JP2019006549A - 容器搬送装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】簡素な構成および短距離で、容器の単列化を容易かつ確実に達成する容器搬送装置を提供すること。【解決手段】多列状の容器Cを単列化する単列化機構40が、単列化コンベア50と、その上面上で容器を摺動させて単列化コンベア50に供給する搬送プレート60と、搬送プレート60上に多列状に容器Cを供給する容器供給部20と、多列状の容器Cを整列させる容器整列手段70と、複数の容器Cを単列に誘導する単列化ガイド部80とを備え、単列化コンベア50による容器搬送速度は、搬送プレート60上における容器搬送速度よりも速く設定され、搬送プレート60の下流端縁61は、その一端が他端よりも、単列化コンベア50による搬送方向の下流側に位置するように、形成されている容器搬送装置10。【選択図】図2

Description

本発明は、多列状の容器を単列化する単列化機構を備えた容器搬送装置に関する。
一般に、缶等の容器を成形する容器成形設備や、容器に対して内容液を充填する充填設備等に設置される容器搬送装置においては、各処理工程の処理態様に応じて、コンベアによる容器の搬送態様を適宜変更することが知られており、このような容器の搬送態様を変更する機構として、多列状の容器を単列化する単列化機構を設置することについても公知である。
このような単列化機構としては、平行に隣接した状態に配列された複数のコンベアと、それらのコンベア上を斜めに横切るように配設され、コンベア上に導入される複数列の容器を単列に誘導するガイド部材を備え、上流側のコンベアの搬送速度よりも、下流側のコンベアの搬送速度を相対的に速くなるように設定することにより、上流側のコンベア上の容器を、速度の速い下流側のコンベア上に順次に乗り移らせ、複数の容器を搬送方向に沿って一列に並ばせるものが知られている(例えば、特許文献1を参照)。
特開平11−59883号公報
ところが、特許文献1に記載の単列化機構では、速度が異なるコンベア間を容器が乗り移る時に容器が転倒し易く、特に短い距離で単列化を行うためコンベア間の速度差を大きく設定した場合には、速度の速い下流側の単列化コンベアのコンベア面に容器を吸着させる吸気設備等、容器の転倒を防止するための設備を設ける必要があり、装置構造が複雑になるという問題がある。
また、特許文献1に記載の単列化機構では、また、各コンベアの搬送速度を異ならせる必要があることから、モータ等から成る搬送コンベアの駆動設備が大掛かりなものになり、その結果、装置コストが増大するという問題もある。
また、他の単列化機構としては、空気圧を利用してコンベアのコンベア面上で容器を浮上させることで、コンベア面上における各容器の移動性を向上させ、複数の容器を単列に誘導する単列化ガイド部を利用した容器の単列化を容易にするものも知られている。
ところが、コンベア面上で容器を浮上させる場合、搬送コンベアからの容器の飛び出しを防止するために、飛び出し防止用のガイドを設置する必要があり、装置構成が複雑になるばかりでなく、ガイドに対する容器の接触に起因した容器の損傷が生じ易いという問題があった。
また、コンベア面上で容器を浮上させると各容器の移動性が向上するため、各容器の動きを制御することが難しく、容器の転倒が生じたり、容器同士の衝突等に起因した容器の損傷が生じ易いという問題もある。
そこで、本発明は、これらの問題点を解決するものであり、簡素な構成および短距離で、容器の単列化を容易かつ確実に達成する容器搬送装置を提供することを目的とするものである。
本発明は、多列状の容器を単列化する単列化機構を備えた容器搬送装置であって、前記単列化機構は、単列化コンベアと、前記単列化コンベアの上流側に設置され、その上面上で容器を摺動させて前記単列化コンベアに供給する搬送プレートと、前記搬送プレート上に多列状に容器を供給する容器供給部と、前記搬送プレートから前記単列化コンベアに容器が供給される前に、多列状の容器を整列させる容器整列手段と、前記単列化コンベアによって搬送される複数の容器を単列に誘導する単列化ガイド部とを備え、前記単列化コンベアによる容器搬送速度は、前記搬送プレート上における容器搬送速度よりも速く設定され、前記搬送プレートの下流端縁は、その一端が他端よりも、前記単列化コンベアによる搬送方向の下流側に位置するように、形成されていることにより、前記課題を解決するものである。
本請求項1に係る発明によれば、単列化機構が、単列化コンベアと、単列化コンベアの上流側に設置され、その上面上で容器を摺動させて単列化コンベアに容器を供給する搬送プレートと、搬送プレート上に多列状に容器を供給する容器供給部とを備え、単列化コンベアによる容器搬送速度が、搬送プレート上における容器搬送速度よりも速く設定されていることにより、単列化コンベア上に供給された複数の容器間に、搬送方向における間隔を生じさせ、多列状の容器の単列化を円滑に達成することができるばかりでなく、以下に記載する効果を奏する。
すなわち、本請求項1に係る発明によれば、単列化機構が、搬送プレートから単列化コンベアに容器が供給される前に、多列状の容器を整列させる容器整列手段を備え、搬送プレートの下流端縁は、その一端が他端よりも、単列化コンベアによる搬送方向の下流側に位置するように、形成されていることにより、単列化コンベアによる搬送方向に対して斜めに複数の容器を並べた容器列の状態で、単列化コンベア上に容器を供給することが可能であるため、簡素な構成および短い距離で、単列化ガイド部によって規定される容器搬送路に沿って一列に並んだ状態に複数の容器を誘導することが容易になる。
本請求項2に係る発明によれば、容器整列手段が、搬送プレートから単列化コンベアに容器が供給される前に多列状の容器を千鳥状に整列させるように構成され、搬送プレートの下流端縁は、その一端および他端を結んだ仮想線が、搬送プレート上における搬送方向に対して50°〜70°の角度を成すように、形成されていることにより簡素な構成で、多列状の容器を容易かつ確実に整列させ、搬送プレートの下流端縁から単列化コンベア上に容器列の各容器を切り出すタイミングを調節して送り出すことができる。
本請求項3に係る発明によれば、容器整列手段が、搬送方向の左右両側にそれぞれ設置された幅規定ガイド部を有し、幅規定ガイド部の間の幅寸法が、千鳥状に整列された容器群の全体の幅寸法よりも、容器群の全体の幅寸法の0%を超え4.9%未満分だけ大きく設定されていることにより、幅規定ガイド部間に多列状の容器を押し込むだけで、多列状の容器を千鳥状に容易かつ確実に整列させることができる。
本請求項4に係る発明によれば、容器整列手段が、搬送プレート上における搬送方向に直交する方向にn列に並んだ状態で容器を整列させるように構成され、単列化コンベアによる容器搬送速度が、搬送プレート上における容器搬送速度のn倍以上に設定されていることにより、単列化コンベア上に順次供給される容器列の間に適度な間隔を生じさせることが可能であるため、搬送途中で容器の詰まりが生じることを回避できる。
本請求項5に係る発明によれば、搬送プレート上に多列状に容器を供給する容器供給部が、容器を多列状に搬送する多列搬送コンベアとして構成され、搬送プレートが、単列化コンベアと多列搬送コンベアとの間の接続部に設置されている。これにより、多列搬送コンベアから搬送されてきた容器を単列化コンベアに受け渡すために必要とされる所謂デットプレートを搬送プレートとして利用し、コンベア間における容器の受け渡し機能と単列化コンベアへの容器の供給態様を制御する機能の両方を同一の部材に担わせることが可能であるため、装置構成を簡素化することができる。
本請求項6に係る発明によれば、単列化ガイド部が、搬送方向の左右両側のうち第1側部側に設置された第1ガイド部と、搬送方向の左右両側のうち第2側部側に設置された第2ガイド部とを有し、搬送プレートの下流端縁が、下流端縁の第1側部側の一端が下流端縁の第2側部側の他端よりも下流側に位置するように形成され、第2ガイド部が、下流側に向かうに従って第1側部側に近づくように、単列化コンベアによる搬送方向に対して斜めに延びる傾斜部を有している。これにより、第2ガイド部の傾斜部によって、単列化コンベア上に供給された複数の容器を第1側部側に向けて誘導できるばかりでなく、単列化コンベア上に供給された容器列のうち、特に後方側の容器が第2ガイド部の傾斜部との接触によって抵抗を受けるため、後方側の容器の速度が減速して徐々に前方側の容器の後ろに移動することで、複数の容器を搬送方向に一列に並んだ状態に円滑に誘導することができる。
本請求項7に係る発明によれば、第1ガイド部が、単列化コンベアによる搬送方向に平行、または、下流側に向かうに従って第2側部側から遠ざかるように単列化コンベアによる搬送方向に対して斜めに延びる部分を有している。これにより、単列化コンベア上に供給された容器列のうち、特に前方側の容器が第1ガイド部との接触によって過度な抵抗を受けて速度が低下することを回避できるため、後方側の容器との間隔が狭くなり、前方側の容器を過度に押すことや単列化コンベアでの詰まりを回避できる等、複数の容器を一列に並んだ状態に円滑に誘導することができる。
本請求項8に係る発明によれば、単列化コンベアのコンベア面に容器を吸着させる吸着手段を更に備え、搬送プレートの下流側部分は、単列化コンベアの上流側部分の上方に配置され、吸着手段は、搬送プレート上に容器を吸着させる手段としても機能することにより、単列化コンベアのコンベア面に容器を吸着させる吸着手段を利用して、搬送プレートの上面に容器を吸着させることが可能であるため、特に搬送プレートの下流端縁の付近において容器の倒れ等が生じることを防止でき、また、搬送プレートの下流端縁の付近において容器の進行にブレーキをかけることが可能であるため、搬送プレートの下流端縁から各容器を正確なタイミングで切り出すことができる。
本請求項9に係る発明によれば、吸着手段は、前記単列化コンベアのコンベア面に容器をバキュームによって吸着させるものであり、搬送プレートには、上下方向に貫通する複数の貫通孔が形成されていることにより、装置構造が複雑になることを回避しつつ、搬送プレート上に容器を吸着させることができ、また、搬送プレートに形成される貫通孔の形成位置や大きさ等を調整することで、搬送プレートの下流端縁からの各容器の切り出しのタイミングを容易に調整することができる。
本請求項10に係る発明によれば、吸着手段が、単列化コンベアのコンベア面に容器を磁性体によって吸着させるものであり、搬送プレートの材質が非磁性体であることにより、装置構造が複雑になることを回避しつつ、搬送プレート上に容器を吸着させることができ、また、磁性体の設置位置や磁力が及ぶ範囲等を調整することで、搬送プレートの下流端縁からの各容器の切り出しのタイミングを容易に調整することができる。
本請求項11、12に係る発明によれば、簡素な構成で、搬送プレートの下流端縁からの各容器の切り出しのタイミングを容易に調整することができる。
本発明の一実施形態に係る容器搬送装置を示す説明図。 容器搬送装置で容器を搬送する状態を示す説明図。 図2の搬送プレート付近を拡大して示す説明図。 容器整列手段の幅規定ガイド部の幅寸法を説明する説明図。 幅規定ガイド部の幅寸法を更に具体的に説明する説明図。 搬送プレート付近を側方から見て示す説明図。 搬送プレートの変形例を示す説明図。 搬送プレートの他の変形例を示す説明図。
以下に、本発明の一実施形態に係る容器搬送装置10について、図1〜図4に基づいて説明する。
容器搬送装置10は、図1や図2に示すように、容器Cを多列状に搬送する上流側の容器供給部としての多列搬送コンベア20と、容器Cを単列状に搬送する下流側の単列搬送コンベア30と、多列搬送コンベア20および単列搬送コンベア30の間に設けられ、多列状の容器Cを単列化する単列化機構40とを備えている。
以下に、容器搬送装置10の各構成要素について、図面に基づいて説明する。
まず、多列搬送コンベア20は、図1に示すように、平行に並べられた複数のコンベア20aから構成され、下流側に向けて容器Cを多列状に搬送するものである。
多列搬送コンベア20上における容器搬送路の左右両側には、後述する幅規定ガイド部71が設置されている。
単列搬送コンベア30は、図1に示すように、単一のコンベア30aから構成され、下流側に向けて容器Cを単列状に搬送するものである。
単列搬送コンベア30上における容器搬送路の左右両側には、ガイド部31がそれぞれ設置され、これらガイド部31の間隔は、容器Cが単列で通過可能な程度に設定されている。
単列化機構40は、図1や図2に示すように、単列化コンベア50と、単列化コンベア50の上流側に設置された搬送プレート60と、搬送プレート60に多列状に容器Cを供給する容器供給部20と、容器供給部20の前に多列状の容器Cを千鳥状に整列させる容器整列手段70と、単列化コンベア50上に設置され、上述した容器供給部20(単列化コンベア50)によって搬送される容器Cを単列搬送コンベア30に向けてガイドする単列化ガイド部80とを備えている。
単列化コンベア50は、図1に示すように、平行に並べられた複数(本実施形態では4つ)のコンベア50aから構成されている。
単列化コンベア50による容器Cの搬送方向は、図1や図2に示すように、多列搬送コンベア20および単列搬送コンベア30による搬送方向と平行に設定され、言い換えると、単列化コンベア50を構成する各コンベア50aは、多列搬送コンベア20のコンベア20aおよび単列搬送コンベア30のコンベア30aと平行に設置されている。
また、図1や図2に示すように、単列化コンベア50と多列搬送コンベア20とは、同一直線上に配置され、また、単列搬送コンベア30は、単列化コンベア50に対して横方向(後述する第1側部側)にずれて配置されている。
各搬送コンベア20、30、50(各コンベア20a、30a、50a)は、モータ等から成る駆動源によって駆動される。なお、各搬送コンベア20、30、50の幾つかを共通の駆動源によって変速機を介して駆動してもよい。
搬送プレート60は、板状に形成され、図1や図2に示すように、多列搬送コンベア20と単列化コンベア50との間の接続部に設置され、多列搬送コンベア20から搬送されてきた容器Cをその上面上で摺動させて単列化コンベア50に受け渡す機能を担う所謂デットプレートとして構成されている。
搬送プレート60の上流側部分は、図1や図2や図6に示すように、多列搬送コンベア20の下流側部分の搬送面上に配置され、また、搬送プレート60の下流側部分は、単列化コンベア50の上流側部分の搬送面上に配置されている。
搬送プレート60の上面は、多列搬送コンベア20のコンベア面と面一に配置されているとともに、単列化コンベア50のコンベア面よりも上方に位置している。なお、搬送プレート60の上面が、多列搬送コンベア20のコンベア面よりも下方に位置するように、搬送プレート60および多列搬送コンベア20を設置してもよい。
容器供給部20は、搬送プレート60の上面上に容器Cを多列状に供給するものであり、本実施形態では、図1や図2に示すように、搬送プレート60の上流側に設置された多列搬送コンベア20が、当該容器供給部20として機能する。
容器供給部20としての多列搬送コンベア20は、搬送プレート60の上面上に複数の容器Cを押し込むように供給し、これにより、搬送プレート60の上面上に供給された容器Cは、搬送プレート60の上面上を摺動して下流側に移動し、搬送プレート60の下流端縁61から単列化コンベア50上に供給される。
搬送プレート60の下流端縁61は、図1や図2に示すように、下流端縁61の単列搬送コンベア30側(後述する第1側部側)の一端が、下流端縁61の他端側よりも下流側に位置するように形成されており、本実施形態では単列化コンベア50による搬送方向に対して60°の角度を成すように斜めに延び、また、下流端縁61の一端および他端を結んだ仮想線が、搬送プレート60上における搬送方向に対しても、60°の角度を成すように斜めに延びている。
また、搬送プレート60上における容器搬送路の左右両側には、図1に示すように、ガイド部62がそれぞれ設けられている。これらガイド部62間の間隔は、後述する幅規定ガイド部71間の間隔と同一に設定されている。
容器整列手段70は、容器供給部20の上流側に設置され、容器供給部20の前に多列状の容器Cを千鳥状(60度千鳥配列)に整列させるものであり、本実施形態では、容器供給部20及び搬送プレート60上に供給される前に多列状の容器Cを千鳥状に整列させるように構成されている。
容器整列手段70は、図1に示すように、容器Cの搬送方向の左右両側に設置された幅規定ガイド部71を備えている。ガイド間の幅を徐々に狭めて、これら幅規定ガイド部71間にコンベアによって複数の容器Cを押し込むことで、多列状の容器Cの配列を調整し、多列状の容器Cを千鳥状に整列させる。
幅規定ガイド部71間の幅寸法Wは、図4に示すように、容器C間を密接させた千鳥状に整列された容器群CG全体の幅寸法Wcよりも僅かに大きく設定され、具体的には、幅規定ガイド部71間の幅寸法Wが、容器群CGの全体の幅寸法Wcよりも、幅寸法Wcの0%を超え4.9%未満分だけ大きくなるように設定することが好ましく、また、0%を超え2.5%未満(容器胴径66mmの容器Cを3列の千鳥状に整列させた場合、0mmを超え4.5mm未満)分だけ大きくなるように設定することが更に好ましい。
上記の寸法設定について具体的に説明すると、まず、図5(a)に示すように、容器Cの直径をDとし、容器Cを60度千鳥配列に整列させた場合の、容器群CG全体の幅寸法Wcは、Wc=D×{1+2sin(60°)}の式で表され、また、図5(b)に示すように配列が乱れた場合の、容器群CG全体の幅寸法Wc’は、Wc’=D×{2+sin(60°)}で表される。そのため、図5(b)に示すように配列に乱れを生じさせないための比率は、Wc’÷Wc=1.049、言い換えると、D×{2+sin(60°)}÷[D×{1+2sin(60°)}]=1.049であり、このことから、幅規定ガイド部71間の幅寸法Wを、容器群CGの全体の幅寸法Wcよりも、幅寸法Wcの4.9%以上大きく設定することができないことが分かる。
また、一般的に容器は弾性変形する物であり、搬送時の積圧などの影響で変形を生じるため、容器変形による千鳥配列の乱れを抑制するには、0%を超え2.5%未満分だけ大きくなるように設定することが更に好ましい。
これにより、搬送プレート60上に供給される多列状の容器Cを、容器C間を(ほぼ)密接させた千鳥状に整列させることができ、更に具体的に説明すると、搬送プレート60上における搬送方向に対して60°の方向に沿って並んだ複数の容器Cから成る容器列CRが搬送方向に複数並んだ千鳥状に整列させることができる。
単列化ガイド部80は、図1や図2に示すように、単列化コンベア50の上方に設置され、単列化コンベア50によって搬送される容器Cを、下流側の単列搬送コンベア30に向けて誘導しつつ、容器Cを単列化するものである。
単列化ガイド部80は、図1や図2に示すように、搬送方向の左右両側、すなわち、単列化コンベア50上における容器搬送路の左右両側のうち第1側部側(本実施形態では搬送方向の右側)に設置された第1ガイド部81と、搬送方向の左右両側のうち第2側部側(本実施形態では搬送方向の左側)に設置された第2ガイド部82とを備えている。
単列搬送コンベア30側における第1ガイド部81および第2ガイド部82の間隔は、搬送プレート60側における第1ガイド部81および第2ガイド部82の間隔よりも狭く設定されている。
第1ガイド部81は、図1や図2に示すように、単列化コンベア50による搬送方向に平行に形成された平行部81aを上流側に有するとともに、下流側に向かうに従って第2側部側から遠ざかるように、単列化コンベア50による搬送方向に対して斜めに延びる傾斜部81bを下流側に有している。
なお、第1ガイド部81の具体的態様は、上記に限定されず、例えば、平行部81aの代わりに、下流側に向かうに従って第2側部側から遠ざかるように単列化コンベア50による搬送方向に対して斜めに延びる傾斜部を設けてもよい。
また、第2ガイド部82は、図1や図2に示すように、下流側に向かうに従って第1側部側に近づくように、単列化コンベア50による搬送方向に対して斜めに延びる傾斜部82aから構成されている。
第1ガイド部81の傾斜部81bおよび第2ガイド部82の傾斜部82aは、互いに平行に形成され、これら傾斜部81b、82aの間隔は、容器Cが単列で通過可能な程度に設定されている。
なお、第2ガイド部82の具体的態様は、傾斜部82aをその一部分に有していればよく、例えば、傾斜部82aの上流側や下流側に、単列化コンベア50による搬送方向に対して平行な部分を設けてもよい。
また、容器搬送装置10は、各搬送コンベア20、30、50のコンベア面に容器Cを吸着させる吸着手段(図示しない)を更に備えている。
この吸着手段(図示しない)は、各搬送コンベア20、30、50毎に設けられ、各搬送コンベア20、30、50毎に吸着力の設定を変えることができるように構成されている。なお、本実施形態では、多列搬送コンベア20および単列化コンベア50については、同じ設定で設定されているが、具体的な設定については、多列搬送コンベア20ではコンベア上を容器Cが滑ることなく、搬送プレート60上の容器列CRを押し出せるだけの設定が必要であり、単列化コンベア50では搬送プレート60から乗り移った容器列CRが単列化コンベア50の上面上に転倒することなく容器Cのふらつきのない安定した状態で吸着する設定であれば、実施形態に応じて決定すればよい。
なお、吸着手段の具体的態様としては、各コンベア面に容器Cをバキュームによって吸着させるものや、容器Cが磁性体から成る場合には、各コンベア面に容器Cを磁性体によって吸着させるもの等が考えられる。
また、バキュームを利用して容器Cを吸着させる場合には、図7や図8に示すように、搬送プレート60の全面または一部範囲(特に下流端縁61の付近)に、上下方向に貫通する複数の貫通孔63を形成してもよく、この場合、前記吸着手段を利用して、搬送プレート60の上面に容器Cを吸着させることができる。
また、貫通孔63の形成位置や大きさについては、図7に示す貫通孔63A、Cのように、搬送プレート60上で先頭に位置する1つの容器Cのみを吸着するように設計してもよく、また、図7に示す貫通孔63Bのように、搬送プレート60上で先頭に位置する2つの容器Cをまとめて吸着するように長孔状に設計する等、実施形態に応じて任意に決定すればよい。これにより、搬送プレート60上における容器Cの倒れ等を防止することができるばかりでなく、搬送プレート60の下流端縁61の付近において容器Cの進行にブレーキをかけることが可能であるため、搬送プレート60の下流端縁61から各容器Cを正確なタイミングで切り出すことができる。
また、図7に示す貫通孔63Bのように、搬送プレート60上で先頭に位置する2つ(または3つ以上)の容器Cを吸着するように設計した場合、搬送プレート60上における容器Cの千鳥配列が崩れることを抑制できる。すなわち、多列状に整列された容器群CGの一部に容器Cの抜け(容器Cが無い状態)が発生した場合であっても、搬送プレート60上で先頭に位置する容器Cに確実にブレーキをかけることが可能であるため、先行する容器Cが後続する容器Cによって押されることによって生じる積圧を維持し、搬送プレート60上における容器Cの千鳥配列を良好に維持することができる。
また、特に、図7に示す貫通孔63Bのように、幅方向内側(幅方向の両サイド以外の位置)において、搬送プレート60上で先頭に位置する2つ(または2つ以上)の容器Cを吸着するように設計した場合、幅方向へ位置ズレを生じがちな幅方向内側の容器Cの挙動を安定させることができるため、より好ましい。
また、磁性体を利用して容器Cを吸着させる場合には、搬送プレート60を非磁性体から形成する。これにより、前記吸着手段を利用して、搬送プレート60の上面に容器Cを吸着させることができる。なお、磁性体を利用した容器Cの吸着範囲等については、上述したバキュームによって吸着する場合と同様である。
次に、本実施形態の容器搬送装置10による多列状の容器Cの単列化方法について、以下に説明する。
まず、上流側から搬送されてきた複数の容器Cは、容器整列手段70の幅規定ガイド部71によって千鳥状に整列する。
次に、多列搬送コンベア20は、搬送プレート60の上面上に千鳥状に整列した複数の容器Cを押し込むように供給し、これにより、搬送プレート60の上面上に供給された容器Cは、搬送プレート60の上面上を摺動して下流側に移動する。
次に、図3に示すように、搬送プレート60の上面上の容器Cは、搬送プレート60の下流端縁61から、容器群CGの最前列に位置する容器列CRごとに、単列化コンベア50上に順次供給される。
次に、単列化コンベア50上に供給された容器列CRは、単列化ガイド部80の第1ガイド部81および第2ガイド部82によって、複数の容器Cが、単列化ガイド部80によって規定される容器搬送路に沿って一列に並んだ状態に誘導される。
ここで、第2ガイド部82が傾斜部82aを有していることにより、図3から分かるように、単列化コンベア50上に供給された容器列CRのうち、特に後方側の容器C3が傾斜部82aとの接触によって抵抗を受けるため、後方側の容器C3の速度が減速して徐々に前方側の容器C2の後ろに移動することで、複数の容器Cを搬送方向に一列に並んだ状態に円滑に誘導することができる。
また、容器整列手段70は、搬送プレート60上における搬送方向に直交する方向にn列(本実施形態では3列)に並んだ状態で容器Cを整列させるように構成され、また、単列化コンベア50による容器搬送速度は、搬送プレート60上における容器搬送速度のn倍(本実施形態では3倍)以上に設定されている。これにより、単列化コンベア50上に順次供給される容器列CRの間に適度な間隔を生じさせることが可能であるため、搬送途中で容器Cの詰まりが生じることを回避できる。
次に、単列化ガイド部80によって規定される容器搬送路に沿って一列に並んだ複数の容器Cは、図3に示すように、第1ガイド部81の傾斜部81bおよび第2ガイド部82の傾斜部82aの間を通って、単列搬送コンベア30に供給される。
以上、本発明の実施形態を詳述したが、本発明は上記実施形態に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載された本発明を逸脱することなく種々の設計変更を行なうことが可能である。
例えば、上述した実施形態では、各搬送コンベア20、30、50は、その容器Cの搬送方向が互いに平行になるように設定されているものとして説明したが、各搬送コンベア20、30、50の具体的な設置態様はこれに限定されない。
また、上述した実施形態では、各搬送コンベア20、30、50が、1つまたは複数のコンベア20a、30a、50aから構成されているものとして説明したが、コンベア20a、30a、50aの具体的態様については、プラトップチェーンを利用したコンベアや、ベルトコンベア等の如何なるものでもよい。
また、上述した実施形態では、各コンベア20a、30a、50aの搬送速度は、実施態様等に応じて適宜に決定すればよい。
また、上述した実施形態では、搬送プレート60が、多列搬送コンベア20と単列化コンベア50との間の接続部に設置された所謂デットプレートとして構成されているものとして説明したが、搬送プレート60の具体的態様は上記に限定されず、単列化コンベア50の上流側に設置され、その上面上で容器Cを摺動させて単列化コンベア50上に供給するものであれば、如何なるものでもよい。
また、上述した実施形態では、搬送プレート60の下流端縁61が、搬送プレート60上における搬送方向に対して60°の角度を成すように配置されているものとして説明した。しかしながら、下流端縁61の配置態様は上記に限定されず、容器整列手段70が千鳥状(60度千鳥配列)に多列状の容器Cを整列させるように構成されている場合、搬送プレート60上において千鳥状に整列した容器群CGの最前列の容器列CRが単列化コンベア50に供給されるように、搬送プレート60の下流端縁61を配置すればよく、具体的には、搬送プレート60上における搬送方向に対して50°〜70°の角度を成すように、搬送プレート60の下流端縁61を配置すればよい。
なお、下流端縁61の角度を調整することにより、最前列の容器列CRの各容器Cの切り出しのタイミングを調整することができる。すなわち、図3を用いて説明すると、搬送方向に対する下流端縁61の角度を50°に設定した場合には、容器C3、容器C2、容器C1の順に、各容器Cを切り出すことができ、また、搬送方向に対する下流端縁61の角度を70°に設定した場合には、容器C1、容器C2、容器C3の順に、各容器Cを切り出すことができる。
また、上述した実施形態では、搬送プレート60の下流端縁61が、単列化コンベアによる搬送方向に対して斜めに延びる1つの直線部から構成されているものとして説明したが、下流端縁61の具体的態様はこれに限定されず、1つまたは複数の直線部や曲線部から構成すればよく、例えば、図8(a)や図8(b)に示すように、斜めに延びる複数の直線部から下流端縁61を形成してもよく、また、図7に示すように、下流端縁61を階段状に形成してもよく、また、階段状に延びる部分や斜めに延びる部分を組み合わせて下流端縁61を形成してもよい。
なお、図8(a)や図8(b)に示すように、複数の直線部や曲線部から構成した場合であっても、各直線部や曲線部の角度等を調整することで、各容器Cの切り出しのタイミングの調整することができ、例えば、図8(a)の例では、容器C2、容器C1・C3の順で、各容器Cを切り出すことができ、また、図8(b)の例では、容器C1・C3、容器C2の順で、各容器Cを切り出すことができる。
また、図7に示すように、下流端縁61を階段状に形成した場合においても、下流端縁61を構成する各切り出し端縁61aの、搬送方向における位置を調整することで、各容器Cの切り出しのタイミングの調整することができる。なお、図7に示す例では、各切り出し端縁61aが、搬送方向に直交する方向における容器Cの列数(本実施形態では3列)と同数形成され、搬送方向に直交する方向に沿って直線状に延びている。
また、図7に示す例では、各切り出し端縁61a間を接続する端縁61bを搬送方向に対して傾斜させており、これにより、容器Cが端縁61b上に乗った場合であっても、抵抗が増大することを抑制して、容器Cの切り出しのタイミングや方向にズレが生じることを抑制できる。
また、図7や図8の例においても、搬送プレート60の下流端縁61は、その一端および他端を結んだ仮想線が、搬送方向に対して50°〜70°の角度を成すように、形成されていることが望ましい。
また、上述した実施形態では、容器整列手段70が、容器供給部20の上流側に設置されているものとして説明したが、容器整列手段70の具体的態様については、搬送プレート60から単列化コンベア50に容器Cが供給される前に、多列状の容器を整列させるものであれば、設置位置や具体的構成については、如何なるものでもよい。
また、上述した実施形態では、 容器整列手段70を構成する幅規定ガイド部71が、多列搬送コンベア20の左右両側にそれぞれ設置されているものとして説明したが、幅規定ガイド部71の具体的態様は上記に限定されず、例えば、搬送プレート60の左右両側に設置されたガイド部62を幅規定ガイド部71として利用してもよい。
また、上述した実施形態では、単列化ガイド部80の具体的態様については、単列搬送コンベア30側におけるガイド部81、82間の間隔が、搬送プレート60側におけるガイド部81、82間の間隔よりも狭く設定されているものであれば、如何なるものでもよい。
また、上述した実施形態では、第1ガイド部81および第2ガイド部82が、それぞれ、単列化コンベア50の上方における下流側から上流側までの全域に亘って連続して形成されているものとして説明したが、一部の領域に、第1ガイド部81や第2ガイド部82を設置しない部分を設けてもよい。
また、上述した実施形態では、搬送方向の第1側部側(右側)に設置された、各ガイド部31、62、71、81は、互いに連続して形成されているものとして説明したが、これら各ガイド部31、62、71、81の具体的態様については上記に限定されず、例えば、各ガイド部31、62、71、81を別体に形成してもよい。また、搬送方向の第2側部側(左側)に設置された、各ガイド部31、62、71、82についても、同様である。
また、各ガイド部31、62、71、81、82は、超高分子量ポリエチレン等の合成樹脂から形成されているが、メッキ処理等を施した金属部材など具体的な材料は如何なるものでもよい。
また、上述した実施形態では、各搬送コンベア20、30、50のコンベア面に容器Cを吸着させる吸着手段(図示しない)を設けるものとして説明したが、容器Cの容器底の長辺長さに対して容器高さが小さい場合等、安定性のある容器Cを搬送する場合には、上記の吸着手段を設けなくてもよい。
10 ・・・ 容器搬送装置
20 ・・・ 多列搬送コンベア(容器供給部)
20a ・・・ コンベア
30 ・・・ 単列搬送コンベア
30a ・・・ コンベア
40 ・・・ 単列化機構
50 ・・・ 単列化コンベア
50a ・・・ コンベア
60 ・・・ 搬送プレート
61 ・・・ 下流端縁
62 ・・・ ガイド部
63 ・・・ 貫通孔
70 ・・・ 容器整列手段
71 ・・・ 幅規定ガイド部
80 ・・・ 単列化ガイド部
81 ・・・ 第1ガイド部
81a ・・・ 平行部
81b ・・・ 傾斜部
82 ・・・ 第2ガイド部
82a ・・・ 傾斜部
C ・・・ 容器
CR ・・・ 容器列
CG ・・・ 容器群

Claims (12)

  1. 多列状の容器を単列化する単列化機構を備えた容器搬送装置であって、
    前記単列化機構は、単列化コンベアと、前記単列化コンベアの上流側に設置され、その上面上で容器を摺動させて前記単列化コンベアに供給する搬送プレートと、前記搬送プレート上に多列状に容器を供給する容器供給部と、前記搬送プレートから前記単列化コンベアに容器が供給される前に、多列状の容器を整列させる容器整列手段と、前記単列化コンベアによって搬送される複数の容器を単列に誘導する単列化ガイド部とを備え、
    前記単列化コンベアによる容器搬送速度は、前記搬送プレート上における容器搬送速度よりも速く設定され、
    前記搬送プレートの下流端縁は、その一端が他端よりも、前記単列化コンベアによる搬送方向の下流側に位置するように、形成されていることを特徴とする容器搬送装置。
  2. 前記容器整列手段は、前記搬送プレートから前記単列化コンベアに容器が供給される前に多列状の容器を千鳥状に整列させるように構成され、
    前記搬送プレートの前記下流端縁は、その一端および他端を結んだ仮想線が、前記搬送プレート上における搬送方向に対して50°〜70°の角度を成すように、形成されていることを特徴とする請求項1に記載の容器搬送装置。
  3. 前記容器整列手段は、搬送方向の左右両側にそれぞれ設置された幅規定ガイド部を有し、
    前記幅規定ガイド部の間の幅寸法は、千鳥状に整列された容器群の全体の幅寸法よりも、前記容器群の全体の幅寸法の0%を超え4.9%未満分だけ大きく設定されていることを特徴とする請求項2に記載の容器搬送装置。
  4. 前記容器整列手段は、前記搬送プレート上における搬送方向に直交する方向にn列で並んだ状態で容器を整列させるように構成され、
    前記単列化コンベアによる容器搬送速度は、前記搬送プレート上における容器搬送速度のn倍以上に設定されていることを特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれかに記載の容器搬送装置。
  5. 前記容器供給部は、容器を多列状に搬送する多列搬送コンベアとして構成され、
    前記搬送プレートは、前記単列化コンベアと前記多列搬送コンベアとの間の接続部に設置されていることを特徴とする請求項1乃至請求項4のいずれかに記載の容器搬送装置。
  6. 前記単列化ガイド部は、搬送方向の左右両側のうち第1側部側に設置された第1ガイド部と、搬送方向の左右両側のうち第2側部側に設置された第2ガイド部とを有し、
    前記搬送プレートの前記下流端縁は、前記下流端縁の前記第1側部側の一端が前記下流端縁の前記第2側部側の他端よりも下流側に位置するように形成され、
    前記第2ガイド部は、下流側に向かうに従って前記第1側部側に近づくように、前記単列化コンベアによる搬送方向に対して斜めに延びる傾斜部を有していることを特徴とする請求項1乃至請求項5のいずれかに記載の容器搬送装置。
  7. 前記第1ガイド部は、前記単列化コンベアによる搬送方向に平行、または、下流側に向かうに従って前記第2側部側から遠ざかるように前記単列化コンベアによる搬送方向に対して斜めに延びる部分を有していることを特徴とする請求項6に記載の容器搬送装置。
  8. 前記単列化コンベアのコンベア面に容器を吸着させる吸着手段を更に備え、
    前記搬送プレートの下流側部分は、前記単列化コンベアの上流側部分の上方に配置され、
    前記吸着手段は、前記搬送プレート上に容器を吸着させる手段としても機能することを特徴とする請求項1乃至請求項7のいずれかに記載の容器搬送装置。
  9. 前記吸着手段は、前記単列化コンベアのコンベア面に容器をバキュームによって吸着させるものであり、
    前記搬送プレートには、上下方向に貫通する複数の貫通孔が形成されていることを特徴とする請求項8に記載の容器搬送装置。
  10. 前記吸着手段は、前記単列化コンベアのコンベア面に容器を磁性体によって吸着させるものであり、
    前記搬送プレートの材質が非磁性体であることを特徴とする請求項8に記載の容器搬送装置。
  11. 前記搬送プレートの前記下流端縁は、階段状に延びる部分を有していることを特徴とする請求項1乃至請求項10のいずれかに記載の容器搬送装置。
  12. 前記搬送プレートの前記下流端縁は、前記単列化コンベアによる搬送方向に対して斜めに延びる部分を有していることを特徴とする請求項1乃至請求項11のいずれかに記載の容器搬送装置。
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