JP2019014332A - 乗物用シート - Google Patents
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Abstract
【課題】メイン部の両サイドに吊り溝を有するバックパッドを面状支持部材で支持する乗物用シートにおいて、バックパッドの軽量化を図った乗物用シートを提供する。【解決手段】バックカバーと、バックパッド30と、バックパッド30の裏面側を面で支持する布状部材21と、バックフレームと、を有する。バックパッド30には、着座乗員の背部を支持する天板部31と、天板部31のシート幅方向の両側部において上下方向に延びる一対の縦溝部31bと、が設けられる。バックパッド30は、少なくとも上下方向の所定領域において、一対の縦溝部31bの底部31b2の裏面側に位置する天板部31が布状部材21に当接して、一対の縦溝部31bの間に位置する天板部31の裏面側が布状部材21から離隔して取付けられており、着座乗員が着座したとき天板部31の裏面側全体が布状部材21に当接するように形成されている。【選択図】図5
Description
本発明は、乗物用シートに関する。
乗物用シートには、着座者を支持するために布帛等の面状支持部材が、クッション材であるパッド材の受け部材としてシートフレームとの間に備えられているものがある。特許文献1に記載の自動車用シートのバックシートにおいては、パッド材であるバックパッドの裏面(着座面と反対側の面)が、シートフレームであるバックフレームに配設された面状支持部材に全面的に当接することで支持されている。
通常、自動車用シートのバックシートにおいては、バックパッドの着座乗員の背部が当接するメイン部の左右両サイドに上下方向に延びる一対の吊り溝が配設されている。この一対の吊り溝の底部には、バックパッドの上に被せつけられた表皮材であるバックカバーの一部に配設された係止部材を一対の吊り溝の中に引き込んで支持するための被係止部材が配設されている。これによって、特許文献1に記載の技術においては、バックパッドの一対の吊り溝が配設されている部分は、一対の吊り溝の深さに被係止部材が配設される溝底部分の厚みを加えた前後方向の厚みが必要となる。そこで、バックパッドのメイン部においても一対の吊り溝が配設されている部分と同一の前後方向の厚みとされてバックパッドの裏面が面状支持部材に全面的に当接することで支持されるものとされていた。これによって、バックパッドの軽量化が図りにくいという問題があった。
このような問題に鑑み本発明の課題は、メイン部の両サイドに一対の吊り溝を有するバックパッドを面状支持部材で支持する乗物用シートにおいて、バックパッドの軽量化を図った乗物用シートを提供することにある。
本発明の第1発明は、乗物用シートであって、表皮材としてのバックカバーと、クッション材としてのバックパッドと、該バックパッドの裏面側を面で支持する面状支持体と、該面状支持体が配設される骨格としてのバックフレームと、を有し、前記バックパッドには、着座乗員の背部を支持するメイン部と、該メイン部のシート幅方向の両側部において上下方向に延びる前記バックカバーを固定する一対の吊り溝と、が設けられ、前記バックパッドは、少なくとも上下方向の所定領域において、前記一対の吊り溝の底部の裏面側に位置する前記メイン部が前記面状支持体に当接して、前記一対の吊り溝の間に位置する前記メイン部の裏面側が前記面状支持体から離隔した状態で前記面状支持体に対して取付けられており、前記着座乗員が前記乗物用シートに着座したとき前記メイン部の裏面側全体が前記面状支持体に当接するように形成されていることを特徴とする。
第1発明によれば、バックパッドの少なくとも上下方向の所定領域において、一対の吊り溝の底部における厚みを確保して面状支持体に当接させて取付けても、メイン部の裏面側は面状支持体に対して離隔して取付けられているのでその分バックパッドの体積を小さくでき軽量化が図られる。ここで、バックパッドの一対の吊り溝が配設された部分は所定の肉厚を有して面状支持体に当接して取付けられているので乗物のコーナリング時等に印加されるシート後外側方向への押圧力をしっかり支持することができる。また、一対の吊り溝の間に位置するメイン部は着座乗員の背部からの体圧を面状支持体に伝えるだけでよいので肉厚を一対の吊り溝が配設された部分より薄くしても座り心地を悪化させることが少ない。これによって、バックパッドによる着座乗員の背部のサポート性及び座り心地の悪化を抑制してバックパッドの軽量化を図ることができる。
本発明の第2発明は、上記第1発明において、前記面状支持体は布帛であることを特徴とする。
第2発明によれば、一対の吊り溝の間に位置するメイン部の裏面側は、布帛によって支持されるので着座乗員が着座時に背部に異物感を感じることを抑制できる。
本発明の第3発明は、上記第1発明又は上記第2発明において、前記一対の吊り溝の前記底部は、前記一対の吊り溝の間に位置する前記メイン部より硬度が高く形成されていることを特徴とする。
第3発明によれば、バックパッドの一対の吊り溝が配設された部分は、一対の吊り溝の間に位置するメイン部より硬度が高く形成されているので、乗物のコーナリング時等に印加されるシート後外側方向への押圧力をよりしっかり支持することができる。
図1〜図8は、本発明の一実施形態を示す。本実施形態は、自動車用シートに本発明を適用した例である。各図中、矢印により自動車のフロアFに自動車用シート1を取付けた時の自動車の各方向を示している。以下の説明において、方向に関する記述は、この方向を基準として行うものとする。
図1に示すように、本実施形態の自動車用シート1は、シートクッション2とシートバック3とヘッドレスト4とを備えている。シートクッション2の後端部には、リクライナ(図示せず)を介してシートバック3の下端部が取付けられており、シートバック3はシートクッション2に対して角度調整が可能とされている。ここで、自動車用シート1が、特許請求の範囲の「乗物用シート」に相当する。
図1に示すように、シートクッション2は、フロアF上に左右一対のスライドレール5を介して取付けられており、スライドレール5によってフロアFに対するシートクッション2の前後方向位置調整が可能とされている。シートクッション2は、骨格としてのクッションフレーム2Fと、クッション材としてのクッションパッド2Pと、表皮材としてのクッションカバー2Cと、を備えている。
図2及び図3に示すように、シートバック3は骨格としてのバックフレーム10と、パッド支持機構20と、クッション材としてのバックパッド30と、表皮材としてのバックカバー40と、を備えている。バックフレーム10は、前面視でシートバック3の外周形状に沿った四角枠状に形成されている。具体的には、バックフレーム10は、左右一対の上下方向に長尺な鋼板材よりなるサイドフレーム11と、サイドフレーム11の上端部間に架け渡し状に設けられた鋼板製のアッパパネル12と、サイドフレーム11の下端部間に架け渡し状に設けられたロアパネル13と、から構成される。サイドフレーム11の下端部にはリクライナ14を介してアーム部材15が取付けられている。アーム部材15の下端部側がクッションフレーム2Fの後端部側に固定されることによって、バックフレーム10はクッションフレーム2Fに対して角度調整が可能となる。コネクティングロッド16は、左右のリクライナ14のロック、アンロックの動作を同期して行えるようにする機能を有する。
図2及び図3に示すように、パッド支持機構20は、バックフレーム10に対してバックパッド30の裏面側を面で支持するための機構である。パッド支持機構20は、前面視で略矩形状に形成された布状部材21と、布状部材21の左右端部をアッパパネル12とロアパネル13に対して支持する支持部材22と、を備えている。布状部材21は、着座乗員の背部から印加される荷重を受け止めることのできる高い引張り性能を備えた伸縮性を有する1枚の布帛材により形成されている。布帛材としては、ポリエステル繊維製の織物や編物が好適に使用される。布状部材21は、詳しくは、図3に示すように前面視で上方に位置する上矩形部21aと、下方に位置する上矩形部21aより左右方向の幅が狭い下矩形部21bと、から形成される。下矩形部21bは、上矩形部21aとの連結部から下方に向かうにつれて左右方向の幅が徐々に狭まるように形成されている。上矩形部21aと下矩形部21bの左右両端部には、後述する支持部材22を通すチューブ状部21a1とチューブ状部21b1が設けられている。チューブ状部21a1は、上矩形部21aを形成する布帛材の左右端部を後方向に折り返して、その端末部分近傍を本体部に対して縫製することで形成されている。チューブ状部21b1についてもチューブ状部21a1と同様である。ここで、布状部材21が、特許請求の範囲の「面状支持体」に相当する。
図2及び図3に示すように、支持部材22は、鋼製のワイヤを折り曲げ加工した線状部材である。支持部材22は、サイドフレーム11のシート内側に沿って上下方向に延びる縦棒部22aと、縦棒部22aの下端部を連結して左右方向に延びる横棒部22bと、を有し、前面視で上方に開口した略U字状に形成されている。縦棒部22aは、上下方向中央部において左右方向に最も離隔して上下方向に延びる幅広部22a1と、幅広部22a1の上端部からシート内側方向に延びるとともに途中で折れ曲がって上方に向かって延びる上幅狭部22a2と、を有する。さらに、縦棒部22aは、幅広部22a1の下端部からシート内側方向に延びるとともに途中で折れ曲がって斜め下方(シート内側方向の下方)に向かって延びる下幅狭部22a3と、を有する。上幅狭部22a2の上端部は、切り離し状態とされている。また、下幅狭部22a3の下端部は横棒部22bによって連結されている。幅広部22a1の左右方向の間隔は、後述するバックパッド30の一対の縦溝部31bの左右方向の間隔より若干広めとされている。支持部材22の、布状部材21のチューブ状部21a1及びチューブ状部21b1への取付けは、次のように行われる。支持部材22を上幅狭部22a2が上方に位置するように配置して、上幅狭部22a2の左右の上端部を下矩形部21bのチューブ状部21b1の下端部から挿入していく。そして、上幅狭部22a2の左右の上端部をさらに上矩形部21aのチューブ状部21a1の下端部から挿入していく。これによって、支持部材22の幅広部22a1に布状部材21の上矩形部21aが、支持部材22の下幅狭部22a3に布状部材21の下矩形部21bが張設される。
図2及び図3に示すように、布状部材21が張設された支持部材22は、バックフレーム10に対して取付けられている。具体的には、支持部材22の上幅狭部22a2の上端部がバックフレーム10のアッパパネル12の下部に設けられた上下方向に貫通する貫通孔(図示せず)に挿入されて上下動可能に支持されている。また、支持部材22の横棒部22bは、複数のクリップ(図示せず)を介してバックフレーム10のロアパネル13に対して支持部材22を前後方向に回動可能とするように支持されている。これによって、支持部材22は、アッパパネル12とロアパネル13との間で前後方向に撓み変形が可能にバックフレーム10に対して取付けられている。
図2〜図6に示すように、バックパッド30は、軟質ポリウレタン発泡体製のクッション体である。バックパッド30は、その後面側である裏面側をパッド支持機構20によって後ろから支えられている。バックパッド30は、着座者の背部を支持する天板部31と、着座者の背部の側面部を左右から支持する土手部32と、を有している。天板部31の上下方向中央部の若干上方には後方向に凹む横溝部31aが左右方向に延びて設けられている。土手部32は、天板部31の左右両側において前方に向かって張り出した凸形状をしている。天板部31と土手部32の間には、後方向に凹む一対の一対の縦溝部31bが上下方向に延びて設けられている。横溝部31aと一対の縦溝部31bは、それぞれ、後述するバックカバー40の横縫い線部41aと縦縫い線部41bを引き込んでその底部31a2と底部31b2に固定するためのものである。底部31a2と底部31b2のバックパッド30内には、横縫い線部41aと縦縫い線部41bに取付けられた係止部材(図示せず)を係止するための被係止部材(図示せず)が埋設されている。ここで、天板部31、一対の縦溝部31b、底部31b2が、それぞれ、特許請求の範囲の「メイン部」、「一対の吊り溝」、「底部」に相当する。
図5及び図6に示すように、天板部31の前後長である肉厚は、一対の縦溝部31bのシート幅方向内側の壁面部である内壁面部31b1において最も厚く、内壁面部31b1からシート幅方向中央部である中央部31cに向かうにつれて徐々に薄くなるように形成されている。中央部31cの肉厚は、内壁面部31b1の肉厚の1/2程度に設定されている。また、左右の内壁面部31b1の間における天板部31の後面側である裏面側には、パッド支持機構20の布状部材21の上矩形部21aに対応する部分において、前方向に凹む凹部31dが設けられている。これによって、パッド支持機構20の布状部材21の前側にバックパッド30を配置したとき、布状部材21の上矩形部21aとバックパッド30の天板部31の後面との間には空隙31eが形成されるようになっている。図4に示すように、天板部31の前後長である肉厚は、横溝部31aの下側の壁面部である下壁面部31a1においても内壁面部31b1と同等の厚さとされている。そして、下壁面部31a1から下方に向けてパッド支持機構20の布状部材21の上矩形部21aに対応する部分において、空隙31eの前後長が徐々に短くなるように形成されている。そして、パッド支持機構20の布状部材21の下矩形部21bに対応する部分において、バックパッド30の天板部31の後面と布状部材21とは当接するように配置されている。バックパッド30の土手部32から内壁面部31b1にかけての部分(図5及び図6においてハッチングを施した部分)は、他の部分に比べて高硬度に形成されている。これは、自動車のコーナリング時等において着座乗員に左右方向の加速度が印加された場合、着座乗員の背部の側面部をしっかり支持するためのものである。ここで、布状部材21の上矩形部21aに対応する部分が、特許請求の範囲の「上下方向の所定領域」に相当する。
図1及び図2に示すように、バックカバー40は、裁断した複数の表皮材パーツを縫い合わせて袋状に形成したものである。バックカバー40は、バックパッド30に被せつけたとき、バックパッド30の外形形状に沿って配置されシートバック3の外形をなす。バックパッド30の横溝部31aに対応して横縫い線部41aが、バックパッド30の一対の縦溝部31bに対応して縦縫い線部41bが形成されている。横縫い線部41aと一対の縦溝部31bのバックパッド30に当接する側には、バックパッド30に対して取付けるための係止部材(図示せず)が取付けられている。
図2及び図3に示すように、バックパッド30をバックフレーム10及びパッド支持機構20の上に載置した状態で、上方からバックカバー40を被せつける。そして、横縫い線部41aと一対の縦溝部31bの係止部材を横溝部31aと一対の縦溝部31bの被係止部材に係止するとともに、上下左右のバックカバー40の端末部をバックフレーム10に係止固定する。これによって、シートバック3が形成される。シートバック3の下端部をシートクッション2の後端部に取付けることによって自動車用シート1が完成する。
以上のように構成される実施形態は、以下のような作用効果を奏する。図5に示すように、自動車用シート1に乗員が着座していないとき、布状部材21の上矩形部21aとバックパッド30の天板部31の後面との間には空隙31eが形成された状態にある。また、図6に示すように、自動車用シート1に乗員が着座していないとき、布状部材21の下矩形部21bはバックパッド30の天板部31の後面に当接した状態にある。次に、図7に示すように、自動車用シート1に乗員が着座すると、着座乗員Pの体圧によりバックパッド30の天板部31が後方に向けて押圧されて布状部材21の上矩形部21aの前面に対してバックパッド30の天板部31の後面が当接して布状部材21が体圧を受ける。また、図8に示すように、自動車用シート1に乗員が着座すると、布状部材21の下矩形部21bはバックパッド30の天板部31の後面に当接した状態を保って布状部材21が体圧を受ける。ここで、バックパッド30の一対の縦溝部31bの底部31b2は被係止部材の埋設等のためにある程度の厚みの確保が必要である。一方、左右の内壁面部31b1の間における天板部31は着座乗員Pの背部からの体圧を布状部材21に伝えるだけでよいので厚みを内壁面部31b1より薄くしても座り心地を悪化させることが少ない。そこで、左右の内壁面部31b1の間における天板部31の後面側である裏面側には、布状部材21の上矩形部21aに対応する部分において、前方向に凹む凹部31dが設けられている。これによって、布状部材21の上矩形部21aに対応する部分において、バックパッド30の厚みを小さくして体積を減らすことによりバックパッド30の軽量化を図ることができる。また、バックパッド30の左右の内壁面部31b1は所定の肉厚を有して布状部材21に当接して取付けられているので自動車のコーナリング時等に印加されるシート後外側方向への押圧力をしっかり支持することができる。これによって、バックパッド30による着座乗員Pの背部のサポート性及び座り心地の悪化を抑制してバックパッド30の軽量化を図ることができる。
また、布状部材21は、柔軟な布帛から形成されているので、着座乗員がバックパッド30の天板部31を通して背部に異物感を感じることを抑制できる。さらに、バックパッド30の左右の内壁面部31b1は、天板部31のその他の部位より高硬度に形成されているので、自動車のコーナリング時等に印加されるシート後外側方向への押圧力をよりしっかり支持することができる。
以上、特定の実施形態について説明したが、本発明は、それらの外観、構成に限定されず、本発明の要旨を変更しない範囲で種々の変更、追加、削除が可能である。例えば、次のようなものが挙げられる。
1.上記実施形態においては、面状支持体として布状部材21を使用したが、これに限らず、ワイヤを簾状ないしは網状に形成したプルマフレックスやコンタマット等の面で支持することができる部材を使用してもよい。
2.上記実施形態においては、布状部材21の下矩形部21bを上矩形部21aより左右方向の長さが短いものとし、下矩形部21bには着座乗員Pの有無にかかわらずバックパッド30の天板部31の後面が当接しているものとして構成した。しかし、これに限らず、下矩形部21bの左右方向の長さを上矩形部21aと同じにして下矩形部21bに対応する部分のバックパッド30の天板部31の後面側にも前方向に凹む凹部を設けてもよい。このとき、支持部材22の形状も布状部材21の形状に応じて変更する。これによれば、バックパッド30の軽量化をさらに促進できる。
3.上記実施形態においては、バックパッド30の後面側(裏面側)に不織布等の裏面材を配設しなかったが、配設するようにしてもよい。不織布等の裏面材を配設すると、バックパッド30の後面側に亀裂等の損傷が生じるおそれを抑制できる。
4.上記実施形態においては、布状部材21とバックパッド30との間の空隙31eに何も配設しなかったが、エア袋等を配設してランバーサポート機能を付与することもできる。
5.上記実施形態においては、本発明を自動車のシートのシートバックに適用したが、これに限らず、飛行機、船、電車等に搭載のシートのシートバックに適用しても良い。
1 自動車用シート(乗物用シート)
3 シートバック
10 バックフレーム
20 パッド支持機構
21 布状部材(面状支持体)
21a 上矩形部
22 支持部材
22a 縦棒部
30 バックパッド
31 天板部(メイン部)
31b 一対の縦溝部(一対の吊り溝)
31b2 底部
31e 空隙
40 バックカバー
F フロア
P 着座乗員
3 シートバック
10 バックフレーム
20 パッド支持機構
21 布状部材(面状支持体)
21a 上矩形部
22 支持部材
22a 縦棒部
30 バックパッド
31 天板部(メイン部)
31b 一対の縦溝部(一対の吊り溝)
31b2 底部
31e 空隙
40 バックカバー
F フロア
P 着座乗員
Claims (3)
- 乗物用シートであって、
表皮材としてのバックカバーと、クッション材としてのバックパッドと、該バックパッドの裏面側を面で支持する面状支持体と、該面状支持体が配設される骨格としてのバックフレームと、を有し、
前記バックパッドには、着座乗員の背部を支持するメイン部と、該メイン部のシート幅方向の両側部において上下方向に延びる前記バックカバーを固定する一対の吊り溝と、が設けられ、
前記バックパッドは、少なくとも上下方向の所定領域において、前記一対の吊り溝の底部の裏面側に位置する前記メイン部が前記面状支持体に当接して、前記一対の吊り溝の間に位置する前記メイン部の裏面側が前記面状支持体から離隔した状態で前記面状支持体に対して取付けられており、
前記着座乗員が前記乗物用シートに着座したとき前記メイン部の裏面側全体が前記面状支持体に当接するように形成されている乗物用シート。 - 請求項1において、前記面状支持体は布帛である乗物用シート。
- 請求項1又は請求項2において、前記一対の吊り溝の前記底部は、前記一対の吊り溝の間に位置する前記メイン部より硬度が高く形成されている乗物用シート。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2017131792A JP2019014332A (ja) | 2017-07-05 | 2017-07-05 | 乗物用シート |
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