JP2019010619A - 超音波洗浄装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】ユーザが被洗浄物の円滑な洗浄を行え、ユーザの利便性が向上し得る超音波洗浄装置を提供する。【解決手段】超音波洗浄装置1は、超音波を発生させる超音波発生体110を含む超音波洗浄部100と、設置場所に設置され、超音波洗浄部100を保持する本体部300と、超音波発生体110の下方位置において、離脱可能に本体部300に装着され、被洗浄物が浸されるための水が溜められる貯水槽230を有する貯水部200と、を備える。【選択図】図1

Description

本発明は、超音波洗浄装置に関する。
振動ホーンを含む超音波発生手段を内蔵する洗浄装置本体と、水が溜められる水溜め部を有し、被洗浄物を受けるトレイと、を備える超音波洗浄装置が、特許文献1に記載されている。
特許文献1の超音波洗浄装置では、ユーザが、被洗浄物の汚れ箇所に振動ホーンの先端を接触させた状態で、被洗浄物を水溜め部に溜められた水の中に沈み込ませる。超音波発生手段が動作すると、振動ホーンから放出された超音波エネルギが水を介して被洗浄物に伝わり、被洗浄物に付着していた汚れ成分が被洗浄物から分離される。
特開2004−216244号公報
上記の超音波洗浄装置では、洗浄装置本体とトレイとが別個独立した状態にあり、ユーザは、一方の手で洗浄装置本体を保持し、他方の手で被洗浄物を保持しなければならない。このため、片手による保持だけでは、汚れの箇所に応じて被洗浄物を動かしづらい場合が生じ得る。また、トレイは、テーブルなどの設置場所に置かれるだけであり、被洗浄物を移動させたときに被洗浄物とともにトレイが動きやすく、トレイが傾いて水漏れが生じる虞がある。
よって、ユーザが超音波洗浄装置を利用した被洗浄物の円滑な洗浄を行いづらくなることが懸念される。
本発明は、かかる課題に鑑みてなされたものであり、ユーザが被洗浄物の円滑な洗浄を行え、ユーザの利便性が向上し得る超音波洗浄装置を提供することを目的とする。
本発明の主たる態様に係る超音波洗浄装置は、超音波を発生させる超音波発生体を含む超音波洗浄部と、設置場所に設置され、前記超音波洗浄部を保持する本体部と、前記超音波発生体の下方位置において、離脱可能に前記本体部に装着され、被洗浄物が浸されるための水が溜められる貯水凹部を有する貯水部と、を備える。
上記の構成によれば、超音波洗浄部が本体部に保持されているので、ユーザは、被洗浄物を両手で持つことができる。これにより、ユーザは、被洗浄物を円滑に移動させることができる。また、貯水部が本体部に装着されているので、被洗浄物を移動させたときに被洗浄物とともに貯水部が動いてしまいにくく、貯水部から水がこぼれてしまうということが起こりにくい。さらに、貯水部を本体部から取り外すことができるので、貯水部からの排水や貯水部の洗浄が容易に行える。
本態様に係る超音波洗浄装置において、前記本体部に設けられ、前記貯水凹部に供給される水が入れられる給水タンクを、さらに備える構成が採られ得る。
上記の構成によれば、給水タンクから自動的に貯水凹部に水が供給されるので、ユーザは、貯水凹部内の水が減る都度、貯水凹部内に水を補給する作業を行わなくてもよくなる。
上記の構成とされた場合、さらに、前記給水タンクは、前記貯水凹部へ供給される水の放出口と、放水および止水のために開閉される弁体と、を含み、前記貯水部は、前記貯水凹部に繋がる給水凹部を含み得る。この場合、前記給水凹部に、前記弁体が開放した状態で前記給水タンクの前記放出口が挿入され、前記放出口が前記給水凹部に溜まった水で塞がれることにより、前記給水タンクからの水の供給が止まる。
このような構成とされれば、弁体の開閉制御を行うことなく、貯水凹部内の水位を適正な水位に維持できる。
上記の構成とされた場合、さらに、前記貯水部は、前記給水凹部への前記放出口の挿入方向と交差する方に離脱可能とされ得る。この場合、前記本体部は、前記給水タンクを、前記放出口が前記給水凹部に挿入された挿入位置と前記放出口が前記給水凹部から離れた離間位置との間で移動可能に保持するタンク保持部を含む。前記給水タンクは、前記挿入位置にあるときに前記弁体が開放して放水が可能となり、前記離間位置にあるときに前記弁体が閉鎖して止水が可能となる。
このような構成とされれば、貯水部を本体部から取り外すときに給水タンクを上昇させて離間位置に退避させることができるので、取り外しの際に、貯水部が給水タンクに接触してしまうことを防止できる。また、離間位置では給水タンクからの給水が停止するので、離間位置において給水タンクからの給水が行われることで、貯水凹部内に適量の水が溜められても給水が止まらず、貯水凹部から水が漏れ出す、というような事態が生じることが避けられる。
上記の構成とされた場合、さらに、前記本体部では、前記貯水部が前記本体部に装着されていないと前記給水タンクを前記挿入位置に留まった状態にできないような構成が採られ得る。
たとえば、前記給水タンクを前記挿入位置から前記離間位置へ押し上げる押上部と、前記給水タンクが前記押上部により押し上げられないように、前記給水タンクを前記挿入位置にロックするロック装置と、を備え、前記ロック装置は、前記貯水部が前記本体部に装着されていないとロック機能を発揮できないような構成が採られ得る。
このような構成とされれば、貯水部が本体部に装着されることで初めて、給水タンクを、給水が行える状態にすることができる。
前記本体部に前記給水タンクが設けられるような構成とされた場合、さらに、前記給水タンクは、放水および止水のために開閉される弁体を含み、前記弁体が開放して放水が可能なときには前記貯水部を固定し、前記弁体が閉鎖して止水が可能なときには前記貯水部の固定を解除する離脱阻止部を、さらに備えるような構成が採られ得る。
このような構成とされれば、ユーザは、給水タンクからの給水が行われにくい状態において、貯水部を本体部から取り外すことが可能となる。
本発明によれば、ユーザが被洗浄物の円滑な洗浄を行え、ユーザの利便性が向上し得る超音波洗浄装置を提供できる。
本発明の効果ないし意義は、以下に示す実施形態の説明によりさらに明らかとなろう。ただし、以下の実施形態は、あくまでも、本発明を実施化する際の一つの例示であって、本発明は、以下の実施形態に記載されたものに何ら制限されるものではない。
図1は、実施の形態に係る、超音波洗浄装置の斜視図である。 図2は、実施の形態に係る、本体部から貯水部が取り外された状態の超音波洗浄装置の斜視図である。 図3は、実施の形態に係る、中央位置で切断された超音波洗浄装置の側面断面図である。 図4は、実施の形態に係る、超音波発生体の位置で切断された超音波洗浄装置の正面断面図である。 図5は、実施の形態に係る、給水タンクが離間位置にある状態における、給水タンクの位置で切断された超音波洗浄装置の正面断面図である。 図6は、実施の形態に係る、給水タンクが挿入位置にある状態における、給水タンクの位置で切断された超音波洗浄装置の正面断面図である。 図7は、実施の形態に係る、貯水部の背面図である。 図8は、実施の形態に係る、給水タンクの縦断面図である。 図9(a)ないし(c)は、実施の形態に係る、超音波洗浄装置による被洗浄物の汚れの除去について説明するための図である。
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照して説明する。
図1は、本実施の形態に係る、超音波洗浄装置1の斜視図である。図2は、本実施の形態に係る、本体部300から貯水部200が取り外された状態の超音波洗浄装置1の斜視図である。図3は、本実施の形態に係る、中央位置で切断された超音波洗浄装置1の側面断面図である。図4は、本実施の形態に係る、超音波発生体110の位置で切断された超音波洗浄装置1の正面断面図である。図5は、本実施の形態に係る、給水タンク400が離間位置にある状態における、給水タンク400の位置で切断された超音波洗浄装置1の正面断面図である。図6は、本実施の形態に係る、給水タンク400が挿入位置にある状態における、給水タンク400の位置で切断された超音波洗浄装置1の正面断面図である。図7は、本実施の形態に係る、貯水部200の背面図である。図8は、本実施の形態に係る、給水タンク400の縦断面図である。なお、図4では、第2胴部材312が透明に描かれていない。
超音波洗浄装置1は、主に、ワイシャツの袖や襟口の部分に付着した皮脂汚れ、作業着に付着した油汚れなど、被洗浄物に部分的に付着した汚れを、全自動洗濯機やドラム式洗濯機での洗濯に先立って除去するために用いることができる。超音波洗浄装置1は、いわゆる据え置きタイプであり、テーブル、作業台、ドラム式洗濯機の天面など、種々の設置場所に据え付けられ得る。
超音波洗浄装置1は、超音波洗浄部100と、貯水部200と、本体部300とを備える。超音波洗浄部100は、超音波を発生させる超音波発生体110を有する。本体部300は、設置場所に設置され、超音波洗浄部100を保持する。貯水部200は、超音波発生体110の下方位置において、本体部300に装着される。貯水部200は、ユーザによる貯水部200を前方へ引き出す離脱操作によって、本体部300から離脱させることができる。
超音波洗浄部100は、超音波発生体110と、ホルダー120と、ハウジング130と、先端カバー140とを備える。超音波発生体110は、超音波振動子111と、超音波振動子111に結合される振動ホーン112とを含む。振動ホーン112は、導電性を有する金属材料で形成され、先端側に向かうにつれて徐々に細くなる形状を有する。振動ホーン112の先端面112aの形状は、細長い長方形状となる。超音波発生体110は、振動ホーン112の先端から超音波を発生させる。ホルダー120は、超音波発生体110を保持する。
ハウジング130は、樹脂材料により形成され、前後方向に長い直方体の箱状を有する。ハウジング130内には、取付部131が設けられる。超音波発生体110は、ハウジング130内に収容され、ホルダー120を介して取付部131に取り付けられる。ハウジング130の先端部の下面から振動ホーン112が下方へ突出する。ハウジング130の先端部の下面には先端カバー140が取り付けられる。振動ホーン112は、ハウジング130から突出した部分が先端カバー140で覆われ、先端部が先端カバー140から露出した状態となる。
貯水部200は、樹脂材料により形成され、下面が開口する直方体の箱状を有する前方貯水部材210と、前方貯水部材210の後面上部から後方に張り出す後方貯水部材220とで構成される。
前方貯水部材210には、上面に、中央に向かってなだらかに凹む凹部211が形成され、この凹部211の中央部に、四角形に囲まれた壁部231によって貯水槽230が形成される。貯水槽230は、本発明の貯水凹部に相当する。図7に示すように、前方貯水部材210の後面には、後方貯水部材220より下に、ほぼ全体に亘って開口部212が形成される。また、前方貯水部材210の左右の側面には、内側に軸部213が設けられる。
後方貯水部材220には、貯水槽230の後方位置に、円形に囲まれた壁部241によって給水槽240が形成される。給水槽240は、本発明の給水凹部に相当する。給水槽240には、底面の中央部に円柱状の突起部242が形成される。給水槽240は、溝状の給水路250を介して貯水槽230に繋がる。給水槽240の周囲は、外槽260によって囲まれる。
後方貯水部材220には、外槽260の左側と右側とに、それぞれ、四角形の第1嵌合穴271と第2嵌合穴272とが形成される。第2嵌合穴272は、上下方向に貫通するが、第1嵌合穴271は、底面を有し、上下方向に貫通しない。
本体部300は、上下方向および左右方向に長い直方体状の外装体310を備える。外装体310は、樹脂材料からなる、第1胴部材311、第2胴部材312、底面部材313および天面部材314で構成される。第1胴部材311は、外装体310の前面、左側面および右側面の下側と後面とを構成する。第2胴部材312は、透明であり、外装体310の前面、左側面、右側面および後面の上側を構成する。外装体310の後面の上側は、第2胴部材312の後面の外側に第1胴部材311の後面が重なった状態となる(図3参照)。底面部材313および天面部材314は、それぞれ、外装体310の底面および天面を構成する。
外装体310の前面の中央部に、超音波洗浄部100のハウジング130の後端部が固定される。これにより、超音波洗浄部100が本体部300に保持される。
外装体310の前面下部には、貯水部200が装着される装着台320が外装体310と一体に設けられる。装着台320は、底面が開口する直方体の箱状を有する。装着台320には、左右両側に、前後方向に延びるレール溝321が形成される。装着台320の底面は、前方へ延長された底面部材313によって覆われる。外装体310の前面と装着台320の後面との間には壁がなく、外装体310の内部が装着台320の内部と繋がる。外装体310の前面には、装着台320の上方に、貯水部200の後方貯水部材220が通される挿入口315が形成される。外装体310の内部には、挿入口315の奥に槽収容室316が設けられる。
貯水部200は、前方から後方へスライドされて装着台320に装着される。この際、貯水部200の軸部213が装着台320のレール溝321に挿入されてレール溝321内を後方へ移動する。レール溝321は、中間に傾斜部分を有し、前側が低くなり後側が高くなる構成とされており、レール溝321に沿うようにスライドされた貯水部200は、突起部242が超音波発生体110の振動ホーン112を超えた位置で最終的な高さまで上昇する。このため、振動ホーン112の先端部が、貯水部200の後端部分や突起部242に接触することが回避される。貯水部200が装着台320に装着されると、後方貯水部材220が槽収容室316内に収容される。これにより、給水槽240を通じた貯水槽230への給水が可能となる。
外装体310には、外装体310の内部を上下に仕切とともに、槽収容室316の天面を兼ねる仕切壁317が設けられる。外装体310の内部は、仕切壁317より上方がタンク収容室318となる。タンク収容室318内には、給水タンク400が収容される。
図8に示すように、給水タンク400は、タンク本体410と、キャップ420とを含む。タンク本体410およびキャップ420は、樹脂材料により形成される。キャップ420には、開閉弁機構430が備えられる。
タンク本体410は、両端面が閉じた円筒状の透明な容器であり、中間部分に段差部411を有し、段差部411よりも下側で外径が小さくされている。タンク本体410の底面中央には、水の出入口412が形成され、出入口412の周囲に、下方に突出するように円筒状の接続口部413が設けられる。
キャップ420は、ネジ方式により接続口部413に取り付けられ、出入口412を覆う。キャップ420と接続口部413の間には、水封用のパッキン440が挟まれる。キャップ420の底面には、流出口421が形成される。流出口421の中央部には孔部422aを有するボス422が設けられる。ボス422の両側は、2つのリブ(図示せず)により流出口421の周縁部と連結される。
開閉弁機構430は、弁体431と、ピン432と、コイルバネ433とを含む。弁体431は、ゴム等の弾性材料で形成される。ピン432は、金属材料や樹脂材料により形成され、上下移動可能にボス422の孔部422aに通される。ピン432の上端部に弁体431が取り付けられる。ピン432の下端部は、他の部位より外径が大きくされてフランジ部432aを構成し、このフランジ部432aとボス422との間にコイルバネ433が配置される。コイルバネ433は圧縮された状態にあり、ピン432がコイルバネ433により下方に押され、弁体431が流出口421を閉塞する。
ピン432が下方から押され、コイルバネ433の押圧力に抗して上方に移動すると、弁体431が流出口421から離れ、流出口421が開放される。これにより、タンク本体410内、即ち給水タンク400内から水が放出される。ピン432の下方からの押圧が解除されると、ピン432が下方に移動し、弁体431により流出口421が閉鎖される。これにより、給水タンク400内からの水の放出が停止される。なお、給水タンク400に水を補給するときには、キャップ420が外され、出入口412からタンク本体410内に水が注がれる。
キャップ420の外底面には、ピン432を囲むように、円筒状の放出口部423が形成される。放出口部423の出口が、給水タンク400における最終的な水の放出口401となる。
外装体310の天面には、タンク投入口319が設けられる。タンク投入口319には、蓋330が設けられる。給水タンク400は、タンク投入口319を通じてタンク収容室318内に収容される。タンク投入口319は、下方に向かうに従い内径が小さくなるような逆円錐状の断面形状を有し、下端部の内径が給水タンク400の上端部の外径とほぼ等しくされる。
タンク本体410が透明であり、第2胴部材312も透明である。よって、ユーザは、外部から給水タンク400内の水の残量を確認することができる。
タンク収容室318内には、樹脂製のタンク保持部材340が設けられる。タンク保持部材340は、給水タンク400の上部が挿入される上部開口部341aを有し給水タンク400の上部を保持する上部保持部341と、給水タンク400の下部が挿入される下部開口部342aを有し給水タンク400の下部を保持する下部保持部342とを含む。タンク保持部材340は、本発明のタンク保持部に相当する。給水タンク400は、図5に示すような、放出口401が給水槽240から離れた離間位置と、図6に示すような、放出口401が給水槽240に挿入された挿入位置との間を移動可能となるように、タンク保持部材340によって保持される。
タンク収容室318内の下部には、樹脂製のタンク受け部材350が設けられる。タンク受け部材350は、本発明の押上部および離脱阻止部に相当する。タンク受け部材350には、中央部に円筒状の受け部351が形成され、この受け部351に給水タンク400のキャップ420の部分が収容される。この状態において、キャップ420の放出口部423の先端部が、受け部351よりも下方に突出する。また、タンク受け部材350には、受け部351の左側に角筒状の第1嵌合突起部352が下方に突出するように形成され、受け部351の右側に角筒状の第2嵌合突起部353が下方に突出するように形成される。受け部351の周囲であって、タンク受け部材350と仕切壁317との間に、コイルバネ354が配置される。タンク受け部材350は、コイルバネ354の弾性力により、タンク収容室318の底面である仕切壁317から浮いた状態に保持される。
仕切壁317には、受け部351、第1嵌合突起部352および第2嵌合突起部353に対応する位置に、それぞれ、槽収容室316に繋がる中央開口部317a、左開口部317bおよび右開口部317cが形成される。また、仕切壁317には、左開口部317bおよび右開口部317cの周囲に、それぞれ、筒状の左ガイド部317dおよび右ガイド部317eが形成される。左ガイド部317d内に第1嵌合突起部352が挿入され、右ガイド部317e内に第2嵌合突起部353が挿入される。左ガイド部317dおよび右ガイド部317eは、タンク受け部材350が上下に移動するときのガイドとなる。
タンク受け部材350の第1嵌合突起部352と、貯水部200の第1嵌合穴271との間に、給水タンク400を挿入位置にロックしておくためのロック装置360が設けられる。ロック装置360は、第1嵌合突起部352内に取り付けられた装置本体361と、第1嵌合穴271の底面に取り付けられた爪部362とを含む。装置本体361は、先端部の両側に爪部362を保持するための保持片363を有するロッド364と、図示しないオルタネイト機構とを備える。爪部362によって装置本体361の内部にロッド364が押し込まれると、爪部362が両側から保持片363により捕まえられるとともに、ロッド364がオルタネイト機構の作用によって装置本体361の内部に保持される。これにより、爪部362が装置本体361から外れなくなる。この状態から、もう一度、爪部362によってロッド364が押し込まれると、オルタネイト機構の作用により保持が解除され、押込力が開放されたときに装置本体361からロッド364の先端部が突出し、保持片363が開く。これにより、装置本体361から爪部362が外れる。
外装体310の天面には、蓋330の右側に操作部370が設けられる。操作部370には、電源ボタン371および運転ボタン372が配置される。電源ボタン371は、超音波洗浄装置1に対する電源の投入および遮断を行うための操作ボタンである。運転ボタン372は、洗浄運転の開始および停止を行うための操作ボタンである。
さて、洗浄運転が行われていないとき、図5に示すように、タンク収容室318内において、給水タンク400は、タンク受け部材350の押し上げによって離間位置に保持される。このとき、給水タンク400の弁体431は閉じた状態にあり、給水タンク400からは水が放出されない。また、給水タンク400の上端部とタンク投入口319の内周面との間には指が入る隙間があり、給水タンク400を指で摘まみ外部に取り出すことができる。
洗浄運転を開始する場合、ユーザは、蓋330を開け、指で給水タンク400を下方に押し込む。給水タンク400およびタンク受け部材350がコイルバネ354の弾性力に抗して下降し、給水タンク400が挿入位置に到達する。図6に示すように、放出口部423が受け部351とともに中央開口部317aを通じて槽収容室316内に進入し、給水タンク400の放出口401が給水槽240内に挿入された状態となる。また、第1嵌合突起部352が左開口部317bを通じて槽収容室316内に進入し、槽収容室316内で貯水部200の第1嵌合穴271と嵌合する。同様に、第2嵌合突起部353が右開口部317cを通じて槽収容室316内に進入し、槽収容室316内で貯水部200の第2嵌合穴272と嵌合する。これにより、貯水部200が前方へ引き出せなくなり、貯水部200を装着台320、即ち本体部300から取り外せなくなる。一方、第1嵌合突起部352と第1嵌合穴271との間では、ロック装置360がロック機能を発揮する。即ち、ロック装置360では、爪部362が装置本体361に押し込まれ、装置本体361に結合されて装置本体361から外れなくなる。これにより、コイルバネ354の弾性力ではタンク受け部材350が持ち上がらなくなるため、給水タンク400が挿入位置に留められる。
給水タンク400が挿入位置まで下降すると、給水タンク400のピン432が給水槽240の突起部242に衝突して押し上げられる。これにより、弁体431が開放し、給水タンク400内の水が放出口401から放出される。放出された水は、給水槽240で受けられ、給水路250を通じて貯水槽230に送られる。貯水槽230内に水が溜まると、貯水槽230内の水位とともに給水槽240内の水位が上昇する。図3の一点鎖線のように、給水槽240内の水位が給水タンク400の放出口401の高さまで上昇し、放出口401が水で塞がれると、給水タンク400内の空気圧と外部の空気圧との釣り合いにより、弁体431が開放された状態のままで、給水タンク400からの給水が停止する。なお、給水の際に水はね等が生じて給水槽240の外に水が飛び出しても、飛び出した水は外槽260により回収されるので、貯水部200の外に水が漏れ出しにくい。
貯水槽230内に水が溜められると、ユーザは、被洗浄物の汚れの付着部分、たとえ、ワイシャツの襟の部分を貯水槽230上、即ち、貯水槽230と超音波発生体110の振動ホーン112との間にセットする。このとき、被洗浄物の汚れ部分には、予め洗剤が塗布されていてもよい。被洗浄物が貯水槽230内に溜められた水で浸され、被洗浄物の内部に浸透した水が表面に浸み出す。被洗浄物の表面には薄い水の層が形成され、この水の層に振動ホーン112が接触する状態となる。なお、被洗浄物が吸水することにより、貯水槽230内の水位が下がって給水槽240内の水位が下がり、給水タンク400の放出口401が水で塞がれなくなると、放出口401が再び水で塞がれるまで、給水槽240、即ち貯水槽230内に給水タンク400から水が補給される。これにより、貯水槽230内の水位、即ち水量が適正な状態に維持される。
ユーザは、洗浄運転を開始させるため、運転ボタン372を押す。
ここで、外装体310の内部には、槽収容室316の左隣に、たとえばマイクロスイッチである検出部380が配置されており、タンク受け部材350が下降して挿入位置に対応する位置に達すると、この位置にタンク受け部材350があることが検出部380により検出される。即ち、検出部380によって、間接的に、給水タンク400が挿入位置にあることが検出される。なお、給水タンク400が挿入位置にあることを検出部380が直接的に検出する構成とされてもよい。
給水タンク400が挿入位置にあれば、適正に給水が行われると見做すことができるので、検出部380によって給水タンク400が挿入位置にあることが検出されていれば、洗浄運転が開始される。超音波振動子111に通電が行われ、超音波発生体110が作動する。
図9(a)ないし(c)は、本実施の形態に係る、超音波洗浄装置1による被洗浄物の汚れの除去について説明するための図である。
超音波発生体110が作動すると、振動ホーン112の先端から超音波が発生し、超音波振動が振動ホーン112の周りの水を介して被洗浄物内部の水に伝わる。図9(a)に示すように、被洗浄物の内部では、超音波振動の作用によって減圧と加圧が交互に生じ、圧力が低くなった部分に真空の空洞が生じる。即ち、被洗浄物の汚れの部分に多数の空洞が存在する状態となる。次に、図9(b)に示すように、空洞の部分の圧力が高まり、この圧力に潰されて空洞が破壊されると、被洗浄物の汚れ部分に衝撃波が生じる。この衝撃波によって被洗浄物から汚れが分離される。図9(c)に示すように、振動ホーン112からの超音波振動は、被洗浄物の内部から貯水槽230内への水流を生み出し、この水流によって、被洗浄物から分離された汚れが貯水槽230内に排出される。貯水槽230では、上記の水流により対流が発生するので、被洗浄物から汚れが引き離されやすくなる。このようにして、被洗浄物から汚れが除去される。
ユーザは、被洗浄物の汚れ部分を超音波発生体110の位置に持って行くため、被洗浄物を移動させる必要がある。本実施の形態の超音波洗浄装置1では、超音波洗浄部100が本体部300に保持されているので、ユーザは、超音波洗浄部100を手で持たなくてよく、被洗浄物を両手で持つことができる。これにより、ユーザは、片手で持つ場合よりも被洗浄物を円滑に移動させることができる。また、貯水部200が本体部300に装着されているので、ユーザが被洗浄物を移動させたときに被洗浄物とともに貯水部200が動いてしまう、ということが起こりにくい。
被洗浄物の洗浄が完了すると、ユーザは、再び、運転ボタン372を押す。超音波発生体110の動作が停止され、洗浄運転が終了される。その後、ユーザは、蓋330を開け、指で給水タンク400を僅かに下方へ押す。給水タンク400とともにタンク受け部材350が僅かに下降し、第1嵌合突起部352が僅かに下降する。すると、給水タンク400から指が離されたとき、ロック装置360では、ロッド364の保持が開放されて爪部362が装置本体361から外れる。これにより、ロック装置360による固定が解除されるので、コイルバネ354の弾性力によりタンク受け部材350が上昇し、タンク受け部材350に持ち上げられて給水タンク400が離間位置に移動する。弁体431が閉じて、給水タンク400からの給水が行われない状態となる。
なお、洗浄運転中に、上記のような給水タンク400の押込み操作が行われ、タンク受け部材350の押し上げにより給水タンク400が離間位置に移動した場合は、検出部380によるタンク受け部材350の検出がなくなるので、給水タンク400による給水が正常に行えないと見做され、洗浄運転が自動的に停止される。ここで、給水タンク400が挿入位置にあるとき、図5に示すように、給水タンク400の上端部はタンク投入口319の下端部まで入り込むので、指で給水タンク400を摘まむことができない。よって、ユーザは、給水タンク400の上端部を持って、給水タンク400を引き上げるような操作を行うことができない。これにより、検出部380によってタンク受け部材350が検出されたまま、給水タンク400だけが持ち上げられて取り外されるようなことが起こりにくく、給水タンク400からの給水が行えないまま洗浄運転が継続されるようなことが起こりにくい。
給水タンク400とともにタンク受け部材350が上昇すると、第1嵌合穴271および第2嵌合穴272から第1嵌合突起部352および第2嵌合突起部353が離脱する。これにより、貯水部200が装着台320、即ち本体部300から離脱できる状態となる。ユーザは、貯水部200を前方に引き出して装着台320から取り外し、貯水槽230、給水槽240および給水路250内に溜められた水を、洗面台の排水口等の廃棄可能な場所に捨てる。また、ユーザは、必要な場合には、貯水槽230等を洗浄する。本実施の形態の超音波洗浄装置1では、貯水部200を本体部300から取り外すことができるので、貯水部200からの排水や貯水部200の洗浄が容易となる。
なお、貯水部200を本体部300から取り外すことができない場合、本体部300ごと貯水部200を移動させ、貯水部200からの排水や貯水部200の洗浄が行われることになり、超音波洗浄装置1全体を持つ必要が生じることや超音波洗浄部100が邪魔になることから、円滑な排水や洗浄を行うことが難しくなる。
さらに、貯水部200が取り外された状態で、誤って、ユーザが洗浄運転を開始しようとし、給水タンク400が挿入位置に押し込まれるような場合が想定され得る。この場合、給水タンク400とともにタンク受け部材350が押し下げられても、槽収容室316内には、貯水部200に設けられた爪部362が存在しないので、装置本体361と爪部362とが結合されことがなく、ロック装置360によるロック機能が発揮されない。このため、給水タンク400は挿入位置に留まることができず、離間位置に戻される。
<本実施の形態の効果>
以上、本実施の形態によれば、超音波洗浄部100が本体部300に保持されているので、ユーザは、被洗浄物を両手で持つことができる。これにより、ユーザは、被洗浄物を円滑に移動させることができる。また、貯水部200が本体部300に装着されているので、被洗浄物を移動させたときに被洗浄物とともに貯水部200が動いてしまいにくく、貯水部200から水がこぼれてしまうということが起こりにくい。さらに、貯水部200を本体部300から取り外すことができるので、貯水部200からの排水や貯水部200の洗浄が容易に行える。
このように、本実施の形態によれば、ユーザが、超音波洗浄装置1を用いて被洗浄物の円滑な洗浄を行え、ユーザの利便性の向上が期待できる。
また、本実施の形態によれば、本体部300に給水タンク400が備えられ、洗浄運転時には、給水タンク400から自動的に貯水槽230に水が供給されるので、ユーザは、貯水槽230内の水が減る都度、貯水槽230内に水を補給する作業を行わなくてもよくなる。
さらに、本実施の形態によれば、給水槽240に、弁体431が開放した状態で給水タンク400の放出口401が挿入される構成とし、放出口401が給水槽240に溜まった水で塞がれることにより、給水タンク400からの水の供給が止まるようにしたので、弁体431の開閉制御を行うことなく、貯水槽230内の水位を適正な水位に維持できる。これにより、給水タンク400の構造が複雑になりにくい。
さらに、本実施の形態によれば、貯水部200を引き出して本体部300から取り外すときに給水タンク400を上昇させて離間位置に退避させることができるので、取り外しの際に、貯水部200が給水タンク400に接触してしまうことを防止できる。また、離間位置では給水タンク400からの給水が停止するので、離間位置において給水タンク400からの給水が行われることで、貯水槽230内に適量の水が溜められても給水が止まらず、貯水槽230から水が漏れ出す、というような事態が生じることが避けられる。
さらに、本実施の形態によれば、貯水部200が本体部300に装着されていないと給水タンク400を挿入位置に留まった状態にできないので、貯水部200が本体部300に装着されることで初めて、給水タンク400を、給水が行える状態にすることができる。
さらに、本実施の形態によれば、弁体431が開放して放水が可能なときには貯水部200が本体部300に固定され、弁体431が閉鎖して止水が可能なときには貯水部200の本体部300への固定が解除されるので、ユーザは、給水タンク400からの給水が行われにくい状態において、貯水部200を本体部300から取り外すことが可能となる。
以上、本発明の実施の形態について説明したが、本発明は、上記実施の形態によって何ら制限されるものではなく、また、本発明の実施の形態も、上記以外に種々の変更が可能である。
たとえば、上記実施の形態では、超音波洗浄部100のハウジング130が、本体部300の外装体310とは別部材として構成されている。しかしながら、ハウジング130が外装体310と一体形成されてもよい。
また、給水タンク400から貯水槽230へ給水を行うための給水構造は、上記実施の形態のような構成に限られるものではなく、その他の給水構造が採られてもよい。
さらに、上記実施の形態では、貯水部200において、前方貯水部材210の上面から後方貯水部材220の上面に掛けて形成された一つの槽が、その中央部の幅が絞られることにより、貯水槽230と給水路250と給水槽240とに分けられた。しかしながら、たとえば、前後方向に長い楕円形の槽など、その中央部の幅が絞られず、貯水槽230と給水路250と給水槽240とに明確に分けられない一つの槽が前方貯水部材210の上面から後方貯水部材220の上面に掛けて形成されてもよい。この場合、一つの槽において、前方貯水部材210にある領域が貯水槽230となり、後方貯水部材220にある領域が給水槽240となり、給水路250がなくなる。
さらに、上記実施の形態では、ロック装置360によりタンク受け部材350を固定することにより、給水タンク400を挿入位置に固定する構成とされたが、ロック装置360により、直接、給水タンク400を挿入位置に固定する構成が採られてもよい。
さらに、ロック装置360の構成は、上記実施の形態の構成に限られるものではなく、ロック機能を発揮できれば、如何なる構成であってもよい。
さらに、上記実施の形態では、貯水部200が本体部300に装着されていないときにも、給水タンク400を、一旦は挿入位置に移動することができた。しかしながら、貯水部200が本体部300に装着されていないときには、給水タンク400の移動経路が塞がれるような構成とするなど、貯水部200が本体部300に装着されていないときには、給水タンク400を挿入位置に移動できないようにすることで、給水タンク400を挿入位置に留まった状態にできないようにしてもよい。
さらに、上記実施の形態では、給水タンク400とともに下降するタンク受け部材350により、弁体431が開放して放水が可能なときに貯水部200を固定する離脱阻止部が実現された。しかしながら、離脱阻止部の構成は、上記実施の形態の構成に限られず、他の構成とされてもよい。
さらに、上記実施の形態では、超音波洗浄装置1に給水タンク400が設けられた。しかしながら、超音波洗浄装置1に給水タンク400が設けられなくてもよい。
この他、本発明の実施の形態は、特許請求の範囲に示された技術的思想の範囲内において、適宜、種々の変更が可能である。
1 超音波洗浄装置
100 超音波洗浄部
110 超音波発生体
200 貯水部
230 貯水槽(貯水凹部)
240 給水槽(給水凹部)
300 本体部
340 タンク保持部材(タンク保持部)
350 タンク受け部材(押上部、離脱阻止部)
360 ロック装置
400 給水タンク
401 放出口
431 弁体

Claims (7)

  1. 超音波を発生させる超音波発生体を含む超音波洗浄部と、
    設置場所に設置され、前記超音波洗浄部を保持する本体部と、
    前記超音波発生体の下方位置において、離脱可能に前記本体部に装着され、被洗浄物が浸されるための水が溜められる貯水凹部を有する貯水部と、
    を備えることを特徴とする超音波洗浄装置。
  2. 請求項1に記載の超音波洗浄装置において、
    前記本体部に設けられ、前記貯水凹部に供給される水が入れられる給水タンクを、さらに備える、
    ことを特徴とする超音波洗浄装置。
  3. 請求項2に記載の超音波洗浄装置において、
    前記給水タンクは、前記貯水凹部へ供給される水の放出口と、放水および止水のために開閉される弁体と、を含み、
    前記貯水部は、前記貯水凹部に繋がる給水凹部を含み、
    前記給水凹部に、前記弁体が開放した状態で前記給水タンクの前記放出口が挿入され、
    前記放出口が前記給水凹部に溜まった水で塞がれることにより、前記給水タンクからの水の供給が止まる、
    ことを特徴とする超音波洗浄装置。
  4. 請求項3に記載の超音波洗浄装置において、
    前記貯水部は、前記給水凹部への前記放出口の挿入方向と交差する方に離脱可能であり、
    前記本体部は、前記給水タンクを、前記放出口が前記給水凹部に挿入された挿入位置と前記放出口が前記給水凹部から離れた離間位置との間で移動可能に保持するタンク保持部を含み、
    前記給水タンクは、前記挿入位置にあるときに前記弁体が開放して放水が可能となり、前記離間位置にあるときに前記弁体が閉鎖して止水が可能となる、
    ことを特徴とする超音波洗浄装置。
  5. 請求項4に記載の超音波洗浄装置において、
    前記本体部では、前記貯水部が前記本体部に装着されていないと前記給水タンクを前記挿入位置に留まった状態にできない、
    ことを特徴とする超音波洗浄装置。
  6. 請求項5に記載の超音波洗浄装置において、
    前記給水タンクを前記挿入位置から前記離間位置へ押し上げる押上部と、
    前記給水タンクが前記押上部により押し上げられないように、前記給水タンクを前記挿入位置にロックするロック装置と、を備え、
    前記ロック装置は、前記貯水部が前記本体部に装着されていないとロック機能を発揮できない、
    ことを特徴とする超音波洗浄装置。
  7. 請求項2ないし6の何れか一項に記載の超音波洗浄装置において、
    前記給水タンクは、放水および止水のために開閉される弁体を含み、
    前記弁体が開放して放水が可能なときには前記貯水部を固定し、前記弁体が閉鎖して止水が可能なときには前記貯水部の固定を解除する離脱阻止部を、さらに備える、
    ことを特徴とする超音波洗浄装置。
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