JP2019007433A - スクリュー圧縮機 - Google Patents

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純一 廣橋
Junichi Hirohashi
純一 廣橋
聡 岩井
Satoshi Iwai
聡 岩井
三浦 和也
Kazuya Miura
和也 三浦
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Abstract

【課題】高回転数において断熱効率が減少しないスクリュー圧縮機を提供する。【解決手段】スクリュー圧縮機10は、互いに接触して噛合いながら回転するオスロータ1およびメスロータ2と、オスロータ1を駆動する第1モータ3と、メスロータ2を駆動する第2モータ4と、第1モータ3の駆動を制御する第1インバータ5と、第2モータ4の駆動を制御する第2インバータ6とを備える。第2インバータ6の周波数は、オスロータ1とメスロータ2とを同じ回転数で回転させるために必要な周波数よりも小さく設定されている。【選択図】図1

Description

本発明は、複数の回転体を有するスクリュー圧縮機に関する。
従来からオスロータおよびメスロータの両方にそれぞれを駆動するためのモータを備えたスクリュー圧縮機が知られている(たとえば、特許文献1参照)。このスクリュー圧縮機は、主に空気圧縮機等の被圧縮流体中に油分を含ませたくない場合にオスロータおよびメスロータを非接触にする手段として用いられている。
また、オスロータ側にのみモータを設けて、当該モータの駆動力をオスロータとメスロータと噛み合いによりメスロータに伝達させて、メスロータを駆動させるスクリュー圧縮機が知られている。
特開昭62−195481号公報
そして、一般的にスクリュー圧縮機の断熱効率は以下の式にて表される。
スクリュー圧縮機の断熱効率(%)=100−(圧縮ガス漏れ損失率+吐出側圧縮損失率+機械損失率)
図4は、従来のスクリュー圧縮機における断熱効率と各損失率との関係を示す図である。図4において、横軸は圧縮機の回転数(rpm)であり、縦軸は、断熱効率および損失(%)であり、×印は断熱効率を、△印は圧縮ガス漏れ損失率を、□印は吐出側圧力損失動力率を、◇印は機械損失率を示している。
スクリュー圧縮機の断熱効率を上げるために圧縮ガス漏れ損失率を低下させる手段として、スクリュー圧縮機を高回転数で運転することにより、スクリュー圧縮機の漏れ量を相対的に低減する方法がある。スクリュー圧縮機の増速により、圧縮ガスの漏れ損失率は図4の△印に示すように漸近的に減少する。
これに対し、スクリュー圧縮機の増速により機械損失率が図4の◇印に示すように1次関数的に増加し、トータルで見た断熱効率は、図4の×印に示すようにある回転数を最大とする、上に凸の曲線となり、回転数が大きいところでは、断熱効率はスクリュー圧縮機の回転数に対し右下がりの曲線となり、断熱効率が減少する。
そこで、本発明では、高回転数において断熱効率が減少しないスクリュー圧縮機を提供することを目的とする。
上記課題を解決するため、本発明の一形態に係るスクリュー圧縮機は、互いに接触して噛合いながら回転するオスロータおよびメスロータと、前記オスロータを駆動する第1モータと、
前記メスロータを駆動する第2モータと、を備える。
本発明によれば、高回転数において断熱効率が減少しないスクリュー圧縮機を提供することができる。
本発明の実施形態に係るスクリュー圧縮機の断面図を示す。 オスロータ、メスロータ、およびケーシングの断面図を示す。 本実施形態に係るスクリュー圧縮機における断熱効率および損失率を表す図である。 従来のスクリュー圧縮機における断熱効率および損失率を表す図である。
本発明の実施形態に係るスクリュー圧縮機10について図面を参照して説明する。
図1は、本発明の実施形態に係るスクリュー圧縮機10の断面図を示している。図2は、オスロータ1、メスロータ2、およびケーシング13の断面図を示している。
スクリュー圧縮機10は、駆動部11と、圧縮部12と、駆動部11および圧縮部12を収納するケーシング13とを備える。スクリュー圧縮機10は、ケーシング13に形成された吸込ポート14から吸い込んだガスを、モータ3、4を通過した後に作動室の吸込口から作動室へと吸込む。そして吸込んだガスを圧縮し作動室の吐出口を経由して吐出ポート15からスクリュー圧縮機10の外部へと吐出する。
駆動部11は、第1モータ3および第2モータ4を有し、それぞれ第1インバータ5、第2インバータ6により駆動が制御される。
圧縮部12は、オスロータ1およびメスロータ2を有し、オスロータ1は、第1モータ3の出力軸に接続され、第1モータ3により回転駆動される。メスロータ2は、第2モータ4の出力軸に接続され、第2モータ4により回転駆動される。また、圧縮部12には、オスロータ1等を回転可能に支持する軸受に油を給油するための図示せぬ給油手段が設けられている。
図2に示すように、作動室は、オスロータ1およびメスロータ2と、ケーシング13とにより形成されている。本実施形態では、オスロータ1の歯型構成は5条であり、メスロータ2の歯型構成は6条である。
オスロータ1およびメスロータ2は、スクリュー圧縮機10の駆動時に、互いに接触して噛合いながら回転する。第2インバータ6の周波数は、オスロータ1とメスロータ2とを同じ回転数で回転させるために必要な周波数よりも小さく設定されている。例えば、本実施形態では、オスロータ1の歯型構成は5条であり、メスロータ2の歯型構成は6条であるので、第2インバータ6の周波数は、第1インバータ5の周波数の5/6よりも少し小さく設定されている。なお、第2インバータ6の周波数は、作動室を密閉空間にしつつ、オスロータ1とメスロータ2との接触抵抗ができるだけ小さくなるような周波数に設定すればよい。また、第1インバータ5および第2インバータ6により、容易にオスロータ1およびメスロータ2の回転数を制御することができる。
これにより、メスロータ2の回転数がオスロータ1の回転数に対して同期することなく、わずかに小さくなるので、オスロータ1とメスロータ2とが接触して作動室を密閉することができる。よって、圧縮ガス漏れ損失率を増加させることなく、機械損失率を低減させることができる。すなわち、従来のように、オスロータ1にのみモータを接続させて、メスロータ2をオスロータ1に従動させて回転させる構成ではなく、オスロータ1およびメスロータ2の両者にモータを接続して、メスロータ2の回転数をオスロータ1の回転数に対してわずかに小さくしているので、オスロータ1とメスロータ2との接触抵抗を低減させることができ、機械損失率を低減させることができる。
図3は、本実施形態のスクリュー圧縮機10における断熱効率と各損失率との関係を示す図である。図3において、横軸はスクリュー圧縮機の回転数(rpm)であり、縦軸は、断熱効率および損失(%)であり、×印は断熱効率を、*印は従来のスクリュー圧縮機の断熱効率を、△印は圧縮ガス漏れ損失率を、□印は吐出側圧力損失動力率を、◇印は機械損失率を示している。
図3に示すように、機械損失率を、図4に示した従来のスクリュー圧縮機の機械損失率と比較して、低回転数から高回転数にわたって、低い値に維持することができる。このように、本実施形態のスクリュー圧縮機10によれば、高回転数での運転において、機械損失率が増加せず、かつ、圧縮ガス漏れ損失率は減少するので、一般的に以下の式にて表されるスクリュー圧縮機10の断熱効率を、図3に示すように高回転数での運転において増加させることができる。
スクリュー圧縮機の断熱効率(%)=100−(圧縮ガス漏れ損失率+吐出側圧縮損失率+機械損失率)
なお、図3においては、*印で示した従来の断熱効率と比較して、回転数が3600rpmで5%程度、4800rpmで10%程度、6000rpmで15%程度、10000rpmで40%程度、断熱効率を向上させることができる。
また、オスロータ3およびメスロータ4の接触抵抗が低下することにより、スクリュー圧縮機10の運転音も低下する。オスロータ3およびメスロータ4ともに第1モータ3および第2モータ4により駆動させることにより、特に高圧低下時に発生しやすい慣性トルクに起因する歯面分離を防止でき、歯面分離が発生した際に生じるオスロータ3およびメスロータ4同士の歯打ちによる耳障りな高周波騒音と過大な振動を抑えることができる。
なお、本発明は、上述した実施例に限定されない。当業者であれば、本発明の範囲内で、種々の追加や変更等を行うことができる。
例えば、上記の実施形態では、第2インバータ6の周波数を、必要な周波数よりも小さくして、メスロータ2の回転数をオスロータ1の回転数に対してわずかに小さくしたが、第2インバータ6により駆動される第2モータ4の容量(トルク)を、必要な容量よりもわずかに小さくして、メスロータ2の回転数をオスロータ1の回転数に対してわずかに小さくするようにしてもよい。かかる構成によっても、上記の実施形態のスクリュー圧縮機10と同様の効果を奏するスクリュー圧縮機を提供することができる。
1…オスロータ、 2…メスロータ、 3…第1モータ、 4…第2モータ、
5…第1インバータ、 6…第2インバータ、 10…スクリュー圧縮機

Claims (4)

  1. 互いに接触して噛合いながら回転するオスロータおよびメスロータと、
    前記オスロータを駆動する第1モータと、
    前記メスロータを駆動する第2モータと、を備えるスクリュー圧縮機。
  2. 前記第2モータを駆動するための周波数は、前記オスロータと前記メスロータとを同じ回転数で回転させるために必要な周波数よりも小さく構成されている、請求項1に記載のスクリュー圧縮機。
  3. 前記第2モータの容量は、前記オスロータと前記メスロータとを同じ回転数で回転させるために必要な容量よりも小さく構成されている、請求項1に記載のスクリュー圧縮機。
  4. 前記第1モータの駆動を制御する第1インバータと、
    前記第2モータの駆動を制御する第2インバータと、をさらに備える、請求項1から請求項3のいずれか一項に記載のスクリュー圧縮機。
JP2017124536A 2017-06-26 2017-06-26 スクリュー圧縮機 Pending JP2019007433A (ja)

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