JP2019007314A - Reinforcing bar arranging device, reinforcing bar assembly and manufacturing method of pre-assembled reinforcing bar unit - Google Patents
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Abstract
Description
本発明は、鉄筋配列装置並びに鉄筋組立体及び先組鉄筋ユニットの製造方法に関する。 The present invention relates to a reinforcing bar arranging device, a reinforcing bar assembly, and a method for manufacturing a pre-assembled reinforcing bar unit.
特許文献1には、自動配筋装置が開示されている。以下に、特許文献1で用いられた符号を括弧書きで表記し、特許文献1に記載の技術について説明する。
特許文献1の記載によると、自動配筋装置は、主筋(M)を長さ方向に搬送する引抜装置(50)と、主筋(M)の搬送経路に設けられたスターラップ配筋装置(30)と、スターラップ配筋装置(30)の下流側に設けられた結束装置(40)とを備えるものである。この自動配筋装置の動作は、引抜装置(50)によって主筋(M)が搬送され、その搬送中にスターラップ(S)が主筋(M)に順次配筋されるとともに、スターラップ(S)と主筋(M)が結束装置(40)によって順次結束される。
According to the description in
ところが、特許文献1に記載の技術では、長い主筋(M)を搬送するため、更に主筋(M)にスターラップ(S)を結束するため、自動配筋装置が大規模なものとなってしまう。
また、引抜装置(50)によって多数本の主筋(M)を搬送するため、引抜装置(50)は大きな駆動力を必要とする。それゆえ、引抜装置(50)、強いては自動配筋装置が大規模なものとなってしまう。
However, in the technique described in
In addition, since a large number of main bars (M) are conveyed by the drawing device (50), the drawing device (50) requires a large driving force. Therefore, the drawing device (50), and hence the automatic bar arrangement device, becomes large-scale.
本発明は、上記事情に鑑みてなされたものであり、本発明が解決しようとする課題は、小規模な装置であっても、スターラップ等のせん断補強筋を自動的に配列できるようにすることである。 The present invention has been made in view of the above circumstances, and the problem to be solved by the present invention is to enable automatic arrangement of shear reinforcement bars such as stirrup even in a small-scale device. That is.
以上の課題を解決するための本発明の鉄筋配列装置は、棒状の段取り筋を水平に支持する支持具と、前記段取り筋の一端側において複数のせん断補強筋を支持する鉄筋支持部と、前記鉄筋支持部によって支持された前記複数のせん断補強筋を順次前記段取り筋の他端に向けて移送することによって、これらせん断補強筋を前記段取り筋の長さ方向に間隔をおいて配列した状態で前記段取り筋に掛ける移送機と、を備える。 The reinforcing bar array device of the present invention for solving the above problems includes a support that horizontally supports a bar-shaped setup bar, a reinforcing bar support that supports a plurality of shear reinforcement bars at one end of the setup bar, and By sequentially transferring the plurality of shear reinforcement bars supported by the reinforcing bar support portion toward the other end of the setup bars, the shear reinforcement bars are arranged at intervals in the length direction of the setup bars. And a transfer machine that hangs on the setup line.
以上の発明によれば、移送機が主筋よりも軽量なせん断補強筋を移送するものであるので、移送機の駆動力が小さくても済む。また、移送機が複数のせん断補強筋をまとめて移送するのではなく、順次移送するものであるので、移送機の駆動力が小さくて済む。そうすると、移送機、強いては鉄筋配列装置を小規模なものとすることができる。
また、移送機の動作によって、複数のせん断補強筋を段取り筋の長さ方向に自動的に配列することができる。
According to the above invention, since the transfer machine transfers the shear reinforcement bar lighter than the main bar, the driving force of the transfer machine may be small. In addition, since the transfer device does not transfer the plurality of shear reinforcement bars together, but sequentially transfers them, the driving force of the transfer device can be small. If it does so, a transfer machine and a rebar arrangement device can be made small.
In addition, a plurality of shear reinforcement bars can be automatically arranged in the length direction of the setup bars by the operation of the transfer machine.
好ましくは、前記鉄筋配列装置が、前記鉄筋支持部の上面から突き出るように前記鉄筋支持部に設けられたストッパを更に備え、前記鉄筋支持部の上面が前記ストッパに向けて下りに傾斜する。 Preferably, the reinforcing bar arranging device further includes a stopper provided on the reinforcing bar support part so as to protrude from the upper surface of the reinforcing bar support part, and the upper surface of the reinforcing bar support part is inclined downward toward the stopper.
以上の構成によれば、鉄筋掛けに掛けられた複数のせん断補強筋がこれらの間隔を詰めてストッパの方に寄せられる。そうすると、移送機がせん断補強筋を受け取る位置をストッパ近傍に設定することができる。 According to the above configuration, the plurality of shear reinforcing bars hung on the reinforcing bar hooks are brought closer to the stopper with a close interval therebetween. If it does so, the position which a transfer machine receives a shear reinforcement can be set to the stopper vicinity.
好ましくは、鉄筋組立体の製造方法は、前記鉄筋配列装置を用いて前記複数のせん断補強筋を前記段取り筋の長さ方向に配列した後、これらせん断補強筋を前記段取り筋に結束する方法である。
好ましくは、先組鉄筋ユニットの製造方法は、鉄筋組立体を複数体、前記段取り筋の長さ方向に直列して、主筋を前記複数体の鉄筋組立体の前記せん断補強筋に配筋して、前記主筋を前記複数体の鉄筋組立体の前記せん断補強筋に結束する方法である。
Preferably, the method for manufacturing a reinforcing bar assembly is a method in which the plurality of shear reinforcing bars are arranged in the length direction of the setup bars using the reinforcing bar arranging device, and then the shear reinforcing bars are bound to the setup bars. is there.
Preferably, in the manufacturing method of the pre-assembled reinforcing bar unit, a plurality of reinforcing bar assemblies are arranged in series in the length direction of the set-up bars, and a main reinforcing bar is arranged on the shear reinforcing bar of the plurality of reinforcing bar assemblies. The main bar is bound to the shear reinforcement bar of the plurality of reinforcing bar assemblies.
本発明によれば、小規模な鉄筋配列装置であっても、せん断補強筋を自動的に配列できる。よって、配筋作業の省力化が図れるとともに、人為的過誤を抑制できる。 According to the present invention, the shear reinforcement bars can be automatically arranged even in a small reinforcing bar arrangement device. Therefore, labor saving of the bar arrangement work can be achieved and an artificial error can be suppressed.
以下、図面を参照して、本発明の実施形態について説明する。但し、本発明の範囲を以下の実施形態及び図示例に限定するものではない。 Embodiments of the present invention will be described below with reference to the drawings. However, the scope of the present invention is not limited to the following embodiments and illustrated examples.
1.鉄筋配列装置の構成
図1及び図2は鉄筋配列装置1の斜視図である。図3は鉄筋配列装置1の制御構成を示したブロックである。
1. Configuration of Rebar Arrangement Apparatus FIGS. 1 and 2 are perspective views of a reinforcing
鉄筋配列装置1は、機枠(架台)10と、機枠10に取り付けられた一対の鉄筋掛け(鉄筋支持部)20と、機枠10に取り付けられた移送機30と、鉄筋掛け20に取り付けられたストッパ21と、鉄筋掛け20に取り付けられたフック(支持具)22と、機枠10に取り付けられた受け材(支持具)23と、移送機30を制御するサーボコントローラ40と、制御データをサーボコントローラ40に出力するコンピュータ41と、を備える。以下、これらについて詳細に説明する。
The reinforcing
図1及び図2に示すように、機枠10は直方体型の骨組みである。つまり、一対の下側短辺横材11、一対の下側長辺縦材12、一対の上側短辺横材13、一対の上側長辺縦材14及び四本の支柱15が直方体型に組み付けられて、機枠10が構成される。なお、以下では、縦材12,14に対して平行な方向を縦方向又はX方向といい、横材11,13に対して平行な方向を横方向又はY方向といい、横方向及び縦方向の両方に対して垂直な方向を上下方向又はZ方向ということもある。
As shown in FIGS. 1 and 2, the
一対の下側長辺縦材12の一端において起立した2本の支柱15の間には、棒状の支持材16が下側短辺横材11及び上側短辺横材13と平行となるように架設されている。反対側の2本の支柱15の間には、棒状の支持材17が下側短辺横材11及び上側短辺横材13と平行となるように架設されている。
A bar-
支持材16には、2本の互いに平行な棒状の鉄筋掛け20が片持ち梁状に固定されている。鉄筋掛け20は、支持材16から反対側の支持材17に向かって延出している。鉄筋掛け20はその基端から先端に向かって下りに傾斜し、鉄筋掛け20の上面も同様に傾斜する。鉄筋掛け20の先端にはストッパ21が取り付けられている。ストッパ21は、鉄筋掛け20の上面から突出する。
Two bar-shaped
各鉄筋掛け20の先端の下部にはU字型のフック22が取り付けられている。一方、支持材17の上面には一対のU字型の受け材23が取り付けられている。ここで、下側短辺横材11及び下側長辺縦材12からフック22までの高さと、下側短辺横材11及び下側長辺縦材12から受け材23までの高さは互いに等しい。更に、一対のフック22の間隔と一対の受け材23の間隔も互いに等しい。
A U-shaped
段取り筋91の一端がフック22に掛けられ、段取り筋91の他端が受け材23に受けられており、段取り筋91がフック22と受け材23との間に水平に掛け渡されている。段取り筋91は丸棒であるか、異形丸棒である。
One end of the set-
一対のフック22及び受け材23によって支持された2本の段取り筋91が互いに平行であるとともに、長辺縦材12,14に対して平行である。更に、下側短辺横材11及び下側長辺縦材12から一方の段取り筋91までの高さと、下側短辺横材11及び下側長辺縦材12から他方の段取り筋91までの高さは互いに等しい。つまり、2本の段取り筋91によって規定される平面は水平である。
The two set-up
複数の矩形枠状のせん断補強筋90が段取り筋91の長さ方向に配列された状態で、鉄筋掛け20に掛けられている。これにより、これらせん断補強筋90が鉄筋掛け20に支持されている。また、鉄筋掛け20が傾斜しているので、これらせん断補強筋90が間隔を詰めて鉄筋掛け20の先端側へ寄せられている。これらせん断補強筋90の中で、鉄筋掛け20の先端に最も近いせん断補強筋90(以下、先頭のせん断補強筋90という)がストッパ21に当接して止められている。
A plurality of rectangular frame-shaped shear reinforcement bars 90 are hung on the reinforcing
機枠10には、移送機30が搭載されている。移送機30は2軸のガントリーである。移送機30は縦方向駆動機構31、上下方向駆動機構32、アーム34及び掛けフック35を備え、これらは以下のように構成されている。
縦方向駆動機構31は、一方の上側長辺縦材14と平行となるように上側長辺縦材14に取り付けられている。縦方向駆動機構31は、上側長辺縦材14に平行なリニアガイドと、そのリニアガイドに沿って移動可能となってそのリニアガイドに取り付けられたキャリッジと、そのキャリッジをリニアガイドに沿って移動させる駆動部(例えばサーボモータ)等を有する。
A
The
上下方向駆動機構32は、縦方向駆動機構31(特に縦方向駆動機構31のキャリッジ)に連結されている。上下方向駆動機構32は、上下に延在したリニアガイドと、そのリニアガイドに沿って移動可能なキャリッジ33と、そのキャリッジをリニアガイドに沿って移動させる駆動部(例えばサーボモーター)等を有する。
The
キャリッジ33には、短辺横材11,13に対して平行なアーム34が取り付けられている。アーム34はキャリッジ33から反対側の長辺縦材14の方へ水平に延出する。アーム34には一対のJ字型の掛けフック35が取り付けられている。掛けフック35は、アーム34から垂下して、鉄筋掛け20の方へ曲折して、上へ折り返されている。
An
縦方向駆動機構31は、上下方向駆動機構32、アーム34及び掛けフック35を縦方向(縦材12,14に対して平行な方向)に移動させる。上下方向駆動機構32は、アーム34及び掛けフック35を上下方向に移動させる。
The
図3に示すように、縦方向駆動機構31がサーボコントローラ40によってフィードバック制御されることによって縦方向駆動機構31が動作し、これによりアーム34及び掛けフック35の縦方向の位置が制御される。また、上下方向駆動機構32がサーボコントローラ40によってフィードバック制御されることによって上下方向駆動機構32が動作し、これによりアーム34及び掛けフック35の上下方向の位置が制御される。
As shown in FIG. 3, the
掛けフック35の縦方向の位置の制御に際しては、図1及び図2に示すストッパ21に当接した先頭のせん断補強筋90の位置を原点とした縦方向のX軸が設定される。サーボコントローラ40が掛けフック35の縦方向の位置をX座標として認識して、演算する。
In controlling the vertical position of the
掛けフック35の上下方向の制御に際しては、鉄筋掛け20の上面の先端部の位置を原点とした上下方向のZ軸が設定される。サーボコントローラ40が掛けフック35の上下方向の位置をZ座標として認識して、演算する。
In the vertical control of the
図3に示すように、サーボコントローラ40がコンピュータ41に接続されている。コンピュータ41は、図4に示すような鉄筋コンクリート造の梁又は柱の設計データ(例えば配筋図のCADデータ)からせん断補強筋のピッチデータ(図4に示すP1〜Pnがピッチデータの数値を表す)を抽出し、これらピッチデータからX座標のデータ列を算出する。そして、コンピュータ41は、算出したX座標のデータ列をサーボコントローラ40に出力する。データ列の各X座標は、図1及び図2に示すせん断補強筋90を配置する位置を表す。なお、設計データはコンピュータ41の記憶媒体(例えば、ハードディスクドライブ、不揮発性半導体メモリ)に記録されているか、コンピュータ41に着脱可能な可搬性記憶媒体に記録されている。
As shown in FIG. 3, a
2.鉄筋配列装置の動作
鉄筋配列装置1の動作及び使用方法について説明する。併せて、鉄筋配列装置1を用いて鉄筋組立体及び先組鉄筋ユニットを製造する方法について説明する。
2. Operation of Rebar Arrangement Device The operation and usage of the
まず、複数のせん断補強筋90を鉄筋掛け20に掛けて、これらせん断補強筋90を鉄筋掛け20に沿って配列させる。そうすると、これらせん断補強筋90が自重によって鉄筋掛け20の先端の方へ寄って、先頭のせん断補強筋90がストッパ21に当接して止められる。
次に、2本の段取り筋91をフック22と受け材23との間に掛け渡す。
First, a plurality of shear reinforcement bars 90 are hung on the reinforcing bar hooks 20, and these
Next, the two set-up
次に、コンピュータ41を操作して、コンピュータ41に設計データを読み込ませる。そうすると、コンピュータ41が設計データからピッチデータを抽出するとともに、それらピッチデータからX座標のデータ列を算出する。その後、コンピュータ41は、算出したX座標のデータ列をサーボコントローラ40に出力する。ここで、コンピュータ41からサーボコントローラ40に出力されるデータ列は、X座標のデータ(値)が大きいものから小さいものへ進む降順のデータ列である。X座標のデータ列が降順であるが、それらのデータに同一の値になるものはない。
Next, the
サーボコントローラ40は、サーボコンピュータ41から降順のX座標のデータ列中のデータを1回入力する度に以下のようにして縦方向駆動機構31及び上下方向駆動機構32を制御する。これにより、掛けフック35が図5〜図8に示す経路を辿って移動する。
The
まず、サーボコントローラ40が上下方向駆動機構32を制御することによって、掛けフック35が上下方向駆動機構32により鉄筋掛け20の先端の位置(Z軸の原点)よりも下の位置にまで下降する(図5の矢印a参照)。その後、サーボコントローラ40が縦方向駆動機構31を制御することによって、掛けフック35が縦方向駆動機構31により先頭のせん断補強筋90に近づいて、先頭のせん断補強筋90の位置(X軸の原点)にまで移動する(矢印b参照)。
First, when the
次に、サーボコントローラ40が上下方向駆動機構32を制御することによって、掛けフック35がストッパ21の上端よりも上の位置にまで上昇する(図5の矢印C参照)。そうすると、先頭のせん断補強筋90が掛けフック35に引っ掛かって、鉄筋掛け20から吊り上げられる(図6参照)。
Next, when the
次に、サーボコントローラ40がコンピュータ41から入力したX座標のデータに従って縦方向駆動機構31を制御することによって、掛けフック35及びせん断補強筋90が縦方向駆動機構31により支持材17に向けて移動する(図6の矢印d参照)。ここで、掛けフック35の移動距離はコンピュータ41からサーボコントローラ40に入力されたX座標のデータに等しく、掛けフック35がX座標のデータによって表された位置にまで移動させられる(図7参照)。なお、鉄筋掛け20に掛けられた後続のせん断補強筋90は自重によって鉄筋掛け20の先端の方へ寄せられる(図7の矢印k参照)。
Next, the
次に、サーボコントローラ40が上下方向駆動機構32を制御することによって、掛けフック35が上下方向駆動機構32により段取り筋91よりも下の位置にまで下降する(図7の矢印e参照)。掛けフック35の下降中、せん断補強筋90が段取り筋91に掛けられるので、掛けフック35がせん断補強筋90から下に離れる。
Next, when the
次に、サーボコントローラ40が縦方向駆動機構31を制御することによって、掛けフック35が縦方向駆動機構31により支持材17に向けて移動する(図8の矢印f参照)。
Next, the
次に、サーボコントローラ40が上下方向駆動機構32を制御することによって、上下方向駆動機構32により掛けフック35が段取り筋91に掛けられたせん断補強筋90の上端よりも上の位置にまで上昇する(図8の矢印g参照)。
Next, when the
次に、サーボコントローラ40が縦方向駆動機構31を制御することによって、掛けフック35が段取り筋91に掛けられたせん断補強筋90を鉄筋掛け20の方へ乗り越えて、鉄筋掛け20の先端に近づく(図8の矢印h参照)。
Next, when the
以後、サーボコントローラ40が以上のような制御を繰り返す。X座標のデータ列が降順であるので、サーボコントローラ40の繰り返し制御によって、後続のせん断補強筋90が、先に段取り筋91に配置されたせん断補強筋90の後ろから鉄筋掛け20の先端の方へ段取り筋91の長さ方向に順次配置される。これにより、複数のせん断補強筋90が段取り筋91の長さ方向に間隔を置いて配列される(図9参照)。
Thereafter, the
その後、段取り筋91に掛けられた複数のせん断補強筋90を段取り筋91に結束する。次に、別の段取り筋92(図2参照)を段取り筋91と平行となるようにせん断補強筋90の内側に通して、その段取り筋92をせん断補強筋90に結束する。次に、段取り筋91をフック22及び受け材23から外して、せん断補強筋90及び段取り筋91,92からなる組み物(以下、鉄筋組立体という)を機枠10の内側から機枠10の外側へ取り出す。
Thereafter, the plurality of shear reinforcement bars 90 hung on the setup bars 91 are bound to the setup bars 91. Next, another set-up bar 92 (see FIG. 2) is passed inside the
同様にして、鉄筋配列装置1を用いて複数体の鉄筋組立体を製造する。なお、複数台の鉄筋配列装置1を用いて複数体の鉄筋組立体の製造を並行して進めてもよいし、1台の鉄筋配列装置1を用いて複数体の鉄筋組立体を順次製造してもよい。
Similarly, a plurality of reinforcing bar assemblies are manufactured using the reinforcing
続いて、図10に示すように、複数体の鉄筋組立体95を段取り筋91の長手方向に直列する。
Subsequently, as shown in FIG. 10, a plurality of reinforcing
次に、複数本の主筋96をこれら鉄筋組立体95のせん断補強筋90の内側に通す(図10の矢印A参照)。そして、これら主筋96を鉄筋組立体95のせん断補強筋90に結束する。必要に応じて、補強筋を主筋96やせん断補強筋90に結束する。
以上により先組鉄筋ユニットが完成する。先組鉄筋ユニットは、現場打ち鉄筋コンクリート造又はプレキャストコンクリート製の梁又は柱に用いられる。
Next, the plurality of
The pre-assembled reinforcing bar unit is thus completed. The pre-assembled reinforcing bar unit is used for a beam or column made of cast-in-place reinforced concrete or precast concrete.
3.効果
以上の実施の形態によれば、次のような効果が得られる。
(1) 鉄筋配列装置1を用いれば、複数のせん断補強筋90を段取り筋91の長さ方向に自動的に配列することができる。よって、配筋作業の省力化を図れ、これらせん断補強筋90のピッチについての人為的過誤を防止できる。
3. Effects According to the above embodiment, the following effects can be obtained.
(1) If the reinforcing
(2) コンピュータ41によって設計データからピッチデータを抽出して、そのピッチデータに基づきX座標のデータ列をコンピュータ41によって算出する。そして、そのX座標の各データに従ってサーボコントローラ40が縦方向駆動機構31を制御して、その各データが表す位置にせん断補強筋90が配置される。それゆえ、せん断補強筋90のピッチを正確に設計通りにすることができる。
(2) The
(3) 移送機30は主筋96よりも軽いせん断補強筋90を移送するものである。更に、移送機30はせん断補強筋90を一体ずつ移送するものである。それゆえ、移送機30の駆動力が小さくても済む。従って、移送機30の縦方向駆動機構31及び上下方向駆動機構32やそれらに組み込まれたサーボモータが小型となる。そうすると、鉄筋配列装置1を小規模なものとすることができる。
(3) The
(4) 鉄筋掛け20が傾斜して、先頭のせん断補強筋90の位置がストッパ21によって定まる。よって、掛けフック35によってせん断補強筋90を吊り上げる位置が一定に定まる。従って、先頭のせん断補強筋90の位置を検出するセンサーが不要となり、複数のせん断補強筋90の自動配列を低コストで実現することができる。
(4) The reinforcing
(5) フック22と受け材23によって支持された段取り筋91が水平となる。よって、段取り筋91に掛けられたせん断補強筋90が重力によって位置しない。
(5) The
(6) この鉄筋配列装置1を用いれば、大きな先組鉄筋ユニットを複数体の小さな鉄筋組立体95に分割して製造することができる。小さな鉄筋組立体95の取り扱い及び運搬は容易に行える。また、これら複数体の鉄筋組立体95の製造を並行して行えば、大きな先組鉄筋ユニットの製造時間の短縮化を図ることができる。
(6) If this reinforcing
4.変形例
以上、本発明を実施するための形態について説明したが、上記実施形態は本発明の理解を容易にするためのものであり、本発明を限定して解釈するためのものではない。また、本発明はその趣旨を逸脱することなく変更、改良され得るとともに、本発明にはその等価物も含まれる。以上の実施形態からの変更点について以下に説明する。以下に説明する変更点は、可能な限り組み合わせて適用してもよい。
4). Modifications As mentioned above, although the form for implementing this invention was demonstrated, the said embodiment is for making an understanding of this invention easy, and is not for limiting and interpreting this invention. Further, the present invention can be changed and improved without departing from the gist thereof, and equivalents thereof are also included in the present invention. Changes from the above embodiment will be described below. The changes described below may be applied in combination as much as possible.
(1) 上記実施形態では、重力を利用して、鉄筋掛け20に掛けられた複数のせん断補強筋90がストッパ21へ寄せられていた。それに対して、バネ、油圧シリンダ、エアシリンダ、空気バネ等の付勢機器によって複数のせん断補強筋90を鉄筋掛け20の先端に向けて付勢し、先頭のせん断補強筋90がストッパ21に当接して止められてもよい。この場合、鉄筋掛け20が上述の実施形態のように傾斜していてもよいし、水平であってもよい。
(1) In the above embodiment, the plurality of
(2) 上記実施形態では、せん断補強筋90が閉鎖型せん断補強筋であったが、U字型せん断補強筋であってもよい。この場合、上述の鉄筋配列装置1を用いて複数のせん断補強筋90を配列した後、せん断補強筋90の開いた部分をキャップ筋によって閉鎖する。
(2) In the above embodiment, the
(3) 上記実施形態では、移送機30が縦方向駆動機構31及び上下方向駆動機構32を有した2軸のガントリーであったが、移送機30が縦方向駆動機構31を有した1軸のガントリーであってもよい。この場合、アーム34が縦方向駆動機構31のキャリッジに取り付けられる。
(3) In the above embodiment, the
(4) 上記実施形態では、鉄筋保持具(エンドエフェクタ)としての掛けフック35がアーム34に設けられ、せん断補強筋90が掛けフック35によって吊り上げる。掛けフック35以外の鉄筋保持具(エンドエフェクタ)がアーム34に設けられ、その鉄筋保持具にせん断補強筋90が保持されてもよい。鉄筋保持具としては、例えば電磁石、真空吸着パッド、グリッパが挙げられる。
電磁石に電流が印加されると、その磁力によってせん断補強筋90が電磁石に磁着して、これによりせん断補強筋90が電磁石に保持される。一方、電磁石の電流印加が解除されると、せん断補強筋90が電磁石から離脱する。
真空吸着パッドが負圧になると、その圧力によってせん断補強筋90が真空吸着パッドに吸着され、これによりせん断補強筋90が真空吸着パッドに保持される。一方、真空吸着パッドが正圧になると、せん断補強筋90が真空吸着パッドから離脱する。
グリッパは互いに接離する二体のクランパを有し、これらクランパが互いに近づくことによってせん断補強筋90を挟持する。クランパが互いに離間することによって、グリッパによるせん断補強筋90の挟持が解除される。
(4) In the above embodiment, the
When an electric current is applied to the electromagnet, the
When the vacuum suction pad becomes negative pressure, the
The gripper has two clampers that come in contact with and away from each other, and the shear reinforcement bars 90 are clamped when these clampers approach each other. When the clampers are separated from each other, the holding of the
1…鉄筋配列装置
10…機枠
20…鉄筋掛け(鉄筋支持部)
21…ストッパ
22…フック(支持具)
23…受け材(支持具)
30…移送機
90…せん断補強筋
91…段取り筋
95…鉄筋組立体
96…主筋
DESCRIPTION OF
21 ...
23 ... Receiver (support)
DESCRIPTION OF
Claims (4)
前記段取り筋の一端側において複数のせん断補強筋を支持する鉄筋支持部と、
前記鉄筋支持部によって支持された前記複数のせん断補強筋を順次前記段取り筋の他端に向けて移送することによって、これらせん断補強筋を前記段取り筋の長さ方向に間隔をおいて配列した状態で前記段取り筋に掛ける移送機と、を備える鉄筋配列装置。 A support that horizontally supports the rod-shaped setup line;
A rebar support part that supports a plurality of shear reinforcement bars at one end of the set-up bars;
A state in which the plurality of shear reinforcement bars supported by the reinforcing bar support portion are sequentially transferred toward the other end of the setup bars, and these shear reinforcement bars are arranged at intervals in the length direction of the setup bars. A rebar arrangement device comprising: a transfer device that is hung on the set-up line.
前記鉄筋支持部の上面が前記ストッパに向けて下りに傾斜する
請求項1に記載の鉄筋配列装置。 A stopper provided on the reinforcing bar support part so as to protrude from the upper surface of the reinforcing bar support part;
The reinforcing bar arrangement device according to claim 1, wherein an upper surface of the reinforcing bar support portion is inclined downward toward the stopper.
鉄筋組立体の製造方法。 A method of manufacturing a reinforcing bar assembly in which the plurality of shear reinforcing bars are arranged in the length direction of the setup bars using the reinforcing bar arranging apparatus according to claim 1 and then the shear reinforcing bars are bound to the setup bars. .
先組鉄筋ユニットの製造方法。 A plurality of reinforcing bar assemblies manufactured by the manufacturing method according to claim 3 are arranged in series in a length direction of the set-up bars, and main bars are arranged on the shear reinforcement bars of the plurality of reinforcing bar assemblies. A method for manufacturing a pre-assembled reinforcing bar unit that binds the main reinforcing bars to the shear reinforcing bars of the plurality of reinforcing bar assemblies.
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