JP2019014916A - マルテンサイト系ステンレス鋼 - Google Patents

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Yoshiki Tajima
良樹 田嶋
直純 吉田
Naozumi Yoshida
直純 吉田
伸之 船平
Nobuyuki Funahira
伸之 船平
泰弘 浅田
Yasuhiro Asada
泰弘 浅田
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【課題】従来のマルテンサイト系ステンレス鋼と同等の耐食性能を持ちながら、60HRC程度の硬さを有しつつ、疲労強度に優れたマルテンサイト系ステンレス鋼を提供する。【解決手段】重量%で、C:0.37〜0.45%、Si:0.60%以下、Mn:0.60%以下、P:0.030%以下、S:0.010%以下、Cr:15.00〜16.00%、Ni:0.30%以下、Cu:0.25%以下、Mo:1.50〜1.90%、W:0.40%以下、V:0.20〜0.40%、Co:0.25%以下、Al:0.10%以下であって、質量ppmでO:50ppm以下、N:1600〜2500ppmであり、残余がFeおよび不可避不純物からなるマルテンサイト系ステンレス鋼であって、組織中の炭化物を均一に微細化する。【選択図】図5

Description

本発明は、自動車用燃料噴射部品等に適したマルテンサイト系ステンレス鋼に関する。
一般的に、ステンレス鋼の中でもシャフト、軸受部品、金型、刃物など耐食性能および耐摩耗性能が要求される分野では、SUS420J2やSUS440Cなどに代表されるマルテンサイト系ステンレス鋼が多用されている。例えば、特許文献1ないし3には、耐食性能に加えて、加工性能などの諸特性に優れたマルテンサイト系ステンレス鋼に関する発明が開示されている。
特許文献1にはSUS420J2と同等以上の耐食性能と加工性を有し、SUS440Cと同等以上の表面硬さを兼ね備えたマルテンサイト系ステンレス鋼に関する発明が開示されている。また、 特許文献2には、SUS420J2と同等以上の耐食性能と加工性を有し、SUS420J2と同等以上の表面硬さを有するマルテンサイト系ステンレス鋼が開示されている。さらに、特許文献3では自動車エンジンの燃料噴射装置部品材料として使用されるために、蟻酸や酢酸等の有機酸の環境下で高い耐食性能を有するマルテンサイト系ステンレス鋼に関する発明が開示されている。
特開平11−61351号公報 特開2000−239805号公報 特開2015―40307号公報
しかし、特許文献1ないし3に開示されたマルテンサイト系ステンレス鋼がSUS420J2と同様の物性を有する場合、その耐食性能は確保できているが、含有する炭素量が少ないために硬さはロックウエル硬さ(Cスケール)で53HRC程度となる。
また、上述のマルテンサイト系ステンレス鋼がSUS440Cと同様の物性を有する場合、表面硬さは60HRC程度まで向上する。しかし、含有する炭素量が多くなるので、耐食性能はSUS420J2よりも劣る。
さらに、SUS420J2およびSUS440Cのいずれの場合であってもミクロ組織中に比較的に大きな炭化物が現れるので、金属材料としての疲労強度はSUS403やSUS431等の他のマルテンサイト系ステンレス鋼種に比べて低下するという問題があった。
そこで、本発明においては、弁座やバルブ部品などに多用されているSUS420J2に代表される従来のマルテンサイト系ステンレス鋼と同等の耐食性能を持ちながら、60HRC程度の硬さ(表面および内部)を有しつつ、疲労強度にも優れたマルテンサイト系ステンレス鋼を提供することを課題とする。
前述した課題を解決するために、本発明は、重量%で、C:0.37〜0.45%、Si:0.60%以下、Mn:0.60%以下、P:0.030%以下、S:0.010%以下、Cr:15.00〜16.00%、Ni:0.30%以下、Cu:0.25%以下、Mo:1.50〜1.90%、W:0.40%以下、V:0.20〜0.40%、Co:0.25%以下、Al:0.10%以下であって、質量ppmでO:50ppm以下、N:1600〜2500ppmであり、残余がFeおよび不可避不純物からなるマルテンサイト系ステンレス鋼であって、組織中に炭化物が均一に微細化されているマルテンサイト系ステンレス鋼とした。また、オーステナイト結晶粒度が12以上であるマルテンサイト系ステンレス鋼とすることもできる。なお、本発明のマルテンサイト系ステンレス鋼は、真空溶解法(真空脱ガス法)やESR法(エレクトロスラグ再溶解法)など種々の製鋼方法を用いて製造することができる。
本発明のマルテンサイト系ステンレス鋼は、SUS420J2に代表される従来のマルテンサイト系ステンレス鋼に比べて組織中の炭化物を均一に微細化させた。その結果、本ステンレス鋼は、従来のマルテンサイト系ステンレス鋼と同等の耐食性能を持ちながら、60HRC程度の硬さを有しつつ、優れた疲労強度も有するという効果を奏する。
本発明材のミクロ組織写真(倍率:500倍)である。 比較材1のミクロ組織写真(倍率:500倍)である。 比較材2のミクロ組織写真(倍率:500倍)である。 比較材3のミクロ組織写真(倍率:500倍)である。 実施例3における回転曲げ疲労試験の試験結果(グラフ)である。
次に、本発明のマルテンサイト系ステンレス鋼の各化学成分について、所定の範囲に規定した理由を以下に説明する。まず、C(炭素)は0.37〜0.45%とする。0.37%を下回ると、組織中の硬質な炭化物の形成量が少なくなり、結果として焼入焼戻し後の硬さが確保できない。また、0.45%を上回ると、組織中の炭化物の形成量が多量になり、母相中のCr、Mo等の固溶量が低下するので耐食性が低下する。また、組織中の巨大炭化物が析出して、靱性や疲労強度も低下させる。
Si(ケイ素)は0.60%以下とする。0.60%を上回ると、マルテンサイト系ステンレス鋼としての熱間および冷間での加工性が低下して、靱性も低下する。また、Mn
(マンガン):0.60%以下についても、0.60%を上回ると、マルテンサイト系ステンレス鋼としての熱間および冷間での加工性が低下する。
P(リン)は0.030%以下とする。0.030%を上回ると、結晶粒界に偏析が起こり、靱性が低下する。また、S(硫黄):0.010%以下については、0.010%を上回ると、組織中に硫化物を形成して、靱性が低下する。
Cr(クロム)は15.00〜16.00%とする。15.00%を下回るとマルテンサイト系ステンレス鋼として十分な耐食性が得られない。また、16.00%を上回ると、組織中に巨大炭化物が析出して、靱性が低下する。
Ni(ニッケル)は0.30%以下とする。0.30%を上回ると、組織中に残留オーステナイト量が増加して、寸法の経年変化を起こす。また、冷間での加工性も低下する。また、Cu(銅)は0.25%以下とする。0.25%を上回ると、組織中の残留オーステナイト量が増加して、寸法の経年変化を起こす。また、熱間での加工性も低下する。
Mo(モリブデン)は1.50〜1.90%とする。1.50%を下回ると耐食性が低下し、合わせて焼戻し2次硬化も充分に得られない。また、1.90%を上回ると、組織中に巨大炭化物が析出して、靱性が低下する。W(タングステン)は0.40%以下とする。0.40%を上回ると、組織中に巨大炭化物が析出して、靱性が低下する。
V(バナジム)は0.20〜0.40%とする。0.20%を下回ると焼戻し2次硬化が充分に得られない。また、0.40%を上回ると、組織中に巨大炭化物が析出して、靱性が低下する。
Co(コバルト)は0.25%以下とする。0.25%を上回ると材料費用の増加を招き、製造費用が上昇する。また、Al(アルミニウム)は0.10%以下とする。0.10%を上回ると組織中のO(酸素)と結合して粗大な酸化物を形成して、靱性や疲労強度が低下する。
O(酸素)は質量ppmで50ppm以下とする。50ppmを超えると、組織中のMg、Al、Si、Caなどの元素と粗大な酸化物を形成して、靱性や疲労強度が低下する。また、N(窒素)は質量ppmで1600〜2500ppmとする。1600ppmを下回ると耐食性や焼入焼戻し硬さが充分に得られない。また、2500ppmを上回ると、材料内部においてブローホール(鋳巣)が発生する。
なお、本発明のマルテンサイト系ステンレス鋼の組織中の炭化物は、主にM23(M=Crを主とした金属元素)と表記できる炭化物である。また、オーステナイト結晶粒度は、JIS規定(JIS G0202)にて定義される結晶粒度であり、JIS規定(JIS G0551)にて定義される鋼のオーステナイト結晶粒度試験方法を用いて測定されたものをいう。
本発明のマルテンサイト系ステンレス鋼(以下、本発明材という)および従来のマルテンサイト系ステンレス鋼(以下、比較材という)について、各化学成分とその組織との関係について調査した。その調査結果を図面を用いて説明する。本調査では、本発明材および3種類の比較材(すべてマルテンサイト系ステンレス鋼)の計4水準の試験片を使用した。本発明材および比較材1ないし3の化学成分(単位は質量%とする。ただし、N(窒素)およびO(酸素)の単位はppmとする。)を表1に示す。
Figure 2019014916
本発明材のミクロ組織写真を図1、比較材1ないし3のミクロ組織写真を図2ないし4にそれぞれ示す(倍率はすべて500倍)。まず、本発明材のミクロ組織は図1に示すように基地組織中に炭化物(主にM23)が微細に均一分布していることがわかる。これに対して、比較材1のミクロ組織は図2に示すように炭化物は微細であるが、その分布に均一性がない。また、比較材2および3のミクロ組織は図3および4に示すように、本発明材と同様に炭化物は均一に分布しているが、粒子の大きさが10μmを超える炭化物が残存している。
次に、本発明材および比較材を用いて機械的強度に関する比較試験を行ったので、その試験結果について説明する。本実施例で行った比較試験は、引張試験およびシャルピー衝撃試験である。まず、引張試験はJIS規定の3号試験片を作成して、計5回の試験を行って各試験ごとに引張強さ(単位:MPa)、伸び(単位:%)および絞り(単位:%)を計測した。また、シャルピー衝撃試験はJIS規定の試験片(2mmVノッチ)を作成して、計5回の試験を行い、各試験ごとに衝撃値(単位:J)をそれぞれ算出した。
なお、引張試験およびシャルピー衝撃試験ともに使用した試験片は、本発明材(オーステナイト結晶粒度:15)および比較材1(オーステナイト結晶粒度:14)、比較材3(結晶粒界不明)の計3水準とした。本発明材、比較材1および3の引張試験結果を表2、同供試材を用いたシャルピー衝撃試験結果を表3にそれぞれ示す。
Figure 2019014916
Figure 2019014916
本発明材の引張強度は、表2に示すように5回の引張試験結果の平均値として2215MPa、伸びは2.8%、絞りは3.0%であった。これに対して、比較材1の試験結果は同じく5回の引張試験結果の平均値として2182MPa、伸びは2.0%、絞りは2.4%であった。また、比較材3の試験結果は同じく5回の引張試験結果の平均値として1926MPa、伸びは1.3%、絞りは2.1%であった。以上の試験結果より、本発明材は引張強度、伸びおよび絞りの全ての項目において、比較材1および3の試験結果を上回る結果となった。
また、本発明材のシャルピー衝撃試験結果は、表3に示すように5回のシャルピー衝撃試験結果の平均値として4.2Jの衝撃値であった。これに対して、比較材1の試験結果は同じく5回のシャルピー衝撃試験結果の平均値として4.0Jの衝撃値であった。また、比較材3の試験結果は同じく5回のシャルピー衝撃試験結果の平均値として2.7Jの衝撃値であった。以上の試験結果より、本発明材のシャルピー衝撃値は、比較材1および3のいずれの衝撃値をも上回る結果となった。
次に、本発明材および比較材を用いて、回転曲げ疲労試験を行い、材料の疲労寿命を測定したので、その試験結果について図面を用いて説明する。本疲労試験はJIS規定(JIS Z2274)にて定められた試験であり、試験方法は同JIS規定に準拠した方法に基づいて行った。図5は、本発明材、比較材1ないし3を用いた本実施例の回転曲げ疲労試験結果を示す。図5のグラフは縦軸に応力(単位:MPa)、横軸に繰り返し回数(対数表記)をプロットした結果であり、繰り返し回数が10回における応力を疲労寿命限とした。
本発明材の疲労寿命限は、図5に示すように約1000MPaであった。これに対して、比較材1の疲労寿命限は800MPaであった。なお、比較材3の試験応力を700MPaまで下げたが、繰り返し回数が10回には到達しなかった。また、比較材2(オーステナイト結晶粒度:12)の試験応力は1100MPaまでしか下げていないが、その分布から疲労寿命限は本発明材に比して劣ることが明らかである。以上の試験結果より、本発明材は従来のマルテンサイト系ステンレス鋼(比較材1〜3)に比して優れた耐疲労特性を有することがわかった。

Claims (2)

  1. 重量%で、C:0.37〜0.45%、Si:0.60%以下、Mn:0.60%以下、P:0.030%以下、S:0.010%以下、Cr:15.00〜16.00%、Ni:0.30%以下、Cu:0.25%以下、Mo:1.50〜1.90%、W:0.40%以下、V:0.20〜0.40%、Co:0.25%以下、Al:0.10%以下、O:50ppm以下、N:1600〜2500ppmであり、残余がFeおよび不可避不純物からなるマルテンサイト系ステンレス鋼であって、組織中に炭化物が均一に微細化されていることを特徴とするマルテンサイト系ステンレス鋼。
  2. オーステナイト結晶粒度が12以上であることを特徴とする請求項1に記載のマルテンサイト系ステンレス鋼。
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