JP2019008078A - レンズ鏡筒 - Google Patents

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Abstract

【課題】部品作製、測定を容易にすることで精度の向上を図りロールを防止すること。
【解決手段】光学系の一部のレンズ群(203)を光軸上の1点(O’)を中心としたチルト移動させて防振撮影を行う光学系(1−5)を持つレンズ鏡筒において、3個の転動ボール(33)があり、チルト群のレンズ(3)を保持する移動保持枠(30)があり、前期移動保持枠(30)を転動球(33)を介して保持するためのベース保持枠(31)があり、転動ボールを受ける前記移動保持枠(30)及び前記ベース保持枠(31)にそれぞれボール受け面(30b,31b)があり、転動ボール(33)と接触するボール受け面(30b)の一部をチルト移動中心点(O’)を中心とする球Rに接する平面(30b)にすることを特徴とする。
【選択図】図13

Description

本発明は、レンズ系の一部のレンズ群がチルト移動して手振れ補正機能を備える銀塩カメラ、デジタルカメラ、デジタルビデオカメラ等のレンズ鏡筒に関する。
従来の撮像装置の鏡筒で手ぶれなどによる画像の劣化を防ぐための防振機能を実現するためには撮影レンズの一部の群をシフト移動させることにより、撮像面に結像する像がぶれないようにする方法が普及している。
レンズのシフト移動にはボールの転動によりシフト群を光軸と垂直な方向に移動する方法があり、特許文献1には球体が転動する接触面を光軸上の1点に対して同心となる異なる半径の2つの球面の一部で球体を挟むことによりチルト移動させる技術が開示されている。
特許文献2には、補正レンズを保持する可動ユニットと、可動ユニットを光軸と直交する第1の回転軸(P軸)を中心に回転可能に支持する回転防止板と、回転防止板を、光軸と直交する第2の回転軸(Y軸)を中心に回転可能に支持する固定地板を備える像振れ補正装置の技術が開示されている。
特許文献3には、先行技術はシフト防振のボール調芯目的でボール受け面を湾曲凹にするものである。
特開2010−271584号公報 特許2015−14683号公報 特許5463682号公報
特許文献1の先行技術は、転動ボールの受け面をチルト回転中心点を中心とする2つの球面の一部で挟むものであるが、球面のRは受け面の大きさに対してかなり大きくなるため測定球面の製造および測定が容易ではなく、高精度に作りこむことが困難である。
特許文献2の先行技術は、チルト防振の光軸を軸とした方向の回転防止技術であるが、回転防止板とその前後に1組ずつ2組の転動ボールが必要となり部品点数が増えるのでコストアップになることと組立が煩雑になるという課題がある。
特許文献3の先行技術は転動ボールの位置を調芯する目的でボール受け面を湾曲した凹面にするものであり、これも同様に凹面の曲面を高精度に測定し、精度を上げて製造することが困難である。
チルト防振ではボール受けを両方球Rにしているが、球受け面の部分が球面だと部品製造及び測定が困難で高精度に作りこむことが難しかった。また両側球面だと調心作用が小さく、光軸を軸として回転するいわゆるロール現象がでやすいという問題があった。光軸周りに回転するとアクチュエータの出力や位置センサーの精度が狂うことで光学上の制御が不安定になり手振れ補正の効果が下がってしまい撮影画質が低下するという課題がある。
本発明は、部品作製、測定を容易にすることで精度の向上を図りロールを防止することを目的する。
上記の目的を達成するために、本発明に係るレンズ鏡筒は、
光学系の一部のレンズ群を光軸上の1点を中心としたチルト移動させて防振撮影を行う光学系を持つレンズ鏡筒において、3個の転動ボールがあり、チルト群のレンズを保持する移動保持枠があり、前期移動保持枠を転動球を介して保持するためのベース保持枠があり、転動ボールを受ける前記ベース保持枠及び前記移動保持枠にそれぞれボール受け面があり、転動ボールと接触するボール受け面の一部をチルト移動中心点を中心とする球Rに接する平面にするように構成されている。
また前記平面にするボール受け面はチルト移動中心点を中心とする球R面が凸Rになっている方のボール受け面を平面にする様にレンズ鏡筒が構成されている。
また前記平面にするボール受け面はチルト移動中心点を中心とする球R面が凹Rになっている方のボール受け面を平面にする様にレンズ鏡筒が構成されている。
また前記平面にするボール受け面はチルト移動中心点を中心とする球R面が可動側の移動保持枠である様にレンズ鏡筒が構成されている。
また固定のベース保持枠側球受け面を平面にする様にレンズ鏡筒が構成されている。
また前記平面にするボール受け面は両側球受け面を平面にする様にレンズ鏡筒が構成されている。
また前記受け面を平面にすることにより電源オフ時調芯作用がある様にレンズ鏡筒が構成されている。
また光学系の一部のレンズ群を光軸上の1点を中心としたチルト移動させて防振撮影を行う光学系を持つレンズ鏡筒において、3個の転動ボールがあり、チルト群のレンズを保持する移動保持枠があり、前記移動保持枠を転動球を介して保持するためのベース保持枠があり、転動ボールを受ける前記移動保持枠及び前記ベース保持枠にそれぞれボール受け面があり、転動ボールと接触するボール受け面の一部をチルト移動中心点を中心とする球Rに接する円柱面にするように構成されている。
本発明に係るレンズ鏡筒は、チルト防振で本来球を受ける面が球R面であるのを平面にするものであり、チルト防振で球を受ける面の球Rに接する平面にすることによりボール受け面の型補正の簡易化して、部品作製および測定を容易にすることで精度の向上による光学性能向上を図り、電源オフ時に中心保持可能にしたり、ロールを防止するという効果がある。
本発明の第1の実施例であるレンズ鏡筒が撮影状態の光軸を通る断面図 本発明の第1の実施例であるレンズ鏡筒が沈胴状態の光軸を通る断面図 本発明の第1の実施例である2群の防振機構のチルト防振レンズ群が光軸中心と同一角度を向いている状態の光軸を通る断面図 本発明の第1の実施例である2群の防振機構を一部部品を外した状態の正面図 本発明の第1の実施例である2群の防振機構を分解して示した前方からの斜視図 本発明の第1の実施例である2群の防振機構を分解して示した後方からの斜視図 本発明の第1の実施例である2群の防振機構のチルト防振レンズ群がメカ端にあり、全レンズ系の光軸に対して紙面下方向に最大角度を向いている状態の光軸を通る断面図 本発明の第1の実施例である2群の防振機構のチルト防振レンズ群がメカ端にあり、全レンズ系の光軸に対して紙面上方向に最大角度を向いている状態の光軸を通る断面図 本発明の第1の実施例である2群の防振機構のチルト防振レンズ群が光軸中心と同一角度を向いている状態で、転動球と光軸を通る断面図 本発明の第2の実施例である2群の防振機構のチルト防振レンズ群が光軸中心と同一角度を向いている状態の光軸を通る断面図 本発明の第1の実施例である防振機構の2群のチルト防振レンズ群が光軸中心と同一角度を向いている状態で、転動球の一部を通る光軸と垂直な断面図 本発明の第1の実施例である防振機構の3群のチルト防振レンズ群が光軸中心と同一角度を向いている状態で、転動球と光軸を通る断面図 本発明の第1の実施例である防振機構の3群のチルト防振レンズ群が光軸中心と同一角度を向いている状態で、転動球の一部を通る光軸と垂直な断面図 本発明の第1の実施例である3群の防振機構を分解して示した後方からの斜視図 本発明の第2の実施例である防振機構の3群のチルト防振レンズ群が光軸中心と同一角度を向いている状態で、転動球と光軸を通る断面図 本発明の第2の実施例である防振機構の3群のチルト防振レンズ群が光軸中心と同一角度を向いている状態で、転動球の一部を通る光軸と垂直な断面図 本発明の第3の実施例である防振機構の3群のチルト防振レンズ群が光軸中心と同一角度を向いている状態で、転動球と光軸を通る断面図 本発明の第3の実施例である防振機構の3群のチルト防振レンズ群が光軸中心と同一角度を向いている状態で、転動球の一部を通る光軸と垂直な断面図 本発明の第1の実施例である防振機構の3群のチルト防振レンズ群が光軸中心と同一角度を向いている状態で、転動球の一部を通る光軸と垂直な断面図の転動球周りの拡大図
以下、本発明の好ましい実施例について図面を参照しながら説明する。
[第1の実施の形態]
図1および図2に本発明の第1実施形態に係る像振れ補正装置を搭載したレンズ鏡筒を示す。図1は、レンズ鏡筒が撮影可能位置(テレ位置)にある状態での断面図である。図2は、レンズ鏡筒が沈胴位置にある状態での断面図である。この沈胴型レンズ鏡筒はデジタルカメラ等の撮像装置に使用可能である。以下では、光学系のZで図示する光軸方向被写体側を繰り出し方向+Z、前側と定義し、光軸に近い側を内側と定義して各部の位置関係を説明する。
レンズ鏡筒の光学系は被写体側から、1群レンズ1、2群レンズ2、3群レンズ3、4群レンズ4、5群レンズ5、光学フィルタ6、撮像素子7、及び絞りユニット9、シャッターユニット8を備える。公知のカム機構である移動カム筒92の回転と公知の減速機構、及びモータ駆動により、1〜5の各レンズ群はテレ撮影可能位置と収納位置との間を光軸方向に移動して撮影倍率を変更する。また公知のモータ駆動により5群レンズ5の光軸方向移動により被写体の結像される焦点位置の変更が可能となっており、撮像素子7の結像面に被写体像のピントが合うように公知の焦点検出手段によりピント調整が行われる。撮像光学系により結像した被写体からの光は撮像素子7により光電変換されて画像信号が出力される。
図3から図9は本発明の実施例である防振機構の2群のチルト防振レンズ群を説明するための図である。これらの図を用いて次に像振れ補正を行う2群レンズ2について説明する。
2群レンズ2を2群レンズ2はチルト補正レンズとして機能し、光軸上の1点Oを中心とする球状の軌跡上を移動することにより、撮像素子7の受光面に結像される像の位置を補正する。すなわち、カメラを把持する撮影者の手振れ等によって像の位置が変化する際の変化量は、2群レンズ2が光軸と球状の軌跡上を移動することで相殺されて像振れ補正が行われる。2群レンズ2を備える像振れ補正装置は駆動制御部(不図示)によって制御される。2群全体を支える2群筒21があり、2群筒21と一体に圧入されているカムピン21dがカム筒92のカム溝92bにそってカムピン21dと噛み合って光軸方向に移動する。
次に2群レンズ2をチルト駆動させる構造について説明する。
図4は防振機構を一部部品を外した状態の光軸方向被写体側から見た正面図であり、図5、図6は2群レンズ2をチルト駆動させるユニットの分解斜視図である。
2群レンズ2は2群レンズホルダー20に保持されており、2群レンズホルダー20には2種類のマグネットがインサート成型で一体に2つずつ保持されている。
フロントマスク28は非磁性の金属製のカバーでビス27により2群筒21にビス締めされ、2群レンズホルダー20の被写体側で2群レンズ2の露出してない部分を遮光及び美観のため覆う部品であり図4では外されている。
22aが駆動マグネットで、22bがセンサーマグネットである。チルト方向に2群レンズホルダー20が駆動させるアクチュエータを構成するのが駆動マグネット22aで、図4に示すように光軸を中心に90°を成す−X、−Y方向に2ヶ所配置されている。残り90°をなすもう2ヶ所+X、+Y方向にセンサーマグネット22bが配置されている。
また図3の光軸を通る断面図に示すようにセンサーマグネット22b中心から垂直な線を引いたとき回転中心Oを通るような角度γに配置されている。駆動マグネット22aもセンサーマグネット22bもともに、どのマグネットも回転中心がある方向の結像面側で光軸に近い側をN極、結像面側で光軸から離れた遠い側をS極、被写体側で光軸に近い側をS極、被写体側で光軸から離れた遠い側をN極になるように着磁されている。
2群レンズホルダー20は3つの転動球23を介して2群筒21の上に乗っている。2群レンズホルダー20と2群筒21にはそれぞれ爪部20c、爪部21cが一体に3つずつ設けてあり、それぞれの爪部の間には3本の引っ張りスプリング24が掛かっており、2群レンズホルダー20と2群筒21が引っ張りスプリング24の作用で引っ張り合っていることにより転動球23を挟み込む形になっている。
図9は2群のチルト防振レンズ群が光軸中心と同一角度を向いている状態で転動球を通る断面図である。
図9に示すように転動球23の接触する受け面部は2群レンズホルダー20側が半径R0の球R面より成る球受け面20b、2群筒21側が半径R1の球R面より成る球受け面21bであり、球受け面20b、球受け面21bはそれぞれ光軸上の回転中心Oを中心とする球面の一部になっている。本実施例の場合の回転中心Oは2群レンズ2よりも結像面側にあるため、結像面側にある球受け面20bは凸の球面となり、被写体側にある球受け面21bは凹の球面となる。
コイルボビンユニット26には、前述の駆動マグネット22aに対応する位置2ヶ所にコイル巻き線26aがあり、図3に示した2群レンズホルダー20内の2群レンズ2が光軸を向いた状態のときには、駆動マグネット22aと略平行になるように巻き線26aが配置されており、光軸を通る断面図3に示すようにコイル巻き線26aの巻き芯の中心は回転中心Oを向いた角度δの直線上にあり、駆動マグネット22aの中心線と同一直線上にある。金属製のボビン兼シャーシ26bの被写体側には放熱フィン部26cが一体にあり、コイル巻き線26aから発生する熱を放熱する。コイルボビンユニット26はビス27によりビス締め固定される。
29はフレキシブル基板(FPCと略)であり、FPC29上に2つのホール素子25を実装する。コイル巻き線26aも巻き線の両端を電気的にFPC29に接続することにより、FPC29を介して不図示の駆動制御部である回路に接続される。FPC29は2群筒21に結像面側から接着固定される。
2つのホール素子25は前述の2つのセンサーマグネット22bとそれぞれ対応する位置に配置されており、駆動マグネット22aと同様にして2群レンズが光軸中心にあるときの光軸を通る断面図3に示すように、2群レンズが光軸中心にあるときセンサーマグネット22bの中心はホール素子25の中心と一致する位置にあり、ホール素子25とセンサーマグネット22bの中心は回転中心Oを通る角度γの直線上にある。ホール素子25はセンサーマグネット22bの位置の変化したときホール素子25がある場所の磁界が変化することによって出力が変化するため、2群レンズ2が傾いている位置を出力の変化から検出する。
2群レンズホルダー20の2群レンズ2を保持している部分の外周面にはチルト駆動のアクチュエータである駆動マグネット22aとセンサーマグネット22bが配置されている方向を軸とした4方向にストッパー面20aが設けられていて、4つのストッパー面20aはその延長上すべてが回転中心Oで交わるようになっていて、回転中心Oを頂点とする円錐を形成する面の一部となっている。またストッパー面20aと光軸との成す角度はαとなっている。
2群筒21の内周面にはチルト駆動のアクチュエータの一部であるコイル巻き線26aが配置されている方向を軸とした4方向にストッパー面21aが設けられていて、4つのストッパー面21aはその延長上すべてが回転中心Oで交わるようになっていて、回転中心Oを頂点とする4角錐を形成する面の一部となっている。またストッパー面21aと光軸との成す角度はβとなっている。
次に2群のチルト防振のための駆動について説明する。
図7、図8は2群レンズ2がチルトした状態を示す図で、ストッパーに突き当るまで最大角チルトした状態である。図7のチルト角は紙面で下方向である−Y方向にβ−αであり、図8のチルト角は紙面で上方向である+Y方向にβ−αである。図7、図8ともに紙面奥行き方向にはチルト角0°である。突き当て時はストッパー面20aとストッパー21aは平行に接するように当たる。
コイル巻き線26aにFPC29を介して電流を通電すると電磁力の働きで駆動マグネット22aが回転中心Oを中心とする円周に略接する方向に力を発生させる。また3本の引っ張りスプリング24の力の合成により向心力が発生するためこれらの合力を受けて回転移動を始め、ストッパーに突き当るまで移動が可能である。ホール素子25の出力の変化を見ながら、コイル巻き線の26aの通電量をフィードパック制御することにより−(β−α)〜+(β−α)までの間で任意の角度にチルト駆動することが可能である。アクチュエータ、検出手段、ストッパーが垂直な2方向にあるため回転中心Oを中心とした球R面上を2次元的にチルト駆動することが可能となる。
図3、図7、図8にはチルト移動する2群レンズ2及び2群レンズホルダー20及び各マグネット等による2群可動部全体の重心Gを示した。重心Gの移動方向がベクトルAであり、Bは衝突時に2群レンズホルダー20のストッパー面20aが受ける反力のベクトルである。ベクトルBはベクトルAに対して図3でαの角度をなしている。説明の簡便のため駆動マグネット22aとセンサーマグネット22bの質量差は2群レンズ2の質量と比較して十分小さいと仮定して、2群レンズ2の軸上に重心Gがある。この場合どの方向でもストッパーの受ける衝撃の反力は対称性がありベクトルBとB‘は光軸に対して対称性がある。ベクトルBはその延長がほぼ重心Gの付近に向いているため、2群可動部全体の重心G回りのモーメントはほとんど発生しない。
次に調整中心出しの方法について説明する。
2群レンズ2が光学中心の位置にあり光軸方向を向いているかを判定するには図7、図8に示すように上下両端のストッパーに当てた状態でのホール素子出力を測定し、そのホール素子出力の中間値をだす。その中間値にフィードバック制御で2群レンズホルダー20内の駆動マグネット22aを固定するように制御することにより鏡筒全体の光軸と2群レンズホルダー20内に保持された2群レンズ2の光軸の向きを合わせる。
図11に、第1実施例の転動球の一部を通る光軸方向における断面図を示す。
転動球23を受ける球面の断面は図11に示すような光軸を中心とする円孤になる。転動球23は3個あるうち、1個だけ光軸からの距離が離れているため円孤の半径が異なり、球R0上にあるためその1個は光軸方向の位置も異なるため断面の高さも他の2つとは異なる。球受け面20bの断面は球R0の断面になるため、R0aに示すような円弧形状になる。
本実施例のレンズ鏡筒は、2群と同様にして3群もチルトして2つの群のチルトで防振及び光学補正を行う仕組みになっている。図12にはチルト防振レンズ群である3群レンズ3が光軸中心と同一角度を向いている状態の3群全体の光軸を通る断面図を示す。図13は3群の転動球の一部を通る光軸方向における断面図を示す。図14は3群の分解斜視図である。部品構成はほぼ2群と変わらないが、コイルボビンユニット36は別々に2つあり一体化されていない。ホール素子35を保持するホール素子ホルダー37が3群筒31と別体化されている。またシャッターユニット8が3群筒31の像面側に一体として取り付くのが主な違いである。
以下3群のチルト駆動について説明する。2群と同様にして3群レンズ3は3群レンズホルダー30に保持されており、3群レンズホルダー30には1種類のマグネット32が接着されて2つ保持されている。3群の場合は1つで駆動マグネットとセンサーマグネットの役割を兼ねており、2群の場合と同様にチルト方向に3群レンズホルダー30を駆動させるアクチュエータを構成する。同時にホール素子35で位置を検出するのもマグネット32になりホール素子35、マグネット32、コイル巻き線36aの中心線が一直線上に並ぶことで、ホール素子35とコイル巻き線36a間に挟まれた位置のマグネット32を駆動と位置検出の両方に使用できる。
また図12の光軸を通る断面図に示すように、3群レンズ3が光軸中心と同一角度を向いている状態では光軸とマグネット32中心から垂直な線を引いたとき回転中心O‘を通るのは2群と同様であるが、3群の場合は回転中心O‘を通り、2群ではγ、δに相当する角度である光軸と成す角度が90°になるように配置されている。またこれらのアクチュエータ及び検出系が2組ずつあり、3群の光軸を中心に90°を成す2ヶ所配置されていることで3群レンズ3が球面上を2次元的にチルト移動できる。
3群レンズホルダー30は3つの転動球33を介して3群筒31の上に乗っている。
3群レンズホルダー30と3群筒31にはそれぞれ爪部30c、爪部31cが一体に3つずつ設けてあり、それぞれの爪部の間には3本の引っ張りスプリング34が掛かっており、3群レンズホルダー30と3群筒31が引っ張りスプリング34の作用で引っ張り合っていることにより転動球33を挟み込む形になっている。
図12は3群のチルト防振レンズ群が光軸中心と同一角度を向いている状態で転動球を通る断面図である。
図12に示すように転動球33の接触する受け面部は3群レンズホルダー30側が半径R2の球面に接する平面より成る球受け面30b、3群筒31側が半径R3の球面より成る球受け面31bである。球受け面30bは平面になっているが、半径R2の球面と接しており、その半径R2の球面の中心は光軸上の回転中心O‘である。球受け面31bは光軸上の回転中心O‘を中心とする半径R3の球面の一部になっている。本第1実施例の3群チルトの場合は光学的な条件から回転中心O’がチルト群の重心に近い3群レンズ3内にあり、このことから転動球の受け面の半径R2、R3が小さくなる。ここで第1実施例では球受け面30bが接する半径R2の球面は凸の球面となり、被写体側にある球受け面21bは凹の球面となる。
図13は図12にfig13で示す線で切った矢印方向からみた断面図である。
転動球33と3群レンズホルダー30が接する高さの断面図である。3群の場合、転動球33は光軸から3つとも同じ距離にあるため、光軸方向の高さも同じになる。よって転動球33を通る光軸を含んだ断面は3ヶ所とも図12と同様である。受け面30bの図13上の断面は円弧形状にはならない。図13の断面図に示したR2aは転動球33と3群レンズホルダー30が接する3群レンズホルダー30断面上の円の半径であり、受け面30bは平面なので図13の断面上ではこの半径R2aの円に接した直線状になっている。受け面30bの断面上の直線は転動球33と接している。
3群チルト機構を傾ける場合は2群チルト機構の場合と同様にコイル巻き線36aの通電とホール素子出力のフィードバックで可能であるので詳細は省略する。図12に示したV、図13に示したWは3群チルト機構を駆動することによりそれぞれ転動球33が最大動いた場合の転動球33と受け面30bの接点の移動幅である。V、Wどちらも半径R2、球の断面半径R2aの曲率と比較すると十分に小さい。またVとWはどちらも転動球33の直径に比べても小さい幅となっている。これは転動球33が点当たりで転がり移動するためで、3群レンズホルダー30と3群筒31の間にあり、これらの相対移動量の半分しか動かないためである。よって受け面30bの面精度が必要な部分はVWで囲まれた範囲のみである。図19に図13の転動球33周りの拡大図を示す。Wの範囲では拡大図でも半径R2aの円弧と30bの断面の直線はほぼ重なっている。ここでの球R2、半径R2aの曲率を考慮すると受け面30bが平面であっても球面R2との差は光学系にもよるが数ミクロン程度であり、部品の製造上の寸法公差内に収めることが可能である。よって受け面30bが平面であっても光学性能上の問題はないため、平面にすることが可能である。平面化することにより部品をモールド型で作成するのが簡易化され、また部品の測定も容易になり精度向上になる。
また図13に示すように受け面30bを幅Wよりも広い略転動球33の直径大くらいの大きさにしたため、図13の断面上では拡大図19に示すように受け面30bの両端部は角になって半径R2aより半径方向にΔR2a分だけ出っ張っている。このため3群ホルダー30がZ光軸を軸とした回転方向にベクトルEの向きに回転しようとしても転動球33を光軸から遠ざかるベクトルF方向に押し出さなければ回転できなくなる。転動球33を光軸から遠ざかる方向に押し出すには、図12で+Z方向に3群ホルダー30を押しだす必要があり、これには3つの引っ張りスプリング34が3群ホルダー30を−Z方向に引っ張っているため、その力で押し戻される。以上の様にして3群ホルダー30が光軸周りの方向に回転することを防止することができる。
また電源を切ってチルト防振レンズの制御をやめた場合にも、引っ張りスプリング34の力はそのまま残っているため、3群ホルダー30は−Z方向に引っ張られている。すると先ほどの説明と同様の作用により転動球33は受け面30bに押しつけられて一番安定した位置に動こうとするため、3群ホルダー30は光軸周りに回転していない位置、すなわちマグネット32がコイル巻き線36aとホール素子35の間に一直線上に正しく並ぶ位置で安定して静止する。
また倒れ方向にも同様にして受け面30bを平面化したことにより、図12に示すように図12の断面上も受け面30bの両端部は半径R2より出っ張っており、3つの引っ張りスプリング34が3群ホルダー30を−Z方向に引っ張っている作用により3つの転動球の位置が安定する位置で平衡が保たれるように、3転動球33の位置は受け面30bが球R2に接する接点の位置に動こうとする。この作用により略3群レンズ3が光軸を向いた位置で安定する。中央の3群レンズ3が光軸を略向いた位置に固定され、安定する。よって電源オフ時に調芯効果が出る。
[第2の実施の形態]
図10は2群のチルト機構のメカストッパーをマグネットの外側に設けた別の実施例を示す図で、第1の実施例は2群レンズ2の周りストッパー20aの部分にメカストッパーを設けたが、これに対して2群レンズ12のレンズ周りの対応する位置よりも光軸に対して外側で、センサーマグネット122bの外側に2群レンズホルダー120のストッパー120d、2群筒121のストッパー121eを設けた例である。他の部分は今まで第1の実施例で説明してきたものと同じであるため詳細説明は省略する。比較のためマグネットの内側の第1実施例のストッパー角度α、βを示す線を図中に残してあるが第2実施例のマグネット外側の場合は、回転中心Oを頂点とする円錐面の光軸に対するストッパー120dの角度α‘及びストッパー120eの角度β‘はそれぞれ角度α、βに比べてかなり大きくなる。最大チルト角を第1実施例とも同じにしているため、
最大チルト角:β−α=β’−α‘
の関係が成り立つ。突き当て時はストッパー120dとストッパー121eは平行に接するように当たる。
衝突するストッパー120dの面と2群レンズ12及びその2群レンズホルダー120と全マグネットを含んだチルト群全部の重心Gの位置での回転方向をベクトルAとすると、位置関係とストッパーの角度からストッパー121eからストッパー120dに受ける反発力はストッパー面121eと垂直の方向の図10で図示したベクトルCになり、反発力CのベクトルはAに対する角度α‘が大きく当たる面が光軸からより遠いためその反発力Cのベクトルの延長線は重心Gから遠くなり、このことから図中のD方向の回転モーメントが衝突時に発生する。
図15には第2実施例の3群のチルト防振レンズ群である3群レンズ103が光軸中心と同一角度を向いている状態の3群全体の光軸を通る断面図を示す。図16は3群の転動球133の一部を通る光軸方向における断面図を示す。第1実施例との違いは3群筒131側の受け面131bを球面から平面に変更したことである。他の概略は第1実施例と同じなため省略し、違う部分のみを説明する。
図16は図15にfig16で示す線で切った矢印方向からみた断面図である。
転動球133と3群筒131が接する高さの断面図である。図16の断面図に示したR3aは転動球133と3群筒131が接する3群筒131断面上の円の半径であり、受け面131bは平面なので図16の断面上ではこの半径R3aの円に接した直線状になっている。受け面130bの断面上の直線は転動球133と接している。
図15に示したV‘、図16に示したW’は3群チルト機構を駆動することによりそれぞれ転動球133が最大動いた場合の転動球133と受け面131bの接点の移動幅である。V‘、W’どちらも半径R3、球の断面半径R3aの曲率と比較すると十分に小さい。またVとWはどちらも転動球133の直径に比べても小さい幅となっている。これは転動球133が点当たりで転がり移動するためで、3群レンズホルダー130と3群筒131の間にあり、これらの相対移動量の半分しか動かないためである。よって受け面131bの面精度が必要な部分はV‘W’で囲まれた範囲のみであるが、ここでの球R3、半径R3aの曲率を考慮すると受け面131bが平面であっても球面R3との差は光学系にもよるが数ミクロン程度であり、寸法公差内に収めることが可能である。よって受け面30bが平面であっても光学性能上の問題はないため、平面にすることが可能である。平面化することにより部品をモールド型で作成するのが簡易化され、また部品の測定も容易になり精度向上になる。
また第1実施例同様に受け面130bも平面化しているため、このことによる調芯作用の効果も第1実施例と同様にある。但し受け面131bを平面化したことにより、第1実施例の受け面31bの凹球面に比較すると転動球133が動ける空間が光軸から外側に増えるため、レンズホルダー130が光軸周りに回転する際に転動球133は光軸から遠ざかる方向に動きやすくなる。このため第1実施例に比べて引っ張りスプリング134によって調芯される力が弱くなるため、電源オフ時の3群レンズ103の光軸の向きは第1実施例と比べるとばらつきが出易くなる。
[第3の実施の形態]
図17には第3実施例の3群のチルト防振レンズ群である3群レンズ203が光軸中心と同一角度を向いている状態の3群全体の光軸を通る断面図を示す。図18は3群の転動球233の一部を通る光軸方向における断面図を示す。第1実施例との違いは3群レンズホルダー230側の受け面230bを平面から中心軸がO‘を通る半径R2の円柱面に変更したことである。他の概略は第1実施例と同じなため省略し、違う部分のみを説明する。
3群レンズホルダー230の転動球233と接触する受け面230bをO‘を中心軸上に持つ3つの円柱面とした。円柱の軸は3つの各面ごとにそれぞれの転動球の設置方向と光軸を結んだ線と直角の方向にある。よって図17の断面図では受け面230bはR2の円孤状になっている。このことにより実施例1、2ではレンズホルダー側の受け面30b、130bは平面になっているため、実施例1の電源オフ時に調芯される原理と同様にしてチルト方向に大きな角度回転させようとすると受け面30b、130bの端部が平面化することによりR2より出っ張ってしまうため、大きな角度でのチルト方向の回転を阻害してしまうことで、チルト角度を一定以上大きくできなくなる場合があった。受け面230bを円柱面にすることによりこの問題が解決され、大きな角度でも従来通りのチルト角で回転可能になる。
図18は図17にfig18で示す線で切った矢印方向からみた断面図である。転動球233と3群筒231が接する高さの断面図である。図18の断面図に示したR2aは転動球233と3群レンズホルダー230が接する3群レンズホルダー230断面上の円の半径であり、受け面231bは平面なので図18の断面上ではこの半径R2aの円に接した直線状になっている。受け面230bの断面上の直線は転動球233と接している。
この断面形状は実施例1の図13と同じになり、円柱面である受け面230bの断面は直線状になるため、実施例1と同じ原理で光軸周りに3群レンズホルダー230が回転することを防止することができる。
以上説明してきたように、本発明の防振機構は、チルト防振で本来球を受ける面が球R面であるのを、第1実施例ではチルト可動側の球を受ける面を凸球面に接するに平面にするもので、固定側は凹球面のままである。第2実施例では、防振機構のチルト防振で球を受ける面の両面を球Rに接する平面にしてボールを挟む形にするものである。これらのことによりボール受け面の型補正の簡易化して、部品作製および測定を容易にすることで精度の向上による光学性能向上を図り、電源オフ時にチルト群の向きを中心保持可能にし、ロールを防止するという効果がある。
また第3実施例では固定側は凹球面のままであるが、凸球面側を光軸を通る断面では球Rと同じ半径の円弧、光軸と垂直な平面では直線になるような円柱面とすることにより、チルト方向では回転しやすく、光軸を軸とした回転方向では回転しにくくすることができロール防止効果がある。
以上により安定した光軸の位置出しが可能となり、撮影レンズとしての光学性能を上げることができる。
1 1群レンズ、2 2群レンズ、3 3群レンズ、4 4群レンズ、
5 5群レンズ、6 光学フィルタ、7 撮像素子、8 シャッターユニット、
9 絞りユニット、20 2群レンズホルダー、20a ストッパー面(円錐面)、
20b 球受け面(凹球面)、20c 爪部、21 2群筒、
21a ストッパー面(4角錐面)、21b 球受け面(凸球面)、21c 爪部、
21d フォロア、22a 駆動マグネット、22b センサーマグネット、
23 転動球、24 引っ張りスプリング、25 ホール素子、
26 コイルボビンユニット、26a 巻き線、27 ビス、
28 フロントマスク、29 FPC、30 3群レンズホルダー、
30b 球受け面(平面)、30c 爪部、31 3群筒、
31b 球受け面(凹球面)、32 マグネット、33 転動球、
34 引っ張りスプリング35 ホール素子、36 コイルボビンユニット、
36a 巻き線、37 ホール素子ホルダー、38 フロントマスク、
39 FPC、130b 球受け面(平面)、131 3群筒、
131b 球受け面(平面、)230 3群レンズホルダー、
230b 球受け面(円柱面)、231b 球受け面(凹球面)、
O,O‘ チルト回転中心、G チルトレンズ2群重心位置、
V,V‘ 接点の移動幅、W,W‘ 接点の移動幅

Claims (7)

  1. 光学系の一部のレンズ群(203)を光軸上の1点(O’)を中心としたチルト移動させて防振撮影を行う光学系(1−5)を持つレンズ鏡筒において、3個の転動ボール(33)があり、チルト群のレンズ(3)を保持する移動保持枠(30)があり、前期移動保持枠(30)を転動球(33)を介して保持するためのベース保持枠(31)があり、転動ボールを受ける前記移動保持枠(30)及び前記ベース保持枠(31)にそれぞれボール受け面(30b,31b)があり、転動ボール(33)と接触するボール受け面(30b)の一部をチルト移動中心点(O’)を中心とする球Rに接する平面(30b)にすることを特徴とするレンズ鏡筒。
  2. 前記平面にするボール受け面(30b)はチルト移動中心点を中心とする球R面が凸Rになっている方のボール受け面を平面にすることを特徴とする請求項1に記載のレンズ鏡筒。
  3. 前記平面にするボール受け面(31b)はチルト移動中心点(O’)を中心とする球R面が凹Rになっている方のボール受け面(31b)を平面にすることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載のレンズ鏡筒。
  4. 前記平面にするボール受け面(31b)はチルト移動中心点(O’)を中心とする球R面が可動側の移動保持枠(30)である請求項1に記載のレンズ鏡筒。
  5. 固定のベース保持枠(31)側球受け面(31b)を平面にする請求項1に記載のレンズ鏡筒。
  6. 前記平面にするボール受け面は両側の球受け面(30b,31b)を平面にする請求項1に記載のレンズ鏡筒。
  7. 光学系の一部のレンズ群を光軸上の1点(O’)を中心としたチルト移動させて防振撮影を行う光学系を持つレンズ鏡筒において、3個の転動ボール(233)があり、チルト群のレンズ(203)を保持する移動保持枠(230)があり、前記移動保持枠(230)を転動球(233)を介して保持するためのベース保持枠(231)があり、転動ボールを受ける前記移動保持枠(230)及び前記ベース保持枠(231)にそれぞれボール受け面(230b,231b)があり、転動ボール(233)と接触するボール受け面(230b)の一部をチルト移動中心点(O’)を中心とする球Rに接する円柱面(230b)にすることを特徴とするレンズ鏡筒。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2020243862A1 (zh) * 2019-06-01 2020-12-10 瑞声光学解决方案私人有限公司 镜头组件

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