JP2019013946A - 金型プレス装置及び金型プレス方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】金型プレス装置で発生した異常をできるだけ早い段階で精度よく検出することができる金型プレス装置及び金型プレス方法を提供すること。【解決手段】スライド12の位置を検知するコントローラ14と、金型3に加わる荷重値Lを検知する荷重計30及びロードセル31と、コントローラ14及び荷重計30、ロードセル31の検知結果に基づいて金型3の異常を検出するコントローラ14と、コントローラ14により異常を検出した場合に、プレス装置Sを停止するように制御するコントローラ14と、を備え、コントローラ14は、スライド12が上昇している間に、スライド12の位置Pが、上昇端の近傍に到達しているにもかかわらず、検知した荷重値Lが閾値L0よりも大きい場合に、金型3に異常が発生していることを検出する。【選択図】図7

Description

本発明は、金型プレス装置及び金型プレス方法に関し、特に加工動作中の異常を検知する金型プレス装置及び金型プレス方法に関する。
従来、金型プレス装置(以下、プレス装置という)を用いた加工の中には、自動車部品等で多く使用されるギアやシャフトといった部品の歯型をつくる代表的な加工法として、切削加工と鍛造加工がある。特に、鋼を常温状態でプレス装置を用いて塑性変形させる冷間鍛造は、切削加工に比べて材料の無駄がなく、加工時間やコストの面でも優れている。
また、サーボプレスの逐次加工モーション(振動モーション)を用いることで、スライドの上下動作による再潤滑効果によって、これまでは冷間鍛造が困難であった部品もプレス装置によって加工が可能となってきている。このように、加工の分野においては、切削加工からプレス装置を用いた工法への転換が進んできている。
一方、金型の異常を検出する方法として、例えば、所定の閾値を超える加速度の振動を検出することで金型間に異物が挟まったことを検出し、型締動作を停止させる方法が提案されている(例えば、特許文献1参照)。また、加工動作中に材料の座屈等の異常が発生したことを、例えば、加工時にプレス装置において発生している荷重のピーク値を監視することで検知する方法がある。
特開2010−247410号公報
しかしながら、プレス装置を用いた冷間鍛造で、ギア等の歯型成形(以下、スプライン成形ともいう)を繰り返し行うと、金型への焼きつきが発生し、金型と材料との間で摩擦が増大することにより、金型部分において材料が座屈してしまう現象が発生する。材料の座屈が発生すると、金型に大きな負担がかかり、金型が破損してしまうおそれもある。図8は、一例として、材料の座屈が発生する仕組みを説明する図である。金型3は、例えば歯型成型を行うための型であり、(a)に示すように上型3aと下型3bの間に材料であるワークWが配置される。加工が開始されると、上型3aがワークWを押圧し始める(図8(b))。ワークWは(a)のαに示す成形部3cに圧入される。ワークWへの加工が正常に行われると、(c)に示すようにギアの歯型等が形成される。一方、(d)のγの部分で焼きつきが発生するとワークWを成形部3cに押し込めなくなり、βに示すようなワークWの座屈が発生する。そのまま加工が維持されると、(e)に示すようにワークWが図中横方向に広がることにより金型3に力を及ぼす。そして、(f)に示すようにワークWの力によって金型3が破損してしまう。
上述したように、荷重のピーク値を監視することで異常を検出する方法があるが、荷重のピーク値は、材料の厚みや硬度等によっても変化する。このため、異常の検出を行う際に、材料測定を組み合わせて総合的に判断しなければならなくなるため、システムが大掛かりになったり、安定した検出が困難であったりする。更に、異常が発生した初期の段階では、荷重のピーク値にあまり変化が見られない場合が多いため、正確な異常検出ができないおそれもある。
本発明は、上記の事情に鑑みてなされたもので、金型プレス装置で発生した異常をできるだけ早い段階で精度よく検出することができる金型プレス装置及び金型プレス方法を提供することを例示的課題とする。
上記の課題を解決するために、本発明は以下の趣旨を有する。
[趣旨1]
駆動手段と、
ワークを加工する金型を上下に動作させるスライドと、
前記スライドを上下に移動させるコンロッドと、
前記駆動手段により回転され、前記駆動手段の動力を前記コンロッドを介して前記スライドに伝達するクランク軸と、
を備える金型プレス装置であって、
前記スライドの位置を検知する位置検知手段と、
前記金型に加わる荷重値を検知する荷重検知手段と、
前記位置検知手段及び前記荷重検知手段の検知結果に基づいて前記金型の異常を検出する異常検出手段と、
前記異常検出手段により前記異常を検出した場合に、前記プレス装置を停止するように制御する制御手段と、
を備え、
前記異常検出手段は、前記スライドが上昇している間に、前記位置検知手段により検知した前記スライドの位置が、前記スライドが上昇から下降に転じる前記スライドの位置である上昇端の近傍に到達しているにもかかわらず、前記荷重検知手段により検知した荷重値が閾値よりも大きい場合に、前記金型に異常が発生していることを検出する。
[趣旨2]
前記異常検出手段によって異常の検出が行われる加工は、前記スライドが上昇と下降を繰り返す加工であるものであってもよい。
[趣旨3]
前記異常検出手段による異常の検出機能を有効とするか無効とするかを設定可能な設定手段を備えるものであってもよい。
[趣旨4]
前記異常検出手段は、前記スライドが下降している間に前記荷重検知手段により検知した荷重値が前記閾値より大きくなった場合に、前記異常の検出を開始するものであってもよい。
[趣旨5]
前記異常検出手段は、前記スライドの位置が前記上昇端の近傍に到達してから前記荷重値が前記閾値よりも大きい状態が所定時間継続した場合に、前記金型が異常であることを検出するものであってもよい。
[趣旨6]
駆動手段と、ワークを加工する金型を上下に動作させるスライドと、前記スライドを上下に移動させるコンロッドと、前記駆動手段により回転され、前記駆動手段の動力を前記コンロッドを介して前記スライドに伝達するクランク軸と、を備える金型プレス装置による金型プレス方法であって、
位置検知手段によって前記スライドの位置を検知する位置検知工程と、
荷重検知手段によって前記金型に加わる荷重値を検知する荷重検知工程と、
前記位置検知手段及び前記荷重検知手段の検知結果に基づいて異常検出手段によって前記金型の異常を検出する異常検出工程と、
前記異常検出手段により前記異常を検出した場合に、制御手段によって前記プレス装置を停止するように制御する制御工程と、
を備え、
前記異常検出工程において、前記異常検出手段は、前記スライドが上昇している間に、前記位置検知手段により検知した前記スライドの位置が、前記スライドが上昇から下降に転じる前記スライドの位置である上昇端の近傍に到達しているにもかかわらず、前記荷重検知手段により検知した荷重値が閾値よりも大きい場合に、前記金型に異常が発生していることを検出する。
本発明の更なる目的又はその他の特徴は、以下添付図面を参照して説明される好ましい実施の形態によって明らかにされるであろう。
本発明によれば、金型プレス装置で発生した異常をできるだけ早い段階で精度よく検出することができる金型プレス装置及び金型プレス方法を提供することができる。
実施形態のプレス装置の構成を示す図 実施形態のプレス装置のブロック図 実施形態の逐次加工モーションを説明する図 実施形態の(A)(a)〜(c)正常な場合の金型近傍の様子を示す図、(d)正常な場合のスライド位置と荷重値を示すグラフ、(B)(a)〜(c)座屈が発生した場合の金型近傍の様子を示す図、(d)座屈が発生した場合のスライド位置と荷重値を示すグラフ 実施形態の表示部に表示される設定画面を示す図 実施形態の異常検出処理を示すフローチャート 実施形態の異常検出を説明するグラフ 従来例の(a)〜(c)正常な場合の加工を示す図、(d)〜(f)座屈が発生する仕組みを説明する図
[実施形態]
(プレス装置の説明)
図1は、プレス装置Sの概略図である。プレス装置Sは、筐体2の内外に、駆動モータ4(駆動手段)、伝達機構6、クランク軸8、コンロッド10、スライド12を有して構成される。また、プレス装置Sは、コントローラ14(制御手段)、記憶部15、表示部16、入力部18、を有している。本実施形態のプレス装置Sは、例えば順送式のプレス装置であり、複数の加工ステージと、搬送機構(不図示)とを更に有している。
駆動モータ4は、例えばサーボ制御されるサーボモータであり、回転量及び回転方向を制御しつつ伝達機構6、クランク軸8、コンロッド10を介して後述する金型3を上下移動させるものである。伝達機構6は、例えばギアやベルト等の伝達部材を有して構成され、駆動モータ4のモータ軸の回転をクランク軸8へと伝達するものである。駆動モータ4への制御信号はコントローラ14から送られるようになっている。
クランク軸8及びコンロッド10は、伝達機構6により伝達されたモータ軸の回転移動を往復移動(本実施形態では、上下移動。)に変換するためのものである。モータ軸の回転によりクランク軸8が回転し、クランク軸8に一端近傍が連結されたコンロッド10にその回転が伝達されてコンロッド10が上下移動(昇降移動)するようになっている。
コンロッド10の他端近傍にはスライド12が連結されている。コンロッド10の上下移動に伴いスライド12がガイド(不図示)に沿って上下移動するようになっている。図1にその概略図を示すように、スライド12は、ボルスタ22と対面している。プレス装置Sにおいては、スライド12と対向するようにボルスタ22が配置されている。スライド12のボルスタ22と対向する側の面(本実施形態では下面。)に金型3の一部としての上型3aが装着される。ボルスタ22のスライド12と対向する側の面(本実施形態では上面。)に金型3の一部としての下型3bが装着される。
上型3aと下型3bとの間に加工対象としてのワークWを配置し、上型3aと下型3bとで押圧することにより、プレス装置SによるワークWに対するプレス加工が行われる。詳しくは、コントローラ14により制御されて駆動モータ4が回転する。駆動モータ4の回転が伝達機構6、クランク軸8を介してコンロッド10へと伝達され、スライド12が上下移動する。スライド12の下方移動によって上型3aと下型3bとが押圧され、ワークWのプレス加工が行われる。すなわち、プレス装置Sにおいて、駆動モータ4、伝達機構6、クランク軸8、コンロッド10、スライド12がプレス部を構成する。伝達機構6には、駆動モータ4の回転速度を検知するためのロータリーエンコーダ25が設けられている。記憶部15には、入力部18を介して設定されたデータが記憶される。ロードセル31については後述する。
(プレス装置のブロック図)
図2は、本実施形態のプレス装置Sのブロック図である。コントローラ14は、ロータリーエンコーダ25により検知した駆動モータ4の回転速度に基づいてアンプ32を介して駆動モータ4を制御する。コントローラ14は、ロータリーエンコーダ25の検知結果に基づいて、クランク軸8を回転させた角度を検知することができ、これによりスライド12の位置Pがどの位置にあるかを検知することができる。コントローラ14は、スライド12の位置Pを検知する位置検知手段として機能する。
ロードセル31は、検知した力の大きさのデータを荷重計30に出力する。荷重計30はロードセル31から入力された力の大きさのデータをコントローラ14によって判断可能なデータに変換し、コントローラ14に出力する。コントローラ14は、荷重計30から入力されたデータに基づいて、プレス装置Sにおいて加わっている荷重を検知する。荷重計30及びロードセル31は荷重検知手段として機能する。
ロードセル31は、例えばプレス装置Sの筐体2に配置される。このとき、コントローラ14は、ロードセル31、荷重計30を介して入力されたデータに基づき、筐体2が伸びた状態となったときに、荷重がかかった状態であると判断する。また、例えば、ロードセル31は、プレス装置Sのコンロッド10に配置される。このとき、コントローラ14は、ロードセル31、荷重計30を介して入力されたデータに基づき、コンロッド10が圧縮された状態となったときに、荷重がかかった状態であると判断する。
また、コントローラ14は、表示部16に各種設定用の画面を表示させたり、各種のデータを報知したりする。また、コントローラ14は、入力部18を介して作業者から各種のデータの入力を受け付ける。また、コントローラ14は、入力部18を介して受け付けたデータや演算により得たデータ等を記憶部15に書き込む。更に、コントローラ14は、記憶部15から各種のデータを読み込む。
(歯型成型時のプレス装置の動作)
プレス装置Sを用いて図8で説明したような歯型成型を行う場合、スライド12は上昇と下降を繰り返し、金型3はワークWを押圧していく。図3は、プレス装置Sが歯型成型を行う際の、スライド12の位置301[mm]、スライド12の速度302[mm/s]、ストローク数303[min−1]を示すグラフである。なお、ストローク数とは、クランク軸8の回転数に相当するものである。図3の横軸は時間[秒]を示す。図3に示すように、スライド12は、加工領域において上昇と下降を繰り返しつつ、位置301を位置0mmまで下降させ金型3aによってワークWを金型3bに押し込んでいく。
ここで、加工領域においてスライド12の上昇と下降が繰り返されているとき、スライド12が下降から上昇に転じるときのスライド12の位置を下降端、上昇から下降に転じるときの位置を上昇端という。下降端から上昇端までの位置の移動量を、上昇移動量Aという。上昇移動量Aは、後述する異常検出の判断時に必要となる値であり、正常な歯型成型が行われているときのワークWの弾性変形以上となるような値が設定される。例えば、上昇移動量Aは2mm等の値が設定される。また、プレス装置Sが学習機能を有し、正常な歯型成型が行われているときに得られたスライド12の位置のデータと荷重のデータとに基づいて適切な値を設定するようにしてもよい。ワークWに対して正常に加工が施されると、スライド12の位置301は上昇して原点に復帰する。
このような動作を行うことで、プレス装置Sは、例えば円柱状のワークWの外周に複数の歯を有するギア等の部品を製造することができる。
(正常な場合の加工動作)
ここで、正常に加工が行われた場合の荷重と、ワークWに座屈等が発生した場合の荷重について説明する。プレス装置Sは、図2で説明したロードセル31及び荷重計30によって加工動作中の荷重を監視している。図4(A)は正常に加工が行われた場合を説明する図である。図4(A)の(a)〜(c)は、正常に加工が行われた場合の金型3近傍の様子を示す図であり、(d)はそのときのスライド位置301、荷重値401を示すグラフである。(d)のグラフの横軸は時間を示す。なお、(d)で示す荷重値401は、下型3bの左右の合計値である。なお、図8で説明した構成と同じ構成には同じ符号を付し、説明を省略する。
図3で説明したように、加工領域ではスライド12は上昇と下降を繰り返しながら下降していく。この上昇と下降の繰り返しの中で、スライド12が下降から上昇に転じると、正常に加工が施されている場合には、図4(A)の(c)に示すように、ワークWと金型3aとの間に隙間Spが生じる。ワークWと金型3aとの間に隙間Spが生じると無負荷状態となり、ロードセル31及び荷重計30によって検知される荷重値は、ゼロ又は所定の閾値以下となる。図4(A)の(d)の501に示すように、スライド12の位置301が上昇した位置にあるとき、荷重値401はゼロ又は所定の閾値以下となっている。
(異常が発生した場合の加工動作)
図4(B)は加工中に異常が発生した場合を説明する図である。図4(B)の(a)〜(c)は、加工中に異常、ここではワークWの座屈が発生した場合の金型3近傍の様子を示す図であり、(d)はそのときのスライド位置301、荷重値402を示すグラフである。(d)のグラフの横軸は時間を示す。
加工領域におけるスライド12の上昇と下降の繰り返しの中で、ワークWに座屈が発生すると、図4(B)の(c)に示すように、スライド12が上昇してもワークWと金型3aとの間に隙間が生じず、無負荷状態とならない。このため、ロードセル31及び荷重計30によって検知される荷重値は、ゼロ又は所定の閾値以下とはならない。図4(B)の(d)の荷重値402に示すように、601に示す部分で、スライド12の位置301が上昇した位置にあるにもかかわらず、荷重値402はゼロ又は所定の閾値以下とはなっていない。
以上のことから、加工領域においてスライド12が上昇しているにもかかわらず、ロードセル31及び荷重計30により検知される荷重値がゼロ又は所定の閾値以下とならない場合に、コントローラ14はワークWに座屈が発生していることを判断することができる。そして、コントローラ14がワークWに座屈が発生していると判断したタイミングで、作業者に報知したりプレス装置Sの加工動作を停止させることで、加工を継続することにより金型3を破損してしまうことを早い段階で防止することができる。
(表示部に表示される設定画面)
図5は表示部16に表示される設定画面である。本実施形態では、例えば、金型3の異常検出機能を有効とするか無効とするかを選択することができる。作業者によって「無効」又は「有効」が選択されると、設定手段であるコントローラ14は、入力部18を介して「無効」又は「有効」のデータを記憶部15に記憶する。
鍛造加工においてパルス1動作を行う場合には、異常の検出機能を有効にして動作を行えばよいが、他の加工(例えば、絞り加工等)においては、異常が発生していない場合であってもパルス1動作で荷重値がゼロであることを検出できない場合がある。このように、加工の種類によっては、異常の検出機能を有効としたまま加工処理を行ってしまうと、誤検出が発生するおそれがある。このため、図5のように異常の検出機能について「無効」又は「有効」を選択できるようにしている。なお、加工の種類を判断する手段を有している場合には、その手段の判断結果に基づいて、コントローラ14が自動で異常の検出機能を有効又は無効に設定するようにしてもよい。
また、金型3の異常の検出機能を有効とする設定が選択された場合、金型3に異常が発生していることを判断するための閾値を設定することもできる。図5の設定画面で設定された閾値は、荷重のゼロ又は所定の閾値以下を判断するための閾値L0(荷重ゼロ検知閾値)として、記憶部15に記憶される。なお、閾値L0は、荷重を検知する荷重検知手段の分解能に依存する値であるが、略ゼロとみなしてよい荷重値、例えば1トンや2トン等の値が設定される。また、これらの設定内容、設定画面は一例であり、これらに限定されるものではない。
(異常検出処理)
図6を用いて、本実施形態のプレス装置Sのコントローラ14による異常検出処理を説明する。図6は、異常検出手段として機能するコントローラ14により実行される制御を示すフローチャートであり、プレス装置Sの加工が開始されるとコントローラ14はステップ(以下、Sとする)601以降の処理を実行する。
S601でコントローラ14は、荷重検知に基づく異常検出を行うか否かを示すフラグFlg1(以下、荷重検知フラグという)を初期化(OFF)する。これは、加工が開始されてすぐは、スライド12の下降と上昇が開始されていたとしても上型3aがワークWに接触していない場合もあるため、加工開始直後の誤検知を避けるために、異常検出を行わないようにするためである。また、コントローラ14は、加工領域でスライド12が上昇していることを検知しているか否かを示すフラグFlg2(以下、上昇検知フラグという)を初期化(OFF)する。これは、加工が開始されるとスライド12はまず下降していくためである。
S602でコントローラ14は、スライド12の現在の位置の値が入力される変数P(以下、位置Pとする)と、ロードセル31及び荷重計30により検知された現在の荷重値が入力される変数L(以下、荷重値Lとする)を更新する。
S603でコントローラ14は、ワークWへの加工がすべて終了したか否かを判断し、加工が終了したと判断した場合処理を終了し、加工が終了していないと判断した場合、処理をS604に進める。S604でコントローラ14は、予め記憶部15に記憶されたデータに基づき、金型3への焼きつき等の異常の検出機能が有効であるか否かを判断し、異常の検出機能が有効であると判断した場合、処理をS605に進め、異常の検出機能が有効でないと判断した場合、処理をS602に戻す。図5で説明したように、加工によっては正常な加工であっても異常と誤検知する場合があるため、異常の検出機能の有効、無効を作業者側で予め設定しておき、S604で異常の検出機能が無効か有効かを判断するようにしている。
S605でコントローラ14は、スライド12が下降しているか否かを判断し、下降していると判断した場合処理をS606に進め、下降していないと判断した場合処理をS611に進める。S606でコントローラ14は、スライド12が下降から上昇に転じる位置である下降端を記憶しておくための変数P’(以下、下降端位置P’とする)に現在の位置Pを記憶する(P’=P)。
S607でコントローラ14は、上昇検知フラグFlg2がOFFとなっているか否かを判断し、上昇検知フラグFlg2がOFFとなっていると判断した場合、処理をS608に進め、上昇検知フラグFlg2がONとなっていると判断した場合処理をS617に進める。S605でスライド12が下降していると判断したにもかかわらず、スライド12の上昇を検知している上昇検知フラグFlg2がONになっている場合には、コントローラ14は異常が発生していると判断する。
S608でコントローラ14は、荷重検知フラグFlg1がOFFとなっているか否かを判断し、荷重検知フラグFlg1がOFFとなっていると判断した場合、処理をS609に進め、荷重検知フラグFlg1がONとなっていると判断した場合、処理をS602に戻す。S609でコントローラ14は、現在の荷重値Lが、図5の設定画面で設定した閾値L0よりも大きいか否かを判断する。これは、加工開始直後に荷重値Lを監視して荷重値Lの立上りを検知するための処理である。
S609でコントローラ14は、荷重値Lが閾値L0よりも大きいと判断した場合、処理をS610に進め、荷重値Lが閾値L0以下であると判断した場合、処理をS602に戻す。S610でコントローラ14は、荷重検知フラグFlg1にONをセットし、処理をS602に戻す。コントローラ14は、スライド12が下降している間に荷重値Lが閾値L0より大きくなった場合に、異常の検出を開始する。
ここで、図7は加工が開始されてからワークWの座屈等の異常が検出されるまでのスライド12の位置Pと荷重値Lを示すグラフであり、横軸は時間を示す。また、図7中には、荷重の閾値L0を破線で示す。まず、加工が開始されると、スライド12は下降していき、ある時刻で下降端に達し所定の時間が経過すると、上昇に転じ、上昇移動量Aだけ上昇する。スライド12は、上昇していき、ある時刻で上昇端に達し所定の時間が経過すると、下降に転じる。図7では、加工開始直後は、スライド12が下降と上昇を繰り返しているものの、荷重値Lは閾値L0以下となっており、コントローラ14は荷重値Lが閾値L0より大きくなるまで、言い換えれば荷重値Lが立ち上がるまでの間、異常検出を行わないようにする(図7のチェック無し)。やがて、図7に示す時刻t71で荷重値Lが閾値L0よりも大きくなると(荷重検知)、コントローラ14は荷重値Lの異常検出を開始する。
図6のフローチャートの説明に戻る。S611でコントローラ14は、荷重検知フラグFlg1がONとなっているか否かを判断し、荷重検知フラグFlg1がONとなっていないと判断した場合、処理をS602に戻し、荷重検知フラグFlg1がONとなっていると判断した場合、処理をS612に進める。S612でコントローラ14は、上昇検知フラグFlg2がONとなっているか否かを判断し、上昇検知フラグFlg2がONとなっていると判断した場合、処理をS613に進め、上昇検知フラグFlg2がONとなっていないと判断した場合、処理をS614に進める。S614でコントローラ14は、スライド12は上昇しているため、上昇検知フラグFlg2にONをセットし、処理をS613に進める。
S613でコントローラ14は、荷重値Lが閾値L0以下であるか否かを判断し、荷重値Lが閾値L0以下であると判断した場合、処理をS601に進める。この場合、コントローラ14は、スライド12が上昇し図4(A)の(c)に示す状態になったと判断し、加工が正常に行われて、上昇から次の下降へ転じるために、S601で荷重検知フラグFlg1と上昇検知フラグFlg2にそれぞれOFFをセットする。図7においては、例えば時刻t72で、異常検出の結果、荷重値Lは閾値L0以下であると判断され、正常であると判断されている。
S613でコントローラ14は、荷重値Lが閾値L0よりも大きいと判断した場合、処理をS615に進める。スライド12の上昇中に荷重値Lが閾値L0より大きいと判断された場合、次の2つのケースが考えられる。1つめのケースとしては、下降から上昇に転じて間もなくスライド12が上昇中で荷重値Lが閾値L0まで下がりきっていないケースであり、このケースでは異常が発生しているとはいえない。2つめのケースとしては、スライド12が上昇端近くまで上昇しているにもかかわらず、荷重値Lが閾値L0以下に下がりきれず、座屈等の異常が発生しているケースである。この2つのケースを切り分けるために、S615、S616の処理が実行される。
S615でコントローラ14は、次の位置Xを求める。
X=P’+A−α
ここで、Aは予め測定されているスライド12の上昇移動量、αは加工領域中でスライド12が上昇から下降に転じる際のスライド12の位置である上昇端に対するマージンである。上昇端はプレス装置Sによってばらつきがあるため、ばらつきの影響を避けるためにマージンαが設けられている。マージンαは、例えば、1μm〜10μmである。位置Xは、スライド12の位置Pが位置X以上となっていたとき、正常な状態であれば荷重値Lが閾値L0以下となっていなければならないとされる位置である。
S616でコントローラ14は、現在の位置PがS615で求めた位置X以上であるか否かを判断し、位置Pが位置X未満であると判断した場合、処理をS602に戻す。この場合、コントローラ14は、上述したケース1の状態であり、スライド12の位置はまだ上昇端に到達していないと判断し、加工動作を継続する。S616でコントローラ14は、位置Pが位置X以上であると判断した場合、処理をS617に進める。これは上述したケース2の状態であり、コントローラ14は、スライド12の位置Pが上昇端近傍に到達しているにもかかわらず、荷重値Lが閾値L0以下となっていない、すなわち、図4(B)の(c)の状態になっていると判断し、ワークWに座屈等が発生していると判断する。S617でコントローラ14は、プレス装置Sを非常停止させて、表示部16に異常が発生したことを通知して、処理を終了する。
例えば、図7の時刻t73で、スライド12の位置Pが上昇端近傍に到達しているにもかかわらず、荷重値Lが閾値L0よりも大きくなっている(図7中、701で示す)。コントローラ14は、時刻t73で異常を検出すると、プレス装置Sを非常停止させる。これにより、時刻t73以降、異常が発生しているにもかかわらず、プレス装置Sの動作を継続してしまうことがない。本実施形態では、異常を検出すると加工が中断されるため、図7では、時刻t73以降のスライド12の位置P、荷重値Lは実際には測定又は検知されない。このため、図7では、時刻t73以降、スライド位置P、荷重値Lは破線で示している。
以上、本発明の好ましい実施の形態を説明したが、本発明はこれらに限定されるものではなく、その要旨の範囲内で様々な変形や変更が可能であり、例えば以下のような変形例がある。
(変形例)
図6のフローチャートでは、コントローラ14がS609で荷重値Lが閾値L0より大きいと判断すると、すぐにS610で荷重検知フラグFlg1をONにしているが、例えば、荷重値Lが閾値L0より大きくなったことを連続してN回検知してから荷重検知フラグFlg1をONにしてもよい。同様に、コントローラ14がS613で荷重値Lが閾値L0以下であると判断すると、すぐに処理をS601に戻しているが、例えば、荷重値Lが閾値L0以下となったことを連続してN回検知してから処理をS601に戻してもよい。
また、コントローラ14がS616で位置Pが位置X以上であると判断すると、すぐにS617でプレス装置Sを非常停止させているが、位置Pが位置X以上であると判断されてから、例えばT秒間(所定時間)、荷重値Lの監視を継続し、T秒の間、荷重値Lが閾値L0以下とならなかった場合にプレス装置Sを非常停止させるようにしてもよい。
図7において、A1は図6で説明したS616、S617の処理によって異常検出を行うエリアを示し、A2は上述したS616の処理の後、T秒間待機しても荷重値Lが閾値L0以下とならなかった場合にS617の処理を行うエリアを示している。以上のような処理を行うことで、荷重値Lのばらつきを考慮した処理を行うことができる。なお、A3は、プレス装置Sにより加工が正常に行われているときに、スライド12が下降している状態で、荷重値Lの立上り(L>L0)を検出するためのエリアである。
以上、本実施形態によれば、金型プレス装置で発生した異常をできるだけ早い段階で精度よく検出することができる金型プレス装置及び金型プレス方法を提供することができる。
2 筐体
3 金型
3a 上型
3b 下型
3c 成形部
4 駆動モータ
6 伝達機構
8 クランク軸
10 コンロッド
12 スライド
14 コントローラ
15 記憶部
16 表示部
18 入力部
22 ボルスタ
25 ロータリーエンコーダ
30 荷重計
31 ロードセル
32 アンプ
W ワーク

Claims (6)

  1. 駆動手段と、
    ワークを加工する金型を上下に動作させるスライドと、
    前記スライドを上下に移動させるコンロッドと、
    前記駆動手段により回転され、前記駆動手段の動力を前記コンロッドを介して前記スライドに伝達するクランク軸と、
    を備える金型プレス装置であって、
    前記スライドの位置を検知する位置検知手段と、
    前記金型に加わる荷重値を検知する荷重検知手段と、
    前記位置検知手段及び前記荷重検知手段の検知結果に基づいて前記金型の異常を検出する異常検出手段と、
    前記異常検出手段により前記異常を検出した場合に、前記プレス装置を停止するように制御する制御手段と、
    を備え、
    前記異常検出手段は、前記スライドが上昇している間に、前記位置検知手段により検知した前記スライドの位置が、前記スライドが上昇から下降に転じる前記スライドの位置である上昇端の近傍に到達しているにもかかわらず、前記荷重検知手段により検知した荷重値が閾値よりも大きい場合に、前記金型に異常が発生していることを検出することを特徴とする金型プレス装置。
  2. 前記異常検出手段によって異常の検出が行われる加工は、前記スライドが上昇と下降を繰り返す加工であることを特徴とする請求項1に記載の金型プレス装置。
  3. 前記異常検出手段による異常の検出機能を有効とするか無効とするかを設定可能な設定手段を備えることを特徴とする請求項2に記載の金型プレス装置。
  4. 前記異常検出手段は、前記スライドが下降している間に前記荷重検知手段により検知した荷重値が前記閾値より大きくなった場合に、前記異常の検出を開始することを特徴とする請求項1から請求項3のいずれか1項に記載の金型プレス装置。
  5. 前記異常検出手段は、前記スライドの位置が前記上昇端の近傍に到達してから前記荷重値が前記閾値よりも大きい状態が所定時間継続した場合に、前記金型が異常であることを検出することを特徴とする請求項1から請求項4のいずれか1項に記載の金型プレス装置。
  6. 駆動手段と、ワークを加工する金型を上下に動作させるスライドと、前記スライドを上下に移動させるコンロッドと、前記駆動手段により回転され、前記駆動手段の動力を前記コンロッドを介して前記スライドに伝達するクランク軸と、を備える金型プレス装置による金型プレス方法であって、
    位置検知手段によって前記スライドの位置を検知する位置検知工程と、
    荷重検知手段によって前記金型に加わる荷重値を検知する荷重検知工程と、
    前記位置検知手段及び前記荷重検知手段の検知結果に基づいて異常検出手段によって前記金型の異常を検出する異常検出工程と、
    前記異常検出手段により前記異常を検出した場合に、制御手段によって前記プレス装置を停止するように制御する制御工程と、
    を備え、
    前記異常検出工程において、前記異常検出手段は、前記スライドが上昇している間に、前記位置検知手段により検知した前記スライドの位置が、前記スライドが上昇から下降に転じる前記スライドの位置である上昇端の近傍に到達しているにもかかわらず、前記荷重検知手段により検知した荷重値が閾値よりも大きい場合に、前記金型に異常が発生していることを検出することを特徴とする金型プレス方法。
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