JP7380698B2 - 処理装置、処理方法及びプログラム - Google Patents

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Description

本発明は、処理装置、処理方法及びプログラムに関する。
都市犯罪やテロ脅威などが増加し、人が集まる施設のセキュリティ強化の重要性が高まっている。
非特許文献1は、セキュリティ強化のため、不審者をマーキングして追跡することや、マイクロ波レーダで不審物を探知することや、顔認証で人物を識別することや、透過画像で所持物検査をすること等を開示している。
特許文献1は、金属検出器、X線画像等の各種技術を用いて乗客の所持物検査を行い、検査結果に応じてゲートの開閉を制御し、乗客の進行方向をコントロールすること等を開示している。
特許文献2は、ミリ波センサで侵入者を検出すると、監視カメラの視線をその侵入者の検出位置に向け、その侵入者のズーム画像を得ること等を開示している。
特表2017-537399号 特開2005-45712号
"「先進的な空港保安」を我が国に広く根付かせるための処方箋 -空港保安の将来像研究会 調査報告書 概要版"、[online]、2017年7月18日、空港保安の将来像研究会、[2019年9月18日検索]、インターネット<URL: https://www.nttdata-strategy.com/aboutus/newsrelease/170718/report.pdf>
透過画像等による所持物検査により、拳銃や刃物などの危険物を所持している人物を検出することができる。しかし、従来のように1人ずつ検査装置の中に入ってもらい検査する積極型検査の場合、処理効率及び利便性が悪い。本発明は、所持物検査の処理効率及び利便性を改善することを課題とする。
本発明によれば、
分岐ポイントの前で人物を撮影する分岐ポイント撮影手段と、
記人物に向けて電磁波を照射し、反射波を受信する電磁波送受信手段と、
受信された前記反射波の信号に基づき、予め指定された物体を所持しているか判断する判断手段と、
前記予め指定された物体を所持しているか否かに応じて、前記分岐ポイント以降の案内を行う案内制御手段と、
を有する処理システムが提供される。
また、本発明によれば、
処理システムが、
分岐ポイントの前で人物を撮影し、
記人物に向けて電磁波を照射し、反射波を受信し、
受信された前記反射波の信号に基づき、予め指定された物体を所持しているか判断し、
前記予め指定された物体を所持しているか否かに応じて、前記分岐ポイント以降の案内を行う処理方法が提供される。
また、本発明によれば、
処理システムのコンピュータを、
分岐ポイントの前で人物を撮影する分岐ポイント撮影手段、
記人物に向けて電磁波を照射し、反射波を受信する電磁波送受信手段、
受信された前記反射波の信号に基づき、予め指定された物体を所持しているか判断する判断手段、
前記予め指定された物体を所持しているか否かに応じて、前記分岐ポイント以降の案内を行う案内制御手段、
として機能させるプログラムが提供される。
本発明によれば、所持物検査の処理効率及び利便性が改善される。
上述した目的、および、その他の目的、特徴および利点は、以下に述べる好適な実施の形態、および、それに付随する以下の図面によって、さらに明らかになる。
本実施形態の処理システムの処理の概要を説明するための概念図である。 本実施形態の処理システムの機能ブロック図の一例である。 本実施形態の処理システムが処理する情報の一例を模式的に示す図である。 本実施形態の処理システムが処理する情報の一例を模式的に示す図である。 本実施形態の処理システムが処理する情報の一例を模式的に示す図である。 本実施形態の処理システムの処理の流れの一例を示すフローチャートである。 本実施形態の処理システムが出力する画面の一例を示す図である。 本実施形態の処理システムのハードウエア構成の一例を示す図である。 本実施形態の処理システムが処理する情報の一例を模式的に示す図である。 本実施形態の処理システムが処理する情報の一例を模式的に示す図である。 本実施形態の処理システムの処理の概要を説明するための概念図である。 本実施形態の処理システムの機能ブロック図の一例である。 本実施形態の処理システムの処理の概要を説明するための概念図である。 本実施形態の処理システムの機能ブロック図の一例である。 本実施形態の処理システムの処理の概要を説明するための概念図である。 本実施形態の処理システムの機能ブロック図の一例である。 本実施形態の処理システムの処理の概要を説明するための概念図である。 本実施形態の処理システムの機能ブロック図の一例である。 センサパネルの配置例を示す図である。 センサパネルの配置例を示す図である。 センサパネルの配置例を示す図である。 センサパネルの配置例を示す図である。 センサパネルの配置例を示す図である。 センサパネルの配置例を示す図である。
<第1の実施形態>
まず、図1の例を用いて、本実施形態の処理システムの概要を説明する。本実施形態の処理システムは、第1の領域1を通過する人物6に向けて波長30マイクロメートル以上1メートル以下の電磁波を照射し、反射波を受信する。図示する例の場合、センサパネル2が電磁波の照射及び反射波の受信を行う。そして、登録装置4は、センサパネル2が受信した反射波の信号に基づき、人物6が予め指定された物体(例:拳銃などの危険物)を所持しているか判断する。
また、カメラ3は、第1の領域1を通過する人物6を、第1の領域1を通過する前、第1の領域1を通過中、及び、第1の領域1を通過した後の少なくともいずれかにおいて撮影し、人物6の外観を示す人物画像を生成する。そして、登録装置4は、予め指定された物体を所持していると判断された人物6の人物画像を、データベース5の第1のリスト(ブラックリスト)に登録する。
このように、本実施形態の処理システムは、第1の領域1を通過する人物6に対してウォークスルー型の所持物検査を行うとともに、当該人物6を撮影し、外観を示す人物画像を生成する。そして、予め指定された物体を所持していると判断した人物6の人物画像を第1のリストに登録する。このような本実施形態の処理システムによれば、所持物検査の処理効率及び利便性が改善される。
次に、処理システム20の構成を詳細に説明する。図2に、処理システム20の機能ブロック図の一例を示す。図示するように、処理システム20は、撮影部21と、電磁波送受信部22と、判断部23と、登録部24と、記憶部25とを有する。図1の例の場合、センサパネル2が電磁波送受信部22に対応し、カメラ3が撮影部21に対応し、登録装置4が判断部23及び登録部24に対応し、データベース5が記憶部25に対応する。
電磁波送受信部22は、第1の領域1を通過する人物6に向けて波長30マイクロメートル以上1メートル以下の電磁波(例:マイクロ波、ミリ波、テラヘルツ波等)を照射し、反射波を受信する。電磁波送受信部22は、例えばレーダである。電磁波送受信部22はあらゆる技術を採用して構成できる。例えば、電磁波送受信部22は、図1の例のように、複数のアンテナ素子を並べたレーダで構成されるセンサパネル2であってもよい。
判断部23は、電磁波送受信部22により受信された反射波の信号に基づき、第1の領域1を通過する人物6が予め指定された物体を所持しているか判断する。なお、「物体の指定」は、例えば「拳銃」、「ナイフ」等のようなカテゴリ(種別)の指定であり、各カテゴリの詳細な型やモデル等の指定は不要である。例えば、後述する機械学習を利用した判断手法によれば、指定された物体の中の未知の型やモデルであっても、所持されていることを検出することができる。以下、判断部23による判断の手法の一例を説明するが、あくまで一例であり、これに限定されない。
例えば、判断部23は、電磁波送受信部22により受信された反射波の信号に基づき透過画像を作成してもよい。そして、判断部23は、透過画像に現れた形状に基づき、予め指定された物体を所持しているか判断してもよい。
透過画像に現れた形状に基づく判断手法の一例としては、機械学習の利用が考えられる。例えば、予め指定された物体の透過画像(教師データ)を用意し、当該教師データに基づく機械学習により、透過画像に現れている物体を推定する推定モデルが作成されてもよい。そして、判断部23は、作成した透過画像と、当該推定モデルとに基づき、予め指定された物体が透過画像に現れているか判断してもよい。その他の例として、判断部23は、予め指定された物体の形状を示すテンプレートを用いたテンプレートマッチングにより、透過画像内で予め指定された物体を検索してもよい。
また、判断部23は、電磁波送受信部22により受信された反射波の信号に現れた特徴量(透過特徴量)に基づき、人物6が予め指定された物体を所持しているか判断してもよい。すなわち、判断部23は、透過画像を作成せず、反射波の信号をそのまま利用して上記判断を行ってもよい。この場合も、上述した機械学習に基づく推定モデルを利用する例や、テンプレートマッチングを利用する例の利用が考えられる。
予め指定された物体は、第1の領域1を通過する人物6による所持が好ましくない物体であり、例えばナイフ、拳銃等の危険物が例示されるがこれらに限定されない。
なお、電磁波送受信部22が電磁波の送受信を連続的に行っている場合、判断部23は、反射波の信号を人物6ごとに分類し、各人物6の反射波の信号に基づき各人物6が予め指定された物体を所持しているか判断することができる。
反射波の信号を人物6ごとに分類する処理の例としては、次のようなものが考えられる。まず、第1の領域1内に人物6がいる場合と、第1の領域1内に人物6がいない場合とで、反射波の信号及び当該信号から生成した透過画像に現れる特徴が異なる。第1の領域1内に人物6がいない場合は、例えば対向する壁で反射した反射波が電磁波送受信部22に受信され、第1の領域1内に人物6がいる場合は、例えば壁及びその人物6で反射した反射波が電磁波送受信部22に受信される。
例えば、予め第1の領域1内にだれもいない状態で電磁波送受信部22による電磁波の送受信を行い、その状態で受信される反射波の信号を参照信号として保持しておいてもよい。そして、判断部23は、当該参照信号又は当該参照信号から生成した透過画像を用いて、電磁波送受信部22により受信された反射波の信号が「第1の領域1内に人物6がいる状態」及び「第1の領域1内に人物6がいない状態」のいずれを示すのかを特定してもよい。例えば、判断部23は、反射波の信号と参照信号との差異が閾値以上か否か、または、反射波の信号から生成した透過画像と参照信号から生成した透過画像との差異が閾値以上か否かに基づき、上記2つの状態のいずれであるかを特定してもよい。
その他、上述した装置以外の他の装置(カメラ等のセンサ)により生成された光学画像や人感センサ等のセンサ情報を用いて第1の領域1内への人物6の入退場を判定することで、「各人物6が第1の領域1内に存在するタイミング(時間帯)」を特定してもよい。そして、特定した「各人物6が第1の領域1内に存在するタイミング(時間帯)」に基づき、反射波の信号を人物6ごとに分類してもよい。
判断部23は、当該特定結果に基づき、各人物6が第1の領域1に入ったタイミング(第1の領域1内に人物6がいない状態から第1の領域1内に人物6がいる状態に変わったタイミング)、及び、第1の領域1から出たタイミング(第1の領域1内に人物6がいる状態から第1の領域1内に人物6がいない状態に変わったタイミング)を特定できる。そして、判断部23は、当該特定結果に基づき、反射波の信号を人物6ごとに分類することができる。具体的には、「ある人物6が第1の領域1に入ったタイミング」からその直後に現れる「ある人物6が第1の領域1から出たタイミング」までの反射波の信号を、1人の人物6のデータとすることができる。
撮影部21は、第1の領域1を通過する人物6を撮影し、人物6の外観(顔を含む)を示す人物画像を生成する。撮影部21は、可視光や赤外線等の光を受光し、画像を生成するカメラである。撮影部21は、第1の領域1を通過する前、通過した後、及び、通過している時の中の少なくとも何れかのタイミングで人物6を撮影可能な位置及び向きで設置される。1つの撮影部21が設置されてもよいし、複数の撮影部21が設置されてもよい。
撮影部21は、連続的に動画撮影を行ってもよいし、所定の撮影タイミングで静止画撮影を行ってもよいし、所定の撮影タイミングから所定時間だけ動画撮影を行ってもよい。
所定の撮影タイミングは、所定の位置で人物6を検出したタイミングとすることができる。所定の位置は、第1の領域1内の位置であってもよいし、カメラ3の撮影エリア(視野エリア)内の任意の位置であってもよいし、カメラ3の撮影エリア(視野エリア)や第1の領域1の直前(進行方向に向かって直前)の位置であってもよいし、その他であってもよい。
上記撮影タイミングは、例えば、電磁波送受信部22により受信された反射波の信号に基づき決定されてもよい。すなわち、電磁波送受信部22により受信された反射波の信号に基づき、人物6が第1の領域1内に入ったこと(撮影タイミング)を検出してもよい。電磁波送受信部22により受信された反射波の信号に基づき人物6が第1の領域1内に入ったことを検出する手段は、上述の通りである。また、上記撮影タイミングはその他のセンサがセンシングした信号に基づき決定されてもよい。例えば、所定の位置に設置された人感センサで所定の位置で人物6を検出してもよい。
登録部24は、判断部23により予め指定された物体を所持していると判断された人物6の人物画像を、第1のリストに登録する。記憶部25が第1のリストを記憶する。
図3に第1のリストの一例を模式的に示す。図示する例の場合、第1のリストに登録された人物6を互いに識別するための情報(通番)と、撮影部21により生成された人物画像と、当該人物画像から抽出された当該人物6の外観の特徴を示す特徴量と、当該人物6に対応して生成された透過画像と、当該人物6が第1の領域1で検出された日時(検出日時)と、当該人物6が所持していると判断された予め指定された物体(所持物)の種別とが互いに紐付けて登録されている。なお、第1のリストは、図示する例の中の一部の項目の情報を含まなくてもよいし、その他の項目の情報を含んでもよい。
また、登録部24は、撮影部21により生成された人物画像と、判断部23の判断結果とを紐付けてログに登録してもよい。ログには、第1の領域1を通過した全ての人物6の人物画像及び判断部23の判断結果が登録される。記憶部25がログを記憶することができる。
図4にログの一例を模式的に示す。図示する例の場合、複数のログを互いに識別するための情報(通番)と、撮影部21により生成された人物画像と、当該人物画像から抽出された当該人物6の外観の特徴を示す特徴量と、当該人物6に対応して生成された透過画像と、当該人物6が第1の領域1で検出された日時(検出日時)と、判断部23の判断結果と、当該人物6が所持していると判断された予め指定された物体(所持物)の名称とが互いに紐付けて登録されている。なお、ログは、図示する例の中の一部の項目の情報を含まなくてもよいし、その他の項目の情報を含んでもよい。
また、登録部24は、予め生成された第2のリストに、撮影部21により生成された人物画像と、判断部23の判断結果とを紐付けて登録してもよい。第2のリストは、例えば、来場予定者のリストであってもよいし、要注意人物のブラックリストであってもよいし、その他であってもよい。記憶部25が第2のリストを記憶することができる。
図5に第2のリストの一例を模式的に示す。図示する例の場合、第2のリストに登録されている人物6を互いに識別するための情報(通番)と、氏名と、顔画像とが予め登録される。そして、その他の情報は、撮影部21、電磁波送受信部22及び判断部23により生成された情報に基づき登録される。
図示する例の場合、その他の情報として、その人物6が来場済みか否かを示す来場フラグと、撮影部21により生成された人物画像と、当該人物画像から抽出された当該人物6の外観の特徴を示す特徴量と、当該人物6に対応して生成された透過画像と、当該人物6が第1の領域1で検出された日時(検出日時)と、判断部23の判断結果と、当該人物6が所持していると判断された予め指定された物体(所持物)の名称とが互いに紐付けて登録されている。なお、第2のリストは、図示する例の中の一部の項目の情報を含まなくてもよいし、その他の項目の情報を含んでもよい。
登録部24は、予め第2のリストに登録された顔画像と、撮影部21により生成された人物画像との照合等により、第1の領域1で検出した人物6が第2のリストの中のどの人物6であるかを特定することができる。
なお、撮影部21により生成された人物画像と、判断部23の判断結果とを同一の人物6に関するもの同士で紐付ける手段は特段制限されない。例えば、人物画像及び判断部23の判断結果にはタイムスタンプが付されてもよい。そして、登録部24は、当該タイムスタンプに基づき、同一人物6に関する人物画像と判断部23の判断結果とを紐付けてもよい。また、その他の手段で当該紐付けを実現してもよい。
次に、図6のフローチャートを用いて、処理システム20の処理の流れの一例を説明する。なお、ここで説明する処理の流れはあくまで一例であり、上述した各機能部の構成に基づき適宜変形可能である。
処理を開始すると、電磁波送受信部22は、波長30マイクロメートル以上1メートル以下の電磁波の照射、及び、反射波の受信を予め定められた間隔で繰り返す。そして、判断部23は、電磁波送受信部22から反射波の信号を取得すると(S10)、当該信号に基づき、第1の領域1に人物6が入ったか否かを判断する(S11)。当該判断処理の詳細は上述の通りであるので、ここでの説明は省略する。
第1の領域1に人物6が入っていないと判断すると(S11のNo)、処理を終了する指示がない限り(S17のNo)、判断部23は、次の反射波の信号の取得待ちとなる。
一方、第1の領域1に人物6が入ったと判断すると(S11のYes)、判断部23は、その反射波の信号に基づき、第1の領域1に入った人物6が予め指定された物体を所持しているか判断し、判断結果を登録部24に入力する(S13)。当該判断処理の詳細は上述の通りであるので、ここでの説明は省略する。
また、第1の領域1に人物6が入ったと判断すると(S11のYes)、判断部23は、その旨を登録部24に通知する。登録部24は、当該通知に応じて、撮影部21から人物画像を取得する(S12)。
例えば、撮影部21は連続的に動画撮影を行ってもよい。そして、登録部24は、上記通知に応じて撮影部21に人物画像を要求し、撮影部21は、当該要求があったタイミング又はその直前/直後に生成した人物画像を登録部24に返信してもよい。
その他、撮影部21は所定の撮影タイミングで静止画撮影、又は、所定の撮影タイミングから所定時間だけ動画撮影を行うように構成してもよい。そして、判断部23は、第1の領域1に人物6が入ったと判断すると(S11のYes)、その旨を撮影部21に通知してもよい。そして、撮影部21は、当該通知に応じて静止画撮影又は所定時間だけ動画撮影を行い、生成した画像を登録部24に入力してもよい。
その後、登録部24は、取得した人物画像と判断部23の判断結果を紐付けて、ログ(図4参照)に登録する(S14)。
次いで、登録した判断結果が「予め指定された物体を所持している」というものである場合(S15のYes)、登録部24は、取得した人物画像を第1のリスト(図3参照)に登録する(S16)。一方、登録した判断結果が「予め指定された物体を所持していない」というものである場合(S15のNo)、登録部24は、取得した人物画像を第1のリスト(図3参照)に登録しない。
次に、図7を用いて、処理システム20が出力する画面の一例を示す。なお、図示する画面は領域A乃至Eの全てを備えているが、処理システム20が出力する画面は領域A乃至Eの中の少なくとも一部を備えればよい。
領域Bには、第1の領域1内で新たに検出した人物6の人物画像(撮影部21により生成された人物画像)が表示される。領域Cには、その人物6に関する判断部23の判断結果及び検出日時が表示される。
領域Eには、その人物6の人物画像及び透過画像が表示される。当該例のように、複数の撮影部21の中の少なくとも1つは、電磁波送受信部22が電磁波を照射する方向と同じ方向から(光軸が略平行となるように)人物6を撮影してもよい。そして、同一方向から観察した人物画像E2と透過画像E1を並べて表示してもよい。また、図示する例のように、検出した予め指定された物体の画像内の位置を枠W等で明示してもよい。
領域Aには各種UI部品が表示される。例えば、領域B及び/又は領域Eに表示された人物画像は、撮影部21が生成した動画像の中の一部(1つのフレーム画像)であってもよい。そして、領域Aに表示されたUI部品を介して、その動画像の再生、停止、一時停止等を指示できてもよい。
領域Dには、記憶部25に記憶されたログ(図4参照)が表示される。なお、処理システム20は、領域Dに表示されたログの中から1つを選択するユーザ入力を受付けてもよい。そして、領域B、領域C及び領域Eには、第1の領域1内で新たに検出した人物6の情報に代えて、選択されたログに関する情報が表示されてもよい。
次に、処理システム20のハードウエア構成の一例を説明する。処理システム20が備える各機能部は、任意のコンピュータのCPU(Central Processing Unit)、メモリ、メモリにロードされるプログラム、そのプログラムを格納するハードディスク等の記憶ユニット(あらかじめ装置を出荷する段階から格納されているプログラムのほか、CD(Compact Disc)等の記憶媒体やインターネット上のサーバ等からダウンロードされたプログラムをも格納できる)、ネットワーク接続用インターフェイスを中心にハードウエアとソフトウエアの任意の組合せによって実現される。そして、その実現方法、装置にはいろいろな変形例があることは、当業者には理解されるところである。
図8は、処理システム20のハードウエア構成を例示するブロック図である。図2に示すように、処理システム20は、プロセッサ1A、メモリ2A、入出力インターフェイス3A、周辺回路4A、バス5Aを有する。周辺回路4Aには、様々なモジュールが含まれる。処理システム20は周辺回路4Aを有さなくてもよい。なお、処理システム20は物理的及び/又は論理的に分かれた複数の装置で構成されてもよいし、物理的及び/又は論理的に一体となった1つの装置で構成されてもよい。処理システム20が物理的及び/又は論理的に分かれた複数の装置で構成される場合、複数の装置各々が上記ハードウエア構成を備えてもよい。
バス5Aは、プロセッサ1A、メモリ2A、周辺回路4A及び入出力インターフェイス3Aが相互にデータを送受信するためのデータ伝送路である。プロセッサ1Aは、例えばCPU、GPU(Graphics Processing Unit)などの演算処理装置である。メモリ2Aは、例えばRAM(Random Access Memory)やROM(Read Only Memory)などのメモリである。入出力インターフェイス3Aは、入力装置、外部装置、外部サーバ、外部センサ、カメラ等から情報を取得するためのインターフェイスや、出力装置、外部装置、外部サーバ等に情報を出力するためのインターフェイスなどを含む。入力装置は、例えばキーボード、マウス、マイク、物理ボタン、タッチパネル等である。出力装置は、例えばディスプレイ、スピーカ、プリンター、メーラ等である。プロセッサ1Aは、各モジュールに指令を出し、それらの演算結果をもとに演算を行うことができる。
次に、本実施形態の処理システム20の作用効果を説明する。本実施形態の処理システム20は、第1の領域1を通過する人物6に対してウォークスルー型の所持物検査を行うとともに、当該人物6を撮影し、外観を示す人物画像を生成する。そして、予め指定された物体を所持していると判断した人物6の人物画像を第1のリストに登録する。このような本実施形態の処理システムによれば、人物6に意識させずに所持物検査を行うことができる。結果、所持物検査の処理効率及び利便性が改善される。また、処理効率及び利便性が改善された結果、入場に認証等が要求されず、多数の人物6が入場し得るソフトターゲット領域においても検査を行うことが可能となる。
また、予め指定された物体を所持していると判断した人物6を登録した第1のリストが生成されるので、検査後に当該リストを利用して施設のセキュリティ強化のための各種処理を行うことが可能となる。検査後に第1のリストを利用してセキュリティ強化のための各種処理を行うことができるので、検査時点でその人物6の身柄を確保等する必要性は低くなる。結果、検査場所に警備員などを常駐させる必要性が低まり、人件費削減などの効果が得られる。なお、各種処理の具体例は、以下の実施形態で説明する。
また、本実施形態の処理システム20によれば、人物画像と判断部23の判断結果を紐付けてログに登録することができる。このため、施設に来場した複数の人物6各々に関する判断部23の判断結果を確認することが可能となる。
また、本実施形態の処理システム20によれば、第1のリストやログ等において、透過画像や、判断部23の判断結果の詳細(検査結果、所持物等)を紐付けることができる。このため、第1のリストやログから、迅速に、各人物6の透過画像や判断部23の判断結果の詳細にアクセスすることが可能となる。結果、例えば作業員は、第1のリストやログから各人物6の透過画像や判断部23の判断結果の詳細にアクセスし、登録された判断結果が正しいか否かを確認したりできる。
ここで、本実施形態の処理システム20の変形例を説明する。処理システム20は、爆発物検出器などのその他の装置を利用して、人物6が予め指定された物体を所持しているか判断し、判断結果を登録してもよい。この場合も、同様の作用効果が実現される。
また、図2に示すセンサパネル2の配置の仕方はあくまで一例であり、これに限定されない。例えば、進行方向に対して所定の角度を有するようにセンサパネル2を配置してもよいし、複数のセンサパネル2を配置してもよいし、その他の配置方法を採用してもよい。図19乃至図24にセンサパネル2の配置方法の一例を示す。図19の例では、1つのセンサパネル2を配置し、その前で人物6に回転してもらう。図20及び図21の例では、複数のセンサパネル2を、人物6の通過する位置を挟み込むように配置している。図22の例では、方向転換のため人物6が所定角度回転する通路のカーブ位置に複数のセンサパネル2を配置している。図23は、エスカレータや階段などの上方にセンサパネル2を設置した例である。例えば、図示するような水平方向に対して角度を有する天井の裏にセンサパネル2を設置することができる。図24は、階段等の上方及び下方にセンサパネル2を設置した例である。例えば、図示するような水平方向に対して角度を有する天井の裏にセンサパネル2を設置することができる。また、階段にセンサパネル2を埋め込んでもよい。変形例においても、同様の作用効果が実現される。
<第2の実施形態>
本実施形態の処理システム20は、予め指定された物体を所持していると判断され、第1のリストに人物画像を登録された人物6が、予め生成されたホワイトリストに登録されている場合、その人物6の人物画像を第1のリストから削除する機能を有する点で、第1の実施形態と異なる。
処理システム20の機能ブロック図の一例は、第1の実施形態同様、図2で示される。
登録部24は、第1のリストに登録された人物6が予め生成されたホワイトリストに登録されている場合、当該人物6の人物画像を第1のリストから削除する。記憶部25がホワイトリストを記憶する。
図9にホワイトリストの一例を模式的に示す。図示する例では、人物6の氏名と顔画像とがホワイトリストに登録されている。登録部24は、予めホワイトリストに登録された顔画像と、撮影部21により生成された人物画像との照合等により、第1のリストに登録された人物6がホワイトリストに登録されているか否かを判断することができる。
図10にホワイトリストの他の例を模式的に示す。図示する例では、人物6の氏名と顔画像と所持することを許可されている物体の名称がホワイトリストに登録されている。この例の場合、登録部24は、第1のリストに登録された人物6がホワイトリストに登録されており、かつ、当該人物6が所持していると判断された物体が所持を許可されている物体である場合、その人物6の人物画像を第1のリストから削除する。すなわち、登録部24は、第1のリストに登録された人物6がホワイトリストに登録されていた場合であっても、当該人物6が所持していると判断された物体が所持を許可されていない物体である場合、その人物6の人物画像を第1のリストから削除しない。
なお、ホワイトリストは、顔画像から抽出された特徴量、連絡先(住所、電話番号)、所属先を示す情報等のその他の項目の情報を含んでもよい。
処理システム20のその他の構成は、第1の実施形態と同様である。
以上説明した本実施形態の処理システム20によれば、第1の実施形態の処理システム20と同様の作用効果を実現できる。
また、本実施形態の処理システム20によれば、ホワイトリストに登録されている人物6を第1のリストから削除できる。例えば、施設内をパトロールする警備員やボディーガード等がセキュリティのためナイフや拳銃等を所持する場合がある。このような人物6を第1のリストに登録し、監視したり、施設内での行動を制限したりすると、コンピュータの処理負担を不要に増大させたり、警備員やボディーガードの仕事の妨げになったりして好ましくない。本実施形態の処理システム20によれば、このような不都合を軽減できる。
<第3の実施形態>
本実施形態の処理システム20は、上述した第1のリストを利用してセキュリティを向上させるための処理を実行する。具体的には、図11に示すように、処理システム20の追跡装置10は、施設内に設置された監視カメラ11により生成された画像内で第1のリスト(データベース5)に登録された人物6を検出し、追跡する機能を有する。以下、詳細に説明する。
図12に、処理システム20の機能ブロック図の一例を示す。図示するように、処理システム20は、撮影部21と、電磁波送受信部22と、判断部23と、登録部24と、記憶部25と、追跡部26と、監視撮影部32とを有する。図12の例の場合、監視カメラ11が監視撮影部32に対応し、追跡装置10が追跡部26に対応し、データベース5が記憶部25に対応する。
監視撮影部32は、施設内の任意の位置に設置され、連続的に動画撮影を行う。1つの監視撮影部32が設置されてもよいし、複数の監視撮影部32が設置されてもよい。
追跡部26は、監視撮影部32(監視カメラ11)が生成した監視画像内で第1のリストに登録された人物6を検出する。例えば、追跡部26は、監視画像内で人物を検出し、検出した人物の画像と第1のリストに登録された人物画像との照合等により、監視画像内で第1のリストに登録された人物6を検出する。そして、追跡部26は、人物追跡技術を利用して、検出した人物を追跡する。
なお、追跡部26は、第1のリストに登録された人物6ごとに、検出結果及び追跡結果の履歴を登録してもよい。例えば、第1のリストに登録された人物6ごとに、各人物6が写っている箇所を示す情報(例:動画ファイル識別情報、動画ファイルの冒頭からの経過時間等)が登録されてもよい。また、監視画像内における各人物6の位置が登録されてもよい。
また、監視撮影部32は、マイクを備え、音声を収集してもよい。そして、追跡部26は、監視撮影部32が収集した音声が所定の条件を満たした場合(例:悲鳴を検出、爆発音を検出)、その旨を監視者に通知するとともに、その監視撮影部32が生成した監視画像内に存在する第1のリストに登録された人物を監視者に通知してもよい。例えば、追跡部26は、第1のリストに登録された人物を枠等で強調した監視画像を監視者に送信してもよい。
処理システム20のその他の構成は、第1及び第2の実施形態と同様である。
以上説明した本実施形態の処理システム20によれば、第1及び第2の実施形態の処理システム20と同様の作用効果を実現できる。
また、本実施形態の処理システム20によれば、施設内に設置された監視カメラ11により生成された画像内で第1のリスト(データベース5)に登録された人物6を検出し、追跡することができる。このため、施設の管理者は、第1のリストに登録された人物6の位置をタイムリーに把握することができる。
また、本実施形態の処理システム20によれば、第1のリストに登録された人物6ごとに、各人物6が写っている箇所を示す情報(例:動画ファイル識別情報、動画ファイルの冒頭からの経過時間等)を登録することができる。このような登録情報を利用することで、監視者は、監視画像(動画像)の中の第1のリストに登録された人物6が写る部分を効率的に閲覧することができる。
また、本実施形態の処理システム20は、監視撮影部32が収集した音声が所定条件を満たした場合、そのエリアに存在する「第1のリストに登録された人物6」を監視者に通知することができる。このような処理システム20によれば、適切なタイミングで要注意人物を監視者に通知できる。
<第4の実施形態>
本実施形態の処理システム20は、上述した第1のリストを利用してセキュリティを向上させるための処理を実行する。具体的には、図13に示すように、本実施形態では、施設内にゲート8が設置される。処理システム20のゲート制御装置7は、ゲート8に設けられたカメラ9により生成された画像を取得すると、取得した画像に写る人物6が第1のリスト(データベース5)に登録されているか判断する。そして、ゲート制御装置7は、判断結果に基づき、ゲート8の開閉を制御する。以下、詳細に説明する。
図14に、処理システム20の機能ブロック図の一例を示す。図示するように、処理システム20は、撮影部21と、電磁波送受信部22と、判断部23と、登録部24と、記憶部25と、ゲート制御部27と、ゲート撮影部28とを有する。図13の例の場合、カメラ9がゲート撮影部28に対応し、ゲート制御装置7がゲート制御部27に対応し、データベース5が記憶部25に対応する。なお、図示しないが、処理システム20は、追跡部26及び監視撮影部32を有してもよい。
ゲート撮影部28は、ゲート8の前で人物6を撮影する。ゲート撮影部28は連続的に動画撮影を行ってもよいし、所定のタイミング(例:人感センサ等でゲート8の前の人物6を検出したタイミング)で静止画撮影を行ってもよい。
ゲート制御部27は、ゲート撮影部28により生成された画像に写る人物6が第1のリスト(データベース5)に登録されているか判断する。例えば、ゲート制御部27は、ゲート撮影部28により生成された画像内で人物を検出し、検出した人物の画像と第1のリストに登録された人物画像との照合等により、ゲート撮影部28により生成された画像に写る人物6が第1のリスト(データベース5)に登録されているか判断する。
そして、ゲート制御部27は、ゲート撮影部28により生成された画像に写る人物6が第1のリストに登録されているか否かに応じて、ゲート8の開閉を制御する。例えば、ゲート撮影部28により生成された画像に写る人物6が第1のリストに登録されている場合、ゲート制御部27はゲート8を閉じる指示を出力してもよい。一方、ゲート撮影部28により生成された画像に写る人物6が第1のリストに登録されていない場合、ゲート制御部27はゲート8を開く指示を出力してもよい。
ゲート8は、ゲート制御部27から出力された指示に基づき、開閉動作を行う。例えば、開いている状態で閉じる指示を取得した場合、ゲート8は閉じる動作を行う。また、閉じている状態で開く指示を取得した場合、ゲート8は開く動作を行う。また、開いている状態で開く指示を取得した場合、ゲート8は開閉動作を行わず、開いている状態を維持する。また、閉じている状態で閉じる指示を取得した場合、ゲート8は開閉動作を行わず、閉じている状態を維持する。なお、指示(電気信号)に基づき開閉動作を行うゲート8はあらゆる技術を採用して構成できる。
処理システム20のその他の構成は、第1乃至第3の実施形態と同様である。
以上説明した本実施形態の処理システム20によれば、第1乃至第3の実施形態の処理システム20と同様の作用効果を実現できる。
また、本実施形態の処理システム20によれば、第1のリストを利用してゲート8の開閉を制御できる。結果、危険物等を所持している要注意人物がゲート8を通過し、その後のエリアに入ることを効果的に阻止できる。
なお、上記説明では、ゲート8に設けられたカメラ9により生成された画像に写る人物6が第1のリスト(データベース5)に登録されているか否かに応じてゲート8の開閉を制御したが、変形例として、判断部23による所持物検査の判断結果に応じてゲート8の開閉を制御してもよい。例えば、ウォークスルー型の所持物検査を行う第1の領域1の直後にゲート8が設置されている場合や、第1の領域1を通過した人物6のその後の移動ルートが決められており(逃げ道がない)、処理システム20がゲート8までの当該人物6の位置を把握できる構成の場合等に、当該変形例を採用することができる。当該変形例においても、同様の作用効果が実現される。
<第5の実施形態>
本実施形態の処理システム20は、上述した第1のリストを利用してセキュリティを向上させるための処理を実行する。具体的には、図15に示すように、本実施形態では、施設内に分岐ポイントが設けられる。分岐ポイント以降は、例えば、複数のルートに分かれてもよいし、複数の窓口に分かれてもよいし、複数の担当者に分かれてもよいし、複数の検査所に分かれてもよいし、その他であってもよい。
そして、処理システム20の案内装置13は、分岐ポイントに設けられたカメラ14により生成された画像を取得すると、取得した画像に写る人物6が第1のリスト(データベース5)に登録されているか判断する。そして、案内装置13は、判断結果に基づき、人物6を分岐ポイント以降の複数の選択肢の中のいずれに案内するか決定し、決定内容を出力装置12に出力する。以下、詳細に説明する。
図16に、処理システム20の機能ブロック図の一例を示す。図示するように、処理システム20は、撮影部21と、電磁波送受信部22と、判断部23と、登録部24と、記憶部25と、案内制御部29と、分岐ポイント撮影部30とを有する。図15の例の場合、カメラ14が分岐ポイント撮影部30に対応し、案内装置13が案内制御部29に対応し、データベース5が記憶部25に対応する。なお、図示しないが、処理システム20は、追跡部26及び監視撮影部32を有してもよい。また、処理システム20は、ゲート制御部27及びゲート撮影部28を有してもよい。
分岐ポイント撮影部30は、分岐ポイントの前で人物6を撮影する。分岐ポイント撮影部30は連続的に動画撮影を行ってもよいし、所定のタイミング(例:人感センサ等で分岐ポイントの前の人物6を検出したタイミング)で静止画撮影を行ってもよい。
案内制御部29は、分岐ポイント撮影部30により生成された画像に写る人物6が第1のリスト(データベース5)に登録されているか判断する。例えば、案内制御部29は、分岐ポイント撮影部30により生成された画像内で人物を検出し、検出した人物の画像と第1のリストに登録された人物画像との照合等により、分岐ポイント撮影部30により生成された画像に写る人物6が第1のリスト(データベース5)に登録されているか判断する。
そして、案内制御部29は、分岐ポイント撮影部30により生成された画像に写る人物6が第1のリストに登録されているか否かに応じて、分岐ポイント以降の案内を行う。例えば、第1のリストに登録されている場合、及び、第1のリストに登録されていない場合各々に対応した案内の内容が予め登録されていてもよい。例えば、第1のリストに登録されている場合は「第1ルート」に案内し、第1のリストに登録されていない場合は「第2ルートに案内することなどが登録されていてもよい。そして、案内制御部29は、分岐ポイント撮影部30により生成された画像に写る人物6が第1のリストに登録されているか否かの判断結果に対応した案内を出力装置12に出力させてもよい。出力装置12は、ディスプレイ、スピーカ、投影装置等の出力装置である。
処理システム20のその他の構成は、第1乃至第4の実施形態と同様である。
以上説明した本実施形態の処理システム20によれば、第1乃至第4の実施形態の処理システム20と同様の作用効果を実現できる。
また、本実施形態の処理システム20によれば、分岐ポイントにいる人物6を、第1のリストを利用して適切に案内することができる。結果、危険物等を所持している要注意人物を所定の方に案内し、詳細検査、身柄確保等の適切な処理を行うことができる。
なお、上記説明では、分岐ポイントに設けられたカメラ14により生成された画像に写る人物6が第1のリスト(データベース5)に登録されているか否かに応じて案内する内容を決定したが、変形例として、判断部23による所持物検査の判断結果に応じて案内する内容を決定してもよい。例えば、ウォークスルー型の所持物検査を行う第1の領域1の直後に分岐ポイントが設置されている場合や、第1の領域1を通過した人物6のその後の移動ルートが決められており(逃げ道がない)、処理システム20が分岐ポイントまでの当該人物6の位置を把握できる構成の場合等に、当該変形例を採用することができる。当該変形例においても、同様の作用効果が実現される。
<第6の実施形態>
本実施形態の処理システム20は、上述した第1のリストを利用してセキュリティを向上させるための処理を実行する。具体的には、図17に示すように、処理システム20の通知装置16は、第1のリスト(データベース5)を監視者端末15に送信する。そして、監視者17は、監視者端末15を介して第1のリストを確認する。以下、詳細に説明する。
図18に、処理システム20の機能ブロック図の一例を示す。図示するように、処理システム20は、撮影部21と、電磁波送受信部22と、判断部23と、登録部24と、記憶部25と、通知部31とを有する。図17の例の場合、通知装置16が通知部31に対応し、データベース5が記憶部25に対応する。なお、図示しないが、処理システム20は、追跡部26及び監視撮影部32を有してもよい。また、処理システム20は、ゲート制御部27及びゲート撮影部28を有してもよい。また、処理システム20は、案内制御部29及び分岐ポイント撮影部30を有してもよい。
通知部31は、インターネット等のネットワークを介して、又は、有線ケーブルを介して、第1のリストを監視者端末15に送信する。例えば、通知部31は、第1のリストが更新されるごとに、監視者端末15に第1のリストを送信してもよい。監視者端末15は、スマートフォン、タブレット端末、スマートウォッチ、携帯電話等の可搬型の端末であってもよいし、据置型の端末であってもよい。
処理システム20のその他の構成は、第1乃至第5の実施形態と同様である。
以上説明した本実施形態の処理システム20によれば、第1乃至第5の実施形態の処理システム20と同様の作用効果を実現できる。
また、本実施形態の処理システム20によれば、第1のリストを監視者端末15に送信することができる。結果、監視者17は、監視者端末15を介して第1のリストを確認することが可能となる。
以上、実施形態(及び実施例)を参照して本願発明を説明したが、本願発明は上記実施形態(及び実施例)に限定されるものではない。本願発明の構成や詳細には、本願発明のスコープ内で当業者が理解し得る様々な変更をすることができる。
上記の実施形態の一部又は全部は、以下の付記のようにも記載されうるが、以下には限定されない。
1. 第1の領域を通過する人物を撮影し、人物の外観を示す人物画像を生成する撮影手段と、
前記第1の領域を通過する人物に向けて波長30マイクロメートル以上1メートル以下の電磁波を照射し、反射波を受信する電磁波送受信手段と、
受信された前記反射波の信号に基づき、予め指定された物体を所持しているか判断する判断手段と、
前記予め指定された物体を所持していると判断された人物の前記人物画像を、第1のリストに登録する登録手段と、
を有する処理システム。
2. 前記判断手段は、前記受信された前記反射波の信号に基づき透過画像を作成し、前記透過画像に現れた形状に基づき、前記予め指定された物体を所持しているか判断する1に記載の処理システム。
3. 前記判断手段は、前記受信された前記反射波の信号に基づき透過特徴量を抽出し、前記透過特徴量に基づき、前記予め指定された物体を所持しているか判断する1に記載の処理システム。
4. 前記登録手段は、前記人物画像と前記判断手段の判断結果を紐付けてログに登録する1から3のいずれかに記載の処理システム。
5. 監視カメラにより生成された画像内で前記第1のリストに登録された人物を検出し、前記画像内で追跡する追跡手段をさらに有する1から4のいずれかに記載の処理システム。
6. ゲートの前で人物を撮影するゲート撮影手段と、
前記ゲート撮影手段により生成された画像に写る人物が前記第1のリストに登録されているか否かに応じて、前記ゲートの開閉を制御するゲート制御手段と、
を有する1から5のいずれかに記載の処理システム。
7. 分岐ポイントの前で人物を撮影する分岐ポイント撮影手段と、
前記分岐ポイント撮影手段により生成された画像に写る人物が前記第1のリストに登録されているか否かに応じて、前記分岐ポイント以降の案内を行う案内制御手段と、
を有する1から6のいずれかに記載の処理システム。
8. 前記第1のリストを監視者端末に送信する通知手段をさらに有する1から7のいずれかに記載の処理システム。
9. 前記登録手段は、前記第1のリストに登録された人物が予め生成されたホワイトリストに登録されている場合、当該人物の前記人物画像を前記第1のリストから削除する1から8のいずれかに記載の処理システム。
10. 前記判断手段は、受信された前記反射波の信号に基づき、人物が前記第1の領域に入ったタイミング及び前記第1の領域から出たタイミングを検出し、検出したタイミングに基づき、受信された前記反射波の信号を人物毎に分ける1から9のいずれかに記載の処理システム。
11. 前記撮影手段により生成された前記人物画像、前記判断手段による判断結果、前記電磁波送受信手段により受信された前記反射波の信号に基づき生成された透過画像、及び、前記登録手段により生成された前記第1の領域を通過した複数の人物各々に対する前記判断手段の判断結果を示すログの中の少なくとも一部を示す画面を出力する1から10のいずれかに記載の処理システム。
12. 処理システムが、
第1の領域を通過する人物を撮影し、人物の外観を示す人物画像を生成し、
前記第1の領域を通過する人物に向けて波長30マイクロメートル以上1メートル以下の電磁波を照射し、反射波を受信し、
受信された前記反射波の信号に基づき、予め指定された物体を所持しているか判断し、
前記予め指定された物体を所持していると判断された人物の前記人物画像を、第1のリストに登録する処理方法。
13. 処理システムのコンピュータを、
第1の領域を通過する人物を撮影し、人物の外観を示す人物画像を生成する撮影手段と、
第1の領域を通過する人物に向けて照射された波長30マイクロメートル以上1メートル以下の電磁波の反射波の信号に基づき、予め指定された物体を所持しているか判断する判断手段、
前記予め指定された物体を所持していると判断された人物の外観を示す人物画像であって、前記第1の領域を通過する人物を撮影することで生成された前記人物画像を第1のリストに登録する登録手段、
として機能させるプログラム。

Claims (15)

  1. 分岐ポイントの前で人物を撮影する分岐ポイント撮影手段と、
    記人物に向けて電磁波を照射し、反射波を受信する電磁波送受信手段と、
    受信された前記反射波の信号に基づき、予め指定された物体を所持しているか判断する判断手段と、
    前記予め指定された物体を所持しているか否かに応じて、前記分岐ポイント以降の案内を行う案内制御手段と、
    を有する処理システム。
  2. 第1の領域を通過する人物を撮影し、人物の外観を示す人物画像を生成する撮影手段と、
    前記予め指定された物体を所持していると判断された人物の前記人物画像を、第1のリストに登録する登録手段と、
    を有し、
    前記電磁波送受信手段は、前記第1の領域を通過する人物に向けて波長30マイクロメートル以上1メートル以下の電磁波を照射し、反射波を受信し、
    前記案内制御手段は、前記分岐ポイント撮影手段により生成された画像に写る人物が前記第1のリストに登録されているか否かに応じて、前記分岐ポイント以降の案内を行う請求項1に記載の処理システム。
  3. 前記判断手段は、前記受信された前記反射波の信号に基づき透過画像を作成し、前記透過画像に現れた形状に基づき、前記予め指定された物体を所持しているか判断する請求項1又は2に記載の処理システム。
  4. 前記判断手段は、前記受信された前記反射波の信号に基づき透過特徴量を抽出し、前記透過特徴量に基づき、前記予め指定された物体を所持しているか判断する請求項1又は2に記載の処理システム。
  5. 前記登録手段は、前記人物画像と前記判断手段の判断結果を紐付けてログに登録する請求項に記載の処理システム。
  6. 監視カメラにより生成された画像内で前記第1のリストに登録された人物を検出し、前記画像内で追跡する追跡手段をさらに有する請求項2又は5に記載の処理システム。
  7. ゲートの前で人物を撮影するゲート撮影手段と、
    前記ゲート撮影手段により生成された画像に写る人物が前記第1のリストに登録されているか否かに応じて、前記ゲートの開閉を制御するゲート制御手段と、
    を有する請求項2、5又は6に記載の処理システム。
  8. 前記第1のリストを監視者端末に送信する通知手段をさらに有する請求項2、5、6又は7に記載の処理システム。
  9. 前記登録手段は、前記第1のリストに登録された人物が予め生成されたホワイトリストに登録されている場合、当該人物の前記人物画像を前記第1のリストから削除する請求項2、5、6、7又は8に記載の処理システム。
  10. 前記判断手段は、受信された前記反射波の信号に基づき、人物が前記第1の領域に入ったタイミング及び前記第1の領域から出たタイミングを検出し、検出したタイミングに基づき、受信された前記反射波の信号を人物毎に分ける請求項2、5、6、7、8又は9に記載の処理システム。
  11. 前記撮影手段により生成された前記人物画像、前記判断手段による判断結果、前記電磁波送受信手段により受信された前記反射波の信号に基づき生成された透過画像、及び、前記登録手段により生成された前記第1の領域を通過した複数の人物各々に対する前記判断手段の判断結果を示すログの中の少なくとも一部を示す画面を出力する請求項2、5、6、7、8、9又は10に記載の処理システム。
  12. 処理システムが、
    分岐ポイントの前で人物を撮影し、
    記人物に向けて電磁波を照射し、反射波を受信し、
    受信された前記反射波の信号に基づき、予め指定された物体を所持しているか判断し、
    前記予め指定された物体を所持しているか否かに応じて、前記分岐ポイント以降の案内を行う処理方法。
  13. 前記処理システムが、
    第1の領域を通過する人物を撮影し、人物の外観を示す人物画像を生成し、
    前記第1の領域を通過する人物に向けて波長30マイクロメートル以上1メートル以下の電磁波を照射し、反射波を受信し、
    前記予め指定された物体を所持していると判断された人物の前記人物画像を、第1のリストに登録し、
    前記分岐ポイントの前で撮影された画像に写る人物が前記第1のリストに登録されているか否かに応じて、前記分岐ポイント以降の案内を行う請求項12に記載の処理方法。
  14. 処理システムのコンピュータを、
    分岐ポイントの前で人物を撮影する分岐ポイント撮影手段、
    記人物に向けて電磁波を照射し、反射波を受信する電磁波送受信手段、
    受信された前記反射波の信号に基づき、予め指定された物体を所持しているか判断する判断手段、
    前記予め指定された物体を所持しているか否かに応じて、前記分岐ポイント以降の案内を行う案内制御手段、
    として機能させるプログラム。
  15. 前記処理システムのコンピュータを、
    第1の領域を通過する人物を撮影し、人物の外観を示す人物画像を生成する撮影手段、
    前記予め指定された物体を所持していると判断された人物の前記人物画像を、第1のリストに登録する登録手段、
    として機能させ、
    前記電磁波送受信手段は、前記第1の領域を通過する人物に向けて波長30マイクロメートル以上1メートル以下の電磁波を照射し、反射波を受信し、
    前記案内制御手段は、前記分岐ポイント撮影手段により生成された画像に写る人物が前記第1のリストに登録されているか否かに応じて、前記分岐ポイント以降の案内を行う請求項14に記載のプログラム。
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