JP2019007766A - 羽根部材並びに羽根部材を備える流れ視認部材及び管部材 - Google Patents

羽根部材並びに羽根部材を備える流れ視認部材及び管部材 Download PDF

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Abstract

【課題】流速に対する回転速度の上昇を抑えることができるようにした羽根部材を提供する。【解決手段】当該羽根部材108は、少なくとも一部が透明材料によって構成された流体配管内において該少なくとも一部を通して視認可能に配置され、流体配管を流れる流体によって流体配管の長手軸線Lを回転中心軸線Cとして回転されるように取り付けられる。羽根部材108は、本体部142の外周面上に形成された2つの羽根146a、146bと2つの流体抵抗部147a、147bとを備える。流体抵抗部147a、147bは回転中心軸線Cを含む1つの平面Fに沿って形成された平板形状を有し、羽根部材108が回転したときに流体から抵抗を受けて羽根部材108の回転速度を抑制する。【選択図】図2

Description

本発明は、少なくとも一部が透明材料によって構成された流体配管内において外部から視認可能に配置され、流体配管を流れる流体によって回転されるように取り付けられる羽根部材、該羽根部材を備え流体配管に組み込まれて流路の一部を構成して流体配管内を流れる流体を視認するための流れ視認部材、及び流れ視認部材が組み込まれた管部材に関する。
流体配管内の流体の流れを確認するために、透明材料で構成された筒状部材の内側に羽根部材を回転可能に配置した流れ視認用部材が知られている(特許文献1、2)。このような流れ視認用部材においては、羽根部材の回転を目視により確認することによって筒状部材の内側を流体の流れを視認できるようになっている。特に特許文献1に示すものにおいては、羽根部材の一部に色やマークを付けて、羽根部材の回転をより容易に確認できるようにしている。
特開2004−251793号 特開平7―12602号
流体の流速が遅いときには、羽根部材はゆっくりと回転するため羽根部材に付けた色やマークの移動が目視で容易に確認できる。そのため、羽根部材が回転していること、すなわち流体が流れていることを一目で容易に確認することができる。しかしながら流速が速くなると、それにともなって羽根部材の回転速度も速くなっていき、羽根部材の回転があまりに速くなると羽根部材につけた色やマークが移動していることをもはや目視では確認できなくなる。そのため、羽根部材が回転していることを一目で確認することが難しくなり、流体の流れの有無を誤認する虞が生じる。
そこで本発明は、上記従来技術の問題点に鑑み、流速に対する回転速度の上昇を抑えることができるようにした羽根部材、並びに該羽根部材を備えた流れ視認用部材及び管部材を提供することを目的とする。
すなわち本発明は、
少なくとも一部が透明材料によって構成された流体配管内において該少なくとも一部を通して視認可能に配置され、該流体配管を流れる流体によって該流体配管の長手軸線を回転中心軸線として回転されるように取り付けられる羽根部材であって、
該回転中心軸線に沿って延在し、流体配管に対して回転可能に保持される本体部と、
該本体部の外周面上に形成され、該流体配管を流れる流体によって回転方向への力が生じるように該回転中心軸線に対して傾斜した面を有する羽根と、
該回転中心軸線を含む1つの平面に沿って該本体部の外周面から突出した流体抵抗部と、
を備える羽根部材を提供する。
当該羽根部材においては、回転中心軸線を含む1つの平面に沿って本体部の外周面から突出した流体抵抗部を備えており、当該羽根部材が回転したときにこの流体抵抗部が流体配管を流れる流体から抵抗を受けるようになるため、回転方向とは逆向きの力を受けて羽根部材の回転速度の上昇を抑えることが可能となる。これにより、流体による羽根部材の回転を目視によってより容易に確認することができ、従って流体の流れの視認をより容易に行なうことが可能となる。
好ましくは、該流体抵抗部が、該1つの平面に沿って該回転中心軸線の方向に延びる平板形状とされているようにすることができる。
流体抵抗部を平板形状とすることにより、流体抵抗部が受ける抵抗力が大きくなり、回転速度の上昇をより効果的に抑えることが可能となる。
好ましくは、該羽根が、該1つの平面に対して互いに反対側に位置する第1羽根及び第2羽根からなり、該第1羽根及び該第2羽根のそれぞれが該本体部の外周面から該1つの平面に対して略垂直な方向に突出するようにすることができる。この場合には、該第1及び第2羽根がそれぞれ該1つの平面を垂直方向で見て該回転中心軸線に対して斜めに直線的に延びる平板形状とされているようにすることができる。さらには、該流体抵抗部が、該1つの平面に沿って互いに反対向きに延在する第1流体抵抗部及び第2流体抵抗部からなるようにすることができる。
このような形状とすることにより、当該羽根部材を樹脂成形する際に使用する金型を該1つの平面に沿って分割されるようなものとすることができ、その場合には成形された当該羽根部材の金型からの離型を容易に行なうことが可能となり、不良率を低下させることが可能となる。
さらにこの場合には、当該羽根部材が、第1樹脂材料と、該第1樹脂材料とは異なる色の第2樹脂材料とにより形成された二色成形部材であり、該1つの平面を境にして、一方の側が該第1樹脂材料により形成され、他方の側が該第2樹脂材料により形成されているようにすることができる。
当該羽根部材を二色成形部材とすることにより、羽根部材の回転を色の変化で容易に確認することが可能となる。また上述のように該1つの平面で分割されるような金型を使用して、金型のそれぞれの部分に第1樹脂材料と第2樹脂材料を流し込むようにすることにより、二色成形を容易に行なうことが可能となる。
また本発明は、
流体配管に組み込まれて、該流体配管の流路の一部を構成し、該流体配管内を流れる流体を視認するための流れ視認用部材であって、
少なくとも一部が透明材料によって構成され、該流路の一部を画定する貫通した通路を有し、該少なくとも一部を通して該通路の内部を視認可能とした管状窓部材と、
該管状窓部材の該通路内に該通路の長手軸線の方向に延びる回転中心軸線を中心に回転可能に取り付けられ、該流路を流れる流体によって回転される、上述の何れかの羽根部材と、
を備える流れ視認用部材を提供する。
好ましくは、
該管状窓部材は、当該流れ視認用部材が流体配管に組み込まれたときに外部に露出する窓外周面と、該窓外周面の径方向内側に位置する窓内周面とを有し、該通路の内部が該窓外周面と該窓内周面とを通して視認可能とされており、該窓外周面は、該窓外周面の曲率中心が該窓内周面の曲率中心と該窓外周面との間の位置となるように形状付けられているようにすることができる。また、具体的には、該窓外周面と該窓内周面の横断面が、それぞれ円弧状であるようにすることができる。
窓外周面と窓内周面とが上述のような形状となっていることにより、管状窓部材内に配置された羽根部材がより大きく拡大されて見えるようになるため、羽根部材の回転をさらに容易に確認することが可能となる。
さらに本発明は、
流体配管部材の間に組み込まれて流体配管の一部を構成する管部材であって、
通路を画定する管部材本体であって、該通路の長手軸線に対して側方から該通路に連通するように開口した側方開口部を有する管部材本体と、
該側方開口部を通して該管部材本体に組み込まれる、上述の流れ視認用部材であって、該管部材本体に組み込まれたときに該管状窓部材の通路が該管部材本体の通路と連通して当該管部材の流路を構成する、流れ視認用部材と、
該管部材本体に取り付けられる保持部材であって、該流れ視認用部材の該管状窓部材と係合して該管状窓部材を該管部材本体に組み込まれた位置に保持する保持位置と、該管状窓部材から離れて該管状窓部材に対する保持を解除し該流れ視認用部材が該管部材本体から該側方開口部を通して取り外し可能となる解放位置との間で変位可能とされた保持部材と、
を備える管部材を提供する。
以下、本発明に係る羽根部材、流れ視認用部材、及び管部材の実施形態を添付図面に基づき説明する。
本発明の第1の実施形態に係る管部材の斜視図である。 図1の管部材における、管状窓部材と羽根部材と保持部材の分解斜視図である。 図2の管状窓部材と羽根部材と保持部材の異なる方向から見た分解斜視図である。 図1の管部材の側面断面図である。 図1の管部材における管部材本体の横断面図である。 図1の管部材における羽根部材の側面図である。 図6の羽根部材の前面図である。 本発明の第2の実施形態に係る管部材の側面断面図である。
本発明の一実施形態に係る管部材100は、図1乃至図4に示すように、両端に流体配管部材(図示しない)がそれぞれ連結される管部材本体102と、管部材本体102に取り付けられた管状窓部材104及び保持部材106と、管状窓部材104に取り付けられた羽根部材108と、を備える。当該管部材100は、流体配管部材の間に組み込まれて流体配管の一部を構成する。管状窓部材104は全体が透明材料により構成されており、管状窓部材104と羽根部材108とで流れ視認用部材110を構成している。管状窓部材104の内部に配置されている羽根部材108は、透明な管状窓部材104を通して外部から視認可能となっている。羽根部材108は当該管部材100の流路112内の流体の流れにより回転されるようになっており、羽根部材108の回転を透明な管状窓部材104を通して視認することにより、流路112内の流体の流れの有無を確認できるようになっている。
管部材本体102は、筒状の前方部分114と、筒状の後方部分116と、それらの間の中間部分118とからなる。図4に示すように、管部材本体102は前方部分114の前方開口120から後方部分116の後方開口122にまで延びる第1通路124を画定している。前方部分114と後方部分116にはそれぞれ流体配管部材を固定するための雌ネジ部126が形成されている。また、中間部分118は前方部分114と後方部分116とを連結する2つの支柱部128を有しており、これら支柱部128の間に第1通路124の径方向で対向する第1側方開口部130と第2側方開口部132(図1)が形成されている。これら側方開口部130、132は第1通路124の長手軸線Lに対して側方から該第1通路124に連通するように開口している。後方部分116と中間部分118とは一体の部材として構成され、前方部分114は、後方部分116及び中間部分118とは別体の部材とされて中間部分118に対して長手軸線Lを中心に回転可能に取り付けられている。このような構成により、前方部分114と後方部分116とのうちの一方の雌ネジ部126に流体配管部材を既に固定してある状態で他方の雌ネジ部126に流体配管部材を固定するときに、該他方を次に取り付ける流体配管部材に対して回転させることが可能となるため、流体配管部材を回転させることなく、該他方の雌ネジ部126を該流体配管部材に固定することができるようになる。また、使用者が羽根部材108を管状窓部材104を通して視認するのに際して支柱部128が視認の邪魔にならない位置となるように中間部分118の回転方向位置を変更することができるようにもなる。
管状窓部材104は、筒状の周壁部134を有し、図3及び図4に示すように周壁部134が画定する第2通路136の中央にまで周壁部134から径方向内側に伸びる軸保持部144を有している。管状窓部材104の外周面104bには平らな保持面104dが形成されており、管部材本体102に組み込まれたときにこの保持面104dが管部材本体102の支柱部128に対して面接触して保持されるようになっている。管状窓部材104は、組立状態において管部材本体102に組み込まれたときに、その周壁部134の前端部138が管部材本体102の前方部分114の内側に挿入されて管部材本体102と長手軸線Lの方向で整合した位置となる。また前端部138は前方部分114の内周面114aに密封係合しており、管状窓部材104の第2通路136が管部材本体102の前方部分114において第1通路124と連通した状態となっている。
また管状窓部材104は、図5に示すように、管部材本体102に組み込まれたときに外部に露出する窓外周面105aと、窓外周面105aの径方向内側に位置して第2通路136を画定している窓内周面105bとを有し、第2通路136内に配置された羽根部材108は、これら窓外周面105aと窓内周面105bとを通して視認可能となる。また、窓内周面105bは横断面が円形の内周面104cの一部となっている。本実施形態における管状窓部材104においては、横断面が円弧状の窓外周面105aが、その曲率中心P1が窓内周面105bの曲率中心P2と窓外周面105aとの間の位置となるように形状付けられている。したがって、周壁部134の径方向での壁厚は、窓外周面105aの中央部で最も厚く、端に向かうに従って次第に薄くなる形状となる。なお図5においては窓外周面105aの円弧を通る仮想円Vを破線で示している。このような窓外周面105aと窓内周面105bとによりレンズが構成され、第2通路136内の羽根部材108は外部から見たときに拡大されて見えるようになり、羽根部材108の視認性が良くなる。なお、窓外周面105aと窓内周面105bとは横断面が円形又は円弧である必要は必ずしもなく、非円弧状の面としても良い。
羽根部材108は、管状窓部材104の軸保持部144によって回転可能に保持される回転軸を構成している本体部142と、この本体部142の外周面142a上に配置された第1羽根146a及び第2羽根146bと、これら第1及び第2羽根146a、146bの間において外周面142a上に配置された第1流体抵抗部147a及び第2流体抵抗部147bと、を備える。
羽根部材108の第1及び第2流体抵抗部147a、147bは、図7に示すように、回転中心軸線Cを含む1つの平面Fに沿って本体部142の外周面142aから互いに反対向きに(図7で見てそれぞれ上方と下方に)突出し、また図6に示すように該1つの平面Fに沿って回転中心軸線Cの方向(図6で見て左右方向)に延びた、平板形状とされている。第1及び第2羽根146a、146bは、該1つの平面Fに対して互いに反対側に位置し、本体部142の外周面142aから該1つの平面Fに対して略垂直な方向(図7で見て左右方向)に突出するように形成されている。第1羽根146aは、該1つの平面Fを垂直方向で見て(すなわち図6の方向で見て)回転中心軸線Cに対して斜めに直線的に延びた平板形状とされている。これにより第1羽根146aには回転中心軸線Cに対して傾斜した面が形成されることになり、流体が長手軸線Lの方向(すなわち、回転中心軸線Cの方向)で流れたときに、羽根部材108には流体によって回転方向への力が生じるようになる。第2羽根146bも第1羽根146aと同様の形状を有する。羽根部材108は、流路112内を流体が流れたときに第1及び第2羽根146a、146bが流体から受ける回転方向への力により回転中心軸線Cの周りで回転する。一方で第1及び第2流体抵抗部147a、147bは、上述のように回転中心軸線Cの方向に延びていて、回転中心軸線Cに対して傾斜した面を構成しないので、羽根部材108が静止している状態では第1及び第2流体抵抗部147a、147bには流体による回転方向への力は作用しない。しかしながら、羽根部材108が回転しているときには、第1及び第2流体抵抗部147a、147bは流体から回転方向とは逆向きの抵抗力を受ける。従って、第1及び第2流体抵抗部147a、147bは、第1及び第2羽根146a、146bが流体から受ける回転方向への力の一部を打ち消すことになり、羽根部材108が全体として流体から受ける回転方向への合力を小さくして、羽根部材108の回転速度の上昇を抑えるように機能する。なお、流体抵抗は物体と流体との間の相対速度の二乗に比例するため、流れる流体の流速が速くなって羽根部材108の回転速度が速くなるほど、第1及び第2流体抵抗部147a、147bが流体から受ける抵抗力は大きくなる。すなわち、第1及び第2流体抵抗部147a、147bによる回転速度抑制の効果は、羽根部材108の回転速度が速くなるほど大きくなる。なお、第1及び第2流体抵抗部147a、147bの形状は、平面形状である必要は必ずしもなく、径方向外側に延びる円柱や角柱のような形状としてもよいし、そのような柱状のものを回転中心軸線Cの方向で複数並べたものとしてもよい。また、回転軸142の一方の側にのみ流体抵抗部を有するようにしてもよい。
当該羽根部材108は、赤色の第1樹脂材料と黄色の第2樹脂材料とによって樹脂成形された二色成形部材となっている。当該羽根部材108を成形するための金型(図示しない)は、図7に示す1つの平面Fで分割されるような2つの型により構成される。すなわち、成形された羽根部材108は、該1つの平面Fに対して垂直な方向で金型から抜かれるようになる。ここで、当該羽根部材108は、特に第1及び第2羽根146a、146b並びに第1及び第2流体抵抗部147a、147bが金型の抜き方向(図7で見て左右方向)で引っかかりのない形状となっているため、金型からの離型を容易に行なうことが可能となっている。また当該羽根部材108は、第1樹脂材料を第1羽根146aに対応する側の型から注入し、第2樹脂材料を第2羽根146bに対応する側の型から注入して形成される。従って、成形された羽根部材108は、該1つの平面Fを境にして、図7で見て左側が赤色の第1樹脂材料により形成され、右側が黄色の第2樹脂材料により構成される。すなわち当該羽根部材108は、半分が赤色でもう半分が黄色である二色の部材となっている。このように羽根部材108が異なる2つの色を有することにより、羽根部材108の回転を色の変化によって容易に視認することができるようになる。なお、本実施形態においては、赤色と黄色の2色となっているが、他の色の組み合わせとすることも当然に可能である。また、上述のように、このような二色成型を行うための金型は1つの平面Fで分割されるような金型とすることができ、金型の型割りを簡易化できるため、金型製作が比較的に容易になる。
保持部材106は、筒状の周壁部148を有し、図4に示すようにその内側に第3通路150を画定している。また、周壁部148の前端面148aには、第3通路150を径方向に横断するように延在する羽根支持部152が設けられており、この羽根支持部152により羽根部材108の後端部154を後方から支持している。保持部材106は、組立状態において、その後端部156が管部材本体102の後方部分116内に挿入されて管部材本体102と長手軸線Lの方向で整合した位置となる。後端部156は管部材本体102の後方部分116の内周面116aと密封係合し、また前端部158は管状窓部材104の後端部160と密封係合している。これにより保持部材106の第3通路150は、第1通路124及び第2通路136と連通して、これら第1通路124及び第2通路136とともに当該管部材100の流路112を構成している。保持部材106はさらに、図3に示すように、周壁部148から径方向外側に突出する2つの突状部162を有する。突状部162の管状窓部材104に面する側の面は保持部材106が回転したときに管状窓部材104の後端面104aと摺動する摺動係合面162aとなっており、この摺動係合面162aに長手軸線Lの方向での可撓性を有するようにされた可撓部163が設けられている。この可撓部163には係止突起166が形成されている。係止突起166は、組立状態において、管状窓部材104の後端面104aに形成された係止凹部168に受け入れられて、管状窓部材104に対する保持部材106の回転方向での位置が保持されるようになっている。保持部材106は、図1に示されるように係止突起166が係止凹部168に係止されている係止回転位置にあるときには、係止突起166と係止凹部168との係合により周方向での回転が抑制される。保持部材106が管部材本体102及び管状窓部材104に対して係止回転位置から回転されたときには、係止突起166は、係止凹部168から外れて、管状窓部材104の後端面104aの周囲に形成されている周囲凹部169内を移動する。係止突起166は周囲凹部169内に位置しているときには管状窓部材104には接触しない。また、突状部162の後側の面には傾斜面162bが形成されており、保持部材106を整合回転位置から係止回転位置に回転させる際に突状部162が管部材本体102の受入凹部170の角に引っ掛かりにくくなるようにしている。
羽根部材108の回転軸(本体部)142は前端部180に後方に面した段部182を有する。図4の組立状態においては、回転軸142の段部182が軸保持部144の係止部178に当接又は近接し、また回転軸142の後端面184が保持部材106の羽根支持部152によって支持される。これにより羽根部材108は回転中心軸線Cの方向での位置が保持される。管状窓部材104を管部材本体102から取り外した状態においては、羽根部材108はその回転軸142の後端部176の側をつまんで引っ張ることにより、回転軸142の段部182と軸保持部144の係止部178との係合が外れて、羽根部材108を管状窓部材104から取り外すことができる。又は、管状窓部材104の軸保持部144から前方に飛び出ている回転軸142の前端部180を手や細い棒状の部材などで押すことにより、羽根部材108を管状窓部材104から取り外すようにすることもできる。
当該管部材100は、管部材本体102に流体配管部材が連結固定されて流体配管に組み込まれている状態で、管状窓部材104を取り付け及び取り外しできるようになっている。管状窓部材104を取り外す際の手順は以下の通りである。
まず、図1の組立状態において互いに係合している保持部材106の係止突起166と管状窓部材104の係止凹部168との係合を解除できる程度の力を回転方向に加えることにより該係合を解除し、保持部材106を突状部162が管部材本体102の後方部分116に形成された受入凹部170と長手軸線Lの方向で整合する整合回転位置にまで回転させる。次に保持部材106を長手軸線Lの方向で後方に変位させて解放位置とする。保持部材106は解放位置において管状窓部材104から離れた位置となり、保持部材106の管状窓部材104に対する保持は解除される。なお、整合回転位置においては保持部材106を保持位置から解放位置に変位させる過程において保持部材106の突状部162が管部材本体102の受入凹部170内に受け入れられることにより、保持部材106は解放位置にまで変位することが可能となっている。一方で、整合回転位置にない状態において保持部材106を保持位置から解放位置に向かって後方に変位させようとすると保持部材106の突状部162が管部材本体102の後方部分116と干渉するため、保持部材106は解放位置にまで変位できない。次に管状窓部材104を管部材本体102に組み込まれている組み込み位置から後方に向かって引いて管部材本体102の前方部分114から引き抜き、連通解除位置とする。この連通解除位置においては、管状窓部材104と管部材本体102の前方部分114との密封係合が解除されて第1通路124と第2通路136との連通も解除される。連通解除位置となった管状窓部材104を管部材本体102の第1側方開口部130を通して引き出すことにより、管状窓部材104はその中に取り付けられている羽根部材108とともに管部材本体102から取り外される。このように当該管部材100においては、管状窓部材104を取り外す際に管部材本体102を流体配管部材から取り外す必要がない。
取り外した管状窓部材104を取り付ける際には上述の取り外しの手順を逆に行なう。管状窓部材104は第1側方開口部130と第2側方開口部132との何れを通してでも管部材本体102内に挿入して組み込むことができる。図1に示すように、管部材本体102の第1及び第2側方開口部130、132の側縁となる支柱部128には長手軸線Lの方向に延在するガイド面172が形成されており、また管状窓部材104にはその外周面104b上を長手軸線Lの方向に延びるガイド部174が設けられている。管状窓部材104を第1及び第2側方開口部130、132のいずれかを通して管部材本体102に挿入すると、管状窓部材104のガイド部174が管部材本体102のガイド面172に当接して、管状窓部材104が管部材本体102に対して長手軸線Lの方向で整合した位置となり互いに同軸状となる。これらガイド面172とガイド部174とより、管状窓部材104が、挿入する際に通した側方開口部130、132とは反対側の側方開口部130、132から抜けてしまうことがなくなり、また管状窓部材104と管部材本体102との位置合わせも容易となる。さらに管状窓部材104を連通解除位置から組み込み位置に向かって前方に変位させる際には、ガイド部174がガイド面172上を摺動して管状窓部材104が適切な位置へと案内されるようにもなる。
当該管部材100においては、管状窓部材104が管部材本体102から取り外された状態において、保持部材106を前方に変位させて管部材本体102の後方部分116から引き抜き、さらに第1及び第2側方開口部130、132を通して管部材本体102から取り外すことができるようにもなっている。
当該管部材においては、上述のように、羽根部材108が第1及び第2流体抵抗部147a、147bを有しており、当該羽根部材が回転したときにこの第1及び第2流体抵抗部147a、147bが流体配管を流れる流体から流体抵抗を受けるようになる。そのため、当該羽根部材108は第1及び第2流体抵抗部147a、147bにおいて回転方向とは逆向きの力を受けて回転速度の上昇が抑えられる。これにより、流体による羽根部材の回転を目視によってより容易に確認することができ、従って流体の流れの視認をより容易に行なうことが可能となる。
羽根部材の第1及び第2流体抵抗部147a、147bは、上述のように、主として羽根部材108の回転速度の上昇を抑えるために設けられているが、羽根部材108が取り付けられた管状窓部材104を管部材本体102に組み込むときの羽根部材108の姿勢を維持する役割も同時に担っている。すなわち、管状窓部材104が取り外されている状態においては、羽根部材108の回転軸142は管状窓部材104の軸保持部144による片持ちの状態となるため、羽根部材108は管状窓部材104に対して容易に傾いてしまうが、第1及び第2羽根146a、146bの間に第1及び第2流体抵抗部147a、147bが配置されていることにより、これらの部分が管状窓部材104の内周面104cと係合して、羽根部材108の傾きが抑えられるようになる。特に当該実施形態における羽根部材108は、上述のように二色成形部材とするために、第1及び第2羽根146a、146bが図7で見て左右にのみ延びていて上方及び下方には延びない形状となっているため、第1及び第2流体抵抗部147a、147bがない場合には、羽根部材108は該上方及び下方に大きく傾くことになってしまう。そのように羽根部材108が大きく傾いた場合には、管状窓部材104を管部材本体102に組み込む際に回転軸142の後端面184が羽根支持部152によって適切に支持されなくなってしまう。これに対して上述のようにして第1及び第2流体抵抗部147a、147bにより管状窓部材104に対する羽根部材108の傾きが所定の範囲内に収まるようにすることで、羽根部材108の回転軸142の後端面184が保持部材106の羽根支持部152に適切に嵌まって保持されるようになる。すなわち、第1及び第2流体抵抗部147a、147bにより羽根部材108の傾きを抑えることで、羽根部材108が取り付けられた状態の管状窓部材104の取り付け作業を容易に行なうことが可能となる。
本発明の第2の実施形態に係る管部材200は、図8に示すように、第1の実施形態に係る管部材100に対して、羽根部材208の保持形態が異なっている。具体的には、羽根部材208の回転軸242の前端面286と後端面284とがそれぞれ先細形状とされ、また管状窓部材204の軸保持部244がキャップ状とされ、さらに保持部材206の羽根支持部252に円錐状の凹部288が形成されている。羽根部材208の前端面286のテーパー角は管状窓部材204の軸保持部244のテーパー角よりも鋭角となっており、また羽根部材208の後端面284のテーパー角も保持部材206の円錐状の凹部288のテーパー角よりも鋭角となっている。したがって、羽根部材208の前端面286及び後端面284は、それぞれ、軸保持部244と円錐状の凹部288とに対して基本的にはそれらの先端部において接触するようになる。これにより、羽根部材208の回転軸242と軸保持部244及び羽根支持部252との接触面積が小さくなり、回転時の摩擦抵抗が低減される。
以上に本発明の実施形態について説明をしたが、本発明はこれら実施形態に限定されるものではない。例えば、羽根部材の羽根及び流体抵抗部の位置および数は適宜変更してもよい。また当該羽根部材は、上述のような管状窓部材の取り外しを容易に行えるようにした管部材100、200以外の他の流体配管において使用することもできる。また、管状窓部材はその全体を透明材料により構成する必要はなく、管部材本体に組み込まれた状態において流路内の羽根部材が視認できるようになっていれば一部だけを透明材料により構成するようにしてもよいし、透明材料は羽根部材を視認できる限りにおいては色付きのものでも曇りガラス状の完全には透明でないものでもよい。
管部材100;管部材本体102;外周面102a;管状窓部材104;後端面104a;外周面104b;内周面104c;保持面104d;窓外周面105a;窓内周面105b;保持部材106;羽根部材108;流れ視認用部材110;流路112;前方部分114;内周面114a;後方部分116;内周面116a;中間部分118;前方開口120;後方開口122;第1通路124;雌ネジ部126;支柱部128;第1側方開口部130;第2側方開口部132;(管状窓部材104の)周壁部134;第2通路136;前端部138;回転軸(本体部)142;外周面142a;軸保持部144;第1羽根146a;第2羽根146b;第1流体抵抗部147a及び第2流体抵抗部147b;(保持部材106の)周壁部148;前端面148a;第3通路150;羽根支持部152;(羽根部材108の)後端部154;(保持部材106の)後端部156;(保持部材106の)前端部158;(管状窓部材104の)後端部160;突状部162;摺動係合面162a;傾斜面162b;可撓部163;係止突起166;係止凹部168;周囲凹部169;受入凹部170;ガイド面172;ガイド部174;(回転軸142の)後端部176;係止部178;前端部180;段部182;後端面184;
管部材200;保持部材206;羽根部材208;回転軸242;軸保持部244;羽根支持部252;後端面284;前端面286;円錐状の凹部288;
長手軸線L;回転中心軸線C;曲率中心P1;曲率中心P2;仮想円V;1つの平面F;

Claims (10)

  1. 少なくとも一部が透明材料によって構成された流体配管内において該少なくとも一部を通して視認可能に配置され、該流体配管を流れる流体によって該流体配管の長手軸線を回転中心軸線として回転されるように取り付けられる羽根部材であって、
    該回転中心軸線に沿って延在し、流体配管に対して回転可能に保持される本体部と、
    該本体部の外周面上に形成され、該流体配管を流れる流体によって回転方向への力が生じるように該回転中心軸線に対して傾斜した面を有する羽根と、
    該回転中心軸線を含む1つの平面に沿って該本体部の外周面から突出した流体抵抗部と、
    を備える羽根部材。
  2. 該流体抵抗部が、該1つの平面に沿って該回転中心軸線の方向に延びる平板形状とされた、請求項1に記載の羽根部材。
  3. 該羽根が、該1つの平面に対して互いに反対側に位置する第1羽根及び第2羽根からなり、該第1羽根及び該第2羽根のそれぞれが該本体部の外周面から該1つの平面に対して略垂直な方向に突出するようにされた、請求項1又は2に記載の羽根部材。
  4. 該第1及び第2羽根がそれぞれ該1つの平面を垂直方向で見て該回転中心軸線に対して斜めに直線的に延びる平板形状とされている、請求項3に記載の羽根部材。
  5. 該流体抵抗部が、該1つの平面に沿って互いに反対向きに延在する第1流体抵抗部及び第2流体抵抗部からなる、請求項3又は4に記載の羽根部材。
  6. 当該羽根部材が、第1樹脂材料と、該第1樹脂材料とは異なる色の第2樹脂材料とにより形成された二色成形部材であり、該1つの平面を境にして、一方の側が該第1樹脂材料により形成され、他方の側が該第2樹脂材料により形成されている、請求項3乃至5の何れか一項に記載の羽根部材。
  7. 流体配管に組み込まれて、該流体配管の流路の一部を構成し、該流体配管内を流れる流体を視認するための流れ視認用部材であって、
    少なくとも一部が透明材料によって構成され、該流路の一部を画定する貫通した通路を有し、該少なくとも一部を通して該通路の内部を視認可能とした管状窓部材と、
    該管状窓部材の該通路内に該通路の長手軸線の方向に延びる回転中心軸線を中心に回転可能に取り付けられ、該流路を流れる流体によって回転される、請求項1乃至6のいずれか一項に記載の羽根部材と、
    を備える流れ視認用部材。
  8. 該管状窓部材は、当該流れ視認用部材が流体配管に組み込まれたときに外部に露出する窓外周面と、該窓外周面の径方向内側に位置する窓内周面とを有し、該通路の内部が該窓外周面と該窓内周面とを通して視認可能とされており、該窓外周面は、該窓外周面の曲率中心が該窓内周面の曲率中心と該窓外周面との間の位置となるように形状付けられている、請求項7に記載の流れ視認用部材。
  9. 該窓外周面と該窓内周面の横断面が、それぞれ円弧状である、請求項8に記載の流れ視認用部材。
  10. 流体配管部材の間に組み込まれて流体配管の一部を構成する管部材であって、
    通路を画定する管部材本体であって、該通路の長手軸線に対して側方から該通路に連通するように開口した側方開口部を有する管部材本体と、
    該側方開口部を通して該管部材本体に組み込まれる請求項7乃至9の何れか一項に記載の流れ視認用部材であって、該管部材本体に組み込まれたときに該管状窓部材の通路が該管部材本体の通路と連通して当該管部材の流路を構成する、流れ視認用部材と、
    該管部材本体に取り付けられる保持部材であって、該流れ視認用部材の該管状窓部材と係合して該管状窓部材を該管部材本体に組み込まれた位置に保持する保持位置と、該管状窓部材から離れて該管状窓部材に対する保持を解除し該流れ視認用部材が該管部材本体から該側方開口部を通して取り外し可能となる解放位置との間で変位可能とされた保持部材と、
    を備える管部材。
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