JP2019014621A - 破砕剤組成物 - Google Patents

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友祐 梶
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Abstract

【課題】従来の非火薬破砕剤と同等以下の各種感度を有し、従来の非火薬破砕剤で見られる二次燃焼の発生頻度を低減することにより、製造及び取扱作業時における安全性に優れ、消防法上の危険物に該当せず、貯蔵・取扱において指定数量の制限を受けない非火薬破砕剤を提供する。
【解決手段】金属酸化物、金属粉末及び水和物を含む破砕剤組成物であって、金属酸化物/金属粉末の質量比率が70/30〜90/10であり、金属粉末の平均粒子径が30〜60μmであり、組成物全体に対して水和物を35〜60質量%を含むことを特徴とする破砕剤組成物。
【選択図】なし

Description

本発明は、岩盤やコンクリート構造物等の産業用破砕作業に利用される破砕剤組成物に関する。更に詳しくは、打撃感度、静電気感度、着火感度及び二次燃焼発生頻度を低減した破砕剤組成物に関する。
トンネル掘進工事、土地造成工事、道路工事、港湾工事等の土木工事における従来からの岩盤やコンクリート構造物等の破砕技術としては、火薬類による破砕方法、あるいはブレーカー等の建設重機による破砕方法がある。
火薬類による破砕方法は、非常に有用で経済的であるが、消費許可の取得手続きが必要である上、市街地や近隣に民家がある場合は、瞬発的ではあるものの高レベルの騒音、地盤振動等の問題があり、使用が大きく制限されることがある。
一方、建設重機等による破砕方法では、比較的低レベルではあるが、長時間に亘る継続的な騒音、振動の問題がある上、作業効率が劣るため施工期間も長くなるという欠点を有している。
これらの欠点を補う方法として、テルミット反応を利用した非火薬破砕剤による破砕方法が注目されており、火薬類取締法上の火薬類に該当しない成分で構成される非火薬破砕剤として、特許第3586356号公報には、30〜2重量%の酸化第二鉄、83〜10重量%の酸化第二銅、30〜15重量%のアルミニウム粉末から成るテルミット剤100重量部と、20〜125重量部のガス発生剤とを含有し、酸化第二鉄の粒子径が0.15〜1μmである非火薬破砕剤が開示されており、特許第3688855号公報には、アルミニウム、酸化第二銅から成るテルミット剤と、カリウム明礬又はアンモニウム明礬から成るガス発生剤と、塩化ビニルから成るバインダーと、ステアリン酸カルシウムから成る鈍感化剤を含有する非火薬破砕剤が開示されており、特開2016−166100号公報には、平均粒子径が0.1〜30μmの金属酸化物と平均粒子径が20〜60μmの金属粉末の質量比率が50/50〜70/30であり、水和物を20〜50質量%含有する非火薬破砕剤が開示されている。
特許第3586356号公報 特許第3688855号公報 特開2016−166100号公報
本発明の目的は、従来の非火薬破砕剤と同等以下の各種感度を維持し、従来の非火薬破砕剤で見られる二次燃焼の発生頻度を低減することにより、製造及び取扱作業時における安全性に優れ、消防法上の危険物に該当せず、貯蔵・取扱において指定数量の制限を受けない非火薬破砕剤を提供することにある。
本発明者らは、製造及び使用時の安全性及び利便性の確保という観点から、種々検討を重ねた結果、金属酸化物と金属粉末の含有比率、金属粉末の平均粒子径及び水和物の含有率を規定することにより、上記課題を解決し得ることを見出し、本発明を完成するに至った。
即ち、本発明は、
(1)金属酸化物、金属粉末及び水和物を含む破砕剤組成物であって、金属酸化物/金属粉末の質量比率が70/30〜90/10であり、金属粉末の平均粒子径が30〜60μmであり、組成物全体に対して水和物を35〜60質量%を含むことを特徴とする破砕剤組成物、
(2)金属粉末が、アルミニウム、マグネシウム又はこれらの混合物であることを特徴とする(1)に記載の破砕剤組成物、
(3)金属酸化物が、平均粒子径0.1〜30μmの酸化第二銅、酸化第二鉄又はこれらの混合物であることを特徴とする(1)又は(2)に記載の破砕剤組成物、
(4)水和物が、平均粒子径0.5〜5mmのカリウム明礬・12水和物、アンモニウム明礬・12水和物、硫酸マグネシウム・7水和物、硫酸アルミニウム・18水和物、及び硫酸亜鉛・7水和物から成る群から選択される1種以上であることを特徴とする(1)乃至(3)のいずれかに記載の破砕剤組成物、
(5)組成物全体に対して、バインダーを0.1〜5.0質量%含むことを特徴とする(1)乃至(4)のいずれかに記載の破砕剤組成物、
(6)バインダーが、エチルセルロース、ヒドロキシプロピルセルロース、カルボキシメチルセルロース、及びポリビニルピロリドンから成る群から選択される1種以上であることを特徴とする(5)に記載の破砕剤組成物、
に関する。
本発明により、従来の非火薬破砕剤と同等以下の各種感度を維持すると共に、後ガスに起因するものと思われる二次燃焼の発生頻度を低減することにより、製造及び使用時の安全確保が容易になると共に、消防法上の危険物非該当となり、指定数量による制限を受けずに貯蔵・取扱が可能となる。
以下、本発明の方法を詳細に説明する。
本発明は、製造作業時及び使用時の安全性並びに利便性に配慮した破砕剤に関する。
本発明の破砕剤組成物は、金属酸化物、金属粉末及び水和物を含む破砕剤組成物であって、金属酸化物/金属粉末の質量比率が70/30〜90/10であり、金属粉末の平均粒子径が30〜60μmであり、組成物全体に対して水和物を35〜60質量%を含むことを特徴とする。本発明の破砕剤は、金属酸化物と金属粉末の含有比率、金属粉末の平均粒子径及び水和物の含有率の3つの要素を適切に規定すること等により、各種感度及び二次燃焼発生頻度が低減し、製造時及び使用時の安全性が高く、火薬類取締法及び消防法上の制約を受けないという利点がある。
本発明の破砕剤組成物は、金属酸化物/金属粉末を70/30〜90/10の質量比率で含むものである。本発明の破砕剤組成物は、好ましくは、金属酸化物/金属粉末を75/25〜85/15、更に好ましくは、金属酸化物/金属粉末を78/22〜82/18の質量比率で含む。金属酸化物/金属粉末の質量比率が上記範囲内であると、打撃感度、摩擦感度、静電気感度、着火感度及び二次燃焼発生頻度が低減し、且つ、所望の破砕性能が得られる。
本発明の破砕剤組成物において、金属酸化物の含有量は、28〜63質量%であることが好ましく、35〜55質量%であることが更に好ましく、40〜50質量%であることが特に好ましい。本発明において、金属酸化物としては、三酸化モリブデン、酸化第二銅、二酸化マンガン、過マンガン酸カリウム、酸化第二鉄、四酸化三鉄、過マンガン酸カルシウム等の酸化剤が用いられ得るが、好ましくは、酸化第二銅、酸化第二鉄又はこれらの混合物が用いられる。本発明において用いられる金属酸化物の平均粒子径は0.1〜30μmであることが好ましく、0.5〜20μmであることが更に好ましく、1〜15μmであることが特に好ましい。金属酸化物の平均粒子径が上記範囲内であると、特に、打撃感度、摩擦感度、静電気感度及、着火感度及び二次燃焼発生頻度が低減し、且つ、所望の破砕性能が得られる。
本発明の破砕剤組成物において、金属粉末の含有量は、4〜21質量%であることが好ましく、8〜16質量%であることが更に好ましく、10〜14質量%であることが特に好ましい。本発明において、金属粉末としては、ジルコニウム、アルミニウム、チタン、マグネシウム、マグナリウム等、酸化剤からの酸素供給により高い熱エネルギーを放出するものであれば何れも使用可能であるが、好ましくは、アルミニウム、マグネシウム又はこれらの混合物が用いられる。本発明において用いられる金属粉末の平均粒子径は、30〜60μmであることが好ましく、35〜55μmであることが更に好ましく、40〜50μmであることが特に好ましい。金属粉末の平均粒子径が小さ過ぎると、各種感度及び二次燃焼発生頻度の増大により、製造及び取扱作業時における安全性に問題が生じる場合があり、金属粉末の平均粒子径が大き過ぎると、所望の破砕性能が得られない場合がある。金属粉末の平均粒子径が上記範囲であると、特に、打撃感度、静電気感度、着火感度及び二次燃焼発生頻度が低減し、且つ、所望の破砕性能を得ることができる。
本発明の破砕剤組成物は、水和物を35〜60質量%含むものである。本発明の破砕剤組成物は、好ましくは、水和物を40〜50質量%含む。水和物の含有量が上記範囲内であると、打撃感度、摩擦感度、静電気感度、着火感度及び二次燃焼発生頻度が低減し、且つ、所望の破砕性能が得られる。
本発明において、水和物としては、上記金属酸化物と金属粉末とのテルミット反応により発生する高い反応熱によって結晶水が一瞬に気化して蒸気として放出するものであれば何れも使用可能であるが、好ましくは、平均粒子径が0.5〜5mmのカリウム明礬・12水和物、アンモニウム明礬・12水和物、硫酸マグネシウム・7水和物、硫酸アルミニウム・18水和物、及び硫酸亜鉛・7水和物から選択される1種以上が用いられる。水和物平均粒子径が上記範囲内であると、特に、打撃感度、摩擦感度、静電気感度、着火感度及び二次燃焼発生頻度が低減し、且つ、所望の破砕性能が得られる。
本発明の破砕剤組成物は、バインダーを含むことが好ましい。本発明において、バインダーとしては、金属酸化物及び金属粉末から成るテルミット剤を水和物の粒子表面に結合させ、これらを一定の成分比率で維持させ得るものであれば何れも使用可能であるが、好ましくは、エチルセルロース、ヒドロキシプロピルセルロース、カルボキシメチルセルロース、ポリビニルピロリドンが用いられる。
本発明の破砕剤組成物は、0.1〜5.0質量%のバインダーを含むことが好ましい。本発明の破砕剤組成物は、更に好ましくは、0.3〜3.0質量%のバインダーを含み、特に好ましくは、0.5〜1.0質量%のバインダーを含む。バインダーの含有量が上記範囲内であると、特に、打撃感度、摩擦感度、静電気感度、着火感度及び二次燃焼発生頻度が低減し、且つ、所望の破砕性能が得られる。
なお、本発明において、平均粒子径とは、体積基準の平均粒子径であり、レーザー回折・散乱法(マイクロトラック法)で体積基準の累積粒度分布で50%の粒子径として定義される。具体的には、レーザー回折・散乱式粒子径分布測定装置(日機装(株)製)を用いて測定される。
本発明を実施例を挙げてさらに詳細に説明するが、本発明は実施例のみに限定されるものではない。以下の実施例において、%は質量%を示す。
(実施例1)
酸化第二銅(日本化学産業(株)製:平均粒子径5μm)47.6%、酸化第二鉄(JFEスチール(株)製:平均粒子径1μm)5.3%、アルミニウム粉(和光純薬工業(株)製:平均粒子径40μm)11.6%、アンモニウム明礬・12水和物(大明化学工業(株)製:平均粒子径1.5mm)35%、予めアセトンに溶解させたポリビニルピロリドン(和光純薬工業(株)製)0.5%をSUS製容器内において竹べらで混合し、目開き2.8mmの篩を通した後、常温で一昼夜風乾して破砕剤組成物を調製した。
(実施例2)
酸化第二銅(日進ケムコ(株)製:平均粒子径0.9μm)46.4%、アルミニウム粉(和光純薬工業(株)製:平均粒子径40μm)13.1%、硫酸マグネシウム・7水和物(和光純薬工業(株)製:平均粒子径0.8mm)40%、予めエタノールに溶解させたエチルセルロース(和光純薬工業(株)製)0.5%をSUS製容器内において竹べらで混合し、目開き2.8mmの篩を通した後、常温で一昼夜風乾して破砕剤組成物を調製した。
(実施例3)
酸化第二銅(古河ケミカルズ(株)製:平均粒子径5μm)43.1%、アルミニウム粉(和光純薬工業(株)製:平均粒子径40μm)11.4%、アンモニウム明礬・12水和物(大明化学工業(株)製:平均粒子径1.5mm)45%、予めエタノールに溶解させたポリビニルピロリドン(和光純薬工業(株)製)0.5%をSUS製容器内において竹べらで混合し、目開き2.8mmの篩を通した後、常温で一昼夜風乾して破砕剤組成物を調製した。
(比較例1)
酸化第二銅(日進ケムコ(株)製:平均粒子径0.9μm)38.1%、アルミニウム粉(ミナルコ(株)製:平均粒子径5μm)11.4%、カリウム明礬・12水和物(和光純薬工業(株)製:平均粒子径0.8mm)45%、予めアセトンに溶解させたエチルセルロース(和光純薬工業(株)製)0.5%をSUS製容器内において竹べらで混合し、目開き2.8mmの篩を通した後、常温で一昼夜風乾して破砕剤組成物を調製した。
(比較例2)
酸化第二銅(日本化学産業(株)製:平均粒子径5μm)41.7%、アルミニウム粉(和光純薬工業(株)製:平均粒子径40μm)27.8%、アンモニウム明礬・12水和物(大明化学工業(株)製:平均粒子径1.5mm)30%、予めエタノールに溶解させたポリビニルピロリドン(和光純薬工業(株)製)0.5%をSUS製容器内において竹べらで混合し、目開き2.8mmの篩を通した後、常温で一昼夜風乾して破砕剤組成物を調製した。
(比較例3)
酸化第二銅(古河ケミカルズ(株)製:平均粒子径5μm)52.8%、アルミニウム粉(和光純薬工業(株)製:平均粒子径40μm)16.7%、アンモニウム明礬・12水和物(大明化学工業(株)製:平均粒子径1.5mm)30%、予めエタノールに溶解させたポリビニルピロリドン(和光純薬工業(株)製)0.5%をSUS製容器内において竹べらで混合し、目開き2.8mmの篩を通した後、常温で一昼夜風乾して破砕剤組成物を調製した。
以下のようにして、実施例及び比較例の破砕剤組成物の落つい感度・摩擦感度、静電気感度及び小ガス炎着火感度、並びに破砕効果、二次燃焼発生頻度について確認した。
(1)落つい感度・摩擦感度
火薬学会規格ES−21(1)及びES−22に各々規定の落つい感度試験及び摩擦感度試験により、落つい感度及び摩擦感度を測定した。
(2)静電気感度
火薬学会規格ES−25で規定されている静電気感度試験に準じて静電気感度を測定した。静電気感度試験装置((株)日本テクナート製)を用い、試料状態は開放状態、電極間隙長は0.1mmで測定した。
(3)小ガス炎着火試験
消防法に基づく危険物第2類の判定試験である小ガス炎着火試験を行い、火炎を接触させてから着火するまでの時間を測定した。着火時間≦3秒以内であれば第一種可燃性固体、3秒<着火時間≦10秒であれば第二種可燃性固体、不着火又は燃焼不継続であれば非危険物となる。第一種可燃性固体及び第二種可燃性固体の指定数量は各々100kg、500kgであり、指定数量以上の貯蔵・取扱にあっては消防法に基づく特定場所での許可が必要となる。
(4)破砕効果及び二次燃焼発生頻度
中硬岩の岩盤に、穿孔径φ75mm、穿孔角度80°、穿孔長3,200mm、孔間隔700mm、3孔×3列で穿孔し、各破砕剤組成物2.8kgを充填したφ55mm×1,030mmのカートリッジを1孔に1本ずつ装薬し、専用の点火具にて点火し、盤下破砕にて破砕効果及び二次燃焼発生頻度を確認した。
これらの試験結果を表1に示す。
Figure 2019014621
Figure 2019014621
表2の結果から明らかなように、比較例1においては、金属粉末の平均粒子径が5μmと小さいので、高い確率で二次燃焼が発生すると共に、静電気感度が高く、また小ガス炎着火感度も高く、第二種可燃性固体に該当する結果であった。また、比較例2においては、金属酸化物に対する金属粉末の質量比率が大きく(金属酸化物/金属粉末の質量比率が60/40)、水和物の含有率が30%と少ないため、高い確率で二次燃焼が発生することが確認された。さらに、比較例3においても、水和物の含有率が30%と小さいため、二次燃焼の発生が確認された。
これに対し、表1の結果から明らかなように、金属酸化物/金属粉末の質量比率が70/30〜90/10、水和物が35〜60質量%、及び金属粉末の平均粒子径が30〜60μmという3つの条件を全て満たす実施例1、2及び3においては、優れた破砕効果を示すにもかかわらず、二次燃焼が発生しなかったと共に、静電気感度が低く、非危険物であることが確認された。

Claims (6)

  1. 金属酸化物、金属粉末及び水和物を含む破砕剤組成物であって、金属酸化物/金属粉末の質量比率が70/30〜90/10であり、金属粉末の平均粒子径が30〜60μmであり、組成物全体に対して水和物を35〜60質量%を含むことを特徴とする破砕剤組成物。
  2. 金属粉末が、アルミニウム、マグネシウム又はこれらの混合物であることを特徴とする請求項1に記載の破砕剤組成物。
  3. 金属酸化物が、平均粒子径0.1〜30μmの酸化第二銅、酸化第二鉄又はこれらの混合物であることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の破砕剤組成物。
  4. 水和物が、平均粒子径0.5〜5mmのカリウム明礬・12水和物、アンモニウム明礬・12水和物、硫酸マグネシウム・7水和物、硫酸アルミニウム・18水和物、及び硫酸亜鉛・7水和物から成る群から選択される1種以上であることを特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれか一項に記載の破砕剤組成物。
  5. 組成物全体に対して、バインダーを0.1〜5.0質量%含むことを特徴とする請求項1乃至請求項4のいずれか一項に記載の破砕剤組成物。
  6. バインダーが、エチルセルロース、ヒドロキシプロピルセルロース、カルボキシメチルセルロース、及びポリビニルピロリドンから成る群から選択される1種以上であることを特徴とする請求項5に記載の破砕剤組成物。
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