記光搬送波は偏波多重光信号における垂直偏波及び水平偏波であり、前記信号空間は、前記垂直偏波に対する位相変調、振幅変調、又は直角位相振幅変調のうちの何れか1つと、前記水平偏波に対する位相変調、振幅変調、又は直角位相振幅変調のうちの何れか1つの組合せによって定まる多次元変調として定義される、付記1に記載の光伝送装置。
(付記3)
前記送信候補生成部は、前記送信データ系列である所定ビットの入力データを前記第1グループに属する信号点である第1の偏波における信号点および前記第2グループに属する信号点である第2の偏波における信号点にマッピングする複数の異なるマッピングパターンを生成し、
前記摂動量計算部は、目標シンボルよりも前に送信される第1の所定数のシンボルの電界情報および前記目標シンボルよりも後に送信される第2の所定数のシンボルの信号電界のベクトル情報に基づいて前記目標シンボルの信号電界の振幅の非線形成分を計算する計算部を含み、
前記送信候補選択部は、前記送信候補生成部が生成する前記複数の異なるマッピングパターンの中から、前記計算部により計算される非線形成分が小さくなるマッピングパターンを選択する選択部と、前記選択部により選択されるマッピングパターンで、前記所定ビットの入力データを前記第1の偏波における信号点および前記第2の偏波における信号点にマッピングすることにより、前記目標シンボルよりも後に送信される、前記目標シンボルからカウントして前記第2の所定ビット番目のシンボルを生成するマッパと、前記マッパによるマッピングに応じて偏波多重光信号を生成する生成部とを含む、
ことを特徴とする付記1又は2に記載の光伝送装置。
(付記4)
前記送信候補生成部は、前記送信データ系列を前記信号空間内の信号点に直接マッピングするときのビット数から前記第1グループ及び前記第2グループを特定するためのビット数を差し引いたビット数の前記送信データ系列を前記第1グループ及び前記第2グループの夫々に重複して前記信号空間の前記第1グループに属する信号点及び前記第2グループに属する信号点に夫々マッピングすることにより、前記第1のグループに対応する前記第1シンボル及び前記第2グループに対応する前記第2シンボルを取得する、付記1乃至3の何れかに記載の光伝送装置。
(付記5)
付記1乃至4の何れかに記載の光伝送装置から送信されたシンボルを受信する光伝送装置であって、
受信されたシンボルを判定するシンボル判定部と、
前記受信されたシンボルが送信側の前記光伝送装置での生成に使用されたどの集合に属するかを特定する集合特定部と、
前記シンボル判定部が判定したシンボルに対して、送信側の前記光伝送装置における前記摂動量計算部、及び前記送信候補選択部と同様の処理を実行することにより選択した集合が前記集合特定部が特定した集合と一致するか否かを判定することによって、前記集合特定部が特定した集合が正しいか否かを判定する集合判定部と、
前記集合判定部が前記集合特定部が特定した集合が正しくないと判定した場合に、前記受信されたシンボルの受信値について前記集合特定部が特定した集合と別の集合内の各シンボルの信号値との対数尤度比を計算し、前記計算した対数尤度比が最も小さいシンボルに対応するデータ系列を受信データとして訂正する受信データ訂正部と、
を備える光伝送装置。
(付記6)
前記集合特定部は、前記受信されたシンボルが前記信号空間内のどの領域の信号点に対応するかを特定することにより、前記領域に対応して割り当てられている集合を特定する、付記5に記載の光伝送装置。
(付記7)
送信データ系列を光搬送波の特性に関して定義された信号空間内の信号点にマッピングさせて送信する光伝送方法であって、
取り得る信号を分割して得られる複数の集合を用い、その集合毎に、前記送信データ系列を前記信号空間の前記集合内の信号点にマッピングし、
前記集合毎にマッピングされた候補の夫々について、それ自身とそれ自身から所定個数前までの決定済みの各シンボルの信号電界のベクトル情報に基づいて、非線形効果による信号電界の摂動量を計算し、
前記計算した前記集合毎の摂動量のうち、最も小さいものに対応する候補を選択し、送信信号として決定し、それを偏波多重光信号に生成する、光伝送方法。
(付記8)
付記7に記載の光伝送方法で送信されたシンボルを受信する光伝送方法であって、
受信されたシンボルを判定し、
前記受信されたシンボルが送信側の前記光伝送装置での生成に使用されたどの集合に属するかを特定し、
前記判定したシンボルに対して送信側の前記光伝送装置における前記摂動量計算部、及び前記送信候補選択部と同様の処理を実行することにより選択した集合が前記特定した集合と一致するか否かを判定することによって、前記特定した集合が正しいか否かを判定し、
前記特定した集合が正しくないと判定した場合に、前記受信されたシンボルの受信値について前記特定した集合と別の集合内の各シンボルの信号値との対数尤度比を計算し、前記計算した対数尤度比が最も小さいシンボルに対応するデータ系列を受信データとして訂正する、光伝送方法。
100 光通信システム
101 送信側光伝送装置
102 受信側光伝送装置
103 光デバイス
104 光ファイバ
201 送信情報取得部
202 摂動量計算部
203 送信情報変更部
204 送信データ系列
205 集合
206 偏波多重光信号
601 集合特定部
602 シンボル判定部
603 集合判定部
604 受信データ訂正部
605 受信されたシンボル
606 受信データ

Claims (8)

  1. 送信データ系列を光搬送波の特性に関して定義された信号空間内の信号点にマッピングさせたシンボルを送信する光伝送装置であって、
    前記送信データ系列を第1グループに属する信号点にマッピングすることにより第1シンボルを生成し、前記送信データ系列を第2グループに属する信号点にマッピングすることにより第2シンボルを生成する送信候補生成部と、
    前記送信候補生成部により生成されたシンボルの夫々について、前記生成されたシンボルと前記生成されたシンボルより前に生成されたシンボルの信号電界のベクトル情報に基づいて、信号電界の摂動量を計算する摂動量計算部と、
    前記第1シンボルと前記第2シンボルのうち、前記摂動量が小さいシンボルを送信信号として決定する送信候補選択部と、
    を備える光伝送装置。
  2. 前記光搬送波は偏波多重光信号における垂直偏波及び水平偏波であり、前記信号空間は、前記垂直偏波に対する位相変調、振幅変調、又は直角位相振幅変調のうちの何れか1つと、前記水平偏波に対する位相変調、振幅変調、又は直角位相振幅変調のうちの何れか1つの組合せによって定まる多次元変調として定義される、請求項1に記載の光伝送装置。
  3. 前記送信候補生成部は、前記送信データ系列である所定ビットの入力データを前記第1グループに属する信号点である第1の偏波における信号点および前記第2グループに属する信号点である第2の偏波における信号点にマッピングする複数の異なるマッピングパターンを生成し、
    前記摂動量計算部は、目標シンボルよりも前に送信される第1の所定数のシンボルの電界情報および前記目標シンボルよりも後に送信される第2の所定数のシンボルの信号電界のベクトル情報に基づいて前記目標シンボルの信号電界の振幅の非線形成分を計算する計算部を含み、
    前記送信候補選択部は、前記送信候補生成部が生成する前記複数の異なるマッピングパターンの中から、前記計算部により計算される非線形成分が小さくなるマッピングパターンを選択する選択部と、前記選択部により選択されるマッピングパターンで、前記所定ビットの入力データを前記第1の偏波における信号点および前記第2の偏波における信号点にマッピングすることにより、前記目標シンボルよりも後に送信される、前記目標シンボルからカウントして前記第2の所定ビット番目のシンボルを生成するマッパと、前記マッパによるマッピングに応じて偏波多重光信号を生成する生成部とを含む、
    ことを特徴とする請求項1又は2に記載の光伝送装置。
  4. 前記送信候補生成部は、前記送信データ系列を前記信号空間内の信号点に直接マッピングするときのビット数から前記第1グループ及び前記第2グループを特定するためのビット数を差し引いたビット数の前記送信データ系列を前記第1グループ及び前記第2グループの夫々に重複して前記信号空間の前記第1グループに属する信号点及び前記第2グループに属する信号点に夫々マッピングすることにより、前記第1のグループに対応する前記第1シンボル及び前記第2グループに対応する前記第2シンボルを取得する、請求項1乃至3の何れかに記載の光伝送装置。
  5. 請求項1乃至4の何れかに記載の光伝送装置から送信されたシンボルを受信する光伝送装置であって、
    受信されたシンボルを判定するシンボル判定部と、
    前記受信されたシンボルが送信側の前記光伝送装置での生成に使用されたどの集合に属するかを特定する集合特定部と、
    前記シンボル判定部が判定したシンボルに対して、送信側の前記光伝送装置における前記摂動量計算部、及び前記送信候補選択部と同様の処理を実行することにより選択した集合が前記集合特定部が特定した集合と一致するか否かを判定することによって、前記集合特定部が特定した集合が正しいか否かを判定する集合判定部と、
    前記集合判定部が前記集合特定部が特定した集合が正しくないと判定した場合に、前記受信されたシンボルの受信値について前記集合特定部が特定した集合と別の集合内の各シンボルの信号値との対数尤度比を計算し、前記計算した対数尤度比が最も小さいシンボルに対応するデータ系列を受信データとして訂正する受信データ訂正部と、
    を備える光伝送装置。
  6. 前記集合特定部は、前記受信されたシンボルが前記信号空間内のどの領域の信号点に対応するかを特定することにより、前記領域に対応して割り当てられている集合を特定する、請求項5に記載の光伝送装置。
  7. 送信データ系列を光搬送波の特性に関して定義された信号空間内の信号点にマッピングさせて送信する光伝送方法であって、
    取り得る信号を分割して得られる複数の集合を用い、その集合毎に、前記送信データ系列を前記信号空間の前記集合内の信号点にマッピングし、
    前記集合毎にマッピングされた候補の夫々について、それ自身とそれ自身から所定個数前までの決定済みの各シンボルの信号電界のベクトル情報に基づいて、非線形効果による信号電界の摂動量を計算し、
    前記計算した前記集合毎の摂動量のうち、最も小さいものに対応する候補を選択し、送信信号として決定し、それを偏波多重光信号に生成する、光伝送方法。
  8. 請求項7に記載の光伝送方法で送信されたシンボルを受信する光伝送方法であって、
    受信されたシンボルを判定し、
    前記受信されたシンボルが送信側の前記光伝送装置での生成に使用されたどの集合に属するかを特定し、
    前記判定したシンボルに対して送信側の前記光伝送装置における前記摂動量計算部、及び前記送信候補選択部と同様の処理を実行することにより選択した集合が前記特定した集合と一致するか否かを判定することによって、前記特定した集合が正しいか否かを判定し、
    前記特定した集合が正しくないと判定した場合に、前記受信されたシンボルの受信値について前記特定した集合と別の集合内の各シンボルの信号値との対数尤度比を計算し、前記計算した対数尤度比が最も小さいシンボルに対応するデータ系列を受信データとして訂正する、光伝送方法。
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