JP2019015142A - 開閉体制御装置 - Google Patents
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Abstract
Description
図1に示すように、パワースライドドア装置1は、開閉体としてのスライドドア2と、スライドドア2を駆動する駆動装置としてのドアアクチュエータ10と、このドアアクチュエータ10の作動を制御する開閉体制御装置としてのドアECU20(電子制御装置)と、を備えている。
図3に示すように、ドアアクチュエータ10は、上記減速機構12および電磁クラッチ15を収容する収容部材60を備えている。収容部材60は、駆動源であるモータ11を一体に保持するモータハウジング60aと、電磁クラッチ15を収容するクラッチケース60bと、を組み付けることにより形成されている。なお、モータ11は、図示しない回転軸が内部に挿入された状態で、モータハウジング60aに保持されている。このモータ11の回転軸には、当該回転軸と一体的に回転するウォームギヤ43が固定されている。
ドアECU20は、スライドドア2がラッチ機構4によって固定されている旨判定される場合(ステップS1のYES)、電磁クラッチ15に通電し(ステップS2)、その後、モータ11に通電する(ステップS3)。具体的には、ドアECU20は、フルラッチスイッチ22bの出力信号Sw2に基づいて、ラッチ機構4の係合状態がフルラッチ状態である旨検出した場合、スライドドア2がラッチ機構4によって固定されているものと判定する。そして、ドアECU20は、電磁クラッチ15の電磁コイル40に通電することにより発生する電磁吸引力に基づいて、アマーチャ41とローター42を圧接させて、電磁クラッチ15を接続状態とする。電磁クラッチ15が接続状態となると、スライドドア2がラッチ機構4によって固定されている状態でモータ11に通電したとしても、モータ11は回転しなくなる。なお、モータ11の通電量は、当該通電量に基づいたモータ11の回転によって、電磁クラッチ15に異常が生じていない場合におけるアマーチャ41とローター42との圧接が解除されない程度に設定される。また、モータ11の通電量は、当該通電量に基づいたモータ11の回転によって、電磁クラッチ15に異常が生じない場合にラッチ機構4によるスライドドア2の保持力を超えない程度に設定される。
以上により、ドアECU20で行われる電磁クラッチ15の異常を判定する処理を終了する。
(1)図2を参照して、電磁クラッチ15の異常をより確実に検出できることを説明する。
・本実施形態では、ウェーブワッシャ51を付勢部材に用いてローター42にアマーチャ41を当接させたが、付勢部材は任意に変更してもよい。また、付勢部材を用いない構成を適用してもよい。
・電磁クラッチ15の異常判定時において、ラッチ機構4によってスライドドア2を固定したが、これに限らない。スライドドア2を固定する新たな構成を設けてもよい。たとえば、スライドドア2の一方向への移動を規制するものであってもよい。すなわち、モータ11が回転する方向に、スライドドア2が移動しない構成があればよい。
Claims (5)
- 車両の開閉体を開閉作動させる開閉体駆動装置を制御する制御部を備える開閉体制御装置において、
前記開閉体駆動装置は、前記開閉体を開閉作動させる駆動力を発生するモータ、前記モータと前記開閉体との間の駆動力の伝達経路を断接する電磁クラッチ、前記開閉体を所定の位置で保持するロック装置、前記開閉体を開閉作動させるための開閉操作を検出する開閉操作検出部、および前記モータの回転を検出する回転検出部を備えており、
前記制御部は、前記電磁クラッチの異常検出処理として、前記ロック装置によって前記開閉体が保持されている状態で、前記電磁クラッチを制御することにより前記駆動力の伝達経路を接続するとともに、前記モータにより前記開閉体を開閉作動させる駆動力を発生させるとき、前記回転検出部により前記モータが回転していることが検出されたことに基づいて前記電磁クラッチの異常を検出する開閉体制御装置。 - 請求項1に記載の開閉体制御装置において、
前記回転検出部として、前記モータの回転に応じて生成されるパルスを検出するパルスセンサが設けられ、
前記制御部は、前記パルスセンサにより検出される前記パルスの数が閾値以上である場合、前記回転検出部により前記モータが回転していることが検出されたものとして、前記電磁クラッチの異常を検出する開閉体制御装置。 - 請求項2に記載の開閉体制御装置において、
前記閾値は、前記電磁クラッチに異常が発生していない、かつ前記ロック装置によって前記開閉体が保持されている場合、前記電磁クラッチを制御することにより前記駆動力の伝達経路を接続したとき、前記モータにより発生する駆動力によって前記開閉体駆動装置の遊び分、前記モータが回転することを考慮して決定される開閉体制御装置。 - 請求項1〜3のいずれか一項に記載の開閉体制御装置において、
前記ロック装置によって前記開閉体が保持されている場合に、前記モータにより前記開閉体を開閉作動させる駆動力を発生させるとき、前記モータは前記ロック装置による前記開閉体を保持する力を超えない程度の駆動力を発生させる開閉体制御装置。 - 請求項1〜4のいずれか一項に記載の開閉体制御装置において、
前記ロック装置は、ラッチ機構である開閉体制御装置。
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2017
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