JP2019008586A - 情報処理装置、業務振り分け方法及びプログラム - Google Patents

情報処理装置、業務振り分け方法及びプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】簡単に業務負荷の高い業務担当者の業務を業務負荷の低い業務担当者に割り振る。【解決手段】データ取得部151は、各業務担当者の勤怠データ20と業務内容を示す業務内容データ30を取得する。勤務者分類部153は、勤怠データ20に基づいて、特定日の各業務担当者を超過勤務者と非超過勤務者に分類する。支援可能者抽出部154は、業務内容に低優先度業務が含まれる非超過勤務者を支援可能者として抽出する。再配分処理部156は、超過勤務者の超過勤務時間を支援可能者の低優先度業務の業務時間で相殺するように、超過勤務者の業務を支援可能者に振り分ける。振り分けた人材配置により、翌年度の特定日に業務を行ったときの超過勤務を減らすことができる。【選択図】図1

Description

本発明は、業務負荷量の多い業務担当者の業務を業務負荷量の少ない業務担当者に振り分ける情報処理装置、業務振り分け方法及びプログラムに関する。
監査等の会計業務においては、担当する顧客毎にグループを組んで、業務を行うことが多い。各グループには、顧客の規模や事業内容等に応じて、会計責任者、会計承認者、会計入力者、財産承認者等の複数の業務担当者が適宜配置されるが、業務負荷の高い業務担当者は、規定労働時間内に業務が終わらず、超過勤務になりがちである。そこで、業務担当者間で業務負荷のバランスを調整する技術が提案されている(例えば、特許文献1を参照)。特許文献1の技術では、全業務担当者それぞれの特定時間当たりの業務負荷量を算出し、業務負荷量の多い業務担当者の業務を業務負荷量の減少傾向にある業務担当者に割り振ることで、業務担当者を再配置している。
特開平09−190475号公報
しかしながら、従来技術では、業務負荷量の多い業務担当者と業務負荷量の減少傾向にある業務担当者を検出するために、全業務担当者それぞれの業務負荷量を特定時刻毎に算出しなければならず、処理が煩雑であったという問題があった。
本発明は上記課題に鑑みてなされたものであり、簡単に業務負荷の高い業務担当者の業務を業務負荷の低い業務担当者に割り振ることができる技術を提供することを目的とする。
本発明の情報処理装置は、各業務担当者の勤怠データと業務内容を示す業務内容データを取得するデータ取得部と、前記勤怠データに基づいて、特定日の前記各業務担当者を超過勤務者と非超過勤務者とに分類する勤務者分類部と、前記業務内容に低優先度業務が含まれる前記非超過勤務者を支援可能者として抽出する支援可能者抽出部と、前記超過勤務者の超過勤務時間を前記支援可能者の前記低優先度業務の業務時間で相殺するように、前記超過勤務者の業務を前記支援可能者に振り分ける再配分処理部を備えたことを特徴とする。
また、前記業務内容に前記超過勤務者と同一の業務が含まれる前記支援可能者を検索するマッチング部を備え、前記再配分処理部は、前記超過勤務者の前記業務内容の内、前記マッチング部により検索された前記同一の業務を前記支援可能者に振り分けてもよい。
また、前記各業務担当者は、複数拠点を有する顧客に対応して複数グループに分けられており、前記マッチング部は、前記超過勤務者と同一グループに所属する前記支援可能者を検索するグループ内マッチング処理を実行し、前記再配分処理部は、前記超過勤務者の業務を前記同一グループに所属する前記支援可能者に振り分けてもよい。
また、前記マッチング部は、前記グループ内マッチング処理による前記支援可能者の前記低優先度業務の業務時間で相殺できなかった超過勤務時間を有する前記超過勤務者を対象に、別グループから前記支援可能者を検索するグループ外マッチング処理を実行し、前記再配分処理部は、前記超過勤務者の業務を前記別グループに所属する前記支援可能者に振り分けてもよい。
また、前記再配分処理部は、前記超過勤務者の前記相殺できなかった超過勤務時間を、前記別グループに所属する前記支援可能者の前記低優先度業務の業務時間の内、前記グループ内マッチング処理で他の前記超過勤務者の前記超過勤務時間の相殺に使用された残時間で相殺するように、前記超過勤務者の業務を前記別グループに所属する前記支援可能者に振り分けてもよい。
また、前記再配分処理部は、前記超過勤務者の前記超過勤務時間の相殺に使用する前記別グループに所属する前記支援可能者の前記低優先度業務の業務時間に1倍未満の重みを付けてもよい。
また、前記再配分処理部は、前記超過勤務者の前記超過勤務時間の相殺に使用する前記別グループに所属する前記支援可能者の前記低優先度業務を拡張して前記業務時間を算出してもよい。
また、前記業務内容データは、前記各業務担当者の職務権限を含み、前記マッチング部は、前記超過勤務者と同等以上の前記職務権限を有する前記支援可能者を検索し、前記再配分処理部は、前記マッチング部の検索により見つかった前記支援可能者に前記職務権限以下となる前記超過勤務者の業務を振り分けてもよい。
また、前記マッチング部は、前記超過勤務者が複数いる場合、前記超過勤務時間の多い順に前記超過勤務者に対する前記支援可能者を検索し、前記再配分処理部は、前記マッチング部の検索により複数の前記支援可能者が見つかった場合、前記超過勤務者の前記超過勤務時間を相殺する最も少ない人数の前記支援可能者を組み合わせて、前記超過勤務者の業務を前記最も少ない人数の複数の前記支援可能者に振り分けてもよい。
また、前記再配分処理部は、前記業務の振り分け結果を示すレポートを出力してもよい。
本発明の業務振り分け方法は、コンピューターが、各業務担当者の勤怠データと業務内容を示す業務内容データを取得し、前記勤怠データに基づいて、特定日の前記各業務担当者を超過勤務者又は非超過勤務者に分類し、前記業務内容に低優先度業務が含まれる前記非超過勤務者を支援可能者として抽出し、前記超過勤務者の超過勤務時間を前記支援可能者の前記低優先度業務の業務時間で相殺するように、前記超過勤務者の業務を前記支援可能者に振り分けることを特徴とする。
本発明のプログラムは、コンピューターを、各業務担当者の勤怠データと業務内容を示す業務内容データを取得するデータ取得部と、前記勤怠データに基づいて、特定日の前記各業務担当者を超過勤務者又は非超過勤務者に分類する勤務者分類部と、前記業務内容に低優先度業務が含まれる前記非超過勤務者を支援可能者として抽出する支援可能者抽出部と、前記超過勤務者の超過勤務時間を前記支援可能者の前記低優先度業務の業務時間で相殺するように、前記超過勤務者の業務を前記支援可能者に振り分ける再配分処理部として機能させることを特徴とする。
本発明によれば、業務負荷の高い業務担当者の業務を業務負荷の低い業務担当者に簡単に割り振ることができ、超過勤務を減らすことができる。
本発明に係る実施形態の情報処理装置の概略構成を示す機能ブロック図である。 低優先度業務が含まれる業務内容データを示した図である。 各営業日の合計超過勤務時間を示した棒グラフである。 図3に示す繁忙日における同一グループ内の各業務担当者それぞれの勤務時間を示した棒グラフである。 図1に示す支援可能者抽出部が作成する支援可能者リストである。 図1に示す再配分処理部による業務再配分のイメージ図である。 図6に示す超過勤務時間と支援可能時間を重ねた拡大図である。 再配分結果を示すレポートである。 図1に示す情報処理装置の業務再配分処理の流れを示すフローチャートである。
以下、図を参照して本発明の実施の形態を詳細に説明する。なお、以下の実施の形態において、同様の機能を示す構成には、同一の符号を付してある。
本実施の形態では、各業務担当者は、担当する顧客毎のグループに所属して業務にあたるものとする。複数拠点を有する顧客の場合は、拠点毎にグループ分けしてもよい。各業務担当者は同一社内で勤務しており、グループ間を簡単に行き来できる環境にある。なお、各業務担当者がグループウェア等を用いてネットワーク上で業務を遂行できる場合には、各業務担当者の勤務地が異なっていても良い。
以下では、説明を簡単にするために、本社、A支社及びB支社を有する顧客会社に対して、顧客担当となる業務担当者を本社グループ、A支社グループ、B支社グループに分けてそれぞれ配置し、各グループの業務担当者の業務を再配分する場合を例に説明する。なお、支社数や顧客数はこれに限らず増減してもよい。
図1に示すように、本実施の形態の情報処理装置1は、パーソナルコンピューターやサーバー等であり、入力部11と、表示部12と、記憶部13と、通信部14と、制御部15とを備えている。
入力部11は、マウスやキーボード等のユーザーインターフェイスである。表示部12は、液晶ディスプレイ等のモニターである。
記憶部13は、半導体メモリーやHDD(Hard Disk Drive)等の記憶手段である。記憶部13には、勤怠データ20や業務内容データ30が記憶される。
通信部14は、USBメモリーやSDカード等の外部記録媒体との間で各種データを送受信したり、インターネットやLAN(Local Area Network)等のネットワークを介して外部端末との間で各種データを送受信したりする機能を有する。
制御部15は、入力部11と、表示部12と、記憶部13と、通信部14とにそれぞれ接続されている。制御部15は、CPU(Central Processing Unit)、ROM(Read Only Memory)、RAM(Random Access Memory)等を備えたマイクロコンピューター等の情報処理部である。ROMには装置の動作制御を行うための制御プログラムが記憶されている。制御プログラムは、コンピューター読み取り可能な記録媒体に格納されて制御部15に提供されても良いし、通信部14を介してLANやインターネット等のネットワークからダウンロードすることで制御部15に提供されてもよい。制御部15のCPUは、ROMに記憶されている制御プログラムを読み出し、制御プログラムをRAMに展開させて実行することで、装置全体の制御を行う。また、制御部15は、データ取得部151、設定受付部152、勤務者分類部153、支援可能者抽出部154、マッチング部155、再配分処理部156としてそれぞれ機能する。
データ取得部151は、各業務担当者それぞれの勤怠データ20と業務内容データ30を通信部14経由で取得する。勤怠データ20は、各業務担当者の各営業日の勤務時間実績を示したものであり、出勤/欠勤や、出勤時間及び退勤時間等が含まれる。規定労働時間を超えた勤務時間は超過勤務時間となる。業務内容データ30は、各業務担当者それぞれが担当する業務内容と、規定労働時間内で従事する各業務の業務時間割合とを含む。業務内容データ30は、業務担当者それぞれによって記入されてもよいし、業務担当者から実態をヒアリングしたグループリーダーや人事担当者等によって記入されてもよい。
設定受付部152は、会社規定の規定労働時間と、低優先度業務の設定を受け付ける機能を有する。これらの設定は、入力部11やウェブブラウザを介して設定可能である。低優先度に設定する業務としては、繁忙日Pに従事する必要性が低い業務を設定すればよい。例えば、ファイリングのような書類整理や研修等であり、別日に振替可能だったり、当日中に処理する必要がなかったりする業務である。また、低優先度に設定する業務は、業務内容データ30を記入する際に業務担当者等によって指定されても良い。
例えば、図2は、本社グループの会計責任者Aにおける業務内容データ30の一例である。会計責任者Aは、業務a、業務b、業務c、及び業務fを担当している。一日の規定労働時間におけるそれぞれの業務時間は、業務aが50%、業務bが30%、業務cが10%、業務fが10%である。業務fは優先度が「低」に設定されており、繁忙日Pに従事する必要性が低い業務である。優先度を「低」に設定されなかった業務a、業務b及び業務cは、主要業務であり、別日振替に適さない業務である。
図2では、業務内容を大分類、中分類に分けて、大分類の業務時間の割合のみ記載したが、中分類についてそれぞれ記載してもよい。また、大分類、中分類、小分類のようにさらに業務内容を細かく分類してもよい。また、低優先度業務を設定するのではなく、主要業務を高優先度業務として設定しても良い。この場合、高優先度に設定されなかった業務が低優先度となる。また、高優先度業務と低優先度業務をそれぞれ設定しても良い。
勤務者分類部153は、勤怠データ20に基づいて、例えば1年間のような特定期間内の各営業日それぞれについて全業務担当者の合計超過勤務時間を算出し、合計超過勤務時間が上位特定数や特定割合以上等である営業日を繁忙日P(図3を参照)として特定する。
図3は、例えば1月1日から12月31日までの1年間分の勤怠データ20に基づいて、各営業日における本社グループ、A支社グループ及びB支社グループのそれぞれの業務担当者の超過勤務時間を合計したグラフである。図3では、最も合計超過勤務時間が多かった4月3日を含む3月18日から4月10日までの期間を抜粋して示している。
勤務者分類部153は、1年を通して最も合計超過勤務時間が多かった4月3日を繁忙日Pとしてよいし、全業務担当者の合計超過勤務時間が特定時間以上の日を繁忙日Pとしてもよい。また、1年を通して例えば合計超過勤務時間の上位10位までを繁忙日Pとしてもよい。また、勤務者分類部153は、グループ毎に業務担当者の合計超過勤務時間を算出し、合計超過勤務時間が上位特定数や特定割合以上の営業日を繁忙日Pとして特定してもよい。
図3に示すように、グループ間の合計超過勤務時間にはばらつきがある。例えば、繁忙日Pである4月3日においては、本社グループが最も超過勤務時間が多く、次にB支社グループ、最後にA支社グループの順である。これは、顧客が同一会社であっても、顧客の各拠点によって納品期限が異なったり、事業内容が異なったりするため、各グループの1日の業務量に差が出るからである。そのため、各グループ間において超過勤務が多くなる時期は、ばらつくことが多い。
図4は、繁忙日Pの本社グループにおける各業務担当者それぞれの勤務時間を示したグラフである。本社グループには、会計責任者A、会計承認者B、C、会計入力者D、E、財産承認者Fが本社担当として所属している。繁忙日Pであっても、会計責任者A及び会計承認者Cは超過勤務が発生していない。一方、会計承認者Cと同一の業務担当である会計承認者Bは、超過勤務が発生している。会計入力者D、E、及び財産承認者Fはいずれも超過勤務である。このように、同一グループ内であっても、各業務担当者の業務量や処理速度、業務フローの違い等によって、業務担当者間で超過勤務の有無にばらつきが生じることがある。
そこで、勤務者分類部153により、勤怠データ20に基づいて繁忙日Pの全勤務者を超過勤務者と非超過勤務者に分類する。繁忙日Pにおける勤務時間が規定労働時間を超えている勤務者が超過勤務者であり、規定労働時間内に収まっている勤務者が非超過勤務者であり、簡単に分類可能である。
支援可能者抽出部154は、業務内容データ30に基づいて、勤務者分類部153によって非超過勤務者に分類された業務担当者の内、業務内容に低優先度業務が含まれる業務担当者を、他の業務担当者を業務支援する支援可能者40aとして所属グループ40c毎に抽出する。そして、支援可能者40aの低優先度業務の業務時間を支援可能時間40bとして、図5に示す支援可能者リスト40を作成する機能を有する。
支援可能時間40bは、規定労働時間に対する低優先度業務の業務時間の割合に基づいて算出可能である。例えば、図2に示す会計責任者Aの業務内容データ30によれば、10%の割合である業務fが低優先度に設定されている。規定労働時間が7.5時間である場合、会計責任者Aの支援可能時間40bは0.75時間となる。なお、業務時間の割合ではなく、予め業務時間が業務内容データ30に記入されても良い。業務内容データ30に低優先度の業務が設定されなかった非超過勤務者は、支援可能者40aとして抽出されない。
マッチング部155は、超過勤務者毎に、業務内容データ30に基づいて、低優先度業務を除く業務、すなわち超過勤務者の主要業務(高優先度業務)にマッチングする支援可能者40aを支援可能者リスト40から検索する機能を有する。つまり、超過勤務者の主要業務の少なくとも1つ以上と同一の業務を担当する支援可能者40aが検索される。これにより、超過勤務者の業務について担当経験のある支援可能者40aが抽出される。
マッチング部155は、超過勤務者と同一グループに所属する支援可能者40aを検索するグループ内マッチング処理と、グループ内マッチング処理で超過勤務者の超過勤務を解消できなかった場合に、別グループから支援可能者40aを検索するグループ外マッチング処理とを実行する。ここでは、グループ内マッチング処理により見つかった支援可能者40aをグループ内支援可能者と呼び、グループ外マッチング処理により見つかった支援可能者40aをグループ外支援可能者と呼ぶ。
再配分処理部156は、超過勤務者の超過勤務時間を支援可能者40aの低優先度業務の業務時間で相殺するように、超過勤務者の業務を支援可能者40aに振り分ける機能を有する。つまり、再配分処理部156は、マッチング部155の検索により見つかった支援可能者40aに、超過勤務時間内で最大限となる支援可能時間40bを業務支援時間として、超過勤務者の業務を振り分ける。
超過勤務者の超過勤務の原因としては、業務量が増加したことや、業務内容データに記入のない新たな業務に従事していること等が考えられる。そのため、支援可能者40aに対して、超過勤務者と同一業務を業務支援時間だけ振り分けることで、超過勤務者の業務負荷量を減らし、超過勤務を防止することができる。
具体的には、再配分処理部156は、マッチング部155の検索によりグループ内支援可能者が見つかると、超過勤務者と同一の業務を担当するグループ内支援可能者に、超過勤務時間を支援可能時間40bで相殺するように、超過勤務者の業務を振り分けて、業務を再配分する。そして、再配分処理部156は、業務再配分を行った超過勤務者の超過勤務時間とグループ内支援可能者の支援可能時間40bとをそれぞれ更新する。つまり、超過勤務者の超過勤務時間は、業務再配分が行われた支援可能時間40bである業務支援時間を差し引いた時間に更新される。また、グループ内支援可能者の支援可能時間40bは、業務支援時間を差し引いた時間に更新される。つまり、超過勤務時間がグループ内支援可能者の支援可能時間40bで相殺される。
図6は、超過勤務者である業務担当者Xに対する再配分処理の様子を示した図である。図6には、業務内容データ30に基づいて、繁忙日Pにおける業務担当者X、Y、Zのそれぞれの業務時間割合50a、50b、50cを円グラフで示している。業務担当者Xは、業務a、業務b、業務c及び業務fを担当しており、繁忙日Pにおいて超過勤務時間60の超過勤務を行っている。
業務担当者Y及び業務担当者Zは、繁忙日Pにおける非超過勤務者であり、業務fが低優先度業務として設定されており、支援可能者40aである。業務担当者Y及び業務担当者Zは、業務担当者Xと同一グループに所属している。そして、業務担当者Yは、業務担当者Xと業務a及び業務cが同一であり、業務担当者Zは、業務担当者Xと業務b及び業務cが同一である。そのため、業務担当者Y及び業務担当者Zは、業務担当者Xに対するグループ内支援可能者である。
再配分処理部156は、業務担当者Xの超過勤務時間60内で最大限となるようにグループ内支援可能者の支援可能時間51b、51cを用いて、業務担当者Y及び業務担当者Zに業務担当者Xの業務を振り分ける。つまり、図7に示すように、業務担当者Xの超過勤務時間60内で、業務担当者Y及び業務担当者Zが、それぞれの支援可能時間51b、51c内で業務担当者Xの業務を担当する。図7では、業務担当者Yの全ての支援可能時間51bを業務支援時間52bとして使用し、業務担当者Zの支援可能時間51cの一部を業務支援時間52cとして使用することで、業務担当者Xの超過勤務時間60が相殺されている。
この場合、業務担当者Xの超過勤務時間60はゼロに更新され、業務担当者Yの支援可能時間51bもゼロに更新される。再配分処理部156は、業務担当者Yのように、業務再配分を行ったことで支援可能時間51bがなくなった支援可能者40aを支援可能者リスト40から削除する。また、業務担当者Zの支援可能時間51cは、図7に示す超過勤務時間60と重なる時間、つまり業務支援時間52cを差し引いた時間に更新される。業務担当者Zは、支援可能時間51cが残っているので、支援可能者リスト40から削除されず、残ったままである。
なお、業務担当者Xも、業務担当者Y及び業務担当者Zにおいて低優先度の業務fが業務時間割合50aに含まれている。しかしながら、超過勤務時間60が発生するような多忙日には、業務担当者Xが業務fに従事する余裕はなく、自然と業務fは別日振替になることが一般的である。
再配分処理部156は、全ての超過勤務者について、それぞれのグループ内支援可能者への業務再配分処理を終了しても、超過勤務が解消しない超過勤務者を残超過勤務者として抽出する。そして、再配分処理部156は、残超過勤務者毎に、マッチング部155によりグループ外マッチング処理を実行させる。つまり、マッチング部155は、グループ内マッチング処理による支援可能者40aの低優先度業務の業務時間で相殺できなかった超過勤務時間(残超過勤務時間)を有する超過勤務者を対象に、別グループから支援可能者40aを検索する。
再配分処理部156は、マッチング部155の検索によりグループ外支援可能者が見つかると、残超過勤務者のグループ内マッチング処理で相殺できなかった超過勤務時間をグループ外支援可能者の支援可能時間40bで相殺するように、残超過勤務者の業務をグループ外支援可能者に振り分ける。つまり、残超過勤務者の相殺できなかった超過勤務時間を、グループ外支援可能者の低優先度業務の業務時間の内、グループ内マッチング処理で他の超過勤務者の超過勤務時間の相殺に使用された残時間で相殺するように振り分ける。
業務を再配分すると、再配分処理部156は、業務再配分を行った残超過勤務者の超過勤務時間とグループ外支援可能者の支援可能時間40bとをそれぞれ更新する。つまり、残超過勤務者の超過勤務時間は、グループ外支援可能者による業務支援時間を差し引いた時間に更新される。また、グループ外支援可能者の支援可能時間40bは、業務支援時間を差し引いた時間に更新される。つまり、残超過勤務時間がグループ外支援可能者の支援可能時間40bで相殺される。グループ外支援可能者の支援可能時間40bがゼロになった場合、このグループ外支援可能者は支援可能者リスト40から削除される。
再配分処理部156は、全ての残超過勤務者に対してそれぞれのグループ外支援可能者への業務再配分処理を終了すると、業務再配分結果を示すレポート70(図8を参照)を出力する。レポート70は、表示部12に出力されても良いし、Word(登録商標)やExcel(登録商標)等の事務処理ソフトの電子データとして出力されても良い。レポート70に基づいて、繁忙日Pの例えば翌年度の同営業日における各グループの業務担当者をそれぞれ再配置すると共に、担当業務を再配分することで、繁忙日Pの翌年度の同営業日における各業務担当者の超過勤務時間を減らすことができる。月次締めや四半期決算の納期等は、営業日が固定されていることが多く、各年度の同営業日に同一業務を行っていることが多いからである。
次に図9を参照して、上記の業務再配分処理の流れを具体的に説明する。
まず、データ取得部151は、全業務担当者の勤怠データ20と業務内容データ30とを取得する(ステップs11)。次に、設定受付部152は、規定労働時間、低優先度業務の設定を受け付ける(ステップs12)。
つづいて、勤務者分類部153は、勤怠データ20に基づいて、図3に示すように例えば1年間のような特定期間内の各営業日それぞれについて各業務担当者の合計超過勤務時間を算出し、合計超過勤務時間が上位特定数又は特定割合以上の営業日を繁忙日Pとして特定する(ステップs13)。繁忙日Pは、1日でもよいし、複数日でもよい。複数日の場合、繁忙日P毎に以下のステップs14からステップs33までの処理が実行される。
つづいて、勤務者分類部153は、勤怠データ20に基づいて、繁忙日Pの各業務担当者を超過勤務者か否か、つまり、超過勤務者と非超過勤務者に分類する(ステップs14)。繁忙日Pの欠勤者については、分類対象から除外してもよいし、非超過勤務者として扱っても良いし、前年度の同営業日の勤怠データ20に基づいて超過勤務者か否かに分類してもよい。
つづいて、支援可能者抽出部154は、業務内容データ30に基づいて、勤務者分類部153により非超過勤務者に分類された業務担当者の内、業務内容に低優先度業務が含まれる業務担当者を支援可能者40aとして抽出して、図5に示す支援可能者リスト40を作成する(ステップs15)。それと共に、支援可能者抽出部154は、抽出した支援可能者40aそれぞれについて、それぞれの低優先度業務の業務時間を支援可能時間40bとして算出し(ステップs16)、支援可能者リスト40に関連付ける。
つづいて、マッチング部155は、超過勤務者毎に、グループ内支援可能者を検索するグループ内マッチング処理を実行する(ステップs17)。グループ内マッチング処理により、超過勤務者と同一グループであって、超過勤務者の主要業務と同一業務を担当する支援可能者40aがグループ内支援可能者として、支援可能者リスト40から検索される。
検索の結果、グループ内支援可能者が見つかった場合(ステップs18でYes)、再配分処理部156は、超過勤務者の主要業務の内、グループ内支援可能者と同一の業務を業務支援時間だけグループ内支援可能者に振り分ける(ステップs19)。これにより、超過勤務者の主要業務の一部がグループ内支援可能者に再配分される。グループ内支援可能者は、超過勤務者と同一グループであり、自分の業務内容の内、超過勤務者と同一業務の業務支援を行うので、慣れた業務を担当することができる。
つづいて、再配分処理部156は、業務再配分を行った超過勤務者の超過勤務時間とグループ内支援可能者の支援可能時間40bとをそれぞれ更新する(ステップs20)。つまり、超過勤務時間=超過勤務時間―業務支援時間に更新されると共に、支援可能時間40b=支援可能時間40b―業務支援時間に更新される。
つづいて、再配分処理部156は、更新後の支援可能時間40bを確認し、支援可能時間40bがなくなった場合(ステップs21でYes)、このグループ内支援可能者を支援可能者リスト40から削除する(ステップs22)。そのため、支援可能時間40bを超えて業務支援しなくて済むので、支援可能者40aの超過勤務を防ぐことができる。
一方、支援可能時間40bが残っている場合(ステップs21でNo)、再配分処理部156は、このグループ内支援可能者を支援可能者40aとして支援可能者リスト40に残したまま、ステップs23に処理を進める。
つづいて、再配分処理部156は、更新後の超過勤務時間を確認し、超過勤務時間が残っていない場合(ステップs23でYes)、次の超過勤務者がいるか判断する(ステップs25)。一方、超過勤務時間が残っている場合(ステップs23でNo)、再配分処理部156は、この超過勤務者を残超過勤務者として抽出し(ステップs24)、次の超過勤務者がいるか判断する(ステップs25)。
残超過勤務者は、同一グループ内で超過勤務時間を相殺できなかった超過勤務者である。グループ内支援可能者が見つからなかった超過勤務者も(ステップs18でNo)、再配分処理部156により残超過勤務者として抽出される(ステップs24)。
次の超過勤務者がいる場合(ステップs25でYes)、ステップs17に処理が戻る。そして、各グループそれぞれの超過勤務者について、グループ内支援可能者を検索して、業務を再配分するステップs17からステップs25までの処理が繰り返される。
次の超過勤務者がいない場合(ステップs25でNo)、すなわち、全ての超過勤務者についてグループ内支援可能者に基づく業務再配分処理が終了すると、マッチング部155は、残超過勤務者毎にグループ外支援可能者を検索するグループ外マッチング処理を実行する(ステップs26)。グループ外マッチング処理により、残超過勤務者の所属グループ40cとは別グループであって、残超過勤務者の主要業務と少なくとも1つ以上と同一業務を担当する支援可能者40aがグループ外支援可能者として、支援可能者リスト40から検索される。
検索の結果、グループ外支援可能者が見つからなかった場合(ステップs27でNo)、再配分処理部156による業務再配分処理は実行されず、ステップs32に処理が進む。
検索の結果、グループ外支援可能者が見つかった場合(ステップs27でYes)、再配分処理部156は、残超過勤務者の主要業務の内、グループ外支援可能者と同一の業務を業務支援時間だけグループ外支援可能者に振り分ける(ステップs28)。つまり、超過勤務者の相殺できなかった超過勤務時間を、グループ外支援可能者の低優先度業務の業務時間の内、グループ内マッチング処理で他の超過勤務者の超過勤務時間の相殺に使用された残時間で相殺するように振り分けされる。これにより、残超過勤務者の主要業務の一部がグループ外支援可能者に再配分される。
グループ外支援可能者は、残超過勤務者と別グループであるが、残超過勤務者と同一業務の業務支援を行うので、比較的慣れた業務を担当することができる。念のため、再配分処理部156は、グループ外支援可能者の業務支援時間に1倍未満の重みを付けてもよい。これによれば、グループ外支援可能者の例えば0.8倍された支援可能時間が超過勤務者の超過勤務時間と相殺するように、超過勤務者の業務がグループ外支援可能者に振り分けされる。そのため、グループ外支援可能者に超過勤務者と別グループである点を考慮して業務を再配分することができる。
つづいて、再配分処理部156は、業務再配分を行った残超過勤務者の超過勤務時間とグループ外支援可能者の支援可能時間40bとをそれぞれ更新する(ステップs29)。つまり、超過勤務時間=超過勤務時間―業務支援時間に更新されると共に、支援可能時間40b=支援可能時間40b―業務支援時間に更新される。
つづいて、再配分処理部156は、更新後の支援可能時間40bを確認し、支援可能時間40bがなくなった場合(ステップs30でYes)、このグループ外支援可能者を支援可能者リスト40から削除する(ステップs31)。支援可能時間40bが残っている場合(ステップs30でNo)、再配分処理部156は、このグループ外支援可能者を支援可能者40aとして支援可能者リスト40に残したまま、ステップs32に処理を進める。
つづいて、再配分処理部156は、次の残超過勤務者がいるか判断し(ステップs32)、いる場合には(ステップs32でYes)、ステップs26に処理を戻す。そして、残超過勤務者それぞれについて、グループ外支援可能者に基づく業務再配分処理が終了するまで、ステップs26からステップs32までの処理が繰り返される。
次の残超過勤務者がいない場合(ステップs32でNo)、すなわち、全ての残超過勤務者についてグループ外支援可能者に基づく業務再配分処理が終了すると、再配分処理部156は、表示部12に業務再配分結果(業務の振り分け結果)を示すレポートを出力し(ステップs33)、本処理を終了する。
このように、本実施形態の情報処理装置1は、各業務担当者の勤怠データ20と業務内容を示す業務内容データ30を取得するデータ取得部151と、勤怠データ20に基づいて、特定日の各業務担当者を超過勤務者と非超過勤務者に分類する勤務者分類部153と、業務内容に低優先度業務が含まれる非超過勤務者を支援可能者として抽出する支援可能者抽出部154と、超過勤務者の超過勤務時間を支援可能者の低優先度業務の業務時間で相殺するように、超過勤務者の業務を支援可能者に振り分ける再配分処理部156を備えたことを特徴とする。
これによれば、勤務者分類部153は、規定労働時間に基づいて、簡単に業務担当者を超過勤務者(業務負荷の高い業務担当者)か、非超過勤務者(業務負荷の低い業務担当者)に分類することができる。そして、再配分処理部156により、超過勤務者の超過勤務時間を支援可能者40aの低優先度業務の業務時間で相殺するように、超過勤務者の業務を支援可能者40aに振り分ける。そのため、超過勤務者及び非超過勤務者の両方にとってバランスの良い業務再配分を行うことができ、効率良く超過勤務を減らすことができる。
なお、マッチング部155は、グループ内マッチング処理やグループ外マッチング処理の場合に、超過勤務者が複数いる場合、超過勤務時間の多い順に超過勤務者に対する支援可能者40aを支援可能者リスト40から検索してもよい。超過勤務時間が多い業務担当者は、普段から超過勤務していることが多く、優先的に業務負荷を減らした方がよいからである。
また、再配分処理部156は、マッチング部155の検索により複数の支援可能者40aが見つかった場合、超過勤務者の超過勤務時間を相殺する最も少ない人数の支援可能者40aを組み合わせて、超過勤務者の業務を振り分けるとよい。つまり、超過勤務者の超過勤務時間から業務支援時間を差し引いたときに超過勤務時間がゼロになる最も少ない人数の支援可能者40aの組み合わせである。
例えば、超過勤務者の超過勤務時間が2hであるところ、それぞれ0.5h、0.3h、1.2h、1.5hの支援可能時間40bを有する支援可能者40aが4名見つかったとする。この場合、再配分処理部156は、0.5h、0.3h、1.2hの支援可能時間40bを有する3名の支援可能者40aに業務を振り分けるのではなく、0.5h、1.5hの支援可能時間40bを有する2名の支援可能者40aに業務を振り分ける。1人あたりの超過勤務者に対する支援可能者40aの人数が多くなりすぎると、支援可能者40aそれぞれが担当する業務量が少なくなり過ぎたり、再配分指示が煩雑になったりして、業務支援効率が低下するからである。
また、業務内容データ30は、各業務担当者それぞれの業務内容に応じた職務権限を含んでも良い。例えば、会計承認者や会計入力者においては、職務権限が会計承認者の方が高く、伝票確認のような同一の業務では、会計承認者が会計入力者の伝票を確認する。また、会計入力者が支援可能者40aとして会計承認者の業務支援を行うとした場合、会計入力者として自分が確認した伝票を会計承認者として再び確認する可能性があり、業務上問題となる。
そこで、マッチング部155は、超過勤務者と同等以上の職務権限を有する支援可能者40aを検索する。これによれば、再配分処理部156は、マッチング部155の検索により見つかった支援可能者40aに対して、この支援可能者40aの職務権限以下となる超過勤務者の業務を振り分けることができる。
また、支援可能者40aの低優先度業務は、低優先度にも高優先度にも設定されなかったその他業務(中優先度業務)を含めて拡張されてもよい。この場合、グループ外支援可能者の低優先度業務を拡張して支援可能時間40bを算出し、グループ内支援可能者の低優先度業務は拡張しなくても良い。グループ間で繁忙日Pに差があることから、グループ外支援可能者のほうが、低優先度業務を拡張する余裕があるからである。そして、再配分処理部156は、残超過勤務者の超過勤務時間をグループ外支援可能者の拡張した低優先度業務の支援可能時間40bで相殺するように、残超過勤務者の業務をグループ外支援可能者に振り分ければよい。再配分処理部156は、グループ外支援可能者の支援可能時間40bにその他業務の業務時間を追加することで、前記超過勤務者の前記超過勤務時間の相殺に使用する支援可能時間40bを算出できる。
なお、上記の実施形態では、会計業務を担当する業務担当者の業務再配分を例に説明したがこれに限らず、例えば、人事、総務、コールセンター等における業務担当者の業務を再配分してもよい。
本発明は上述した実施の形態に限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で種々様々に変更が可能であることは言うまでもない。
1 情報処理装置
11 入力部
12 表示部
13 記憶部
14 通信部
15 制御部
151 データ取得部
152 設定受付部
153 勤務者分類部
154 支援可能者抽出部
155 マッチング部
156 再配分処理部
20 勤怠データ
30 業務内容データ
40 支援可能者リスト
40a 支援可能者
40b 支援可能時間
40c 所属グループ
50a、50b、50c 業務時間割合
51b、51c 支援可能時間
52b、52c 業務支援時間
60 超過勤務時間
70 レポート
P 繁忙日

Claims (12)

  1. 各業務担当者の勤怠データと業務内容を示す業務内容データを取得するデータ取得部と、
    前記勤怠データに基づいて、特定日の前記各業務担当者を超過勤務者と非超過勤務者とに分類する勤務者分類部と、
    前記業務内容に低優先度業務が含まれる前記非超過勤務者を支援可能者として抽出する支援可能者抽出部と、
    前記超過勤務者の超過勤務時間を前記支援可能者の前記低優先度業務の業務時間で相殺するように、前記超過勤務者の業務を前記支援可能者に振り分ける再配分処理部
    を備えたことを特徴とする情報処理装置。
  2. 前記業務内容に前記超過勤務者と同一の業務が含まれる前記支援可能者を検索するマッチング部を備え、
    前記再配分処理部は、
    前記超過勤務者の前記業務内容の内、前記マッチング部により検索された前記同一の業務を前記支援可能者に振り分ける
    ことを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
  3. 前記各業務担当者は、複数拠点を有する顧客に対応して複数グループに分けられており、
    前記マッチング部は、
    前記超過勤務者と同一グループに所属する前記支援可能者を検索するグループ内マッチング処理を実行し、
    前記再配分処理部は、
    前記超過勤務者の業務を前記同一グループに所属する前記支援可能者に振り分ける
    ことを特徴とする請求項2に記載の情報処理装置。
  4. 前記マッチング部は、
    前記グループ内マッチング処理による前記支援可能者の前記低優先度業務の業務時間で相殺できなかった超過勤務時間を有する前記超過勤務者を対象に、別グループから前記支援可能者を検索するグループ外マッチング処理を実行し、
    前記再配分処理部は、
    前記超過勤務者の業務を前記別グループに所属する前記支援可能者に振り分ける
    ことを特徴とする請求項3に記載の情報処理装置。
  5. 前記再配分処理部は、
    前記超過勤務者の前記相殺できなかった超過勤務時間を、前記別グループに所属する前記支援可能者の前記低優先度業務の業務時間の内、前記グループ内マッチング処理で他の前記超過勤務者の前記超過勤務時間の相殺に使用された残時間で相殺するように、前記超過勤務者の業務を前記別グループに所属する前記支援可能者に振り分ける
    ことを特徴とする請求項4に記載の情報処理装置。
  6. 前記再配分処理部は、
    前記超過勤務者の前記超過勤務時間の相殺に使用する前記別グループに所属する前記支援可能者の前記低優先度業務の業務時間に1倍未満の重みを付ける
    ことを特徴とする請求項4又は5に記載の情報処理装置。
  7. 前記再配分処理部は、
    前記超過勤務者の前記超過勤務時間の相殺に使用する前記別グループに所属する前記支援可能者の前記低優先度業務を拡張して前記業務時間を算出する
    ことを特徴とする請求項4から6までのいずれか1項に記載の情報処理装置。
  8. 前記業務内容データは、前記各業務担当者の職務権限を含み、
    前記マッチング部は、
    前記超過勤務者と同等以上の前記職務権限を有する前記支援可能者を検索し、
    前記再配分処理部は、
    前記マッチング部の検索により見つかった前記支援可能者に前記職務権限以下となる前記超過勤務者の業務を振り分ける
    ことを特徴とする請求項2から7までのいずれか1項に記載の情報処理装置。
  9. 前記マッチング部は、
    前記超過勤務者が複数いる場合、前記超過勤務時間の多い順に前記超過勤務者に対する前記支援可能者を検索し、
    前記再配分処理部は、
    前記マッチング部の検索により複数の前記支援可能者が見つかった場合、前記超過勤務者の前記超過勤務時間を相殺する最も少ない人数の前記支援可能者を組み合わせて、前記超過勤務者の業務を前記最も少ない人数の複数の前記支援可能者に振り分ける
    ことを特徴とする請求項2から8までのいずれか1項に記載の情報処理装置。
  10. 前記再配分処理部は、
    前記業務の振り分け結果を示すレポートを出力する
    ことを特徴とする請求項1から9までのいずれか1項に記載の情報処理装置。
  11. コンピューターが、
    各業務担当者の勤怠データと業務内容を示す業務内容データを取得し、
    前記勤怠データに基づいて、特定日の前記各業務担当者を超過勤務者又は非超過勤務者に分類し、
    前記業務内容に低優先度業務が含まれる前記非超過勤務者を支援可能者として抽出し、
    前記超過勤務者の超過勤務時間を前記支援可能者の前記低優先度業務の業務時間で相殺するように、前記超過勤務者の業務を前記支援可能者に振り分ける
    ことを特徴とする業務振り分け方法。
  12. コンピューターを、
    各業務担当者の勤怠データと業務内容を示す業務内容データを取得するデータ取得部と、
    前記勤怠データに基づいて、特定日の前記各業務担当者を超過勤務者又は非超過勤務者に分類する勤務者分類部と、
    前記業務内容に低優先度業務が含まれる前記非超過勤務者を支援可能者として抽出する支援可能者抽出部と、
    前記超過勤務者の超過勤務時間を前記支援可能者の前記低優先度業務の業務時間で相殺するように、前記超過勤務者の業務を前記支援可能者に振り分ける再配分処理部と
    して機能させることを特徴とするプログラム。
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