JP2019014998A - 空調服 - Google Patents
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Abstract
【課題】より高性能な空調服を提供すること。【解決手段】空気を流通させることが困難又は不可能な材料からなる服形状の生地部と、生地部に形成された開口部10と、生地部の外部環境の空気を、生地部の作業者側の通風空間SPに、開口部10を通過させて、送風可能なファン部23と、を有し、ファン部23の作業者側の先端は、開口部10が形成されていなければ、生地部が位置する位置よりも、外部側に位置している。ファン部23は、取り付け取り外しが可能に形成されている。【選択図】図8
Description
本発明は、作業者が装着可能な空調服に関する。
特許文献1には、空調服の技術が開示されている。
より高性能な空調服を開発したいという需要がある。
本発明の課題は、より高性能な空調服を提供することである。
本発明の第1の観点の空調服は、空気を流通させることが困難又は不可能な材料からなる服形状の生地部と、前記生地部に形成された開口部と、前記生地部の外部環境の空気を前記生地部の作業者側の通風空間に、前記開口部を通過させて、送風可能なファン部と、を有し、前記ファン部の作業者側の先端は、前記開口部が形成されていなければ、前記生地部が位置する位置よりも、外部側に位置している。
好適には、 前記ファン部は、取り付け取り外しが可能に形成されている。
好適には、前記生地部に、前記ファン部を収納する収納部が形成されており、少なくとも、前記収納部の作業者側とは反対側の生地は通風可能に形成されている。
本発明の第2の観点の空調服は、空気を流通させることが困難又は不可能な材料からなる服形状の生地部と、前記生地部に形成された開口部をふさぐように形成される閉塞部と、を有し、前記閉塞部の少なくとも一部には、前記生地部の外部環境の空気を前記生地部の作業者側の通風空間に送風可能なファン部を有し、前記開口部よりも、少なくとも一方向において前記閉塞部の長さの方が長く形成して、前記生地部の内部に通風空間を形成する。
好適には、前記ファン部は、作業者の腰部に対向する位置に配置されている
以下、本発明の実施の一形態を図面に基づいて説明する。
図1は本発明の実施の一形態に係る空調服1の正面からの説明図である。
図2は図1に示す空調服1の背面からの説明図である。
なお、以下の説明における上下、前後及び左右方向は、起立した作業者が正面を向いた状態での方向をそれぞれ示している。以下、特に記載がない限り同様である。
図1は本発明の実施の一形態に係る空調服1の正面からの説明図である。
図2は図1に示す空調服1の背面からの説明図である。
なお、以下の説明における上下、前後及び左右方向は、起立した作業者が正面を向いた状態での方向をそれぞれ示している。以下、特に記載がない限り同様である。
図3は、空調服1の背面からの説明図である。
図4は、は空調服本体11を裏返した状態における背中側の配置関係を示す平面図である。
図5は、図4の空調服本体11にファンユニット21を取り付けた状態を示す平面図である。
図6は空調服本体11に取り付けられるインナースペーサ17の斜視図である。
図7は、本実施形態の重要部分の説明図である。
図8は、通風空間SPを形成する方法の一例の説明図である。
図9は、第2の実施形態の説明図である。
図10は、収納部110にファンユニット201が収納された状態の説明図である。
図11は、図10のXI−XI断面における説明図である。
図4は、は空調服本体11を裏返した状態における背中側の配置関係を示す平面図である。
図5は、図4の空調服本体11にファンユニット21を取り付けた状態を示す平面図である。
図6は空調服本体11に取り付けられるインナースペーサ17の斜視図である。
図7は、本実施形態の重要部分の説明図である。
図8は、通風空間SPを形成する方法の一例の説明図である。
図9は、第2の実施形態の説明図である。
図10は、収納部110にファンユニット201が収納された状態の説明図である。
図11は、図10のXI−XI断面における説明図である。
<第1の実施形態>
図1及び図2に示すように、本実施形態に係る空調服1は、作業者Hの上半身に着用するもの(例えば、下着やワイシャツの上から着用するもの)であって、空調服本体11と、ファンユニット21とを備えている。
図1及び図2に示すように、本実施形態に係る空調服1は、作業者Hの上半身に着用するもの(例えば、下着やワイシャツの上から着用するもの)であって、空調服本体11と、ファンユニット21とを備えている。
<基本的な構成の説明>
以下、本実施形態に係る空調服1の基本的な構造を説明する。
本実施形態に係る空調服本体11は、いわゆる袖取外しタイプであって、その前側の左右方向中央部には、上下方向に亘って、いわゆるスライドファスナー(線ファスナーともいう、図示省略)が設けられている。
このように、袖部11aは、作業者の好みで、取り外したり取り付けたりすることが可能である。
詳しくは後述するが、本実施形態に係る空調服1は、(ファンユニット21を構成する)ファン部23の駆動によって内面側に取り入れた空気(外気)を、作業者Hの上半身との間で流通させる。
そして、これによって、作業者Hの上半身を冷却することができるように構成されている。
なお、以下の説明においては、袖取外しタイプを例示して説明するが、いわゆる半袖や長袖タイプのものであってもよい。
以下、本実施形態に係る空調服1の基本的な構造を説明する。
本実施形態に係る空調服本体11は、いわゆる袖取外しタイプであって、その前側の左右方向中央部には、上下方向に亘って、いわゆるスライドファスナー(線ファスナーともいう、図示省略)が設けられている。
このように、袖部11aは、作業者の好みで、取り外したり取り付けたりすることが可能である。
詳しくは後述するが、本実施形態に係る空調服1は、(ファンユニット21を構成する)ファン部23の駆動によって内面側に取り入れた空気(外気)を、作業者Hの上半身との間で流通させる。
そして、これによって、作業者Hの上半身を冷却することができるように構成されている。
なお、以下の説明においては、袖取外しタイプを例示して説明するが、いわゆる半袖や長袖タイプのものであってもよい。
空調服本体11は、主に、空気の流通が困難又は不可能なポリエステル等の素材(生地)により形成されている。
この空調服本体11には、その腰部付近及び胸部に、ポケット12が複数(本実施形態では空調服本体11の胸部及び腰部の左右両側にそれぞれ2箇所ずつ)取り付けられている。
本実施形態では、これらポケット12のいずれか1つに、ファン部23を駆動させるための電源装置31が収納されるようになっている。
本実施形態では、これらポケット12のいずれか1つに、ファン部23を駆動させるための電源装置31が収納されるようになっている。
電源装置31は、ファン部23に電源の供給及び駆動信号の送信などを行うものであって、配線32を介してファン部23と接続されている。
この電源装置31は、電源としての電池を格納する電池格納部(図示省略)及び複数の操作部(図示省略)を有している。
この操作部を操作することによって、電源のオン・オフ及びファン部23の羽根部(図示省略)の回転数の調整などを行うことが可能となっている。
この電源装置31は、電源としての電池を格納する電池格納部(図示省略)及び複数の操作部(図示省略)を有している。
この操作部を操作することによって、電源のオン・オフ及びファン部23の羽根部(図示省略)の回転数の調整などを行うことが可能となっている。
また、ポケット12が配置される空調服本体11の所定位置には、それぞれ、その外面側と内面側とを貫通する孔部12aが形成されている。
ここで、電源装置31とファン部23とを接続する配線32について、図1及び図2(図5も参照のこと)を参照して説明する。
図1及び図2(図5)に示すように、配線32は、その両端部のそれぞれに接続端子(例えば、プラグ、図示省略)を有し、これら接続端子を、それぞれ電源装置31及びファン部23のコネクタ部(図示省略)に差し込むことによって、これら装置と接続されるようになっている。
なお、本実施形態では、配線32を、電源装置31及びファン部23の双方から着脱することが可能なものについて説明するが、電源装置31及びファン部23のいずれか一方から着脱自在に構成されているものであれば、適宜変更することが可能である。
図1及び図2(図5)に示すように、配線32は、その両端部のそれぞれに接続端子(例えば、プラグ、図示省略)を有し、これら接続端子を、それぞれ電源装置31及びファン部23のコネクタ部(図示省略)に差し込むことによって、これら装置と接続されるようになっている。
なお、本実施形態では、配線32を、電源装置31及びファン部23の双方から着脱することが可能なものについて説明するが、電源装置31及びファン部23のいずれか一方から着脱自在に構成されているものであれば、適宜変更することが可能である。
ファン部23から延びる配線32は、主に、空調服本体11の内面側に配置されている。
そして、配線32の一方の端部(電源装置31に接続される接続端子)を、空調服本体11の孔部12aに挿通することによって、空調服本体11の外面側(ポケット12内)に引き出すことが可能となっている。
なお、本実施形態において、電源装置31は、このようにして引き出された配線32とコネクタ接続され、この状態でポケット12に収納されるようになっている。
そして、配線32の一方の端部(電源装置31に接続される接続端子)を、空調服本体11の孔部12aに挿通することによって、空調服本体11の外面側(ポケット12内)に引き出すことが可能となっている。
なお、本実施形態において、電源装置31は、このようにして引き出された配線32とコネクタ接続され、この状態でポケット12に収納されるようになっている。
ところで、図2及び図4に示すように、本実施形態に係る空調服本体11には、その背中部11Dの所定位置にファン開口部13が形成されている。
ファン開口部13は、略矩形形状を有し、作業者Hが空調服本体11を着用した状態で、その左右両側の端部がそれぞれ作業者Hの脇下部付近に位置するとともに、その下側の端部が作業者Hの腰部よりもやや上側に位置するように形成されている。
ファン開口部13は、略矩形形状を有し、作業者Hが空調服本体11を着用した状態で、その左右両側の端部がそれぞれ作業者Hの脇下部付近に位置するとともに、その下側の端部が作業者Hの腰部よりもやや上側に位置するように形成されている。
この開口部10の開口周縁には、その全域に亘って、後述するファンユニット21の務歯22aと係合可能な務歯13aが取り付けられている。
(ファンユニット21側の)務歯22aには、当該務歯22a及び(空調服本体11側の)務歯13aとともに、スライドファスナーFを構成するスライダーが取り付けられている。
なお、スライドファスナーFそれ自体は周知であるため、その構成についての詳しい説明を省略する。
(ファンユニット21側の)務歯22aには、当該務歯22a及び(空調服本体11側の)務歯13aとともに、スライドファスナーFを構成するスライダーが取り付けられている。
なお、スライドファスナーFそれ自体は周知であるため、その構成についての詳しい説明を省略する。
本実施形態において、務歯13aの始端部及び終端部は、いずれも、ファン開口部13の下側略中央の位置で互いに隣接して配置されている。
また、空調服本体11には、その内面側で、かつ、務歯13aの始端部13as及び終端部13aeの下側(真下)に、後述するファンユニット側面ファスナー25と係合可能な空調服本体側面ファスナー14が取り付けられている。
次に、空調服本体11のその他の特徴的な部分について説明する。図2に示すように、空調服本体11には、その襟部11Aの後側に、空気流通路形成部15が設けられている。
この空気流通路形成部15は、襟部11Aと作業者Hの首部Hnとの間に、空気を流通させることが可能な空気流通路R1を形成するものである。
この空気流通路形成部15は、襟部11Aと作業者Hの首部Hnとの間に、空気を流通させることが可能な空気流通路R1を形成するものである。
このように、本実施形態では、空調服本体11の襟部11Aに、空気流通路R1を形成することが可能な空気流通路形成部15が設けられているため、ファン部23の駆動によって空調服本体11内に導入された空気を、空気流通路形成部15を介して良好に排出することが可能となっている。
また、上記空調服本体11のその他の特徴的な部分として、図1、図2、図4及び図5に示すように、本実施形態の空調服本体11には、その内面側に、肩部11Cから背中部11Dに亘ってインナースペーサ17が取り付けられている。
なお、インナースペーサ17の構造は、たとえば図6のようになっている。このインナースペーサ17の構造は、単に通風性が有りかつ、軽く、ある程度の可撓性が有ればどのような材料であっても、どのような構造であってもよい。
このインナースペーサ17は、空調服本体11の左右両側において左右対称に設けられている。なお、左右両側に設けられるインナースペーサ17は、両者とも、ほぼ同様な構成を有しているため、以下の説明において、必要がある場合を除き、一方のインナースペーサ17についてのみを説明し、他方のインナースペーサ17の説明を省略する。
なお、インナースペーサ17の構造は、たとえば図6のようになっている。このインナースペーサ17の構造は、単に通風性が有りかつ、軽く、ある程度の可撓性が有ればどのような材料であっても、どのような構造であってもよい。
このインナースペーサ17は、空調服本体11の左右両側において左右対称に設けられている。なお、左右両側に設けられるインナースペーサ17は、両者とも、ほぼ同様な構成を有しているため、以下の説明において、必要がある場合を除き、一方のインナースペーサ17についてのみを説明し、他方のインナースペーサ17の説明を省略する。
インナースペーサ17は、樹脂等によって形成され、複数の突条部17aを有している。これら突条部17aは、空気を流通させることが可能なように所定の間隔をあけて相互に接続されている。
このインナースペーサ17は、空調服本体11の内面における肩部11C及び背中部11Dのほぼ全域に亘って取り付けられた袋状のメッシュ袋部18に対して、着脱自在に設けられている。なお、本実施形態では、インナースペーサ17を、空調服本体11の左右両側にそれぞれ配置するもの(分割されたもの)を例にとって説明するが、これに限られず、一体的に形成することも可能である。
メッシュ袋部18は、空気を流通させることが可能な素材(例えば、メッシュ生地)により形成されている。なお、本実施形態では、このメッシュ袋部18の下端部が、開口部10の開口周縁上側を覆うように配置される。
メッシュ袋部18の下端部には、開閉自在なスライドファスナー18aが設けられ、インナースペーサ17は、ここから出し入れできる。
本実施形態では、空調服本体11がこのように構成されているため、洗濯等をする際に、空調服本体11に対するインナースペーサ17の着脱を簡単に行うことが可能となっている。
このように、本実施形態では、作業者Hが、インナースペーサ17が取り付けられた空調服本体11を着用すると、通常、服の重みによって作業者Hの身体との間にほとんど隙間が形成されない肩部11C付近に、空気流通路R2が自然と形成されるようになっている。
このため、本実施形態では、インナースペーサ17によって空気流通路R2が形成されるほか、上記したように、空気流通路形成部15によって空気流通路R1も形成されるため、空調服本体11内に空気が導入されると、当該空気を、背中部11D及び腹部→肩部11C→襟部11A→外部といった順で良好に流すことが可能となっている。
このため、本実施形態では、インナースペーサ17によって空気流通路R2が形成されるほか、上記したように、空気流通路形成部15によって空気流通路R1も形成されるため、空調服本体11内に空気が導入されると、当該空気を、背中部11D及び腹部→肩部11C→襟部11A→外部といった順で良好に流すことが可能となっている。
さらに、上記空調服本体11のその他の特徴的な部分として、図1に示すように、空調服本体11には、その裾部11Bに裾回りの大きさを調整することが可能な調整部16が設けられている。
調整部16は、空調服本体11の前方左右両側においてほぼ対称的に設けられている。
なお、左右両側に設けられる調整部16は、両者とも、ほぼ同様な構成を有しているため、以下の説明において、必要がある場合を除き、一方の調整部16について説明し、他方の調整部16についての説明を省略する。
なお、左右両側に設けられる調整部16は、両者とも、ほぼ同様な構成を有しているため、以下の説明において、必要がある場合を除き、一方の調整部16について説明し、他方の調整部16についての説明を省略する。
調整部16は、略矩形状の布片16aと、スナップ式のボタン16bとを有している。布片16aは、空調服本体11と同様に、空気の流通が困難又は不可能なポリエステル等の素材(生地)により形成され、裾部11Bの所定位置(本実施形態では脇腹の下側)に縫製される一端と、自由端である他端とを有している。ボタン16bは、そのメス側が布片16aの他端の所定位置に1つ取り付けられる一方、オス側が裾部11Bに複数(本実施形態では3つ)取り付けられている。オス側のボタン16bは、左右方向に所定の間隔をあけて取り付けられている。なお、布片16aは、空調服本体11と同様な素材で形成する場合に限られず、他の素材により形成することも可能である。
調整部16は、このように構成されているため、布片16aに取り付けられるメス側のボタン16bを、より空調服本体11の中央側に位置するオス側のボタン16bに押し込むことによって、裾回りの大きさを小さくすることが可能となっている。
なお、本実施形態では、裾回りの大きさを調整する手段として、布片16a及びスナップ式のボタン16bを採用したが、これに代えて、裾部11Bを締め付けることが可能な紐などを採用することも可能である。
なお、本実施形態では、裾回りの大きさを調整する手段として、布片16a及びスナップ式のボタン16bを採用したが、これに代えて、裾部11Bを締め付けることが可能な紐などを採用することも可能である。
また、本実施形態では、裾部11Bの後側に、裾回りの大きさを絞る(小さくする)方向に付勢された付勢部19(例えば、ゴム)が取り付けられている。
このため、本実施形態では、調整部16によって裾回りの大きさをきつめに調整したとしても、付勢部19によって伸長されるため、作業者Hに対して、裾回りがきついといった印象をほとんど与えることなく、裾部11Bを作業者Hの腰部Hhにより密着させることが可能となっている。
このため、本実施形態では、調整部16によって裾回りの大きさをきつめに調整したとしても、付勢部19によって伸長されるため、作業者Hに対して、裾回りがきついといった印象をほとんど与えることなく、裾部11Bを作業者Hの腰部Hhにより密着させることが可能となっている。
このように、本実施形態では、裾回りの大きさを小さくすることによって、空調服本体11の裾部11Bを作業者Hに極力密着させることが可能なため、空調服本体11内に導入された空気が裾部11Bから漏出する、といった事態を抑制することができるようになっている。
すなわち、本実施形態では、調整部16によって空調服本体11の気密性を向上させることが可能なため、空調服本体11内を流通する空気の流速を早めることができ、その結果、作業者Hを冷却する冷却効果を向上させることが可能となっている。
すなわち、本実施形態では、調整部16によって空調服本体11の気密性を向上させることが可能なため、空調服本体11内を流通する空気の流速を早めることができ、その結果、作業者Hを冷却する冷却効果を向上させることが可能となっている。
次に、ファンユニット21について、図2及び図8を参照して説明する。
図2及び図8(特に、図8)に示すように、ファンユニット21は、メッシュ袋部22と、複数(本実施形態では2つ)のファン部23と、スペーサ部24とを備えている。
図2及び図8(特に、図8)に示すように、ファンユニット21は、メッシュ袋部22と、複数(本実施形態では2つ)のファン部23と、スペーサ部24とを備えている。
メッシュ袋部22は、メッシュ生地部22Bと有している。
なお、メッシュ袋部22とその内部に収容されるスペーサ部24は取り外すことが可能とすることが好適である。例えば、ファスナー等によって着脱自在にすることが望ましい。
なお、メッシュ袋部22とその内部に収容されるスペーサ部24は取り外すことが可能とすることが好適である。例えば、ファスナー等によって着脱自在にすることが望ましい。
メッシュ生地部22Bは、空気を流通させることが可能な素材(例えば、メッシュ生地)からなり、(空調服本体11の)ファン開口部13の開口周縁の形状よりもやや小さい形状に形成されている。
メッシュ生地部22Bは、それぞれの外周縁を縫製することにより取り付けられている。
さらに、メッシュ生地部22Bの外周縁には、ファン開口部13に設けられた務歯13aと係合可能な、スライダー22b付きの務歯22aが縫製されている(以下の説明について、図5も参照こと)。
ここで、空調服本体11に対するメッシュ袋部22の取り付け及び取り外しについて説明する。
空調服本体11に対するメッシュ袋部22の取り付けは、スライダー22bを、空調服本体11側の務歯13aの始端部13asに嵌合させた後、スライドファスナーFの終端部Fe(務歯13aの終端部13ae及び務歯22aの終端部22ae)に向けて移動させることにより行われる。一方、空調服本体11に対するメッシュ袋部22の取り外しは、上記空調服本体11に対するメッシュ袋部22の取り付けと逆の手順をふむことにより行うことが可能である。
空調服本体11に対するメッシュ袋部22の取り付けは、スライダー22bを、空調服本体11側の務歯13aの始端部13asに嵌合させた後、スライドファスナーFの終端部Fe(務歯13aの終端部13ae及び務歯22aの終端部22ae)に向けて移動させることにより行われる。一方、空調服本体11に対するメッシュ袋部22の取り外しは、上記空調服本体11に対するメッシュ袋部22の取り付けと逆の手順をふむことにより行うことが可能である。
また、メッシュ袋部22のメッシュ生地部22Bには、ファン部23を取り付けるための略円状の開口22Cが形成されている。
さらに、本実施形態では、メッシュ生地部22Bの中央部の下端側に、空調服本体11に設けられた空調服本体側面ファスナー14と係合することが可能なファンユニット側面ファスナー25が縫製されている。
このファンユニット側面ファスナー25は、空調服本体11と同様に、空気の流通が困難又は不可能なポリエステル等の素材(生地)により形成されている。
そして、ファンユニット側面ファスナー25は、ファンユニット21を空調服本体11に取り付けた状態で、スライドファスナーFの始端部Fs(務歯13aの始端部13as及び務歯22aの始端部22as)及び終端部Feを、空調服本体11の内面側から覆う(被覆する)ことができるように構成されている。
そして、ファンユニット側面ファスナー25は、ファンユニット21を空調服本体11に取り付けた状態で、スライドファスナーFの始端部Fs(務歯13aの始端部13as及び務歯22aの始端部22as)及び終端部Feを、空調服本体11の内面側から覆う(被覆する)ことができるように構成されている。
次に、ファン部23について、図4、図5及び図8を参照して説明する。
なお、本実施形態では、ファンユニット21に、2つのファン部23を設けているが、これらファン部23は、同様な構成を有している。
そのため、一方のファン部23のみの説明を行い、他方のファン部23についての説明を省略する。
また、ファン部23の基本的な構成は、従来のものと同様であるため、本実施形態を説明するうえで必要がある場合を除き、その説明を省略する。
なお、本実施形態では、ファンユニット21に、2つのファン部23を設けているが、これらファン部23は、同様な構成を有している。
そのため、一方のファン部23のみの説明を行い、他方のファン部23についての説明を省略する。
また、ファン部23の基本的な構成は、従来のものと同様であるため、本実施形態を説明するうえで必要がある場合を除き、その説明を省略する。
図2、図5及び図8に示すように、ファン部23は、ファン部本体23Aと、ロック部23Bとを有し、電源が供給されると、外気(空気)を空調服本体11内に取り入れるように構成されている。なお、本実施形態では、いわゆる吸気型のファン(送風方向が外部→空調服1の向き)を例にとって説明するが、排気型のファン(送風方向が空調服1→外部の向き)であってもよい。
ファン部本体23Aは、配線32を接続することが可能な接続端子(図示省略)を有し、電源装置31からの電源の供給を受けて、羽根部(図示省略)に接続されたモーター(図示省略)が回転するように構成されている。
また、ファン部本体23Aは、その前端部(吸気側の端部)にリング状の鍔部23aを有し、モーター等の電気部品を除き、その骨格となる部分(筐体部分)が樹脂(例えば、プラスチック)などにより形成されている。鍔部23aは、その外周形状が(メッシュ袋部22の)開口22Cの開口周縁の形状よりも大きめに形成されている。
ロック部23Bは、略円柱形状を有し、ファン部本体23Aの骨格部分と同様な部材(例えば、プラスチック等の樹脂)により形成されている。このロック部23Bは、鍔部23aと同様に、その外周形状が(メッシュ袋部22の)開口22Cの開口周縁の形状よりも大きめに形成されている。
また、ロック部23Bは、ファン部本体23Aの後端部(排気側の端部)側から挿入することが可能な形状を有し、例えば、鍔部23aと近接する位置まで挿入された際に、ファン部本体23Aに設けられた爪部等と係合するように構成されている。
ここで、メッシュ袋部22に対するファン部23の取り付け及び取り外しについて説明する。
メッシュ袋部22に対するファン部23の取り付けは以下の様になされる。
(1)メッシュ袋部22の開口22Cを楕円状に変形させた状態で、ファン部本体23Aの鍔部23aをメッシュ袋部22内に挿入する。
(2)次に、ロック部23Bを、ファン部本体23Aの後端側から挿入する。
(3)その後、開口22Cの開口周縁をロック部23Bと鍔部23aとの間で挟み込んだ状態で、当該ロック部23Bをさらに押し込み、ファン部本体23Aに設けられた爪部等に係合させる。
このような手順をふむことにより、ファン部23は、気密性を確保した状態で、メッシュ袋部22に取り付けられることとなる。
なお、ファン部23は、この状態で、ファン部本体23Aの後端部側が、空調服本体11の内面側に配置されるようになっている。一方、メッシュ袋部22に対するファン部23の取り外しは、上記メッシュ袋部22に対する。
ファン部23の取り付けと逆の手順をふむことにより行うことが可能である。
メッシュ袋部22に対するファン部23の取り付けは以下の様になされる。
(1)メッシュ袋部22の開口22Cを楕円状に変形させた状態で、ファン部本体23Aの鍔部23aをメッシュ袋部22内に挿入する。
(2)次に、ロック部23Bを、ファン部本体23Aの後端側から挿入する。
(3)その後、開口22Cの開口周縁をロック部23Bと鍔部23aとの間で挟み込んだ状態で、当該ロック部23Bをさらに押し込み、ファン部本体23Aに設けられた爪部等に係合させる。
このような手順をふむことにより、ファン部23は、気密性を確保した状態で、メッシュ袋部22に取り付けられることとなる。
なお、ファン部23は、この状態で、ファン部本体23Aの後端部側が、空調服本体11の内面側に配置されるようになっている。一方、メッシュ袋部22に対するファン部23の取り外しは、上記メッシュ袋部22に対する。
ファン部23の取り付けと逆の手順をふむことにより行うことが可能である。
次に、スペーサ部24について、図8を参照して説明する。
図8に示すように、スペーサ部24は、空調服本体11に取り付けられるインナースペーサ17と同様な構成を有し(図6参照)ている。
そして、スペーサ部24は、折り畳む方向に弾性変形させた状態で、メッシュ袋部22の開口22Cを介してその内部に収納することが可能となっている。
なお、上記メッシュ袋部22に対するファン部23の取り付けは、メッシュ袋部22内へのスペーサ部24の収納が完了した後に、行われるようになっている。
図8に示すように、スペーサ部24は、空調服本体11に取り付けられるインナースペーサ17と同様な構成を有し(図6参照)ている。
そして、スペーサ部24は、折り畳む方向に弾性変形させた状態で、メッシュ袋部22の開口22Cを介してその内部に収納することが可能となっている。
なお、上記メッシュ袋部22に対するファン部23の取り付けは、メッシュ袋部22内へのスペーサ部24の収納が完了した後に、行われるようになっている。
本実施形態に係る空調服1内における空気の流れについて、図1及び図2を参照して説明する。
なお、以下の説明では、予め、空調服本体11の空気流通路形成部15によって襟部11Aと作業者Hの首部Hnとの間に空気流通路R1が形成され、かつ、調整部16によって裾部11Bと作業者Hの腰部Hhとの間に隙間が極力生じないように調整された状態となっていることを前提として説明する。
なお、以下の説明では、予め、空調服本体11の空気流通路形成部15によって襟部11Aと作業者Hの首部Hnとの間に空気流通路R1が形成され、かつ、調整部16によって裾部11Bと作業者Hの腰部Hhとの間に隙間が極力生じないように調整された状態となっていることを前提として説明する。
上記したように、空調服1内における空気の流れは、当該空調服1を着用した作業者Hが、ポケット12内に収納される電源装置31の電源をオンにしてファン部23を駆動させることによって、生じるようになっている。
ファン部23が駆動されると、空気は、メッシュ袋部22のメッシュ生地部22B及びファン部23を介して空調服1内に導入されることとなる。
空調服1内に導入された空気は、まず、作業者Hの背中部にあたることになるが、その後、当該背中部から作業者Hの身体に沿って広がるように流れる。
具体的には、空調服1内に導入された空気は、インナースペーサ17(空気流通路R2)を介して肩部11Cから襟部11Aに向けて良好に流れる他、作業者Hの脇下部に沿って胸部や腹部などに向けて流れることとなる。
なお、ファン部23の回転数などにもよるが、通常、空調服1は、導入された空気によって膨出されることとなる。
具体的には、空調服1内に導入された空気は、インナースペーサ17(空気流通路R2)を介して肩部11Cから襟部11Aに向けて良好に流れる他、作業者Hの脇下部に沿って胸部や腹部などに向けて流れることとなる。
なお、ファン部23の回転数などにもよるが、通常、空調服1は、導入された空気によって膨出されることとなる。
上記したように、本実施形態では、特に、裾部11Bと作業者Hの腰部Hhとの間に隙間が極力生じないように調整することが可能で、かつ、作業者Hの首部Hnと襟部11Aとの間に空気流通路R1を形成することができるように構成されている。
このため、空調服1内に導入された空気は、裾部11Bからほとんど漏出することなく、作業者Hの首部Hn回りに形成される空気流通路R1を介して、比較的早い流速で排出させることが可能となっている。
このため、空調服1内に導入された空気は、裾部11Bからほとんど漏出することなく、作業者Hの首部Hn回りに形成される空気流通路R1を介して、比較的早い流速で排出させることが可能となっている。
このように、本実施形態に係る空調服1では、簡単な構成でありながらも、当該空調服1内において空気を良好に流通させることができるうえ、空調服本体11に対するファン部23及びスペーサ部24の着脱を極めて容易に行うことが可能となっている。
また、本実施形態では、メッシュ袋部22それ自体が汚れた場合や、ファン部23に不具合が生じた場合などに、ファン部23をメッシュ袋部22から取り外せばよいため、メッシュ袋部22に対するファン部23の着脱頻度を抑えることが可能である。このため、本実施形態によれば、ファン部23の着脱に伴う破損・損傷(特に、ファン部本体23Aとロック部23Bとを係合させる部分(例えば、爪部)の破損・損傷)を確実に抑制することができる。
ところで、(本実施形態のように)ファン部23やスペーサ部24が取り付けられたファンユニット21を空調服本体11から着脱自在に構成すると、空調服内に導入された空気が、ファンユニット21と空調服本体11とを接続する接続部分から漏出してしまい、その結果、冷却効率が低下しがちである。
この点、本実施形態では、空調服本体11とファンユニット21とを接続する接続手段(着脱手段)として、気密性の比較的高いスライドファスナーFが採用されているうえ、隙間が生じがちなスライドファスナーFの始端部Fs及び終端部Feとの間が、ファンユニット側面ファスナー25によって覆われるように構成されている(図5参照のこと)。
すなわち、本実施形態では、空調服本体11とファンユニット21とが接続される部分や、スライドファスナーFの始端部Fs及び終端部Feからの空気の漏出を効果的に抑制することが可能である。
このため、上記したような冷却効率が低下する、といった問題もほとんど生じない。
この点、本実施形態では、空調服本体11とファンユニット21とを接続する接続手段(着脱手段)として、気密性の比較的高いスライドファスナーFが採用されているうえ、隙間が生じがちなスライドファスナーFの始端部Fs及び終端部Feとの間が、ファンユニット側面ファスナー25によって覆われるように構成されている(図5参照のこと)。
すなわち、本実施形態では、空調服本体11とファンユニット21とが接続される部分や、スライドファスナーFの始端部Fs及び終端部Feからの空気の漏出を効果的に抑制することが可能である。
このため、上記したような冷却効率が低下する、といった問題もほとんど生じない。
また、本実施形態では、ファンユニット21を空調服本体11に取り付けた状態で、スライドファスナーFの始端部Fs及び終端部Feが、ファンユニット側面ファスナー25が縫製される縫製位置よりも下側に配置されている。
すなわち、本実施形態では、ファンユニット側面ファスナー25を空調服本体側面ファスナー14に係合させる直前の状態で、ファンユニット側面ファスナー25の自由端側が、重力によって、すでに、空調服本体側面ファスナー14と近接した位置に配置される。
このことによって、これらの係合を極めて容易に行う(単に軽く押圧するだけで行う)ことが可能である。
すなわち、本実施形態では、ファンユニット側面ファスナー25を空調服本体側面ファスナー14に係合させる直前の状態で、ファンユニット側面ファスナー25の自由端側が、重力によって、すでに、空調服本体側面ファスナー14と近接した位置に配置される。
このことによって、これらの係合を極めて容易に行う(単に軽く押圧するだけで行う)ことが可能である。
さらに、本実施形態では、とかく厚くなりがちなファン部23が、作業者Hの腰部Hhよりも上側の位置に配置されるため、例えば、作業者Hが腰袋等を着用する際に邪魔になることがない。
また、本実施形態では、空調服本体11のポケット12が配置される位置に、ファン部23から延びる配線32を、空調服本体11の外面側に引き出すことが可能な孔部12aが形成されている。このため、本実施形態では、ファンユニット21のみならず、配線32も空調服本体11に対して容易に着脱することが可能である。
なお、本実施形態では、ファンユニット21を空調服本体11に取り付けた状態で、スライドファスナーFの始端部Fs及び終端部Feを覆うファンユニット側面ファスナー25が、空調服本体11の内面側に配置されるように構成したが、外面側に配置されるように構成することも可能である。
また、本実施形態では、スライドファスナーFの始端部Fs及び終端部Feを覆う面ファスナー(ファンユニット側面ファスナー25)を、ファンユニット21側に固定(縫製)したが、これに代えて、空調服本体11側に固定することも可能である。
さらに、スライドファスナーFの始端部Fs及び終端部Feを覆う面ファスナー(ファンユニット側面ファスナー25)を、空調服本体11及びファンユニット21のいずれにも固定することなく、別体とすることも可能である。
また、本実施形態では、スライドファスナーFの始端部Fs及び終端部Feを、(空調服本体11の)ファン開口部13の下側に配置したが、これに限られず、その他の位置(例えば、ファン開口部13の上側の位置)に配置してもよい。
さらに、本実施形態では、ファンユニット21に設けられるファン部23の数を2つとしたが、これに限られず、1つ又は3つ以上とすることも可能である。
また、本実施形態では、ファンユニット21を、空調服本体11の背中部11D付近に配置したが、これに限られず、脇腹部等、他の位置に配置することも可能である。
さらに、本実施形態では、空調服本体11からファンユニット21を着脱する着脱手段として、スライドファスナーFを採用したが、これに限られず、その他の着脱手段(例えば面ファスナー)を採用することも可能である。
また、本実施形態では、ファンユニット21を1つ設ける場合を例示したが、これに限られず、2つ以上設けることも可能である。
<弊社従来発明との対比において特に重要部分>
図7は、本実施形態の重要部分の説明図である。
図7は、本実施形態の重要部分の説明図である。
出願時点において未公開の出願人の発明(特許文献1、以下、「従来技術」という。)との対比において、重要部分を以下に説明する。
ただし、あくまで特許文献1との対比において重要部分という意味である。
公知の他の技術との対比においては、以上で説明した部分が重要部分となる可能性があることは言うまでもない。
ただし、あくまで特許文献1との対比において重要部分という意味である。
公知の他の技術との対比においては、以上で説明した部分が重要部分となる可能性があることは言うまでもない。
従来技術に対比して、本実施形態は、図7(必要に応じて図8も参照されたい)のように、ファン23部と、作業者の背中との間に、何もない空間である通風空間SPを形成することが特徴の一つである。
つまり、ファン部23が作業者とは反対側の方向に所定の距離移動することが可能な構造にして、ファン部23が作業者の背中から所定の距離を隔てて位置することが可能とすることである。
このように、このような通風空間SPを形成することによって、より、ファン部23により、空調服1の内部に取り込まれた空気が、よりよく全体にいきわたらせることが可能となっている。
また、これによって、ファン部23が作業者の背中などに当接することによる、痛み、違和感などを大幅に削減することが可能となる。
なお、ファン部23が稼働していない場合においては、ファン部23等が、垂れ下がるような構造であってもよい。ファン部23が稼働すれば、内部の圧力が高まり、膨れ上がることによって、所定の通風空間SPが形成されるからである。
この通風空間SPを形成する方法として、例えば、下記の図8及び図9の方法がある。
つまり、ファン部23が作業者とは反対側の方向に所定の距離移動することが可能な構造にして、ファン部23が作業者の背中から所定の距離を隔てて位置することが可能とすることである。
このように、このような通風空間SPを形成することによって、より、ファン部23により、空調服1の内部に取り込まれた空気が、よりよく全体にいきわたらせることが可能となっている。
また、これによって、ファン部23が作業者の背中などに当接することによる、痛み、違和感などを大幅に削減することが可能となる。
なお、ファン部23が稼働していない場合においては、ファン部23等が、垂れ下がるような構造であってもよい。ファン部23が稼働すれば、内部の圧力が高まり、膨れ上がることによって、所定の通風空間SPが形成されるからである。
この通風空間SPを形成する方法として、例えば、下記の図8及び図9の方法がある。
図8は、通風空間SPを形成する方法の一例の説明図である。
図8の様に、空調服本体11に形成された開口部10が設けられる。
この開口部10を覆う形で、作業者の外部側には、閉塞部104が設けられる。
また、この開口部10を覆う形で、内部生地101が配置されている。
なお、ここで、閉塞部104は、少なくとも、ファン部23が設けられており、他の部分は通風性が低い材料で構成されている。ここで、通風性が悪い部材としては、通常は、空調服本体11と同じ部材であるのが通常である。
なお、この閉塞部104の他の構造は、既に、説明したので説明を省略する。
この開口部10を覆う形で、作業者の外部側には、閉塞部104が設けられる。
また、この開口部10を覆う形で、内部生地101が配置されている。
なお、ここで、閉塞部104は、少なくとも、ファン部23が設けられており、他の部分は通風性が低い材料で構成されている。ここで、通風性が悪い部材としては、通常は、空調服本体11と同じ部材であるのが通常である。
なお、この閉塞部104の他の構造は、既に、説明したので説明を省略する。
他方、内部生地101は、開口部10の端部において、空調服本体11と結合されている。
換言すると、ファン部23を取り囲む様に結合される。
ここで、本実施形態においては、結合とは縫目103によって、空調服本体11と結合されている。
より具体的には、ファン部23の上側において上側縫目103aによって結合され、ファン部23の右側において右側縫目(図示せず)によって結合され、ファン部23の下側において下側縫目103bにおいて結合され、ファン部23の左側において左側縫目(図示せず)において結合されている。
つまり、横広の長方形の形状に縫目103が形成されている。
なお、縫目103である必要はなく、その他の方法で結合されてもよい。
換言すると、ファン部23を取り囲む様に結合される。
ここで、本実施形態においては、結合とは縫目103によって、空調服本体11と結合されている。
より具体的には、ファン部23の上側において上側縫目103aによって結合され、ファン部23の右側において右側縫目(図示せず)によって結合され、ファン部23の下側において下側縫目103bにおいて結合され、ファン部23の左側において左側縫目(図示せず)において結合されている。
つまり、横広の長方形の形状に縫目103が形成されている。
なお、縫目103である必要はなく、その他の方法で結合されてもよい。
また、内部生地101は、比較的伸びの少なく、かつ、通風性のある、メッシュ素材によって形成されている。
さらに、開口部10の大きさよりも、閉塞部104の大きさが縦横長さ全てにおいて大きく形成している。
図8の断面においては、開口部10の縦方向長さL1は、閉塞部104の縦方向長さL2よりも短く形成している。
そのため、図示はしていないが、横断面においても同じ関係を有している。
さらに、開口部10の大きさよりも、閉塞部104の大きさが縦横長さ全てにおいて大きく形成している。
図8の断面においては、開口部10の縦方向長さL1は、閉塞部104の縦方向長さL2よりも短く形成している。
そのため、図示はしていないが、横断面においても同じ関係を有している。
上記内容は他の観点から換言すると、以下の様にも言い表せる。
図8の様に、ファン部23の作業者側の先端は、開口部10が形成されていなければ、内部生地101(内部生地が無い場合は、空調服本体11)が位置する位置よりも、外部側に位置している。
それによって、開口部10が形成されていなければ、内部生地101が位置する位置と、ファン部23の作業者側の先端は距離105だけ離れている。
この距離105は、最低0mm以上離れていれば、作業者に当接するだけなので、特に問題はない。
もっとも、ファン部23による空気をより広範囲に届けるという観点からは、離れている距離がある程度の範囲であれば大きいほどよい。
他方、空調服1が占める専有体積という観点(動きやすさ、見た目のスタイリッシュさ)からは、距離は短い方が良い場合が多いのが通常である。
またこの距離105を形成する手段は、図6のインナースペーサ17であってもよい。
図8の様に、ファン部23の作業者側の先端は、開口部10が形成されていなければ、内部生地101(内部生地が無い場合は、空調服本体11)が位置する位置よりも、外部側に位置している。
それによって、開口部10が形成されていなければ、内部生地101が位置する位置と、ファン部23の作業者側の先端は距離105だけ離れている。
この距離105は、最低0mm以上離れていれば、作業者に当接するだけなので、特に問題はない。
もっとも、ファン部23による空気をより広範囲に届けるという観点からは、離れている距離がある程度の範囲であれば大きいほどよい。
他方、空調服1が占める専有体積という観点(動きやすさ、見た目のスタイリッシュさ)からは、距離は短い方が良い場合が多いのが通常である。
またこの距離105を形成する手段は、図6のインナースペーサ17であってもよい。
ここで、閉塞部104の長さが長いのは、全ての方向においてであることが好適であるが、他の実施形態においては、縦方向だけ、横方向さらにはその他の方向においてだけ長さが長く、それと直角方向は開口部10とほぼ同じであってもよい。
ただ、この場合、長くする方向は、風をより送りたい方向とするのが通常である。
ただ、この場合、長くする方向は、風をより送りたい方向とするのが通常である。
ここで、この開口部10が広がるのを防ぐ様に、内部生地101と縫目103が配置されている。
これによって、例えば、空調服本体11が上下方向又は左右方向等に引っ張られたとしても、内部生地101が移動することを規制することができる。
その結果、ファン部23が、作業者側に移動することを防止できる。
換言すると、開口部10の端部間の距離を所定距離以上離れないように規制できている。
これによって、例えば、空調服本体11が上下方向又は左右方向等に引っ張られたとしても、内部生地101が移動することを規制することができる。
その結果、ファン部23が、作業者側に移動することを防止できる。
換言すると、開口部10の端部間の距離を所定距離以上離れないように規制できている。
ここで、この内部生地101がこのような規制をする規制部の一例であるが、規制部はこれに限定されない。
具体的には、単に、空調服本体11に開口部10を空けて、この開口部10よりも大きな閉塞部104を接合すれば、このような内部生地101が無くても、開口部10の端部間の距離を所定距離以上離れないように規制できていることになる。
もちろん、図8のような内部生地101が配置されていることがより適切であることは言うまでもない。
具体的には、単に、空調服本体11に開口部10を空けて、この開口部10よりも大きな閉塞部104を接合すれば、このような内部生地101が無くても、開口部10の端部間の距離を所定距離以上離れないように規制できていることになる。
もちろん、図8のような内部生地101が配置されていることがより適切であることは言うまでもない。
この規制部の、他の実施形態としては、例えば、ひも、バンド等で、開口部10を掛け渡して、開口部10の端部間の距離を所定距離以上離れないように規制することも可能である。
さらに他の方法としては、通風空間SPに、形を維持する骨格だけの構造物を入れて、通風空間SPを維持することも可能である。
さらに他の方法としては、通風空間SPに、形を維持する骨格だけの構造物を入れて、通風空間SPを維持することも可能である。
図2のように、ファンユニット21は、特許文献1に比べて、より下方かつ左右に離した位置に移動させている。
これによって、肩甲骨及び背中側の肋骨に、ファンユニット21があたることによる不快感や痛みをより避けることができる位置に配置することができる。
また左右に離したことによって、より、わきの下に空いている空間にファンユニット21を少しでも収納することが可能となっている。
これによって、従来よりも、高い着心地を実現している。
また、圧迫がされない空間に、ファンユニット21を設置することによって、導風性を確保することも可能となっている。
これによって、肩甲骨及び背中側の肋骨に、ファンユニット21があたることによる不快感や痛みをより避けることができる位置に配置することができる。
また左右に離したことによって、より、わきの下に空いている空間にファンユニット21を少しでも収納することが可能となっている。
これによって、従来よりも、高い着心地を実現している。
また、圧迫がされない空間に、ファンユニット21を設置することによって、導風性を確保することも可能となっている。
内部生地101は、通風空間SPを保持する規制部としての役割以外にも、作業者へのファンユニット21への当接圧を緩和して、痛み・違和感を緩和する役割を有している。
また、内部生地101は、通風空間SPを作るだけではなく、その形をより簡単な構造で維持するという機能も有している。
また、内部生地101は、通風空間SPを作るだけではなく、その形をより簡単な構造で維持するという機能も有している。
<第2の実施形態>
図9は、第2の実施形態の説明図である。
図9は、第2の実施形態の説明図である。
図9の様に、ファン部23を備えたファンユニット201を収納する収納部110を、空調服本体11に形成する。
ファンユニット201は、その空気の取り入れ口側、又は、空気の排気側に、スペーサ17を含むものであってもよい。もちろん、取り入れ口側、及び、空気の排気側両方にスペーサ17を含んでいてもよい。
収納部110の位置は、様々な位置に形成可能であるが、前述の第1の実施形態と同じく、腰部の位置に形成することが最適である。また、2つのファン部23も、比較的離れさせることが適切である。
なお、本実施形態ではファン部23は1つであるが、2つ以上あってもよい。
ファンユニット201は、その空気の取り入れ口側、又は、空気の排気側に、スペーサ17を含むものであってもよい。もちろん、取り入れ口側、及び、空気の排気側両方にスペーサ17を含んでいてもよい。
収納部110の位置は、様々な位置に形成可能であるが、前述の第1の実施形態と同じく、腰部の位置に形成することが最適である。また、2つのファン部23も、比較的離れさせることが適切である。
なお、本実施形態ではファン部23は1つであるが、2つ以上あってもよい。
収納部110は、上側方向の上面110U、下側方向の下面110D、右側方向の右面110R、左側方向の左面110L、作業者の反対側の裏面110B、作業者側の正面110F(図11も参照のこと)を有している。つまり略直方体形状を有している。
この収納部110は、ファンユニット201よりもわずかに大きな形状をしている。
この収納部110は、ファンユニット201よりもわずかに大きな形状をしている。
左面110L、上面110U及び右面110R部分には、裏面110Bの面とそれぞれ並行する方向に、ファスナー111が形成されている。
このファスナー111には、金具111aも形成されている。この金具111aが移動することによって、ファスナー開口部112が開閉される。
より具体的には、ファスナー111は作業者側の作業者側ファスナー111bと外側の外側ファスナー111cとを有している。
金具111aが移動することによって、作業者側ファスナー111bと外側ファスナー111cとが接合・離間をすることになる。
正面110F部分は、空調服本体11に縫い付けられて、空調服本体11に対して収納部110を固定している。
また、裏面110Bは、空気が通過可能に形成されている。具体的には、メッシュなどで形成される。
このファスナー111には、金具111aも形成されている。この金具111aが移動することによって、ファスナー開口部112が開閉される。
より具体的には、ファスナー111は作業者側の作業者側ファスナー111bと外側の外側ファスナー111cとを有している。
金具111aが移動することによって、作業者側ファスナー111bと外側ファスナー111cとが接合・離間をすることになる。
正面110F部分は、空調服本体11に縫い付けられて、空調服本体11に対して収納部110を固定している。
また、裏面110Bは、空気が通過可能に形成されている。具体的には、メッシュなどで形成される。
図10は、収納部110にファンユニット201が収納された状態の説明図である。
図10のような、状態で空調服1は使用される。
図11は、図10のXI−XI断面における説明図である。
図11のように、空調服本体11に開口部10が形成されている。
この開口部10を通じて、作業者にファンユニット201からの空気が提供される。
開口部10の周辺(全周)において、収納部110の正面110Fと、空調服本体11とが縫い付けられることによって、結合される。
この開口部10を通じて、作業者にファンユニット201からの空気が提供される。
開口部10の周辺(全周)において、収納部110の正面110Fと、空調服本体11とが縫い付けられることによって、結合される。
ファンユニット201は、作業者側部分201a、リブ201c及び外側部分201bを有している。
作業者側部分201aは、内部が空洞の四角柱形状を有している。この作業者側部分201aは、ファン部23から出た風を、作業者に導風機能を有している。なお、形状は、他の形状であって良い。風を滞りなく導くために、様々な形状を有してよい。
ここで、作業者側部分201aは、図11の様に、空調服本体11において開口部10が存在しなかった場合にあるべき位置(図11において点線で表現)から、ファン部23を引き離す(距離105を設ける)役割も有している。
つまり、このような機能を有する作業者側部分201aは、離間部と表現することも可能である。
次に、リブ201cは、長方形の板形状を有しており、この上下の中心付近にファン部23が固定されている。
外側部分201bは、作業者側部分201aとほぼ同じ役割なので、説明を省略する。
裏面110Bは、図11の様に、メッシュ122が縫い付けてあってよい。
作業者側部分201aは、内部が空洞の四角柱形状を有している。この作業者側部分201aは、ファン部23から出た風を、作業者に導風機能を有している。なお、形状は、他の形状であって良い。風を滞りなく導くために、様々な形状を有してよい。
ここで、作業者側部分201aは、図11の様に、空調服本体11において開口部10が存在しなかった場合にあるべき位置(図11において点線で表現)から、ファン部23を引き離す(距離105を設ける)役割も有している。
つまり、このような機能を有する作業者側部分201aは、離間部と表現することも可能である。
次に、リブ201cは、長方形の板形状を有しており、この上下の中心付近にファン部23が固定されている。
外側部分201bは、作業者側部分201aとほぼ同じ役割なので、説明を省略する。
裏面110Bは、図11の様に、メッシュ122が縫い付けてあってよい。
なお、距離105を形成する手段は、インナースペーサ17であってもよい。また、内部生地101を設けても良いことは言うまでもない。
また、距離105も0mm以上(当接することになる)であっても良いことは言うまでもない。
このようにすることから、作業者に比較的違和感なく、ファン部23を空調服1に設けることが可能となる。
また、距離105も0mm以上(当接することになる)であっても良いことは言うまでもない。
このようにすることから、作業者に比較的違和感なく、ファン部23を空調服1に設けることが可能となる。
<実施形態の構成及び効果>
本実施形態の空調服1は、空気を流通させることが困難又は不可能な材料からなる服形状の空調服本体11(生地部)と、空調服本体11に形成された開口部10と、空調服本体11の外部環境の空気を空調服本体11の作業者側の通風空間SPに、開口部10を通過させて、送風可能なファン部と、を有している。
そして、ファン部23の作業者側の先端は、開口部10が形成されていなければ、空調服本体11が位置する位置よりも、外部側に位置している。
この様な構成を有することから、作業者に比較的違和感なく、ファン部23を空調服1に設けることが可能となる。
本実施形態の空調服1は、空気を流通させることが困難又は不可能な材料からなる服形状の空調服本体11(生地部)と、空調服本体11に形成された開口部10と、空調服本体11の外部環境の空気を空調服本体11の作業者側の通風空間SPに、開口部10を通過させて、送風可能なファン部と、を有している。
そして、ファン部23の作業者側の先端は、開口部10が形成されていなければ、空調服本体11が位置する位置よりも、外部側に位置している。
この様な構成を有することから、作業者に比較的違和感なく、ファン部23を空調服1に設けることが可能となる。
ファン部23は、取り付け取り外しが可能に形成されている。
このような構成を有することから、不要な際には取り外しが可能となる。
さらに、このような構成を有することから、ファン部23を交換するが可能である。
このような構成を有することから、不要な際には取り外しが可能となる。
さらに、このような構成を有することから、ファン部23を交換するが可能である。
空調服本体11に、ファン部23を収納する収納部110が形成されており、少なくとも、収納部110の作業者側とは反対側の生地は通風可能に形成されている。
このような構成を有することから、外部の空気を比較的簡単な構成で導入することができる。
このような構成を有することから、外部の空気を比較的簡単な構成で導入することができる。
本発明の第2の観点の空調服1は、空気を流通させることが困難又は不可能な材料からなり、服形状の空調服本体11(生地部)と、空調服本体11に形成された開口部10をふさぐように形成され、空調服本体11の外部環境の空気を空調服本体11の作業者側の内部空間に送風可能なファン部23と、を有している。
ファン部23の内部側位置に、空気を通過可能かつ可撓性の多孔性の生地材料からなる内部生地101が配置されている。
このような構成を有することから、ファン部23等の作業者への当接を緩和することが可能となっている。
ファン部23の内部側位置に、空気を通過可能かつ可撓性の多孔性の生地材料からなる内部生地101が配置されている。
このような構成を有することから、ファン部23等の作業者への当接を緩和することが可能となっている。
ファン部23は、作業者の腰部に対向する位置に配置されている。
このような構成を有することから、よりファン部23等の作業者への当接を緩和することが可能となっている。
このような構成を有することから、よりファン部23等の作業者への当接を緩和することが可能となっている。
<さらなる応用>
以上、本発明者によってなされた発明を適用した実施形態について説明したが、この実施形態による本発明の開示の一部をなす論述及び図面により、本発明は限定されることはない。すなわち、この実施形態に基づいて当業者等によりなされる他の実施形態及び運用技術等は全て本発明の範疇に含まれることは勿論であることを付け加えておく。
具体的には、本発明の、構造、材料、各部材の連結などは、本発明の要旨を変更しない範囲で、様々に変更可能である。
材質も、布、メッシュ生地、金属、プラスチック、FRP、木材等を自由に選択することが可能である。
例えば、2つ以上の部材を1つにすることも可能であるし、逆に、1つの部材を2つ以上の別の部材から構成して接続することも可能である。
また、上記実施形態は、あくまでも、現在のところの最良の形態の1つにすぎない。
本発明の空調服1は、アウターを想定している。
また、ファン部23の形状は様々な形状であってよい。
以上、本発明者によってなされた発明を適用した実施形態について説明したが、この実施形態による本発明の開示の一部をなす論述及び図面により、本発明は限定されることはない。すなわち、この実施形態に基づいて当業者等によりなされる他の実施形態及び運用技術等は全て本発明の範疇に含まれることは勿論であることを付け加えておく。
具体的には、本発明の、構造、材料、各部材の連結などは、本発明の要旨を変更しない範囲で、様々に変更可能である。
材質も、布、メッシュ生地、金属、プラスチック、FRP、木材等を自由に選択することが可能である。
例えば、2つ以上の部材を1つにすることも可能であるし、逆に、1つの部材を2つ以上の別の部材から構成して接続することも可能である。
また、上記実施形態は、あくまでも、現在のところの最良の形態の1つにすぎない。
本発明の空調服1は、アウターを想定している。
また、ファン部23の形状は様々な形状であってよい。
1 :空調服
10 :開口部
11 :空調服本体(生地部)
23 :ファン部
101 :内部生地
103 :縫目
103a :上側縫目
103b :下側縫目
104 :閉塞部
110 :収納部
201 :ファンユニット
SP :通風空間
10 :開口部
11 :空調服本体(生地部)
23 :ファン部
101 :内部生地
103 :縫目
103a :上側縫目
103b :下側縫目
104 :閉塞部
110 :収納部
201 :ファンユニット
SP :通風空間
Claims (5)
- 空気を流通させることが困難又は不可能な材料からなる服形状の生地部と、
前記生地部に形成された開口部と、
前記生地部の外部環境の空気を前記生地部の作業者側の通風空間に、前記開口部を通過させて、送風可能なファン部と、を有し、
前記ファン部の作業者側の先端は、前記開口部が形成されていなければ、前記生地部が位置する位置よりも、外部側に位置している
空調服。 - 前記ファン部は、取り付け取り外しが可能に形成されている
請求項1に記載の空調服。 - 前記生地部に、前記ファン部を収納する収納部が形成されており、
少なくとも、前記収納部の作業者側とは反対側の生地は通風可能に形成されている
請求項1又は2に記載の空調服。 - 空気を流通させることが困難又は不可能な材料からなる服形状の生地部と、
前記生地部に形成された開口部をふさぐように形成される閉塞部と、を有し、
前記閉塞部の少なくとも一部には、前記生地部の外部環境の空気を前記生地部の作業者側の通風空間に送風可能なファン部を有し、
前記開口部よりも、少なくとも一方向において前記閉塞部の長さの方が長く形成して、前記生地部の内部に通風空間を形成する
空調服。 - 前記ファン部は、作業者の腰部に対向する位置に配置されている
請求項1〜4いずれか1項に記載の空調服。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2017133873A JP2019014998A (ja) | 2017-07-07 | 2017-07-07 | 空調服 |
Applications Claiming Priority (1)
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JP2017133873A JP2019014998A (ja) | 2017-07-07 | 2017-07-07 | 空調服 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
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JP2019014998A true JP2019014998A (ja) | 2019-01-31 |
Family
ID=65357325
Family Applications (1)
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JP2017133873A Pending JP2019014998A (ja) | 2017-07-07 | 2017-07-07 | 空調服 |
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JP (1) | JP2019014998A (ja) |
Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2003221709A (ja) * | 2002-01-28 | 2003-08-08 | Sg:Kk | 着衣空調方法及び装置 |
JP2009155773A (ja) * | 2007-12-27 | 2009-07-16 | Toyobo Co Ltd | 自動空調機能付き衣服 |
WO2016009511A1 (ja) * | 2014-07-16 | 2016-01-21 | 株式会社セフト研究所 | 空調防護服 |
-
2017
- 2017-07-07 JP JP2017133873A patent/JP2019014998A/ja active Pending
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JP2009155773A (ja) * | 2007-12-27 | 2009-07-16 | Toyobo Co Ltd | 自動空調機能付き衣服 |
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Legal Events
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A131 | Notification of reasons for refusal |
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A02 | Decision of refusal |
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