JP2019011981A - 荷物検査装置及び荷物検査システム - Google Patents

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【課題】効率的な荷物検査を行うことを課題とする。【解決手段】荷物Bが移動する荷物用レーンL2と、人Pが移動する人用レーンL1と、を有し、荷物用レーンL2は、移動する床面を有する荷物用床板125と、荷物Bに対しX線Rを照射することで、荷物Bの内部検査を行うX線撮影部XRと、を有し、人用レーンL1は、人Pが乗って移動するための人用床板111を有し、荷物用床板125と、人用床板111とは略同じ速度で移動することを特徴とする。さらに、荷物用レーンL2と人用レーンL1との間には、人Pが荷物Bを視認可能な鉛ガラス123が設けられている。【選択図】図1

Description

本発明は、効率的な荷物検査を行う荷物検査装置及び荷物検査システムの技術に関する。
近年、世界的にテロの脅威が増している。特に爆発物は、日用品を原料とした強力な爆薬の製造方法がインターネットを介して拡散したことから、近年のテロにおいて使用されるケースが増えている。このような爆発物テロを防止する有効な手段の1つは、爆発物探知機でかばん等に隠蔽されている爆発物を発見することである。爆発物の探知方法の1つは、X線等を用いて爆発物の塊を見つけるバルク探知である。また、気流等でかばん等に付着している微粒子をとばし、この微粒子から微量の爆薬の痕跡を見つけるトレース探知も爆発物の探知方法の1つである。バルク探知とトレース探知は得られる情報が異なり、相補的に運用できるため、その両方の探知方法を併用することによりセキュリティを向上できる。
特許文献1には、「上記従来技術の問題を解決するためには、ニトロ化合物に代表される危険物を負のコロナ放電を用いて効率的にイオン化し、生成した負イオンを質量分析計を用いて高感度に検出する」試料ガス採取装置及び危険物探知装置が開示されている(要約参照)。
特許文献2には、「対象に付着した試料を剥離させる送気部と、前記対象から剥離した試料を吸引する吸気部と、円錐状の微粒子濃縮部を有し前記吸引した試料を濃縮して捕集する微粒子捕集部と、前記微粒子濃縮部の上部に設けられた大容量の吸引部と、前記微粒子濃縮部の小半径部に設けられた微粒子捕集フィルタと、前記微粒子濃縮部の小半径部に設けられた前記微粒子捕集フィルタを加熱する加熱部と、前記微粒子捕集フィルタに捕集され前記加熱によって気化された試料を前記微粒子捕集フィルタの裏面から連続的に吸引する小容量の吸引部と、前記吸引された試料を導入してイオン化するイオン源部と、前記イオン源部で生成されたイオンを質量分析する質量分析部と、前記イオン源部と前記質量分析部を制御する制御部と、検出対象物質に由来する質量スペクトルデータを保持するデータベース部と、前記質量分析部による試料の質量分析結果と前記データベース部に保持された質量スペクトルデータとを照合して前記検出対象物質の有無を判定する判定部と、
を備えることを特徴とする」分析装置及び分析方法が開示されている(請求項1参照)。
特開2006−58318号公報 特許第5690840号明細書
爆発物探知装置はテロ対策として有効であるが、空港等、限られた場所でしか使用されていない。爆発物探知装置が普及しない理由の1つとしてスループットが低いことがあげられる。つまり、検査に時間がかかってしまうため、駅や、ビル、商業施設、スタジアム等、大勢の人が行き交う場所では運用が困難である。爆発物探知のうち、トレース探知に関しては、特許文献2に示すような高スループットの検査システムが開示されている。そこで、バルク探知で高スループットの検査システムの開発が望まれている。
このような背景に鑑みて本発明がなされたのであり、本発明は、効率的な荷物検査を行うことを課題とする。
前記した課題を解決するため、本発明は、荷物が移動する第1のレーンと、人が移動する第2のレーンと、を有し、前記第1のレーンは、移動する床面を有する第1の移動部と、前記荷物の検査を行う検査部と、を有し、前記第1の移動部は、前記第2のレーンにおける前記人の移動速度に対応した速度で移動することを特徴とする。
その他の解決手段は、実施形態中に適宜記載する。
本発明によれば、効率的な荷物検査を行うことが可能となる。
第1実施形態に係る荷物検査システムZの構成を示す図である。 第1実施形態に係る荷物検査装置1の上面図である。 第1実施形態に係る荷物検査装置1を入口F1の方向から見た図である。 第1実施形態に係る荷物検査装置1を出口F2の方向から見た図である。 第1実施形態で用いられる処理装置2の構成例を示す図である。 荷物の取り違えや、置き忘れを監視する荷物監視処理の手順を示すフローチャート(入口F1側)である。 荷物の取り違えや、置き忘れを監視する荷物監視処理の手順を示すフローチャート(出口F2側)である。 第2実施形態に係る荷物検査システムZaの構成を示す図である。 第3実施形態に係る荷物検査システムZbの構成を示す図である。 第3実施形態に係る別の構成の荷物検査システムZcを示す図である。 第4実施形態に係る荷物検査装置1dの外観図である。 荷物用踏段140の第1の構成例を示す図である。 荷物用踏段140の第2の構成例を示す図である。 荷物用踏段140の第3の構成例を示す図である。 荷物用踏段140の第4の構成例を示す図である。 第5実施形態に係る荷物検査装置1eの上面図である。
次に、本発明を実施するための形態(「実施形態」という)について、適宜図面を参照しながら詳細に説明する。
[第1実施形態]
図1は、第1実施形態に係る荷物検査システムZの構成を示す図である。
荷物検査システムZは、荷物検査装置1と、処理装置(処理部)2とを有している。
図1に示す荷物検査装置1は、段差のない場所を移動式の床板に乗って進む、いわゆる動く歩道のイメージのものである。
人Pが荷物Bを持ってくると、人Pは荷物Bを荷物用レーン(第1のレーン)L2の荷物用床板(第1の移動部)125に載置する。そして、人Pは、人用床板(第2の移動部)111及び手すり112で構成される人用レーン(第2のレーン)L1に立つ。これらの人用床板111、荷物用床板125及び手すり112のベルト部は同一方向に対応した速度、個の例では同一の速度で移動している。なお、人Pと、荷物Bは荷物検査装置1を構成する要素ではない。
このようにすることで、人Pは人用レーンL1を移動し、荷物Bは荷物用レーンL2を移動する。また、この例では人Pと荷物Bとは同じ速度で並進する。
荷物用レーン(第1のレーン)L2の所定の箇所にはX線撮影装置(検査部、X線検査部)XRが備えられている。X線撮影装置XRは、X線照射装置121とX線受光装置122とが、荷物用レーンL2を挟むように対向して配置されている。荷物BがX線照射装置121とX線受光装置122との間を通過する際に、X線照射装置121からX線Rが照射される。そして、荷物Bを透過してくるX線RがX線受光装置122により検出される。X線受光装置122で検出された結果生じる信号は信号線3を介して処理装置2に送られる。処理装置2は、信号処理を行うことにより荷物Bの透過像に関する情報を得る。
X線Rによる人Pへの被ばくを避けるため、人用レーン(第2のレーン)L1と荷物用レーンL2との間にはX線Rを遮蔽する隔壁124が設けられている。隔壁124の一部は、人Pの視線Eを妨げないよう可視光を透過しX線Rを遮蔽する鉛ガラス(視認部)123が設けられている。このようにすることで、人Pは自分の荷物Bを視認できる。これにより、人Pは荷物Bの紛失等の心配をせずに済む。さらに、人Pが、人用レーンL1から降りる際にも自分の荷物Bと他人の荷物Bとを取り違えたり、置き忘れをしたりすることを防止することができる。
図1に示すように荷物検査装置1を壁Wの側に寄せて設置しておけば、壁WによりX線Rが遮蔽されるため、図1の壁Wの位置に新たに隔壁を設ける必要はない。このようにすることで、コストを削減することが可能となる。この場合、壁Wは、X線Rを透過しない厚さを有していたり、X線Rを透過しにくい素材で構成されていたりすることが望ましい。
また、図1に示すように、人用レーンL1側ではない方の隔壁を壁Wで代用する場合、X線受光装置122は壁Wに取り付けたり、埋め込んだりすればよい。もちろん、壁Wを隔壁とし、この隔壁にX線受光装置122を設置してもよい。
また、荷物用レーンL2の上方から漏洩したX線Rによる人Pへの被ばくを防ぐため、少なくともX線撮影装置XRが設けられている付近は、天井126が設置されることが望ましい。
図2は、第1実施形態に係る荷物検査装置1の上面図である。図2において、図1と同様の構成要素については同一の符号を付して説明を省略する。また、適宜図1を参照する。
ここでは、荷物Bを持った人Pが、入口F1から出口F2方向へ向かう場合を想定している(白抜き矢印)。むろん、人用床板111、荷物用床板125及び手すり112のベルトは入口F1から出口F2方向に流れている。
図2に示すように、入口F1の側には入口ゲート130、出口F2の側には出口ゲート170が設けられている。図2に示すように、隔壁124は、入口F1から出口F2までのすべてにおいて設ける必要はない。X線照射装置121によって照射されたX線Rは、X線照射装置121からの距離の二乗で減衰するため、X線Rの漏洩が人体への影響がないレベルに減衰する程度の距離に隔壁124が設けられればよい。
天井126を設ける範囲についても、隔壁124により遮蔽している範囲に天井126が設けられればよい。
荷物検査装置1は、人P及び荷物Bが隔壁124を通過した後、しばらく併走するようになっている。このような併走部分を設けることで、人Pが自分の荷物Bを確認して取るためのピックアップエリアA1を設けることができる。このようにすることで、人Pは余裕を持って荷物Bとともに出口F2で人用床板111を降りることができる。これにより、人Pの流れがスムーズになる。
隔壁124に幅があり、人用床板111と荷物用床板125との間が離れる場合、ピックアップエリアA1において人用床板111と荷物用床板125との間が狭くなるようにするとよい。図2では、一例として、隔壁124の部分を通過後、荷物用床板125が人用床板111の方向に寄るように構成されている。
なお、図2に示す例では、隔壁124が厚みを持っているため、荷物用床板125が人用床板111の方向に寄るように構成されているが、これに限らない。隔壁124の厚みを薄くすることができれば、入口F1から出口F2まで荷物用床板125がまっすぐに進むように構成されてもよい。
また、図2に示すように、X線照射装置121の入口F1側近傍に荷物センサ(荷物通過検知部)127が設けられている。荷物センサ127は、赤外線センサ等である。この荷物センサ127によって荷物Bの通過が検出されると、処理装置2はX線照射装置121にX線Rを照射させる。このようにすることで、荷物Bの通過時のみX線Rを照射することができるので、省エネルギ効果を実現することができる。
また、X線Rの照射を最小限にとどめることができるため、人Pに対する漏洩や、被ばくの影響を最小限にすることができる。
また、図2に示すように、荷物センサ127の入口F1側近傍に赤外線カメラ(生物検知部)128が設けられている。処理装置2は、赤外線カメラ128の画像を解析し、所定の大きさの熱源を検出した場合、人Pまたはペット等が荷物用床板125に乗っていると判定し、X線Rの照射を中止する。このようにすることで、人P(特に子供等)またはペット等が誤って被ばくすることを防止することができる。
なお、図2の赤外線カメラ128の代わりに、または一緒に、一般的に使用されているカメラが用いられてもよい。この場合、処理装置2は、画像解析等により人Pまたはペット等が荷物用床板125に乗っているか否かを判定する。
なお、入口ゲート130及び出口ゲート170については後記する。
図3は、第1実施形態に係る荷物検査装置1を入口F1の方向から見た模式図である。図3において、図1及び図2と同様の構成要素については同一の符号を付して説明を省略する。
図3に示すように、入口F1には入口ゲート130が設けられている。入口ゲート130には表示板131が設置される。表示板131には、人用レーンL1、荷物用レーンL2の区別が明示されている。このようにすることで、荷物用レーンL2に人Pが入らないよう注意喚起することができる。ちなみに、注意喚起は音声で案内されることで行われてもよい。
そして、荷物預けエリアA2で人Pが荷物Bを荷物用床板125に載せる様子を、入口ゲート130に設けられた監視カメラ(入口撮影部)132が撮影する。処理装置2は、監視カメラ132で撮影された画像に基づいて、人Pと荷物Bとの紐付けを行う。このような紐付け処理については後記する。
また、処理装置2は、監視カメラ132で撮影された画像を基に、人Pが誤って荷物用床板125に乗ったか否かを判定する。そして、処理装置2は、人Pが誤って荷物用床板125に乗っていると判定すると、人用床板111、荷物用床板125、手すり112のベルト部分の駆動を停止する。そして、処理装置2は、X線照射装置121(図1、図2参照)によるX線Rの照射を中止する。さらに、処理装置2は、警報装置(警報部)133から警報を発することで、誤って乗った人Pに警告を与えて退出を促す。このように監視カメラ132を設けることで、安全面を向上させることができる。
さらに、監視カメラ132の画像を解析することにより、処理装置2は荷物用床板125に載せられた荷物Bの大きさや、荷物Bの表面の材質、荷物Bの載置方向等を判定する。そして、処理装置2は、荷物Bの大きさや、荷物Bの表面の材質、荷物Bの載置方向等の情報を基に、必要に応じ、荷物Bを撮影するX線Rの出力や、方向を調整してもよい。
また、図2に示すように、出口F2側にも出口ゲート170が設けられる。
図4は、第1実施形態に係る荷物検査装置1を出口F2の方向から見た模式図である。図4において、図1及び図2と同様の構成要素については同一の符号を付して説明を省略する。
図4に示すように、出口ゲート170には監視カメラ(出口撮影部)172及び警報装置(警報部)173を有している。
前記したように、図3に示す入口ゲート130に設けられた監視カメラ132の映像から人Pの画像と、荷物Bの画像とが紐付けされている。処理装置2は、紐付けされた情報と、出口ゲート170の監視カメラ172の画像を基に、人Pが誤った荷物Bを持ったり(取り違え)、荷物Bを持たずに出ようとしたり(置き忘れ)しているか否かを判定する。そして、処理装置2は、取り違えや、置き忘れを検知すると出口ゲート170に設けられている警報装置173から警報を発する。このようにすることで、荷物Bの取り違えや、置き忘れを防止することができる。なお、取り違えや、置き忘れを防止するための処理は後記する。
(処理装置2)
図5は、第1実施形態で用いられる処理装置2の構成例を示す図である。適宜、図1、図3、図4を参照する。
処理装置2は、メモリ210、CPU(Central Processing Unit)220、HD(Hard Disk)等の記憶装置230、荷物検査装置1と情報を送受信する通信装置240を有する。
メモリ210には、記憶装置230に格納されているプログラムがロードされている。そして、メモリ210にロードされたプログラムがCPU220によって実行されることで、特徴量抽出部211、ID(Identification)処理部212、検索部213、判定部214、警報処理部215が具現化している。
特徴量抽出部211は、監視カメラ132,172で撮影された画像から抽出された人Pや、荷物Bの画像と特徴量を抽出する。
ID処理部212は、特徴量抽出部211で特徴量を抽出された画像にIDを付与し、抽出された特徴量とともに記憶装置230に格納する。また、ID処理部212はIDを付与された人Pの画像と荷物Bの画像とのIDを紐付ける。
検索部213は、出口ゲート170の監視カメラ172で撮影された人Pや、荷物Bの画像の特徴量と一致する特徴量を有するIDを検索する。
判定部214は、検索部213が検索し、取得した人PのIDと、荷物BのIDとが図6のステップS104で紐付けられた組み合わせであるか否かを判定する。
警報処理部215は、警報装置173から警報を発報させる。
(荷物監視処理)
図6は、荷物Bの取り違えや、置き忘れを監視する荷物監視処理の手順を示すフローチャートである。なお、図6では、入口F1側での処理を示す。また、図6及び後記する図7では、図1〜図5を適宜参照する。
まず、特徴量抽出部211が、入口ゲート130における監視カメラ132で撮影された画像を取得する(S101)。
次に、特徴量抽出部211が、ステップS101で取得した画像から人Pと荷物Bの画像を抽出し、抽出した画像から特徴量を抽出する(S102)。
次に、ID処理部212が特徴量を抽出した人Pと荷物Bの画像にIDを付与する(S103)。ID処理部212は、付与したIDと、特徴量とを紐付けて記憶装置230に格納する。
そして、ID処理部212がステップS103でIDを付与された人Pの画像のIDと荷物Bの画像のIDとを紐付ける(S104)。ID処理部212は、紐付けたIDの組を記憶装置230に格納する。
図7は、荷物Bの取り違えや、置き忘れを監視する荷物監視処理の手順を示すフローチャートである。なお、図7では、出口F2側での処理を示す。
まず、特徴量抽出部211が、出口ゲート170における監視カメラ172で撮影された画像を取得する(S201)。
次に、特徴量抽出部211が、ステップS201で取得した画像から人Pと荷物Bの画像を抽出し、抽出した画像から特徴量を抽出する(S202)。
次に、検索部213が、ステップS202で抽出された特徴量と一致する特徴量を有する画像のIDを検索する(S203)。
次に、判定部214が、ステップS203で検索され、取得された人PのIDと、荷物BのIDとが図6のステップS104で紐付けられた組み合わせであるか否かを判定する(S204)。なお、この組み合わせには、図6のステップS104で紐付けられた組み合わせの人P及び荷物Bの画像がともに移動しているか否かを含んでいる。
ステップS204の結果、図6のステップS104で紐付けられた組み合わせである場合(S204→Yes)、処理装置2は処理を終了する。
ステップS204の結果、図6のステップS104で紐付けられた組み合わせでない場合(S204→No)、警報処理部215が警報装置173から警報を発報させる(S205)。
前記したように、このようにすることで、荷物Bの取り違えや、置き忘れを防止することができる。
第1実施形態によれば、人Pと荷物Bとが、いわゆる動く歩道等に乗って移動する間に荷物Bの検査を終了することができる。これにより、第1実施形態に係る荷物検査システムZは高スループットのバルク探知を実現することができる。つまり、第1実施形態に係る荷物検査システムZは、人Pが多い場所でも迅速に検査することができるため、セキュリティチェックにおける利便性が向上する。つまり、第1実施形態に係る荷物検査システムZは、駅や、ビル、商業施設、スタジアム等のような多くの人Pが行き来する場所において、人Pの往来を妨げることなく荷物Bをバルク検査できる。
なお、出口ゲート170の監視カメラ172は入口F1側を向いて設置されてもよい。このようにすることで、ピックアップエリアA1(図2参照)で人Pが荷物Bをピックアップした際に、荷物Bの取り違えや、荷物Bの置き忘れが生じているか否かを判定することができる。
荷物用床板125は、人用床板111より若干遅く移動してもよいし、若干速く移動してもよい。
この際、人Pが先に降りて、荷物Bの到着を待って、荷物Bを受け取るようにしてもよいし、その逆(荷物Bが先に到着)でもよい。以下の実施形態でも同様である。
[第2実施形態]
図8は、第2実施形態に係る荷物検査システムZaの構成を示す図である。なお、図8において、図1と同様の構成には同一の符号を付して説明を省略している。
図1に示す荷物検査システムZでは、隔壁124に鉛ガラス123を設けることにより、人Pが自分の荷物Bを確認できるようにしている。しかし、利用者によってはX線Rが照射される部分が直接見えてしまうことに対して不安を感じる場合がある。
そこで、図8に示す荷物検査システムZaの荷物検査装置1aでは、隔壁124の荷物用レーンL2側にカメラ(撮影部)151が設けられている。さらに、隔壁124の人用レーンL1側にはモニタ(視認部、表示部)152が設けられている。そして、モニタ152には、カメラ151によって撮影された荷物Bの様子が表示される。このようにすることで、人Pは自分の荷物Bの様子を確認できるとともに、X線Rによる被ばくに対する不安も解消することができる。
[第3実施形態]
図9は、第3実施形態に係る荷物検査システムZbの構成を示す図である。なお、図9において、図1と同様の構成については同一の符号を付して説明を省略する。
荷物Bに対してX線Rを一方向から照射すると、内容物が重なって見えるため爆発物等の不審物の認識が難しくなる場合がある。このような場合には、X線Rを二方向から照射するとよい。
そこで、図9に示す荷物検査システムZbの荷物検査装置1bでは、X線照射装置121及びX線受光装置122に加え、天井126にX線照射装置121aが設けられている。また、荷物検査装置1bでは、荷物用床板125の下にX線受光装置122aが設けられている。X線照射装置121a及びX線受光装置122aはともにX線撮影装置XRaを構成している。
そして、X線照射装置121とX線受光装置122による一方向目(水平方向)の撮影が行われるとともに、X線照射装置121a及びX線受光装置122aにより、上下方向から二方向目(上下方向)の撮影が行われる。なお、撮影の順番は逆でもよい。一方向目の撮影と、二方向目の撮影とは時間をずらして行われることが望ましいが、同時に行われてもよい。
また、荷物検査システムZbの荷物用床板125にはX線Rを透過しやすい素材が用いられることが望ましい。また、X線照射装置121aとX線受光装置122aとの位置が図9に示す位置と入れ替えられてもよい。すなわち、荷物用床板125の下にX線照射装置121aが設けられ、天井126にX線受光装置122aが設けられてもよい。
なお、図9の例ではX線照射装置121aとX線受光装置122aとが荷物Bに対して上方から照射されるように設置されているが、これに限らない。荷物Bに対して斜め方向から照射されるようにX線照射装置121aとX線受光装置122aとが設置されてもよい。
図10は、第3実施形態に係る別の構成の荷物検査システムZcを示す図である。なお、図10において、図1と同様の構成には、同一の符号を付して説明を省略する。
図10に示す荷物検査システムZcの荷物検査装置1cでは、図9に示す荷物検査システムZbのX線照射装置121a及びX線受光装置122aが省略されている。そして、荷物検査システムZcでは、隔壁124に2つのX線照射装置121b,121cが上下2列に設置されている。なお、X線受光装置122は図1に示す構成と同様の構成を有している。X線照射装置121b,121c及びX線受光装置122は、X線撮影装置XRbを構成している。
荷物検査システムZcでは、これらのX線照射装置121b,121cが、少し時間をずらして動作することで、異なる方向からX線Rを荷物Bに照射する。1つのX線受光装置122で実質的に二方向から照射した荷物B内部の情報を得ることができる。
荷物検査システムZcは、図9に示す荷物検査システムZbのようにX線受光装置122,122aを2つ設けることがコスト的に見合わない場合に有効である。すなわち、図10に示す荷物検査システムZcは、図9に示す荷物検査システムZbよりもコストを抑えることができる。
図9や図10に示す二方向照射を行う荷物検査システムZb,Zcは、図1に示す一方向照射を行う荷物検査システムZと比べて得られる情報が多く、爆発物の検出精度を向上させることができる。
[第4実施形態]
図11は、第4実施形態に係る荷物検査装置1dの外観図である。
第4実施形態では、エスカレータ型の荷物検査装置1dを示す。
第1〜第3実施形態では、いわゆる動く歩道をイメージした荷物検査装置1,1a〜1cを示したが、第4実施形態ではエスカレータのような昇降機のタイプの荷物検査装置1dについて記載する。すなわち、荷物用レーンL2及び人用レーンL1は、上下方向に移動し、荷物用レーンL2及び人用レーンL1の入口F1の高さが同じである。また、荷物用レーンL2及び人用レーンL1の出口F2の高さは同じである。
なお、図11に示す荷物検査装置1dでは、入口ゲート130(図3参照)、出口ゲート170(図4参照)が省略されている。荷物検査装置1dは、入口F1に図3に示すような入口ゲート130を有し、出口F2に図4に示すような出口ゲート170を有していてもよい。
荷物検査装置1dでは、これまでの荷物検査装置1,1a〜1cと同様、人用レーンL1と荷物用レーンL2とを有している。人Pは人用踏段(第2の移動部)150に搭乗する際に荷物B(図1参照)を荷物用レーンL2の荷物用踏段(第1の移動部)140に載せる。
そして、荷物用レーンL2の所定の範囲には、X線Rを遮蔽するための隔壁124a,124bが設けられている。そして、隔壁124aにはX線照射装置121が設けられ、隔壁124bにはX線照射装置121に対向するようにX線受光装置122が設けられている。X線照射装置121及びX線受光装置122はX線撮影装置XRを構成している。
荷物Bは上階に搬送される間に、第1実施形態と同様、荷物用レーンL2を挟んで互いに対向して配置されているX線照射装置121とX線受光装置122との間を通過する。そして、X線照射装置121とX線受光装置122との間を通過する際にX線Rによって荷物Bの内部が撮影される。
なお、荷物用レーンL2における手すりは省略されてもよい。
隔壁124aの一部は、第1実施形態と同様に、人Pの視線E(図1参照)を妨げないよう可視光を透過しX線Rを遮蔽する鉛ガラス123が設けられている。第2実施形態のように、鉛ガラス123の代わりに、荷物Bの様子を映すモニタ152(図8参照)が設置されてもよい。このようにすることで、人Pが自分の荷物Bを確認できる。
荷物検査装置1dの荷物用レーンL2側に壁W(図1参照)がある場合、該壁WにX線受光装置122を設け、隔壁124bが省略されてもよい。
また、荷物検査装置1dにおいて、図2に示す荷物センサ127、赤外線カメラ128等、前記した荷物検査装置1,1a〜1cの各構成が適宜備えられてもよい。
このように、エスカレータ型の荷物検査装置1dとすることで、駅や、商業施設等、エスカレータが設置されている場所で、人Pの流れを妨げることなく荷物Bの検査を行うことができる。
なお、荷物検査装置1dにおいて、出口F2付近では人用踏段150と、荷物用踏段140とが同じ高さを水平に所定距離移動するようにすることが望ましい。このようにすることで、人Pが荷物Bをピックアップしやすくなる。
また、荷物用踏段140は、人用踏段150より若干遅く移動してもよいし、若干速く移動してもよい。
そして、第4実施形態では、上りの形態について記載しているが、下りの形態でもよい。
さらに、第1〜第3実施形態の動く歩道が、斜めに上るように、または下るようにかけわたされたものでもよい。
(荷物用踏段140)
図12は、荷物用踏段140の第1の構成例を示す図である。
図12に示す荷物用踏段140a(140)は、踏板141とライザ142とがフレーム143に固定されることで構成されている。
ここで、図11に示すようなエスカレータ型の荷物検査装置1dでは、移動に伴い荷物Bが荷物用踏段140aから落下しないよう落下防止の対策がなされるとよい。
そこで、図12に示す荷物用踏段140aでは、踏板141にスライド板(落下防止部)144が設けられている。そして、大きな荷物Bが荷物用踏段140aに載せられる際、スライド板144が引き出される(図12の矢印)。このようにすることで、大きな荷物Bがスライド板144によって支えられ、荷物Bの落下を防止することができる(図12の矢印)。
スライド板144の引き出しは、例えば、踏板141のライザ142付近に図示しない重量センサが備えられることで実現してもよい。すなわち、重量センサが重量を検知すると、その荷物Bは踏板141を超えるサイズである可能性が検出され、処理装置2がスライド板144を引き出す。そして、荷物用踏段140aが出口ゲート170付近を通過して、入口F1側に戻る際に、処理装置2はスライド板144を収納する。
図13は、荷物用踏段140の第2の構成例を示す図である。
なお、以下の図13〜図15に示す荷物用踏段140b〜140dにおいて、図12と同様の構成には、同一の符号を付して説明を省略する。
図13に示す荷物用踏段140b(140)では、荷物Bが落ちないよう踏板141のライザ142側端にストッパ(落下防止部)146が設けられている。荷物Bが踏板141に置かれると、ストッパ146が上がる。
具体的には、例えば、荷物用踏段140bが上昇し始めると、ストッパ146が上がるようにする。
ストッパ146は、図13の矢印に示すように上下方向に引き出されたり、収納されたりする。
このようなストッパ146が設けられることにより、荷物Bが落下することを防止することができる。
また、荷物用踏段140が出口F2側から入口F1側に戻る際に、荷物用踏段140bが折りたたまれるタイプである場合、ストッパ146は破線146a側に倒れることで収納されるようにしてもよい。
図14は、荷物用踏段140の第3の構成例を示す図である。
図14に示す荷物用踏段140c(140)では、踏板141に傾斜(落下防止部)が設けられている。このようにすることで、荷物Bは、前段の荷物用踏段140c側に傾いて載置され、前段の荷物用踏段140cに支えられる。このようにすることで、荷物Bが落下することを防止することができる。
図15は、荷物用踏段140の第4の構成例を示す図である。
図15に示す荷物用踏段140dでは、凹凸部(移動防止部)を有する踏板141dが設けられている。スーツケースのようなタイヤB1の付いた荷物Bに対して、凹凸部がタイヤB1を固定することで荷物Bが動かないようにする。このようにすることで、荷物Bが動くのを防ぐことができ、荷物Bの落下を防止することができる。
なお、エスカレータ型の人Pが搭乗する人用レーンL1において使用する人用踏段150の踏板の長さやライザの高さは30cm程度が一般的である。そこで、荷物用レーンL2に用いる踏板141の長さやライザ142の高さを人用レーンL1とは変えてもよい。例えば、踏板141の長さやライザ142の高さの少なくとも一方が50cmから100cm程度に設置される。こうすることによって、一般的なエスカレータの踏板とは明らかに異なるため、人Pが誤って荷物用レーンL2に侵入することを防止することができる。
[第5実施形態]
図16は、第5実施形態に係る荷物検査装置1eの上面図である。図16において、図2と同様の構成には同一の符号を付して説明を省略する。
図16に示す荷物検査装置1eは、X線照射装置121の後段(出口F2側)に気流検査部(検査部)161が直列に備えられている点で図2に示す荷物検査装置1と異なっている。さらに、荷物検査装置1eは、ミリ波検査部(検査部)162が直列に備えられている点で図2に示す荷物検査装置1と異なっている。
気流検査部161は、気流発生部161aと吸入部161bとが、荷物用レーンL2を挟むように対向して配置されている。なお、図16の例では吸入部161bが壁Wに設置されている。
気流発生部161aは、気流を発生することで荷物Bに付着している微粒子を吹き飛ばす。吹き飛ばされた微粒子は、吸入部161bによって吸入される。そして、吸入された微粒子は、図示しないサイクロン型濃縮部で濃縮され、図示しない成分分析部で分析される。
ミリ波検査部162は、ミリ波発生部162aとミリ波受信部162bとが、荷物用レーンL2を挟むように対向して配置されている。なお、図16の例ではミリ波受信部162bが壁Wに設置されている。ミリ波発生部162aは、非破壊検査が可能なミリ波を発生する。また、ミリ波受信部162bは、ミリ波発生部162aから照射され、荷物Bを通過したミリ波を受光する。
図16に示す検査部の構成は一例であり、例えば、音波発生・受信部等が備えられてもよい。また、図16において、検査部は、X線撮影装置XR、気流検査部161、ミリ波検査部162が設けられているが、これらのうち、いずれか1つが備えられてもよいし、いずれか2つが備えられてもよい。
大規模なテロ攻撃のためには数キログラムの爆薬が必要である。このような場合、爆薬の量は数リットルの容積に相当する。そこで、処理装置2は、X線Rによる画像解析の結果、荷物Bの中に数リットル規模の容積でX線Rの吸収率が一定の空間を見出した場合、処理装置2が警報装置133(図3参照)から警報を発報してもよい。さらに、処理装置2は、その荷物Bに対して開封検査等の二次検査を実施するよう促すような警報を出力してもよい。
また、荷物Bの中に入れられた物質の組成を知るには、異なる波長のX線Rで撮影する方法が有効である。そこで、X線照射装置121,121a〜121cに、異なる複数(例えば、2つ)の波長のX線Rを交互に照射するタイプのX線照射装置121,121a〜121cを採用してもよい。このように、異なる波長で荷物Bを2回撮影するようにすることで、その2つの画像の差から物質の組成や密度をより正確に把握することができる。例えば、図9に示す荷物検査装置bでX線照射装置121,121aが異なる2種類の波長でそれぞれ撮影を行う場合、計4回の撮影が行われる。
そして、荷物Bの中に爆発物が疑われる組成のものが入っていた場合、処理装置2は、警報装置133(図3参照)から警報を発報するとともに、その荷物Bに対して開封検査等の二次検査を実施することを促してもよい。
また、時間が許容できるのであれば、荷物用床板125が回転しながら進んだり、X線撮影装置XRの場所で荷物用床板125が1回転したりするようしてもよい。このようにすることで、荷物Bの全周にわたるX線画像を得ることができる。
さらに、本実施形態では、人用レーンL1に移動する人用床板111が備えられているが、人用床板111が省略されてもよい。すなわち、人用レーンL1は人Pが歩くようになっていてもよい。この場合、荷物用床板125や、荷物用踏段140の移動速度は、人Pが歩く速度より若干遅くなったり、速くなったりしてもよい。
また、第5実施形態において、X線撮影装置XRと、気流検査部161とを略同じ場所に設け、X線撮影するとともに気流による検査を行ってもよい。
本発明は前記した実施形態に限定されるものではなく、様々な変形例が含まれる。例えば、前記した実施形態は本発明を分かりやすく説明するために詳細に説明したものであり、必ずしも説明したすべての構成を有するものに限定されるものではない。また、ある実施形態の構成の一部を他の実施形態の構成に置き換えることが可能であり、ある実施形態の構成に他の実施形態の構成を加えることも可能である。また、各実施形態の構成の一部について、他の構成の追加・削除・置換をすることが可能である。
また、前記した各構成、機能、各部211〜215、記憶装置230等は、それらの一部、または、すべてを、例えば集積回路で設計すること等によりハードウェアで実現してもよい。また、図5に示すように、前記した各構成、機能等は、CPU220等のプロセッサがそれぞれの機能を実現するプログラムを解釈し、実行することによりソフトウェアで実現してもよい。各機能を実現するプログラム、テーブル、ファイル等の情報は、HDに格納すること以外に、メモリ210や、SSD(Solid State Drive)等の記録装置、または、IC(Integrated Circuit)カードや、SD(Secure Digital)カード、DVD(Digital Versatile Disc)等の記録媒体に格納することができる。
また、各実施形態において、制御線や情報線は説明上必要と考えられるものを示しており、製品上必ずしもすべての制御線や情報線を示しているとは限らない。実際には、ほとんどすべての構成が相互に接続されていると考えてよい。
1,1a〜1d 荷物検査装置
2 処理装置(処理部)
111 人用床板(第2の移動部)
112 手すり
121,121a〜121c X線照射装置
122,122a X線受光装置
123 鉛ガラス(視認部)
124,124a,124b 隔壁
125 荷物用床板(第1の移動部)
126 天井
127 荷物センサ(荷物通過検知部)
128 赤外線カメラ(生物検知部)
130 入口ゲート
132,172 監視カメラ(入口撮影部、出口撮影部)
133,173 警報装置(警報部)
140,140a〜140d 荷物用踏段(第1の移動部)
141,141d 踏板(落下防止部、移動防止部を含む)
145 スライド板(落下防止部)
146 ストッパ(落下防止部)
150 人用踏段(第2の移動部)
151 カメラ(撮影部)
152 モニタ(視認部、表示部)
161 気流検査部(検査部)
161a 気流発生部
161b 吸入部
162 ミリ波検査部(検査部)
162a ミリ波発生部
162b ミリ波受信部
170 出口ゲート
211 特徴量抽出部
212 ID処理部
213 検索部
214 判定部
215 警報処理部
230 記憶装置
B 荷物
F1 入口
F2 出口
L1 人用レーン(第2のレーン)
L2 荷物用レーン(第1のレーン)
P 人
XR,XRa,XRb X線撮影装置(検査部、X線検査部)
W 壁
Z,Za〜Zc 荷物検査システム

Claims (15)

  1. 荷物が移動する第1のレーンと、人が移動する第2のレーンと、を有し、
    前記第1のレーンは、
    移動する床面を有する第1の移動部と、
    前記荷物の検査を行う検査部と、
    を有し、
    前記第1の移動部は、前記第2のレーンにおける前記人の移動速度に対応した速度で移動する
    ことを特徴とする荷物検査装置。
  2. 前記第2のレーンから、前記第1のレーンを視認可能である
    ことを特徴とする請求項1に記載の荷物検査装置。
  3. 前記視認可能とする視認部を有し、
    前記視認部は、鉛ガラスを備える
    ことを特徴とする請求項2に記載の荷物検査装置。
  4. 前記視認可能とする視認部を有し、
    前記視認部は、
    前記第1のレーンを撮影する撮影部と、前記撮影部が撮影した画像を表示する表示部とを含んで構成され、
    前記表示部は、前記第2のレーンから目視可能である
    ことを特徴とする請求項2に記載の荷物検査装置。
  5. 前記第1のレーン及び前記第2のレーンは、水平移動する
    ことを特徴とする請求項1に記載の荷物検査装置。
  6. 前記第1のレーン及び前記第2のレーンは、上下方向に移動し、前記第1のレーン及び前記第2のレーンの入口の高さが同じであるとともに、前記第1のレーン及び前記第2のレーンの出口の高さが同じである
    ことを特徴とする請求項1に記載の荷物検査装置。
  7. 前記第1の移動部の前記床面には、載置物である前記荷物が落下しないようにする落下防止部を有する
    ことを特徴とする請求項6に記載の荷物検査装置。
  8. 前記第1の移動部の前記床面には、載置物である前記荷物が移動しないようにする移動防止部を有する
    ことを特徴とする請求項6に記載の荷物検査装置。
  9. 前記検査部は、X線検査部である
    ことを特徴とする請求項1に記載の荷物検査装置。
  10. 前記X線検査部は、複数の方向から前記荷物を撮影可能である
    ことを特徴とする請求項9に記載の荷物検査装置。
  11. 前記検査部の前段に、生物を検知する生物検知部
    を有することを特徴とする請求項1に記載の荷物検査装置。
  12. 前記検査部の前段に、前記荷物の通過を検知する荷物通過検知部を有し、
    前記荷物通過検知部が、荷物の通過を検知すると、前記検査部による検査が開始される
    ことを特徴とする請求項1に記載の荷物検査装置。
  13. 荷物が移動する第1のレーンと、人が移動する第2のレーンと、を有し、
    前記第1のレーンは、
    移動する床面を有する第1の移動部と、
    前記荷物の検査を行う検査部と、
    を有し、
    前記第1の移動部は、前記第2のレーンにおける前記人の移動速度に対応した速度で移動する荷物検査装置を含んでなる
    ことを特徴とする荷物検査システム。
  14. 処理部と、
    前記第1のレーン及び前記第2のレーンの入口に設けられる入口撮影部と、
    を有し、
    前記処理部は、
    前記入口撮影部が撮像した画像において、前記人が前記第1のレーンに侵入しようとしていることを検知すると、警報部から警報を出力する
    ことを特徴とする請求項13に記載の荷物検査システム。
  15. 処理部と、
    前記第1のレーン及び前記第2のレーンの入口に設けられる入口撮影部と、
    前記第1のレーン及び前記第2のレーンの出口に設けられる出口撮影部と、
    を有し、
    前記処理部は、
    前記入口撮影部で撮影された画像を基に、前記第1のレーンを移動している前記荷物と、前記第2のレーンを移動している前記人とを関連付ける関連情報を生成し、
    前記出口撮影部で撮影された画像と、前記関連情報とを基に、前記出口において、前記人に対して、関連付けされた前記荷物以外の組み合わせ、または、前記人が持っているべき前記荷物を前記人が持っていないことを検出すると、警報部から警報を出力する
    ことを特徴とする請求項13に記載の荷物検査システム。
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