JP2019016204A - 防犯装置、室内機、空気調和システム、不審者判定方法、及びプログラム - Google Patents
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Abstract
【課題】人とペットとを区別した上で室内に侵入した不審者を検出可能な防犯装置、室内機、空気調和システム、不審者判定方法、及びプログラムを提供する。
【解決手段】防犯装置20は、所定の検出領域に存在する対象物の温度に基づいて生物を示す熱源を検出するとともに、当該熱源の位置及び熱分布を示す熱源情報を出力する熱源検出部211と、前記熱源情報に基づいて前記熱源の形状を検出し、検出された形状の垂直方向における長さが水平方向における長さよりも大きい場合、当該熱源は不審者であると判定する不審者判定部213と、を備える。
【選択図】図2
【解決手段】防犯装置20は、所定の検出領域に存在する対象物の温度に基づいて生物を示す熱源を検出するとともに、当該熱源の位置及び熱分布を示す熱源情報を出力する熱源検出部211と、前記熱源情報に基づいて前記熱源の形状を検出し、検出された形状の垂直方向における長さが水平方向における長さよりも大きい場合、当該熱源は不審者であると判定する不審者判定部213と、を備える。
【選択図】図2
Description
本発明は、防犯装置、室内機、空気調和システム、不審者判定方法、及びプログラムに関する。
家庭、オフィス等における防犯対策として、例えば、屋内に防犯カメラを設置することが考えられる。しかしながら、カメラにより屋内に出入りする人物を撮影することは、プライバシー上の問題が生じ、また、来客に対し嫌悪感を与える可能性がある。
このため、例えば特許文献1には、空気調和システムの室内機の人感センサを利用して、不在設定時に人又は動物を検出した場合、室内に不審者が侵入したことを検出する防犯システムが記載されている。
このため、例えば特許文献1には、空気調和システムの室内機の人感センサを利用して、不在設定時に人又は動物を検出した場合、室内に不審者が侵入したことを検出する防犯システムが記載されている。
しかしながら、従来の防犯システムでは、人感センサが検出した対象が人であるか動物(ペット)であるか区別することが困難である。このため、ペットを飼育する家庭では、ペットが不審者として検出されてしまい、防犯システムが正常に機能しない可能性がある。
本発明は、このような課題に鑑みてなされたものあって、人とペットとを区別した上で室内に侵入した不審者を検出可能な防犯装置、室内機、空気調和システム、不審者判定方法、及びプログラムを提供する。
上記課題を解決するため、本発明は以下の手段を採用している。
本発明の一態様によれば、防犯装置は、所定の検出領域に存在する対象物の温度に基づいて生物を示す熱源を検出するとともに、当該熱源の位置及び熱分布を示す熱源情報を出力する熱源検出部と、前記熱源情報に基づいて前記熱源の形状を検出し、検出された形状の垂直方向における長さが水平方向における長さよりも大きい場合、当該熱源は不審者であると判定する不審者判定部と、を備える。
このようにすることで、不審者判定部は、熱源の形状により当該熱源が動物(ペット)であるか、人であるか区別した上で、検出領域に侵入した人(不審者)を検出することができる。これにより、検出領域に位置するペットを不審者として誤検出してしまうことを抑制することができる。
本発明の一態様によれば、防犯装置は、所定の検出領域に存在する対象物の温度に基づいて生物を示す熱源を検出するとともに、当該熱源の位置及び熱分布を示す熱源情報を出力する熱源検出部と、前記熱源情報に基づいて前記熱源の形状を検出し、検出された形状の垂直方向における長さが水平方向における長さよりも大きい場合、当該熱源は不審者であると判定する不審者判定部と、を備える。
このようにすることで、不審者判定部は、熱源の形状により当該熱源が動物(ペット)であるか、人であるか区別した上で、検出領域に侵入した人(不審者)を検出することができる。これにより、検出領域に位置するペットを不審者として誤検出してしまうことを抑制することができる。
本発明の第二の態様によれば、上述の第一の態様に係る防犯装置において、前記不審者判定部は、複数の前記熱源情報に基づいて前記熱源の移動速度を更に検出し、当該移動速度が所定速度より大きい場合、当該熱源は不審者ではないと判定する。
このようにすることで、不審者判定部は、熱源の移動速度が所定速度よりも早い場合は、当該熱源は人よりも早く移動すると想定されるペットである(不審者ではない)と判定することができる。これにより、不審者判定部におけるペットと人との判別精度を向上させることができる。
このようにすることで、不審者判定部は、熱源の移動速度が所定速度よりも早い場合は、当該熱源は人よりも早く移動すると想定されるペットである(不審者ではない)と判定することができる。これにより、不審者判定部におけるペットと人との判別精度を向上させることができる。
本発明の第三の態様によれば、上述の第一又は第二の態様に係る防犯装置において、前記不審者判定部は、前記熱源情報に基づいて前記熱源の体温を更に検出し、当該体温が所定温度よりも高い場合、当該熱源は不審者ではないと判定する。
このようにすることで、不審者判定部は、熱源の体温が所定温度よりも高い場合は、当該熱源は人よりも体温が高いと想定されるペットである(不審者ではない)と判定することができる。これにより、不審者判定部におけるペットと人との判別精度を向上させることができる。
このようにすることで、不審者判定部は、熱源の体温が所定温度よりも高い場合は、当該熱源は人よりも体温が高いと想定されるペットである(不審者ではない)と判定することができる。これにより、不審者判定部におけるペットと人との判別精度を向上させることができる。
本発明の第四の態様によれば、上述の第一から第三の何れか一の態様に係る防犯装置は、予め登録されたタグから発信される信号を取得して、当該タグの位置を検出するタグ検出部を更に備える。前記不審者判定部は、前記タグが検出された位置から所定範囲内において前記熱源が検出された場合、当該熱源は不審者ではないと判定する。
このようにすることで、不審者判定部は、熱源がタグの検出位置から所定範囲内において検出された場合、当該熱源はタグを有するペットである(不審者ではない)と判定することができる。これにより、不審者判定部におけるペットと人との判別精度を向上させることができる。
このようにすることで、不審者判定部は、熱源がタグの検出位置から所定範囲内において検出された場合、当該熱源はタグを有するペットである(不審者ではない)と判定することができる。これにより、不審者判定部におけるペットと人との判別精度を向上させることができる。
本発明の第五の態様によれば、上述の第一から第四の何れか一の態様に係る防犯装置は、前記不審者判定部が前記熱源を不審者であると判定した場合、当該不審者の侵入を通知する警報を出力する警報出力部を更に備える。
このようにすることで、警報出力部は、所定範囲内に不審者が侵入したことを、例えば防犯装置の使用者等に通知することができる。
このようにすることで、警報出力部は、所定範囲内に不審者が侵入したことを、例えば防犯装置の使用者等に通知することができる。
本発明の第六の態様によれば、空気調和システムの室内機は、上述の第一から第五のいずれか一の態様に記載の防犯装置を備える。
このようにすることで、防犯装置を設置する際に、空気調和システムの室内機から電力の供給を受けることができる。このため、防犯装置の部屋の壁面等への取付工事、電力供給のための配線工事を省略し、容易に防犯装置を設置することが可能である。
このようにすることで、防犯装置を設置する際に、空気調和システムの室内機から電力の供給を受けることができる。このため、防犯装置の部屋の壁面等への取付工事、電力供給のための配線工事を省略し、容易に防犯装置を設置することが可能である。
本発明の第七の態様によれば、空気調和システムは、上述の第一から第五のいずれか一の態様に記載の防犯装置を有し、異なる場所にそれぞれに取り付けられる複数の室内機を備える。前記防犯装置は、使用者の操作に基づいて、前記所定の検出領域に存在する不審者を検出する防犯モードの開始又は終了が設定された場合、他の前記防犯装置に対し前記防犯モードの開始又は終了を設定するモード設定部を更に有する。
このようにすることで、空気調和システムの使用者は、複数の場所にそれぞれ室内機及び防犯装置が設けられている場合であっても、一つの防犯装置の防犯モードの開始又は終了の設定を行うことにより、他の防犯装置の防犯モードの設定を一括して変更することができる。
このようにすることで、空気調和システムの使用者は、複数の場所にそれぞれ室内機及び防犯装置が設けられている場合であっても、一つの防犯装置の防犯モードの開始又は終了の設定を行うことにより、他の防犯装置の防犯モードの設定を一括して変更することができる。
本発明の第八の態様によれば、不審者判定方法は、所定の検出領域に存在する対象物の温度に基づいて生物を示す熱源を検出するとともに、当該熱源の位置及び熱分布を示す熱源情報を出力する熱源検出ステップと、前記熱源情報に基づいて前記熱源の形状を検出し、検出された形状の垂直方向における長さが水平方向における長さよりも大きい場合、当該熱源は不審者であると判定する不審者判定ステップと、を有する。
本発明の第九の態様によれば、防犯装置のコンピュータを機能させるプログラムは、前記コンピュータに、所定の検出領域に存在する対象物の温度に基づいて生物を示す熱源を検出するとともに、当該熱源の位置及び熱分布を示す熱源情報を出力する熱源検出ステップと、前記熱源情報に基づいて前記熱源の形状を検出し、検出された形状の垂直方向における長さが水平方向における長さよりも大きい場合、当該熱源は不審者であると判定する不審者判定ステップと、を実行させる。
本発明に係る防犯装置、室内機、空気調和システム、不審者判定方法、及びプログラムによれば、人とペットとを区別した上で室内に侵入した不審者を検出することができる。
<第1の実施形態>
以下、本発明の第1の実施形態に係る空気調和システム1について、図1〜図4を参照しながら説明する。
以下、本発明の第1の実施形態に係る空気調和システム1について、図1〜図4を参照しながら説明する。
(全体構成)
図1は、第1の実施形態に係る空気調和システムの一例を示す概略図である。
本実施形態に係る空気調和システム1は、例えば住宅、オフィス等に導入される。
図1に示すように、本実施形態に係る空気調和システム1は、異なる場所(部屋)に設置される複数の室内機10(10A、10B、…)と、リモートコントローラ(以下、RC)30(30A、A0B、…)とを備えている。
また、複数の室内機10は、それぞれ防犯装置20(20A、20B、…)を有している。防犯装置20は、所定の検出領域R(例えば防犯装置20Aが設けられた室内を示す領域R1)に、空気調和システム1の使用者(住宅の住人、オフィスの従業員等)以外の人、即ち、不審者が侵入したことを検出するための装置である。
なお、図1には、二つの部屋それぞれに室内機10が一つずつ設置されている例が示されているが、これに限られることはない。室内機10は、三つ以上の部屋それぞれに一つずつ設置されていてもよいし、一つの部屋に複数設置されていてもよい。
図1は、第1の実施形態に係る空気調和システムの一例を示す概略図である。
本実施形態に係る空気調和システム1は、例えば住宅、オフィス等に導入される。
図1に示すように、本実施形態に係る空気調和システム1は、異なる場所(部屋)に設置される複数の室内機10(10A、10B、…)と、リモートコントローラ(以下、RC)30(30A、A0B、…)とを備えている。
また、複数の室内機10は、それぞれ防犯装置20(20A、20B、…)を有している。防犯装置20は、所定の検出領域R(例えば防犯装置20Aが設けられた室内を示す領域R1)に、空気調和システム1の使用者(住宅の住人、オフィスの従業員等)以外の人、即ち、不審者が侵入したことを検出するための装置である。
なお、図1には、二つの部屋それぞれに室内機10が一つずつ設置されている例が示されているが、これに限られることはない。室内機10は、三つ以上の部屋それぞれに一つずつ設置されていてもよいし、一つの部屋に複数設置されていてもよい。
(空気調和システムの機能構成)
図2は、第1の実施形態に係る空気調和システムの機能構成の一例を示す図である。
なお、図2には、複数の室内機10及びRC30のうち、室内機10A及びRC30Aの機能構成を例として示されているが、他の室内機10(10B等)及びRC30(RC30B等)も同様の構成を有しているものとする。
図2は、第1の実施形態に係る空気調和システムの機能構成の一例を示す図である。
なお、図2には、複数の室内機10及びRC30のうち、室内機10A及びRC30Aの機能構成を例として示されているが、他の室内機10(10B等)及びRC30(RC30B等)も同様の構成を有しているものとする。
図2に示すように、室内機10は、RC通信部11と、室内機通信部12と、防犯装置20とを備えている。
RC通信部11は、RC30との間で赤外線通信等を用いて各種情報及び命令の送受信を行う。
室内機通信部12は、LAN(Local Area Network)等のネットワークを介して他の室内機10と接続され、各種情報及び命令の送受信を行う。
防犯装置20は、制御装置21と、通信I/F(Interface)22と、温度センサ23と、スピーカ24と、記憶部25とを備えている。
通信I/F22は、室内機10のRC通信部11及び室内機通信部12を介して他の室内機10及びRC30との間で各種情報及び命令の送受信を行う。
また、通信I/F22は、インターネット等のネットワークNWに接続可能とされている。
また、通信I/F22は、インターネット等のネットワークNWに接続可能とされている。
温度センサ23(サーモパイル)は、所定の検出領域Rに存在する対象物の温度を計測し、計測結果を制御装置21に出力する。
検出領域Rは、室内機10の設置位置及び角度、温度センサ23の性能等に応じて任意に設定される。例えば、図1に示すように、防犯装置20Aが設けられた室内全体が防犯装置20Aの検出領域R1として設定される。
検出領域Rは、室内機10の設置位置及び角度、温度センサ23の性能等に応じて任意に設定される。例えば、図1に示すように、防犯装置20Aが設けられた室内全体が防犯装置20Aの検出領域R1として設定される。
スピーカ24は、制御装置21が不審者を検出した場合、警告音を出力する。
制御装置21は、検出領域Rに存在する不審者を検出するための各種処理を行う。
図2に示すように、制御装置21は、熱源検出部211と、不審者判定部213と、警報出力部214と、モード設定部215と、学習部216とを有している。
図2に示すように、制御装置21は、熱源検出部211と、不審者判定部213と、警報出力部214と、モード設定部215と、学習部216とを有している。
熱源検出部211は、温度センサ23の計測結果に基づいて、検出領域Rにおいて生物を示す熱源を検出するとともに、当該熱源の位置及び熱分布を示す熱源情報を出力する。
熱源情報は、例えば検出領域Rの熱分布を表す画像データ(サーモグラム)を含む。
熱源情報は、例えば検出領域Rの熱分布を表す画像データ(サーモグラム)を含む。
不審者判定部213は、熱源情報に基づいて熱源の形状、移動速度、体温(温度)を検出するとともに、当該熱源が人であるか動物(犬、猫等のペット)であるかを区別する。また、不審者判定部213は、熱源が人である場合は、当該熱源が不審者であるか否かを判定する。
警報出力部214は、不審者判定部213が不審者を検出した(検出領域Rに存在する熱源が不審者であると判定した)場合、検出領域Rへの不審者の侵入を通知する警報を出力する。
本実施形態において、警報出力部214は、通信I/F22を介して外部の端末40(携帯端末、コンピュータ等)及び防犯専門業者50の少なくとも一方に警報を出力する。
端末40は、使用者が所持していてもよいし、遠隔地(他の住宅、オフィス等)に設置されていてもよい。
また、警報出力部214は、警報を出力する際、スピーカ24に警告音を出力する命令を出力するようにしてもよい。
更に、警報出力部214は、空気調和システム1が設置された建物内の電子機器と連動し、検出された不審者に対して警告を与えてもよい。電子機器は、例えば、照明、テレビ、オーディオ、ドローン、ロボット型掃除機、カメラ、ビデオ等である。
警報出力部214は、照明、テレビ、オーディオの動作を制御する制御信号(例えば、電源ON/OFF等の制御信号)を出力する。また、警報出力部214は、ドローン、ロボット型掃除機に不審者を示す熱源の位置とともに動作を制御する制御信号(例えば、熱源の位置を追尾するように指示する制御信号)を出力する。このようにすることで、警報出力部214は、電子機器の光、音、動作等により不審者に不快感を与え、不審者に対し侵入を検出したことを警告することができる。
また、警報出力部214は、例えばカメラ、ビデオの動作を制御する制御信号(例えば、室内を撮影するように指示する制御信号、撮影データを外部の端末40及び防犯専門業者50の少なくとも一方に送信するように指示する制御信号)を出力する。このように、警報出力部214がカメラ、ビデオを介して不審者の撮影データを自動的に取得することにより、使用者及び防犯専門業者50が当該撮影データを確認することができる。
本実施形態において、警報出力部214は、通信I/F22を介して外部の端末40(携帯端末、コンピュータ等)及び防犯専門業者50の少なくとも一方に警報を出力する。
端末40は、使用者が所持していてもよいし、遠隔地(他の住宅、オフィス等)に設置されていてもよい。
また、警報出力部214は、警報を出力する際、スピーカ24に警告音を出力する命令を出力するようにしてもよい。
更に、警報出力部214は、空気調和システム1が設置された建物内の電子機器と連動し、検出された不審者に対して警告を与えてもよい。電子機器は、例えば、照明、テレビ、オーディオ、ドローン、ロボット型掃除機、カメラ、ビデオ等である。
警報出力部214は、照明、テレビ、オーディオの動作を制御する制御信号(例えば、電源ON/OFF等の制御信号)を出力する。また、警報出力部214は、ドローン、ロボット型掃除機に不審者を示す熱源の位置とともに動作を制御する制御信号(例えば、熱源の位置を追尾するように指示する制御信号)を出力する。このようにすることで、警報出力部214は、電子機器の光、音、動作等により不審者に不快感を与え、不審者に対し侵入を検出したことを警告することができる。
また、警報出力部214は、例えばカメラ、ビデオの動作を制御する制御信号(例えば、室内を撮影するように指示する制御信号、撮影データを外部の端末40及び防犯専門業者50の少なくとも一方に送信するように指示する制御信号)を出力する。このように、警報出力部214がカメラ、ビデオを介して不審者の撮影データを自動的に取得することにより、使用者及び防犯専門業者50が当該撮影データを確認することができる。
モード設定部215は、使用者がRC30を介して行った操作に基づいて、防犯装置20の動作モードを設定する。
本実施形態において、防犯装置20は、検出領域Rに存在する不審者を検出する処理を実行する「防犯モード」と、不審者を検出して警告音を出力する「通知モード」と、防犯モードを終了(OFF)して不審者の検出を停止する「解除モード」と、ペットの形状等を学習する処理を実行する「学習モード」と、を有している。
また、モード設定部215は、使用者の操作に基づいて、「防犯モード」(防犯モードの開始)又は「解除モード」(防犯モードの終了)が設定された場合、他の防犯装置20に対し「防犯モード」又は「解除モード」を設定する。即ち、使用者は、複数の防犯装置20のうち、一の防犯装置20(防犯装置20A)の動作モードを「防犯モード」又は「解除モード」に設定することにより、他の防犯装置20(防犯装置20B、…)の動作モードも一括して設定することができる。
なお、モード設定部215は、使用者の操作に基づき、防犯装置20それぞれに異なる動作モードを設定できるようにしてもよい。例えば、使用者が「防犯装置20Aのみを対象とした操作」を行った場合、防犯装置20Aのモード設定部215は、自身の動作モードのみを使用者が指定したモードに設定する。
本実施形態において、防犯装置20は、検出領域Rに存在する不審者を検出する処理を実行する「防犯モード」と、不審者を検出して警告音を出力する「通知モード」と、防犯モードを終了(OFF)して不審者の検出を停止する「解除モード」と、ペットの形状等を学習する処理を実行する「学習モード」と、を有している。
また、モード設定部215は、使用者の操作に基づいて、「防犯モード」(防犯モードの開始)又は「解除モード」(防犯モードの終了)が設定された場合、他の防犯装置20に対し「防犯モード」又は「解除モード」を設定する。即ち、使用者は、複数の防犯装置20のうち、一の防犯装置20(防犯装置20A)の動作モードを「防犯モード」又は「解除モード」に設定することにより、他の防犯装置20(防犯装置20B、…)の動作モードも一括して設定することができる。
なお、モード設定部215は、使用者の操作に基づき、防犯装置20それぞれに異なる動作モードを設定できるようにしてもよい。例えば、使用者が「防犯装置20Aのみを対象とした操作」を行った場合、防犯装置20Aのモード設定部215は、自身の動作モードのみを使用者が指定したモードに設定する。
学習部216は、使用者の操作により「学習モード」が設定された場合、熱源検出部211から出力された熱源情報に基づいて、検出領域Rのペットの形状を判別可能な画像データ(サーモグラム)、縦横比(アスペクト比)情報、縦横幅(体高及び体長)情報、移動情報(ペットの動きと移動速度とを関連付けた情報)、及び体温情報を含む学習データを作成する。
(防犯装置の処理フロー)
図3は、第1の実施形態に係る防犯装置の処理の一例を示す第1のフローチャートである。
以下、図3を参照して、防犯装置20の「防犯モード」における不審者を検出する処理の一例を説明する。
なお、図3の例では、使用者が不在となるときに、RC30を介して防犯装置20の動作モードを「防犯モード」に切り替えているものとする。
図3は、第1の実施形態に係る防犯装置の処理の一例を示す第1のフローチャートである。
以下、図3を参照して、防犯装置20の「防犯モード」における不審者を検出する処理の一例を説明する。
なお、図3の例では、使用者が不在となるときに、RC30を介して防犯装置20の動作モードを「防犯モード」に切り替えているものとする。
熱源検出部211は、温度センサ23の計測結果に基づいて、検出領域Rにおいて生物を示す熱源を検出するとともに、当該熱源の位置及び熱分布を示す熱源情報を出力する(ステップS100)。
次に、不審者判定部213は、熱源情報に基づいて熱源の形状を検出し、検出された形状がペットの形状を示すか否かを判断する(ステップS101)。
人体の形状は横幅よりも縦幅の方が大きく、ペットの形状は横幅よりも縦幅の方が小さい傾向がある。このため、不審者判定部213は、熱源の形状の横幅が縦幅よりも大きい場合、ペットの形状であると判断して(ステップS101:YES)、当該熱源はペットであると判定する(ステップS105)。
一方、不審者判定部213は、熱源の形状の縦幅が横幅よりも大きい場合、当該熱源はペットの形状ではないと判断して(ステップS101:NO)、次のステップS102へ進む。
このとき、不審者判定部213は、時系列に連続する複数の熱源情報に基づいて、熱源の縦幅及び横幅の平均を計算して比較するようにしてもよい。これにより、人又はペットが立つ、座る等の動作を行った場合であっても、ペットであるか否かを判断する精度が低下することを防ぐことができる。
なお、不審者判定部213は、記憶部25に記憶された学習データに含まれるペットの画像データと、熱源情報が示す熱源の形状とのパターンマッチングを行い、当該熱源がペットであるか否かを判断するようにしてもよい。この場合、不審者判定部213は、学習データ(画像データ)と熱源情報が示す熱源の形状とが類似する場合、当該熱源はペットの形状であると判断するようにしてもよい(ステップS101:YES)。
更に、不審者判定部213は、熱源情報が示す熱源の形状が、所定の大きさよりも小さい場合、当該熱源はペットの形状であると判断するようにしてもよい(ステップS101:YES)。このとき、不審者判定部213は、記憶部25に記憶されているペットの体高を示す学習データに基づいて所定の大きさを設定してもよい。
人体の形状は横幅よりも縦幅の方が大きく、ペットの形状は横幅よりも縦幅の方が小さい傾向がある。このため、不審者判定部213は、熱源の形状の横幅が縦幅よりも大きい場合、ペットの形状であると判断して(ステップS101:YES)、当該熱源はペットであると判定する(ステップS105)。
一方、不審者判定部213は、熱源の形状の縦幅が横幅よりも大きい場合、当該熱源はペットの形状ではないと判断して(ステップS101:NO)、次のステップS102へ進む。
このとき、不審者判定部213は、時系列に連続する複数の熱源情報に基づいて、熱源の縦幅及び横幅の平均を計算して比較するようにしてもよい。これにより、人又はペットが立つ、座る等の動作を行った場合であっても、ペットであるか否かを判断する精度が低下することを防ぐことができる。
なお、不審者判定部213は、記憶部25に記憶された学習データに含まれるペットの画像データと、熱源情報が示す熱源の形状とのパターンマッチングを行い、当該熱源がペットであるか否かを判断するようにしてもよい。この場合、不審者判定部213は、学習データ(画像データ)と熱源情報が示す熱源の形状とが類似する場合、当該熱源はペットの形状であると判断するようにしてもよい(ステップS101:YES)。
更に、不審者判定部213は、熱源情報が示す熱源の形状が、所定の大きさよりも小さい場合、当該熱源はペットの形状であると判断するようにしてもよい(ステップS101:YES)。このとき、不審者判定部213は、記憶部25に記憶されているペットの体高を示す学習データに基づいて所定の大きさを設定してもよい。
次に、不審者判定部213は、時系列に連続する複数の熱源情報に基づいて熱源の移動速度を検出し、当該移動速度が所定速度以上であるか否かを判断する(ステップS102)。
室内において、人よりもペットの方が速く移動することがある。このため、所定速度は、室内において人が移動する際に想定される速度よりも大きい値が予め設定されている。
不審者判定部213は、移動速度が所定の速度以上である場合(ステップS102:YES)、当該熱源はペットであると判定する(ステップS105)。
一方、不審者判定部213は、移動速度が所定の速度未満である場合(ステップS102:NO)、次のステップS103へ進む。
なお、不審者判定部213は、学習データに含まれるペットの移動情報に基づいて、熱源の動き(水平方向、垂直方向等への移動経路)別に異なる速度を所定速度として設定してもよい。この場合、不審者判定部213は、熱源の動きが学習データ(移動情報)に含まれるペットの動きと類似し、且つ、当該動きと関連付けられたペットの移動速度以上である場合(ステップS102:YES)、当該熱源はペットであると判定する(ステップS105)。
室内において、人よりもペットの方が速く移動することがある。このため、所定速度は、室内において人が移動する際に想定される速度よりも大きい値が予め設定されている。
不審者判定部213は、移動速度が所定の速度以上である場合(ステップS102:YES)、当該熱源はペットであると判定する(ステップS105)。
一方、不審者判定部213は、移動速度が所定の速度未満である場合(ステップS102:NO)、次のステップS103へ進む。
なお、不審者判定部213は、学習データに含まれるペットの移動情報に基づいて、熱源の動き(水平方向、垂直方向等への移動経路)別に異なる速度を所定速度として設定してもよい。この場合、不審者判定部213は、熱源の動きが学習データ(移動情報)に含まれるペットの動きと類似し、且つ、当該動きと関連付けられたペットの移動速度以上である場合(ステップS102:YES)、当該熱源はペットであると判定する(ステップS105)。
次に、不審者判定部213は、熱源情報に基づいて熱源の体温を検出し、当該体温が所定温度よりも高いか否かを判断する(ステップS103)。
犬、猫等のペットは、人の体温(36〜37度)よりもが高い場合がある。このため、不審者判定部213は、熱源の体温が所定の温度以上である場合(ステップS103:YES)、当該熱源はペットであると判定する(ステップS105)。
一方、不審者判定部213は、熱源の体温が所定の温度未満である場合(ステップS103:NO)、人であると判定する(ステップS104)。
なお、所定の温度は、ペットに想定される体温(例えば38度)が予め設定されていてもよいし、記憶部25に記憶された学習データに含まれるペットの体温が設定されていてもよい。
犬、猫等のペットは、人の体温(36〜37度)よりもが高い場合がある。このため、不審者判定部213は、熱源の体温が所定の温度以上である場合(ステップS103:YES)、当該熱源はペットであると判定する(ステップS105)。
一方、不審者判定部213は、熱源の体温が所定の温度未満である場合(ステップS103:NO)、人であると判定する(ステップS104)。
なお、所定の温度は、ペットに想定される体温(例えば38度)が予め設定されていてもよいし、記憶部25に記憶された学習データに含まれるペットの体温が設定されていてもよい。
次に、不審者判定部213は、熱源が人であると判定してから所定時間(例えば3分)が経過したか否かを判定する(ステップS106)。
例えば使用者が帰宅した場合、防犯モードが設定された状態で検出領域Rに侵入する可能性がある。このとき、使用者を不審者として誤検出することを抑制するために、不審者判定部213は、使用者が「防犯モード」をOFFする(動作モードを「防犯モード」以外に切り替える)操作を行うまで、所定時間を待機するようにする。
例えば使用者が帰宅した場合、防犯モードが設定された状態で検出領域Rに侵入する可能性がある。このとき、使用者を不審者として誤検出することを抑制するために、不審者判定部213は、使用者が「防犯モード」をOFFする(動作モードを「防犯モード」以外に切り替える)操作を行うまで、所定時間を待機するようにする。
不審者判定部213は、熱源が人であると判定してから所定時間を経過すると(ステップS106:YES)、防犯装置20の「防犯モード」がOFFにされているか否かを判断する(ステップS107)。不審者判定部213は、「防犯モード」がOFFにされている場合(ステップS107:YES)、熱源は使用者であり、不審者ではないと判定する(ステップS108)。
一方、不審者判定部213は、「防犯モード」がOFFにされていない場合(ステップS107:NO)、熱源は不審者であると判定する(ステップS109)。
この場合、モード設定部215は、防犯装置20の動作モードを「通知モード」に設定する。動作モードが「通知モード」に切り替わると、警報出力部214は、外部の端末40及び防犯専門業者50の少なくとも一方に警報を出力(通知)する。また、警報出力部214は、スピーカ24に警告音を出力する命令を出力してもよいし、建物内の電子機器に対し動作を制御する制御信号を出力してもよい(ステップS110)。
警報出力部214は、「通知モード」が解除されるまで(使用者が動作モードを「解除モード」に設定するまで)、継続して警報を出力するようにしてもよい。
この場合、モード設定部215は、防犯装置20の動作モードを「通知モード」に設定する。動作モードが「通知モード」に切り替わると、警報出力部214は、外部の端末40及び防犯専門業者50の少なくとも一方に警報を出力(通知)する。また、警報出力部214は、スピーカ24に警告音を出力する命令を出力してもよいし、建物内の電子機器に対し動作を制御する制御信号を出力してもよい(ステップS110)。
警報出力部214は、「通知モード」が解除されるまで(使用者が動作モードを「解除モード」に設定するまで)、継続して警報を出力するようにしてもよい。
防犯装置20は、動作モードが「防犯モード」に設定されている場合、上述の処理を所定時間ごと、又は、熱源を検出するごとに繰り返し実行する。
なお、上述のフローチャートの処理の順番は一例であり、他の実施形態では、例えばステップS101〜S103の処理順序を変更してもよい。また、他の実施形態では、ステップS101〜S103の判定が全てYESとなった場合、ペットと判定(ステップS105)するようにしてもよい。
なお、上述のフローチャートの処理の順番は一例であり、他の実施形態では、例えばステップS101〜S103の処理順序を変更してもよい。また、他の実施形態では、ステップS101〜S103の判定が全てYESとなった場合、ペットと判定(ステップS105)するようにしてもよい。
図4は、第1の実施形態に係る防犯装置の処理の一例を示す第2のフローチャートである。
以下、図4を参照して、防犯装置20の「学習モード」におけるペットの形状等を学習する処理の一例を説明する。
以下、図4を参照して、防犯装置20の「学習モード」におけるペットの形状等を学習する処理の一例を説明する。
まず、使用者は、防犯装置20の検出領域Rにペットがいるときに、RC30を介して防犯装置20の動作モードを「学習モード」に切り替える操作を行う。そうすると、防犯装置20のモード設定部215は、動作モードを「学習モード」(学習モードON)に設定する(ステップS130)。
次に、防犯装置20の学習部216は、熱源検出部211から出力された熱源情報に基づいて、熱源(ペット)の形状を学習する(ステップS131)。
具体的には、学習部216は、熱源情報に含まれる画像データを収集して、ペットが検出領域Rのさまざまな位置において、異なる体勢をとっているときの画像データを含む学習データを、記憶部25に蓄積する。
また、学習部216は、画像データ内の所定位置にペットが位置するときに、当該ペットの縦幅及び横幅を計算し、縦横比及び縦横幅を示す数値情報を学習データとして記憶部25に記憶するようにしてもよい。この場合、所定位置にペットとの大きさの対比が可能な対比物が含まれるようにしてもよい。
具体的には、学習部216は、熱源情報に含まれる画像データを収集して、ペットが検出領域Rのさまざまな位置において、異なる体勢をとっているときの画像データを含む学習データを、記憶部25に蓄積する。
また、学習部216は、画像データ内の所定位置にペットが位置するときに、当該ペットの縦幅及び横幅を計算し、縦横比及び縦横幅を示す数値情報を学習データとして記憶部25に記憶するようにしてもよい。この場合、所定位置にペットとの大きさの対比が可能な対比物が含まれるようにしてもよい。
次に、学習部216は、時系列に連続する複数の熱源情報に基づいて、ペットの移動速度を学習する(ステップS132)。
学習部216は、例えば時系列に連続する二つの熱源情報を抽出し、熱源情報それぞれが取得された時間と、熱源の移動距離とに基づいてペットの移動速度を計算する。そして、学習部216は、ペットの動き(水平方向、垂直方向等への移動経路)と、移動速度とを関連付けた移動情報を含む学習データを、記憶部25に蓄積する。
学習部216は、例えば時系列に連続する二つの熱源情報を抽出し、熱源情報それぞれが取得された時間と、熱源の移動距離とに基づいてペットの移動速度を計算する。そして、学習部216は、ペットの動き(水平方向、垂直方向等への移動経路)と、移動速度とを関連付けた移動情報を含む学習データを、記憶部25に蓄積する。
次に、学習部216は、熱源情報に基づいて、ペットの温度(体温)を学習する(ステップS133)。
このとき、学習部216は、複数の熱源情報から検出した温度の平均値を、ペットの体温として計算してもよい。学習部216は、計算したペットの体温情報を含む学習データを記憶部25に蓄積する。
このとき、学習部216は、複数の熱源情報から検出した温度の平均値を、ペットの体温として計算してもよい。学習部216は、計算したペットの体温情報を含む学習データを記憶部25に蓄積する。
次に、学習部216によるペットの学習が完了すると、モード設定部215は、「学習モード」をOFFに設定する(ステップS134)。
なお、モード設定部215は、使用者の操作に基づいて、「学習モード」をOFFに設定するようにしてもよい。
なお、モード設定部215は、使用者の操作に基づいて、「学習モード」をOFFに設定するようにしてもよい。
(作用効果)
以上のように、本実施形態に係る防犯装置20は、所定の検出領域Rに存在する対象物の温度に基づいて生物を示す熱源を検出するとともに、当該熱源の位置及び熱分布を示す熱源情報を出力する熱源検出部211と、熱源情報に基づいて熱源の形状を検出し、検出された形状の垂直方向における長さが水平方向における長さよりも大きい場合、当該熱源は不審者であると判定する不審者判定部213と、を備える。
このようにすることで、不審者判定部213は、熱源の形状により当該熱源が動物(ペット)であるか、人であるか区別した上で、検出領域Rに侵入した人(不審者)を検出することができる。これにより、検出領域Rに位置するペットを不審者として誤検出してしまうことを抑制することができる。
以上のように、本実施形態に係る防犯装置20は、所定の検出領域Rに存在する対象物の温度に基づいて生物を示す熱源を検出するとともに、当該熱源の位置及び熱分布を示す熱源情報を出力する熱源検出部211と、熱源情報に基づいて熱源の形状を検出し、検出された形状の垂直方向における長さが水平方向における長さよりも大きい場合、当該熱源は不審者であると判定する不審者判定部213と、を備える。
このようにすることで、不審者判定部213は、熱源の形状により当該熱源が動物(ペット)であるか、人であるか区別した上で、検出領域Rに侵入した人(不審者)を検出することができる。これにより、検出領域Rに位置するペットを不審者として誤検出してしまうことを抑制することができる。
また、不審者判定部213は、複数の熱源情報に基づいて熱源の移動速度を更に検出し、当該移動速度が所定速度より大きい場合、当該熱源は不審者ではないと判定する。
このようにすることで、不審者判定部213は、熱源の移動速度が所定速度よりも早い場合は、当該熱源は人よりも早く移動すると想定されるペットである(不審者ではない)と判定することができる。これにより、不審者判定部213におけるペットと人との判別精度を向上させることができる。
このようにすることで、不審者判定部213は、熱源の移動速度が所定速度よりも早い場合は、当該熱源は人よりも早く移動すると想定されるペットである(不審者ではない)と判定することができる。これにより、不審者判定部213におけるペットと人との判別精度を向上させることができる。
また、不審者判定部213は、熱源情報に基づいて熱源の体温を更に検出し、当該体温が所定温度よりも高い場合、当該熱源は不審者ではないと判定する。
このようにすることで、不審者判定部213は、熱源の体温が所定温度よりも高い場合は、当該熱源は人よりも体温が高いと想定されるペットである(不審者ではない)と判定することができる。これにより、不審者判定部213におけるペットと人との判別精度を向上させることができる。
このようにすることで、不審者判定部213は、熱源の体温が所定温度よりも高い場合は、当該熱源は人よりも体温が高いと想定されるペットである(不審者ではない)と判定することができる。これにより、不審者判定部213におけるペットと人との判別精度を向上させることができる。
また、防犯装置20は、ペットの形状等を学習する学習部216を更に備えていてもよい。
学習部216は、使用者の操作に基づき動作モードが「学習モード」に設定されると、検出領域Rのペットの形状を判別可能な画像データ(サーモグラム)、縦横比(アスペクト比)情報、縦横幅(体高及び体長)情報、移動情報(ペットの動きと移動速度とを関連付けた情報)、及び体温情報を含む学習データを作成する。
このようにすることで、学習部216は、飼育されているペットの実際の形状等の学習データを記憶部25に蓄積することができる。
不審者判定部213は、記憶部25に蓄積された学習データと、熱源検出部211から取得した熱源情報とを比較することにより、ペットと人との判別精度を更に向上させることができる。
学習部216は、使用者の操作に基づき動作モードが「学習モード」に設定されると、検出領域Rのペットの形状を判別可能な画像データ(サーモグラム)、縦横比(アスペクト比)情報、縦横幅(体高及び体長)情報、移動情報(ペットの動きと移動速度とを関連付けた情報)、及び体温情報を含む学習データを作成する。
このようにすることで、学習部216は、飼育されているペットの実際の形状等の学習データを記憶部25に蓄積することができる。
不審者判定部213は、記憶部25に蓄積された学習データと、熱源検出部211から取得した熱源情報とを比較することにより、ペットと人との判別精度を更に向上させることができる。
また、防犯装置20は、不審者判定部213が不審者を検出した(検出領域Rに存在する熱源が不審者であると判定した)場合、検出領域Rへの不審者の侵入を通知する警報を出力する警報出力部214を更に備えていてもよい。
このようにすることで、防犯装置20は、検出領域Rに不審者が侵入したことを、遠隔地にいる使用者及び防犯専門業者50の少なくとも一方に通知することができる。
このようにすることで、防犯装置20は、検出領域Rに不審者が侵入したことを、遠隔地にいる使用者及び防犯専門業者50の少なくとも一方に通知することができる。
また、警報出力部214は、警報を出力する際、スピーカ24に警告音を出力する命令を出力するようにしてもよい。
このようにすることで、防犯装置20は、検出領域Rにいる不審者に対し警告を発して、当該不審者による被害が拡大することを抑制ことができる。
このようにすることで、防犯装置20は、検出領域Rにいる不審者に対し警告を発して、当該不審者による被害が拡大することを抑制ことができる。
また、上述の防犯装置20は、空気調和システム1の室内機10に組み込まれていてもよい。
このようにすることで、防犯装置は、空気調和システムの室内機から電力の供給を受けることができる。このため、防犯装置の部屋の壁面等への取付工事、電力供給のための配線工事を行うことなく、容易に防犯装置を設置することが可能である。
このようにすることで、防犯装置は、空気調和システムの室内機から電力の供給を受けることができる。このため、防犯装置の部屋の壁面等への取付工事、電力供給のための配線工事を行うことなく、容易に防犯装置を設置することが可能である。
また、本実施形態に係る空気調和システム1は、上述の防犯装置20を有し、異なる場所にそれぞれに取り付けられる複数の室内機10を備える。防犯装置20(例えば防犯装置20A)は、使用者の操作に基づいて、所定の検出領域Rに存在する不審者を検出する防犯モードの開始又は終了が設定された場合、他の防犯装置20(例えば防犯装置20B)に対し防犯モードの開始又は終了を設定するモード設定部215を更に有する。
例えば複数の部屋を有する住宅において、複数の部屋それぞれに防犯装置20を設置する場合がある。このような場合であっても、モード設定部215は、使用者が一の防犯装置20(例えば20A)の防犯モードを切り替えたとき、他の防犯装置(例えば防犯装置20B)の防犯モードも一括して切り替えるので、使用者が複数の防犯装置20それぞれの設定を切り替える作業が不要となる。これにより、使用者は、防犯装置20の防犯モードの開始又は終了の設定を容易に行うことができる。
例えば複数の部屋を有する住宅において、複数の部屋それぞれに防犯装置20を設置する場合がある。このような場合であっても、モード設定部215は、使用者が一の防犯装置20(例えば20A)の防犯モードを切り替えたとき、他の防犯装置(例えば防犯装置20B)の防犯モードも一括して切り替えるので、使用者が複数の防犯装置20それぞれの設定を切り替える作業が不要となる。これにより、使用者は、防犯装置20の防犯モードの開始又は終了の設定を容易に行うことができる。
<第2の実施形態>
次に、本発明の第2の実施形態に係る空気調和システム1について図5〜7を参照して説明する。
第1の実施形態と共通の構成要素には同一の符号を付して詳細説明を省略する。
本実施形態では、防犯装置20がタグ検出部26を更に備えている点において、第1の実施形態とは異なっている。
次に、本発明の第2の実施形態に係る空気調和システム1について図5〜7を参照して説明する。
第1の実施形態と共通の構成要素には同一の符号を付して詳細説明を省略する。
本実施形態では、防犯装置20がタグ検出部26を更に備えている点において、第1の実施形態とは異なっている。
図5は、第2の実施形態に係る空気調和システムの機能構成の一例を示す図である。
タグ検出部26は、予め登録されたタグTから発信される信号を取得して、当該タグTの位置を検出する。
タグTは、無線通信により読み取り可能なRFID(Radio Frequency Identifier)タグ、Bluetooth(登録商標)タグ等であり、使用者によりペットに取り付けられる。なお、タグTには、タグTを特定可能なタグIDが少なくとも記録されている。
タグ検出部26は、検出したタグTの位置と、タグIDとを関連付けたタグ情報を、制御装置21に出力する。
タグ検出部26は、予め登録されたタグTから発信される信号を取得して、当該タグTの位置を検出する。
タグTは、無線通信により読み取り可能なRFID(Radio Frequency Identifier)タグ、Bluetooth(登録商標)タグ等であり、使用者によりペットに取り付けられる。なお、タグTには、タグTを特定可能なタグIDが少なくとも記録されている。
タグ検出部26は、検出したタグTの位置と、タグIDとを関連付けたタグ情報を、制御装置21に出力する。
図6は、第2の実施形態に係る防犯装置の処理の一例を示すフローチャートである。
本実施形態において、防犯装置20の「防犯モード」における不審者を検出する処理が第1の実施形態とは異なっている。以下、図6を参照して、本実施形態に係る不審者検出処理の一例を説明する。
本実施形態において、防犯装置20の「防犯モード」における不審者を検出する処理が第1の実施形態とは異なっている。以下、図6を参照して、本実施形態に係る不審者検出処理の一例を説明する。
熱源検出部211は、温度センサ23の計測結果に基づいて、検出領域Rにおいて生物を示す熱源を検出するとともに、当該熱源の位置及び熱分布を示す熱源情報を出力する(ステップS200)。
次に、不審者判定部213は、タグ検出部26が検出領域RにおいてタグTを検出したか否か、即ち、タグ検出部26からタグ情報を取得したか否かを判断する(ステップS201)。
不審者判定部213は、タグ検出部26がタグTを検出した場合(ステップS201:YES)、次のステップS202に進む。
一方、不審者判定部213は、タグ検出部26がタグTを検出していない場合、即ち、検出領域Rにペットが存在しない場合(ステップS201:NO)、当該熱源はペットではないと判定してステップS204に進む。
不審者判定部213は、タグ検出部26がタグTを検出した場合(ステップS201:YES)、次のステップS202に進む。
一方、不審者判定部213は、タグ検出部26がタグTを検出していない場合、即ち、検出領域Rにペットが存在しない場合(ステップS201:NO)、当該熱源はペットではないと判定してステップS204に進む。
タグ検出部26がタグTを検出した場合(ステップS201:YES)、不審者判定部213は、熱源情報が示す熱源の位置と、タグTの検出位置とを比較する(ステップS202)。
不審者判定部213は、タグTの検出位置と熱源の位置とが略同じ場合、即ち、タグTの検出位置から所定範囲内において熱源が検出された場合(ステップS202:YES)、当該熱源はペットのものであり、不審者ではないと判定する(ステップS203)。
一方、不審者判定部213は、熱源の位置とタグTの検出位置が異なる場合、即ち、タグT(ペット)とは離れた場所に熱源が存在する場合(ステップS202:NO)、当該熱源はペットではないと判定してステップS204に進む。
不審者判定部213は、タグTの検出位置と熱源の位置とが略同じ場合、即ち、タグTの検出位置から所定範囲内において熱源が検出された場合(ステップS202:YES)、当該熱源はペットのものであり、不審者ではないと判定する(ステップS203)。
一方、不審者判定部213は、熱源の位置とタグTの検出位置が異なる場合、即ち、タグT(ペット)とは離れた場所に熱源が存在する場合(ステップS202:NO)、当該熱源はペットではないと判定してステップS204に進む。
次に、不審者判定部213は、熱源がペットではないと判定してから所定時間(例えば3分)が経過したか否かを判定する(ステップS204)。
不審者判定部213は、熱源がペットではないと判定してから所定時間を経過すると(ステップS204:YES)、防犯装置20の「防犯モード」がOFFにされているか否かを判断する(ステップS205)。不審者判定部213は、「防犯モード」がOFFにされている場合(ステップS205:YES)、熱源は使用者であり、不審者ではないと判定する(ステップS203)。
不審者判定部213は、熱源がペットではないと判定してから所定時間を経過すると(ステップS204:YES)、防犯装置20の「防犯モード」がOFFにされているか否かを判断する(ステップS205)。不審者判定部213は、「防犯モード」がOFFにされている場合(ステップS205:YES)、熱源は使用者であり、不審者ではないと判定する(ステップS203)。
一方、不審者判定部213は、「防犯モード」がOFFにされていない場合(ステップS205:NO)、熱源は不審者であると判定する(ステップS206)。
この場合、モード設定部215は、防犯装置20の動作モードを「通知モード」に設定する。動作モードが「通知モード」に切り替わると、警報出力部214は、外部の端末40及び防犯専門業者50の少なくとも一方に警報を出力(通知)する。また、警報出力部214は、スピーカ24に警告音を出力する命令を出力してもよいし、建物内の電子機器に対し動作を制御する制御信号を出力してもよい(ステップS207)。
この場合、モード設定部215は、防犯装置20の動作モードを「通知モード」に設定する。動作モードが「通知モード」に切り替わると、警報出力部214は、外部の端末40及び防犯専門業者50の少なくとも一方に警報を出力(通知)する。また、警報出力部214は、スピーカ24に警告音を出力する命令を出力してもよいし、建物内の電子機器に対し動作を制御する制御信号を出力してもよい(ステップS207)。
防犯装置20は、動作モードが「防犯モード」に設定されている場合、上述の処理を所定時間ごと、又は、熱源を検出するごとに繰り返し実行する。
以上のように、本実施形態に係る防犯装置20は、予め登録されたタグTから発信される信号を取得して、当該タグTの位置を検出するタグ検出部26を更に備える。不審者判定部213は、熱源の位置から所定範囲内においてタグTが検出された場合、当該熱源は不審者ではないと判定する。
このようにすることで、不審者判定部213は、熱源及びタグTが検出された位置が所定範囲内である場合、当該熱源はタグTを有するペットである(不審者ではない)と判定することができる。これにより、不審者判定部213におけるペットと人との判別精度を向上させることができる。
このようにすることで、不審者判定部213は、熱源及びタグTが検出された位置が所定範囲内である場合、当該熱源はタグTを有するペットである(不審者ではない)と判定することができる。これにより、不審者判定部213におけるペットと人との判別精度を向上させることができる。
なお、図6では省略されているが、不審者判定部213は、ステップS201又はステップS202の判定処理の後、図3のステップS101〜S103の判定処理を更に実行するようにしてもよい。このようにすることで、例えばタグTがペットから脱落してしまった場合、タグTが故障した場合であっても、不審者判定部213は、ペットと人とを判別することが可能である。これにより、不審者判定部213がペットを不審者であると誤判断する可能性を低減させることができる。
図7は、第2の実施形態に係る防犯装置の機能の一例を説明するための図である。
本実施形態において、学習部216における学習時の処理が第1の実施形態とは異なっている。以下、図7を参照して、本実施形態に係る学習部216の処理について説明する。
本実施形態において、学習部216における学習時の処理が第1の実施形態とは異なっている。以下、図7を参照して、本実施形態に係る学習部216の処理について説明する。
学習部216は、学習モードにおいてペットの形状等を学習する際、即ち、図4のステップS131〜S133の処理を行う際、熱源情報の画像データから検出される熱源のうち、タグTの検出位置から所定範囲内において検出された熱源が、タグTを有するペットのものであると判断する。そして、学習部216は、タグTを有するペットであると判断された熱源の学習データを作成する。
そして、学習部216は、図7に示すように、タグ検出部26から取得したタグIDと、作成した学習データとを関連付けて、記憶部25に記憶する。また、タグTには、タグTが取り付けられている対象物(犬、猫等の種類の別)が記録されていてもよく、当該対象物を示す情報と、学習データとを関連付けて記憶部25に記憶してもよい。
また、複数のペットを飼育している場合、復数のペットそれぞれにタグTが取り付けられていてもよい。この場合、学習部216は、ペット別に学習データを作成する。そして、学習部216は、図7に示すように、ペット別にタグIDと、学習データとを関連付けて記憶部25に記憶する。
このようにすることで、学習部216は、検出領域Rに複数の生物(他のペット、人)が存在した場合であっても、タグTを有するペットの熱源のみを抽出して学習データを作成することができる。この結果、学習部216は、ペットの学習データの精度を向上させることができる。
そして、学習部216は、図7に示すように、タグ検出部26から取得したタグIDと、作成した学習データとを関連付けて、記憶部25に記憶する。また、タグTには、タグTが取り付けられている対象物(犬、猫等の種類の別)が記録されていてもよく、当該対象物を示す情報と、学習データとを関連付けて記憶部25に記憶してもよい。
また、複数のペットを飼育している場合、復数のペットそれぞれにタグTが取り付けられていてもよい。この場合、学習部216は、ペット別に学習データを作成する。そして、学習部216は、図7に示すように、ペット別にタグIDと、学習データとを関連付けて記憶部25に記憶する。
このようにすることで、学習部216は、検出領域Rに複数の生物(他のペット、人)が存在した場合であっても、タグTを有するペットの熱源のみを抽出して学習データを作成することができる。この結果、学習部216は、ペットの学習データの精度を向上させることができる。
以上、本発明の実施形態について詳細に説明したが、本発明の技術的思想を逸脱しない限り、これらに限定されることはなく、多少の設計変更等も可能である。
例えば、他の実施形態において、室内機10が室内に人が存在するか否かを検出可能な人感センサを有している場合、当該人感センサを温度センサ23の代わりに用いてもよい。この場合、防犯装置20の温度センサ23は省略してもよい。このようにすることで、防犯装置20の製造コストを削減することができる。
例えば、他の実施形態において、室内機10が室内に人が存在するか否かを検出可能な人感センサを有している場合、当該人感センサを温度センサ23の代わりに用いてもよい。この場合、防犯装置20の温度センサ23は省略してもよい。このようにすることで、防犯装置20の製造コストを削減することができる。
1 空気調和システム
10 室内機
11 通信部
12 室内機通信部
20 防犯装置
21 制御装置
211 熱源検出部
213 不審者判定部
214 警報出力部
215 モード設定部
216 学習部
22 通信I/F
23 温度センサ
24 スピーカ
25 記憶部
26 タグ検出部
30 リモートコントローラ(RC)
40 端末
50 防犯専門業者
T タグ
10 室内機
11 通信部
12 室内機通信部
20 防犯装置
21 制御装置
211 熱源検出部
213 不審者判定部
214 警報出力部
215 モード設定部
216 学習部
22 通信I/F
23 温度センサ
24 スピーカ
25 記憶部
26 タグ検出部
30 リモートコントローラ(RC)
40 端末
50 防犯専門業者
T タグ
Claims (9)
- 所定の検出領域に存在する対象物の温度に基づいて生物を示す熱源を検出するとともに、当該熱源の位置及び熱分布を示す熱源情報を出力する熱源検出部と、
前記熱源情報に基づいて前記熱源の形状を検出し、検出された形状の垂直方向における長さが水平方向における長さよりも大きい場合、当該熱源は不審者であると判定する不審者判定部と、
を備える防犯装置。 - 前記不審者判定部は、複数の前記熱源情報に基づいて前記熱源の移動速度を更に検出し、当該移動速度が所定速度より大きい場合、当該熱源は不審者ではないと判定する、
請求項1に記載の防犯装置。 - 前記不審者判定部は、前記熱源情報に基づいて前記熱源の体温を更に検出し、当該体温が所定温度よりも高い場合、当該熱源は不審者ではないと判定する、
請求項1又は2に記載の防犯装置。 - 予め登録されたタグから発信される信号を取得して、当該タグの位置を検出するタグ検出部を更に備え、
前記不審者判定部は、前記タグが検出された位置から所定範囲内において前記熱源が検出された場合、当該熱源は不審者ではないと判定する、
請求項1から3の何れか一項に記載の防犯装置。 - 前記不審者判定部が前記熱源を不審者であると判定した場合、当該不審者の侵入を通知する警報を出力する警報出力部を更に備える、
請求項1から4の何れか一項に記載の防犯装置。 - 請求項1から5の何れか一項に記載の防犯装置を備える、
空気調和システムの室内機。 - 請求項1から5の何れか一項に記載の防犯装置を有し、異なる場所にそれぞれに取り付けられる複数の室内機を備え、
前記防犯装置は、使用者の操作に基づいて、前記所定の検出領域に存在する不審者を検出する防犯モードの開始又は終了が設定された場合、他の前記防犯装置に対し前記防犯モードの開始又は終了を設定するモード設定部を更に有する、
空気調和システム。 - 所定の検出領域に存在する対象物の温度に基づいて生物を示す熱源を検出するとともに、当該熱源の位置及び熱分布を示す熱源情報を出力する熱源検出ステップと、
前記熱源情報に基づいて前記熱源の形状を検出し、検出された形状の垂直方向における長さが水平方向における長さよりも大きい場合、当該熱源は不審者であると判定する不審者判定ステップと、
を有する不審者判定方法。 - 防犯装置のコンピュータを機能させるプログラムであって、前記コンピュータに、
所定の検出領域に存在する対象物の温度に基づいて生物を示す熱源を検出するとともに、当該熱源の位置及び熱分布を示す熱源情報を出力する熱源検出ステップと、
前記熱源情報に基づいて前記熱源の形状を検出し、検出された形状の垂直方向における長さが水平方向における長さよりも大きい場合、当該熱源は不審者であると判定する不審者判定ステップと、
を実行させるプログラム。
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2017133607A JP2019016204A (ja) | 2017-07-07 | 2017-07-07 | 防犯装置、室内機、空気調和システム、不審者判定方法、及びプログラム |
PCT/JP2018/022930 WO2019009046A1 (ja) | 2017-07-07 | 2018-06-15 | 防犯装置、室内機、空気調和システム、不審者判定方法、及びプログラム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2017133607A JP2019016204A (ja) | 2017-07-07 | 2017-07-07 | 防犯装置、室内機、空気調和システム、不審者判定方法、及びプログラム |
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Publication Number | Publication Date |
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JP2019016204A true JP2019016204A (ja) | 2019-01-31 |
Family
ID=64949882
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2017133607A Pending JP2019016204A (ja) | 2017-07-07 | 2017-07-07 | 防犯装置、室内機、空気調和システム、不審者判定方法、及びプログラム |
Country Status (2)
Country | Link |
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JP (1) | JP2019016204A (ja) |
WO (1) | WO2019009046A1 (ja) |
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JPH0942924A (ja) * | 1995-07-31 | 1997-02-14 | Matsushita Electric Works Ltd | 熱画像センサシステム |
JP3664892B2 (ja) * | 1998-09-30 | 2005-06-29 | 松下電器産業株式会社 | ステレオ画像処理方法および装置と侵入物体監視システム |
JP2006018679A (ja) * | 2004-07-02 | 2006-01-19 | Tokai Rika Co Ltd | セキュリティシステム |
JP2007280167A (ja) * | 2006-04-10 | 2007-10-25 | Mitsubishi Electric Corp | 空気調和機 |
JP5371103B2 (ja) * | 2009-08-20 | 2013-12-18 | Necシステムテクノロジー株式会社 | 通報システム、通報装置、通報制御方法、ならびに、プログラム |
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2017
- 2017-07-07 JP JP2017133607A patent/JP2019016204A/ja active Pending
-
2018
- 2018-06-15 WO PCT/JP2018/022930 patent/WO2019009046A1/ja active Application Filing
Also Published As
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WO2019009046A1 (ja) | 2019-01-10 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
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A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A821 Effective date: 20170710 |
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