JP2019006458A - 容器殺菌装置及び容器に対する殺菌効率判定方法 - Google Patents

容器殺菌装置及び容器に対する殺菌効率判定方法 Download PDF

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Abstract

【課題】容器殺菌装置によって殺菌される容器に対する殺菌効率の低下を迅速に検出する。【解決手段】容器殺菌装置1は、過酸化水素を含む殺菌ガスで容器10を殺菌する殺菌部3と、殺菌部において殺菌ガスが噴射された容器をノズル42から噴射されるエアで洗浄するエアリンス部4とを備え、エアリンス部に、ノズルから噴射されるエアの流量を測定する測定手段44が設けられる。【選択図】図2

Description

本発明は容器殺菌装置及び容器に対する殺菌効率判定方法に関する。
従来、飲料、食料等の内容物が充填される容器を内容物の充填前に殺菌することが知られている。特許文献1、2に記載された容器殺菌装置では、過酸化水素を含む殺菌ガスを容器に噴射することで容器を殺菌する。
容器に噴射される殺菌ガスの流量が少ないと、容器に供給される過酸化水素の量も少なくなり、容器殺菌装置によって殺菌される容器に対する殺菌効率が低下する。このため、特許文献2に記載された容器殺菌装置では、殺菌ガスの噴射状態が検出装置によって検出される。
特開2015−120557号公報 特開2006−117256号公報
また、容器殺菌装置では、容器に殺菌ガスが噴射された後、容器内に残された過酸化水素を除去すべく、容器をエアで洗浄することが多い。容器をエアで洗浄するエアリンス工程では、ノズルから容器にエアが噴射される。しかしながら、容器殺菌装置の作動中、ノズル等に不具合が生じ、エアの噴射量が低下するおそれがある。
本願の発明者は、鋭意検討の結果、エアリンス工程において容器に噴射されるエアの流量も、容器に対する殺菌効率に大きく影響することを見出した。しかしながら、特許文献1、2は、エアリンス工程において容器に噴射されるエアの流量を検出することについて何ら言及していない。このため、特許文献1、2に記載の容器殺菌装置では、エアリンス工程において容器に対する殺菌効率の低下を検出することができず、容器に内容物が充填された後の製品検査により、容器が正常に殺菌されていない製品が発見される懸念がある。この場合、それまでに製造された商品の全量廃棄、全ての装置の点検等を行う必要があるため、生産効率が大きく低下する。
そこで、本発明は、上記の問題点に鑑みてなされたものであって、容器殺菌装置によって殺菌される容器に対する殺菌効率の低下を迅速に検出することを目的とする。
上記課題を解決するために、第1の態様では、過酸化水素を含む殺菌ガスで容器を殺菌する殺菌部と、殺菌部において殺菌ガスが噴射された容器をノズルから噴射されるエアで洗浄するエアリンス部とを備えた容器殺菌装置において、エアリンス部に、ノズルから噴射されるエアの流量を測定する測定手段が設けられることを特徴とする、容器殺菌装置が提供される。
第2の態様では、第1の態様において、容器殺菌装置は、測定手段によって測定されたエアの流量に基づいて容器に対する殺菌効率を判定する判定部を更に備える。
第3の態様では、第1又は第2の態様において、測定手段は、ノズルの直下に位置する検出部を有し、検出部にエアが加えた力に基づいてエアの流量を測定する。
第4の態様では、第2の態様において、判定部は、測定手段によって測定されたエアの流量が基準値未満である場合に、ノズルに供給されるエアの流量を増加させる。
第5の態様では、第4の態様において、判定部は、測定手段によって測定されたエアの流量が少ないほど、ノズルに供給されるエアの流量を増加させる。
第6の態様では、第2の態様において、判定部は、測定手段によって測定されたエアの流量が基準値未満である場合に、ノズルから容器にエアを噴射する時間を長くする。
第7の態様では、第6の態様において、判定部は、測定手段によって測定されたエアの流量が少ないほど、ノズルから容器にエアを噴射する時間を長くする。
第8の態様では、過酸化水素を含む殺菌ガスを容器に噴射する殺菌部と、殺菌部において殺菌ガスが噴射された容器をエアで洗浄するエアリンス部とを備えた容器殺菌装置によって殺菌される容器に対する殺菌効率判定方法であって、エアリンス部のノズルから噴射されるエアの流量を測定する工程と、測定されたエアの流量に基づいて容器に対する殺菌効率を判定する工程とを含む、容器に対する殺菌効率判定方法が提供される。
本発明によれば、容器殺菌装置によって殺菌される容器に対する殺菌効率の低下を迅速に検出することができる。
図1は、プラスチックボトルの一つの例を示す図である。 図2は、本発明の第一実施形態に係る容器殺菌装置の概略的な平面図である。 図3は、ガスノズルからボトルに殺菌ガスが噴射される様子を概略的に示す図である。 図4は、エアノズルからボトルにエアが噴射される様子を概略的に示す図である。 図5は、エアノズルから噴射されるエアの流量と、容器殺菌装置の殺菌効果との関係を示すグラフである。 図6は、エアの流量を測定しているときのエア測定手段の概略的な正面図である。 図7は、温水ノズルからボトルに温水が噴射される様子を概略的に示す図である。 図8は、本発明の第一実施形態に係る殺菌効率判定方法を示すフローチャートである。 図9は、本発明の第二実施形態におけるエア流量制御の制御ルーチンを示すフローチャートである。 図10は、エアの流量と供給エアの流量の増加量との関係を示すマップである。 図11は、本発明の第三実施形態におけるエア噴射時間制御の制御ルーチンを示すフローチャートである。 図12は、エアの流量とエアの噴射時間の増加量との関係を示すマップである。
以下、図面を参照して本発明の実施形態について詳細に説明する。なお、以下の説明では、同様な構成要素には同一の参照番号を付す。
<第一実施形態>
最初に、図1〜図8を参照して、本発明の第一実施形態について説明する。
<プラスチックボトル>
本実施形態では、容器殺菌装置によって殺菌される容器としてプラスチックボトルが用いられる。最初に、プラスチックボトルについて簡単に説明する。なお、本明細書において、プラスチックボトルとは、ポリエチレンテレフタレート(PET)、ポリプロピレン(PP)及びポリエチレン(PE)のようなプラスチックから構成されるボトルを意味し、ペットボトルに限定されない。
図1は、プラスチックボトル(以下、単に「ボトル」という)10の一つの例を示す図である。ボトル10は延伸ブロー成形によってプリフォームから成形される。プリフォームはインジェクション(射出)成形法又はPCM(プリフォームコンプレッションモールディング)成形法によって樹脂から成形される。
ボトル10は、キャップが装着される首部11と、首部11と隣接する胴部12と、胴部12の一方の端部を閉塞する底部13とを有する。首部11には、雄ネジ14と、雄ネジ14よりも胴部12側に位置するサポートリング15とが形成される。キャップに形成された雌ネジに雄ネジ14が螺合することで、首部11にキャップが装着される。
<容器殺菌装置>
図2は、本発明の第一実施形態に係る容器殺菌装置1の概略的な平面図である。容器殺菌装置1は容器(本実施形態ではボトル10)を殺菌する。容器殺菌装置1はチャンバ20によって覆われる。チャンバ20は減菌され、その後、チャンバ20内の圧力は周囲の圧力よりも高くされる。このため、チャンバ20内は無菌状態が保持される。
容器殺菌装置1は複数のホイールから構成される。各ホイールには、ボトル10を把持する複数のグリッパが設けられる。グリッパはボトル10のサポートリング15を介してボトル10を把持する。グリッパは、ホイールの周方向に所定間隔で離間され、ホイールと共に回転する。このため、ボトル10はホイールの回転によって回転搬送される。
容器殺菌装置1は、ボトル10が投入される投入部2と、殺菌ガスでボトル10を殺菌する殺菌部3と、ボトル10をエア(空気)で洗浄するエアリンス部4と、ボトル10を温水で洗浄する温水リンス部5とを備える。ボトル10は、容器殺菌装置1において、投入部2、殺菌部3、エアリンス部4、温水リンス部5の順に搬送される。
投入部2は、第一投入ホイール21、第二投入ホイール22及び第三投入ホイール23を有する。プリフォームから成形されたボトル10は、第一投入ホイール21に投入され、第二投入ホイール22及び第三投入ホイール23を介して殺菌部3に搬送される。図2には、参考のために、第一投入ホイール21においてボトル10が一つのみ示される。
なお、投入部2の上流側には、複数のホイールから構成されると共にプリフォームからボトル10を成形する成形部(図示せず)が連結されてもよい。この場合、ボトル10は成形部から投入部2を介して殺菌部3に連続的に搬送される。また、投入部2のホイールの数は、三つ以外、例えば一つであってもよい。
殺菌部3は殺菌ホイール31を有する。殺菌ホイール31は第三投入ホイール23からボトル10を受け取る。殺菌ホイール31には、殺菌ガスをボトル10に噴射する複数のガスノズルが設けられる。ガスノズルは、殺菌ホイール31の周方向に所定間隔で離間され、殺菌ホイール31と共に回転する。ガスノズルは、殺菌ホイール31に設けられたグリッパにボトル10が把持されたときにボトル10の上方に位置するように配置される。ボトル10が殺菌ホイール31によって回転搬送される間、ガスノズルからボトル10に殺菌ガスが噴射される。
殺菌ガスは公知の殺菌ガス生成装置(図示せず)から各ガスノズルに供給される。殺菌ガス生成装置は、無菌エアと混合された過酸化水素水溶液を気化させることで殺菌ガスを生成する。このため、殺菌ガスは、過酸化水素(H22)、エア及び水を含む。本実施形態では、殺菌ガス生成装置において用いられる過酸化水素水溶液の濃度(質量パーセント濃度)は35%である。
図3は、ガスノズル32からボトル10に殺菌ガスが噴射される様子を概略的に示す図である。ボトル10はグリッパ33に把持されている。ガスノズル32は、ボトル10内に挿入され、ボトル10の内面に殺菌ガスを噴射する。噴射された殺菌ガスはボトル10の内面に付着し、殺菌ガス中の過酸化水素及び水がボトル10の内面において凝縮する。この結果、ボトル10の内面において過酸化水素水溶液が生成される。このとき、過酸化水素の飽和蒸気圧が水の飽和蒸気圧よりも低いため、過酸化水素が水よりも多く凝縮する。このため、殺菌ガス生成装置において気化される前には35%であった過酸化水素水溶液の濃度が約60%に上昇する。なお、ガスノズル32は、ボトル10内に挿入される代わりに、ボトル10の上方に配置されてもよい。この場合も、ガスノズル32はボトル10の内面に殺菌ガスを噴射する。
ボトル10は殺菌ホイール31から第一搬送ホイール6を介してエアリンス部4に搬送される。エアリンス部4はエアリンスホイール41を有する。エアリンスホイール41は第一搬送ホイール6からボトル10を受け取る。エアリンスホイール41には、エアをボトル10に噴射する複数のエアノズルが設けられる。エアノズルは、エアリンスホイール41の周方向に所定間隔で離間され、エアリンスホイール41と共に回転する。エアノズルは、エアリンスホイール41に設けられたグリッパにボトル10が把持されたときにボトル10の上方に位置するように配置される。ボトル10がエアリンスホイール41によって回転搬送される間、エアノズルからボトル10にエアが噴射される。エアは、高温(100℃以上)の無菌エアであり、公知の熱風供給装置(図示せず)から各エアノズルに供給される。
図4は、エアノズル42からボトル10にエアが噴射される様子を概略的に示す図である。ボトル10はグリッパ43に把持されている。エアノズル42は、ボトル10の上方に配置され、ボトル10の内面に向かってエアを噴射する。エアは、ボトル10内に残された殺菌ガスをボトル10内から排出する。
従来、エアリンス部4におけるエアの噴射は、殺菌部3において噴射された殺菌ガス(特に、過酸化水素)の除去のために行われ、ボトル10の殺菌にはほとんど寄与しないと考えられていた。しかしながら、本願の発明者は、ボトル10が過酸化水素によって殺菌されるメカニズムに着目し、エアリンス部4においてボトル10に噴射されるエアの流量も、容器殺菌装置1によって殺菌されるボトル10に対する殺菌効率に大きく影響することを見出した。この理由は、必ずしも明確ではないが、以下のように考えられる。
液体の過酸化水素は、気体の過酸化水素よりも密度が高いため、所定範囲において微生物と接触する回数が気体の過酸化水素よりも多くなる。このため、液体の過酸化水素は気体の過酸化水素よりも殺菌効果が高い。また、微生物はボトル10の内面に多く存在する。このため、殺菌部3においてボトル10の内面に生成された過酸化水素水溶液がボトル10の殺菌に大きく寄与する。また、過酸化水素水溶液の殺菌効果は、過酸化水素水溶液の濃度が高いほど高くなる。
エアリンス部4では、噴射されるエアが高温(100℃以上)であるため、殺菌部3においてボトル10の内面に生成された過酸化水素水溶液の一部が蒸発する。このとき、過酸化水素の飽和蒸気圧が水の飽和蒸気圧よりも低いため、水が過酸化水素よりも多く蒸発する。この結果、殺菌部3では約60%であった過酸化水素水溶液の濃度がエアリンス部4において約80%に上昇する。このため、エアリンス部4では、過酸化水素水溶液の殺菌効果が高められ、ボトル10の殺菌が促進される。
本実施形態では、熱風供給装置から供給されたエアが各エアノズル42に分配される位置よりも上流側において、エア通路内を流れるエアの流量が測定される。また、エアの流量の測定値に基づいて、エアの流量が所定値以上になるように、熱風供給装置から噴射されるエアの流量が調整される。しかしながら、各エアノズル42にエアを分配するエア分配管の破損、エアノズル42の詰まり等が生じると、エアノズル42から噴射されるエアの流量が低下する。エアの流量が低下すると、過酸化水素水溶液の蒸発量が少なくなり、エアリンス部4における過酸化水素水溶液の濃度の上昇度が小さくなる。この結果、過酸化水素水溶液の殺菌効果が低くなり、ひいてはボトル10に対する殺菌効率が低下する。
本願の発明者は、エアノズル42から噴射されるエアの流量の殺菌効果に対する影響を調査すべく、エアの流量を変化させたときの殺菌効果を測定した。図5は、エアノズル42から噴射されるエアの流量と、容器殺菌装置1の殺菌効果との関係を示すグラフである。
殺菌効果(D)は、log10{(殺菌前の微生物の数)/(殺菌後の微生物の数)}として算出される。殺菌前の微生物の数は殺菌部3における殺菌工程の前に測定され、殺菌後の微生物の数は、後述する温水リンス部5における温水リンス工程の後に測定される。例えば、容器殺菌装置1によって微生物の数が1/10,000に低下した場合、殺菌効果は4Dである。
なお、図5においてエアの流量がゼロであるデータは、エアリンス部4におけるエアリンス工程を省略して測定された。このとき、殺菌工程と温水リンス工程との間の時間は、エアリンス工程が行われる場合と同一の値に設定された。図5から分かるように、エアの流量が低下するにつれて、殺菌効果が顕著に低くなった。したがって、エアの流量が低下すると、ボトル10に対する殺菌効率が低下する。
これに対して、本実施形態では、図2に示されるように、エアリンス部4に、エアノズル42から噴射されるエアの流量を測定するエア測定手段44が設けられる。このことによって、エアノズル42から噴射されるエアの流量の低下を検出し、ひいてはボトル10に対する殺菌効率の低下を迅速に検出することができる。
図2には、エアリンスホイール41の回転方向が矢印で示される。エア測定手段44は、グリッパ43がボトル10を把持しない状態でエアリンスホイール41と共に回転する範囲に配置される。具体的には、エア測定手段44は、エアリンスホイール41の回転方向において、エアリンスホイール41が第二搬送ホイール7にボトル10を渡す位置Aと、エアリンスホイール41が第一搬送ホイール6からボトル10を受け取る位置Bとの間に配置される。このことによって、エア測定手段44は、ボトル10へのエアの噴射を妨げることなく、各エアノズル42がエアリンスホイール41の周方向においてエア測定手段44の位置を通過するとき、各エアノズル42から噴射されるエアの流量を測定することができる。
図6は、エアの流量を測定しているときのエア測定手段44の概略的な正面図である。このとき、グリッパ43にはボトル10が把持されていない。エア測定手段44は検出プレート45及びロードセル46を含む。
検出プレート45は、鉛直方向においてエアノズル42とグリッパ43との間に位置し、水平に延在する。また、検出プレート45は、エアノズル42の直下に位置する。検出プレート45は取付部材47に取り付けられ、取付部材47は検出ロッド48を介してロードセル46に接続される。
ロードセル46は起歪体46aを含み、起歪体46aにはひずみゲージ46bが貼り付けられている。エアノズル42からエアが噴射されると、検出プレート45に力が加えられる。検出プレート45に加えられた力は取付部材47及び検出ロッド48を介して起歪体46aに伝達される。起歪体46aに力が加わると、起歪体46aにひずみが生じ、ひずみゲージ46bの抵抗値が変化する。このため、ロードセル46の出力電流を検出することで、エアの噴射によって検出プレート45に加えられた力を測定することができる。また、この力は、エアノズル42から噴射されるエアの流量と比例する。このため、エア測定手段44は、エアの噴射によって検出プレート45に加えられた力をロードセル46で測定することで、エアノズル42から噴射されるエアの流量を測定することができる。
また、図2に示されるように、容器殺菌装置1は、エア測定手段44によって測定されたエアの流量に基づいてボトル10に対する殺菌効率を判定する判定部8を更に備える。判定部8は、中央演算装置(CPU)、メモリ等を含むマイクロコンピュータであり、容器殺菌装置1の各種制御を実行する。判定部8はエア測定手段44に電気的に接続される。エア測定手段44は、測定したエアの流量を判定部8に送信する。
判定部8は、エア測定手段44によって測定されたエアの流量が予め定められた基準値以上である場合にはボトル10に対する殺菌効率が良好であると判定し、殺菌ガスの流量が基準値未満である場合にはボトル10に対する殺菌効率が低下していると判定する。基準値は、予め定められ、例えば、正常なエアノズル42から噴射されるエアの流量の平均値の2/3の値に設定される。本実施形態では、基準値は、80〜140NL/minの範囲内の値、例えば100NL/minに設定される。なお、判定部8は、ボトル10に対する殺菌効率が低下していると判定した場合、すなわち、エア測定手段44によって測定されたエアの流量が基準値未満である場合、運転状態監視画面(図示せず)上の警告表示、警告音等によって警報を発してもよい。
また、殺菌部3においてボトル10に噴射される殺菌ガスの流量が少ないと、ボトル10に供給される過酸化水素の量も少なくなり、ボトル10に対する殺菌効率が低下する。このため、本実施形態では、殺菌部3にも、エア測定手段44と同様の構成を有する殺菌ガス測定手段34が設けられる。殺菌ガス測定手段34は、ガスノズル32から噴射される殺菌ガスの流量を測定する。
図2には、殺菌ホイール31の回転方向が矢印で示される。殺菌ガス測定手段34は、グリッパ33がボトル10を把持しない状態で殺菌ホイール31と共に回転する範囲に配置される。具体的には、殺菌ガス測定手段34は、殺菌ホイール31の回転方向において、殺菌ホイール31が第一搬送ホイール6にボトル10を渡す位置Cと、殺菌ホイール31が第三投入ホイール23からボトル10を受け取る位置Dとの間に配置される。このことによって、殺菌ガス測定手段34は、ボトル10への殺菌ガスの噴射を妨げることなく、各ガスノズル32が殺菌ホイール31の周方向において殺菌ガス測定手段34の位置を通過するとき、各ガスノズル32から噴射される殺菌ガスの流量を測定することができる。
殺菌ガス測定手段34は、測定した殺菌ガスの流量を判定部8に送信する。判定部8は、殺菌ガス測定手段34によって測定された殺菌ガスの流量に基づいてボトル10に対する殺菌効率を判定する。具体的には、判定部8は、殺菌ガス測定手段34によって測定された殺菌ガスの流量が予め定められた基準値以上である場合にはボトル10に対する殺菌効率が良好であると判定し、殺菌ガスの流量が基準値未満である場合にはボトル10に対する殺菌効率が低下していると判定する。基準値は、予め定められ、例えば、正常なガスノズル32から噴射される殺菌ガスの流量の平均値の2/3の値に設定される。なお、判定部8は、ボトル10に対する殺菌効率が低下していると判定した場合、すなわち、殺菌ガス測定手段34によって測定された殺菌ガスの流量が基準値未満である場合、運転状態監視画面(図示せず)上の警告表示、警告音等によって警報を発してもよい。
また、容器殺菌装置1は、ボトル10の不良品を排除する排除部9を備える。排除部9は、判定部8によって殺菌効率が低下していると判定されたボトル10を排除する。例えば、エアの流量が基準値未満であったエアノズル42によってエアが噴射されたボトル10が排除される。なお、殺菌部3とエアリンス部4との間に検査部が設けられ、カメラ、温度センサ等によってボトル10の状態が検査されてもよい。この場合、排除部9は、検査部において不良と判定されたボトル10も排除する。
排除部9は排除ホイール91及び排除コンベア92を有する。排除ホイール91は、エアリンスホイール41の回転方向において第一搬送ホイール6と第二搬送ホイール7との間に配置され、エアリンスホイール41から不良のボトル10を受け取る。排除ホイール91はボトル10を排除コンベア92に向かって回転搬送する。排除ホイール91はボトル10を排除コンベア92上に落下させ、ボトル10は排除コンベア92を介してチャンバ20の外に排出される。
一方、良品のボトル10はエアリンスホイール41から第二搬送ホイール7を介して温水リンス部5に搬送される。第二搬送ホイール7では、ボトル10が回転搬送される間に、ボトル10が逆さまにされて倒立状態にされる。
温水リンス部5は温水リンスホイール51を有する。温水リンスホイール51は第二搬送ホイール7から倒立状態のボトル10を受け取る。温水リンスホイール51には、温水をボトル10に噴射する複数の温水ノズルが設けられる。温水ノズルは、温水リンスホイール51の周方向に所定間隔で離間され、温水リンスホイール51と共に回転する。温水ノズルは、温水リンスホイール51に設けられたグリッパにボトル10が把持されたときにボトル10の下方に位置するように配置される。ボトル10が温水リンスホイール51によって回転搬送される間、温水ノズルからボトル10に温水が噴射される。温水は、60℃〜80℃の無菌水であり、公知の温水供給装置(図示せず)から各温水ノズルに供給される。
図7は、温水ノズル52からボトル10に温水が噴射される様子を概略的に示す図である。ボトル10はグリッパ53に把持されている。温水ノズル52は、ボトル10内に挿入され、ボトル10の内部に温水を噴射する。温水は、ボトル10内に残された過酸化水素水溶液等をボトル10内から排出する。
ボトル10は温水リンスホイール51から第三搬送ホイール30等を介して充填装置(図示せず)に搬送される。充填装置では、ボトル10に内容物が充填される。
<殺菌効率判定方法>
次に、図8を参照して、容器に対する殺菌効率を判定する方法について説明する。図8は、本発明の第一実施形態に係る殺菌効率判定方法を示すフローチャートである。容器は容器殺菌装置1によって殺菌される。なお、上述したように、本実施形態では、容器殺菌装置1によって殺菌される容器としてボトル10が用いられる。
最初に、ステップS1において、殺菌部3のガスノズル32から噴射される殺菌ガスの流量を測定する。殺菌ガスの流量は殺菌ガス測定手段34によって測定される。
次いで、ステップS2において、ステップS1において測定された殺菌ガスの流量に基づいて、ボトル10に対する殺菌効率を判定する。殺菌効率の判定は判定部8によって行われる。具体的には、判定部8は、殺菌ガス測定手段34によって測定された殺菌ガスの流量が予め定められた基準値以上である場合にはボトル10に対する殺菌効率が良好であると判定し、殺菌ガスの流量が基準値未満である場合にはボトル10に対する殺菌効率が低下していると判定する。このことによって、ボトル10に対する殺菌効率の低下を迅速に検出することができる。
次いで、ステップS3において、エアリンス部4のエアノズル42から噴射されるエアの流量を測定する。エアの流量はエア測定手段44によって測定される。
次いで、ステップS4において、ステップS3において測定されたエアの流量に基づいて、ボトル10に対する殺菌効率を判定する。殺菌効率の判定は判定部8によって行われる。具体的には、判定部8は、エア測定手段44によって測定されたエアの流量が予め定められた基準値以上である場合にはボトル10に対する殺菌効率が良好であると判定し、エアの流量が基準値未満である場合にはボトル10に対する殺菌効率が低下していると判定する。このことによって、ボトル10に対する殺菌効率の低下を迅速に検出することができる。
なお、ステップS1及びステップS2は省略されてもよい。
<第二実施形態>
第二実施形態に係る容器殺菌装置は、以下に説明する点を除いて、基本的に第一実施形態に係る容器殺菌装置と同様である。このため、以下、本発明の第二実施形態について、第一実施形態と異なる部分を中心に説明する。
エアリンス部4の一部のエアノズル42においてエアの流量が基準値未満となると、斯かるエアノズル42によってエアが噴射されるボトル10に対する殺菌効率が低下する。このため、容器殺菌装置1が作動され続けると、不良のボトル10が生産され続け、ボトル10の生産効率が低下する。一方、不具合が生じたエアノズル42を検査して修理するためには、容器殺菌装置1の作動を停止させる必要がある。このことも、ボトル10の生産効率を低下させる。
このため、第二実施形態では、容器殺菌装置1の作動を停止させることなく、不具合が生じたエアノズル42から噴射されるエアの流量を増加させるための制御が行われる。具体的には、判定部8は、ボトル10に対する殺菌効率が低下していると判定した場合、エアノズル42に供給されるエアの流量を増加させる。すなわち、判定部8は、エア測定手段44によって測定されたエアの流量が予め定められた基準値未満である場合に、エアノズル42に供給されるエアの流量を増加させる。一方、判定部8は、ボトル10に対する殺菌効率が良好であると判定した場合、エアノズル42に供給されるエアの流量を維持する。すなわち、判定部8は、エア測定手段44によって測定されたエアの流量が予め定められた基準値以上である場合に、エアノズル42に供給されるエアの流量を維持する。
上述したように、各エアノズル42には、熱風供給装置からエアが供給される。このため、熱風供給装置から供給されるエアの流量を増加させることによって、各エアノズル42に供給されるエアの流量を増加させることができる。各エアノズル42に供給されるエアの流量が多くなると、不具合が生じたエアノズル42から噴射されるエアの流量も多くなる。このため、第二実施形態では、ボトル10に対する殺菌効率が低下することを抑制しつつ、ボトル10の生産効率が低下することを抑制することができる。
以下、図9のフローチャートを参照して、第二実施形態において、各エアノズル42に供給されるエアの流量を変更するための制御について説明する。図9は、本発明の第二実施形態におけるエア流量制御の制御ルーチンを示すフローチャートである。本制御ルーチンは、容器殺菌装置1の作動中、判定部8によって所定の実行間隔で繰り返し実行される。
最初に、ステップS21において、判定部8は、エアノズル42から噴射されるエアの流量FRを取得する。エアの流量FRはエア測定手段44によって測定される。次いで、ステップS22において、判定部8は、エアの流量FRが基準値FRref以上であるか否かを判定する。基準値FRrefは、予め定められ、例えば100NL/minである。
ステップS22においてエアの流量FRが基準値FRref未満であると判定された場合、本制御ルーチンはステップS23に進む。ステップS23では、判定部8は、エアノズル42によってエアが噴射されたボトル10に対する殺菌効率が低下していると判定する。次いで、ステップS24において、判定部8は、各エアノズル42に供給されるエアの流量を増加させる。具体的には、判定部8は、熱風供給装置によって供給されるエアの流量を増加させる。エアの流量の増加量は、予め定められた値に設定される。
なお、判定部8は、エア測定手段44によって測定されたエアの流量FRが少ないほど、各エアノズル42に供給されるエアの流量を増加させてもよい。この場合、判定部8は、図10に示したようなマップを用いて、エアの流量FRに基づいて、各エアノズル42に供給されるエアの流量の増加量を設定する。エアの流量の増加量は、図10に実線で示したように、エアの流量FRが少なくなるにつれて線形的に多くされる。また、エアの流量の増加量は、図10に破線で示したように、エアの流量FRが少なくなるにつれて段階的(ステップ状)に多くされてもよい。ステップS24の後、本制御ルーチンは終了する。
一方、ステップS22においてエアの流量FRが基準値FRref以上であると判定された場合、本制御ルーチンはステップS25に進む。ステップS25では、エアノズル42によってエアが噴射されたボトル10に対する殺菌効率が良好であると判定する。ステップS25の後、本制御ルーチンは終了する。この場合、各エアノズル42に供給されるエアの流量が維持される。
<第三実施形態>
第三実施形態に係る容器殺菌装置は、以下に説明する点を除いて、基本的に第一実施形態に係る容器殺菌装置と同様である。このため、以下、本発明の第三実施形態について、第一実施形態と異なる部分を中心に説明する。
第三実施形態では、判定部8は、ボトル10に対する殺菌効率が低下していると判定した場合、エアノズル42からボトル10にエアを噴射する時間を長くする。すなわち、判定部8は、エア測定手段44によって測定されたエアの流量が予め定められた基準値未満である場合に、エアノズル42からボトル10にエアを噴射する時間を長くする。一方、判定部8は、ボトル10に対する殺菌効率が良好であると判定した場合、エアノズル42からボトル10にエアを噴射する時間を維持する。すなわち、判定部8は、エア測定手段44によって測定されたエアの流量が予め定められた基準値以上である場合に、エアノズル42からボトル10にエアを噴射する時間を維持する。
例えば、エアリンスホイール41の回転速度を遅くすることによって、各エアノズル42からボトル10にエアを噴射する時間を長くすることができる。各エアノズル42からボトル10にエアを噴射する時間が長くなると、不具合が生じたエアノズル42からボトル10に噴射されるエアの総量も多くなる。このため、第三実施形態では、ボトル10に対する殺菌効率が低下することを抑制しつつ、ボトル10の生産効率が低下することを抑制することができる。
以下、図11のフローチャートを参照して、第三実施形態において、各エアノズル42からボトル10にエアを噴射する時間を変更するための制御について説明する。図11は、本発明の第三実施形態におけるエア噴射時間制御の制御ルーチンを示すフローチャートである。本制御ルーチンは、容器殺菌装置1の作動中、判定部8によって所定の実行間隔で繰り返し実行される。
最初に、ステップS31において、判定部8は、エアノズル42から噴射されるエアの流量FRを取得する。エアの流量FRはエア測定手段44によって測定される。次いで、ステップS32において、判定部8は、エアの流量FRが基準値FRref以上であるか否かを判定する。基準値FRrefは、予め定められ、例えば100NL/minである。
ステップS32においてエアの流量FRが基準値FRref未満であると判定された場合、本制御ルーチンはステップS33に進む。ステップS33では、判定部8は、エアノズル42によってエアが噴射されたボトル10に対する殺菌効率が低下していると判定する。次いで、ステップS34において、判定部8は、各エアノズル42からボトル10にエアを噴射する時間を長くする。エアの噴射時間の増加量は、予め定められた値に設定される。
なお、判定部8は、エア測定手段44によって測定されたエアの流量FRが少ないほど、各エアノズル42からボトル10にエアを噴射する時間を長くしてもよい。この場合、判定部8は、図12に示したようなマップを用いて、エアの流量FRに基づいて、各エアノズル42からボトル10にエアを噴射する時間の増加量を設定する。エアの噴射時間の増加量は、図12に実線で示したように、エアの流量FRが少なくなるにつれて線形的に多くされる。また、エアの噴射時間の増加量は、図12に破線で示したように、エアの流量FRが少なくなるにつれて段階的(ステップ状)に多くされてもよい。ステップS34の後、本制御ルーチンは終了する。
一方、ステップS32においてエアの流量FRが基準値FRref以上であると判定された場合、本制御ルーチンはステップS35に進む。ステップS35では、エアノズル42によってエアが噴射されたボトル10に対する殺菌効率が良好であると判定する。ステップS35の後、本制御ルーチンは終了する。この場合、各エアノズル42からボトル10にエアを噴射する時間が維持される。
以上、本発明に係る好適な実施形態を説明したが、本発明はこれら実施形態に限定されるものではなく、特許請求の範囲の記載内で様々な修正及び変更を施すことができる。例えば、容器殺菌装置1によって殺菌される容器は、瓶、缶等の他の容器であってもよい。また、エア測定手段44は、各エアノズル42から噴射されるエアの流量を測定できれば、例えば超音波を利用する構成、電磁誘導を利用する構成等といった、ロードセル46以外の他の構成を有してもよい。
1 容器殺菌装置
3 殺菌部
4 エアリンス部
8 判定部
10 プラスチックボトル(容器)
42 エアノズル
44 エア測定手段

Claims (8)

  1. 過酸化水素を含む殺菌ガスで容器を殺菌する殺菌部と、前記殺菌部において殺菌ガスが噴射された前記容器をノズルから噴射されるエアで洗浄するエアリンス部とを備えた容器殺菌装置において、
    前記エアリンス部に、前記ノズルから噴射されるエアの流量を測定する測定手段が設けられることを特徴とする、容器殺菌装置。
  2. 前記測定手段によって測定されたエアの流量に基づいて前記容器に対する殺菌効率を判定する判定部を更に備える、請求項1に記載の容器殺菌装置。
  3. 前記測定手段は、前記ノズルの直下に位置する検出部を有し、該検出部にエアが加えた力に基づいてエアの流量を測定する、請求項1または2に記載の容器殺菌装置。
  4. 前記判定部は、前記測定手段によって測定されたエアの流量が基準値未満である場合に、前記ノズルに供給されるエアの流量を増加させる、請求項2に記載の容器殺菌装置。
  5. 前記判定部は、前記測定手段によって測定されたエアの流量が少ないほど、前記ノズルに供給されるエアの流量を増加させる、請求項4に記載の容器殺菌装置。
  6. 前記判定部は、前記測定手段によって測定されたエアの流量が基準値未満である場合に、前記ノズルから前記容器にエアを噴射する時間を長くする、請求項2に記載の容器殺菌装置。
  7. 前記判定部は、前記測定手段によって測定されたエアの流量が少ないほど、前記ノズルから前記容器にエアを噴射する時間を長くする、請求項6に記載の容器殺菌装置。
  8. 過酸化水素を含む殺菌ガスを容器に噴射する殺菌部と、前記殺菌部において殺菌ガスが噴射された前記容器をエアで洗浄するエアリンス部とを備えた容器殺菌装置によって殺菌される容器に対する殺菌効率判定方法であって、
    前記エアリンス部のノズルから噴射されるエアの流量を測定する工程と、
    測定されたエアの流量に基づいて前記容器に対する殺菌効率を判定する工程と
    を含む、容器に対する殺菌効率判定方法。
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