JP2019012331A - 荷役作業割当システム - Google Patents

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Abstract

【課題】荷役車両の運転を不得意としているオペレータの運転スキルの向上を図ることができる荷役作業割当システムを提供する。【解決手段】荷役車両1を運転するオペレータWに対して当該オペレータWが行う1つ以上の荷役作業を割り当てる荷役作業割当システムSは、荷役車両1を運転中のオペレータWの生体情報を測定する生体情報測定装置2と、その生体情報に基づいてオペレータWが荷役車両1の運転を得意としているか不得意としているかを判断し、オペレータWが荷役車両1の運転を不得意としていると判断した場合は、オペレータWが荷役車両1の運転を得意としていると判断した場合に比べて、オペレータWが行う荷役作業の作業時間が長くなるように、または、オペレータWが行う荷役作業の作業量が多くなるように、オペレータWに対して荷役作業を割り当てる荷役作業割当装置33とを備える。【選択図】図1

Description

本発明は、荷役車両を運転するオペレータに対して当該オペレータが行う1つ以上の荷役作業を割り当てる荷役作業割当システムに関するものである。
一般的に、荷役車両を運転するオペレータに対して、その荷役車両を用いて行う荷物の積み降ろしに係る作業である1つ以上の荷役作業を割り当て、当該荷役作業に係る情報を荷役車両に配信してオペレータに提示することが行われている(例えば特許文献1参照)。オペレータは、配信された荷役作業に係る情報を参照して荷役車両を運転することにより、当該オペレータに割り当てられた荷役作業を行う。
また、荷役作業を行うための荷役車両として、オペレータの手動操作により動作する有人運転モードと、手動操作によらず自律して動作する無人運転モードとを切り替え可能な有人無人兼用車が知られている(例えば特許文献2参照)。オペレータが荷役車両である有人無人兼用車を運転できないときには、有人運転モードから無人運転モードに切り替えることによって、荷役車両に荷役作業を行わせることができる。
特開2015−52887号公報 特開2010−222108号公報
ところで、手動操作によらず自律して動作する荷役車両の普及により、オペレータが荷役車両を運転する機会が減少すると、そのオペレータの運転スキルが低下するおそれがあり、手動操作により荷役車両を運転する必要が生じたときに、荷役作業の作業効率が悪くなるおそれがある。そのため、荷役車両の運転を不得意としているオペレータの運転スキルを向上する必要がある。
本発明は、上記事情に鑑みてなされたものであって、荷役車両の運転を不得意としているオペレータの運転スキルの向上を図ることができる荷役作業割当システムを提供することを課題とする。
上記課題を解決するため、請求項1に記載の本発明の荷役作業割当システムは、荷役車両を運転するオペレータに対して当該オペレータが行う1つ以上の荷役作業を割り当てる荷役作業割当システムにおいて、前記荷役車両を運転中の前記オペレータの生体情報を測定する生体情報測定装置と、前記生体情報に基づいて前記オペレータが前記荷役車両の運転を得意としているか不得意としているかを判断し、前記オペレータが前記荷役車両の運転を不得意としていると判断した場合は、前記オペレータが前記荷役車両の運転を得意としていると判断した場合に比べて、前記オペレータが行う荷役作業の作業時間が長くなるように当該オペレータに対して荷役作業を割り当てる荷役作業割当装置とを備えることを特徴とする。
また、請求項2に記載の荷役作業割当システムは、荷役車両を運転するオペレータに対して当該オペレータが行う1つ以上の荷役作業を割り当てる荷役作業割当システムにおいて、前記荷役車両を運転中の前記オペレータの生体情報を測定する生体情報測定装置と、前記生体情報に基づいて前記オペレータが前記荷役車両の運転を得意としているか不得意としているかを判断し、前記オペレータが前記荷役車両の運転を不得意としていると判断した場合は、前記オペレータが前記荷役車両の運転を得意としていると判断した場合に比べて、前記オペレータが行う荷役作業の作業量が多くなるように当該オペレータに対して荷役作業を割り当てる荷役作業割当装置とを備えることを特徴とする。
また、請求項3に記載の本発明の荷役作業割当システムは、請求項1または2に記載の荷役作業割当システムにおいて、前記生体情報測定装置は、前記オペレータの生体情報として脈拍数または心拍数を測定し、前記荷役作業割当装置は、前記脈拍数または心拍数の測定結果に基づき、前記オペレータが前記荷役車両の運転を得意としているか不得意としているかを判断することを特徴とする。
また、請求項4に記載の荷役作業割当システムは、請求項3に記載の荷役作業割当システムにおいて、前記荷役作業割当装置は、所定時間当たりの前記脈拍数または心拍数の変化量または変化率に基づき、前記オペレータが前記荷役車両の運転を得意としているか不得意としているかを判断することを特徴とする。
また、請求項5に記載の荷役作業割当システムは、請求項1〜4のいずれか一項に記載の荷役作業割当システムにおいて、前記荷役作業割当装置は、前記オペレータが荷役作業に要した作業所要時間に係る情報と、前記生体情報とに基づいて、前記オペレータが前記荷役車両の運転を得意としているか不得意としているかを判断することを特徴とする。
また、請求項6に記載の荷役作業割当システムは、請求項1〜5のいずれか一項に記載の荷役作業割当システムにおいて、前記荷役作業割当装置は、荷役作業の各々に係る作業所要時間を予測し、当該作業所要時間に基づいて、前記オペレータが前記荷役車両の運転を得意としているか不得意としているかに関係なく、前記オペレータが前記荷役車両を運転する運転時間が所定時間を超えるように当該オペレータに対して1つ以上の荷役作業を割り当てることを特徴とする。
本発明によれば、荷役車両の運転を不得意としているオペレータの運転スキルの向上を図ることができる荷役作業割当システムを提供することができる。
本発明の一実施形態に係る荷役作業割当システムの概要図である。 同実施形態に係る荷役作業割当装置の動作の流れを示すフローチャートである。 荷役車両の運転を得意としていると判断されるオペレータの脈拍数の変化の一例を示すグラフである。 荷役車両の運転を不得意としていると判断されるオペレータの脈拍数の変化の一例を示すグラフである。
図面を参照しながら、本発明の一実施形態について説明する。
図1に示すように、荷役作業割当システムSは、1台以上の荷役車両1と、生体情報測定装置2と、管理装置3と、通信中継装置4とを備えている。
荷役車両1は、その荷役車両1に搭乗しているオペレータWの手動操作により動作する有人運転モードと、手動操作によらずに自律して動作する無人運転モードとを切り替え可能な有人無人兼用フォークリフトである。有人運転モードで動作する荷役車両1は、その荷役車両1に搭乗するオペレータWに対して割り当てられた荷役作業に係る情報を管理装置3から受信し、受信した荷役作業に係る情報をオペレータWに提示することで、オペレータWに荷役車両1を用いる荷役作業を行わせる。オペレータWへの荷役作業に係る情報の提示は、例えば、荷役車両1に設けられたディスプレイ(図示略)が行う。また、無人運転モードで動作する荷役車両1は、その荷役車両1に割り当てられた荷役作業に係る情報を管理装置3から受信し、受信した荷役作業に係る情報に基づいて自律して動作することで荷役作業を行う。また、荷役車両1は、荷役作業の進捗状況に係る情報を管理装置3へ送信する。
生体情報測定装置2は、荷役車両1を運転中のオペレータWの生体情報を測定するウェアラブルデバイスであって、オペレータWの生体情報として所定時間当たりの脈拍数または心拍数を測定する。生体情報測定装置2は、測定したオペレータWの生体情報を管理装置3へ送信する。
管理装置3は、複数の荷役車両1と通信可能に構成されており、荷役車両1を用いた荷役作業を管理する。管理装置3は、複数の荷役車両1の各々に対して、その荷役車両1を用いて行う荷役作業に係る情報を送信する。また、管理装置3は、荷役作業の進捗状況に係る情報を荷役車両1から受信し、オペレータWの生体情報を生体情報測定装置2から受信する。
通信中継装置4は、荷役車両1と管理装置3との通信を中継する。通信中継装置4は、無線により荷役車両1と通信可能に構成され、有線または無線により管理装置3と通信可能に構成されている。
また、荷役作業割当システムSは、管理装置3を構成する要素として、荷役作業情報記憶装置31と、オペレータ情報記憶装置32と、荷役作業割当装置33とを備えている。
荷役作業情報記憶装置31は、オペレータWまたは荷役車両1に割り当てられる荷役作業に係る情報を記憶している。具体的には、例えば、荷役作業情報記憶装置31は、荷役作業に係る情報として、荷取り位置および荷置き位置に係る情報、ならびに、荷物搬送時の走行ルートに係る情報等を、荷役作業ごとに関連付けて記憶している。
オペレータ情報記憶装置32は、荷役車両1を運転するオペレータWに係る情報を記憶する。具体的には、例えば、オペレータ情報記憶装置32は、オペレータWが過去に行った荷役作業に係る情報、ならびに、生体情報測定装置2によって測定された生体情報等を記憶する。オペレータWが過去に行った荷役作業に係る情報には、その荷役作業に要した作業所要時間に係る情報が含まれる。
荷役作業割当装置33は、予め定められている複数の荷役作業から、有人運転モードの荷役車両1を運転するオペレータW、および、無人運転モードの荷役車両1に、1つ以上の荷役作業を割り当てる。そして、荷役作業割当装置33は、荷役作業が割り当てられたオペレータWが運転する有人運転モードの荷役車両1、および、荷役作業が割り当てられた無人運転モードの荷役車両1に、その荷役作業に係る情報を送信する。また、荷役作業割当装置33は、オペレータWの生体情報を取得し、その生体情報に基づいて、オペレータWが荷役車両1の運転を得意としているか不得意としているかを判断し、その判断結果に基づいて、荷役作業の割り当てを行う。以下、荷役作業割当装置33の詳しい動作を、図2を用いて説明する。
図2を参照して、荷役作業割当装置33が荷役作業を割り当てる際の流れを説明する。
まず、荷役作業割当装置33は、荷役作業情報記憶装置31から取得した荷役作業に係る情報と、オペレータ情報記憶装置32から取得したオペレータWが過去に行った荷役作業に係る情報とに基づき、オペレータWが複数の荷役作業の各々を行うために要する作業所要時間を予測する(ステップS1)。
そして、荷役作業割当装置33は、オペレータWが荷役車両1の運転を得意としているか不得意としているかに関係なく(すなわち、それらを判断することなく)、荷役作業を行う際にオペレータWが荷役車両1を運転する運転時間が所定時間(例えば2時間)を超えるように、1人以上のオペレータWに対して1つ以上の荷役作業を割り当てる(ステップS2)。すなわち、荷役作業割当装置33は、ステップS1で予測した作業所要時間に基づいて、オペレータWが少なくとも所定時間だけ荷役作業を行うように、オペレータWに対して荷役作業を割り当てる。オペレータWに荷役作業を割り当てた荷役作業割当装置33は、そのオペレータWの運転する荷役車両1に割り当てた荷役作業に係る情報を送信する。また、荷役作業割当装置33は、オペレータWに対して割り当てられなかった残りの荷役作業を無人運転モードの荷役車両1に割り当て、その荷役車両1に対して割り当てた荷役作業に係る情報を送信する。こうして、有人運転モードの荷役車両1を運転するオペレータW、および、無人運転モードの荷役車両1が、荷役作業割当装置33により割り当てられた荷役作業を開始し、生体情報測定装置2が荷役車両1を運転中のオペレータWの生体情報(脈拍数または心拍数)を測定する。
そして、荷役作業割当装置33は、荷役車両1から受信する荷役作業の進捗状況に係る情報に基づいて、ステップS2でオペレータWに対して割り当てた荷役作業が完了したか否かを判断する(ステップS3)。荷役作業割当装置33は、オペレータWが荷役作業を完了していないとステップS3で判断した場合、上記ステップS3を繰り返す。すなわち、オペレータWに対して割り当てた荷役作業が完了するまで、荷役作業割当装置33は下記ステップS4以降を行わない。
荷役作業割当装置33は、オペレータWが荷役作業を完了したとステップS3で判断した場合、その荷役作業中に生体情報測定装置2から収集した生体情報を、オペレータ情報記憶装置32から取得する(ステップS4)。次いで、荷役作業割当装置33は、ステップS4で取得した生体情報に基づいて、オペレータWが荷役車両1の運転を得意としているか不得意としているかを判断する(ステップS5)。ステップS5における判断手法は、図3および図4を用いて後述する。
荷役作業割当装置33は、オペレータWが荷役車両1の運転を得意としているとステップS5で判断した場合は、オペレータWの運転スキルを向上させる必要がないものとし、オペレータWに対して追加の荷役作業を割り当てない。割り当てられた荷役作業を完了したオペレータWは、荷役車両1から降車して無人運転モードに切り替える。
一方、荷役作業割当装置33は、オペレータWが荷役車両1の運転を不得意としているとステップS5で判断した場合は、そのオペレータWに対して1つ以上の追加の荷役作業を割り当てる(ステップS6)。すなわち、荷役作業割当装置33は、ステップS5での判断結果に基づき、オペレータWの運転スキルを向上させる必要があるとして、運転が不得意と判断されたオペレータWに対して追加の荷役作業を割り当てる。オペレータWに対して追加の荷役作業を割り当てた荷役作業割当装置33は、そのオペレータWの運転する荷役車両1に、追加の荷役作業に係る情報を送信する。こうして、運転が不得意と判断されたオペレータWは、割り当てられた追加の荷役作業を完了した後、荷役車両1から降車して無人運転モードに切り替える。
図3および図4を参照して、オペレータWが荷役車両1の運転を得意としているか不得意としているかの判断手法について説明する。図3は、荷役車両1の運転が得意であると判断されるオペレータWの脈拍数の変化の一例を表し、図4は、荷役車両1の運転が不得意であると判断されるオペレータWの脈拍数の変化の一例を表している。
図3に示すように、荷役車両1の運転が得意なオペレータWは、荷役車両1の運転中すなわち荷役作業中において緊張することがなく、オペレータWの脈拍に大きな変動は生じない。したがって、荷役作業割当装置33は、測定されたオペレータWの所定時間当たりの脈拍数または心拍数が、平常時のオペレータWの脈拍数または心拍数(例えば80)に近ければ、オペレータWが荷役車両1の運転を得意としていると判断する。具体的には、荷役作業割当装置33は、例えば、測定した脈拍数または心拍数が100未満を維持した場合、測定した脈拍数または心拍数の変化量(最小値と最大値の差)が20未満であった場合、または、測定した脈拍数または心拍数の変化率(最小値を100%とする最大値の百分率)が125%未満であった場合は、オペレータWが荷役車両1の運転を得意としていると判断する。
一方、図4に示すように、荷役車両1の運転が不得意なオペレータWは、荷役車両1の運転中すなわち荷役作業中において緊張することがあり、オペレータWの脈拍に大きな変動が生じる。したがって、荷役作業割当装置33は、測定されたオペレータWの所定時間当たりの脈拍数または心拍数が、平常時のオペレータWの脈拍数または心拍数(例えば80)よりも大きい緊張時の脈拍数または心拍数(例えば100)に近づけば、オペレータWが荷役車両1の運転を不得意としていると判断する。具体的には、荷役作業割当装置33は、例えば、測定した脈拍数または心拍数が100に到達した場合、測定した脈拍数または心拍数の変化量が20以上であった場合、または、測定した脈拍数または心拍数の変化率が125%以上であった場合は、オペレータWが荷役車両1の運転を不得意としていると判断する。
上記実施形態では以下の効果が得られる。
(1)オペレータWに対して、荷役車両1の運転を得意としていると判断された場合は、追加の荷役作業は割り当てられず、荷役車両1の運転を不得意としていると判断された場合は、追加の荷役作業が割り当てられる。すなわち、荷役車両1の運転を不得意としていると判断されたオペレータWに対して、荷役車両1の運転を得意としていると判断された場合に比べて、オペレータWが行う荷役作業の作業時間が長くなるように、また、オペレータWが行う荷役作業の作業量が多くなるように、追加の荷役作業が割り当てられる。このため、荷役車両1の運転を不得意とするオペレータWに、荷役車両1の運転時間を多く与えることで、荷役車両1の運転に係る技能の習得を促し、そのオペレータWの運転スキルの向上を図ることができる。
(2)荷役作業割当装置33は、脈拍数または心拍数の測定結果に基づき、オペレータWが荷役車両1の運転を得意としているか不得意としているかを判断する。この構成によれば、生体情報測定装置2として、装着容易な脈拍計または心拍計を採用することができる。
(3)荷役作業割当装置33は、所定時間当たりの脈拍数または心拍数の変化量または変化率に基づき、オペレータWが荷役車両1の運転を得意としているか不得意としているかを判断する。この構成によれば、通常時のオペレータWの脈拍数または心拍数を基準値とする脈拍数または心拍数の変化に基づき、オペレータWが荷役車両1の運転を得意としているか不得意としているかを判別することができる。
(4)荷役作業割当装置33は、荷役作業の各々に係る作業所要時間を予測し、オペレータWが荷役車両1の運転を得意としているか不得意としているかに関係なく、オペレータWが荷役車両1を運転する運転時間が所定時間を超えるようにオペレータWに対して1つ以上の荷役作業を割り当てる。この構成によれば、荷役車両1の運転を得意としているか否かに関係なく、オペレータWが少なくとも所定時間(例えば2時間)だけ荷役車両1を運転する機会を与えることができ、運転スキルの低下の抑制を図ることができる。
本発明は、上記実施形態に限定されるものではなく、上記構成を適宜変更することもできる。例えば、上記実施形態を、以下のように変更して実施してもよく、以下の変更を組み合わせて実施してもよい。
・荷役車両1の運転を得意としていると判断されたオペレータWに対して、追加の荷役作業を割り当ててもよい。この場合、荷役作業割当装置33は、荷役車両1の運転を不得意とするオペレータWに荷役車両1の運転時間を多く与えるために、荷役車両1の運転を不得意としていると判断されたオペレータWに対して、荷役車両1の運転を得意としていると判断された他のオペレータWに比べて、荷役作業の作業時間が長くなるように荷役作業を割り当てればよい。または、荷役作業割当装置33は、荷役車両1の運転を不得意としていると判断されたオペレータWに対して、荷役車両1の運転を得意としていると判断された他のオペレータWに比べて、荷役作業の作業量が多くなるように荷役作業を割り当てればよい。
・オペレータWの脈拍数および心拍数以外の生体情報に基づいて、オペレータWが荷役車両1の運転を得意としているか不得意としているかを判断してもよい。すなわち、オペレータWの緊張度合いを測定できるのであれば、脈拍計および心拍計以外のデバイスを生体情報測定装置2として採用してもよい。
・オペレータWが荷役車両1の運転を得意としているか不得意としているかを判別できるのであれば、その判断手法は適宜変更してもよい。例えば、測定された脈拍数または心拍数が、緊張時のオペレータWの脈拍数または心拍数に到達した回数や、緊張時のオペレータWの脈拍数または心拍数を維持した時間に基づいて、オペレータWが荷役車両1の運転を得意としているか不得意としているかを判断してもよい。
・荷役作業割当装置33は、オペレータWが荷役作業に要した作業所要時間に係る情報と、生体情報とに基づいて、オペレータWが荷役車両1の運転を得意としているか不得意としているかを判断してもよい。具体的には、荷役作業割当装置33は、例えば、荷役作業に要した作業所要時間が所定時間よりも長く、かつ、測定した脈拍数または心拍数に係る所定条件が成立した場合に、オペレータWが荷役車両1の運転を不得意としていると判断してもよい。または、荷役作業割当装置33は、例えば、荷役作業に要した作業所要時間が所定時間よりも長い場合、または、測定した脈拍数または心拍数に係る所定条件が成立した場合に、オペレータWが荷役車両1の運転を不得意としていると判断してもよい。
1 荷役車両
2 生体情報測定装置
3 管理装置
4 通信中継装置
31 荷役作業情報記憶装置
32 オペレータ情報記憶装置
33 荷役作業割当装置
S 荷役作業割当システム
W オペレータ

Claims (6)

  1. 荷役車両を運転するオペレータに対して当該オペレータが行う1つ以上の荷役作業を割り当てる荷役作業割当システムにおいて、
    前記荷役車両を運転中の前記オペレータの生体情報を測定する生体情報測定装置と、
    前記生体情報に基づいて前記オペレータが前記荷役車両の運転を得意としているか不得意としているかを判断し、前記オペレータが前記荷役車両の運転を不得意としていると判断した場合は、前記オペレータが前記荷役車両の運転を得意としていると判断した場合に比べて、前記オペレータが行う荷役作業の作業時間が長くなるように当該オペレータに対して荷役作業を割り当てる荷役作業割当装置とを備える
    ことを特徴とする荷役作業割当システム。
  2. 荷役車両を運転するオペレータに対して当該オペレータが行う1つ以上の荷役作業を割り当てる荷役作業割当システムにおいて、
    前記荷役車両を運転中の前記オペレータの生体情報を測定する生体情報測定装置と、
    前記生体情報に基づいて前記オペレータが前記荷役車両の運転を得意としているか不得意としているかを判断し、前記オペレータが前記荷役車両の運転を不得意としていると判断した場合は、前記オペレータが前記荷役車両の運転を得意としていると判断した場合に比べて、前記オペレータが行う荷役作業の作業量が多くなるように当該オペレータに対して荷役作業を割り当てる荷役作業割当装置とを備える
    ことを特徴とする荷役作業割当システム。
  3. 前記生体情報測定装置は、前記オペレータの生体情報として脈拍数または心拍数を測定し、
    前記荷役作業割当装置は、前記脈拍数または心拍数の測定結果に基づき、前記オペレータが前記荷役車両の運転を得意としているか不得意としているかを判断する
    ことを特徴とする請求項1または2に記載の荷役作業割当システム。
  4. 前記荷役作業割当装置は、所定時間当たりの前記脈拍数または心拍数の変化量または変化率に基づき、前記オペレータが前記荷役車両の運転を得意としているか不得意としているかを判断する
    ことを特徴とする請求項3に記載の荷役作業割当システム。
  5. 前記荷役作業割当装置は、前記オペレータが荷役作業に要した作業所要時間に係る情報と、前記生体情報とに基づいて、前記オペレータが前記荷役車両の運転を得意としているか不得意としているかを判断する
    ことを特徴とする請求項1〜4のいずれか一項に記載の荷役作業割当システム。
  6. 前記荷役作業割当装置は、荷役作業の各々に係る作業所要時間を予測し、当該作業所要時間に基づいて、前記オペレータが前記荷役車両の運転を得意としているか不得意としているかに関係なく、前記オペレータが前記荷役車両を運転する運転時間が所定時間を超えるように当該オペレータに対して1つ以上の荷役作業を割り当てる
    ことを特徴とする請求項1〜5のいずれか一項に記載の荷役作業割当システム。
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