JP2019014566A - ベルト搬送装置、画像形成装置及び被搬送物の搬送方法 - Google Patents

ベルト搬送装置、画像形成装置及び被搬送物の搬送方法 Download PDF

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Abstract

【課題】 本発明は、搬送ベルト上の被搬送物と搬送ベルトとの判別レベルが下がっていても被搬送物を搬送することができるベルト搬送装置を提供する。【解決手段】 記録材P(被搬送物)を搬送する搬送ベルト409と、搬送ベルト409上の記録材Pと搬送ベルト409とを判別するCPU300(判別手段)と、CPU300(判別手段)による前記判別ができない搬送ベルト409の領域がある場合に前記判別ができない領域を避けて記録材Pを搬送ベルト409に供給する給送ユニット207と、を有することを特徴とする。【選択図】 図2

Description

本発明は、搬送ベルトにより記録材等の被搬送物を搬送するベルト搬送装置及びこれを備えた画像形成装置、並びに、被搬送物の搬送方法に関する。
複写機、プリンタ等の画像形成装置として、例えばインクジェット記録装置が知られている。インクジェット記録装置は、記録ヘッドから記録材にインク滴を吐出して画像形成を行う。インクジェット記録装置は、高精細な画像を高速で記録することができ、ランニングコストが安く、騒音が少なく、多色のインクを使用してカラー画像を記録するのが容易である。
搬送ベルトを用いて記録材を搬送するベルト搬送装置では、搬送ベルト上に光を当てたときの反射光の輝度差で搬送ベルト上に記録材があるか否かを判定する技術が知られている。搬送ベルトは、記録材の擦れカスやインク滴の飛び散りによって汚れる。すると、汚れた搬送ベルトからの反射光と記録材からの反射光との輝度差が小さくなり、搬送ベルト上に記録材があるか否かの判定が出来なくなってしまう。特許文献1では、搬送ベルトの汚れを検出した場合に、ユーザに通知を行い、清掃を促す。
特開2005−14426号公報
しかしながら、特許文献1では、反射型フォトセンサにより搬送ベルトの汚れを検出した場合に、ユーザにより搬送ベルトの清掃が終わるまで記録材の搬送を行うことができないという問題があった。
本発明は前記課題を解決するものであり、その目的とするところは、搬送ベルト上の被搬送物と搬送ベルトとの判別レベルが下がっていても被搬送物を搬送することができるベルト搬送装置を提供するものである。
前記目的を達成するための本発明に係るベルト搬送装置の代表的な構成は、被搬送物を搬送する搬送ベルトと、前記搬送ベルト上の被搬送物と前記搬送ベルトとを判別する判別手段と、前記判別手段による前記判別ができない前記搬送ベルトの領域がある場合に前記判別ができない領域を避けて前記被搬送物を前記搬送ベルトに供給する供給手段と、を有することを特徴とする。
本発明によれば、搬送ベルト上の被搬送物と搬送ベルトとの判別レベルが下がっていても被搬送物を搬送することが可能になる。
画像形成装置の構成を示す斜視説明図である。 画像形成装置の構成を示す断面説明図である。 画像形成装置の制御系の構成を示すブロック図である。 (a)は、搬送ベルトの外周面上に汚れや記録材が無い状態でセンサにより検出される電圧値を示す図である。(b)は、搬送ベルトの外周面上に担持された記録材がセンサを通過する際にセンサにより検出される電圧値を示す図である。(c)は、搬送ベルトの外周面の一部が汚れている際にセンサにより検出される電圧値を示す図である。 搬送ベルトの外周面上の状態判定を行う様子を示すフローチャートである。 画像形成装置の縮退モードでの画像形成動作時に搬送ベルトの外周面上の状態判定を行う様子を示すフローチャートである。
図により本発明に係るベルト搬送装置、画像形成装置及び被搬送物の搬送方法の一実施形態を具体的に説明する。
<画像形成装置>
図1及び図2を用いて本発明に係るベルト搬送装置を備えた画像形成装置の構成について説明する。図1は、画像形成装置201の構成を示す斜視説明図である。図2は、画像形成装置201の構成を示す断面説明図である。図1に示すように、画像形成装置201には、画像形成装置201に画像情報を送るためのパーソナルコンピュータ等のホスト装置200が接続されている。
図1及び図2に示すように、画像形成装置201の内部には、搬送ユニット206(ベルト搬送装置)により搬送される被搬送物となる記録材Pに画像を形成する画像形成手段となるブラックBk、シアンC、マゼンタM、イエローYの各色の記録ヘッド22Bk,22C,22M,22Yが設けられている。各記録ヘッド22Bk,22C,22M,22Yは、図1及び図2の矢印A方向で示す記録材Pの搬送方向に並んで配置されている。
各色の記録ヘッド22Bk,22C,22M,22Yは、内部に収容されるブラックBk、シアンC、マゼンタM、イエローYの各色のインクの色が異なる以外は、略同様に構成される。このため説明の都合上、各記録ヘッド22Bk,22C,22M,22Yを代表して記録ヘッド22を用いて説明する場合もある。
各色の記録ヘッド22からは、それぞれブラックBk、シアンC、マゼンタM、イエローYの各色のインクが吐出される。これら四つの記録ヘッド22は、それぞれの長手方向が図1の矢印A方向で示す記録材Pの搬送方向に直交する図1の矢印D方向に沿って配置されたラインヘッド型で構成される。
各記録ヘッド22の長手方向の長さ(図1の矢印D方向の長さ)は、画像形成装置201で印刷できる記録材Pのうちで最大の幅(記録材Pの図1の矢印D方向の長さ)よりもやや長く設定されている。また、各記録ヘッド22は、画像形成動作中は、固定されて動かない。このような画像形成装置201としては、高速で多数枚の名刺を作成する名刺プリンタ等が挙げられる。
図2に示すように、画像形成装置201には、カット紙等の記録材P上に各色のインクを吐出して画像を記録する記録ヘッド22と、記録ヘッド22の記録性能を維持するための回復ユニット209と、が設けられている。各記録ヘッド22と回復ユニット209とは、モジュール化されたプリント部210として構成されている。
画像形成装置201には、操作パネル204と、記録材Pをセットする給送ユニット207と、給送ユニット207から給送された記録材Pを各記録ヘッド22が対向する記録位置に搬送する搬送ユニット206が設けられる。更に、記録材Pを蓄積するスタッカーユニット205が設けられている。各記録ヘッド22により画像が形成された記録材Pは、搬送ユニット206により搬送されて機外に排出された後、スタッカーユニット205に収容される。
更に画像形成装置201には、各記録ヘッド22に各色のインクを供給するインク供給ユニット208が設けられている。インク供給ユニット208には、ブラックBk、シアンC、マゼンタM、イエローYの各色のインクタンク2Bk,2C,2M,2Yが設けられており、図示しない流路を介して各記録ヘッド22にそれぞれ供給される。インク供給ユニット208の下部には、各記録ヘッド22を回復ユニット209によりクリーニングしたときに発生したインクを蓄積するメンテナンスタンクユニット1が設けられている。
<制御部>
次に、図3を用いて画像形成装置201の制御系の構成について説明する。図3は、画像形成装置201の制御系の構成を示すブロック図である。図3に示すホスト装置200から送信された記録データやコマンドは、図示しないインターフェースコントローラを介して制御手段となるCPU(Central Processing Unit;中央演算装置)300に受信される。
CPU300には、記憶手段となるROM(Read Only Memory;リードオンリメモリ)301が接続されている。ROM301には、画像形成装置201全体を制御するための制御プログラムが格納されている。CPU300には、記憶手段となるRAM(Randam Access Memory;ランダムアクセスメモリ)302が接続されている。RAM302は、CPU300の作業領域として使用されるとともに、画像データ等の種々のデータを一時的に格納するために使用される揮発性の記録デバイス(メモリ)である。
CPU300は、ROM301に格納された制御プログラムをRAM302に読み出して実行することにより画像形成装置201全体を制御する。CPU300には、検出手段となるセンサ305,410が接続されている。図2に示すように、センサ410は、給送ユニット207から給送された記録材Pの搬送ユニット206への進入を検出する。センサ305は、搬送ユニット206から排出される記録材Pを検出する。
<検出部>
検出手段となるセンサ305,410は、記録材P(被搬送物)を搬送する搬送ベルト409の外周面上に光を照射する発光手段となる発光部305a,410aを有する。更に、該発光部305a,410aにより搬送ベルト409の外周面上に照射した光の反射光を受光する受光手段となる受光部305b,410bを有する。発光部305a,410aと受光部305b,410bとは、それぞれ反射型フォトセンサにより構成される。
反射型フォトセンサは、発光部305a,410aに設けられたフォトダイオードからなる発光素子を有する。更に、受光部305b,410bに設けられたフォトトランジスタからなる受光素子を有する。発光素子から発光された光が搬送ベルト409の外周面、或いは、搬送ベルト409の外周面上に担持された記録材Pに照射される。その反射光を検出した受光素子の信号により搬送ベルト409の外周面上の記録材Pの有無や記録材Pの種類、或いは、搬送ベルト409の外周面上の紙粉やインクの付着等による汚れを判定することができる。
本実施形態では、フォトトランジスタのコレクタ側に抵抗の一端部が接続され、その抵抗の他端部に電源が接続され、フォトトランジスタのエミッタ側がアースされた電子回路を有する。その電子回路でフォトトランジスタのコレクタと抵抗との接続部の出力端子から電圧を検出している。黒い搬送ベルト409がセンサ305,410を通過すると、フォトダイオードから出射された光が黒い搬送ベルト409に照射され、その反射光は、フォトトランジスタに届かない。このためフォトトランジスタはOFFのままで、前記出力端子で検出される検出電圧は最大となる。
一方、白い記録材Pがセンサ305,410を通過すると、フォトダイオードから出射された光が白い記録材Pに照射され、その反射光の光量に応じてフォトトランジスタをONにして前記出力端子で検出される検出電圧が下がる。尚、白い記録材Pに反射した反射光の輝度が高いと、検出電圧も高くなり、黒い搬送ベルト409に反射した反射光の輝度が低いと、検出電圧も低くなるような検出手段を用いることもできる。
<ベルト搬送装置>
図2及び図3を用いて画像形成装置201に設けられるベルト搬送装置となる搬送ユニット206の構成について説明する。図2に示すように、搬送ユニット206は、搬送ローラ203a,203bと、エンコーダ304のプーリと、駆動源となるモータ303の回転軸に設けられたプーリとにより回転可能に張架された搬送ベルト409を有して構成される。図3に示すように、CPU300には、モータ303及びエンコーダ304が接続されている。モータ303及びエンコーダ304により搬送ベルト409の駆動部310が構成される。
CPU300は、駆動部310を制御することにより搬送ユニット206に設けられたモータ303が回転駆動し、搬送ローラ203a,203bの間で張架された無端状の搬送ベルト409により記録材Pを搬送する。給送手段となる給送ユニット207の給送トレイ207a上に積載された記録材Pが給送ローラ207bにより繰り出され、搬送ローラ207cと分離ローラ207dとの協働により記録材Pが一枚ずつ分離給送される。給送ユニット207から図2の矢印A方向に給送された記録材Pが搬送ベルト409の外周面上に受け渡されると、搬送ローラ203aに対向する位置に設けられた検出手段となるセンサ410により記録材Pの先端部と後端部の検出を行う。
CPU300は、センサ410により検出した記録材Pの先端部と後端部の検出結果と、モータ303の回転駆動力により回転する搬送ベルト409の外周面の移動速度とを考慮する。これらの情報に基づいて、図2の矢印A方向で示す記録材Pの搬送方向における記録材Pの位置と長さとを判定する。
搬送ベルト409により図2の矢印A方向に搬送される記録材Pに対してプリント部210に設けられた各色の記録ヘッド22から画像情報に応じて各色のインクが吐出されて画像形成動作が行われ、記録材Pに画像が印刷される。記録材Pに画像が印刷された後は、イエローYの記録ヘッド22Yの下流側で搬送ローラ203bの上流側に設けられた検出手段となるセンサ305により記録材Pの先端部と後端部の検出を行う。CPU300は、センサ410により検出した記録材Pの先端部と後端部の検出結果と、センサ305により検出した記録材Pの先端部と後端部の検出結果とに基づいて、搬送ベルト409上の記録材Pが所定時間内に通過したか否かの判定を行う。
CPU300は、センサ410,305の検出結果に基づいて、搬送ベルト409により図2の矢印A方向に搬送される記録材Pが予め設定した時間内に搬送されたか否か、記録材Pを検出してから一定時間以上検出状態が継続しているか否かの判定を行う。
そして、予め設定された時間を超えた場合、CPU300は、搬送ユニット206内で記録材Pのジャムが発生したか、搬送ユニット206内に滞留した記録材Pがあると判定する。そして、図1に示す画像形成装置201に接続されたホスト装置200や画像形成装置201に設けられた操作パネル204の表示部204aの画面にエラー通知を行ってユーザに報知する。
次に、図4を用いてセンサ410により検出される搬送ベルト409と記録材Pの検出状態について説明する。図4(a)は、搬送ベルト409の外周面上に汚れや記録材Pが無い状態でセンサ410により検出される電圧値Vdを示す図である。図4(b)は、搬送ベルト409の外周面上に担持された記録材Pがセンサ410を通過する際にセンサ410により検出される電圧値Vdを示す図である。図4(c)は、搬送ベルト409の外周面の一部が汚れている際にセンサ410により検出される電圧値Vdを示す図である。
判別手段を兼ねるCPU300は、検出手段となるセンサ410の検出結果に基づいて、搬送ベルト409上の記録材P(被搬送物)と搬送ベルト409とを判別する。センサ410(検出手段)は、搬送ベルト409の外周面と、搬送ベルト409の外周面上に担持された記録材Pとに照射された光が反射した反射光の輝度により記録材P(被搬送物)を検出する。
図4(a)〜(c)の縦軸は、センサ410のアナログ出力電圧(V)を示し、横軸は、時間を示す。前述したように、センサ410により検出される電圧値Vdは、輝度が低いほど高くなる。ここでは、白い記録材Pと、黒い搬送ベルト409とを判定する。白い記録材Pが通過した位置は、図4(b)に示すように、センサ410により検出される電圧値Vdが下がる。CPU300は、センサ410により検出される電圧値Vdが図4(a)〜(c)に示す閾値h1(1.5V)以上となった場合は、センサ410により汚れや記録材Pの無い搬送ベルト409の外周面を検出していると判定する。
また、CPU300は、センサ410により検出される電圧値Vdが図4(a)〜(c)に示す閾値h2=1.2V(<h1=1.5V)以下となった場合は、センサ410により搬送ベルト409の外周面上に担持された記録材Pを検出していると判定する。また、CPU300は、センサ410により検出される電圧値Vdが図4(a)〜(c)に示す閾値h2(1.2V)よりも大きく、閾値h1(1.5V)よりも小さい場合は、どちらであるとも判定しない。
尚、本実施形態では、CPU300は、センサ410により検出される電圧値Vdを二つの閾値h1,h2を用いて、以下の通り判定する。センサ410により搬送ベルト409の外周面(記録材P無し)を検出しているか、或いは、センサ410により搬送ベルト409の外周面上に担持された記録材Pを検出しているかを判定する。CPU300(判別手段)は、センサ410(検出手段)の検出結果により搬送ベルト409の外周面上の記録材P(被搬送物)と搬送ベルト409との判別を行う。
他に、センサ410により検出される電圧値Vdを一つの閾値を用いて同様な判定を行うこともできる。CPU300は、センサ410により検出される電圧値Vdを一つの閾値を用いる。そして、一つの閾値を用いてセンサ410により搬送ベルト409の外周面(記録材P無し)を検出しているか、或いは、センサ410により搬送ベルト409の外周面上に担持された記録材Pを検出しているかを判定する。
図4のように二つの閾値h1,h2を用いるメリットとしては、センサ410により検出される電圧値Vdが閾値h2よりも大きく、閾値h1よりも小さい場合に、搬送を停止させずに搬送ベルト409の外周面上の汚れを判定することができるということがある。搬送ベルト409が紙粉などで白く汚れてくると、汚れの領域でセンサ410により検出される電圧値Vd(検出値)が下がるようになる。電圧値Vdが閾値h2よりも小さくなると、汚れの領域を記録材Pと誤判定する可能性が出てくる。電圧値Vdがh2<Vd<h1の範囲であれば、搬送ベルト409の外周面と記録材Pとを区別することができるため、搬送を停止させずに搬送ベルト409の汚れを判定することができる。
図4(a)に示す電圧値Vdは、搬送ベルト409の外周面上に汚れや記録材Pが無い状態を示している。CPU300は、画像形成装置201の起動時に搬送ベルト409を一周分回転させてセンサ410により搬送ベルト409の一周分の外周面上の状態を検出する。このときCPU300は、エンコーダ304により検出された搬送ベルト409の回転周期と、センサ410により検出される電圧値Vdとの関係から搬送ベルト409の外周面上の状態を判定することが出来る。
CPU300は、搬送ベルト409の外周面上の状態を判定する動作中にセンサ410により検出される電圧値Vdが図4(a)〜(c)に示す閾値h1(1.5V)を下回らないか否かの判定を行っている。CPU300は、図4(a)に示すように、センサ410により検出される電圧値Vdが閾値h1(1.5V)以上であれば、搬送ベルト409の外周面が汚れておらず所定の黒さを維持していると判定する。
CPU300は、図4(a)に示すように、センサ410により検出される電圧値Vdが閾値h1(1.5V)を下回った箇所がない場合は、通常の画像形成動作を行う。一方、図4(c)に示すように、センサ410により検出される電圧値Vdが閾値h1(1.5V)を下回った箇所がある場合は、CPU300は、画像形成装置201の動作を縮退モードへと移行する。
CPU300は、ホスト装置200や画像形成装置201の操作パネル204の表示部204aの画面上に縮退モードへと移行する旨を表示してユーザに報知する。更に、先行する記録材Pと、その直後に後続する記録材Pとの間隔を広げる縮退モードへと移行する。ここで、縮退モードとは、画像形成装置201において動作不良等の不具合が発生し同様の不具合が再発する恐れがある場合に画像形成装置201全体を停止させるのではなく、その動作不良を起こした機能のみを一部停止させるモードである。
図4(a)〜(c)に示す閾値h2(1.2V)は、白さの判定基準である。図4(b)に示すように、センサ410により検出される電圧値Vdが閾値h2以下になると、搬送ベルト409の外周面上に担持されて記録材Pが通過していることを示す。搬送ベルト409の外周面上に記録材Pが担持されていない状態で、センサ410により検出される電圧値Vdが図4(a)〜(c)に示す閾値h2(1.2V)よりも下回った箇所がある場合がある。
このとき、搬送ベルト409の外周面上に記録材Pがある状態であると誤判定してしまう。このためCPU300は、ホスト装置200や画像形成装置201の操作パネル204の表示部204aの画面上に搬送ベルト409の外周面の汚れ等のエラー通知を行うことで、搬送ベルト409の外周面の清掃を行う必要性があることをユーザに報知する。
また、図4(a)〜(c)に示す閾値h1(1.5V)は、黒さの判定基準である。図4(c)に示すように、センサ410により検出される電圧値Vdが閾値h1以下になると、搬送ベルト409の外周面上の黒さが保証されない。電圧値Vdが閾値h2以上であれば記録材Pの判別は可能であるため、この時点で搬送ベルト409の外周面の汚れ等のエラー通知を行うことで、記録材Pの搬送が継続できるうちに搬送ベルト409の外周面の清掃を促すことができる。本実施形態では、電圧値Vdが閾値h1以下になった箇所(領域)を汚れと判定し、縮退モードへと移行する。
図4(b)は、搬送ベルト409の外周面上に担持された記録材Pがセンサ410を通過する際にセンサ410により検出される電圧値Vdを示す。CPU300は、給送ユニット207から記録材Pが搬送ユニット206に給送され、搬送ベルト409の外周面上に記録材Pが担持されたか否かを判定する。CPU300は、図4(b)に示すように、センサ410により検出される電圧値Vdが閾値h2以下になると記録材Pが搬送ベルト409の外周面上に担持されたと判定する。
その後、搬送ベルト409の外周面上に担持されて搬送される記録材Pに対してプリント部210に設けられた各色の記録ヘッド22により順次各色のインクが吐出されて画像が形成される。その後、記録材Pは、センサ305を通過した後、スタッカーユニット205上に排出される。これによりCPU300は、搬送ユニット206内部での記録材Pの搬送状態を判定することが出来る。
この場合、搬送ベルト409の外周面は汚れていない状態であり、記録材Pが搬送ベルト409の外周面上のどの位置に担持されても記録材Pの位置と長さとを判定することができる。このため搬送ベルト409の外周面上の位置を気にせずに所定の間隔で記録材Pを搬送することができる。
図4(c)は、搬送ベルト409の外周面が汚れている際にセンサ410により検出される電圧値Vdを示す。CPU300は、図4(c)に示すように、センサ410により検出される電圧値Vdが閾値h1(1.5V)を下回っている部分があるため搬送ベルト409の外周面が汚れていると判定する。
図4(c)の領域Rでは、センサ410により検出される電圧値Vdが閾値h1(1.5V)を上回っているため搬送ベルト409の外周面は汚れていない。従って、搬送ベルト409の外周面上の図4(c)に示す領域R内に記録材Pの搬送方向の端部が来るように給送ユニット207により記録材Pを給送すれば、記録材Pの搬送方向の長さを検出することができる。
図4(c)に示す領域Rの記録材Pの搬送方向の長さは、必ずしも記録材Pの搬送方向の長さ以上必要ではない。記録材Pの先端部と後端部の両方を検出して記録材Pの搬送方向の長さを判定する場合は、領域Rの記録材Pの搬送方向の長さが記録材Pの搬送方向の長さ以上ある必要がある。
しかし、記録材Pの搬送方向の長さを判定せずに定形サイズであると仮定して搬送する場合は、記録材Pの搬送方向の端部位置を判定するだけで良い。このため図4(c)に示す領域Rの記録材Pの搬送方向の長さは、図4(c)に示す領域R内で記録材Pの先端部または後端部の一方が検出できる長さがあれば良い。
また、記録材Pの先端部と後端部の両方を判定する場合でも、記録材Pの搬送方向の長さを判定しない場合は、図4(c)に示す領域Rは、連続している必要もない。記録材Pの先端部または後端部の位置が検出できる領域が分割して存在していても記録材Pの先端部と後端部の検出はそれぞれ可能である。
CPU300は、画像形成装置201の起動時に駆動部310を制御してエンコーダ304の状態を見ながらモータ303により回転駆動される搬送ベルト409の一周分の外周面上の状態をセンサ410により検出される電圧値Vdに基づいて確認を行う。
CPU300は、搬送ベルト409の外周面上に記録材Pが担持されていない状態で、搬送ベルト409が一周分回転する間にセンサ410により検出される電圧値Vdの状態を監視する。そして、図4(c)に示すように、センサ410により検出される電圧値Vdが閾値h1(1.5V)を下回る箇所が有るか否かの判定を行う。
図4(c)に示す領域Rは、センサ410により検出される電圧値Vdが閾値h1(1.5V)を上回る領域Rである。この領域Rにおいて、図4(b)に示すように、センサ410により検出される電圧値Vdに基づいて、記録材Pの搬送方向の端部を判別することができる印刷動作が可能な領域があるか否かの判定を行う。
図4(c)に示す領域Rでは、センサ410により検出される電圧値Vdが閾値h1(1.5V)を上回り、記録材Pの搬送方向の端部を判別出来る。その場合、CPU300は、エンコーダ304の位置検出結果をRAM302に記憶して格納する。そして、画像形成動作をする際に図4(c)に示す領域Rにおいてセンサ410により記録材Pの搬送方向の端部の検出を行えるように駆動部310の制御を行う。
センサ410(検出手段)の検出値(電圧値Vd)が所定値(閾値h1=1.5V)以上(所定値以上)になる位置(領域R)で記録材P(被搬送物)の搬送方向の先端部または後端部の検出が可能な場合がある。CPU300は、搬送ベルト409により記録材Pを搬送可能とする制御手段を兼ねる。CPU300は、搬送ベルト409の外周面上の図4(c)に示す領域R内に記録材Pの先端部が来るように給送ユニット207による記録材Pの給送タイミングと、搬送ベルト409の移動分の演算を行う。
このような演算を行うことにより搬送ベルト409の外周面上の図4(c)に示す領域R内に記録材Pの先端部が来るように位置合わせを行うことが出来る。給送ユニット207(供給手段)は、センサ410(検出手段)の検出値(電圧値Vd)が所定値(閾値h1=1.5V)以上(所定値以上)になる位置(領域R)に記録材P(被搬送物)の搬送方向の先端部または後端部が乗るように記録材Pを搬送ベルト409の外周面上に供給する。継続して画像形成動作を行う場合、給送ユニット207による記録材Pの給送タイミングと、搬送ベルト409の外周面上の位置合わせを行いながら記録材Pの給送を続ける。
<状態判定>
次に、図5を用いて搬送ベルト409の外周面上の状態判定を行う動作について説明する。図5は、搬送ベルト409の外周面上の状態判定を行う様子を示すフローチャートである。図5に示す各ステップの処理は、CPU300がROM301から制御プログラムを読み出して実行することによりCPU300による制御下で画像形成装置201において実現される。
画像形成装置201において、電源をONしたときや画像形成動作が開始されると、CPU300により給送ユニット207、駆動部310、プリント部210等が制御されて画像形成動作を行う。画像形成動作が終了すると、給送ユニット207、駆動部310、プリント部210等は停止する。
図5のステップS1において、画像形成装置201の電源をONすると、ステップS2に進んで、搬送ベルト409の外周面上の状態を判断する起動シーケンスがONされる。ステップS3において、CPU300は、駆動部310を動作させてモータ303を回転駆動し、搬送ベルト409を一周分回転させてセンサ410により検出される電圧値Vdに基づいて搬送ベルト409の一周分の汚れ状態を確認する。
その後、ステップS4に進んで、CPU300は、搬送ベルト409の一周分の回転の間にセンサ410により検出される電圧値Vdが図4(c)に示すように、閾値h1(1.5V)よりも下回った箇所があるか否かの判定を行う。ステップS4において、図4(a)に示すように、センサ410により検出される電圧値Vdが閾値h1(1.5V)よりも下回った箇所が無い場合がある。その場合は、CPU300は、搬送ベルト409の外周面上に汚れが無いと判定する。そして、ステップS5に進んで、スタンバイ状態に移行した後、ステップS11に進んで、処理を終了する。
ステップS4において、図4(c)に示すように、センサ410により検出される電圧値Vdが閾値h1(1.5V)よりも下回った箇所がある。その場合には、CPU300は、搬送ベルト409の外周面上に汚れがあると判定する。そして、ステップS6に進んで、CPU300は、ホスト装置200や画像形成装置201の操作パネル204に設けられた報知手段となる表示部204aの画面上に搬送ベルト409の外周面上の汚れを清掃する旨の表示を行う。
これによりユーザに搬送ベルト409の外周面上の清掃を促す通知を行う。このように、CPU300は、センサ410(検出手段)の検出値(電圧値Vd)が所定値(閾値h1=1.5V)よりも小さくなる場合には、表示部204a(報知手段)によりユーザに搬送ベルト409の清掃を促す。
次に、ステップS7に進んで、CPU300は、図4(c)の領域Rに示すように、センサ410により検出される電圧値Vdが閾値h1(1.5V)以上の領域Rがあるか否かの判定を行う。センサ410により検出される電圧値Vdが閾値h1(1.5V)以上の領域Rは、搬送ベルト409の外周面上の汚れていない領域Rであって、記録材Pの搬送方向の長さを判定可能な領域Rである。この場合、領域Rの搬送方向の長さは、記録材Pの搬送方向の長さよりも長い。
ステップS7において、センサ410により検出される電圧値Vdが閾値h1(1.5V)以上の領域Rが無い場合がある。その場合は、CPU300は、搬送ベルト409の外周面上が汚れているため記録材Pの搬送方向の端部が判定できず、記録材Pの搬送が不可能であると判定する。そして、ステップS10に進んで、その旨をホスト装置200や画像形成装置201の操作パネル204に設けられた表示部204aの画面上に表示してユーザに通知した後、ステップS11に進んで、処理を終了する。
ステップS7において、図4(c)の領域Rに示すように、センサ410により検出される電圧値Vdが閾値h1(1.5V)以上の領域Rがある場合がある。その場合は、ステップS8に進んで、CPU300は、エンコーダ304の位置検出結果に基づいて記録材Pの搬送方向の端部が判定できる搬送ベルト409の外周面上の図4(c)に示す領域Rの位置をRAM302に記憶して格納する。
これによりCPU300は、次回からの画像形成動作において、RAM302に記憶された搬送ベルト409の外周面上の図4(c)に示す領域R内に記録材Pの搬送方向の端部が位置するように給送ユニット207による記録材Pの給送タイミングを設定する。
次に、ステップS9に進んで、先行する記録材Pと、その直後に後続する記録材Pとの間隔を広げる縮退モードへと移行する。ステップS9の縮退モードに移行すると、記録材Pを本来の間隔では搬送できず、搬送間隔が拡大するが、継続して画像形成動作を行うことが出来る。その後、ステップS11に進んで、処理を終了する。
<縮退モード>
次に、図6を用いて画像形成装置201の縮退モードでの画像形成動作時に搬送ベルト409の外周面上の状態判定を行う様子を説明する。図6は、画像形成装置201の縮退モードでの画像形成動作時に搬送ベルト409の外周面上の状態判定を行う様子を示すフローチャートである。
図6のステップS21において、画像形成装置201の縮退モードで印刷ジョブが開始される。このとき、図3に示すホスト装置200から送信された記録データやコマンドは、図示しないインターフェースコントローラを介してCPU300に受信される。次にステップS22に進み、CPU300は、RAM302に記憶された記録材Pの搬送方向の端部が判定できる搬送ベルト409の外周面上の図4(c)に示す領域Rの位置を参照し、モータ303の回転駆動を開始する。次に、ステップS23に進み、CPU300は、搬送ベルト409の外周面上の図4(c)に示す領域R内に記録材Pの搬送方向の端部が位置するように給送ユニット207により記録材Pの給送動作を行う。
そして、供給手段となる給送ユニット207は、記録材Pを搬送ベルト409の外周面上に供給する。このとき、CPU300(判別手段)による搬送ベルト409の外周面上の記録材P(被搬送物)と搬送ベルト409との判別ができない搬送ベルト409の外周面上の領域がある場合に、該判別ができない領域を避けて記録材Pを搬送ベルト409の外周面上に供給する。
CPU300(判別手段)は、本実施形態のように、センサ410(検出手段)の検出値(電圧値Vd)が記録材P(被搬送物)を検出した場合に低下する場合を考慮する。その場合に搬送ベルト409の外周面上に記録材P(被搬送物)が無いときの搬送ベルト409の一周分のセンサ410(検出手段)の検出値(電圧値Vd)が所定値(閾値h1=1.5V)よりも小さくなる領域を判定する。給送ユニット207(供給手段)は、そのような領域を避けて記録材P(被搬送物)を搬送ベルト409の外周面上に供給する。
給送ユニット207により記録材Pの給送動作を開始した後、ステップS24に進み、CPU300は、図2に示すセンサ410により予め設定された時間内に記録材Pの先端部を検出したか否かを判定する。ステップS24において、センサ410により予め設定された時間内に記録材Pの先端部を検出する。その場合は、ステップS25に進んで、CPU300は、搬送ベルト409の外周面上に担持された記録材Pがプリント部210に到達するタイミングに合わせて各記録ヘッド22から各色の画像情報に応じて各色のインクを吐出する。これにより記録材Pに対して画像形成を行う。
ステップS24において、センサ410により予め設定された時間内に記録材Pの先端部が検出されない場合がある。その場合は、ステップS30に進み、CPU300は、給送ユニット207により給送される記録材Pの到達が遅延したと判定する。そして、図1及び図2に示す画像形成装置201の操作パネル204に設けられた表示部204aに給送ユニット207内で記録材Pが滞留している旨のジャムエラーメッセージを表示してユーザに通知した後、ステップS11に進んで処理を終了する。
ステップS25において、画像形成動作が終了した後は、ステップS26に進み、CPU300は、図2に示すセンサ305により予め設定された時間内に記録材Pの後端部を検出したか否かを判定する。ステップS26において、センサ305により予め設定された時間内に記録材Pの後端部が検出されない場合は、ステップS30に進む。そして、CPU300は、搬送ベルト409により搬送される記録材Pの到達が遅延したと判定する。そして、図1及び図2に示す画像形成装置201の操作パネル204に設けられた表示部204aに搬送ユニット206内で記録材Pが滞留している旨のジャムエラーメッセージを表示してユーザに通知した後、ステップS11に進んで処理を終了する。
ステップS26において、センサ305により予め設定された時間内に記録材Pの後端部が検出された場合は、ステップS27に進み、CPU300は、次の印刷記録データがあるか否かの判定を行う。ステップS27において、次の印刷記録データがある場合は、ステップS23に戻り前述したステップS23〜S27の動作を繰り返す。
ステップS27において、次の印刷記録データが無い場合は、ステップS28に進み、CPU300は、搬送ベルト409の回転動作を一周分行う。その後、CPU300は、図5のステップS4〜S10を実施してセンサ410により搬送ベルト409の外周面上の汚れ状態を再度判定した後、ステップS11に進んで画像形成動作を終了する。
ステップS24において、図2に示すセンサ410により記録材Pの先端部を検出してからステップS25において画像形成動作を行う。搬送ベルト409の外周面上の汚れ状態によっては、搬送ベルト409の外周面上の図4(c)に示す領域R内で記録材Pの先端部または後端部の判別しかできない場合がある。その場合は、記録材Pの長さは定形の長さであると仮定して処理する。
例えば、センサ410により記録材Pの先端部を検出したタイミングをトリガーにして画像形成のタイミングを決定し、センサ305により記録材Pの先端部を検出してから定形の長さの記録材Pが通過するはずの時間が経過したら記録材Pを排出したと判定する。または記録材Pの後端部が搬送ベルト409の外周面上の図4(c)に示す領域Rに乗るように給送し、画像形成のタイミングを記録材Pの後端部の検出タイミングをトリガーに設定しても良い。
また、搬送ベルト409の外周面上の図4(c)に示す領域R(記録材Pの搬送方向端部の判別可能領域)の判定は、搬送ベルト409の外周面上の記録材Pの搬送方向上流側に配置されたセンサ410の検出結果により行った。他に、搬送ベルト409の外周面上の記録材Pの搬送方向下流側に配置されたセンサ305の検出結果により搬送ベルト409の外周面上の図4(c)に示す領域R(記録材Pの搬送方向端部の判別可能領域)の判定を行っても良い。このとき、センサ305は、前述したセンサ410と同様に構成される。
本実施形態の画像形成装置201によれば搬送ベルト409の外周面上が汚れている場合でも図4(c)に示す領域R(記録材Pの搬送方向端部の判別可能領域)を使用して記録材Pの搬送方向端部が判別できる。そして、搬送ベルト409による記録材Pの搬送を継続することができる。
尚、図4(a)〜(c)に示して前述した実施形態とは反対にセンサ410(検出手段)の検出値(電圧値Vd)が記録材P(被搬送物)を検出した場合に上昇する場合を考慮することもできる。その場合には、給送ユニット207(供給手段)は、記録材Pが無いときの搬送ベルト409の一周分のセンサ410の検出値(電圧値Vd)が所定値よりも大きくなる領域を避けて記録材Pを供給する。
また、センサ410(検出手段)の検出値(電圧値Vd)が前記所定値以下になる領域で記録材P(被搬送物)の搬送方向の先端部または後端部の検出が可能なとき、CPU300(制御手段)は、搬送ベルト409により記録材Pを搬送可能とする。また、センサ410(検出手段)の検出値(電圧値Vd)が前記所定値よりも大きくなる場合がある。その場合は、CPU300は、図1及び図2に示す画像形成装置201の操作パネル204に設けられた表示部204a(報知手段)によりユーザに対して搬送ベルト409の清掃を促すメッセージを表示する。
P…記録材(被搬送物)
207…給送ユニット(供給手段)
300…CPU(判別手段;制御手段)
305…センサ
409…搬送ベルト
410…センサ(検出手段;判別手段)

Claims (6)

  1. 被搬送物を搬送する搬送ベルトと、
    前記搬送ベルト上の被搬送物と前記搬送ベルトとを判別する判別手段と、
    前記判別手段による前記判別ができない前記搬送ベルトの領域がある場合に前記判別ができない領域を避けて前記被搬送物を前記搬送ベルトに供給する供給手段と、
    を有することを特徴とするベルト搬送装置。
  2. 前記判別手段は、反射光の輝度により被搬送物を検出する検出手段を含み、
    前記供給手段は、前記検出手段の検出値が被搬送物を検出した場合に低下する場合に、前記被搬送物が無いときの前記検出手段の検出値が所定値よりも小さくなる領域を避けて前記被搬送物を供給することを特徴とする請求項1に記載のベルト搬送装置。
  3. 前記供給手段は、前記検出手段の検出値が前記所定値以上になる領域に被搬送物の搬送方向の先端部または後端部が乗るように被搬送物を前記搬送ベルトに供給することを特徴とする請求項2に記載のベルト搬送装置。
  4. 前記検出手段の検出値が前記所定値よりも小さくなる場合に、前記搬送ベルトの清掃を促す報知手段を有することを特徴とする請求項2または請求項3に記載のベルト搬送装置。
  5. 請求項1〜4のいずれか1項に記載のベルト搬送装置と、
    前記ベルト搬送装置により搬送される被搬送物に画像を形成する画像形成手段と、
    を有することを特徴とする画像形成装置。
  6. 被搬送物を搬送する搬送ベルト上の被搬送物と前記搬送ベルトとの判別ができない前記搬送ベルトの領域がある場合に前記判別ができない領域を避けて前記被搬送物を前記搬送ベルトに供給することを特徴とする被搬送物の搬送方法。
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