JP2019006476A - ボトル中栓 - Google Patents

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Abstract

【課題】本発明の解決しようとする課題は、口径の小さい容器に対しても使用することができ、中栓を取り外さなくても詰替が容易に可能であり、さらに詰替の回数を重ねても、劣化することのないボトル中栓を提案するものである。【解決手段】ボトル状の容器本体10の口部11に取り付けて使用される中栓1であって、容器本体の口部11に嵌合して固定される中栓本体2と、中栓本体2の内周面に摺動可能に嵌合された円筒状の可動筒3とを有し、可動筒3は、上端部4に注出口6を有し、下端部は開放されて、中栓本体2に回転式ロック7で固定されており、可動筒3を回転させてロックを外し、可動筒3を中栓本体2から引き出して上限まで伸ばした時に、可動筒3の側面に、詰替え容器20の注出筒21を挿入可能な注入開口部8が設けられていることを特徴とするボトル中栓である。【選択図】図1

Description

本発明は、プラスチックボトルやガラス瓶に取り付けて使用するプラスチック製の中栓に関し、特に内容物の詰替作業が容易に可能な中栓に関する。
シャンプーやリンスなどのトイレタリー製品において、専用容器内の内容物が無くなった時に、専用容器を再使用するために、内容物のみを補充する詰替用の製品が別途販売されていることが多い。
詰替用の製品は、軟包装材料からなるパウチに収納されたものが多く、専用容器に比較して材料も少なくて済むため、価格を低くすることができ、環境に対する負荷も少ないので、さまざまな製品に対して広く用いられている。
シャンプーやリンスなどの製品は、1回に使用する量も相当の量であり、従って容器のサイズもそれなりの大きさを持っている。このため、ボトルの口径も大きくなり、詰替え容器の設計も比較的容易である。
しかしながら、1回の使用量が少ない内容物、例えば化粧品などの場合、容器のサイズもさほど大きくないため、中栓やキャップもそれなりに小さいものとならざるを得ない。また製品によっては、1回に多量に出過ぎないように、注出口の口径を小さくした中栓を使用している場合が多い。
このため、これらの小型の容器に詰替え容器の注出口を挿入しようとした場合、中栓を取り外さないと、詰替作業ができないという問題がある。
特許文献1及び2に記載された中栓付き容器は、詰替作業に当たって、中栓を容易に取り外すことが可能な中栓付き容器である。これらの容器においては、中栓の取り外しを容易ならしめるために、容器本体の肩部にテーパー部を設け、中栓の裾部がこのテーパーに被さるようにしたものである。中栓の裾部を手で締め付けることにより、中栓全体が上方向に押し上げられ、中栓が簡単に外れるようになっている。
しかし、このような中栓を着脱する方式は、着脱の回数を重ねるに従い、中栓の嵌合部が磨耗して緩み、液漏れや不用意な中栓の脱落を招く恐れがあり、あまり好ましいものではなかった。また中栓の着脱そのものが、面倒であるという問題もあった。
特許文献3に記載された容器の中栓は、このような問題を解消するものであり、中栓を取り外さなくても、内容物の補充が可能な中栓を提案したものである。特許文献3に記載された中栓は、中栓の貫通開口を、注出口を残して閉塞する隔壁を設け、詰替時にはこの隔壁が開くことにより、詰替え容器のノズルを中栓に直接挿入することができるようにしたものである。
特許文献3に記載された容器の中栓は、隔壁が脆弱部分をヒンジとして開閉するものであるため、詰替の回数を重ねるに従い、隔壁の脆弱部分が疲労し、閉塞が不完全になるという問題を含んでいる。
特開2007−91293号公報 特開2007−91300号公報 特開2011−213393号公報
本発明の解決しようとする課題は、口径の小さい容器に対しても使用することができ、中栓を取り外さなくても詰替が容易に可能であり、さらに詰替の回数を重ねても、劣化することのないボトル中栓を提案するものである。
上記の課題を解決するための手段として、請求項1に記載の発明は、ボトル状の容器本体の口部に取り付けて使用される中栓であって、容器本体の口部に嵌合して固定される中栓本体と、中栓本体の内周面に摺動可能に嵌合された円筒状の可動筒とを有し、該可動筒は、上端部に注出口を有し、下端部は開放されて、中栓本体に回転式ロックで固定されており、可動筒を回転させてロックを外し、可動筒を中栓本体から引き出して上限まで伸ばした時に、可動筒の側面に、詰替え容器の注出筒を挿入可能な注入開口部が設けられていることを特徴とするボトル中栓である。
本発明に係るボトル中栓は、容器本体の口部に嵌合して固定される中栓本体と、中栓本体の内周面に摺動可能に嵌合された円筒状の可動筒とからなり、可動筒を引き出すと、可動筒の側面に詰替え容器の注出筒を挿入可能な注入開口部が設けられているので、中栓を外さなくても詰替が可能である。
また、請求項2に記載の発明は、前記可動筒の上端部外周に、可動筒を回転させるための手がかりとなる凹凸が設けられていることを特徴とする請求項1に記載のボトル中栓である。
また、請求項3に記載の発明は、前記可動筒の下端部外周に、可動筒が中栓本体から抜け落ちないためのストッパー機構を有することを特徴とする請求項1または2に記載のボトル中栓である。
本発明に係るボトル中栓は、容器本体の口部に嵌合して固定される中栓本体と、中栓本体の内周面に摺動可能に嵌合された円筒状の可動筒とからなり、可動筒を引き出すと、可動筒の側面に詰替え容器の注出筒を挿入可能な注入開口部が設けられているので、中栓を外さなくても詰替が可能である。
また、詰替に当たっては、中栓を取り外すことなく、可動筒を摺動させるだけで済み、磨耗したり、疲労したりする部分が存在しないため、耐久性が高く、長期間に亘って使用することができる。
ボトル中栓のボトル本体への取り付けは、一般的な嵌合方式であるので、プラスチックボトルに限らず、ガラス瓶などにも使用可能であり、高級化粧品等にも適用できる。
請求項2に記載の発明のように、前記可動筒の上端部外周に、可動筒を回転させるための手がかりとなる凹凸が設けられている場合には、可動筒を回転してロックを外す時に、手が滑ったりせず、詰替作業を円滑に実行することができる。
また請求項3に記載の発明のように、前記可動筒の下端部外周に、可動筒が中栓本体か
ら抜け落ちないためのストッパー機構を有する場合には、可動筒を引き出した際に抜け落ちたりすることがなく、詰替作業を円滑に実行することができる。
図1は、本発明に係るボトル中栓の一実施態様を示した斜視説明図であり、ボトル中栓をボトル状の容器本体の口部に取り付けた状態を示したものである。 図2は、図1に示したボトル中栓の断面構造を示した断面模式図であり、キャップを取り付けた状態を示したものである。 図3は、図1に示したボトル中栓を上から見た状態を示した平面説明図である。 図4は、図1、2に示したボトル中栓の可動筒を引き出して、詰替え容器の注出筒を挿入する状態を示した断面説明図である。
以下図面を参照しながら、本発明に係るボトル中栓について詳細に説明する。図1は、本発明に係るボトル中栓1の一実施態様を示した斜視説明図であり、ボトル中栓1をボトル状の容器本体10の口部11に取り付けた状態を示したものである。また図2は、図1に示したボトル中栓1の断面構造を示した断面模式図であり、キャップ12を取り付けた状態を示したものである。さらに図4は、図1、2に示したボトル中栓1の可動筒3を引き出して、詰替え容器20の注出筒21を挿入する状態を示した断面説明図である。
本発明に係るボトル中栓1は、ボトル状の容器本体10の口部11に取り付けて使用される中栓であって、容器本体10の口部11に嵌合して固定される中栓本体2と、中栓本体2の内周面に摺動可能に嵌合された円筒状の可動筒3とから構成されている。
可動筒3は、上端部に注出口6を有し、下端部は開放されている。可動筒3は、中栓本体2に回転式ロック7で固定されており、可動筒3を回転させてロックを外すことにより、図4に示したように、中栓本体2から引き出すことができる。
円筒状の可動筒3の側面には、切り欠きである注入開口部8が設けられており、この注入開口部8には、可動筒3を中栓本体2から引き出して上限まで伸ばした時に、別に用意された詰替え容器20の注出筒21を挿入することが可能となっている。
このように、本発明に係るボトル中栓1においては、ボトル状の容器本体10から中栓を取り外すことなく、詰替作業を実施できる。また詰替作業に当たっては、中栓本体2から可動筒3を引き出すだけでよく、磨耗したり疲労したりする部分が存在しないため、中栓の寿命が長く、長期間に亘って使用することができる。
図2に示したように、この実施態様においては、可動筒3の上端部4には、注出口6を取り囲むように密閉リング13が設けられており、キャップ12に設けられた溝に嵌入して密封できるようになっている。
キャップ12は、ボトル状の容器本体10の口部11に設けられたねじに螺合するようになっている。キャップ12の固定方法については、任意である。
中栓本体2と可動筒3とは、この例では回転式ロック機構によって固定されている。回転式ロック機構としては、回転止め機構を持ったねじでも良いし、ねじ同士の摩擦によって回転が止まる構造でも良い。
図3に示したように、可動筒3の上端部外周に、可動筒3を回転させるための手がかりとなる凹凸5が設けられている場合には、可動筒3を回転させて回転式ロック7を外す時に、手が滑ったりせず、円滑に詰替作業を実施することができる。特に内容物が乳液などのように、滑りやすいものである場合には凹凸5が役に立つ。
凹凸5の形状については、特に制約はなくて、要はつるつるの円筒面でなければ良いのであって、ローレット状に筋やぎざぎざをつけたものでも良い。
また、可動筒3を中栓本体2から引き出した際に、抜け落ちてしまうことを防ぐために、可動筒3の下端部外周に、ストッパー機構9を設けることが望ましい。ストッパー機構9としては、図4に示されたような円筒外周に設けた突起状のフックに限らず、リング状の突起など任意であるが、中栓本体2に可動筒3を挿入して嵌合させ、組み立てることが可能な構造でなければならない。
本発明に係るボトル中栓を構成する材料としては、通常射出成形可能な熱可塑性合成樹脂が用いられる。具体的には、ポリエチレン樹脂、ポリプロピレン樹脂、ポリエチレンテレフタレート樹脂、ポリアミド樹脂、ポリアセタール樹脂等の熱可塑性樹脂を用いることができる。
1・・・ボトル中栓
2・・・中栓本体
3・・・可動筒
4・・・可動筒上端部
5・・・凹凸
6・・・注出口
7・・・回転式ロック
8・・・注入開口部
9・・・ストッパー機構
10・・・ボトル状の容器本体
11・・・口部
12・・・キャップ
13・・・密閉リング
20・・・詰替え容器
21・・・注出筒

Claims (3)

  1. ボトル状の容器本体の口部に取り付けて使用される中栓であって、容器本体の口部に嵌合して固定される中栓本体と、中栓本体の内周面に摺動可能に嵌合された円筒状の可動筒とを有し、該可動筒は、上端部に注出口を有し、下端部は開放されて、中栓本体に回転式ロックで固定されており、可動筒を回転させてロックを外し、可動筒を中栓本体から引き出して上限まで伸ばした時に、可動筒の側面に、詰替え容器の注出筒を挿入可能な注入開口部が設けられていることを特徴とするボトル中栓。
  2. 前記可動筒の上端部外周に、可動筒を回転させるための手がかりとなる凹凸が設けられていることを特徴とする請求項1に記載のボトル中栓。
  3. 前記可動筒の下端部外周に、可動筒が中栓本体から抜け落ちないためのストッパー機構を有することを特徴とする請求項1または2に記載のボトル中栓。
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